JP2004269162A - 物品搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな設置スペースで物品の貯留数を多くし、前工程や後工程の停止頻度を低減する。
【解決手段】搬入コンベヤ10から搬送されてくる物品12を蓄積する搬入機構Bは、第1搬入用物品受け群32および第2搬入用物品受け群33を、物品12の受け取り位置Rから受け渡し位置Tに移送する。貯留機構Cは、複数の物品12を収容可能な複数の物品収容体48の夫々を、搬入機構Bの受け渡し位置Tに対応する搬入位置Iから、搬出機構Dの受け取り位置Rに対応する搬出位置Oに移送する。搬出機構Dは、第1搬出用物品受け群62および第2搬出用物品受け群64を、物品12の受け取り位置Rから取り出し位置Tに移送する。搬出機構Dの取り出し位置Tに移送された物品12は、供給コンベヤ13の押送部材68で取り出される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、貯留機能を有する物品搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前工程から不規則な間隔で搬入された物品を、一定の間隔で後工程に搬出可能な装置(バッファ装置)が存在する(例えば、特許文献1参照)。このバッファ装置は、平面略小判状の外周軌道を移動可能なループ状チェンに複数の物品収容区画が形成され、前記ループ状チェンにおける一方の直線移動部に設定された搬入位置において該物品収容区画に収容された物品を、該ループ状チェンを回転して前記物品収容区画を旋回することで、他方の直線移動部に設定された搬出位置まで搬送するよう構成されている。またバッファ装置は、前記ループ状チェン自体を二つのモータでスライドさせるよう構成されており、これら二つのモータを独立して回転、停止制御させることで、前記搬入位置と搬出位置とにおいて、物品収容区画をタイミング的に独立して停止させ、物品を前工程から搬入させると共に後工程に搬出し得るようになっている。
【0003】
前記バッファ装置では、前記ループ状チェンがスライドして搬入位置から搬出位置までの経路(搬入位置から搬出位置までのチェン長さ)を変化することで、両位置間にある物品収容区画で貯留された物品の数を変化させることができる。すなわち、後工程が何らかの原因で一時的に停止し、搬出位置に至った物品収容区画から物品の搬出が不可能となった場合は、前記ループ状チェンを前記経路が伸長する側(物品貯留側)にスライドさせて物品を貯留させることで、前工程からの物品の搬入を引続き行ない得るようになっている。また、前工程から送られてくる物品間の時間的な間隔が大きくなった場合は、前記ループ状チェンが逆向きにスライドされて貯留した物品を引続き等間隔で後工程に向けて搬出するよう構成される。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−278825号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記バッファ装置と前後の工程とを含むラインの処理能力(単位時間の処理数)が大きい場合、後工程の停止時には該装置が直ぐに貯留物品で満杯となってしまい、前工程を停止させなければならない状況となる。また同様に、前工程の停止時には該装置に貯留した物品が直ぐに搬出されて空となってしまい、後工程を停止させなければならない状況となる。すなわち、前記バッファ装置では大きな処理能力には対応し得ず、前工程や後工程を停止させる頻度が多発するおそれがあった。
【0006】
なお、前記ループ状チェンのスライド量を大きくして物品の貯留数を多くすることで、前工程や後工程の停止頻度を低減することは可能であるが、この場合には装置自体が長大化して大きな設置スペースを必要とする問題を招く。
【0007】
【発明の目的】
この発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、小さな設置スペースで物品の貯留数を多くして、前工程や後工程の停止頻度を低減し得る物品搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る物品搬送装置は、
無端索体に配設されて水平面に沿ったループ状軌道を移動する複数の物品収容体の夫々は、物品が載置される受け具を上下に離間して複数備え、前記ループ状軌道上に、物品収容体に物品が搬入される搬入位置と、該搬入位置にて物品収容体に搬入された物品が搬出される搬出位置とが設定され、前記搬入位置に対する物品収容体の移動・停止と、前記搬出位置に対する物品収容体の移動・停止とが独立して行ない得るよう前記無端索体を回転させる貯留用駆動手段を備える貯留機構と、
搬入用の第1無端索体に設けられて鉛直面に沿ったループ状軌道を移動し、物品を支持可能な複数の第1搬入用キャリアからなる第1搬入用物品受け群と、搬入用の第2無端索体に設けられて前記第1搬入用キャリアの軌道と同じ軌道を移動し、物品を支持可能な複数の第2搬入用キャリアからなる第2搬入用物品受け群と、各物品受け群における各々の搬入用キャリアを、物品を受け取る受け取り位置と、前記搬入位置にある物品収容体の受け具と対応して位置する受け渡し位置とに移動させるよう各搬入用の無端索体を回転させると共に、一方の物品受け群が受け取り位置に臨んだ際に、他方の物品受け群が受け渡し位置に臨むように各物品受け群の各搬入用の無端索体を独立して回転させる搬入用駆動手段、および前記受け渡し位置に臨む各搬入用キャリアから前記搬入位置にある前記物品収容体の受け具に物品を送出する搬入用送出手段を備える搬入機構と、
搬出用の第1無端索体に設けられて鉛直面に沿ったループ状軌道を移動し、物品を支持可能な複数の第1搬出用キャリアからなる第1搬出用物品受け群と、搬出用の第2無端索体に設けられて前記第1搬出用キャリアの軌道と同じ軌道を移動し、物品を支持可能な複数の第2搬出用キャリアからなる第2搬出用物品受け群と、各物品受け群における各々の搬出用キャリアを、前記搬出位置にある物品収容体の受け具と対応して位置する受け取り位置と、物品を取り出す取り出し位置とに移動させるよう各搬出用の無端索体を回転させると共に、一方の物品受け群が受け取り位置に臨んだ際に、他方の物品受け群が取り出し位置に臨むように各物品受け群の各搬出用の無端索体を独立して回転させる搬出用駆動手段、および前記搬出位置にある前記物品収容体の受け具から受け取り位置に臨む各搬出用キャリアに物品を送出する搬出用送出手段を備える搬出機構とから構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る物品搬送装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0010】
