JP2004252830A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種規格の記録媒体がアダプタを介して接続された場合においても、そのデータ書き込み禁止属性を判断し、記録媒体のデータ書き込み禁止属性に基づいた的確な動作を行うことを可能とする。
【解決手段】アダプタを介して接続される外部記録媒体に対してファイルを書き込み(ステップS403)、データの書き込み結果に応じて外部記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断し、その判断結果を設定する(ステップS405、ステップS408)。
【選択図】 図3
【解決手段】アダプタを介して接続される外部記録媒体に対してファイルを書き込み(ステップS403)、データの書き込み結果に応じて外部記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断し、その判断結果を設定する(ステップS405、ステップS408)。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラやモバイル端末の利用が広まるにつれ、CF(コンパクトフラッシュ(R))カードをはじめとする様々なメモリカードが普及している。メモリカード間では互いに互換性を持っているものもあるが、多くは異なる規格に沿って作られているため、異なるメモリカードに対応している機種で直接利用することはできず、2種類のメモリカードの互換性を図るためにはアダプタを介して利用する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アダプタを介した場合でも2種類のメモリカード間には規格上の異なった属性情報が存在するため、すべての属性情報を得られない場合がある。例えば、CFカードが接続できるデジタルカメラでCFアダプタを用いて他のメモリカードを使用した場合、CFカードで規定されている属性情報はCFアダプタを介しても、ほぼ同様の情報で得られる。しかし、既に保存されたデータを保護する目的で設定される書き込み禁止属性は、CFカードでは規格上定められていないので、CFアダプタを介して接続されたメモリカードが書き込み禁止の属性を持っていても、この情報はデジタルカメラ側では取得することができない場合があり得る。
【0004】
そのような場合に、利用者がデジタルカメラで撮影し、データ保存、消去等をしようとした場合、通常は書き込みが禁止されているため、書き込みエラー等の誤動作を引き起こすことになってしまい、利用者が書き込み禁止であることを理解してなかった場合には、混乱を招いてしまう。また、最悪の場合はデータの破損を引き起こしてしまうことも考えられる。
【0005】
従って、本発明の目的は、各種規格の記録媒体がアダプタを介して接続された場合においても、そのデータ書き込み禁止属性を判断し、記録媒体のデータ書き込み禁止属性に基づいた的確な動作を行うことを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明の記録装置は、各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段と、前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断する属性判断手段とを有することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の記録装置の一実施形態であるデジタルカメラの構成を概略的に示したブロック図である。
図1において、100はデジタルカメラである。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッタ、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0008】
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0009】
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0010】
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0011】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
【0012】
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0013】
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
【0014】
40は絞り機能を備えるシャッタ12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0015】
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0016】
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
【0017】
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、デジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
【0018】
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体200の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0019】
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0020】
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
【0021】
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0022】
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0023】
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
