JP2004254951A - 多目的に使用できるステッキ - Google Patents

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Abstract

【課題】グリップ部と支柱上部とを簡単に、また、安全に取付け取り外しを行う事が出来る様にしたものである。なおかつ、カメラまたは雲台を取付ける事が出来、カメラ用1脚として使用出来る様にしたものであり、その他、歩行時、特に登山等においては非常小物入れとして利用できる多用途に使用出来るステッキに関するものである
【解決手段】グリップ部2支柱上部3との間に衝撃吸収用スプリング7を配設し、互いに挿入組合せ、止め具14で保持を行う。また、互いの組合せを分離した時は、支柱上部3に、カメラまたは雲台を取り付けることが出来る受台9を設ける。その他、支柱上部3の内側に筒17を取付け固定し小物入れを設けるようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ステッキとして使用時、衝撃吸収や、グリップ部と支柱の分離およびカメラ取付けや、小物入れを備えたステッキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステッキに衝撃吸収装置を備えたものは、特開2002−336017や特開平10−94408等に見られるが、これらは支柱内に組込まれ、簡単に、グリップ部と支柱部分を分離出来ず、従って、機構上、他の用途のものを付加し、備える事が出来ないものが多かった。
また、特開2002−336017や特開平10−94408および特開平10−295423等に見られるが、グリップ部と支柱部分をボルト等でネジ止めして組込まれている、従って、ステッキに軸を中心に回転方向に荷重が加わった時、ネジ止めの緩みや、特に登山時に用いた時はグリップが廻り危険が伴う恐れがある。
ステッキにカメラまたは雲台を取付けられるようにしたものは、特開2002−303929では、グリップ上に取り付けられており、ステッキとして使用するときネジ止め部分がグリップの掴み易さを損ねる、また、取り付け取り外しの不便さと雲台等を取付ける事が出来ない。
特開平10−295423では、ステッキしては登山用としては良いが、一般に使うステッキとしては、グリップが掴みのくい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、常時、使用する人のとっては、ステッキのみに留まらず、他の機能を備え、少しでも多くの用途に安全で使用できるようにする事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記、問題を解決する為に、グリップ部と支柱上部は、分離できる様にし、ステッキ使用時は、グリップ部はステッキの軸方向に荷重が加わった時、これを吸収するために外管の上部に衝撃吸収用のスプリングを軸方向に取付け、外管の中程には案内キーと、内管上部には縦の案内溝を各々設ける。
また、内管の下側には止め具と、外管にはグリップに荷重がかかり、支柱の軸方向に可動した場合、止め具の妨害にならない様にスライド用溝を成形する。止め具は2箇所以上取り付ければ安全に外れ止めを行う事ができる。
【0005】
一方、支柱上部内管には、管の内側上部に筒を配設し、衝撃用スプリングの受けと筒の小物入れの蓋を兼ねる受台を取り付ける。受台の上部には、カメラまたは雲台として利用できるボルトを配設する。これにより、グリップ部と支柱上部を分離して使用する時は、受台のボルトにカメラまたは雲台を取付け、カメラ用1脚として使用できる。
また、筒は小物入れとして使用し、蓋は受台を用いる。この利用は、特に登山時において非常用小物入れとして使用できる特徴がある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、ステッキのグリップ部と支柱上部の挿入組合せ、または、取り外しによる装置である。
発明の実地の形態を実地例にもとづき図面を参照して説明する。
