JP2004261937A - スローアウェイ式切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】切りくずの排出性と工具の操作性をともに満足しうるスローアウェイ式切削工具を提供する。
【解決手段】ホルダ1の先端に載置面2と2つの隣り合う壁面3、4とを備えるチップポケット5が備えられ、前記載置面2の中心位置に形成された貫通孔9には円柱状からなり且つその先端部の外周にはテーパ状のクランプ面6を有する2つの突起部7を備えたクランプ部材8が回転可能に取り付けられており、前記チップポケット5に装着されるスローアウェイチップ10は、クランプ孔13が着座面11側では直交する2方向で内径が異なる孔形状からなり上面12側では円形状からなるとともに、前記クランプ孔13の上面12側開口部近傍では長軸側一方端14から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面12からの深さが浅くなるらせん状くぼみ部15が形成されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に自動盤用として用いられるスローアウェイ式切削工具に関するもので、詳細には棒材、パイプ材等の小物部品を対象とする小物加工に適した切削工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、棒材、パイプ材等小物部品加工に用いられるスローアウェイ式切削工具としては、ホルダにスローアウェイチップをねじ止めして固定する構成の工具が一般に知られている。
【0003】
図10に、このような構成のスローアウェイ式切削工具の一例を示す。ここで、チップ中央部に幅方向に貫通したねじ孔が設けられており、該ねじ孔に差し込まれたクランプ用のねじをホルダ側に締め付けることによって、チップがホルダに固定される構成となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかし、このような構成の工具では、チップを交換する度にホルダからねじを完全に取り外さなければならず、チップ交換作業に時間を要する上、作業中に誤ってねじを落下させてしまう恐れがある等の問題があった。さらに、小物加工で広く用いられている、櫛刃型刃物台を有する小型自動旋盤に取り付けて使用する場合には、操作しにくい方向からチップ交換しなければならず、作業性が著しく低下するという問題があった。
【0005】
このような問題点を改善するための手段として、図11に示すように、ねじを少し緩めるだけでチップ交換できる構成も知られている。チップ側面に凹部が設けられ、その凹部にねじ頭部側面を係合させ、チップをねじとホルダとの間に挟み込んで固定する構成となっている。このような構成とすることにより、チップ交換の度にねじを取り外す必要はなくなり、作業性が改善されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−123603号公報
【特許文献2】
特開2000−61713号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献2のような構成とした場合、チップを挟持するためのねじの取り付け位置を、チップすくい面より上方に突出させて設ける必要がある。そのため、切削加工中においては、その突出部が切りくずの流れを阻害し、スムーズに排出されなかった切りくずがチップ上面に溜まって被削材に接触することにより仕上げ面を傷つけるので、製品の品位を損なうといった新たな問題が生じてくる。また、前記突出部、すなわちねじ保持部も切りくずによって損傷をうけるため、頻繁な部品交換が必要となる。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、切りくずの排出性と工具の操作性をともに満足しうるスローアウェイ式切削工具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具は、ホルダの先端に、載置面と2つの隣り合う壁面とを備えるチップポケットを設け、前記チップポケットに着座面と上面及び複数の側面を有し且つ前記上面の中心位置に前記着座面まで貫通するクランプ孔を設けたスローアウェイチップを装着してなるスローアウェイ式切削工具において、前記ホルダは、円柱状からなり且つその先端部の外周にはテーパ状のクランプ面を有する2つの突起部を備えたクランプ部材が前記載置面の中心位置に形成された貫通孔に回転可能に取り付けられており、前記スローアウェイチップは、前記クランプ孔が前記着座面側では直交する2方向で内径が異なる孔形状からなり前記上面側では円形状からなるとともに、前記クランプ孔の上面側開口部近傍では長軸側一方端から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面からの深さが浅くなるらせん状くぼみ部が形成されていることを特徴としている。
【0010】
本発明では、スローアウェイチップの前記クランプ孔に前記チップポケット載置面から突出したクランプ部材が挿入されて、前記スローアウェイチップが前記チップポケットに装着される。このとき、前記クランプ部材は、前記着座面側の直交する2方向で内径が異なる孔形状の長軸側に沿って前記クランプ部材先端の2つの突起を嵌合して挿入される。前記クランプ部材先端の突起は、前記クランプ孔上面側開口部近傍のらせん状くぼみ部に沿って回動可能となっている。また、前記クランプ部材は、前記載置面に形成された貫通孔に回転可能に取り付けられていて、前記チップポケットからみて背面側のホルダ側面からも回転操作することができる構造となっている。
【0011】
