JP2004253319A - 押しボタン装置 - Google Patents

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JP2004253319A
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JP2003044377A
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智之 ▲高▼橋
Tomoyuki Takahashi
Masami Fukuhara
正実 福原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ヒンジ部を介してキーベースに連結されたボタン部を押圧した場合に当該ボタン部の操作面の姿勢を保ったまま押圧方向にボタン部を平行移動させることができる押しボタン装置を提供する。
【解決手段】ボタン部13を有するキーシート11が支持部材21上に配置されかつ支持される。ヒンジ部12は、弾性を有するキーベース11に設けられており、キーベース11には、ヒンジ部12a付近にヒンジ部12aより幅広の切り込み14が設けられている。支持部材21にはキーベース11の切り込み14よりもヒンジ部12a側で支持部材21の上面に切り込み14と平行に段差22が設けられている。ボタン部13の押圧によりキーベース11に生じる裂目15と切り込み14とで形成する支持部12b、12cとヒンジ部12aとが弾性変形するがこの弾性変形によって生じる撓み部が段差22の分だけ撓んで段差22の底に着くとそれ以上の撓みを規制する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押しボタン装置に係り、特にヒンジ部を介してキーベースに連結されたボタン部を押圧した場合に当該ボタン部の操作面の姿勢を保ったまま押圧方向に平行移動させることができる押しボタン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボタン部に押圧を加えて、ヒンジ部の固定端を支点として他端側が指圧方向に移動してボタン部に設けられた突部の先端によりプリント基板に実装したプッシュスイッチを押すことで電子機器に対して所定機能を実行させるようにし、また、ボタン部への押圧を解除した場合、ヒンジ部の弾性力により元の状態に復帰するようにした押しボタン装置が知られている。しかしこの種の押しボタン装置は、縦置きと横置きとで押しボタンの操作感が異なり使用者が使用上違和感を持つとともに、ヒンジ部の疲労(へたり)によりガタ付きが生じてしまうという不具合があった。
【0003】
上記のような不具合を解消するために、従来、ケースの開口穴に挿入して突出させるボタン部と、このボタン部からプッシュスイッチに延在する突部と、ケースの内面に固定されてボタン部を所定方向に固定する枠体と、この枠体から延在してボタン部の外周を支持して付勢するヒンジ部と、ボタン部からプリント基板に実装したプッシュスイッチの側面に延在してボタン部の動作を案内するガイド部とを備えた押しボタン装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−311544号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の押しボタン装置は、ボタン部からプリント基板に実装したプッシュスイッチの側面に延在してボタン部の動作を案内するガイド部を備える構成であるために、構成が複雑であるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような課題を解決するためのもので、ヒンジ部を介してキーベースに連結されたボタン部を押圧した場合に当該ボタン部の操作面の姿勢を保ったまま押圧方向にボタン部を平行移動させることができる押しボタン装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明は、弾性を有するキーベースから延在するヒンジ部により支持されたボタン部と、前記キーベースをケースに固定し前記ヒンジ部より幅広の切り込みを有するキーベースとを備え、前記ボタン部の押圧時に前記切り込みを有する前記キーベースと前記ヒンジ部とにより前記ボタン部の操作面が押圧方向に平行移動することを特徴とする。
【0008】
このような構成を有することにより、ボタン部を押圧した場合にキー押下部を当該ボタン部の操作面の姿勢を保ったまま押圧方向にボタン部を平行移動させてキー押下部に設けた突部により基板上のスイッチを動作させることができるため、ヒンジ部の疲労(へたり)を防ぐことができるとともに電子機器の設置向き(例えば、縦置きや横置き)に無関係に違和感なく押しボタンを押すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