【0024】
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
【0025】
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
【0026】
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
【0027】
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源手段である。
【0028】
90はメモリカード等の外部記録媒体とデータの送受信を行うカードコントローラ、91はメモリカード等の外部記録媒体とのインタフェース、92はメモリカード等の外部記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92に外部記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0029】
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインタフェースやコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0030】
さらに、インタフェース91、そしてコネクタ92をPCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
【0031】
102は、デジタルカメラ100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0032】
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は通信手段110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。200はフラッシュメモリカード等の外部記録媒体である。以上がデジタルカメラ100の全体のシステム構成である。
【0033】
このデジタルカメラ100において外部記録媒体200と異なる規格の外部記録媒体202を使用する場合を図2を用いて説明する。
デジタルカメラ100のコネクタ92と異なるコネクタ95を持つ外部記録媒体202を使用する場合アダプタ201を使用する。アダプタ201は、コネクタ92とコネクタ95と各々接続できるコネクタ93、94を備え、外部記録媒体200の規格に準じた命令を外部記録媒体202の規格の命令に変換し、デジタルカメラ100で外部記録媒体202を使用可能とする。
【0034】
ここで、従来のCFカードに対応したデジタルカメラは、SDカードがライトプロテクトされていることを取得する手段がなく、SDカードが正常であるにもかかわらず、書き込みを行えない異常なカードが挿入されていると認識してしまう。このようなことを防ぐために書き込み禁止属性を持たない、異なる規格のメモリカードに対応するため、ライトプロテクトの状態を示すレジスタをチェックし、ライトプロテクトではないと判断された場合でも、直接ライトプロテクトのスイッチを調べずに書き込み禁止属性を取得する必要がある。
【0035】
そこで、本実施形態のデジタルカメラ100は、電源がONされ、起動が行われると先ず、図2のようにアダプタ201を介してSDカードが使用される場合も考慮して、図3に示す属性取得方法を行う。
【0036】
<第1の実施形態>
図3は、本発明の第1の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
属性情報を取得するにあたり、まず、本来の用いられる外部記録媒体(ここでは、CFカード)の属性情報を規格に沿った手法で取得する(S401)。次に本来想定していた外部記録媒体の規格にない書き込み禁止属性を調べるために、外部記録媒体上の空いている領域を調べ、書き込み位置を保存する(S402)。
【0037】
次に、その書き込み位置に対して実際にチェック用ファイルを書き込み、正常にチェックファイルを作成できるか試してみる(S403)。この結果、ファイルが作成できている場合(S404)、外部記録媒体は書き込みが可能であると判断できるため、書き込み禁止属性について、“書き込み禁止なし”という設定を行う(S405)。
【0038】
その後、先ほど作成したファイルの削除を行い(S406)、書き込み位置を保存した元の書き込み位置に戻す(S407)。これらの後処理は、属性チェックについてユーザは知る必要がないので、それをユーザから隠すと同時に、ファイルの断片化を防ぐ意味を持つ。ファイルを削除するだけでは、チェックを行うたびに実際に保存されるデータ間に無駄な空き領域ができてしまい、デジタルカメラでの書き込み速度の低下を招くなど記録領域を有効に利用することができない。そのため、属性チェックを行う場合には、書き込み位置をあらかじめ保存し、チェックの最後で復帰する必要がある。
【0039】
一方、ファイル作成を試みた結果、ファイルが作成できなかった場合(S404)、書き込み禁止属性について、“書き込み禁止あり”という設定を行う(S408)。カメラが起動した際に上記判定を行い、ここまでの処理で“書き込み禁止あり”と判断された場合には、表示装置54に記録媒体が書き込み禁止である旨を示すメッセージを表示することで利用者に速やかに記録媒体に書き込みができないことを伝達することが可能である。
【0040】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、前記第1の実施形態と同様にデジタルカメラ100において属性情報を他の方法で取得するものである。図4は、本実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【0041】
外部記録媒体の属性情報を取得するにあたり、まず、本来の用いられる外部記録媒体(ここでは、CFカード)の属性情報を規格に沿った手法で取得する(S501)。次に外部記録媒体中の予め決められた特定物理セクタのデータを読み込む(S502)。そして、読み込んだデータを再び同じ物理セクタへ上書きできるか試みる(S503)。その結果、正しく書き込みができた場合(S504)、外部記録媒体の書き込み禁止属性について、“書き込み禁止なし”という設定を行う(S505)。この場合、同一物理セクタに同じデータを書き込んでいるため、外部記録媒体のデータに影響を与えていない。一方、上書きが行えなかった場合(S506)、外部記録媒体が書き込み禁止であるとみなし、外部記録媒体の書き込み禁止属性について、“書き込み禁止あり”という設定を行う(S507)。