かかる構成によれば、前記クランプ部材を回転させて前記クランプ部材先端のテーパ状のクランプ面を有した突起部を前記クランプ孔上面側開口部近傍のらせん状くぼみ部に沿って回動させると、前記クランプ部材先端のテーパ状のクランプ面が前記らせん状くぼみ部を徐々に押圧することにより、前記スローアウェイチップを前記載置面と2つの隣り合う壁面に押し当てる力が作用する。これにより、前記クランプ部材を取り外すことなく、前記ホルダに取り付けたまま回転させるだけでチップ交換が出来るとともに、チップの着脱はホルダ背面側から前記クランプ部材を回転させることによって可能であるので、良好な操作性を得ることが出来る。また、ホルダ、スローアウェイチップ以外の構成部品は、全てホルダ、スローアウェイチップの内部に隠れているため、切りくずによって部材が損傷を受けることがない。したがって、部品交換を頻繁に行う必要がなく、極めて経済的である。
【0012】
また、請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材は前記貫通孔に対して反時計回りにねじ込み可能に取り付けられていることを特徴としている。
【0013】
かかる構成によれば、チップを載置面及び2つの壁面に押さえつける力をより強く得ることが出来る。
【0014】
また、請求項3に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材の後端面を含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることを特徴としている。
【0015】
かかる構成によれば、前記ホルダの背面側からの操作においてもチップの挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来る。
【0016】
また、請求項4に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材に該クランプ部材が前記チップポケット側へ所定長さ以上突出することを防止するストッパーを備えたことを特徴としている。
【0017】
かかる構成によれば、クランプ部材のホルダへの着脱を容易にすることが出来るので、操作性を高めることが出来る。
【0018】
また、請求項5に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記貫通孔の内径よりも前記クランプ部材の前記突起部を含む先端部の外径が小さいことを特徴としている。
【0019】
かかる構成によれば、チップの着脱操作時に必要に応じて前記クランプ部材を前記ホルダの背面側へ引き抜くことが可能となり、操作性を高めることが出来る。
【0020】
また、請求項6に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材の後端面または前記ストッパーを含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることを特徴としている。
【0021】
かかる構成によれば、前記ホルダの背面側からの操作においてもチップの挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面により説明する。
【0023】
図1乃至図5及び図7は、本発明の実施例を示すものであり、図1は本実施例によるスローアウェイ式切削工具用ホルダ先端部の斜視図、図2はクランプ部材先端部の(a)側面図、(b)先端視図、図3はスローアウェイ式切削工具用スローアウェイチップの斜視図、図4は図1のホルダに図3のスローアウェイチップを装着した状態の斜視図、図5は図3のスローアウェイチップの上面図、図7は図4の背面上方位置からの斜視図である。
【0024】
図1において、本実施例によるスローアウェイ式切削工具のホルダ1の先端には、載置面2と2つの隣り合う壁面3、4とを備えるチップポケット5が設けられているとともに、図2にも示すように円柱状からなり且つその先端部の外周にはテーパ状のクランプ面6を有する2つの突起部7を備えたクランプ部材8が前記載置面2の中心位置に形成された貫通孔9に回転可能に取り付けられている。また図3に示すように、前記チップポケット5に装着されるスローアウェイチップ10は、着座面11と上面12及び複数の側面を有し且つ前記上面12の中心位置に前記着座面11まで貫通するクランプ孔13を設けている。また前記スローアウェイチップ10は、前記クランプ孔13が前記着座面11側では直交する2方向で内径が異なる孔形状からなり前記上面12側では円形状からなるとともに、前記クランプ孔13の上面12側開口部近傍では長軸側一方端14から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面12からの深さが浅くなるらせん状くぼみ部15が形成されている。
【0025】
このホルダ1とスローアウェイチップ10は、図4に示すように、前記チップポケット5の前記載置面2には前記スローアウェイチップ10の着座面11が、壁面3、4には前記側面がそれぞれ当接されるとともに、テーパ状のクランプ面6を有した突起部7を備えるクランプ部材8を前記クランプ孔13に挿入した後で前記クランプ部材7を回転させると、テーパ状のクランプ面6を有した突起部7が前記らせん状くぼみ部15に沿って回動し、前記スローアウェイチップ10を前記ホルダ1の前記載置面2及び前記壁面3、4に押し付ける方向に力が作用して、前記ホルダ1に前記スローアウェイチップ10が固定される。すなわち、前記クランプ部材8を回転させるだけで前記スローアウェイチップ10が交換できるため、作業効率を高めることができる。このとき、前記ホルダ1及び前記スローアウェイチップ10以外の構成部品は、全て前記ホルダ1と前記スローアウェイチップ10の内部に隠れている。したがって、切削加工中に切刃16から発生する切りくずは、前記スローアウェイチップ10のすくい面17を経てスムーズに排出されるため、前記すくい面17上に切りくずが溜まらないので、切りくずが被削材と接触して仕上げ面を傷つけてしまうということがない。また、構成部品も切りくずにさらされることがないので損傷を受けず、長寿命を実現することが出来る。
