JP2004265219A - 電子メール着信通知システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部から電子メールを受け取った際に、ユーザに対して着信通知を行う条件を設定するためのメール着信通知条件設定テーブル100と、メールボックス107、電子番組表(EPG104)、時計105およびメール着信通知条件設定テーブル100を参照し、メール検索および番組検索の指示と結果を受け取って着信通知を行うためのメール着信通知管理部101と、メール着信通知管理部101の指示によりメールボックス107を検索するためのメール検索部102とを備えることにより、メール着信通知条件設定テーブル100の設定内容に応じてユーザに対して電子メールの着信通知を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ信号を受信可能であるとともに、電子メールの受信機能を有する受信装置における電子メール着信通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子メール着信通知システムには、電子メールの着信を検知した場合に、予め設定しておいた表示条件設定ファイルに基づいて、電子メールの内容および重要度を判断し、設定された条件に合致する場合に、受信者が視認可能な画面に対してテロップ表示を行うものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、電子メールの着信を検知した際に、通常のアプリケーションプログラムを操作中である場合には、特別な処理をせずに、通常のメール着信通知処理を行うが、表示装置枠の最大サイズにしてビデオやテレビを鑑賞中の場合には、設定しておいたユーザデータに従う着信通知処理を行うものがある。すなわち、電子メールの着信検出と同時に、電子メールの着信通知を行うという設定がなされている場合には、オンスクリーンディスプレイ機能を用いて、画面の一部にメールが着信した旨を通知する。また、ビデオやテレビの鑑賞終了時に通知するという設定、あるいはビデオやチャプタの切れ目またはテレビコマーシャルや空白を検出した際に、電子メールの着信通知を行うという設定がなされている場合には、それぞれの時点を検出して、電子メールの着信を画面上に表示して通知する(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−269154号公報
【特許文献2】
特開2001−101095号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、電子メールの内容、重要度、およびテレビやビデオを鑑賞中であるか否かに基づいて電子メールの着信通知を行うための条件を設定しているため、番組内容に応じて条件を変更することが困難であるという問題を有していた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、番組内容やメディアに応じて異なるメール着信通知条件を設定可能として、番組やメディアに応じて柔軟にメール着信通知条件を変更することができる電子メール着信通知システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子メール着信通知システムは、テレビ信号を受信可能であるとともに、電子メールの受信機能を有する受信装置における電子メール着信通知システムであって、外部から電子メールを受け取った際に、ユーザに対して着信通知を行う条件を設定するためのメール着信通知条件設定テーブルと、メールボックス、電子番組表、時計および前記メール着信通知条件設定テーブルを参照し、メール検索および番組検索の指示と結果を受け取って着信通知を行うためのメール着信通知管理部と、前記メール着信通知管理部の指示により前記メールボックスを検索するためのメール検索部とを備え、前記メール着信通知条件設定テーブルの設定内容に応じてユーザに対して電子メールの着信通知を行うことを特徴とするものである。
【0008】
この場合、番組毎にメール着信通知条件を設定可能な番組別メール着信通知条件設定手段を備え、視聴中の番組に対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする。
【0009】
また、番組ジャンル毎にメール着信通知条件を設定可能な番組ジャンル別メール着信通知条件設定手段を備え、視聴中の番組が属するジャンルに対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする。
【0010】
また、メディア毎にメール着信通知条件を設定可能なメディア別メール着信通知条件設定手段を備え、視聴中のメディアに対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする。
【0011】
また、時間帯毎にメール着信通知条件を設定可能な時間帯別メール着信通知条件設定手段を備え、視聴中の時間帯に対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする。
【0012】
また、前記各メール着信通知条件に合致する電子メールを受信した場合に、ユーザに対して電子メールの着信通知を行う理由を表示することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る電子メール着信通知システムは、所定の条件に基づいてメール着信通知条件が変更された場合に、変更後のメール着信通知条件に合致する電子メールを、該メール着信通知条件の変更前に受信しているか否かを検索し、前記変更後のメール着信通知条件に合致する電子メールを受信していた場合には、該電子メールの着信通知を行うことを特徴とするものである。