【0042】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態における外部記録媒体の初期化処理の流れを説明する。ここでは、通常の画像再生状態(PB)を例に挙げて、本実施形態に係る記録装置の動作を説明する。
図5において、“ST”と記述している変数は、カメラでの状態、例えば画像を再生している状態(PB)、撮影を待機、実行する状態(REC、不図示)、及び、メニューを表示している状態(MENU)等を示す値であり、プログラムはこの変数を参照して現在の動作を決定する。
【0043】
さらに、“EV”と記述している変数は、利用者がボタンを押す等の処理を行った場合に、そのボタンの種類を示すボタンのID値であり、例えば[MENU]というボタンが押された場合、“EV”には[MENU]というID値がセットされる。以降、“EV”にIDがセットされたことをイベントが発生したと表現する。
【0044】
また、この変数“EV”には、ボタンのID値だけでなく、例えば変数“ST”が[MENU]から[PB]に変更された場合等、内部的に状態が変化した事象を示す[NEW]といった値がセットされる場合もある。
【0045】
図5に示す処理が実行されると、まず、ステップS601、ステップS602、ステップS603において、発生したイベントの種類を区別し、イベントの種類に応じてステップS604、ステップS605、ステップS606の処理が行われる。例えば、イベントが[NEW]であれば、即ち“EV”に[NEW]がセットされた場合は、イベントが[PB]ではない状態から、状態が変化して[PB]の状態となったことを示しており、その場合には必要に応じて再生すべき画像を記憶媒体200から選択し、読み出し画面を作成し表示する処理を行う。
【0046】
また、発生したイベントが[十字]であった場合、即ち“EV”に[十字]がセットされた場合は、再生対象となる画像の変更が指示されたことを意味するので、ステップS606において画像を変更し表示する処理が実行される。イベントが[MENU]であった場合、即ち“EV”が[MENU]にセットされた場合には、変数“ST”を[MENU]にセットし、図5に示すメニュー処理のプログラムがイベントを監視し、処理を実行することになる。
【0047】
このように、イベントが発生した場合には、図5の処理よりも上位の処理から発生したイベントが図5に示す処理プログラムに渡され、画面の作成処理等が行われる。
【0048】
ステップS605から移行するメニュー処理を図6に示す。このメニュー処理に関しても図5と同等の処理で発生したイベントに応じて必要な画面を作成し、表示を行う処理、イベントに応じて状態を[PB]に戻す処理の流れは同じである。このような処理によって利用者は記録装置のメニューを利用することが可能で、メニューの項目として[外部記録媒体の初期化]を登録しておけば、外部記録媒体の初期化を記録装置で実行することが可能である。ここで、本実施形態では、図3のステップS408、ステップS506の処理により“書き込み禁止あり”が設定されている場合には、[外部記録媒体の初期化]項目を選択不可とし、外部記録媒体の初期化を禁止する。また、図3のステップS405、ステップS505の処理により“書き込み禁止なし”が設定されている場合には、通常通りの項目異動処理を行い[外部記録媒体の初期化]項目を選択可能とし、外部記録媒体の初期化を許可する。
【0049】
本発明の上記実施形態によれば、デジタルカメラにアダプタを介して本来想定していた外部記録媒体と異なる規格の外部記録媒体を使用した場合においても、その属性情報を取得することができる。これにより、ユーザに外部記録媒体の書き込み禁止状態を伝えるための表示や、書き込みに関する処理を内部的に規制するなどして、外部記録媒体の属性情報に基づいた的確な動作が可能となる。
【0050】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0051】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0052】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0053】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
ここで、本発明の実施態様を以下に列挙する。
[実施態様1]各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、
前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段と、
前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断する属性判断手段とを有することを特徴とする記録装置。
【0056】
[実施態様2]前記データ書込手段による前記記録媒体に対する前記データの書き込み位置を記録する記録手段と、
前記データ書込手段により前記記録媒体に書き込まれた前記データを削除するデータ削除手段とを更に有し、
前記データ削除手段は、前記属性判断手段による属性判断処理が終了したことに応じて前記禁止属性の判断に伴って前記記録媒体に書き込んだデータを削除すると共に、前記データ書込手段は、前記記録手段に記録された前記データの書き込み位置に新たなデータを書き込むことを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0057】
[実施態様3]前記記録媒体内の所定の記録領域に記録された前記データを読み込むデータ読込手段を更に有し、
前記データ書込手段は、前記データ読込手段によって読み込まれた前記データを前記所定の記録領域に再度書き込み、前記属性判断手段は、前記所定の記録領域に対する前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0058】