図2の2に示す如く、グリップ部2は、グリップ4と下側に外管5を一体成形し、外管5の上部中側にスプリング7の座りを良くする為に案内筒18と衝撃吸収用スプリング7および座金18を外管5の軸方向に順次取付ける。
また、外管5の内面中程に管の中心方向に向かって案内キー10を設け、その下側には、ステッキに荷重が加わってグリップ部2が可動しても止め具14の妨害にならない様にスライド用溝12を設ける。
グリップ4の後部下には、受台9の取付けまたは取り外しの為の受台回し治具19を成形し、その上部にステッキを紐で補助的に保持できる紐取付け穴20を成形する。
図2の3−1、3−2に示す如く、支柱上部3は、内管6上内側に筒17を嵌めこみ固定する。その上端に受台9の取付つけ用メネジを作る。このメネジに取付けられる様、受台9の下側にオネジを、上側にはカメラまたは雲台を取付ける事の出来るオネジをそれぞれ設ける。
内管6の上部外側には、グリップ部2の外管5と支柱上部3の内管6が挿入組合わされた時、外管5のスライド用溝12の所に止め具14の位置がくる様に内管6の案内溝11と中程に、止め具14所の管の軸に対して直角に可動できる穴13を設ける。
また、案内溝11の上部は、ほぼV字形にして外観5の案内キー10が挿入しやすい様に形成する。
止め具14とスプリング15の一端を一体に組合わせて作る。他の一端は止め具14が内管の外側に常に押し出されている様に内管5の内側にビス等で取付け固定する。
【0007】
ステッキとして使用する場合、クリップ部の外管と支柱上部とで挿入組合わせた時、最初、外管の案内キーは、内管の案内溝のほぼV字形の所に挿入されて誘導され案内溝の奥の方にまで通って行き、止め具を過ぎる所で止め具が内側より外に向かって押し出され、挿入を中止ると止め具によりグリップ部のはずれ止めが行われる。
この時点で、衝撃吸収用のスプリングは、グリップ部外管と支柱上部の受台の間に設備される。このスプリングの設定位置をスプリングの自由長以外の弱い所、または、自由長の最初当たりに設定すれば、ステッキに最初、弱い荷重が加わった時は、柔らかいクッション作用を起こし、強い荷重が加わった時は自由長の範囲に入り、スプリングは強くなり、強い衝撃に受けて立つ事が出来る。この様にして、人の使用時、衝撃の強さに応じて衝撃を柔らげる衝撃吸収の効果は大きい。
なおかつ、よりよく良くするならば、この中にある衝撃吸収用スプリングは、弱いスプリングと強いスプリングを2重に配設しても良い。
【0008】
また、グリップ部と支柱を外す時は、止め具を管の内側に押せば衝撃吸収用のスプリングの弱い所に設定されている故、弱いスプリングの力で押し戻され、強い衝撃を受けることなくスムースにグリップ部を支柱上部より取り外す事が出来る。
【0009】
ステッキとして使用時、特に登山中や平地でも、ステッキに強い衝撃が加わった時には支柱に挿入されているグリップ部の外管は長い為、外管上部の案内キーと内管の案内溝、外管下部のスライド溝と内管の止め具で横方向の動きは固定され、支柱の軸方向には衝撃の強さに応じて可動する。この様にして、グリップの緩み等で回転ずれを起こさず非常に安定している。
ステッキのグリップ部を外した時は、支柱上部に設置されている受台はカメラまたは雲台を取り付けたられるオネジが在る故、登山やハイキングおよび散歩中において、地面にステッキを突き刺してカメラまたは雲台を取り付ければ、カメラ1脚として使用できる。
また。取り外れたグリップ部の後部にある受台廻し治を具を用いて受台を取り外したり、取付けたりする事が出来るので筒の小物入れの場所に、登山やハイキング中において非常用のマッチ等を収納するしておく事ができ、非常に便利である。
【0010】
図3の3−3に示す如く、グリップ部2内の衝撃吸収用スプリング7の下の座金は取り外し、受台9上部のカメラまたは雲台を取り付け用オネジとボルト頭部の六角ネジとの間に段付きのスプリング受け部23を作り、この段付き部分にスプリング7の下端部分を嵌め込む様にしてスプリング可動時の安定をはかっても良い。カメラまたは雲台を取り付ける時は、この段付きの部分のスプリング受け部23に相当する座金を嵌めこめば、使用できる。