図1および図2は、実施例に係る物品搬送装置の全体構成を示すものであって、該物品搬送装置Aは、前工程の搬入コンベヤ10により搬送されてくる物品12を1個づつ受け取って蓄積する搬入機構Bと、該搬入機構Bで蓄積された物品12を所定個数単位で受け取って貯留する貯留機構Cと、該貯留機構Cに貯留された物品12を所定個数単位で受け取ると共に、該物品12を1個づつ包装機(図示せず)の供給コンベヤ(後工程)13に受け渡す搬出機構Dとから基本的に構成されている。なお、包装機としては、袋詰機や横型製袋充填機等が適宜に採用される。
【0011】
【搬入コンベヤについて】
前記搬入コンベヤ10は、無端ベルトを水平方向に向けて連続移動して、該ベルトに載置された物品12を所定間隔(一定間隔または不規則な間隔)で搬送するものであって、該コンベヤ10の物品搬送終端部が、前記搬入機構Bにおける物品12の受け取り位置Rに臨むよう設定される。なお、搬入コンベヤ10の物品搬送終端部には、該終端部から放出された物品12が、搬入機構Bに受け取られたことを検知する検知手段(図示せず)が配設されている。
【0012】
【搬入機構について】
前記搬入コンベヤ10の下流側に配設される搬入機構Bは、搬入コンベヤ10から順次搬送されてくる個々の物品12を、左右一対の第1搬入用キャリア14,14あるいは第2搬入用キャリア15,15上に受け入れ支持するよう構成されている。すなわち、搬入コンベヤ10の物品搬送中心を挟む幅方向に離間する左右両側に、図4に示す如く、上下方向に延在する搬入用移送手段16,16が対向的に配設される。両搬入用移送手段16,16の構成は同一であるので、一方の搬入用移送手段16の構成につき説明し、他方の搬入用移送手段16の同一部材には同じ符号を付して示すものとする。
【0013】
前記搬入用移送手段16は、図3および図4に示す如く、搬入機構Bの装置機枠17に配設されたコンベヤフレーム18の上方位置に第1駆動軸19が回転自在に枢支されると共に、下方位置には従動軸20が配設される。なお、第1駆動軸19および従動軸20は、搬入コンベヤ10の物品搬送方向と平行に延在している。第1駆動軸19には、軸方向に所定間隔離間して一対の第1駆動スプロケット21,21が、該第1駆動軸19と夫々一体回転可能に配設される。また、前記従動軸20にも同様に第1従動スプロケット22,22が所定間隔離間して自由回転可能に配設され、各第1駆動スプロケット21と第1従動スプロケット22との間に、第1無端チェン(搬入用の第1無端索体)23が夫々巻掛けられている。第1駆動軸19における両第1駆動スプロケット21,21の間に臨む位置に第1歯車24が軸方向の移動を規制された状態で自由回転自在に外嵌され、該歯車24の軸方向両端部に第2駆動スプロケット25,25が一体回転可能に配設してある。また、前記従動軸20に対応的に第2従動スプロケット26,26が所定間隔離間して自由回転可能に配設され、各第2駆動スプロケット25と第2従動スプロケット26との間に、第2無端チェン(搬入用の第2無端索体)27が夫々巻掛けられる。すなわち、軸方向の外側に一対の第1無端チェン23,23が配設されると共に、その内側に一対の第2無端チェン27,27が配設される。なお、第1駆動軸19に近接してこれと平行な第2駆動軸28がコンベヤフレーム18に回転自在に配設されており、該第2駆動軸28には、第1駆動軸19に配設された前記第1歯車24に噛合する第2歯車29が一体回転可能に配設されている。
【0014】
前記左右の搬入用移送手段16,16における両第1駆動軸19,19は、前記装置機枠17に配設された搬入用第1モータ(サーボモータ)30に接続されて、相互に反対方向に回転するよう構成される。すなわち、搬入用第1モータ30を駆動することにより、左右の第1駆動軸19,19と第1駆動スプロケット21,21,21,21とが一体的に回転して、前記左側の第1無端チェン23,23と右側の第1無端チェン23,23とが相互に逆方向に回転する。また、左右の搬入用移送手段16,16における両第2駆動軸28,28は、装置機枠17に配設された搬入用第2モータ(サーボモータ)31に接続されて、相互に反対方向に回転するよう構成される。すなわち、搬入用第2モータ31を駆動することにより、前記第2歯車29と第1歯車24との噛合作用下に、左右の第2駆動軸28,28と第2駆動スプロケット25,25,25,25とが回転して、前記左側の第2無端チェン27,27と右側の第2無端チェン27,27とが相互に逆方向に回転する。但し、左右の各第1歯車24は第1駆動軸19に対して自由回転自在に外嵌されているので、第2駆動スプロケット25,25は第1駆動軸19の回転とは関係なく回転可能であり、左右の各第1無端チェン23,23と第2無端チェン27,27とは、搬入用第1モータ30と搬入用第2モータ31とにより夫々独立して回転駆動される。なお、左側の搬入用移送手段16における第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27と、右側の搬入用移送手段16における第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27とは、その内側で対向して鉛直方向に延在する内側直線移動部で下方から上方に移動するよう回転される。
【0015】