[実施態様4]前記属性判断手段による前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性の判断結果に応じて、前記記録媒体の初期化の可否を設定する設定手段を更に有することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0059】
[実施態様5]前記設定手段は、前記記録媒体へのデータ書き込みが禁止されていると前記属性判断手段によって判断された場合、前記記録媒体の初期化を禁止することを特徴とする実施態様4に記載の記録装置。
【0060】
[実施態様6]前記設定手段は、前記属性判断手段により前記記録媒体へのデータ書き込みが禁止されていないと前記属性判断手段によって判断された場合、前記記録媒体の初期化を許可することを特徴とする実施態様4に記載の記録装置。
【0061】
[実施態様7]各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段とを有する記録装置による前記記録媒体の属性判断方法であって、
前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断することを特徴とする属性判断方法。
【0062】
[実施態様8]実施態様7に記載の属性判断方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0063】
[実施態様9]実施態様8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、各種規格の記録媒体がアダプタを介して接続された場合においても、そのデータ書き込み禁止属性を判断することが可能となる。従って、例えば、その判断結果を利用者に通知することや、データ書き込みに関する処理を内部的に規制する等して、記録媒体のデータ書き込み禁止属性に基づいた的確な動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録装置の構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】異なる規格の外部記録媒体を使用する場合を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10:撮影レンズ
12:シャッタ
14:撮像素子
16:A/D変換器
18:タイミング発生回路
20:画像処理回路
22:メモリ制御回路
24:画像表示メモリ
26:D/A変換器
28:画像表示部
30:メモリ
32:画像圧縮・伸長回路
40:露光制御手段
42:測距制御手段
44:ズーム制御手段
46:バリア制御手段
48:フラッシュ
50:システム制御回路
52:メモリ
54:表示部
56:不揮発性メモリ
60:モードダイアルスイッチ
62:シャッタスイッチSW1
64:シャッタスイッチSW2
66:画像表示ON/OFFスイッチ
68:クイックレビューON/OFFスイッチ
70:操作部
80:電源制御手段
82:コネクタ
84:コネクタ
86:電源手段
90:カードコントローラ
91:インタフェース
92:コネクタ
98:記録媒体着脱検知手段
100:デジタルカメラ
102:保護手段
104:光学ファインダ
110:通信手段
112:コネクタ(またはアンテナ)
200:外部記録媒体
201:アダプタ
202:外部記録媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラやモバイル端末の利用が広まるにつれ、CF(コンパクトフラッシュ(R))カードをはじめとする様々なメモリカードが普及している。メモリカード間では互いに互換性を持っているものもあるが、多くは異なる規格に沿って作られているため、異なるメモリカードに対応している機種で直接利用することはできず、2種類のメモリカードの互換性を図るためにはアダプタを介して利用する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アダプタを介した場合でも2種類のメモリカード間には規格上の異なった属性情報が存在するため、すべての属性情報を得られない場合がある。例えば、CFカードが接続できるデジタルカメラでCFアダプタを用いて他のメモリカードを使用した場合、CFカードで規定されている属性情報はCFアダプタを介しても、ほぼ同様の情報で得られる。しかし、既に保存されたデータを保護する目的で設定される書き込み禁止属性は、CFカードでは規格上定められていないので、CFアダプタを介して接続されたメモリカードが書き込み禁止の属性を持っていても、この情報はデジタルカメラ側では取得することができない場合があり得る。
【0004】
そのような場合に、利用者がデジタルカメラで撮影し、データ保存、消去等をしようとした場合、通常は書き込みが禁止されているため、書き込みエラー等の誤動作を引き起こすことになってしまい、利用者が書き込み禁止であることを理解してなかった場合には、混乱を招いてしまう。また、最悪の場合はデータの破損を引き起こしてしまうことも考えられる。
【0005】
従って、本発明の目的は、各種規格の記録媒体がアダプタを介して接続された場合においても、そのデータ書き込み禁止属性を判断し、記録媒体のデータ書き込み禁止属性に基づいた的確な動作を行うことを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明の記録装置は、各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段と、前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断する属性判断手段とを有することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の記録装置の一実施形態であるデジタルカメラの構成を概略的に示したブロック図である。
図1において、100はデジタルカメラである。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッタ、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0008】
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0009】
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0010】
