JP2004256208A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】停電発生時に照明が消え建物内が暗くなった場合に、乗客コンベアに乗っていた乗客や乗客コンベア付近にいた者が速やかに避難方向を知ることができるようにする。
【解決手段】例えば地震等の災害が発生し停電になると、それまで光エネルギーを吸収していた蓄光材4,5が発光する。すなわち、照明灯3が消灯して周囲が暗くなるため、エスカレータに乗っていた乗客は破線で示したエスカレータを認識できなくなるが、蓄光材4で描かれて発光している「出口方向」という文字、及び矢印の記号については明確に認識できるため、乗客はあわてることなく矢印方向に進めばよいことを理解することができる。また、このとき踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5も発光しているため、各踏段2の位置を容易に識別することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】例えば地震等の災害が発生し停電になると、それまで光エネルギーを吸収していた蓄光材4,5が発光する。すなわち、照明灯3が消灯して周囲が暗くなるため、エスカレータに乗っていた乗客は破線で示したエスカレータを認識できなくなるが、蓄光材4で描かれて発光している「出口方向」という文字、及び矢印の記号については明確に認識できるため、乗客はあわてることなく矢印方向に進めばよいことを理解することができる。また、このとき踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5も発光しているため、各踏段2の位置を容易に識別することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレータ又は動く歩道などの乗客コンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗客コンベアの一般的構成は、乗客が乗る踏段(エスカレータの場合)又は移動ベルト(動く歩道の場合)の両サイドに欄干が設けられ、この欄干に欄干パネルが取り付けられたものとなっている(例えば、特許文献1)。この欄干パネルは、通常、透明又は無地であるが、ときとして絵や模様等が描かれていることもある。また、この欄干パネルには、乗客に顔や手をコンベアの外側に出さないように注意する注意ステッカーや商品やサービスについての宣伝を目的とした広告ステッカーなどが貼られていることもある。
【0003】
ところで、地震等の災害発生時には停電が発生し、乗客コンベアの運転が停止されることになる。したがって、それまで乗客コンベアに乗っていた乗客は歩いて乗客コンベアの外へ移動し避難する必要がある。また、情況によっては乗客コンベア付近に居た者も停電で停止している乗客コンベアを通って避難口へ向かわなければならないこともある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−302372号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、停電時には照明が消えて建物内が暗くなるため、乗客は暗闇の中でどちらの方向へ避難すればよいかを咄嗟に判断するのは困難となる。欄干パネルに貼られる注意ステッカーの中には、避難方向などを表示したものもあるが、通常これらの表示は点灯照明時にのみ乗客が認識可能なものとなっている。
【0006】
また、乗客コンベアがエスカレータである場合、乗客がつまずいたり足を踏み外すことのないように、踏段の縁部付近に黄色のライン表示が施されている。しかし、この黄色のライン表示も点灯照明時にのみ乗客が認識可能なものである。したがって、暗闇の中で乗客が階段状になっている踏段を歩いて移動するのはつまずいたり足を踏み外したりして転倒する虞があり、非常に危険であった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、停電発生時に照明が消え建物内が暗くなった場合に、乗客コンベアに乗っていた乗客や乗客コンベア付近にいた者が速やかに避難方向を知ることができ、また、乗客コンベアがエスカレータである場合には、乗客が踏段で転倒する危険を低減することができる乗客コンベアを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、内側パネル面又は外側パネル面に乗客の避難方向を表示する文字又は記号が蓄光材で描かれた欄干パネルを備えた、ことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記文字又は記号はシート部材又はパネル部材に描かれており、このシート部材又はパネル部材が前記欄干パネルの内側パネル面又は外側パネル面に対して着脱可能な状態で取り付けられている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、乗客を昇降動させる踏段を有し、この踏段の縁部に前記蓄光材を塗布した、ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示している。図1(a)において、欄干パネル1は内側パネル1A及び外側パネル1Bにより構成されており、対向する一対の欄干パネル1,1間に踏段2が配設されている。これら欄干パネル1及び踏段2の上方には照明灯3が配設されており、移動する乗客の足元が明るく照らし出されるようになっている。
【0012】
内側パネル1Aの表面には、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が蓄光材4により描かれている。また、踏段2の縁部には蓄光材5が塗布されている。なお、内側パネル1A表面に示されている斜線は、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が、ペンキ等の通常の塗料で描かれた場合に比べ、周囲が明るい点灯時には却ってそれほど明瞭には表示されない状態となることを意味している。
【0013】