前記対をなす第1無端チェン23,23間に、その移動方向に所定間隔(一定間隔)で複数(実施例では15個)の第1搬入用キャリア14が架設され、これら複数の第1搬入用キャリア14から第1搬入用物品受け群32が構成される。また対をなす第2無端チェン27,27間に、その移動方向に所定間隔(一定間隔)で複数の第2搬入用キャリア15が架設され、これら複数の第2搬入用キャリア15から第2搬入用物品受け群33が構成される。この第2搬入用キャリア15の移動方向の間隔は、前記第1搬入用キャリア14の移動方向の間隔と同じに設定される。そして、第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27の回転に伴って、第1搬入用キャリア14および第2搬入用キャリア15は、鉛直面に沿った同じループ状軌道を移動するようになっている。第1搬入用物品受け群32を構成する第1搬入用キャリア14,14の移動方向の間隔、および第2搬入用物品受け群33を構成する第2搬入用キャリア15,15の移動方向の間隔は、前記搬入コンベヤ10により搬送されてくる1個の物品12を受け入れ支持し得る寸法に設定される。また第1搬入用キャリア14および第2搬入用キャリア15は、対応する無端チェン23,27が前記内側直線移動部を移動する際に、他方の搬入用移送手段16,16に向けて略水平に延出するよう設定されている。そして、両搬入用移送手段16,16の内側において、左右に対向する第1搬入用キャリア14,14または第2搬入用キャリア15,15は水平状態に整列されて鉛直方向に沿った直線経路を下方から上方へ移動されることで、物品12をその幅方向左右両側の底面で支持して、この直線経路の下端近傍に設定された受け取り位置Rから該直線経路の上方に設定された物品12の受け渡し位置Tまで移送する。なお、該直線経路を移動する際に左右に対向する第1搬入用キャリア14,14および第2搬入用キャリア15,15の間には、後述する搬入用プッシャー35の通過を許容する隙間が形成されるようになっている。
【0016】
実施例において、前記各搬入用移送手段16,16には、第1搬入用物品受け群32と第2搬入用物品受け群33とが2組づつ配設されると共に、その物品移送方向に交互に位置するよう設定される。また、前記受け取り位置Rと受け渡し位置Tとの間隔は、例えば第2搬入用物品受け群33が物品12の受け渡し位置Tに移動して、物品12の受け渡しを行なうために停止された際に、第1搬入用物品受け群32を物品12の受け取り位置Rに臨ませて、左右の第1搬入用キャリア14,14間に物品12の受け入れを行なうための上昇移動を許容し得る間隔に設定されている。これにより、前記搬入コンベヤ10からの物品12の受け入れを中断することなく、所定個数の物品12を貯留機構Cに受け渡すことができるようになっている。
【0017】
前記搬入機構Bでは、左右の第1搬入用物品受け群32,32に物品12を受け入れる際には、前記検知手段の検知信号に基づいて図示しない制御手段により前記搬入用第1モータ30が間欠的に駆動され、左右の第1無端チェン23,23は対向する第1搬入用キャリア14,14が順次受け取り位置Rに臨むピッチで間欠的に上昇するよう設定される。また、第1搬入用物品受け群32,32に所定数(実施例では15個)の物品12が受け入れられると、搬入用第1モータ30の駆動により第1無端チェン23,23を所定速度で回転して、第1搬入用物品受け群32,32を物品12の受け渡し位置Tまで移動させて停止する制御がなされるようになっている。なお、搬入用第2モータ31においても、前記制御手段により同様の制御がなされる。そして、左右の両第1搬入用物品受け群32,32あるいは左右の両第2搬入用物品受け群33,33が、前記受け取り位置Rにて所定個数の物品12を受け入れた後に受け渡し位置Tまで移動する際に、左右の両第2搬入用物品受け群33,33の第2搬入用キャリア15,15、あるいは左右の両第1搬入用物品受け群32,32の第1搬入用キャリア14,14が、前記受け取り位置Rに臨んで搬入コンベヤ10から順次搬送されてくる物品12の受け入れを間断なく継続するよう、両モータ30,31が独立して作動制御される。すなわち、実施例においては、両搬入用移送手段16,16を構成する各第1無端チェン23が巻掛けられる第1駆動スプロケット21と第1従動スプロケット22、各第2無端チェン27が巻掛けられる第2駆動スプロケット25と第2従動スプロケット26、第1駆動軸19を回転駆動する搬入用第1モータ30および第2駆動軸28を回転駆動する搬入用第2モータ31から搬入用駆動手段が構成される。
【0018】
前記搬入機構Bにおける受け渡し位置Tの物品入側(搬入コンベヤ側)には、図3に示す如く、適宜の駆動手段により搬入コンベヤ10から搬入機構Bへの物品送り込み方向の前後に進退移動自在な搬入用プッシャー(搬入用送出手段)35が配設されている。この搬入用プッシャー35は、その送出端が、両搬入用物品受け群32,33と干渉しない物品入側に臨む待機位置と、左右に対向する第1搬入用キャリア14,14および第2搬入用キャリア15,15の間に形成される隙間を通過して、各キャリア14,14,15,15に支持されている物品12を前記貯留機構Cに向けて送出する物品出側(貯留機構側)に臨む作動位置との間を移動するよう設定される。そして、前記制御手段は、第1搬入用物品受け群32,32または第2搬入用物品受け群33,33が前記受け渡し位置Tに臨んだときに、前記搬入用プッシャー35を待機位置から作動位置へ移動させるよう構成される。また搬入用プッシャー35の高さ寸法は、第1搬入用物品受け群32,32または第2搬入用物品受け群33,33に支持されている15個の物品12を一度に送出し得る値に設定してある。
【0019】
前記搬入機構Bの装置機枠17における受け渡し位置Tの物品出側には、物品12の底面を支持する搬入用受け渡し部材36が、前記第1搬入用キャリア14(第2搬入用キャリア15)と同一間隔で同じ数だけ上下方向に離間して配設され、前記搬入用キャリア14,14,15,15から前記搬入用プッシャー35により送出される物品12は、該受け渡し部材36を介して前記貯留機構Cの後述する物品収容体48に搬入されるよう構成される。なお、搬入用受け渡し部材36は、前記搬入用キャリア14,14,15,15と同様に、左右に離間する一対の支持具から構成され、その間に形成された隙間を搬入用プッシャー35が進退移動するようになっている。
【0020】
【貯留機構について】
前記貯留機構Cは、図2に示すように、前記搬入機構Bからの物品12の搬入方向と水平に直交する方向に横長の機枠37を備え、該機枠37には、その長手方向に沿って所定範囲で略水平に往復移動可能に移動体38が配設されている。この移動体38は、上下2つの板状部材を有し、下側の板状部材における各角部位置に軸体39が鉛直姿勢で夫々配設してある。各軸体39の下側に第1スプロケット40が水平に配設されると共に、該軸体39の上側に第2スプロケット41が水平に配設され、何れか1つの軸体39に配設されたスプロケット40,41が一体的に回転するようになっていて、他の軸体39に配設されたスプロケット40,41に関しては個々に自由回転可能となっている(図5参照)。
【0021】