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0011】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
【0012】
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0013】
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
【0014】
40は絞り機能を備えるシャッタ12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0015】
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0016】
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
【0017】
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、デジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
【0018】
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体200の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0019】
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0020】
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
【0021】
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0022】
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0023】
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
【0024】
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
【0025】
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
【0026】
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
【0027】
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源手段である。
【0028】
90はメモリカード等の外部記録媒体とデータの送受信を行うカードコントローラ、91はメモリカード等の外部記録媒体とのインタフェース、92はメモリカード等の外部記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92に外部記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0029】
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインタフェースやコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0030】
さらに、インタフェース91、そしてコネクタ92をPCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
【0031】
102は、デジタルカメラ100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0032】
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は通信手段110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。200はフラッシュメモリカード等の外部記録媒体である。以上がデジタルカメラ100の全体のシステム構成である。
【0033】
このデジタルカメラ100において外部記録媒体200と異なる規格の外部記録媒体202を使用する場合を図2を用いて説明する。
デジタルカメラ100のコネクタ92と異なるコネクタ95を持つ外部記録媒体202を使用する場合アダプタ201を使用する。アダプタ201は、コネクタ92とコネクタ95と各々接続できるコネクタ93、94を備え、外部記録媒体200の規格に準じた命令を外部記録媒体202の規格の命令に変換し、デジタルカメラ100で外部記録媒体202を使用可能とする。
【0034】
ここで、従来のCFカードに対応したデジタルカメラは、SDカードがライトプロテクトされていることを取得する手段がなく、SDカードが正常であるにもかかわらず、書き込みを行えない異常なカードが挿入されていると認識してしまう。このようなことを防ぐために書き込み禁止属性を持たない、異なる規格のメモリカードに対応するため、ライトプロテクトの状態を示すレジスタをチェックし、ライトプロテクトではないと判断された場合でも、直接ライトプロテクトのスイッチを調べずに書き込み禁止属性を取得する必要がある。
【0035】
そこで、本実施形態のデジタルカメラ100は、電源がONされ、起動が行われると先ず、図2のようにアダプタ201を介してSDカードが使用される場合も考慮して、図3に示す属性取得方法を行う。
【0036】
<第1の実施形態>
図3は、本発明の第1の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
属性情報を取得するにあたり、まず、本来の用いられる外部記録媒体(ここでは、CFカード)の属性情報を規格に沿った手法で取得する(S401)。次に本来想定していた外部記録媒体の規格にない書き込み禁止属性を調べるために、外部記録媒体上の空いている領域を調べ、書き込み位置を保存する(S402)。
【0037】
次に、その書き込み位置に対して実際にチェック用ファイルを書き込み、正常にチェックファイルを作成できるか試してみる(S403)。この結果、ファイルが作成できている場合(S404)、外部記録媒体は書き込みが可能であると判断できるため、書き込み禁止属性について、“書き込み禁止なし”という設定を行う(S405)。