次に、この実施形態の作用につき説明する。図1(a)の点灯時においては、内側パネル1Aの蓄光材4、及び踏段2の蓄光材5は建物の照明灯3及びエスカレータの欄干下部に設けられている足元照明灯(図示せず)からの光エネルギーを吸収している。また、この点灯時においては蓄光材4で描かれた文字及び記号、並びに蓄光材5で描かれたラインは、周囲が明るいと却ってぼんやりとしか表示されないという蓄光材特有の性質のため、乗客にはそれほど明瞭には識別されない。しかし、前記足元照明灯(図示せず)により乗客の足元は明るく照らし出されているので何ら問題はない。
【0014】
このような状態で、例えば地震等の災害が発生し停電になると、図1(b)に示すように、それまで光エネルギーを吸収していた蓄光材4,5が発光する。すなわち、照明灯3が消灯して周囲が暗くなるため、エスカレータに乗っていた乗客は破線で示したエスカレータを認識できなくなるが、蓄光材4で描かれて発光している「出口方向」という文字、及び矢印の記号については明確に認識できるため、乗客はあわてることなく矢印方向に進めばよいことを理解することができる。また、このとき踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5も発光しているため、各踏段2の位置を容易に識別することができる。したがって、踏段2につまずいたり踏段2から足を踏み外して転倒するなどの事故を避けることができる。
【0015】
このように、図1に示した乗客コンベアすなわちエスカレータでは、欄干パネル1の内側パネル1Aの表面に乗客の避難方向を示す文字、記号を蓄光材4で描くと共に、踏段2の縁部に蓄光材5を塗布しているので、停電が発生して周囲が暗くなったとしても、乗客はあわてることなく安全に所定の避難方向へ避難することができる。
【0016】
図2は、本発明の第2の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示している。第1の実施形態では文字、記号が内側パネル1Aの表面のみに描かれていたが、この第2の実施形態では内側パネル1A及び外側パネル1Bの双方の表面に描かれている。また、踏段2の縁部には、第1の実施形態と同様に、蓄光材5が塗布されている。なお、この図2におけるパネル面1A,1B上に蓄光材4で描かれている模様は、文字、記号、又は模様のいずれをも含むことを示しており、この表示態様に特に意味はない。
【0017】
この第2の実施形態では、停電発生時にエスカレータに乗っていた乗客があわてることなく安全に所定の避難方向へ避難することができるのは第1の実施形態と同様であるが、外側パネル1Bの表面にも避難方向を示す文字、記号が描かれているので、エスカレータ付近に居る者も避難方向を容易に理解することができる。そして、階段が使えないような情況では停止中のエスカレータの踏段を利用して階上又は階下に移動しなければならないが、踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5の発光作用により、つまずいたり足を踏み外したりすることなく安全に移動することができる。
【0018】
図3は、本発明の第3の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図である。この図3では停電時の場合のみを示している。この実施形態では、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が蓄光材4によりシート部材6上に描かれており、このシート部材6が内側パネル1Aの表面に貼付されている。このようなシート部材6を用いることとすれば、蓄光材4で描く内容を変更する必要が生じた場合でも、このシート部材6を剥がした後、変更後の内容が描かれた新しいシート部材6に貼り替えることで容易に対処することができる。なお、図3の例ではシート部材6を用いた例を示しているが、シート部材でなく、着脱可能としたパネル部材を用いても同様の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、欄干パネルの内側パネル面又は外側パネル面に乗客の避難方向を表示する文字又は記号を蓄光材で描く構成としたので、停電発生時に照明が消え建物内が暗くなった場合に、乗客コンベアに乗っていた乗客や乗客コンベア付近にいた者が速やかに避難方向を知ることができる。また、乗客コンベアがエスカレータである場合には、乗客が踏段で転倒する危険を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示す。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示す。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 欄干パネル
1A 内側パネル
1B 外側パネル
2 踏段
3 照明灯
4,5 蓄光材
6 シート部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレータ又は動く歩道などの乗客コンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗客コンベアの一般的構成は、乗客が乗る踏段(エスカレータの場合)又は移動ベルト(動く歩道の場合)の両サイドに欄干が設けられ、この欄干に欄干パネルが取り付けられたものとなっている(例えば、特許文献1)。この欄干パネルは、通常、透明又は無地であるが、ときとして絵や模様等が描かれていることもある。また、この欄干パネルには、乗客に顔や手をコンベアの外側に出さないように注意する注意ステッカーや商品やサービスについての宣伝を目的とした広告ステッカーなどが貼られていることもある。
【0003】
