JP2004256953A

JP2004256953A - Thin cotton-interknitted elastic warp knit having soft stretch, and method for producing the same

Info

Publication number: JP2004256953A
Application number: JP2003049723A
Authority: JP
Inventors: Takamasa Miie; 隆昌御家; Yuichiro Omote; 雄一郎表
Original assignee: Toyobo Co Ltd
Current assignee: Toyobo Co Ltd
Priority date: 2003-02-26
Filing date: 2003-02-26
Publication date: 2004-09-16
Anticipated expiration: 2023-02-26
Also published as: JP4452973B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a thin cotton-interknitted elastic warp knit having soft stretch and excellent wearing feeling when used for a girdle, a brassiere, a sportswear or the like; and to provide a method for producing the elastic warp knit. <P>SOLUTION: The warp knit obtained by arranging a nonelastic yarn comprising a synthetic fiber on a front guide bar, an expandable elastic yarn on a middle guide bar and a moisture-absorbing fiber yarn containing cotton on a back guide bar has ≤0.7 mm thickness, ≤250 g/2.5 cm stretching force at 50% elongation and ≥700 g tear strength. In the warp knit obtained by arranging the nonelastic yarn comprising the synthetic fiber on the front guide bar, the expandable elastic yarn on the middle guide bar and the moisture-absorbing fiber yarn containing the cotton on the back guide bar, the nonelastic yarn of the front guide bar, and the expandable elastic yarn of the middle guide bar are arranged in full set, and knitted by a specific structure to provide the thin knit having the soft stretch. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は薄くてソフトストレッチ性を有する綿交弾性経編地に関し、より詳しくはガードル、ブラジャー、スポーツウエア等に使用した時の着用感に優れた弾性経編地に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、インナーウエア、スポーツウエア等に使用される弾性経編地は、合成繊維マルチフィラメント又は綿糸の如く紡績糸からなる非伸縮性糸条を用いて地組織を１０／２３の編組織で編成し、この地組織に弾性糸１２／１０の編組織で組み合わせることによって得られるハーフ組織からなるトリコット２ｗａｙが多く使用されている。非伸縮性糸条が合成繊維マルチフィラメントである場合生地は薄くて伸縮性があり、着用時のフィット性に優れているものの吸湿性に乏しく着用時に汗をかいた時の保水性が劣る為、製品として着用した時の不満があった。
【０００３】
また非伸縮性糸条が例えば綿糸の様な紡績糸の場合、吸湿性に優れるものの、（紡績糸の場合）糸が太い為、生地が厚くなったり、又生地表面に綿糸特有の毛羽、ネップが発生し外観上好ましくないとの不満があった。
【０００４】
これらを解消する目的で前オサが合成繊維からなる非伸縮性糸条と中オサが弾性糸からなるハーフ組織に後オサに綿糸を挿入させることで、表側は合成繊維、裏側に綿糸を配置させた裏綿２ＷＡＹ組織が開発されている。この組織では、生地表側外観はきれいになり、吸湿性に優れるが、生地の厚さが厚くなる為、ショーツやガードル用途の生地としては快適性に欠ける問題がある。
【０００５】
又、生地を薄くする為に弾性糸を挿入組織にした裏綿サテンネット組織や裏綿トリコネット組織が用いられる場合があるが、これらは生地の破裂強力、引裂強力、デマッチャーの安定性の面から通常弾性糸の繊度は１５５ｄｔｅｘ〜４７０ｄｔｅｘであり、かなりパワーが強く、ハードガードルとしては適しているもののショーツやライトガードルには適していない。更に弾性糸が挿入組織の場合、着用時の弾性糸抜けが発生することがある為品質の安定性に不安があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地であって、綿が入っていることより着用したときに汗をかいても不快でなく、又生地が薄くソフトストレッチに優れ、外衣にも響かず窮屈な感じもしない経編地を提供することである。本発明の別の目的は薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地を容易に作ることができる製造方法を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は以下の構成よりなる。