前記機枠37には、独立して回転制御される2基の貯留用のモータ(サーボモータ)42,42が配設されると共に、両モータ42,42により回転駆動される駆動軸43,43が、機枠37の長手方向と交差する方向に離間して、後述する搬入位置I側と搬出位置O側とに回転自在に配設されている。各駆動軸43には、駆動用スプロケット44が配設され、該駆動用スプロケット44は、前記第1スプロケット40と対応するレベル位置に臨んでいる。そして図7に示す如く、4つの第1スプロケット40,40,40,40および両駆動用スプロケット44,44間に駆動用無端チェン45が巻掛けられている。回転駆動源としての正逆回転可能な前記モータ42により各駆動用スプロケット44が独立して回転駆動されることで、後述するように、物品収容体48の搬入位置Iに対する移動・停止と、物品収容体48の搬出位置Oに対する移動・停止とをタイミング的に独立して行なうよう構成される。すなわち、実施例においては、4つの第1スプロケット40,40,40,40、一対の駆動用スプロケット44,44、駆動用無端チェン45および一対のモータ42,42から貯留用駆動手段が構成される。
【0022】
なお、前記機枠37には、図7に示す如く、各駆動用スプロケット44を挟む両側位置に、駆動用無端チェン45に噛合するテンション用スプロケット46,46が夫々回転可能に配設され、該駆動用無端チェン45を常に駆動用スプロケット44に押付けるようになっている。また、貯留用駆動手段を構成するスプロケット40,44や駆動用無端チェン45、および第2スプロケット41や従動用無端チェン49(後述)は、歯付きプーリや歯付きベルト等、その他の回転体や索体に変更可能である。
【0023】
前記移動体38における上側の板状部材の上面には、前記4つの第2スプロケット41,41,41,41を取り囲むように、略角丸長方形に形成されたループ状の案内部材47が配設され、該案内部材47に、複数の物品収容体48が移動可能に配設されている(図6参照)。また、4つの第2スプロケット41,41,41,41間には、無端索体としての従動用無端チェン49が巻掛けられて、4つの直線部を有する略角丸長方形のループを形成するようになっている。そして、該従動用無端チェン49に、前記各物品収容体48が連結部材50を介して相互に回動可能に連結され、前記貯留用駆動手段により従動用無端チェン49を所定方向に回転させることで、各物品収容体48が水平面に沿った同じループ状軌道を移動するよう構成される。なお、このループ状軌道における長尺な一対の直線部の一方に対応して物品12の搬入位置Iが設定されると共に、他方に対応して物品12の搬出位置Oが設定され、該搬入位置Iが前記搬入機構Bにおける受け渡し位置Tに対応するよう構成されている。
【0024】
前記各物品収容体48は同一構成であって、案内部材47に配設される平板状の基部51における移動方向の前後に、一対の支持板52,52が立設されている。両支持板52,52の対向面には、上下方向に一定間隔で受け具53が複数平行に配設されており、対向する一対の受け具53,53により物品12の収納部が形成されるようになっている。なお、各支持板52に対する受け具53の配設数は、前記搬入機構Bにおける第1搬入用物品受け群32(第2搬入用物品受け群33)の第1搬入用キャリア14(第2搬入用キャリア15)の配設数と同数(15個)とされると共に、上下の受け具53,53の離間寸法は、上下の第1搬入用キャリア14,14(第2搬入用キャリア15,15)の離間寸法と略同一に設定される。すなわち、物品収容体48が搬入位置Iに位置決めされたときには、各受け具53が、搬入機構Bの受け渡し位置Tに位置決めされている第1搬入用物品受け群32における各第1搬入用キャリア14または第2搬入用物品受け群33における各第2搬入用キャリア15と対応して略同一水平位置に臨み、該搬入機構Bからの物品12を受け入れ得るよう構成される。また、水平方向で対向する一対の受け具53,53の間に隙間が形成され、物品収容体48が搬出位置Oに位置決めされた際に、後述する搬出用プッシャー57が該隙間を通過することで、受け具53,53に支持されている物品12を送出し得るよう構成されている。なお、前記両支持板52,52の上端間に架設された連結板54に案内ローラ55が配設され、前記搬入位置Iおよび搬出位置Oの夫々に対応する部位に配設されて案内ローラ55が転動する上部ガイドレール56により、搬入位置Iおよび搬出位置Oにおいては各物品収容体48は上下で安定的に支持されるようになっている(図5参照)。
【0025】
前記制御手段は、前記搬入用プッシャー35の動作、すなわち前記検知手段の検知信号に基づき、前記両モータ42,42のうち搬入位置I側のモータ42を正転方向に所定量回転させ、前記移動体38が搬入位置Iでの物品収容体48の移動方向前側(図2の下側)に移動して、該物品収容体48が配設間隔分(1ピッチ分)移動されると共に、搬入位置Iに対応して空の物品収容体48が停止される。また前記制御手段は、前記供給コンベヤ13(押送部材68)の動作に基づき、前記両モータ42,42のうち搬出位置O側のモータ42を正転方向に所定量回転させ、前記移動体38が搬出位置Oでの物品収容体48の移動方向前側(図2の上側)に移動して、該物品収容体48は1ピッチ分移動されると共に、搬出位置Oに対して物品12が収容されている次の物品収容体48が停止される。
【0026】
【搬出機構について】
前記貯留機構Cを挟んで前記搬入機構Bとは反対側に配設される搬出機構Dの構成は、基本的には搬入機構Bと同一であるので、異なる部分についてのみ説明する。また、同一部材には同じ符号を付して示すものとする。すなわち、図8および図9に示す如く、搬出機構Dの装置機枠58には、貯留機構Cからの物品搬出中心を挟む幅方向に離間する左右両側に、上下方向に延在する搬出用移送手段59,59が対向的に配設される。各搬出用移送手段59は、前述した搬入用移送手段16と同様に、第1駆動軸19、従動軸20、第1駆動スプロケット21、第1従動スプロケット22、搬出用の第1無端索体としての第1無端チェン23、第2駆動スプロケット25、第2従動スプロケット26、搬出用の第2無端索体としての第2無端チェン27、第1歯車24、第2歯車29、第2駆動軸28から構成され、両搬出用移送手段59,59の第1無端チェン23および第2無端チェン27が、夫々搬出用第1モータ(サーボモータ)60および搬出用第2モータ(サーボモータ)61により独立して回転駆動されるようになっている。但し、搬出機構Dにおいては、コンベヤフレーム18の上方位置に従動軸20が配設されると共に、下方位置に第1および第2駆動軸19,28が配設してある。
【0027】
