JP2004258254A - 広告塔兼用乗り物 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動可能な広告兼用乗り物の提供
【解決手段】乗り物外面の少なくとも1側面以上を光透過性素材からなるシート6とし、乗り物内部に光源を設け、あるいは乗り物外面をフレーム枠4と透明パネルとの構成にし、または乗り物の外面を矩形に構成し、側面あるいは背面に液晶または看板を設置可能とし、乗り物内部にコンピュータあるいはコンピュータからの情報受け口を設け、乗り物の外側を広告として使用し、走行することで異なる場所での広告を容易に可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】乗り物外面の少なくとも1側面以上を光透過性素材からなるシート6とし、乗り物内部に光源を設け、あるいは乗り物外面をフレーム枠4と透明パネルとの構成にし、または乗り物の外面を矩形に構成し、側面あるいは背面に液晶または看板を設置可能とし、乗り物内部にコンピュータあるいはコンピュータからの情報受け口を設け、乗り物の外側を広告として使用し、走行することで異なる場所での広告を容易に可能とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は乗り物の外側を広告として使用し、走行することで異なる場所での広告を容易に可能とした技術に関する。
【従来の技術】
従来、乗り物の外側面に電飾広告が可能となったものはなかった。乗り物外面のほんの一部に広告が貼り付けられて走っているバス等が見られるだけであった。また、従来移動可能な電光看板としては、
【文献1】
特開2000−10513号
が見られるが、これは、ネオン管にバッテリーを接続し、該バッテリーから電気を供給して該ネオン管を発光させているから、交流電源が不要であり、設置場所を自由に設定することができるという効果を有する。
しかしながら、この発明は電光看板が移動するもので、本発明のように移動乗り物を広告塔として使用するものではない。
【発明が解決しようとする課題】
一般に看板は宣伝のため、店の外に設置されたり、光らせたり種々の工夫がなされている。しかしながら一定の場所に設置された看板は一定の範囲の人にしか認知されず、宣伝効果の薄いものであった。また、バス等の車体のほんのごく一部に貼り付けられた広告は暗くなると全く見えなくなる上に、小さすぎて人々の印象に薄いものであった。
従って、誰の目にもはっきりと認識可能で、しかも何とか異なる場所での宣伝を行うためには、看板を町中のいたるところに設置する必要があり、これには多大なコストを必要とした。
従って、コストをかけず、しかも異なる場所での宣伝が行える移動看板が要望されていた。
本発明者らは乗り物に広告特に電光広告に工夫を凝らせ、改良した結果、好ましい構造のトラック、軽トラ、自動三輪において移動型電光広告兼用車を開発し、本出願に及んだものであります。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、移動可能な広告のために、専用の乗り物を発明したものであり、乗り物の随所に工夫を凝らした構成となっている。さらに、広告面に液晶画面を取り入れたことで、異なる広告がデータのやり取りで可能となり、看板の差し替え作業等も不要となるため、非常に効率の良い広告方法が提供できることとなった。
【0002】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面の少なくとも1側面以上を光透過性素材とし、乗り物内部に光源を設けたことを要旨とする。
【0003】
また、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面を枠フレームと透明パネルとの構成にしたことを要旨とする。
【0004】
さらに、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物の外面を矩形に構成し、側面あるいは背面に看板を設置可能としたことを要旨とする。
【0005】
また、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面の少なくとも1側面以上を液晶画面とし、乗り物内部にコンピュータあるいはコンピュータからの情報受け口を設けたことを要旨とする。
【発明の実施の形態】
本発明に用いる移動体は、上記したトラックに限らず、一人乗り自動車でも、ミニバンでも良い。
さらに広告方法は荷台側面を看板面とする、荷台背面(後方)面も看板面とする、それらを電光広告とする、さらに荷台上部にスピーカーを搭載し、広告主の放送用テープを放送する等の広告方法に限定はない。
また、発光体のための光源は、発電機と特殊ライトを使用しているが、どのような構成でもかまわない。