１．前オサに合成繊維からなる非伸縮性糸条を、中オサに伸縮弾性糸を、後オサに綿を含む吸湿性繊維糸条をそれぞれ配置した経編地において、厚さが０．７ｍｍ以下で、５０％伸長時の伸長力が２５０ｇ／２．５ｃｍ以下、引裂強力が７００ｇ以上であることを特徴とする薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地。
２．前オサの非伸縮性糸条と中オサの伸縮弾性糸はフルセットで配置され、前記の２種の糸が１針振りで３乃至４ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、１コースずつ編成され、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は０乃至１ウエールで挿入されながら編成されていることを特徴とする上記第１に記載の薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地。
３．前オサの非伸縮性糸条は２２ｄｔｅｘ〜７８ｄｔｅｘの合成繊維マルチフィラメント糸、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は７０ｄｔｅｘ〜１４０ｄｔｅｘ、伸縮弾性糸は２２ｄｔｅｘ〜７８ｄｔｅｘであることを特徴とする上記第１又は第２に記載の薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地。
４．破裂強力が２ｋｇ以上であることを特徴とする上記第１〜第３のいずれかに記載の薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地。
５．前オサに合成繊維からなる非伸縮性糸条を、中オサに伸縮弾性糸を、後オサに綿を含む吸湿性繊維糸条をそれぞれ配置した経編地において、前オサの非伸縮性糸条と中オサの伸縮弾性糸はフルセットで配置され、前記の２種の糸が１針振りで３乃至４ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、１コースずつ編成され、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は０乃至１ウエールで挿入されながら編成されていることを特徴とする上記第１〜第４のいずれかに記載の薄くてソフトストレッチを有する綿交弾性経編地の製造方法。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の経編地は、前オサに合成繊維からなる非伸縮性糸条を、中オサに伸縮弾性糸を、後オサに綿を含む吸湿性繊維糸条をそれぞれ配置して得られる伸縮性弾性経編地であることが望ましい。前オサの非伸縮性糸条と中オサの伸縮弾性糸によって、生地表側の合成繊維独特なきれいな外観や安定した伸縮特性を有することが出来るのでこれらの繊維糸条の配置を変えることは好ましくない。
【０００９】
又、後オサに綿を含む吸湿性繊維を用いないと、製品として着用した時に肌側に綿による吸湿性能を発揮することが出来ず、汗をかいた時のベタツキ感を得られず好ましくない。又、綿糸特有の柔らかい風合いも得られない為好ましくない。
【００１０】
本発明で言う合成繊維からなる非伸縮性糸条とは、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン６、ナイロン６６、アクリル、アクリレートに代表される合成繊維糸条を意味し、そのすっきりした外観などから合成繊維マルチフィラメント糸条であることが好ましい。
【００１１】
本発明で言う弾性糸とは、ポリウレタンを主体とする重合体組成物を紡糸して得られる弾性繊維糸である。ポリウレタンはポリエーテル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系など、公知のポリウレタンを挙げることが出来る。かかるポリウレタンはポリイソシアネート、ポリマージオール、所望により低分子多官能活性水素化合物を反応させて得ることが出来る。ポリイソシアネートとしては、例えば４，４´−ジフェニルメタンジイソシアネート、１，４−フェニレンジイソシアネート、２，４−トリレンジイソシアネート、２，６−トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、１，４−シシクロヘキサンジイソシアネート、４，４´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどの１種またはこれらの混合物を用いることが出来る。中でも好ましいのは４，４´−ジフェニルメタンジイソシアネートである。ポリマージオールは両末端にヒドロキシル基を持つ分子量が６００〜７０００の実質的に線状の重合体として、例えばポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテルグリコール、ポリエチレンエーテルグリコール、ポリペンタメチレンエーテルグリコールなどのポリエーテルポリオールや、コポリ（テトラメチレン・ネオペンチレン）エーテルジオール、コポリ（テトラメチレン・２−メチルブチレン）エーテルジオール、コポリ（テトラメチレン・２，３−ジメチルブチレン）エーテルジオール、コポリ（テトラメチレン・２，２−ジメチルブチレン）エーテルジオールなどの２種以上の炭素数６以下のアルキレン基を含むコポリエーテルポリオールや、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、イタコン酸、マゼライン酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、スベリン酸、ドデカンジカルボン酸、β―メチルアジピン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの２塩基酸の１種または２種以上の混合物とエチレングリコール、１，２−プロピレングリコール、１，４−ブタンジオール、１，６−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、１，４−ジメチロールシクロヘキサンなどのグリコールの１種あるいは２種以上の混合物から得られるポリエステルポリオールや、ポリエーテルエステルジオール、ポリラクトンジオール、ポリカーボネートジオールなどの任意のポリオールを用いることが出来る。