【0014】
ここで、所定の条件とは、特に限定されるものではないが、例えばユーザの入力、チャンネルあるいはメディアの変更、テレビ、ラジオ、データ放送、メモリに録画されている内容の視聴終了、および時間の経過等に関する条件のことである。
【0015】
また、視聴を開始する時点で、自動的にメールサーバに残されているメールを受信することを特徴とする。
【0016】
ここで、視聴を開始する時点とは、特に限定されるものではないが、例えばテレビ、ラジオ、データ放送、メモリーカードに記憶された内容等の視聴を開始する時点のことをいう。
【0017】
本発明に係る電子メール着信システムでは、メール着信条件設定テーブルに対して、予め着信通知を行う条件を設定しておく。メール着信通知管理部は、当該設定条件等に基づいてメール検索および番組検索を行い、メール検索部に対してメールボックスの検索を指示する。そして、メール着信通知条件設定テーブルの設定内容に応じてユーザに対して電子メールの着信通知を行うことができる。
【0018】
また、メール着信通知条件は、番組毎、番組ジャンル毎、メディア毎、および時間帯毎に設定することが可能であり、メール着信通知条件に合致する電子メールを受信した場合に、ユーザに対して電子メールの着信通知を行う理由を表示することができる。
【0019】
また、メール着信通知条件が変更された場合には、既に受信している当該変更後のメール着信通知条件に合致した電子メールに対する着信通知を行うことができる。
【0020】
また、テレビ番組等の視聴を開始する時点で、自動的にメールサーバに残されているメールを受信することができる。
【0021】
したがって、本発明に係る電子メール着信通知システムによれば、番組内容やメディアに応じて異なるメール着信通知条件を設定することができ、また、番組やメディアに応じて柔軟にメール着信通知条件を変更することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す具体的な実施例を参照して、本発明に係る電子メール着信通知システムの実施形態を説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施形態に係る電子メール着信通知システムを示す機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る電子メール着信通知システムは、図1に示すように、テレビ信号を受信可能であるとともに、電子メールの受信機能を有する受信装置に対して適用されるもので、主な構成要素として、メール着信通知条件設定テーブル100、メール着信通知管理部101、メール検索部102、チューナ103、EPG(Electric Program Guide:電子番組表)104、時計105、入力部106、メールボックス107、音声出力処理部108、映像出力処理部109、バイブレータ110、メモリーカード111、番組情報検索部112、およびメール管理部113を備えている。
【0024】
<実施例1>
図2に示すフローチャートに基づいて、本発明の実施例1に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0025】
実施例1に係る電子メール着信通知システムでは、処理がスタートすると(STEP200)、メールサーバの確認(センター問い合わせ)を行い(STEP201)、メールボックス107に外部からメールを受信したことをメール着信通知管理部101が検知すると(STEP202)、メール着信通知管理部101は、時計105の時間情報、チューナ103の選局情報、メモリーカード111の動作情報およびメール着信通知条件設定テーブル100にユーザが予め設定した設定情報を参照し、参照したメール着信通知条件設定テーブル100に基づいて、着信通知を制限された番組やメディアを視聴しているか否かを判断するとともに、視聴している番組やメディアに関連付けられて着信通知が許可されている電子メールがあるか否かを判断する(STEP203)。
【0026】
ここで、着信通知を制限された番組やメディアを視聴していない場合には、音声出力処理部108、映像出力処理部109、およびバイブレータ110を通じて電子メールの着信通知を行う(STEP209)。
【0027】
一方、視聴している番組やメディアに関連付けられて着信通知が許可されている電子メールがある場合には、さらに電子メールを検索する必要があるか否かを判断し(STEP204)、電子メールを検索する必要がある場合には、設定情報に基づきメール検索部102に対してメールボックス107の検索を指示する(STEP205)。
【0028】
検索の結果、着信を即時に通知すべき電子メールを発見した場合には、音声出力処理部108、映像出力処理部109、およびバイブレータ110を通じて電子メールの着信通知を行う(STEP209)。
【0029】
一方、着信を即時に通知すべき電子メールを発見しない場合には、設定情報に基づいて、全てのメールについて着信通知を保留して、着信通知待機状態とする(STEP206)。
【0030】
なお、音声出力処理部108、映像出力処理部109、およびバイブレータ110の全てにより着信通知を行うのではなく、いずれか1つ、あるいはいずれか2つを組み合わせて着信通知を行うように設定してもよい(以下の実施例においても同様)。また、STEP207,STEP208の処理については、後に説明する実施例7において詳述する。
【0031】
実施例1では、上述した処理を行うことにより、ユーザは電子メールなどの着信通知表示、音、振動などに邪魔されることなく、コンテンツを視聴することが可能となる。
【0032】
<実施例2>
図3に示すフローチャート、および図7〜図9に示す模式図に基づいて、本発明の実施例2に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0033】