ライトは一般に乗り物荷台に設置するが、側面、背面の看板に光が届くようなものであれば、どのようなものでも良い。スポットライト(蛍光灯)方式で直接ライトが看板に当たるようにしても良い。
さらに、本発明は移動する広告のために乗り物を使用しているため、光を当てずに走る場合も想定しており、そのために、看板そのものを側面や背面にレールで差込可能としているなどの看板を乗り物に設置しやすい工夫を行っている。設置方法ははめ込み、スライド、ロールシート方式などどのような方法でも良い。
さらに、看板そのものは、電光の場合は、フッ素樹脂コーティングシート(以下FFシートと称する)などの電飾看板用シートに印刷をラミネート状で貼り付けるとか、荷台側面背面を透明パネルとし、そのパネルに直接印刷シートを貼り付けても良い。また、電光広告にしない場合はアルミ、トタン、木製看板など荷台に設置可能な看板が考えられる。その他液晶画面の広告面も設ければ、データーの入れ替えだけで静止画の広告も動画の広告も可能となる。この場合、乗り物内部にパソコンを設置して、液晶画面に情報を送るようにしても良いし、コンピューターとのデータ接続口だけ設けておいても良い。また広告を主体とした乗り物であるため、看板を設置しやすい様フレーム枠は横開きに構成しても良い。
さらに広告方法として、タコグラフを搭載して運行経路が広告主にわかるようにし、このタコグラフは運転者の管理にも使用可能であり、さらには広告効果との比較により、広告効率の検証を行い、効果的な運行方法を割り出すことも可能となる。
【実施例】
本発明の実施例を図1から6を使用して以下詳細に説明する。
【実施例1】
本発明の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施例は、トラックの荷台に電光用の看板を設置して、昼夜走行する広告兼用乗り物について説明する。
図1は本発明の乗り物であるトラック荷台についての概略説明図である。図2は荷台内部構造を撮影した写真である。図3は運転室と荷台との間に搭載しているエンジンスターターの説明写真である。
図1・2において、(1)は本発明の乗り物、(2)は運転室、(3)は荷台、(4)はフレーム枠、(5)は荷台天井、(6)はシート、(7)は発電機、(8)はランプ、(9)は補強柱、(10)はエンジンスタータである。
まず、荷台の左右側面AB及び背面Cが広告面となる。また、荷台の構成としては、図2に明らかなように、荷台天井(5)を支える補強柱(9)を設け、さらに広告面は広告シート(6)を固定するフレーム枠(4)が上開きとなるようトラック荷台の外形に取り付けられている。トラック荷台の大きさは長さ4m20cm幅1m85cm高さが96cmとしているが、この形状はこれに限定されず、乗り物外面がほぼ広告面となれば広告効果が高いことが予想される。さらに側面背面がフレーム枠のため強度を保つために、図2に示すように 天井を支える柱を設けている。なお、フレーム枠は横開きでも良いことはもちろんである。
【0006】
また、本実施例では、広告はFFシートに直接印刷しても良い。FFシートはフレーム枠(4)にはめ込めるあるいは貼張しても良い。さらには、天井を内側で通過できるようにして、左右のシートを一枚で構成しても良い。シートはロール状にして、複数の広告がロールの回転操作で変更可能としても良いし、時間ごとに自動的に変更可能なように構成しても良い。
本実施例では、ライトは図2(8)に示すように荷台に上向きに設置している。また、発電機(7)を荷台に設置し、エンジンスタータ(10)を運転室と荷台の中間に設置して広告シートの設置張替え等の邪魔にならないよう工夫している。
【0007】
このような実施例の夜間広告結果は図4のようになる。暗い街中をはっきりとした大きな広告面が走り回ることとなり、一般の人にも車や電車に乗っている人、あるいは各ビル内または各店舗の中から外を見ている人に認知可能となる。なお、この広告兼用乗り物は、走っているときのみではなく、例えば駐車場に車を置いている場合にも、周りに対して広告効果がある。
特に夜間であれば、看板が光ることで非常に人々の認識を獲得し易く、車が駐車している間でさえ看板の役割を果たすなど、非常に効果的な看板となる。
【実施例2】
実施例2として、本発明の他の実施例を添付した図5から図6に基づいて説明する。図5は本実施例の使用状態図を示す1(a)は請求項2に係る本発
図6はフレーム枠上下辺に看板あるいは透明パネル差込用スライドを設けた状態を示す説明図である。
図において、(11)はパネルに貼り付けた広告文字、(12)は看板用透明パネル、(13)は看板あるいは透明パネル差込用スライドである。
本実施例においては、実施例1に示した電飾用シートを用いず、広告文字を貼り付けた透明パネルか、看板そのものをアルミ、トタン等で制作し、看板をフレーム枠に設けたスライドに差し込んで荷台側面に固定する実施例を説明する。