【００１２】
本発明で言う綿を含む吸湿性繊維糸条とは、綿単体はもちろんのこと、例えば綿に合成繊維をカバリングした綿カバリング糸や綿と合成繊維又は他の天然繊維との混繊糸や複合糸などを含むものである。
【００１３】
本発明において得られる経編地の生地の厚みは、０．７ｍｍ以下であることが望ましい。生地の厚みが０．７ｍｍを越えると、着用時に違和感を生じたり、動きにくくなったりする為好ましくない。又、この経編地をインナー用ショーツやガードルとして着用した場合、着用部分とそうでない部分に段差が生じそれが外衣から見えてくる為好ましくない。更に好ましくは０．６ｍｍ以下である。
【００１４】
本発明において得られる経編地の５０％伸長時の伸長力が２５０ｇ／２．５ｃｍ以下であることが望ましい。５０％伸長時の伸長力とは編地を５０％伸長させたときの応力を意味し、これは例えばガードルに縫製した場合において、実着用時の座位における尻部生地にかかる応力と相関している。この５０％伸長時の伸長力が２５０ｇ／２．５ｃｍより大きくなると、座ったときの姿勢において圧迫感を感じる為好ましくない。更に好ましくは２００ｇ／２．５ｃｍ以下である。
【００１５】
本発明の経編地は引裂強力が７００ｇ以上であることが好ましい。引裂強力が７００ｇを下回ると、製品として着用した時又は経編地を縫製する時に裂けやすくなる為好ましくない。但し、引裂強力を高めようと、極端に太い糸を使って、厚い経編地とすることは好ましくないので、引裂強力は５０００ｇ以下でよい。（１０００ｇｆ＝９．８Ｎ）
【００１６】
本発明の経編地は前オサの非伸縮性糸条と中オサの伸縮弾性糸はフルセットで配置され、前記の２種の糸は１針振りで３乃至４ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、１コースずつ編成され、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は０乃至１ウエールで挿入されてなる編成組織であることが望ましい。非伸縮性糸条をフルセットに配列しない場合、経編地表面に凹凸が出てくる為、均一な外観が得られず好ましくない。又伸縮弾性糸をフルセットに配列しない場合、弾性糸の入っていない所が伸長特性がなくなる為好ましくない。
【００１７】
本発明の経編地は、非伸縮性糸条と伸縮弾性糸が１針振りで３乃至４ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、１コースずつ編成されていることが好ましい。非伸縮性糸条と伸縮弾性糸が１針振りで２ウエールのみにわたって互いに反対方向に１コースずつ編成された場合、経編地が裂けやすくなり好ましくない。又１針振りで５ウエールにまたがった場合、ヨコ段がきつく発生し外観を悪くする為好ましくない。更に非伸縮性糸条と伸縮弾性糸が２針振りで互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら編成された場合、経編地が厚くなる為好ましくない。
【００１８】
本発明の経編地は後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は０乃至１ウエールで挿入されてなる編成組織であることが望ましい。後オサの綿を含む吸湿性糸条が２ウエール以上にまたがって挿入された場合、生地が厚くなる為好ましくない。
【００１９】
本発明の経編地は前オサの非伸縮性糸条は２２ｄｔｅｘ〜７８ｄｔｅｘの合成繊維マルチフィラメント糸、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は７０ｄｔｅｘ〜１４０ｄｔｅｘ、伸縮弾性糸は２２ｄｔｅｘ〜７８ｄｔｅｘであることが望ましい。前オサの非伸縮性糸条が２２ｄｔｅｘ未満であると、生地の破裂強力が低くなり、製品として使用した場合破れ易くなる為好ましくない。又７８ｄｔｅｘを越えると、生地が厚くなる為好ましくない。更に好ましくは３３ｄｔｅｘ〜５６ｄｔｅｘである。
【００２０】
本発明の伸縮弾性糸は２２ｄｔｅｘ未満であると、生地を製造する工程において、通常２倍に引っ張る為、実質編機上では１０ｄｔｅｘとなり、糸が見えにくくなり、作業性が悪くなること。又ここまで細くなると、後加工で熱を加えた場合、伸縮弾性糸が加工途中で破断したり、又製品としての着用耐久性が悪くなる為好ましくない。伸縮弾性糸が７８ｄｔｅｘを越えると、生地のパワーが強くなり過ぎる為、製品として着用時に腹部や臀部を圧迫しきごごちが悪くなる為好ましくない。
【００２１】
本発明の綿を含む吸湿性繊維糸条は７０ｄｔｅｘ未満であると、生地を製造する工程において、紡績糸であるがゆえに糸強力が極端に低くなり整経、編成工程における糸切れが多くなり操業性に支障をきたす為好ましくない。又１４０ｄｔｅｘを越えると生地が厚くなり過ぎる為、目的とする薄地の生地を得ることが出来ないため好ましくない。
更に好ましくは８８ｄｔｅｘ〜１１８ｄｔｅｘである。
【００２２】
本発明における経編地は破裂強力が２ｋｇ以上であることが望ましい。破裂強力が２ｋｇ未満であると、製品として着用時、破れやすくなる為好ましくない。但し、破裂強度を高めようと、太い糸使いの厚い経編地とすることは好ましくないので、破裂強度は１０ｋｇ以下でよい。（１ｋｇｆ＝９．８Ｎ）
【００２３】
本発明における経編地は前オサに合成繊維からなる非伸縮性糸条を、中オサに伸縮弾性糸を、後オサに綿を含む吸湿性繊維糸条をそれぞれ配置した経編地において、前オサの非伸縮性糸条と中オサの伸縮弾性糸はフルセットで配置され、前記の２種の糸は１針振りで３乃至４ウエールにわたって互いに反対方向にアトラス編方式で往復しながら、１コースずつ編成され、後オサの綿を含む吸湿性繊維糸条は０乃至１ウエールで挿入されながら編成されていることが望ましい。前オサに伸縮弾性糸を使用した場合、これは、製品の表、裏両面に伸縮弾性糸が出てくることになる為、染色により着色出来ない状況となり外観不良となり好ましくない。
【００２４】
又、前オサに綿を含む吸湿性繊維糸条をそれぞれ配置した場合、前記糸は組織上、ニット組織にする必要があり、その為、生地が厚くなる為好ましくない。
