JP2004267915A - スプリンクラー - Google Patents

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Haruji Furuta
東司 古田
Hitoshi Komoto
等 香本
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KYORITSU METAL INDUSTRIAL CO Ltd
Yanmar Co Ltd
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KYORITSU METAL INDUSTRIAL CO Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】高さ調節機構を備えたスプリンクラーにおいて、構成部材の破損や異常音を生じないような衝撃緩和機構を有するスプリンクラーを提供するものである。
【解決手段】本体が高さ方向に伸張して散水を行うスプリンクラー1において、スプリンクラー1の高さ調節機構12が内筒3の上端に配設された上部ステー13と、該ステーより該内筒の摺動方向下方に突設された調節ロッド14と、該調節ロッド14の下方に設けられた掛止体19と、外筒2の外周面に高さ方向に関して摺動・掛止自在に嵌装された調節ステー18と、該掛止体19と調節ステー18との間に介設された緩衝バネ26とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送水圧により本体が高さ方向に伸張して散水を行うスプリンクラーの高さ調整機構の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、摺動可能に嵌装された外筒と内筒の二本の異径筒からなる本体が、送水圧により高さ方向に摺動・伸張して散水を行うスプリンクラーの技術は公知となっている。
例えば、本体が常時地上に表出した(または埋設した)状態で配設され、送水時には更に高さ方向に伸張して散水作業を行うスプリンクラーが提案されている。該スプリンクラーには伸張ストローク(高さ)を調節する機構が設けられており、スプリンクラーの伸張ストロークが大きい場合、伸張ストロークによって本体上端に配設されたノズルの地上高も大きく変化し、結果として散水距離が大きく変化するため、使用状況に応じて散水距離を調節することができる(特許文献1参照)。
【0003】
また、スプリンクラーの高さ方向への摺動・伸張おいて、従来の機構であれば、スプリンクラーの内筒の摺動動作により、特に上昇時において外筒と内筒の当接面が衝撃を受けることになる。この衝撃を緩和するために、外筒と内筒の間であって、外筒の内周面に設けられたストッパー下部に、内筒が挿通されたバネを有するスプリンクラーが提案されている(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−277566公報
【特許文献2】
実開平6−52946公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスプリンクラーにおいては以下のような課題があった。
すなわち、高さ調整機構を備えているスプリンクラーであっても、本体を構成する外筒と内筒を鎖等で連結し、該鎖の長さを調整することにより散水時のスプリンクラーの高さを調整していたため、送水圧の脈動によりスプリンクラーが上下に振動して、鎖から異常音が発生するという問題があった。
【0006】
また、散水の方向を一定にするため、高さ方向に摺動する内筒が外筒に対して軸中心に回転しないようにする必要があるが、従来のスプリンクラーでは外筒の内周面に摺動方向にガイドを設け、内筒の外周面の摺動方向に該ガイドを嵌合する溝を形成するなど、製造コストの高い複雑な回り止め機構を配設する必要があった。
【0007】
さらに、前記特許文献2で提案されたスプリンクラーは、内筒の上昇時に外筒と内筒の当接面がうける衝撃を緩和することはできるものの、スプリンクラーの高さ調整機構を備えていないため、スプリンクラーの高さを任意に調節することができないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明においては、スプリンクラーの高さ調整機構に関し前記従来の課題を解決するもので、構成部材の破損や異常音を生じないような衝撃緩和機構を備えたスプリンクラーを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの下方に設けられたロッド掛止部と、外筒の外周面に高さ方向に関して摺動・掛止自在に嵌装された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなるものである。
【0010】