まず乗り物としては、軽トラックの荷台に天井とフレーム枠を設け、このフレーム枠を図6のようにフレーム枠の下辺(13a)と上辺(13b)を設けている。このようにすることでフレーム枠の横から透明パネル(12)や看板そのものを下辺に設けられたスライド(13a)と上辺に設けられたスライド(13b))に嵌めて横にスライドさせることにより、固定具を必要とせず、フレーム枠に嵌めることが可能となる。
一般に看板を制作する場合は、アルミ、トタン等の軽い材料で制作しても良いし、透明パネル(12)に印刷した広告文字(11)を貼り付けても良い。パネルが透明であれば、内部より光を当てると、自然と広告文字が光り目立って好ましい広告となり、昼間は光を当てなければ、印刷文字のみが認識可能な広告パネルとして使用できる。
さらに、看板そのものをフレーム枠にスライド可能な大きさで制作すれば、看板をこのスライドに差し込むだけで静止状態の看板を移動可能な状態に早替わりさせることが可能となる。例えば、店舗のオープン前1カ月間は本実施例の軽トラックのスライドにはめ込んで街中を昼夜走って広告し、オープンの日には店の看板として掲げるなどの看板の再使用や転用が可能となる。また、看板やパネルを固定する部材が必要ではなくなり便利である。
【実施例3】
実施例3として、本発明の他の実施例を説明する。
本実施例は、広告面の一面(側面あるいは背面)または全面を液晶画面とし、パソコンからの情報を液晶画面に流すようにしたものである(図示せず)。
このように液晶画面を広告面として有した乗り物であれば、瞬時にデータの交換だけで広告面が作り出せ、しかも静止画も動画も自由自在であるため、広告面の作成について飛躍的に効率化が図れる。
乗り物には必ずしもコンピュータを搭載する必要は無く、広告面を変更する場合に、画面に接続端子が設けてあれば、コンピュータからの情報を取り込むことが可能となる。
このような実施例においては、看板作成に要する時間が短縮できるばかりではなく、広告内容として、広告面を動画で提供することが可能となり、広告に変化をもたせることも可能となる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の広告兼用乗り物は、荷台側面背面を広告面として構成したため、しっかりとした広告が行え、誰の目にも困難なく、読み取れる広告が可能となった。また、移動する乗り物側面背面を広告面と構成したため、どこにでも広告を移動可能となった。さらに、荷台内部に発光体を設けることで、夜間や曇りの日でも内部から看板や広告を発光させることが可能で、移動する点とあわせると、非常に人目を引く、注目される広告方法となる。また、広告面素材としては、電飾用シートのような昨今利用し易く、印刷可能なシートを利用することも、また、透明パネルやパネル状の看板そのものを差し込む構成の荷台の構成も可能で、いずれも広告後に店の垂れ幕や店の看板としてシートや看板の再利用が可能となる。また、本発明のような構成の荷台であれば、簡単に看板を取り付けることが可能となる。
さらに、液晶広告画面では、動画の広告が可能となり、変化のある効率の良い広告が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗り物であるトラック荷台についての概略説明図である。
【図2】荷台内部構造を撮影した写真である。
【図3】運転室と荷台との間に搭載しているエンジンスターターの説明写真である。
【図4】本発明の実施例1の使用状態図である。
【図5】実施例2の使用状態図を示す。
【図6】荷台フレーム枠のパネル差し込み用スライドを示す説明図である。
【符号の説明】
1、広告塔兼用乗り物
2、運転室
3、荷台
4、フレーム枠
5、荷台天井
6、シート
7、発電機
8、ランプ
9、補強柱
10、エンジンスタータ
11、広告文字
12、看板用透明パネル
13、看板あるいはパネル差込用スライド
【産業上の利用分野】
本発明は乗り物の外側を広告として使用し、走行することで異なる場所での広告を容易に可能とした技術に関する。
【従来の技術】
従来、乗り物の外側面に電飾広告が可能となったものはなかった。乗り物外面のほんの一部に広告が貼り付けられて走っているバス等が見られるだけであった。また、従来移動可能な電光看板としては、
【文献1】
特開2000−10513号
が見られるが、これは、ネオン管にバッテリーを接続し、該バッテリーから電気を供給して該ネオン管を発光させているから、交流電源が不要であり、設置場所を自由に設定することができるという効果を有する。
しかしながら、この発明は電光看板が移動するもので、本発明のように移動乗り物を広告塔として使用するものではない。
【発明が解決しようとする課題】
一般に看板は宣伝のため、店の外に設置されたり、光らせたり種々の工夫がなされている。しかしながら一定の場所に設置された看板は一定の範囲の人にしか認知されず、宣伝効果の薄いものであった。また、バス等の車体のほんのごく一部に貼り付けられた広告は暗くなると全く見えなくなる上に、小さすぎて人々の印象に薄いものであった。