また搬出機構Dにおいては、左側の搬出用移送手段59における第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27と、右側の搬出用移送手段59における第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27とは、その内側で対向して鉛直方向に延在する内側直線移動部で上方から下方に移動するよう回転される。
【0028】
前記対をなす第1無端チェン23,23間に、第1搬出用物品受け群62を構成する複数(実施例では15個)の第1搬出用キャリア63が、その移動方向に所間隔(一定間隔)で架設されると共に、対をなす第2無端チェン27,27間に、第2搬出用物品受け群64を構成する複数(実施例では15個)の第2搬出用キャリア65が、その移動方向に所間隔(一定間隔)で架設される。この第2搬出用キャリア65の移動方向の間隔は、前記第1搬出用キャリア63の移動方向の間隔と同じに設定される。そして、第1無端チェン23,23および第2無端チェン27,27の回転に伴って、第1搬出用キャリア63および第2搬出用キャリア65は、鉛直面に沿った同じループ状軌道を移動するようになっている。第1搬出用物品受け群62を構成する第1搬出用キャリア63,63の移動方向の間隔、および第2搬出用物品受け群64を構成する第2搬出用キャリア65,65の移動方向の間隔は、前記貯留機構Cから搬出される1個の物品12を受け入れ支持し得る寸法に設定される。また第1搬出用キャリア63および第2搬出用キャリア65は、対応する無端チェン23,27が前記内側直線移動部を移動する際に、他方の搬出用移送手段59,59に向けて略水平に延出するよう設定されている。そして、両搬出用移送手段59,59の内側において、左右に対向する第1搬出用キャリア63,63または第2搬出用キャリア65,65は、水平状態に整列されて鉛直方向に沿った直線経路を上方から下方へ移動されることで、前記物品12をその幅方向左右両側の底面で支持して、この直線経路上において前記貯留機構Cの搬出位置Oに対応して設定された受け取り位置Rから、該直線経路の下端近傍に設定された取り出し位置Tまで移送する。なお、該直線経路を移動する際に左右に対向する第1搬出用キャリア63,63および第2搬出用キャリア65,65の間には、後述する押送部材68の通過を許容する隙間が形成されるようになっている。また前記受け取り位置Rでは、このように構成された第1搬出用物品受け群62の各第1搬出用キャリア63,63または第2搬出用物品受け群64の第2搬出用キャリア65,65が、前記物品収容体48の各受け具53,53と対応して略同一水平面に臨むよう設定される。
【0029】
実施例において、前記各搬出用移送手段59,59には、第1搬出用物品受け群62と第2搬出用物品受け群64とが2組づつ配設されると共に、その物品移送方向に交互に位置するよう設定される。また、前記受け取り位置Rと取り出し位置Tとの間隔は、例えば第2搬出用物品受け群64が物品12の取り出し位置Tに移動して、物品12が取り出されるために下降移動する際に、第1搬出用物品受け群62を物品12の受け取り位置Rに臨ませて、全ての第1搬出用キャリア63,63間に物品12の受け入れを行ない得る間隔に設定されている。これにより、個々の物品12の前記供給コンベヤ13による取り出しを中断することなく、前記貯留機構Cからの物品12の受け入れを行ない得るようになっている。
【0030】
前記搬出機構Dにおいて受け取り位置Rに臨む左右の第1搬出用物品受け群62,62に物品12が受け入れられると、前記制御手段により前記搬出用第1モータ60が駆動され、第1無端チェン23,23を所定速度で回転して、第1搬出用物品受け群62,62を物品12の受け取り位置Rから取り出し位置Tに向けて移動させて停止する制御がなされる。すなわち、前記供給コンベヤ13における押送部材68が取り出し位置Tに到来するタイミングで前記制御手段により前記搬出用第1モータ60が間欠的に駆動され、左右の第1無端チェン23,23は対向する第1搬出用キャリア63,63が順次取り出し位置Tに臨むピッチで間欠的に下降するよう設定されている。なお、搬出用第2モータ61においても、前記制御手段により同様の制御がなされる。そして、左右の両第1搬出用物品受け群62,62あるいは左右の両第2搬出用物品受け群64,64が、前記取り出し位置Tに臨んで供給コンベヤ13による物品12の取り出しを間断なく継続しているもとで、左右の両第2搬出用物品受け群64,64あるいは左右の両第1搬出用物品受け群62,62が、受け取り位置Rまで移動して次の物品12の受け取りを行ない得るよう、両モータ60,61が独立して作動制御される。すなわち、実施例においては、両搬出用移送手段59,59を構成する各第1無端チェン23が巻掛けられる第1駆動スプロケット21と第1従動スプロケット22、各第2無端チェン27が巻掛けられる第2駆動スプロケット25と第2従動スプロケット26、第1駆動軸19を回転駆動する搬出用第1モータ60および第2駆動軸28を回転駆動する搬出用第2モータ61から搬出用駆動手段が構成される。
【0031】
前記搬出機構Dは、前記搬出位置Oに臨む物品収容体48から所定個数の物品12を、受け取り位置Rに臨む第1搬出用物品受け群62,62または第2搬出用物品受け群64,64に向けて送出する搬出用プッシャー(搬出用送出手段)57を備える。この搬出用プッシャー57は、図5に示す如く、前記貯留機構Cにおける搬出位置Oの物品入側(物品収容体48のループ状軌道内側)に配設され、適宜の駆動手段により前記案内部材47の直線部と水平に直交する方向の前後に進退移動するよう構成される。すなわち搬出用プッシャー57は、その送出端が、物品収容体48と干渉しない物品入側に臨む待機位置と、左右に対向する受け具53,53の間に形成される隙間を通過して、各受け具53,53に支持されている物品12を前記搬出用物品受け群62,64に向けて送出する物品出側(搬出用移送手段59,59の配設側)に臨む作動位置との間を移動するよう設定される。そして、前記制御手段は、前記貯留機構Cの搬出位置Oに物品12を収容した物品収容体48が臨むと共に、第1搬出用物品受け群62,62または第2搬出用物品受け群64,64が前記受け取り位置Rに臨んだときに、前記搬出用プッシャー57を待機位置から作動位置へ移動させるよう構成される。また搬出用プッシャー57の高さ寸法は、物品収容体48に支持されている15個の物品12を一度に送出し得る値に設定してある。
【0032】