また、請求項2においては、本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの高さ方向に関して位置調整可能なロッド掛止部と、外筒の外周面に配設された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るスプリンクラーの第一実施例を示す斜視図、図2は本発明に係るスプリンクラーの第一実施例を示す断面図、図3は本発明に係るスプリンクラーの第二実施例を示す斜視図、図4は従来のスプリンクラーを示す断面図である。
【0012】
まず、本発明に係るスプリンクラー1の全体構成について、以下に説明する。図1および図2に示すように、スプリンクラー1の本体は外筒2と内筒3からなり、該内筒3の下端部にはガイド4が外嵌され、ガイド4の外周面は外筒2の内周面に当接して、外筒2に対して摺動自在に嵌装される。該外筒2の上端には外筒ソケット5の下部が外嵌され、この部位より水が漏れない構成となっている。該外筒ソケット5は、内周面の上部は雌螺子になっており、外周面が雄螺子に形成されたパッキンケース6と螺設される。該パッキンケース6は内周面にパッキン7を収納する溝が穿設され、該パッキン7が内筒3の外周面に摺動自在に当接するとともに、該当接部において水が漏れない構成となっている。該外筒ソケット5とパッキンケース6の螺設部上端には水が漏れないようにOリング8が配設され、カバー9がOリング8を下方に押し付けつつ嵌設される。
【0013】
前記内筒3の上端部には内筒ソケット10が螺設され、該内筒ソケット10の上端にはノズル11が配設される。該ノズル11の形式は限定されず、散水時に回転・往復運動機構をもつものや複数のノズルを有するものなど使用状況に応じて適宜選択可能である。前記内筒ソケット10の下端には弾性材料からなるクッションパッキン50が嵌設され、送水終了後、内筒3が下降したときに衝突する内筒ソケット10とカバー9の衝撃を緩和する。
【0014】
次に、本発明の要部である高さ調節機構12の第一実施例について説明する。該高さ調節機構12は上部ステー13、調節ロッド14、中間部ステー17、調節ステー18、ロッド側掛止体19、緩衝バネ26等からなる。前記内筒ソケット10上端より水平方向外側方に上部ステー13が突設され、該上部ステー13の先端部に調節ロッド14上端がナット15および座金16により固定される。該調節ロッド14は、ネジ杆にて構成され、上部ステー13から内筒3の摺動方向に平行かつ下向きに突出しており、外筒上部に設けた前記外筒ソケット5より側方に突設された中間部ステー17のガイド孔20に摺動自在に貫装されている。なお、中間部ステー17を省略した構成としても使用上問題がない。
【0015】
外筒側掛止部である調節ステー18は、平面視雨滴状のプレートで構成されて外筒2側に水平方向(摺動方向と直角方向)に配設され、一側の小径部に設けた掛止孔21に調節ロッド14を摺動可能に貫装するとともに、他側の大径部に設けた固定孔22に外筒2を貫装する。該固定孔22の内径は外筒2の外径と略同じ大きさであり、該固定孔22の一部は切欠き部23となって外方に縁部18a・18aを突出して構成している。該縁部18a・18aには水平方向に貫通して固定ボルト24が配設され、該固定ボルト24の頭部にはL字形ロッド(把手)25が配設されている。そして、該固定ボルト24をL字形ロッド25を回して締め付けることにより固定孔22の内径が小さくなり、調節ステー18を外筒2の任意の高さに固定可能としている。つまり、前記L字形ロッド25を手で握って回転させることにより、道具を使わずに調節ステー18を固定・摺動させることが可能となるのである。なお、調節ステー18の構造は本実施例に限定されるものではなく、カム等を用いて外筒2に掛止・摺動可能な構造とすることもでき、楔を挿入する等、掛止・摺動可能な構造を有しておれば同様の効果を奏する。
【0016】
また、前記調節ロッド14の下端部にはロッド掛止部である掛止体19が配設されている。該掛止体19の上部には、緩衝体として緩衝バネ26が前記調節ステー18との間に調節ロッド14を通して伸縮自在に介設されている。なお、該緩衝バネ26の一側下端は掛止体19の上端部と当接されているが、該掛止体19に固設される必要はない。また、緩衝バネ26の代わりにゴム等の弾性体を用いることもできる。
【0017】
そして、前記外筒2の下端部には連結部27が嵌設され、地中に埋設、あるいは地上に表出した送水パイプ(図示せず)と連結して、水をスプリンクラー1内部に導入する。本実施例では該連結部27をスプリンクラー1の下端に配置する構成としたが、スプリンクラー1の下端を閉塞し、外筒2の側面にフランジを設け、該フランジに連結部27を配設する構成としてもよい。また、埋設作業を容易にするために閉塞したスプリンクラー1の下端を尖った形状としてもよい。
【0018】