従って、誰の目にもはっきりと認識可能で、しかも何とか異なる場所での宣伝を行うためには、看板を町中のいたるところに設置する必要があり、これには多大なコストを必要とした。
従って、コストをかけず、しかも異なる場所での宣伝が行える移動看板が要望されていた。
本発明者らは乗り物に広告特に電光広告に工夫を凝らせ、改良した結果、好ましい構造のトラック、軽トラ、自動三輪において移動型電光広告兼用車を開発し、本出願に及んだものであります。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、移動可能な広告のために、専用の乗り物を発明したものであり、乗り物の随所に工夫を凝らした構成となっている。さらに、広告面に液晶画面を取り入れたことで、異なる広告がデータのやり取りで可能となり、看板の差し替え作業等も不要となるため、非常に効率の良い広告方法が提供できることとなった。
【0002】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面の少なくとも1側面以上を光透過性素材とし、乗り物内部に光源を設けたことを要旨とする。
【0003】
また、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面を枠フレームと透明パネルとの構成にしたことを要旨とする。
【0004】
さらに、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物の外面を矩形に構成し、側面あるいは背面に看板を設置可能としたことを要旨とする。
【0005】
また、本発明の広告塔兼用乗り物は、乗り物外面の少なくとも1側面以上を液晶画面とし、乗り物内部にコンピュータあるいはコンピュータからの情報受け口を設けたことを要旨とする。
【発明の実施の形態】
本発明に用いる移動体は、上記したトラックに限らず、一人乗り自動車でも、ミニバンでも良い。
さらに広告方法は荷台側面を看板面とする、荷台背面(後方)面も看板面とする、それらを電光広告とする、さらに荷台上部にスピーカーを搭載し、広告主の放送用テープを放送する等の広告方法に限定はない。
また、発光体のための光源は、発電機と特殊ライトを使用しているが、どのような構成でもかまわない。
ライトは一般に乗り物荷台に設置するが、側面、背面の看板に光が届くようなものであれば、どのようなものでも良い。スポットライト(蛍光灯)方式で直接ライトが看板に当たるようにしても良い。
さらに、本発明は移動する広告のために乗り物を使用しているため、光を当てずに走る場合も想定しており、そのために、看板そのものを側面や背面にレールで差込可能としているなどの看板を乗り物に設置しやすい工夫を行っている。設置方法ははめ込み、スライド、ロールシート方式などどのような方法でも良い。
さらに、看板そのものは、電光の場合は、フッ素樹脂コーティングシート(以下FFシートと称する)などの電飾看板用シートに印刷をラミネート状で貼り付けるとか、荷台側面背面を透明パネルとし、そのパネルに直接印刷シートを貼り付けても良い。また、電光広告にしない場合はアルミ、トタン、木製看板など荷台に設置可能な看板が考えられる。その他液晶画面の広告面も設ければ、データーの入れ替えだけで静止画の広告も動画の広告も可能となる。この場合、乗り物内部にパソコンを設置して、液晶画面に情報を送るようにしても良いし、コンピューターとのデータ接続口だけ設けておいても良い。また広告を主体とした乗り物であるため、看板を設置しやすい様フレーム枠は横開きに構成しても良い。
さらに広告方法として、タコグラフを搭載して運行経路が広告主にわかるようにし、このタコグラフは運転者の管理にも使用可能であり、さらには広告効果との比較により、広告効率の検証を行い、効果的な運行方法を割り出すことも可能となる。
【実施例】
本発明の実施例を図1から6を使用して以下詳細に説明する。
【実施例1】
本発明の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施例は、トラックの荷台に電光用の看板を設置して、昼夜走行する広告兼用乗り物について説明する。
図1は本発明の乗り物であるトラック荷台についての概略説明図である。図2は荷台内部構造を撮影した写真である。図3は運転室と荷台との間に搭載しているエンジンスターターの説明写真である。
図1・2において、(1)は本発明の乗り物、(2)は運転室、(3)は荷台、(4)はフレーム枠、(5)は荷台天井、(6)はシート、(7)は発電機、(8)はランプ、(9)は補強柱、(10)はエンジンスタータである。