ところで、地震等の災害発生時には停電が発生し、乗客コンベアの運転が停止されることになる。したがって、それまで乗客コンベアに乗っていた乗客は歩いて乗客コンベアの外へ移動し避難する必要がある。また、情況によっては乗客コンベア付近に居た者も停電で停止している乗客コンベアを通って避難口へ向かわなければならないこともある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−302372号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、停電時には照明が消えて建物内が暗くなるため、乗客は暗闇の中でどちらの方向へ避難すればよいかを咄嗟に判断するのは困難となる。欄干パネルに貼られる注意ステッカーの中には、避難方向などを表示したものもあるが、通常これらの表示は点灯照明時にのみ乗客が認識可能なものとなっている。
【0006】
また、乗客コンベアがエスカレータである場合、乗客がつまずいたり足を踏み外すことのないように、踏段の縁部付近に黄色のライン表示が施されている。しかし、この黄色のライン表示も点灯照明時にのみ乗客が認識可能なものである。したがって、暗闇の中で乗客が階段状になっている踏段を歩いて移動するのはつまずいたり足を踏み外したりして転倒する虞があり、非常に危険であった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、停電発生時に照明が消え建物内が暗くなった場合に、乗客コンベアに乗っていた乗客や乗客コンベア付近にいた者が速やかに避難方向を知ることができ、また、乗客コンベアがエスカレータである場合には、乗客が踏段で転倒する危険を低減することができる乗客コンベアを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、内側パネル面又は外側パネル面に乗客の避難方向を表示する文字又は記号が蓄光材で描かれた欄干パネルを備えた、ことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記文字又は記号はシート部材又はパネル部材に描かれており、このシート部材又はパネル部材が前記欄干パネルの内側パネル面又は外側パネル面に対して着脱可能な状態で取り付けられている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、乗客を昇降動させる踏段を有し、この踏段の縁部に前記蓄光材を塗布した、ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示している。図1(a)において、欄干パネル1は内側パネル1A及び外側パネル1Bにより構成されており、対向する一対の欄干パネル1,1間に踏段2が配設されている。これら欄干パネル1及び踏段2の上方には照明灯3が配設されており、移動する乗客の足元が明るく照らし出されるようになっている。
【0012】
内側パネル1Aの表面には、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が蓄光材4により描かれている。また、踏段2の縁部には蓄光材5が塗布されている。なお、内側パネル1A表面に示されている斜線は、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が、ペンキ等の通常の塗料で描かれた場合に比べ、周囲が明るい点灯時には却ってそれほど明瞭には表示されない状態となることを意味している。
【0013】
次に、この実施形態の作用につき説明する。図1(a)の点灯時においては、内側パネル1Aの蓄光材4、及び踏段2の蓄光材5は建物の照明灯3及びエスカレータの欄干下部に設けられている足元照明灯(図示せず)からの光エネルギーを吸収している。また、この点灯時においては蓄光材4で描かれた文字及び記号、並びに蓄光材5で描かれたラインは、周囲が明るいと却ってぼんやりとしか表示されないという蓄光材特有の性質のため、乗客にはそれほど明瞭には識別されない。しかし、前記足元照明灯(図示せず)により乗客の足元は明るく照らし出されているので何ら問題はない。
【0014】
このような状態で、例えば地震等の災害が発生し停電になると、図1(b)に示すように、それまで光エネルギーを吸収していた蓄光材4,5が発光する。すなわち、照明灯3が消灯して周囲が暗くなるため、エスカレータに乗っていた乗客は破線で示したエスカレータを認識できなくなるが、蓄光材4で描かれて発光している「出口方向」という文字、及び矢印の記号については明確に認識できるため、乗客はあわてることなく矢印方向に進めばよいことを理解することができる。また、このとき踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5も発光しているため、各踏段2の位置を容易に識別することができる。したがって、踏段2につまずいたり踏段2から足を踏み外して転倒するなどの事故を避けることができる。
【0015】
このように、図1に示した乗客コンベアすなわちエスカレータでは、欄干パネル1の内側パネル1Aの表面に乗客の避難方向を示す文字、記号を蓄光材4で描くと共に、踏段2の縁部に蓄光材5を塗布しているので、停電が発生して周囲が暗くなったとしても、乗客はあわてることなく安全に所定の避難方向へ避難することができる。
【0016】
図2は、本発明の第2の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示している。第1の実施形態では文字、記号が内側パネル1Aの表面のみに描かれていたが、この第2の実施形態では内側パネル1A及び外側パネル1Bの双方の表面に描かれている。また、踏段2の縁部には、第1の実施形態と同様に、蓄光材5が塗布されている。なお、この図2におけるパネル面1A,1B上に蓄光材4で描かれている模様は、文字、記号、又は模様のいずれをも含むことを示しており、この表示態様に特に意味はない。
【0017】
この第2の実施形態では、停電発生時にエスカレータに乗っていた乗客があわてることなく安全に所定の避難方向へ避難することができるのは第1の実施形態と同様であるが、外側パネル1Bの表面にも避難方向を示す文字、記号が描かれているので、エスカレータ付近に居る者も避難方向を容易に理解することができる。そして、階段が使えないような情況では停止中のエスカレータの踏段を利用して階上又は階下に移動しなければならないが、踏段2の縁部に塗布されている蓄光材5の発光作用により、つまずいたり足を踏み外したりすることなく安全に移動することができる。