【００２５】
【実施例】
以下、具体的実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下に本発明中で採用した測定方法を示す。
【００２６】
伸長力：
編成された伸縮性弾性経編地から幅２．５ｃｍ、長さ１６ｃｍの試験片を採取し、インストロン型引張試験機に引張間隔１０ｃｍで取付け、１５％、３０％、５０％、８０％伸長時の伸長力を測定した。伸長力の値は３サイクル目におけるそれぞれの値を用いた。
【００２７】
引裂強力はＪＩＳＬ１０９６Ｄ法（ペンジュラム法）にて測定した。
【００２８】
破裂強力はＪＩＳＬ１０９６Ａ法（ミューレン形法）にて測定した。
【００２９】
厚さはＪＩＳＬ１０９６試験方法にて測定した。
【００３０】
（実施例１）
２８ゲージの３枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン４４ｄｔｅｘ−３４ｆｉｌセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス４４ｄｔｅｘ糸、バックオサの綿６０／１にナイロン１７ｄｔｅｘ−５ｆｉｌをカバリングした綿カバリング糸使いとし、組織はフロントオサ１０／１２／２３／２１、ミドルオサは２３／２１／１０／１２、バックオサ１１／１１／００／００で機上コース７３コース／２．５４ｃｍにて編成した。次いでプリウエッター、プリセッター（１９０℃×４０秒）、染色（液流染色１００℃×４５分）、ファイナルセット（１７５℃×４０秒）の条件で後加工し１１７コース／２．５４ｃｍ、５５ウエール／２．５４ｃｍの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表１に示す。得られた経編地は薄くてライトガードルとして適したタテヨコのストレッチパワーを有し、かつ物性的にも安定した綿交弾性編地を得ることが出来た。
【００３１】
（実施例２）
２８ゲージの３枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン５６ｄｔｅｘ−３４ｆｉｌセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス４４ｄｔｅｘ糸、バックオサの綿５０／１にナイロン１７ｄｔｅｘ−５ｆｉｌをカバリングした綿カバリング糸使いとし、組織はフロントオサ１０／１２／２３／２１、ミドルオサは２３／２１／１０／１２、バックオサ１１／１１／００／００で機上コース７３コース／２．５４ｃｍにて編成した。次いでプリウエッター、プリセッター（１９０℃×４０秒）、染色（液流染色１００℃×４５分）、ファイナルセット（１７５℃×４０秒）の条件で後加工し１１０コース／２．５４ｃｍ、５５ウエール／２．５４ｃｍの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表２に示す。得られた経編地は薄くてライトガードルとして適したタテヨコストレッチパワーを有し、かつ物性的にも安定した綿交弾性編地を得ることが出来た。
【００３２】
（比較例１）
２８ゲージの３枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン４４ｄｔｅｘ−３４ｆｉｌセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス４４ｄｔｅｘ糸、バックオサの綿６０／１にナイロン１７ｄｔｅｘ−５ｆｉｌをカバリングした綿カバリング糸使いとし、組織はフロントオサ１０／２３、ミドルオサは１２／１０、バックオサ００／１１で機上コース７０コース／２．５４ｃｍにて編成した。次いでプリウエッター、プリセッター（１９０℃×４０秒）、染色（液流染色１００℃×４５分）、ファイナルセット（１７５℃×４０秒）の条件で後加工し９０コース／２．５４ｃｍ、５６ウエール／２．５４ｃｍの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表３に示す。表３より得られた生地は厚みが厚くなり過ぎ、ライトガードルとして着用した時、着用部分とそうでない部分に段差が生じそれが外衣から見えてしまう為好ましくないものとなった。
【００３３】
（比較例２）
２８ゲージの３枚オサのトリコット編機を使用し、フロントオサにナイロン４４ｄｔｅｘ−３４ｆｉｌセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス４４ｄｔｅｘ糸、バックオサの綿６０／１にナイロン１７ｄｔｅｘ−５ｆｉｌをカバリングした綿カバリング糸使いとし、組織はフロントオサ１０／１２、ミドルオサは１２／１０、バックオサ００／１１で機上コース８０コース／２．５４ｃｍにて編成した。次いでプリウエッター、プリセッター（１９０℃×４０秒）、染色（液流染色１００℃×４５分）、ファイナルセット（１７５℃×４０秒）の条件で後加工し１１０コース／２．５４ｃｍ、５６ウエール／２．５４ｃｍの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表４に示す。得られた生地は厚みが薄くライトガードルの好適なストレッチパワーを有するものの、引き裂き強力が極端に弱く、編組織が目外れ、いわゆるランが発生してしまった。
【００３４】
（比較例３）
２８ゲージの３枚オサのラッセル編機を使用し、フロントオサにナイロン４４ｄｔｅｘ−３４ｆセミダル糸、ミドルオサにスパンデックス３１０ｄｔｅｘ糸、バックオサに綿８０／２糸使いとし、組織はフロントオサ２０／２０／２０／２４／２４／２４、ミドルオサは００／４４／２２／６６／４４／２２、バックオサは００／２２／４４／６６／４４／２２で機上コース６０コース／２．５４ｃｍにて編成した。次いでプリウエッター、プリセッター（１９０℃×４０秒）、染色（液流染色１００℃×４５分）、ファイナルセット（１７５℃×４０秒）の条件で後加工し１７４コース／２．５４ｃｍ、４５ウエール／２．５４ｃｍの経編地を得た。得られた経編地の評価結果を表５に示す。得られた経編地はストレッチパワーが強すぎガードルとして着用時に腹部や臀部を圧迫しきごごちが悪くなってしまった。
【００３５】
【表１】