図1(a)及び図1(b)は、本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の概略構成を示す斜視図で、本発明の押しボタン装置の動作原理を説明するためのものであり、図1(a)はボタン部13に押圧を加える前の状態を、図1(b)はボタン部13に押圧を加えた後の状態を示している。
【0011】
図1(a)及び図1(b)においてボタン部13は、弾性を有するキーベース11に設けられたヒンジ部12により支持されている。キーベース11は、支持部材21により支持されるとともにケース(図示せず)に位置決めされて取り付け固定される。ヒンジ部12a付近にヒンジ部12aより幅広の切り込み14をキーベース11に設けている。
【0012】
このように形成された押しボタン装置において、ボタン部13を押圧すると、図1(b)に示すように、切り込み14のヒンジ部12a側のキーベース11には裂目15が生じ、裂目15と切り込み14とで形成する支持部12b、12cとヒンジ部12aとが弾性変形してボタン部13が移動する。この際ヒンジ部12aと支持部12b、12cが共に変形するためにボタン部13は略平行移動しボタン部13の操作面は押圧前の姿勢を保ったまま押圧方向にボタン部13が平行移動してボタン部13の下部に配置されたキー押下部31(図2(b)参照)を押圧し、さらにキー押下部31に設けた突部35(図3(c)参照)により基板に搭載したスイッチ(図示せず)を動作させるようにしている。キーベース11は弾性を有するので、ボタン部13の押圧動作を止めれば裂目15と切り込み14とで形成する支持部12b、12cとヒンジ部12aは元の状態に復帰する。
【0013】
図2(a)及び図2(b)は、本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の構成を示す斜視図である。図2(a)及び図2(b)に示す押しボタン装置は、図4に示すように複数のボタン部を有するキーシート及び当該キーシートを支持する支持部材の一部を摘出したものである。
【0014】
図2(a)及び図2(b)において、図1(a)及び図1(b)と同様、ボタン部13は、弾性を有するキーベース11に設けられたヒンジ部12aにより支持されている。キーベース11には、ヒンジ部12a付近にヒンジ部12aより幅広の切り込み14が設けられている。またキーベース11には、ケース(図示せず)に取り付けるための取付け孔17が設けられており、さらに基板(図示せず)に搭載された発光手段、例えばLED(図示せず)からの放射光をボタン部13周辺に導光するための凸状の導光部16が複数設けられている。
【0015】
図2(b)に示すように、ボタン部13を有するキーシート11は支持部材21上に配置されるとともに支持される。支持部材21には、キーベース11の切り込み14よりもヒンジ部12a側で支持部材21の上面に切り込み14と平行に段差22が設けられている。ボタン部13を押圧し続けて行くと、キーベース11に生じる裂目15と切り込み14とで形成する支持部12b、12cとヒンジ部12aとが弾性変形するがこの弾性変形によって生じる撓み部は段差22の分だけ撓んで支持部材21に設けられた段差22の底に着くとそれ以上の撓みを規制する。つまり、支持部材21に設けられた段差22は、キーベース11に生ずる撓み量を規制することになる。
【0016】
また支持部材21には、図2(a)に示した取付け孔17に対向して取付け穴27が設けられ、また図2(a)に示した凸状の導光部16に対向して導光穴26が設けられている。さらに、図2(a)に示したボタン部13の平行移動に呼応して基板上に搭載されたスイッチ(図示せず)を押下するスイッチ押下部31が設けられている。スイッチ押下部31はヒンジ部32を介して支持部材21に固定される。また、スイッチ押下部31の表面には突起33が設けられ、突起33を介してボタン部13の押圧力を受け止めるようにしている。
【0017】
図3(a)は、本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の構成を示す上面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A断面における押しボタン装置の構成を示す断面図であり、図3(c)は、図3(a)のB−B断面における押しボタン装置の構成を示す断面斜視図である。
【0018】