前記搬出機構Dの装置機枠58における受け取り位置Rの物品入側(貯留機構側)には、物品12の底面を支持する搬出用受け渡し部材66が、前記第1搬出用キャリア63(第2搬出用キャリア65)と略同一間隔で同じ数だけ上下方向に離間して配設され、前記物品収容体48から前記搬出用プッシャー57により送出される物品12は、該受け渡し部材66を介して前記第1搬出用物品受け群62,62あるいは第2搬出用物品受け群64,64に搬出されるよう構成される。なお、搬出用受け渡し部材66は、前記搬出用キャリア63,63,65,65と同様に、左右に離間する一対の支持具から構成され、その間に形成された隙間を搬出用プッシャー57が進退移動するようになっている。
【0033】
【供給コンベヤについて】
前記搬出機構Dにおける搬出用移送手段59,59の下方には、搬出機構Dから物品12を1個ずつ取り出して包装機に向けて移送する前記供給コンベヤ13が配設されている。この供給コンベヤ13は、前記取り出し位置Tにおける両搬出用移送手段59,59の間を、搬出機構Dの物品移送方向と交差する水平方向に一定速度で移動する無端チェン(無端索体)67に、押送部材68を一定間隔で複数設けて構成され、該押送部材68が、取り出し位置Tに臨む前記第1搬出用キャリア63,63または第2搬出用キャリア65,65の間に形成される隙間を通過するようになっている。また、搬出機構Dの取り出し位置Tから供給コンベヤ13による物品移送方向の下流側に、図2に示す如く、該物品移送方向と水平に交差する左右方向に離間する一対のテーブル69,69が略水平に配設され、両テーブル69,69間に形成される隙間から上方に前記押送部材68が突出するよう構成されている。すなわち、前記押送部材68が搬出機構Dの取り出し位置Tに到来するタイミングで、前記第1搬出用物品受け群62,62あるいは第2搬出用物品受け群64,64の各搬出用キャリア63,63,65,65が取り出し位置Tに1ピッチずつ移動して停止し、該押送部材68が物品12を後側から押送して搬出用キャリア63,63,65,65から取り出してテーブル69,69上に移載するようになっている。そして、テーブル69,69上の物品12は、引続き押送部材68により押送されて包装機に供給されるよう構成される。なお、前記搬出機構Dにおいて各搬出用物品受け群62,64の搬出用キャリア63,65を取り出し位置Tに停止させる制御、各搬出用物品受け群62,64を受け取り位置Rに停止させる制御、および前記貯留機構Cにおいて物品収容体48を搬出位置Oに停止させる制御は、前記供給コンベヤ13における押送部材68の動作に基づいて前記制御手段により行なわれる。
【0034】
【実施例の作用】
次に、前述した実施例に係る物品搬送装置の作用につき説明する。なお、前記搬入機構Bにおいては、第1搬入用物品受け群32,32における移動方向最前部の第1搬入用キャリア14,14が物品12の受け取り位置Rに臨んでいるものとする(図4参照)。
【0035】
前記搬入コンベヤ10により搬送されてくる物品12は、その物品搬送終端部から前記第1搬入用キャリア14,14に向けて放出され、該物品12は、第1搬入用キャリア14,14により底面における幅方向の両側が支持される。そして、前記検知手段により第1搬入用キャリア14,14に物品12が受け入れられたことが検知されると、前記搬入用第1モータ30により第1無端チェン23,23が第1搬入用キャリア14の配設間隔分のピッチで間欠的に上昇する。前記動作を繰返し、第1搬入用物品受け群32,32に15個の物品12が受け入れられると、後続して配置された第2搬入用物品受け群33,33における移動方向最前部の第2搬入用キャリア15,15が受け取り位置Rに到来するよう、前記搬入用第2モータ31により第2無端チェン27,27が回転される。そして、引続き物品12が第2搬入用キャリア15,15に受け入れられる毎に、該搬入用キャリア15,15が配設間隔分のピッチで間欠的に上昇することで、搬入コンベヤ10からの物品12の受け入れが間断なく行なわれる。
【0036】
前記第1搬入用物品受け群32,32に15個の物品12が受け入れられると、第1無端チェン23,23は前記搬入用第1モータ30により所定速度で回転され、第1搬入用物品受け群32,32は物品12の受け渡し位置Tまで上昇して停止位置決めされる。次いで、前記搬入用プッシャー35が待機位置から作動位置に向けて前進移動され、該プッシャー35が受け渡し位置Tに臨む各第1搬入用キャリア14,14の間に形成されている隙間を通過する過程で、15個の物品12が一度に送出されて、前記貯留機構Cの搬入位置Iに位置め停止されている前記物品収容体48に一度に搬入される。
【0037】
前記搬入位置Iの物品収容体48に物品12が搬入されると、前記搬入位置I側のモータ42が所定量回転制御され、前記従動用無端チェン49が回転し、物品収容体48が配設間隔分(1ピッチ分)移動されて、空の物品収容体48が搬入位置Iに対応して停止される。このように、前記搬入機構Bから物品収容体48に所定個数単位の物品12が搬入される毎に、従動用無端チェン49を1ピッチ分移動する動作を繰返すことで、当該貯留機構Cには、複数の物品収容体48の夫々に複数の物品12が貯留される。
【0038】
前記物品12が貯留された物品収容体48が搬出位置Oに到来し、前記搬出機構Dにおける第1搬出用物品受け群62,62(または第2搬出用物品受け群64,64)が受け取り位置Rに臨んでいれば、物品搬出が可能となる。すなわち、前記搬出用プッシャー57が待機位置から作動位置に向けて前進移動され、該プッシャー57が搬出位置Oに臨む物品収容体48における対向する受け具53,53の間に形成されている隙間を通過する過程で、15個の物品12が一度に送出されて、前記受け取り位置Rに臨んでいる第1搬出用物品受け群62,62に一度に搬出される。
【0039】