【００３６】
【表２】

【００３７】
【表３】

【００３８】
【表４】

【００３９】
【表５】

【００４０】
【発明の効果】
本発明によれば、インナーやスポーツ素材として好適な綿を含む弾性経編地であって薄くて、着用時に外衣との段差がが生じにくくかつ窮屈な感じがしない適度なソフトストレッチを有する物性の安定した経編地を提供することが可能となった。また、本発明によれば、薄いソフトストレッチを有する物性の安定した経編地を容易に作ることができる製造方法を提供することが可能となった。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a cotton warp knitted fabric having a thin and soft stretch property, and more particularly to an elastic warp knitted fabric excellent in wearing feeling when used for girdle, brassiere, sportswear and the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, elastic warp knitted fabrics used for innerwear, sportswear, and the like are knitted with a 10/23 knitting structure using a non-stretchable yarn made of a spun yarn such as a synthetic fiber multifilament or cotton yarn. A tricot 2way having a half structure obtained by combining the ground structure with a knitting structure of elastic yarns 12/10 is often used. When the non-stretch yarn is a synthetic fiber multifilament, the fabric is thin and stretchable, and although it has excellent fit when worn, it has poor moisture absorption and poor water retention when sweated when worn, There was dissatisfaction when worn as a product.
[0003]
Also, when the non-stretchable yarn is a spun yarn such as a cotton yarn, for example, it has excellent hygroscopicity, but because the yarn is thick, the fabric becomes thicker, and the fabric surface has fluff and nep peculiar to the cotton yarn. Was generated, which was unsatisfactory in appearance.
[0004]
For the purpose of eliminating these, the front side is made of synthetic fiber, the middle side is made of synthetic fiber, and the middle side is made of elastic yarn. The back cotton 2WAY organization has been developed. With this structure, the outer surface of the fabric is clean and excellent in moisture absorption, but the fabric is thick, and therefore, there is a problem that the fabric lacks comfort for shorts and girdle applications.
[0005]
Also, in order to make the fabric thinner, a back cotton satin net structure or a back cotton triconet structure in which an elastic thread is inserted may be used, but these are used in consideration of the bursting strength, tearing strength and dematcher stability of the fabric. Therefore, the fineness of the elastic yarn is usually 155 dtex to 470 dtex, and it has a considerably high power and is suitable as a hard girdle but not suitable for shorts and light girdle. Further, when the elastic yarn has an insertion structure, there is a possibility that the elastic yarn may come off when worn, and there is a concern about the stability of the quality.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is a cotton knitting elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch, which is not uncomfortable to sweat when worn due to containing cotton, and is excellent in soft stretch with a thin fabric. The purpose is to provide a warp knitted fabric that does not affect the outer garment nor feel cramped. Another object of the present invention is to provide a manufacturing method which can easily produce a cotton elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention has the following configurations.
1. In a warp knitted fabric in which a non-stretch yarn made of synthetic fiber is used as a front material, a stretch elastic yarn is used as a medium material, and a moisture-absorbing fiber yarn containing cotton is used as a rear material, the thickness is 0.7 mm or less. A thin and soft stretch cotton warp knitted fabric characterized by having an extension force at 50% elongation of 250 g / 2.5 cm or less and a tear strength of 700 g or more.
2. The non-stretchable yarn of the front thread and the stretch elastic thread of the middle thread are arranged in a full set, and the two kinds of yarns reciprocate in the opposite direction in the opposite direction over 3 to 4 wales by one stitch, 2. The thin and soft stretch cotton-crossing elasticity according to the above item 1, wherein the hygroscopic fiber yarns containing knitted cotton are knitted while being inserted by 0 to 1 wales. Warp knitted fabric.
3. The non-stretchable yarn of the front thread is a synthetic fiber multifilament yarn of 22 dtex to 78 dtex, the hygroscopic fiber thread containing cotton of the rear thread is 70 dtex to 140 dtex, and the stretch elastic thread is 22 dtex to 78 dtex. A cotton-cross elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch according to the first or second aspect.
4. 4. The cotton elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch according to any one of the first to third aspects, wherein the burst strength is 2 kg or more.
5. In a warp knitted fabric in which a non-stretch yarn made of synthetic fiber is used for the front thread, a stretch elastic thread is used for the middle thread, and a hygroscopic fiber thread containing cotton is used for the rear thread, the non-stretch thread of the front thread is used. And the elastic yarns of the middle thread are arranged in a full set, and the two kinds of yarns are knitted one course at a time while reciprocating in the opposite direction over three or four wales in one at a time with one stitch, and the rear thread is made. 5. The cotton-cross elastic warp knit having a thin and soft stretch according to any one of the above-mentioned items 1 to 4, wherein the hygroscopic fiber yarn containing cotton is knitted while being inserted with 0 to 1 wale. The method of manufacturing the ground.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The warp knitted fabric of the present invention has a stretchability obtained by arranging a non-stretchable yarn made of synthetic fiber in the front mat, a stretch elastic yarn in the middle mat, and a hygroscopic fiber yarn containing cotton in the rear mat. An elastic warp knitted fabric is desirable. It is not preferable to change the arrangement of these fiber yarns because the non-stretch yarns of the front yarn and the elastic yarns of the middle yarn can have a unique clean appearance and stable elastic characteristics unique to the synthetic fiber on the fabric front side. .
[0009]
Also, if the absorbent fiber containing cotton is not used in the back material, it is not possible to exhibit the moisture absorbing performance of cotton on the skin side when worn as a product, and it is not preferable because the sticky feeling when sweating is not obtained. . Further, it is not preferable because a soft texture unique to cotton yarn cannot be obtained.
[0010]
The non-stretchable yarn made of synthetic fiber as referred to in the present invention means a synthetic fiber yarn represented by polyethylene terephthalate, nylon 6, nylon 66, acrylic, acrylate, etc. It is preferably a yarn.
[0011]