まず、荷台の左右側面AB及び背面Cが広告面となる。また、荷台の構成としては、図2に明らかなように、荷台天井(5)を支える補強柱(9)を設け、さらに広告面は広告シート(6)を固定するフレーム枠(4)が上開きとなるようトラック荷台の外形に取り付けられている。トラック荷台の大きさは長さ4m20cm幅1m85cm高さが96cmとしているが、この形状はこれに限定されず、乗り物外面がほぼ広告面となれば広告効果が高いことが予想される。さらに側面背面がフレーム枠のため強度を保つために、図2に示すように 天井を支える柱を設けている。なお、フレーム枠は横開きでも良いことはもちろんである。
【0006】
また、本実施例では、広告はFFシートに直接印刷しても良い。FFシートはフレーム枠(4)にはめ込めるあるいは貼張しても良い。さらには、天井を内側で通過できるようにして、左右のシートを一枚で構成しても良い。シートはロール状にして、複数の広告がロールの回転操作で変更可能としても良いし、時間ごとに自動的に変更可能なように構成しても良い。
本実施例では、ライトは図2(8)に示すように荷台に上向きに設置している。また、発電機(7)を荷台に設置し、エンジンスタータ(10)を運転室と荷台の中間に設置して広告シートの設置張替え等の邪魔にならないよう工夫している。
【0007】
このような実施例の夜間広告結果は図4のようになる。暗い街中をはっきりとした大きな広告面が走り回ることとなり、一般の人にも車や電車に乗っている人、あるいは各ビル内または各店舗の中から外を見ている人に認知可能となる。なお、この広告兼用乗り物は、走っているときのみではなく、例えば駐車場に車を置いている場合にも、周りに対して広告効果がある。
特に夜間であれば、看板が光ることで非常に人々の認識を獲得し易く、車が駐車している間でさえ看板の役割を果たすなど、非常に効果的な看板となる。
【実施例2】
実施例2として、本発明の他の実施例を添付した図5から図6に基づいて説明する。図5は本実施例の使用状態図を示す1(a)は請求項2に係る本発
図6はフレーム枠上下辺に看板あるいは透明パネル差込用スライドを設けた状態を示す説明図である。
図において、(11)はパネルに貼り付けた広告文字、(12)は看板用透明パネル、(13)は看板あるいは透明パネル差込用スライドである。
本実施例においては、実施例1に示した電飾用シートを用いず、広告文字を貼り付けた透明パネルか、看板そのものをアルミ、トタン等で制作し、看板をフレーム枠に設けたスライドに差し込んで荷台側面に固定する実施例を説明する。
まず乗り物としては、軽トラックの荷台に天井とフレーム枠を設け、このフレーム枠を図6のようにフレーム枠の下辺(13a)と上辺(13b)を設けている。このようにすることでフレーム枠の横から透明パネル(12)や看板そのものを下辺に設けられたスライド(13a)と上辺に設けられたスライド(13b))に嵌めて横にスライドさせることにより、固定具を必要とせず、フレーム枠に嵌めることが可能となる。
一般に看板を制作する場合は、アルミ、トタン等の軽い材料で制作しても良いし、透明パネル(12)に印刷した広告文字(11)を貼り付けても良い。パネルが透明であれば、内部より光を当てると、自然と広告文字が光り目立って好ましい広告となり、昼間は光を当てなければ、印刷文字のみが認識可能な広告パネルとして使用できる。
さらに、看板そのものをフレーム枠にスライド可能な大きさで制作すれば、看板をこのスライドに差し込むだけで静止状態の看板を移動可能な状態に早替わりさせることが可能となる。例えば、店舗のオープン前1カ月間は本実施例の軽トラックのスライドにはめ込んで街中を昼夜走って広告し、オープンの日には店の看板として掲げるなどの看板の再使用や転用が可能となる。また、看板やパネルを固定する部材が必要ではなくなり便利である。
【実施例3】
実施例3として、本発明の他の実施例を説明する。
本実施例は、広告面の一面(側面あるいは背面)または全面を液晶画面とし、パソコンからの情報を液晶画面に流すようにしたものである(図示せず)。
このように液晶画面を広告面として有した乗り物であれば、瞬時にデータの交換だけで広告面が作り出せ、しかも静止画も動画も自由自在であるため、広告面の作成について飛躍的に効率化が図れる。
乗り物には必ずしもコンピュータを搭載する必要は無く、広告面を変更する場合に、画面に接続端子が設けてあれば、コンピュータからの情報を取り込むことが可能となる。
このような実施例においては、看板作成に要する時間が短縮できるばかりではなく、広告内容として、広告面を動画で提供することが可能となり、広告に変化をもたせることも可能となる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の広告兼用乗り物は、荷台側面背面を広告面として構成したため、しっかりとした広告が行え、誰の目にも困難なく、読み取れる広告が可能となった。また、移動する乗り物側面背面を広告面と構成したため、どこにでも広告を移動可能となった。さらに、荷台内部に発光体を設けることで、夜間や曇りの日でも内部から看板や広告を発光させることが可能で、移動する点とあわせると、非常に人目を引く、注目される広告方法となる。また、広告面素材としては、電飾用シートのような昨今利用し易く、印刷可能なシートを利用することも、また、透明パネルやパネル状の看板そのものを差し込む構成の荷台の構成も可能で、いずれも広告後に店の垂れ幕や店の看板としてシートや看板の再利用が可能となる。また、本発明のような構成の荷台であれば、簡単に看板を取り付けることが可能となる。