【0026】
また、図5はチップ上面図であるが、前記クランプ孔13が楕円形状の場合の長軸側一方端14とらせん状くぼみ部15の位置関係を示している。ここで、前記らせん状くぼみ部15は、前記クランプ孔13の上面12側開口部近傍において長軸側一方端14から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面12からの深さが浅くなるように形成されている。このとき前記らせん状くぼみ部15の終了部角度Xが30<X<150度であれば、テーパ状のクランプ面6を有する突起部7を回動した際にスローアウェイチップ10を載置面2および壁面3、4に押圧した状態で固定することができる。このような状態で固定すれば、極めて強固なクランプ力が得られることとなり、特に過酷な切削条件下においても、スローアウェイチップが移動することなく安定した加工ができる。ちなみに前記らせん状くぼみ部15を上記実施例とは逆に長軸側一方端14から時計回りに遠ざかるにしたがって上面12からの深さが浅くなるように形成した場合、クランプ部材8の回転により壁面4には押圧されても壁面3に押圧されないため、スローアウェイチップ10のクランプ力が不十分となり、好ましくない。
【0027】
ここで、前記クランプ孔13の着座面11側における形状は、図6に示すように中心に配置された一つの円の両脇に半円状の小さな円を備えたような形状でも構わない。
【0028】
また図7は、ホルダ1を背面18側から見た斜視図である。前記ホルダ1の背面18側には、前記クランプ部材8の後端が表出している。前記クランプ部材8の後端に回転操作冶具19を挿入することにより、背面18側からも前記クランプ部材8を回転操作することができる。これにより、前記ホルダ1の背面18側から前記スローアウェイチップ10の着脱操作ができるので、特に、櫛刃型刃物台を有するような小型自動旋盤に取り付けて使用した場合でも良好な作業性が維持できる。
【0029】
また図8は、前記クランプ部材8を前記ホルダ1へねじ込み可能に取り付け且つ背面18側にマーキング20を施した状態を示している。このような構成とすれば、前記ホルダ1の背面18側からの操作においてもチップ10の挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来るとともに、前記クランプ部材8の前記ホルダ1の貫通孔9への取付をねじ式にすることにより、前記スローアウェイチップ10の前記ホルダ1のチップポケット5へのクランプ力を最大限に引き出すことが出来る。
【0030】
また図9は、前記クランプ部材8をホルダ1へ回動可能に取り付け且つ背面18側にストッパー21及びマーキング20を施した状態を示している。このような構成とすれば、前記ホルダ1の背面18側からの操作においてもチップ10の挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来るとともに、前記クランプ部材8が前記チップポケット5側へ所定長さ以上突出しチップ10のクランプ力が得られなくなることを防止できる。さらに、前記クランプ部材8の先端部の最外径を前記貫通孔9の内径より小さく設定した場合には、チップ10の着脱操作時に必要に応じて前記クランプ部材8を前記ホルダ1の背面18側へ引き抜くことが可能となり、さらに操作性を高めることが出来る。
【0031】
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の目的を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上記述した通り、本発明の請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具は、ホルダの先端に、載置面と2つの隣り合う壁面とを備えるチップポケットを設け、前記チップポケットに着座面と上面及び複数の側面を有し且つ前記上面の中心位置に前記着座面まで貫通するクランプ孔を設けたスローアウェイチップを装着してなるスローアウェイ式切削工具において、前記ホルダは、円柱状からなり且つその先端部の外周にはテーパ状のクランプ面を有する2つの突起部を備えたクランプ部材が前記載置面の中心位置に形成された貫通孔に回転可能に取り付けられており、前記スローアウェイチップは、前記クランプ孔が前記着座面側では直交する2方向で内径が異なる孔形状からなり前記上面側では円形状からなるとともに、前記クランプ孔の上面側開口部近傍では長軸側一方端から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面からの深さが浅くなるらせん状くぼみ部が形成されていることにより、ホルダ、スローアウェイチップ以外の構成部品、すなわちチップをクランプする部材が、全てホルダ、スローアウェイチップの内部に隠れているため、切りくずの排出がスムーズに行われるとともに、切りくずによる部材の損傷を抑制することが出来る。さらにチップをクランプする部材を取り外しすることなくチップ交換が出来るとともに、チップの着脱はホルダ背面側から前記クランプ部材を回転させることによって可能であるので、良好な操作性を得ることが出来る。
【0033】