The elastic yarn referred to in the present invention is an elastic fiber yarn obtained by spinning a polymer composition mainly composed of polyurethane. Known polyurethanes such as polyether-based, polyester-based, and polycarbonate-based polyurethanes can be used. Such a polyurethane can be obtained by reacting a polyisocyanate, a polymer diol and, if desired, a low-molecular polyfunctional active hydrogen compound. Examples of the polyisocyanate include 4,4'-diphenylmethane diisocyanate, 1,4-phenylene diisocyanate, 2,4-tolylene diisocyanate, 2,6-tolylene diisocyanate, naphthalene diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, and 1,4-cyclohexane. One or a mixture of diisocyanate, 4,4'-dicyclohexylmethane diisocyanate, xylylene diisocyanate and the like can be used. Among them, 4,4'-diphenylmethane diisocyanate is preferable. The polymer diol is a substantially linear polymer having a hydroxyl group at both terminals and a molecular weight of 600 to 7000, for example, a polyether such as polytetramethylene ether glycol, polypropylene ether glycol, polyethylene ether glycol, and polypentamethylene ether glycol. Polyol, copoly (tetramethylene neopentylene) ether diol, copoly (tetramethylene-2-methylbutylene) ether diol, copoly (tetramethylene / 2,3-dimethylbutylene) ether diol, copoly (tetramethylene / 2,2- Copolyether polyols containing two or more alkylene groups having 6 or less carbon atoms, such as dimethylbutylene) ether diol, adipic acid, sebacic acid, maleic acid, itaconic acid, and maazeline , Malonic acid, succinic acid, glutaric acid, suberic acid, dodecanedicarboxylic acid, β-methyladipic acid, hexahydroterephthalic acid, etc., and one or more mixtures of dibasic acids and ethylene glycol, 1,2-propylene Polyester polyol or polyetherester diol obtained from one or a mixture of two or more glycols such as glycol, 1,4-butanediol, 1,6-hexanediol, neopentyl glycol, 1,4-dimethylolcyclohexane, etc. Any polyol such as polylactone diol and polycarbonate diol can be used.
[0012]
The hygroscopic fiber yarn containing cotton as referred to in the present invention is not limited to cotton alone, but also, for example, a cotton covering yarn obtained by covering a synthetic fiber on cotton, a mixed yarn of cotton and a synthetic fiber or another natural fiber, or a composite yarn. It contains yarn and the like.
[0013]
The thickness of the warp knitted fabric obtained in the present invention is desirably 0.7 mm or less. If the thickness of the cloth exceeds 0.7 mm, unpleasant sensation occurs when worn, and it becomes difficult to move, which is not preferable. Also, when this warp knitted fabric is worn as inner shorts or girdle, a step is formed between a worn portion and a portion other than the worn portion, which is not preferable because it becomes visible from the outer garment. More preferably, it is 0.6 mm or less.
[0014]
The warp knitted fabric obtained in the present invention preferably has an elongation force at 50% elongation of 250 g / 2.5 cm or less. The stretching force at 50% elongation means the stress when the knitted fabric is stretched by 50%, which is correlated with the stress applied to the buttocks cloth in the sitting position when actually worn, for example, when sewing on a girdle. I have. If the stretching force at the time of 50% extension is greater than 250 g / 2.5 cm, a feeling of pressure is felt in a sitting posture, which is not preferable. More preferably, it is 200 g / 2.5 cm or less.
[0015]
The warp knitted fabric of the present invention preferably has a tear strength of 700 g or more. If the tear strength is less than 700 g, it is not preferred because the tear strength tends to be increased when worn as a product or when sewing a warp knitted fabric. However, in order to increase the tear strength, it is not preferable to use an extremely thick yarn to form a thick warp knitted fabric. Therefore, the tear strength may be 5000 g or less. (1000gf = 9.8N)
[0016]
In the warp knitted fabric according to the present invention, the non-stretchable yarn of the front mat and the stretch elastic yarn of the middle mat are arranged in a full set, and the two yarns are atlased in opposite directions over 3 to 4 wales by one stitch. It is desirable that the knitting structure is formed by knitting one course at a time while reciprocating in a knitting method, and inserting the hygroscopic fiber yarn containing cotton from the backside with 0 to 1 wale. If the non-stretchable yarns are not arranged in a full set, irregularities appear on the warp knitted fabric surface, and a uniform appearance cannot be obtained, which is not preferable. If the elastic yarns are not arranged in a full set, it is not preferable that the elastic yarns are not provided because the elasticity is lost.
[0017]
In the warp knitted fabric of the present invention, it is preferable that the non-stretchable yarn and the stretchable elastic yarn are knitted one by one while reciprocating in an atlas knitting method in directions opposite to each other over three or four wales with one stitch. If the non-stretchable yarn and the stretchable elastic yarn are knitted one course at a time in the opposite direction over only two wales by one stitch, the warp-knitted fabric tends to tear, which is not preferable. Also, it is not preferable that a single stitch swings over 5 wales because the horizontal step is tightly formed and the appearance is deteriorated. Further, if the non-stretchable yarn and the stretchable elastic yarn are knitted while reciprocating in the atlas knitting method in opposite directions by two-swing, it is not preferable because the warp knitted fabric becomes thick.
[0018]
The warp knitted fabric of the present invention preferably has a knitted structure in which the hygroscopic fiber yarns containing the cotton of the backside are inserted with 0 to 1 wale. If the hygroscopic yarn containing the cotton of the bait is inserted over two wales or more, it is not preferable because the cloth becomes thick.
[0019]
In the warp knitted fabric of the present invention, the non-stretch yarn of the front thread is a synthetic multifilament yarn of 22 dtex to 78 dtex, the hygroscopic fiber thread containing cotton of the rear thread is 70 dtex to 140 dtex, and the stretch elastic thread is 22 dtex to 78 dtex. Desirably. If the non-stretchable yarn of the front sack is less than 22 dtex, the rupture strength of the fabric is low, and the fabric is easily broken when used as a product, which is not preferable. On the other hand, if it exceeds 78 dtex, it is not preferable because the cloth becomes thick. More preferably, it is 33 dtex to 56 dtex.
[0020]
If the stretch elastic yarn of the present invention is less than 22 dtex, it is usually doubled in the process of fabric production, so that it becomes substantially 10 dtex on a knitting machine, and the yarn becomes difficult to see, resulting in poor workability. On the other hand, if the heat treatment is applied in the post-processing, the stretchable elastic yarn breaks during the processing, or the wear durability as a product is deteriorated. If the stretchable elastic yarn exceeds 78 dtex, the power of the fabric becomes too strong, and the abdomen and buttocks are compressed when worn as a product, which is unfavorable because the texture becomes worse.
[0021]
When the moisture-absorbent fiber yarn containing cotton of the present invention is less than 70 dtex, the yarn strength is extremely low because of a spun yarn in the process of fabric production, and the yarn breakage in the warping and knitting processes is increased. It is not preferable because it interferes with sex. On the other hand, if it exceeds 140 dtex, the dough becomes too thick, so that the desired thin dough cannot be obtained, which is not preferable.