【0038】
その後、先ほど作成したファイルの削除を行い(S406)、書き込み位置を保存した元の書き込み位置に戻す(S407)。これらの後処理は、属性チェックについてユーザは知る必要がないので、それをユーザから隠すと同時に、ファイルの断片化を防ぐ意味を持つ。ファイルを削除するだけでは、チェックを行うたびに実際に保存されるデータ間に無駄な空き領域ができてしまい、デジタルカメラでの書き込み速度の低下を招くなど記録領域を有効に利用することができない。そのため、属性チェックを行う場合には、書き込み位置をあらかじめ保存し、チェックの最後で復帰する必要がある。
【0039】
一方、ファイル作成を試みた結果、ファイルが作成できなかった場合(S404)、書き込み禁止属性について、“書き込み禁止あり”という設定を行う(S408)。カメラが起動した際に上記判定を行い、ここまでの処理で“書き込み禁止あり”と判断された場合には、表示装置54に記録媒体が書き込み禁止である旨を示すメッセージを表示することで利用者に速やかに記録媒体に書き込みができないことを伝達することが可能である。
【0040】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、前記第1の実施形態と同様にデジタルカメラ100において属性情報を他の方法で取得するものである。図4は、本実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【0041】
外部記録媒体の属性情報を取得するにあたり、まず、本来の用いられる外部記録媒体(ここでは、CFカード)の属性情報を規格に沿った手法で取得する(S501)。次に外部記録媒体中の予め決められた特定物理セクタのデータを読み込む(S502)。そして、読み込んだデータを再び同じ物理セクタへ上書きできるか試みる(S503)。その結果、正しく書き込みができた場合(S504)、外部記録媒体の書き込み禁止属性について、“書き込み禁止なし”という設定を行う(S505)。この場合、同一物理セクタに同じデータを書き込んでいるため、外部記録媒体のデータに影響を与えていない。一方、上書きが行えなかった場合(S506)、外部記録媒体が書き込み禁止であるとみなし、外部記録媒体の書き込み禁止属性について、“書き込み禁止あり”という設定を行う(S507)。
【0042】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態における外部記録媒体の初期化処理の流れを説明する。ここでは、通常の画像再生状態(PB)を例に挙げて、本実施形態に係る記録装置の動作を説明する。
図5において、“ST”と記述している変数は、カメラでの状態、例えば画像を再生している状態(PB)、撮影を待機、実行する状態(REC、不図示)、及び、メニューを表示している状態(MENU)等を示す値であり、プログラムはこの変数を参照して現在の動作を決定する。
【0043】
さらに、“EV”と記述している変数は、利用者がボタンを押す等の処理を行った場合に、そのボタンの種類を示すボタンのID値であり、例えば[MENU]というボタンが押された場合、“EV”には[MENU]というID値がセットされる。以降、“EV”にIDがセットされたことをイベントが発生したと表現する。
【0044】
また、この変数“EV”には、ボタンのID値だけでなく、例えば変数“ST”が[MENU]から[PB]に変更された場合等、内部的に状態が変化した事象を示す[NEW]といった値がセットされる場合もある。
【0045】
図5に示す処理が実行されると、まず、ステップS601、ステップS602、ステップS603において、発生したイベントの種類を区別し、イベントの種類に応じてステップS604、ステップS605、ステップS606の処理が行われる。例えば、イベントが[NEW]であれば、即ち“EV”に[NEW]がセットされた場合は、イベントが[PB]ではない状態から、状態が変化して[PB]の状態となったことを示しており、その場合には必要に応じて再生すべき画像を記憶媒体200から選択し、読み出し画面を作成し表示する処理を行う。
【0046】
また、発生したイベントが[十字]であった場合、即ち“EV”に[十字]がセットされた場合は、再生対象となる画像の変更が指示されたことを意味するので、ステップS606において画像を変更し表示する処理が実行される。イベントが[MENU]であった場合、即ち“EV”が[MENU]にセットされた場合には、変数“ST”を[MENU]にセットし、図5に示すメニュー処理のプログラムがイベントを監視し、処理を実行することになる。
【0047】
このように、イベントが発生した場合には、図5の処理よりも上位の処理から発生したイベントが図5に示す処理プログラムに渡され、画面の作成処理等が行われる。
【0048】
ステップS605から移行するメニュー処理を図6に示す。このメニュー処理に関しても図5と同等の処理で発生したイベントに応じて必要な画面を作成し、表示を行う処理、イベントに応じて状態を[PB]に戻す処理の流れは同じである。このような処理によって利用者は記録装置のメニューを利用することが可能で、メニューの項目として[外部記録媒体の初期化]を登録しておけば、外部記録媒体の初期化を記録装置で実行することが可能である。ここで、本実施形態では、図3のステップS408、ステップS506の処理により“書き込み禁止あり”が設定されている場合には、[外部記録媒体の初期化]項目を選択不可とし、外部記録媒体の初期化を禁止する。また、図3のステップS405、ステップS505の処理により“書き込み禁止なし”が設定されている場合には、通常通りの項目異動処理を行い[外部記録媒体の初期化]項目を選択可能とし、外部記録媒体の初期化を許可する。
【0049】
本発明の上記実施形態によれば、デジタルカメラにアダプタを介して本来想定していた外部記録媒体と異なる規格の外部記録媒体を使用した場合においても、その属性情報を取得することができる。これにより、ユーザに外部記録媒体の書き込み禁止状態を伝えるための表示や、書き込みに関する処理を内部的に規制するなどして、外部記録媒体の属性情報に基づいた的確な動作が可能となる。
