JP2004264863A - タッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 透明タッチパネルの下側に液晶ディスプレイを備えたタッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置において、可視領域の中心波長の入射光に対し1/4波長の位相遅れを与えるとともに下面に可動電極部を備える上側光学位相差フィルムと、上記可視領域の上記中心波長の入射光に対し1/4波長の位相遅れを与えるとともに上面に固定電極部を備える下側光学位相差フィルムとが空間層を介して配置された上記透明タッチパネルの上面に上側偏光板が配置され、上記液晶ディスプレイの下面に下側偏光板が配置され、上記固定電極部と上記下側光学位相差フィルムとの間に光学等方性を有するガラス基板を備え、光学等方性を有するガラス基板に上記固定電極部が直接形成されているとともに、上記上側光学位相差フィルムの熱変形温度が150℃以上である。
【選択図】 図6
Description
通常は、液晶ディスプレイ装置の上側光学位相差フィルム4を多数枚連続して製造するため、1枚又は任意の枚数の上側光学位相差フィルム4に対応する1枚のフィルム素材を連続的に連結したロール状のフィルム素材が用意されている。このようなロール状のフィルム素材に、可動電極部3の一部を構成する透明導電膜を形成する前に、上記フィルム素材中の残留溶剤を除去するため、できるだけ高温で熱処理を所定時間行う必要がある。これは、フィルム素材中に残留溶剤が存在すると、透明導電膜をフィルム素材に安定して形成することが不可能となる為である。よって、フィルム素材中の残留溶剤を除去したのち、優れた安定性を持ち且つ高強度を持つ透明導電膜をフィルム素材に形成するためには、150℃以上の高温の下で所定時間だけ残留溶剤を除去する熱処理を行ったのち、透明導電膜をフィルム素材上に成膜する必要が有る。この理由は、150℃未満の温度下では残留溶剤を十分に除去することができず、優れた安定性及び高強度を持つ透明導電膜をフィルム素材上で形成することは到底できない。したがって、上記フィルム素材中の残留溶剤除去のため、上記フィルム素材すなわち上側光学位相差フィルム4の熱変形温度は150℃以上である必要がある。
上記したように透明導電膜を上記フィルム素材に形成した後、上記ロール状のフィルム素材に対して、すでに形成された上記透明導電膜に接続される所望の回路を形成するために、まず、上記ロール状のフィルム素材を枚葉に裁断して、上側光学位相差フィルム4用のフィルム素材シートとする。そして、このフィルム素材シートに対して、必要に応じて、回路形成の際の寸法誤差をできるだけ小さくするための加熱処理を行う。この加熱処理は、100℃以上130℃未満で約1時間行うことが望ましい。したがって、フィルム素材の熱変形温度が130℃以上である必要があり、好ましくは150℃以上あれば十分である。
フィルム素材シートに対する回路形成時には、上記透明導電膜に接続される上記所望の回路を形成したインキのバインダーの硬化および溶剤の除去のために、高温乾燥を行う。この高温乾燥は100℃以上150℃未満で30〜60分行う。したがって、フィルム素材の熱変形温度は150℃以上である必要がある。
2 液晶ディスプレイ
3 可動電極部
4 上側光学位相差フィルム
5 固定電極部
6 下側光学位相差フィルム
7 空間層
8 上側偏光板
9 下側偏光板
10 スペーサ
11 ガラス基板
13 バックライト導光板
13a 線光源
13b 拡散シート
13c 導光板
13d 光反射板
13e 光散乱層
14 光学補償位相差板
19 両面テープ
20 可動側シート
21 固定側シート
500 携帯用端末機
501 ペン
502 携帯用パーソナルコンピュータ
503 ペン
504 蛍光灯
Claims (3)
- 透明タッチパネルの下側に液晶ディスプレイを備えたタッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置において、
可視領域の中心波長の入射光に対し1/4波長の位相遅れを与えるとともに下面に可動電極部を備える上側光学位相差フィルムと、上記可視領域の上記中心波長の入射光に対し1/4波長の位相遅れを与えるとともに上面に固定電極部を備える下側光学位相差フィルムとが空間層を介して配置された上記透明タッチパネルの上面に上側偏光板が配置され、上記液晶ディスプレイの下面に下側偏光板が配置され、上記上側光学位相差フィルムの光軸と上記上側偏光板の吸収軸とのなす角度が約45゜であり、上記下側光学位相差フィルムの光軸と上記液晶ディスプレイから発せられた直線偏光のうち装置表面から出射させたい直線偏光とのなす角度が約45゜であり、上記上側光学位相差フィルムの光軸と上記下側光学位相差フィルムの光軸の角度が約90゜であり、上記液晶ディスプレイから発せられた直線偏光のうち装置表面から出射させたい直線偏光と上記上側偏光板の吸収軸とのなす角度が90°であり、
上記固定電極部と上記下側光学位相差フィルムとの間に光学等方性を有するガラス基板を備え、光学等方性を有するガラス基板に上記固定電極部が直接形成されているとともに、上記上側光学位相差フィルムの熱変形温度が150℃以上であるタッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置。 - 上記上側光学位相差フィルムの熱変形温度が170℃以上である請求項1に記載のタッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置。
- 上記上側光学位相差フィルムの厚みが50μm以上150μm以下である請求項1又は請求項2のいずれかに記載のタッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置。
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JP2004123575A JP2004264863A (ja) | 1998-01-09 | 2004-04-19 | タッチ入力方式の液晶ディスプレイ装置 |
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Cited By (1)
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CN109309114A (zh) * | 2013-11-12 | 2019-02-05 | 宸鸿光电科技股份有限公司 | 有机发光二极管触控显示设备 |
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2004
- 2004-04-19 JP JP2004123575A patent/JP2004264863A/ja active Pending
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CN109309114A (zh) * | 2013-11-12 | 2019-02-05 | 宸鸿光电科技股份有限公司 | 有机发光二极管触控显示设备 |
CN109309114B (zh) * | 2013-11-12 | 2023-05-26 | 宸鸿光电科技股份有限公司 | 有机发光二极管触控显示设备 |
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