It is more preferably from 88 dtex to 118 dtex.
[0022]
The warp knitted fabric in the present invention desirably has a burst strength of 2 kg or more. If the burst strength is less than 2 kg, it is not preferable because the product tends to break when worn as a product. However, in order to increase the burst strength, it is not preferable to use a thick warp knitted fabric using a thick yarn, so the burst strength may be 10 kg or less. (1kgf = 9.8N)
[0023]
The warp knitted fabric in the present invention is a warp knitted fabric in which a non-stretchable yarn made of synthetic fiber is arranged in the front mat, a stretch elastic yarn is formed in the middle mat, and a hygroscopic fiber yarn containing cotton is arranged in the rear mat. The non-stretch yarn of Osa and the stretch elastic yarn of the middle Osa are arranged in a full set, and the two kinds of yarn are reciprocated in the atlas knitting method in opposite directions over 3 to 4 wales by one stitch. It is preferable that the yarns are knitted by courses, and the hygroscopic fiber yarns including the cotton of the back sack are knitted while being inserted with 0 to 1 wale. If stretchable elastic yarn is used for the front side, the stretchable elastic yarn will appear on both the front and back surfaces of the product.
[0024]
In addition, when hygroscopic fiber yarns containing cotton are respectively arranged on the front side, the yarn needs to have a knit structure in terms of the structure, which is not preferable because the fabric becomes thick.
[0025]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described with reference to specific examples, but the present invention is not limited thereto. Hereinafter, the measuring method adopted in the present invention will be described.
[0026]
Extension force:
A 2.5 cm wide, 16 cm long test piece was sampled from the knitted elastic elastic warp knitted fabric, attached to an Instron type tensile tester at a tensile interval of 10 cm, and stretched by 15%, 30%, 50%, and 80%. The elongation force at the time was measured. The value of the elongation force used each value in the 3rd cycle.
[0027]
The tear strength was measured by JIS L1096 D method (Pendulum method).
[0028]
Burst strength was measured by JIS L1096 A method (Mullen type method).
[0029]
The thickness was measured by the JIS L1096 test method.
[0030]
(Example 1)
Using a 28 gauge three-sheet tricot knitting machine, use a cotton covering thread obtained by covering a nylon 44dtex-34fil semi-dal thread for a front thread, a spandex 44dtex thread for a middle thread, and a nylon 17dtex-5fil for a cotton 60/1 of a back thread. The organization was Front Osa 10/12/23/21, Middle Osa 23/21/10/12, and Back Osa 11/11/00/00, with 73 courses on board / 2.54 cm. The pre-wetter, pre-setter (190 ° C. × 40 seconds), dyeing (liquid dyeing 100 ° C. × 45 minutes), and final set (175 ° C. × 40 seconds) were performed and processed 117 course / 2.54 cm, 55 wales / A warp knitted fabric of 2.54 cm was obtained. Table 1 shows the evaluation results of the obtained warp knitted fabric. The obtained warp knitted fabric was thin and had a portrait horizontal stretch power suitable for a light girdle, and a cotton-knitted elastic knitted fabric having stable physical properties could be obtained.
[0031]
(Example 2)
Using a 28 gauge three-sheet tricot knitting machine, use a cotton covering thread obtained by covering a nylon 56 dtex-34 fill semi-dull yarn for the front cover, a spandex 44 dtex yarn for the middle cover, and a nylon 17 dtex-5 fill for the back cover 50/1, The organization was Front Osa 10/12/23/21, Middle Osa 23/21/10/12, and Back Osa 11/11/00/00, with 73 courses on board / 2.54 cm. The pre-wetter, pre-setter (190 ° C. × 40 seconds), dyeing (liquid jet dyeing 100 ° C. × 45 minutes), and post-processing under the final set condition (175 ° C. × 40 seconds) were performed, and 110 courses / 2.54 cm, 55 wales / A warp knitted fabric of 2.54 cm was obtained. Table 2 shows the evaluation results of the obtained warp knitted fabric. The obtained warp knitted fabric was thin and had a suitable length and length stretch power as a light girdle, and a cotton cross elastic knitted fabric having stable physical properties could be obtained.
[0032]
(Comparative Example 1)
Using a 28 gauge three-sheet tricot knitting machine, use a cotton covering thread obtained by covering a nylon 44dtex-34fil semi-dal thread for a front thread, a spandex 44dtex thread for a middle thread, and a nylon 17dtex-5fil for a cotton 60/1 of a back thread. The organization was Front Osa 10/23, Middle Osa 12/10, Back Osa 00/11 and 70 knitting courses / 2.54 cm. The pre-wetter, pre-setter (190 ° C. × 40 seconds), dyeing (liquid jet dyeing at 100 ° C. × 45 minutes), and post-processing under the final set conditions (175 ° C. × 40 seconds) were performed, and 90 courses / 2.54 cm, 56 wales / A warp knitted fabric of 2.54 cm was obtained. Table 3 shows the evaluation results of the obtained warp knitted fabric. The cloth obtained from Table 3 was too thick, and when worn as a light girdle, a step was formed between a worn part and a part other than the worn girdle, which was unfavorable because it was visible from the outer garment.
[0033]
(Comparative Example 2)
Using a 28 gauge three-sheet tricot knitting machine, use a cotton covering thread obtained by covering a nylon 44dtex-34fil semi-dal thread for a front thread, a spandex 44dtex thread for a middle thread, and a nylon 17dtex-5fil for a cotton 60/1 of a back thread. The organization was Front Osa 10/12, Middle Osa 12/10, Back Osa 00/11 and knitted with an onboard course of 80 courses / 2.54 cm. The pre-wetter, pre-setter (190 ° C. × 40 seconds), dyeing (liquid flow dyeing 100 ° C. × 45 minutes), and post-processing under the final set conditions (175 ° C. × 40 seconds), 110 courses / 2.54 cm, 56 wales / A warp knitted fabric of 2.54 cm was obtained. Table 4 shows the evaluation results of the obtained warp knitted fabric. Although the obtained fabric was thin and had a suitable stretch power of a light girdle, the tearing strength was extremely weak, the knitting structure was unclear, and a so-called run occurred.
[0034]
(Comparative Example 3)
Using a 28 gauge, 3-ossa Russell knitting machine, nylon 44dtex-34f semi-dal yarn for front ossa, spandex 310dtex yarn for middle ossa, and 80/2 cotton for back ossa. The organization is front ossa 20/20/20 /. On 24/24/24, Middle Osa was 00/44/22/66/44/22, and Back Osa was 00/22/44/66/44/22, knitted at an on-board course of 60 courses / 2.54 cm. Then, post-processing was performed under the conditions of a pre-wetter, a pre-setter (190 ° C. × 40 seconds), a dyeing (liquid jet dyeing at 100 ° C. × 45 minutes), and a final set (175 ° C. × 40 seconds), and 174 courses / 2.54 cm, 45 wales / A warp knitted fabric of 2.54 cm was obtained. Table 5 shows the evaluation results of the obtained warp knitted fabric. The obtained warp knitted fabric had too strong stretching power, and when worn as a girdle, pressed against the abdomen and buttocks, resulting in poor feeling.
[0035]
[Table 1]