また、請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材は前記貫通孔に対して反時計回りにねじ込み可能に取り付けられていることにより、チップを載置面及び2つの壁面に押さえつける力をより強く得ることが出来る。
【0034】
また、請求項3に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材の後端面を含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることにより、前記ホルダの背面側からの操作においてもチップの挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来る。
【0035】
また、請求項4に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材に該クランプ部材が前記チップポケット側へ所定長さ以上突出することを防止するストッパーを備えたことにより、クランプ部材のホルダへの着脱を容易にすることが出来るので、操作性を高めることが出来る。
【0036】
また、請求項5に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記貫通孔の内径よりも前記クランプ部材の前記突起部を含む先端部の外径が小さいことにより、チップの着脱操作時に必要に応じてクランプ部材を前記ホルダの背面側へ引き抜くことが可能となり、操作性を高めることが出来る。
【0037】
また、請求項6に記載のスローアウェイ式切削工具は、前記クランプ部材の後端面または前記ストッパーを含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることにより、前記ホルダの背面側からの操作においてもチップの挿入及びクランプの一連の操作をスムーズに行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるスローアウェイ式切削工具用ホルダ先端部の斜視図である。
【図2】本実施例によるクランプ部材先端部の(a)側面図、(b)先端視図である。
【図3】本実施例によるスローアウェイ式切削工具用スローアウェイチップの斜視図である。
【図4】図1のホルダに図3のスローアウェイチップを装着した状態の斜視図である。
【図5】図3のスローアウェイチップの上面図である。
【図6】図5の他の実施例を示すチップ上面図である。
【図7】図4の背面上方位置からの斜視図である。
【図8】クランプ部材をホルダへねじ込み可能に取り付け且つ背面側にマーキングを施した状態を示す、(a)ホルダ背面図、(b)図8(a)のA−A断面図である。
【図9】クランプ部材をホルダへ回動可能に取り付け且つ背面側にマーキングを施した状態を示す、(a)ホルダ背面図、(b)図9(a)のB−B断面図である。
【図10】従来のスローアウェイ式切削工具を示す斜視図である。
【図11】従来のスローアウェイ式切削工具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:ホルダ
2:載置面
3、4:壁面
5:チップポケット
6:クランプ面
7:突起部
8:クランプ部材
9:貫通孔
10:スローアウェイチップ
11:着座面
12:上面
13:クランプ孔
14:長軸側一方端
15:らせん状くぼみ部
16:切刃
17:すくい面
18:ホルダ背面
19:回転操作冶具
20:マーキング
21:ストッパー
X:らせん状くぼみ部の終了部角度

Claims (6)

  1. ホルダの先端に、載置面と2つの隣り合う壁面とを備えるチップポケットを設け、前記チップポケットに着座面と上面及び複数の側面を有し且つ前記上面の中心位置に前記着座面まで貫通するクランプ孔を設けたスローアウェイチップを装着してなるスローアウェイ式切削工具において、前記ホルダは、円柱状からなり且つその先端部の外周にはテーパ状のクランプ面を有する2つの突起部を備えたクランプ部材が前記載置面の中心位置に形成された貫通孔に回転可能に取り付けられており、前記スローアウェイチップは、前記クランプ孔が前記着座面側では直交する2方向で内径が異なる孔形状からなり前記上面側では円形状からなるとともに、前記クランプ孔の上面側開口部近傍では長軸側一方端から反時計回りに遠ざかるにしたがって上面からの深さが浅くなるらせん状くぼみ部が形成されていることを特徴とするスローアウェイ式切削工具。
  2. 前記クランプ部材は前記貫通孔に対して反時計回りにねじ込み可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具。
  3. 前記クランプ部材の後端面を含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることを特徴とする請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具。
  4. 前記クランプ部材に該クランプ部材が前記チップポケット側へ所定長さ以上突出することを防止するストッパーを備えたことを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイ式切削工具。
  5. 前記貫通孔の内径よりも前記クランプ部材の前記突起部を含む先端部の外径が小さいことを特徴とする請求項4に記載のスローアウェイ式切削工具。
  6. 前記クランプ部材の後端面または前記ストッパーを含む前記ホルダの背面側に、前記突起部の位置を示すマーキングが施されていることを特徴とする請求項4または5に記載のスローアウェイ式切削工具。
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