このような構成において、まず、送水パイプから送水された水がスプリンクラー1内に流入すると、その送水圧によりスプリンクラー1内部の圧力は上昇する。これを緩和すべくスプリンクラー1はその容積を大きくしようとするため、内筒3が摺動・上昇してスプリンクラー1が伸張する。このとき、内筒3に連動して上部ステー13も上昇するが、調節ロッド14の下端には緩衝バネ26と掛止体19が配設されているため、上部ステー13はそれ以上上昇することができない。したがって、内筒3もそれ以上上昇できず、送水圧で掛止体19は調節ステー18下面に押し付けられたままの状態となる。つまり、結果としてスプリンクラー1の散水時における伸張ストロークは、図2中の前記調節ステー18と掛止体19間の調節ロッド14の長さLから、前記緩衝バネ26の圧縮時の長さを引いた長さとなる。
【0019】
本実施例においては、緩衝バネ26を調節ロッド14に介設したことで、送水圧に脈動が起こり、スプリンクラー1が高さ方向に振動しても、該緩衝バネ26により衝撃が吸収され、前記掛止体19の破損を防止できるのである。さらに、急激な水圧上昇により内筒3が急速に上昇した場合には、前記調節ステー18下面に掛止体19が押し付けられる際の衝撃を緩和することができる。また、固定ボルト24を弛めて調節ステー18を外筒2に沿って上下方向に位置調節し、スプリンクラー1の散水高さを決めて固定ボルト24を締め付けることにより散水高さを設定することができる。さらに、中間部ステー17と調節ステー18との間、もしくは上部ステー13と中間部ステー17との間にナットを螺装固定して、スプリンクラー1の下降位置を設定することもできる。
【0020】
また、本実施例に係る高さ調節機構12は、内筒3の摺動方向にのみ動作する構成となっているため、内筒3は外筒2に対して軸中心に回転できず、上下摺動方向にのみ動作する。したがって、パッキン7への負担を軽減し、水漏れに対する耐久性を向上させることができる。
【0021】
さらに、本発明に係る高さ調節機構の第二実施例について説明する。
図3に示すように、調節ステー28を溶接等の方法で外筒2に固定し、調節ロッド29に孔30・30・・・・・・が穿設される。そして、該調節ロッド29の下部に配設された掛止体31と、前記孔30を貫通するロッド掛止部となるピン32で調節ステー28の任意の位置に該掛止体31を掛止・摺動させることによって、図1の第一実施例と同様の効果を奏する。特に、前記孔30の穿設位置により、散水高さを無段階で調節でき、かつ、前記ピン32によりワンタッチで散水高さを調節できるという点で有効である。なお、掛止体31の掛止方法は本実施例に限定されるものではなく、調節ステー28の任意の位置に掛止・摺動させる機構であれば同様の効果を奏する。
【0022】
次に、従来のスプリンクラー33の全体構成について、以下に説明する。
図4に示すように、スプリンクラー33の本体は外筒34と内筒35からなり、該内筒35の下端部にはガイド36が外嵌され、ガイド36の外周面は外筒34の内周面に当接して、外筒34に対して摺動自在に嵌装される。該外筒34の上端には外筒ソケット37の下部が外嵌され、この部位より水が漏れない構成となっている。また、外筒ソケット37の内周面のうち、上部は雌螺子になっている。
【0023】
パッキンケース38は本発明のパッキンケース6とカバー9を一体化した形状をしており、内周面にパッキン39を収納する溝が穿設され、該パッキン39が内筒35の外周面に摺動自在に当接するとともに、該当接部において水が漏れない構成となっている。また、該パッキンケース38の外周面は雄螺子になっており、前記外筒ソケット37に螺設される。該外筒ソケット37とパッキンケース38の螺設部上端には水が漏れないようにOリング40が配設され、パッキンケース38の上部がOリング40を下方に押し付ける構成となっている。前記内筒35の上端部には内筒ソケット41が螺設され、該内筒ソケット41の上端にはノズル11が配設される。内筒ソケット41の下端には弾性材料からなるクッションパッキン51が嵌設され、送水終了後、内筒35が下降したときに内筒ソケット41とパッキンケース38が衝突する衝撃を緩和する。
【0024】
また、スプリンクラー33の高さ調節機構42は、上部ステー43、下部ステー44、シャックル45a、シャックル45b、チェーン46、止めピン47、止め輪48等からなる。該上部ステー43は、内筒ソケット41より側方に突設され、シャックル45aを連結するための孔が設けられている。下部ステー44は、外筒ソケット37より側方に突設され、シャックル45bを連結するための孔が設けられており、チェーン46がシャックル45aおよびシャックル45bと繋がれる。
【0025】
スプリンクラー33の高さを調節するときは、止め輪48の付いた止めピン47を外し、前記シャックル45bをチェーン46の所定の位置に通した後下部ステー44に通し、止めピン47を取り付ける。したがって、該チェーン46により内筒35の上昇量が規制され、該チェーン46の取り付け態様によりスプリンクラー33の高さが決まる。なお、止め輪48には紐等の一端を結んでおき、他端側を外筒34に結んでおけば紛失防止になる。また、調節ネジ52によっても内筒ソケット41の高さを微調整できる。