【0018】
図3は、本発明の第3の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図である。この図3では停電時の場合のみを示している。この実施形態では、「出口方向」という文字、及び矢印の記号が蓄光材4によりシート部材6上に描かれており、このシート部材6が内側パネル1Aの表面に貼付されている。このようなシート部材6を用いることとすれば、蓄光材4で描く内容を変更する必要が生じた場合でも、このシート部材6を剥がした後、変更後の内容が描かれた新しいシート部材6に貼り替えることで容易に対処することができる。なお、図3の例ではシート部材6を用いた例を示しているが、シート部材でなく、着脱可能としたパネル部材を用いても同様の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、欄干パネルの内側パネル面又は外側パネル面に乗客の避難方向を表示する文字又は記号を蓄光材で描く構成としたので、停電発生時に照明が消え建物内が暗くなった場合に、乗客コンベアに乗っていた乗客や乗客コンベア付近にいた者が速やかに避難方向を知ることができる。また、乗客コンベアがエスカレータである場合には、乗客が踏段で転倒する危険を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示す。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図であり、(a)は点灯時、(b)は停電時を示す。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るエスカレータの構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1 欄干パネル
1A 内側パネル
1B 外側パネル
2 踏段
3 照明灯
4,5 蓄光材
6 シート部材
Claims (3)
- 内側パネル面又は外側パネル面に乗客の避難方向を表示する文字又は記号が蓄光材で描かれた欄干パネルを備えた、
ことを特徴とする乗客コンベア。 - 前記文字又は記号はシート部材又はパネル部材に描かれており、このシート部材又はパネル部材が前記欄干パネルの内側パネル面又は外側パネル面に対して着脱可能な状態で取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。 - 乗客を昇降動させる踏段を有し、この踏段の縁部に前記蓄光材を塗布した、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003047143A JP2004256208A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003047143A JP2004256208A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 乗客コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004256208A true JP2004256208A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33113466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003047143A Pending JP2004256208A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004256208A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102849603A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-02 | 苏州新达电扶梯部件有限公司 | 一种扶梯紧急指示装置 |
CN103663080A (zh) * | 2012-09-21 | 2014-03-26 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备的梯级及使用该梯级的乘客传送设备 |
EP2958100A4 (en) * | 2013-02-15 | 2016-11-16 | G Smatt Co Ltd | TRACK WITH TRANSPARENT DISPLAY BOARDS |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003047143A patent/JP2004256208A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102849603A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-02 | 苏州新达电扶梯部件有限公司 | 一种扶梯紧急指示装置 |
CN103663080A (zh) * | 2012-09-21 | 2014-03-26 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备的梯级及使用该梯级的乘客传送设备 |
EP2958100A4 (en) * | 2013-02-15 | 2016-11-16 | G Smatt Co Ltd | TRACK WITH TRANSPARENT DISPLAY BOARDS |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20051101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080909 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
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