また、図3の3−4に示す如く、カメラを使用しないで小物入れだけを使用する人は、受台9の取り付け取り外しが容易な様に受台9の下側のオネジと内管の上部のメネジを無くし、隙間のあるハメアイ形式にし、また、受台9の上部は、カメラまたは雲台を取り付けるオネジを取り去り、ツマミ兼スプリング安定用受部24に変わるよう製作すれば、小物入れのふたの開閉およびスプリングの可動時の安定が容易になる。
スプリング15の取付けは、スポット溶接または内管に嵌め込み加工して固定してもよい。
【0011】
図4に示すス如く、ステッキの突石部21は、突石管26の最下端に筒状で、ほぼ丸みの突石27を、また、その上部にゴム止め金具28を取付ける。この突石27を覆う様に筒状で低部が丸みの少ない突石ゴム29を嵌めこみ取り付ける。
突石ゴム29は、低部に近い中側の所に、使用時、突石27が突石ゴムを突き破らない様に突石受30とゴム止め金具28の付近にあたる所に突石ゴムが落ちない様にゴム筒内側に取付け窪みを成型する。
【0012】
ステッキの突石部21は、平地面で地面の柔らかい所やハイキングおよび登山等で、ステッキを用いて突石を地面に刺し込み、受台9にカメラまたは雲台に取付け、カメラ用1脚として使用できる。また、平坦地の硬い所では突石ゴムを突石に被せ取り付ければ滑り止めとなる。
以上の様に用途が広がる機能を持っている特徴がある。
【0013】
【発明の効果】
以上、述べた様に、本発明の効果は、市街地のような地面の固い場所または野山の様な場所でも簡単にグリップ部と支柱部を取付けたり取り外したりする事が出来る、この事は、ステッキとして使用時には、ステッキに荷重が加わった場合、その荷重に応じて縦方向の衝撃を吸収し、人体への悪影響を少なくする。横方向も回転方向による横ずれもなく安定して使用できる。
それに加え、グリップ部と支柱部を取り外せば、カメラまたは雲台を取付ける事によりカメラ用1脚として使用できる。
また、受台を取付け取り外しする事により小物入れとしても利用できる
突石部は、地面の固い所は突石ゴムで滑り止めに、登山やハイキング等では、突石に変えた使用する。
この様に、ステッキとして使いやすさと安全性を持ち、他用途にも使用できる多くの特徴を持っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステッキのグリップ部と支柱上部の挿入組合せ図(実地例1)
【図2】ステッキのグリップ部と支柱部上部の各々部品組み立て図(実施例2)
【図3】ステッキの支柱上部受台の改造図(実地例3)
【図4】ステッキの総体図(実施例4)
【符号の説明】
1 ステッキ
2 グリップ部
3 支柱上部
4 グリップ
5 外管
6 内管
7 衝撃吸収用スプリング
9 受台
14 止め具
15 スプリング
17 筒
21 突石部
27 突石
29 突石ゴム
30 突石受け

Claims (4)

  1. グリップ部2の外管5上部と支柱上部3の受台9との間に、過重のかかる軸方向にスプリング7を配設し、外管5の案内キー10と内管6の案内溝11を介して挿入し、止め具14で外れ止めを行い。また、止め具14を押す事により、グリップ部2と支柱上部3を取り外す事が出来る衝撃吸収および組合せ装置
  2. 請求項1において、カメラおよび雲台を取り付ける事の出来る受台9を備える衝撃吸収および組合せ機能装置
  3. 請求項1および請求項2において、支柱上部3の内側で受台9の下側に筒17を設け、小物入れを備えた衝撃吸収および組合せ機能装置
  4. 請求項1、請求項2および請求項3において、ステッキ1の先端で、突石部21の突石27とゴム止め金具28を一体に取付け、これを覆う様にして突石ゴム29とこの中に突石受け30を取付け備えた衝撃吸収および組合せ機能装置
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