前記貯留機構Cにおいて、物品12の搬入動作中に物品12が搬出される際には、搬出位置O側のモータ42が独立して正転方向に回転制御され、前記移動体38が搬出位置Oでの物品収容体48の移動方向前側に移動し、物品12が貯留されている次の物品収容体48が搬出位置Oに停止されることで、物品12の搬出が可能となる。このとき搬入位置Iに臨む物品収容体48の位置は変わらない。また物品12の搬出動作中において、物品12が搬入される際には、搬入位置I側のモータ42が独立して正転方向に回転制御され、前記移動体38が搬入位置Iでの物品収容体48の移動方向前側に移動し、搬入位置Iに空の物品収容体48が停止されることで、物品12の搬入が可能となる。このとき搬出位置Oに臨む物品収容体48の位置は変わらない。すなわち、2基の貯留用のモータ42,42を夫々独立して回転制御することで、物品収容体48を搬入位置Iに対応するように移動および停止させる動作と、搬出位置Oに対応するように移動および停止させる動作とが独立して行なわれる。そして、例えば前記供給コンベヤ13(包装機)が一時停止したような場合は、搬入位置I側のモータ42のみが回転制御されて前記移動体38が前述のように移動し、貯留機構Cにおいて物品12の貯留量が増加する。また、前記搬入コンベヤ10により搬送されてくる物品12が途切れたような場合は、搬出位置O側のモータ42のみが回転制御されて前記移動体38が前述のように移動して、貯留された物品12が貯留機構Cから搬出される。
【0040】
前記搬出機構Dでは、前記第1搬出用物品受け群62,62に15個の物品12が受け入れられると、第1無端チェン23,23は前記搬出用第1モータ60により所定速度で回転され、第1搬出用物品受け群62,62は物品12の取り出し位置Tに向けて下降して、その移動方向最前部の第1搬出用キャリア63,63が取り出し位置Tに停止位置決めされる。また、後続して配置された第2搬出用物品受け群64,64が受け取り位置Rに到来するよう、前記搬出用第2モータ61により第2無端チェン27,27が回転され、前記貯留機構Cからの物品搬出が可能となる。
【0041】
前記供給コンベヤ13の押送部材68が前記取り出し位置Tに到来すると、前記第1搬出用キャリア63,63に支持されている物品12が、該押送部材68により押送されて前記テーブル69,69上に移載される。そして、テーブル69,69上の物品12は、引続き押送部材68により押送されて包装機に供給される。また、後続する押送部材68が取り出し位置Tに到来するタイミングと対応して、前記搬出用第1モータ60により第1無端チェン23,23が第1搬出用キャリア63の配設間隔分のピッチで間欠的に下降することで、前記供給コンベヤ13により物品12が順次取り出されて一定間隔毎に包装機に向けて供給される。
【0042】
前記動作を繰返し、第1搬出用物品受け群62,62から全て(15個)の物品12が供給コンベヤ13に取り出されると、前記受け取り位置Rにおいて貯留機構Cからの物品12を受け入れた第2搬出用物品受け群64,64における移動方向最前部の第2搬出用キャリア65,65が取り出し位置Tに到来するよう、前記搬出用第2モータ61により第2無端チェン27,27が回転される。そして、引続き前記押送部材68が取り出し位置Tに到来するタイミングで、該搬出用キャリア65,65が配設間隔分のピッチで間欠的に下降することで、供給コンベヤ13による物品12の取り出しが間断なく行なわれる。
【0043】
前述した実施例に係る物品搬送装置Aでは、前記貯留機構Cの各物品収容体48に複数の物品12を収容するよう構成したことで、小さな設置面積でより多くの物品12を貯留することができる。従って、供給コンベヤ13(包装機)が停止した場合に搬入コンベヤ10まで停止させる頻度が少なくなり、また搬入コンベヤ10が停止したり該搬入コンベヤ10から搬送されてくる物品間に時間的な間隔が空いた場合に供給コンベヤ13まで停止させる頻度が少なくなり、両コンベヤ10,13を含むライン全体としての停止頻度が減少し、効率の低下を抑制することができる。
【0044】
【変更例】
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.搬入機構Bにおいては、搬入用キャリア14,15を配設した搬入用の無端チェン23,27を左右両側に設けたが、例えば、高さの高い物品等では、この無端チェン23,27を左右一方にのみ設け、搬入用プッシャー35を櫛歯状に形成して、各搬入用キャリア14,15上の物品12を押送するようにしてもよい。この場合、貯留機構Cの物品収容体48に配設される受け具53については、左右に離間する一対のものでなく、一体で底部に隙間のないものであってもよい。
また、搬出用プッシャー57や搬出機構Dの搬出用キャリア63,65を、前述したと同様に形成してもよい。なお、搬出機構Dにおける搬出用の無端チェン23,27を左右一方にのみ設けた場合、搬出用キャリア63,65上の物品12を、横型製袋充填機等の包装機へ向けて物品12を供給する供給コンベヤ13の隣接する押送部材68,68の間に落下等させることで対応し得る。
2.搬入機構Bにおいて、各搬入用キャリア14,15に複数個(例えば2個以上)の物品12が受け入れられる毎に、各搬入用キャリア14,15を1ピッチ移動させる態様でもよい。この場合、搬入コンベヤ10から物品12を受け取る際の各搬入用キャリア14,15の停止位置(受け取り位置R)は1個の場合より低い位置に設定される。そして、横型製袋充填機等の包装機へ向けて物品12を供給する供給コンベヤ13の隣接する押送部材68,68の間に、この複数個の物品12が搬出機構Dから受け渡されるようにする。
3.搬入機構Bの搬入用物品受け群32,33、貯留機構Cの物品収容体48および搬出機構Dの搬出用物品受け群62,64に受け入れられる物品12の数は、実施例の数(15個)に限定されるものでなく、任意の数に設定可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明の請求項1に係る物品搬送装置によれば、貯留機構に配設した複数の物品収容体の夫々に複数の物品を多段で貯留するよう構成したから、装置の設置面積を大きくすることなく物品の貯留量を増大することができる。すなわち、後工程が停止した場合や、前工程が停止したり、前工程から搬送されてくる物品間に時間的な間隔が空いた場合でも、貯留量が多いから更に前工程や後工程まで停止させる頻度を少なくすることができ、前工程、後工程を含んだライン全体としての停止頻度が減少し、効率の低下を抑制し得る。
【0046】
請求項2に係る物品搬送装置では、搬出機構の左右で対をなす搬出用キャリアで支持されている物品を、その間に形成された隙間を通過する押送部材で取り出すよう構成したから、該物品の確実かつ安定的な取り出しを達成し得る。また請求項3に係る物品搬送装置では、一定速度で移動する無端索体に一定間隔で設けた押送部材が取り出し位置に到来するタイミングと対応して、搬出機構の搬出用キャリアを取り出し位置に移動するよう構成したから、後工程に物品を一定間隔で供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る物品搬送装置を示す概略縦断側面図である。