図3(a)に示したものは、上述した図2(a)に示したものと同様であるので説明を省略するが、図3(b)には、キーストッパ34が支持部材21に設けられていることが示され、基板上のスイッチ(図示せず)が動作した後のボタン部13の押圧力を受け止めるようにしている。また図3(c)には、ボタン部13の下部に配置されたキー押下部31に設けられた突部35が示されおり、突部35により基板上のスイッチ(図示せず)を動作させるようにしている。なお、ボタン部13の押圧動作を止めればキーベース11に備えた弾性により裂目15と切り込み14とで形成する支持部12b、12cとヒンジ部12aは元の状態に復帰する。
【0019】
図4(a)は、本発明の押しボタン装置における複数のボタン部を有するキーシートの構成を示す斜視図であり、図4(b)は、図4(a)のキーシートを支持する支持部材の構成を示す斜視図である。押しボタン装置を製作する上で複数の押しボタン部をキーシートに配置して一度に作成するのが望ましい。
【0020】
図5は、図4に示した本発明の押しボタン装置が実装された電子機器の外観を示す斜視図である。図5において本発明の押しボタン装置は、電子機器筐体の上ケース51に設けられた開口部52からボタン部13が突出するようにし、ユーザの押しボタン操作に基づいて電子機器に所定機能を実現させるようにしている。また凸状の導光部16から導光される発光手段、例えばLED、からの放射光によりユーザは操作すべきボタン部13を容易に認識することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ボタン部を押圧した場合にキー押下部を当該ボタン部の操作面の姿勢を保ったまま押圧方向にボタン部を平行移動させてキー押下部に設けた突部により基板上のスイッチを動作させることができるため、ヒンジ部の疲労を防ぐことができるとともに電子機器の設置向き(例えば、縦置きや横置き)に無関係に違和感なく押しボタンを押すことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の構成を示す斜視図
【図3】(a)本発明の実施の形態に係る押しボタン装置の構成を示す上面図
(b)上記(a)のA−A断面における押しボタン装置の構成を示す断面図
(c)上記(a)のB−B断面における押しボタン装置の構成を示す断面斜視図
【図4】(a)本発明の押しボタン装置における複数のボタン部を有するキーシートの構成を示す斜視図
(b)上記(a)のキーシートを支持する支持部材の構成を示す斜視図
【図5】本発明の押しボタン装置を実装した電子機器の外観を示す斜視図
【符号の説明】
11 キーシート
12a ヒンジ部
12b 支持部
12c 支持部
13 ボタン部
14 切り込み
15 裂目
16 導光部
17 取付け孔
21 支持部材
22 段差
26 導光穴
27 取付け穴
31 スイッチ押下部
32 ヒンジ部
33 突起
34 キーストッパ
35 突部
51 上ケース
52 開口部

Claims (5)

  1. 弾性を有するキーベースから延在するヒンジ部により支持されたボタン部と、前記キーベースをケースに固定し前記ヒンジ部より幅広の切り込みを有するキーベースとを備え、前記ボタン部の押圧時に前記切り込みを有する前記キーベースと前記ヒンジ部とにより前記ボタン部の操作面が押圧方向に平行移動することを特徴とする押しボタン装置。
  2. 前記キーベースを支持する支持部材が前記切り込みの前記ヒンジ部側であって前記支持部材の上面に前記切り込みと平行に段差を備え、前記キーベースに生ずる撓み量を前記段差により規制したことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
  3. 前記ボタン部の下部にあって前記ボタン部の平行移動に呼応して前記スイッチを押下するスイッチ押下部を備え、前記スイッチ押下部は、前記ヒンジ部を介して前記支持部材に固定され、また前記ボタン部側に備えられた突起を介して前記ボタン部の押圧力を受け止めることを特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
  4. 前記支持部材に複数の導光穴と、前記導光穴に対向して前記キーシートに複数の凸状の導光部とを備え、前記導光穴及び前記導光部を介して前記基板に搭載された発光手段からの放射光を前記ボタン部の周辺に導光することを特徴とする請求項2に記載の押しボタン装置。
  5. 前記支持部材は、キーストッパを備え、前記キーストッパは、前記ボタン部による押圧動作により前記スイッチが動作した後の前記ボタン部の押圧力を受け止めることを特徴とする請求項2に記載の押しボタン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244228A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Yanmar Co Ltd スイッチ装置及びこれを備えた農業機械又は農業設備並びにコンバイン

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