本発明の実施例2に係る電子メール着信通知システムでは、ユーザがメール着信通知条件設定テーブル100に条件を設定する際、番組毎に異なる設定を行うことができるようになっている(STEP300〜STEP303)。なお、実施例2に係る電子メール着信通知システムでは、デジタル放送に含まれるEPG情報を利用して番組を特定する場合を示している。
【0034】
実施例2に係る電子メール着信通知システムでは、処理がスタートした後(STEP300)、メール着信通知管理部101は、入力部106からの入力によって、メール着信通知条件を設定すべき番組が選択されると(STEP301)、EPG104より、選択された番組(現在視聴中の番組も含む)の番組情報を取得し、メール着信通知条件設定テーブル100に対して、選択された番組に対するメール着信通知条件を設定する領域を確保して(STEP302,STEP701,STEP702,図9)、処理を終了する(STEP303)。
【0035】
選択された番組に対するメール着信通知条件を設定する領域には、ユーザがその番組を視聴中であっても、電子メールの着信があった場合に、表示、音声、振動の方法によって、その着信を即時に通知させたいメールを、発信者、アドレス帳におけるグループ、キーワード、受発信の履歴から指定する(STEP801〜STEP805)。
【0036】
また、番組情報検索部112にEPG104を定期的に検索させ、メール着信通知条件設定テーブル100を更新することにより、番組単体、または同一タイトルの番組全てを指定することができる(STEP702)。
【0037】
電子メールが着信した際は、選局時に取得する番組配列情報とメール着信通知条件設定テーブル100を照合し、視聴中の番組に対してメール着信通知条件が設定されているか否かを判定する。
【0038】
実施例2では、上述した処理を行うことにより、性質の異なる番組に対して異なるメール着信通知条件を設定しておくことができ、電子メールを読みながら視聴してもよい番組と、全く邪魔されることなく視聴したい番組とを、ユーザ側で明確に分別することができる。
【0039】
<実施例3>
図4に示すフローチャート、および図7〜図9に示す模式図に基づいて、本発明の実施例3に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0040】
本発明の実施例3に係る電子メール着信通知システムでは、ユーザがメール着信通知条件設定テーブル100に条件を設定する際、番組ジャンル毎に異なる設定を行うことができるようになっている(STEP400〜STEP403)。なお、実施例3に係る電子メール着信通知システムでは、デジタル放送に含まれるジャンルIDを利用してジャンル分けする場合を示している。
【0041】
実施例3に係る電子メール着信通知システムでは、処理がスタートした後(STEP400)、メール着信通知管理部101は、入力部106からの入力によって、メール着信通知条件を設定すべき番組ジャンルが選択されると(STEP401)、デジタル放送の規格により予め定められたジャンルIDによって、メール着信通知条件設定テーブル100に対して、選択された番組ジャンルに対するメール着信通知条件を設定するための領域を確保して(STEP401,STEP703,図9)、処理を終了する(STE403)。
【0042】
選択された番組ジャンルに対するメール着信通知条件を設定するための領域には、ユーザがその番組ジャンルに属する番組を視聴中であっても、電子メールが着信した場合に、表示、音声、振動の方法によってその着信を即時に通知させたいメールを、発信者、アドレス帳におけるグループ、キーワード、受発信の履歴から指定することができる(STEP801〜STEP805)。
【0043】
電子メールが着信した際は、選局時に取得する番組配列情報のジャンルIDとメール着信通知条件設定テーブル100を照合し、視聴中の番組が属しているジャンルにメール着信通知条件が設定されているか否かを判定する。
【0044】
実施例3では、上述した処理を行うことにより、より簡便な設定手段をユーザに提供することができる。すなわち、例えばニュースの視聴中に電子メールの受信を通知させたくない場合には、全てのニュース番組に1つずつメール着信通知条件を行っていくのは非常に困難であるが、実施例3に係る電子メール着信通知システムにより、このような不都合を解消することができる。
【0045】
<実施例4>
図5に示すフローチャート、および図7〜図9に示す模式図に基づいて、本発明の実施例4に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0046】
本発明の実施例4に係る電子メール着信通知システムでは、ユーザがメール着信通知条件設定テーブル100に条件を設定する際、メディア毎に異なる設定を行うことができるようになっている(STEP500〜STEP503)。なお、実施例4に係る電子メール着信通知システムでは、デジタル放送のテレビサービス、ラジオサービス、データ放送サービスおよびメモリーカードの4つのメディアで異なる条件を設定する場合を示している。
【0047】
実施例4に係る電子メール着信通知システムでは、処理がスタートした後(STEP500)、メール着信通知管理部101は、入力部106からの入力によって、メール着信通知条件を設定すべきメディアが選択されると(STEP501)、メール着信通知条件設定テーブル100に対して、選択されたメディアに対するメール着信通知条件を設定するための領域を確保して(STEP502,STEP704,図9)、処理を終了する(STEP503)。
【0048】