【図2】実施例に係る物品搬送装置を示す概略平面図である。
【図3】実施例に係る搬入機構を示す概略縦断側面図である。
【図4】実施例に係る搬入機構の概略縦断正面図である。
【図5】実施例に係る貯留機構を示す概略縦断側面図である。
【図6】実施例に係る貯留機構を搬入位置側から見た概略縦断正面図である。
【図7】実施例に係る貯留機構の駆動系を示す概略平面図である。
【図8】実施例に係る搬出機構を示す概略縦断側面図である。
【図9】実施例に係る搬出機構の概略縦断正面図である。
【符号の説明】
12 物品
14 第1搬入用キャリア
15 第2搬入用キャリア
21 第1駆動スプロケット(搬入用駆動手段,搬出用駆動手段)
22 第1従動スプロケット(搬入用駆動手段,搬出用駆動手段)
23 第1無端チェン(搬入用、搬出用の第1無端索体)
25 第2駆動スプロケット(搬入用駆動手段,搬出用駆動手段)
26 第2従動スプロケット(搬入用駆動手段,搬出用駆動手段)
27 第2無端チェン(搬入用、搬出用の第2無端索体)
30 搬入用第1モータ(搬入用駆動手段)
31 搬入用第2モータ(搬入用駆動手段)
32 第1搬入用物品受け群
33 第2搬入用物品受け群
35 搬入用プッシャー(搬入用送出手段)
40 第1スプロケット(貯留用駆動手段)
42 モータ(貯留用駆動手段)
44 駆動用スプロケット(貯留用駆動手段)
45 駆動用無端チェン(貯留用駆動手段)
48 物品収容体
49 従動用無端チェン(無端索体)
53 受け具
57 搬出用プッシャー(搬出用送出手段)
60 搬出用第1モータ(搬出用駆動手段)
61 搬出用第2モータ(搬出用駆動手段)
62 第1搬出用物品受け群
63 第1搬出用キャリア
64 第2搬出用物品受け群
65 第2搬出用キャリア
67 無端チェン(無端索体)
68 押送部材
B 搬入機構
C 貯留機構
D 搬出機構
I 搬入位置
O 搬出位置
搬入機構の受け取り位置
搬入機構の受け渡し位置
搬出機構の受け取り位置
搬出機構の取り出し位置

Claims (3)

  1. 無端索体(49)に配設されて水平面に沿ったループ状軌道を移動する複数の物品収容体(48)の夫々は、物品(12)が載置される受け具(53)を上下に離間して複数備え、前記ループ状軌道上に、物品収容体(48)に物品(12)が搬入される搬入位置(I)と、該搬入位置(I)にて物品収容体(48)に搬入された物品(12)が搬出される搬出位置(O)とが設定され、前記搬入位置(I)に対する物品収容体(48)の移動・停止と、前記搬出位置(O)に対する物品収容体(48)の移動・停止とが独立して行ない得るよう前記無端索体(49)を回転させる貯留用駆動手段(40,42,44,45)を備える貯留機構(C)と、
    搬入用の第1無端索体(23)に設けられて鉛直面に沿ったループ状軌道を移動し、物品(12)を支持可能な複数の第1搬入用キャリア(14)からなる第1搬入用物品受け群(32)と、搬入用の第2無端索体(27)に設けられて前記第1搬入用キャリア(14)の軌道と同じ軌道を移動し、物品(12)を支持可能な複数の第2搬入用キャリア(15)からなる第2搬入用物品受け群(33)と、各物品受け群(32,33)における各々の搬入用キャリア(14,15)を、物品(12)を受け取る受け取り位置(R)と、前記搬入位置(I)にある物品収容体(48)の受け具(53)と対応して位置する受け渡し位置(T)とに移動させるよう各搬入用の無端索体(23,27)を回転させると共に、一方の物品受け群(32,33)が受け取り位置(R)に臨んだ際に、他方の物品受け群(33,32)が受け渡し位置(T)に臨むように各物品受け群(32,33)の各搬入用の無端索体(23,27)を独立して回転させる搬入用駆動手段(21,22,25,26,30,31)、および前記受け渡し位置(T)に臨む各搬入用キャリア(14,15)から前記搬入位置(I)にある前記物品収容体(48)の受け具(53)に物品(12)を送出する搬入用送出手段(35)を備える搬入機構(B)と、
    搬出用の第1無端索体(23)に設けられて鉛直面に沿ったループ状軌道を移動し、物品(12)を支持可能な複数の第1搬出用キャリア(63)からなる第1搬出用物品受け群(62)と、搬出用の第2無端索体(27)に設けられて前記第1搬出用キャリア(63)の軌道と同じ軌道を移動し、物品(12)を支持可能な複数の第2搬出用キャリア(65)からなる第2搬出用物品受け群(64)と、各物品受け群(62,64)における各々の搬出用キャリア(63,65)を、前記搬出位置(O)にある物品収容体(48)の受け具(53)と対応して位置する受け取り位置(R)と、物品(12)を取り出す取り出し位置(T)とに移動させるよう各搬出用の無端索体(23,27)を回転させると共に、一方の物品受け群(62,64)が受け取り位置(R)に臨んだ際に、他方の物品受け群(64,62)が取り出し位置(T)に臨むように各物品受け群(62,64)の各搬出用の無端索体(23,27)を独立して回転させる搬出用駆動手段(21,22,25,26,60,61)、および前記搬出位置(O)にある前記物品収容体(48)の受け具(53)から受け取り位置(R)に臨む各搬出用キャリア(63,65)に物品(12)を送出する搬出用送出手段(57)を備える搬出機構(D)とから構成した
    ことを特徴とする物品搬送装置。
  2. 前記搬出機構(D)の各搬出用キャリア(63,65)および各搬出用の無端索体(23,27)は、前記物品収容体(48)から搬出用キャリア(63,65)への物品送出方向と水平に交差する左右両側に設けられて、対をなす左右の搬出用キャリア(63,63,65,65)で物品(12)を支持するよう構成されると共に、該搬出用キャリア(63,65)が直線移動する下降端の付近に設けられた前記取り出し位置(T)において、対をなす左右の搬出用キャリア(63,63,65,65)間に形成される隙間を押送部材(68)が通過することで物品(12)を取り出すよう構成される請求項1記載の物品搬送装置。
  3. 前記押送部材(68)は、一定速度で移動する無端索体(67)に一定間隔で設けられ、前記搬出用キャリア(63,65)は、この押送部材(68)が前記取り出し位置(T)に到来するタイミングと対応して該取り出し位置(T)に移動するよう前記搬出用の無端索体(23,27)が搬出用駆動手段(21,22,25,26,60,61)により回転される請求項2記載の物品搬送装置。
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