【0026】
このような構成においては、本発明に係るスプリンクラー1と比較して、以下のような相違がある。
すなわち、スプリンクラー33の場合、高さ調節機構42にチェーン46を用いるため、送水圧の脈動により内筒35が上下振動したときの異常音が大きい。また、異常音の発生を簡便な方法で抑制するのも困難である。一方、本発明に係るスプリンクラー1の場合は、内筒3の上下振動で衝突を繰り返す可能性のある金属等からなる部品は掛止体19上端と調節ステー18下面のみであり、該部位に前記緩衝バネ26を配設することにより、異常音の発生を抑えることができるのである。
【0027】
また、前記スプリンクラー33の場合、内筒35の回転を防止するため、図4に示すように外筒34の内周面に摺動ガイド49を設け、該摺動ガイド49と同形状の溝をガイド36に設ける必要があった。この加工は外筒34の内部で溶接するなど煩雑であった。これに対して本発明のスプリンクラー1の場合は、高さ調節機構12それ自体が内筒3の回転防止機能も有しており、組立・加工コストを軽減できるのである。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
すなわち、請求項1に示すように、本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの下方に設けられたロッド掛止部と、外筒の外周面に高さ方向に関して摺動・掛止自在に嵌装された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなるので、内筒が上昇することによる掛止部の衝突を緩和し、該掛止部の破壊や高さ調節機構で発生する異常音を抑制することができる。また、高さ調節機構が内筒の回転防止機能を兼ねているため、複雑な加工を必要とする従来の回転防止機構を省略し、コスト軽減が可能である。
【0029】
また、請求項2に示すように、本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの高さ方向に位置調整可能なロッド掛止部と、外筒の外周面に配設された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなるので、内筒が上昇することによる掛止部の衝突を緩和し、該掛止部の破壊や高さ調節機構で発生する異常音を抑制することができる。また、高さ調節機構が内筒の回転防止機能を兼ねているため、複雑な加工を必要とする従来の回転防止機構を省略し、コスト軽減が可能である。さらに、ワンタッチでスプリンクラーの散水高さを無段階に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリンクラーの第一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明に係るスプリンクラーの第一実施例を示す断面図。
【図3】本発明に係るスプリンクラーの第二実施例を示す斜視図。
【図4】従来のスプリンクラーを示す断面図。
【符号の説明】
1 スプリンクラー
2 外筒
3 内筒
11 ノズル
12 高さ調節機構
13 上部ステー
14 調節ロッド
18 調節ステー
19 掛止体
26 緩衝バネ
28 調節ステー
29 調節ロッド
31 掛止体

Claims (2)

  1. 本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの下方に設けられたロッド掛止部と、外筒の外周面に高さ方向に関して摺動・掛止自在に嵌装された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなることを特徴とするスプリンクラー。
  2. 本体が、地面に固定され送水パイプと連通される外筒と、外筒に摺動自在に嵌装された内筒からなり、該本体内に送水圧力がかかることにより内筒が所定高さまで上昇し、該内筒の上端に配設されたノズルにより散水を行うスプリンクラーにおいて、該本体の高さ調節機構が、内筒の上端に配設されたステーと、該ステーより内筒の摺動方向下方に突設されたロッドと、該ロッドの高さ方向に関して位置調整可能なロッド掛止部と、外筒の外周面に配設された外筒側掛止部と、該ロッド掛止部と外筒側掛止部との間に介設された緩衝体とからなることを特徴とするスプリンクラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101760059B1 (ko) * 2017-01-12 2017-07-20 주식회사 포스코건설 숏크리트 분사장치 및 이를 이용한 숏크리트 타설공법

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