選択されたメディアに対するメール着信通知条件を設定するための領域には、ユーザがそのメディアを視聴中であっても、電子メールが着信した場合に、表示、音声、振動の方法によってその着信を通知させたいメールを、発信者、アドレス帳におけるグループ、キーワード、受発信の履歴から指定することができる(STEP801〜STEP805)。
【0049】
電子メールが着信した際は、メモリーカードからの出力である場合、あるいはチューナからの出力である場合には、選局時に取得した番組配列情報のサービスタイプとメール着信通知条件設定テーブル100を照合し、視聴中のメディアにメール着信通知条件が設定されているか否かを判定する。
【0050】
実施例4では、上述した処理を行うことにより、より簡便な設定手段をユーザに提供することができる。すなわち、例えばラジオを聞いている時とテレビの視聴時では、画面に表示される情報量が異なり、この間でメール着信通知条件を容易に変更することができる。
【0051】
<実施例5>
図6に示すフローチャート、および図7〜図9に示す模式図に基づいて、本発明の実施例5に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0052】
本発明の実施例5に係る電子メール着信通知システムでは、ユーザがメール着信通知条件設定テーブル100に条件を設定する際、時間帯毎に異なる設定を行うことができるようになっている(STEP600〜STEP603)。
【0053】
実施例5に係る電子メール着信通知システムでは、処理がスタートした後(STEP600)、メール着信通知管理部101は、入力部106からの入力によって、メール着信通知条件を設定すべき時間帯およびチャンネル、またはそのいずれか一方が選択されると(STEP601)、メール着信通知条件設定テーブル100に対して、ユーザによって選択された時間帯とチャンネルに対するメール着信通知条件を設定するための領域を確保し(STEP602,STEP705,図9)、処理を終了する(STEP603)。
【0054】
選択された時間帯に対するメール着信通知条件を設定するための領域には、その時間帯に選択されたチャンネルの番組を視聴中であっても、電子メールが着信した場合に、表示、音声、振動の方法によってその着信を通知させたい電子メールを、発信者、アドレス帳におけるグループ、キーワード、受発信の履歴から指定することができる(STEP801〜STEP805)。
【0055】
電子メールが着信した際は、時計の時間情報、選局時に取得した番組配列情報により、視聴中の時間帯およびチャンネルにメール着信条件が設定されているか否かを判定する。
【0056】
<実施例6>
図9に示す模式図に基づいて、本発明の実施例6に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0057】
本発明の実施例6に係る電子メール着信通知システムでは、上記実施例2で用いたシステムを利用する。すなわち、実施例6に係る電子メール着信通知システムでは、メール着信通知管理部101がメールの着信を検知すると、メール着信通知条件設定テーブル100を参照し、視聴中の番組に対してメール着信通知条件が設定されているか否かを判定する(図9)。
【0058】
条件が設定されていれば、設定条件に基づいてメール検索部102にメールボックス107の検索を指示する。検索の結果、着信を即時に通知するメールの条件に合致するメールを見つけた場合には、その条件を通知理由として映像出力処理部109を通じて表示する。
【0059】
<実施例7>
図2に示すフローチャートに基づいて、本発明の実施例7に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0060】
本発明の実施例7に係る電子メール着信通知システムでは、上記実施例2で用いたシステムを利用する。すなわち、実施例7に係る電子メール着信通知システムでは、ユーザの入力、チャンネルやメディアの変更等があり(STEP207)、時間の経過、コンテンツの視聴の停止等により、メール着信通知条件設定テーブル100のメール着信通知管理部101が監視すべきメール着信通知条件が変更、または消失した場合に(STEP208)、メール着信通知管理部101は、新しい条件に基づいて、着信を通知すべきメールの検索を実行する(STEP203〜STEP206,STEP209)。
【0061】
実施例7では、上述した処理を行うことにより、例えば上記実施例5において、夜間にメールの着信を通知しないよう設定した場合、その時間帯を過ぎたら新規メールの着信がなくても、夜間に着信したメールについて直ちに着信通知することができる。
【0062】
<実施例8>
本発明の実施例8に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を説明する。
【0063】
本発明の実施例8に係る電子メール着信通知システムでは、テレビ、ラジオ、データ放送、メモリに録画されているコンテンツの視聴開始時に、メール着信通知管理部101は、チューナ103、メモリーカード111の動作を検知すると、メール管理部113に対してメールサーバの確認を指示し、メールサーバに残されているメールがある場合には受信し、直ちにユーザに通知する。
【0064】
すなわち、図2に示すフローチャートでは、メールサーバ確認処理(STEP201)を行った後、電子メールが着信している場合に、メール着信通知条件設定テーブル100の参照処理(STEP203)等を行っているが、実施例8では、視聴開始時に電子メールが着信している場合には直ちにメール着信通知処理(STEP209)へ移行するようになっている。
【0065】
【発明の効果】