【0050】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0051】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0052】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0053】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
ここで、本発明の実施態様を以下に列挙する。
[実施態様1]各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、
前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段と、
前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断する属性判断手段とを有することを特徴とする記録装置。
【0056】
[実施態様2]前記データ書込手段による前記記録媒体に対する前記データの書き込み位置を記録する記録手段と、
前記データ書込手段により前記記録媒体に書き込まれた前記データを削除するデータ削除手段とを更に有し、
前記データ削除手段は、前記属性判断手段による属性判断処理が終了したことに応じて前記禁止属性の判断に伴って前記記録媒体に書き込んだデータを削除すると共に、前記データ書込手段は、前記記録手段に記録された前記データの書き込み位置に新たなデータを書き込むことを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0057】
[実施態様3]前記記録媒体内の所定の記録領域に記録された前記データを読み込むデータ読込手段を更に有し、
前記データ書込手段は、前記データ読込手段によって読み込まれた前記データを前記所定の記録領域に再度書き込み、前記属性判断手段は、前記所定の記録領域に対する前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0058】
[実施態様4]前記属性判断手段による前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性の判断結果に応じて、前記記録媒体の初期化の可否を設定する設定手段を更に有することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0059】
[実施態様5]前記設定手段は、前記記録媒体へのデータ書き込みが禁止されていると前記属性判断手段によって判断された場合、前記記録媒体の初期化を禁止することを特徴とする実施態様4に記載の記録装置。
【0060】
[実施態様6]前記設定手段は、前記属性判断手段により前記記録媒体へのデータ書き込みが禁止されていないと前記属性判断手段によって判断された場合、前記記録媒体の初期化を許可することを特徴とする実施態様4に記載の記録装置。
【0061】
[実施態様7]各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段とを有する記録装置による前記記録媒体の属性判断方法であって、
前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断することを特徴とする属性判断方法。
【0062】
[実施態様8]実施態様7に記載の属性判断方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0063】
[実施態様9]実施態様8に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、各種規格の記録媒体がアダプタを介して接続された場合においても、そのデータ書き込み禁止属性を判断することが可能となる。従って、例えば、その判断結果を利用者に通知することや、データ書き込みに関する処理を内部的に規制する等して、記録媒体のデータ書き込み禁止属性に基づいた的確な動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録装置の構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】異なる規格の外部記録媒体を使用する場合を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る記録装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10:撮影レンズ
12:シャッタ
14:撮像素子
16:A/D変換器
18:タイミング発生回路
20:画像処理回路
22:メモリ制御回路
24:画像表示メモリ
26:D/A変換器
28:画像表示部
30:メモリ
32:画像圧縮・伸長回路
40:露光制御手段
42:測距制御手段
44:ズーム制御手段
46:バリア制御手段
48:フラッシュ
50:システム制御回路
52:メモリ
54:表示部
56:不揮発性メモリ
60:モードダイアルスイッチ
62:シャッタスイッチSW1
64:シャッタスイッチSW2
66:画像表示ON/OFFスイッチ
68:クイックレビューON/OFFスイッチ
70:操作部
80:電源制御手段
82:コネクタ
84:コネクタ
86:電源手段
90:カードコントローラ
91:インタフェース
92:コネクタ
98:記録媒体着脱検知手段
100:デジタルカメラ
102:保護手段
104:光学ファインダ
110:通信手段
112:コネクタ(またはアンテナ)
200:外部記録媒体
201:アダプタ
202:外部記録媒体
Claims (1)
- 各種規格の記録媒体をアダプタを介して接続可能な接続手段と、
前記アダプタを介して接続される前記記録媒体に対してデータを書き込むデータ書込手段と、
前記データ書込手段による前記データの書き込み結果に応じて、前記記録媒体のデータ書き込み禁止属性を判断する属性判断手段とを有することを特徴とする記録装置。
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Cited By (1)
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2003
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