さらに、液晶広告画面では、動画の広告が可能となり、変化のある効率の良い広告が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗り物であるトラック荷台についての概略説明図である。
【図2】荷台内部構造を撮影した写真である。
【図3】運転室と荷台との間に搭載しているエンジンスターターの説明写真である。
【図4】本発明の実施例1の使用状態図である。
【図5】実施例2の使用状態図を示す。
【図6】荷台フレーム枠のパネル差し込み用スライドを示す説明図である。
【符号の説明】
1、広告塔兼用乗り物
2、運転室
3、荷台
4、フレーム枠
5、荷台天井
6、シート
7、発電機
8、ランプ
9、補強柱
10、エンジンスタータ
11、広告文字
12、看板用透明パネル
13、看板あるいはパネル差込用スライド
Claims (4)
- 乗り物外面の少なくとも1側面以上を光透過性素材とし、乗り物内部に光源を設けたことを特徴とする広告塔兼用乗り物。
- 乗り物外面を枠フレームと透明パネルとの構成にしたことを特徴とする請求項1記載の広告塔兼用乗り物。
- 乗り物の外面を矩形に構成し、側面あるいは背面にスライド状に看板を設置可能としたことを特徴とする広告塔兼用乗り物。
- 乗り物外面の少なくとも1側面以上を液晶画面とし、乗り物内部にコンピュータあるいはコンピュータからの情報受け口を設けたことを特徴とする広告塔兼用乗り物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048119A JP2004258254A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 広告塔兼用乗り物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048119A JP2004258254A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 広告塔兼用乗り物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004258254A true JP2004258254A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33114174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003048119A Pending JP2004258254A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 広告塔兼用乗り物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004258254A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122524A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Bankunmei Co Ltd | 広告自動車およびその広告自動車を用いた広告方法 |
JP2010228509A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両の表示装置 |
JP6477856B1 (ja) * | 2017-12-26 | 2019-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車 |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003048119A patent/JP2004258254A/ja active Pending
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US10657855B2 (en) | 2017-12-26 | 2020-05-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle |
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