[0036]
[Table 2]

[0037]
[Table 3]

[0038]
[Table 4]

[0039]
[Table 5]

[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, an elastic warp knitted fabric containing cotton suitable as an inner or sports material is thin and has a moderate soft stretch that is not likely to have a step with an outer garment and does not feel cramped when worn. It has become possible to provide a stable warp knitted fabric. Further, according to the present invention, it has become possible to provide a production method capable of easily producing a warp knitted fabric having a thin soft stretch and having stable physical properties.

Claims

In a warp knitted fabric in which a non-stretch yarn made of synthetic fiber is used in the front mat, a stretch elastic yarn is used in the middle mat, and a hygroscopic fiber yarn containing cotton is used in the rear mat, the thickness is 0.7 mm or less. A thin and soft stretch cotton warp knitted fabric having an elongation force at 50% elongation of 250 g / 2.5 cm or less and a tear strength of 700 g or more.

The non-stretchable yarn of the front thread and the stretch elastic thread of the middle thread are arranged in a full set, and the two kinds of yarn reciprocate in the opposite direction in the opposite direction over 3 to 4 wales with one stitch, 2. The thin and soft-stretch cotton-crossing elasticity according to claim 1, wherein the moisture-absorbent fiber yarns including knitted cotton are knitted one by one and inserted with 0 to 1 wool. Warp knitted fabric.

The non-stretchable yarn of the front thread is a synthetic multifilament yarn of 22 dtex to 78 dtex, the hygroscopic fiber thread containing cotton of the rear thread is 70 dtex to 140 dtex, and the stretch elastic thread is 22 dtex to 78 dtex. Item 3. A cotton elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch according to item 1 or 2.

The cotton elastic warp knitted fabric having a thin and soft stretch according to any one of claims 1 to 3, wherein the burst strength is 2 kg or more.

In a warp knitted fabric in which a non-stretch yarn made of synthetic fiber is used for the front thread, a stretch elastic thread is used for the middle thread, and a hygroscopic fiber thread containing cotton is used for the rear thread, the non-stretch thread of the front thread is used. And the elastic yarns of the middle thread are arranged in a full set, and the two kinds of threads are knitted one course at a time while reciprocating in the opposite direction over three or four wales in one at a time with one stitch, and the rear thread is made. 5. A thin, soft-stretch cotton-knit elastic warp knitted fabric according to any one of claims 1 to 4, wherein the moisture-absorbent fiber yarns containing cotton are knitted while being inserted at 0 to 1 wale. Manufacturing method.