本発明に係る電子メール着信通知システムによれば、番組や番組ジャンル、メモリーカードの録画コンテンツ等を含むメディアタイプ毎にメール着信通知条件を設定することにより、結果としてアプリケーションの優先順位を細かく指定することができる。例えば、(1)会社からの電子メール、(2)教育番組の視聴、(3)友人からの電子メール、(4)ドラマの視聴、(5)メモリーカードの視聴等の優先順位をつけることが可能となる。
【0066】
また、従来技術と比較して、メール着信通知条件の設定を変更する頻度を減らすこともできる。例えば、夜間と昼間とで予め違う設定にしておくことができる。
【0067】
また、メール着信通知を行う際、電子メールの着信通知理由を表示することにより、ユーザは電子メールの確認を現在のアプリケーションに優先させて行うかに関して、その時点で改めて選択することができる。
【0068】
また、コンテンツの視聴終了時は、コンテンツ視聴中に受信した電子メールを改めて提示するので、電子メールの読み忘れを防ぐことができる。
【0069】
また、テレビ、ラジオ、データ放送、メモリーカードの録画コンテンツの視聴開始時に、自動的にメールサーバに残っている電子メールがないか確認することにより、視聴中の電子メールの着信を極力減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子メール着信通知システムを示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例2に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例3に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例4に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例5に係る電子メール着信通知システムにおける電子メールの着信通知手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の各実施例において、メール着信通知条件を設定する番組、番組ジャンル、メディア、時間帯指定画面の構成例を示す模式図である。
【図8】本発明の各実施例において、メール着信通知条件の設定画面の構成例を示す模式図である。
【図9】本発明の各実施例において、メール着信通知条件設定テーブルの構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
100 メール着信通知条件設定テーブル
101 メール着信通知管理部
102 メール検索部
103 チューナ
104 EPG
105 時計
106 入力部
107 メールボックス
108 音声出力処理部
109 映像出力処理部
110 バイブレータ
111 メモリーカード
112 番組情報検索部
113 メール管理部
Claims (8)
- テレビ信号を受信可能であるとともに、電子メールの受信機能を有する受信装置における電子メール着信通知システムであって、
外部から電子メールを受け取った際に、ユーザに対して着信通知を行う条件を設定するためのメール着信通知条件設定テーブルと、
メールボックス、電子番組表、時計および前記メール着信通知条件設定テーブルを参照し、メール検索および番組検索の指示と結果を受け取って着信通知を行うためのメール着信通知管理部と、
前記メール着信通知管理部の指示により前記メールボックスを検索するためのメール検索部とを備え、
前記メール着信通知条件設定テーブルの設定内容に応じてユーザに対して電子メールの着信通知を行うことを特徴とする電子メール着信通知システム。 - 番組毎にメール着信通知条件を設定可能な番組別メール着信通知条件設定手段を備え、
視聴中の番組に対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メール着信通知システム。 - 番組ジャンル毎にメール着信通知条件を設定可能な番組ジャンル別メール着信通知条件設定手段を備え、
視聴中の番組が属するジャンルに対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メール着信通知システム。 - メディア毎にメール着信通知条件を設定可能なメディア別メール着信通知条件設定手段を備え、
視聴中のメディアに対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メール着信通知システム。 - 時間帯毎にメール着信通知条件を設定可能な時間帯別メール着信通知条件設定手段を備え、
視聴中の時間帯に対して、設定された条件に基づいて電子メールの着信通知を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メール着信通知システム。 - 前記各メール着信通知条件に合致する電子メールを受信した場合に、ユーザに対して電子メールの着信通知を行う理由を表示することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の電子メール着信通知システム。
- 所定の条件に基づいてメール着信通知条件が変更された場合に、変更後のメール着信通知条件に合致する電子メールを、該メール着信通知条件の変更前に受信しているか否かを検索し、前記変更後のメール着信通知条件に合致する電子メールを受信していた場合には、該電子メールの着信通知を行うことを特徴とする電子メール着信通知システム。
- 視聴を開始する時点で、自動的にメールサーバに残されているメールを受信することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の電子メール着信通知システム。
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2003
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