JP2004252575A - コンテンツ流通システム - Google Patents

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利文 金丸
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Abstract

【課題】インターネットを介してコンテンツ提供者と顧客とを結び、コンテンツ提供者はコンテンツを提供し、顧客は感想や意見等のコメント情報と自分の属性情報を提供し、それらの情報量の差を金銭に換算するものである。
【解決手段】顧客端末4でウエブサーバー2のウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照して顧客の属性情報又はコメント情報をウエブサーバー2に送付すると、該ウエブサーバー2は属性情報又はコメント情報をメーカー端末1とデータベースサーバー3に送付すると共に、顧客の属性情報又はコメント情報に対する情報提供料を設定してコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送付し、該コンテンツ管理・課金・集金サーバー5が顧客端末4に該コンテンツの利用料から情報提供料を引いた課金情報を通知し、顧客端末4が課金支払通知をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に通知するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを介してコンテンツ提供者と顧客とを結び、コンテンツ提供者は映像などのコンテンツを提供し、顧客は感想や意見等のコメント情報と自分の属性情報を提供し、それらの情報量の差を金銭に換算するコンテンツ流通システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテンツ流通システムは、コンテンツの利用に対して課金を行ってコンテンツ販売者の負担を軽減するもので、コンテンツを提供するコンテンツ作成者端末と、提供されたコンテンツを配付する販売店端末とのそれぞれで設定された著作権料および販売手数料を課金センタに登録し、登録された情報に基づいて課金センタの販売価格演算部においてコンテンツの利用料を算出するようにすることにより、コンテンツ作成者や販売者は、流通過程で他者が設定した料金などは一切考慮することなく、自己の料金だけを単純に決定して登録すれば良くなるとともに、支払われた料金の分配処理も行わなくて済むようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、コンテンツ販売システムは、コンテンツの試用を有料で行うようにして、コンテンツの販売を促進できるようにするとともに、コンテンツが使用された場合には料金を確実に徴収できるようにするもので、通信回線を介してコンテンツ提供端末から購入者クライアント端末へダウンロードするコンテンツを有料で試用するようにして、利用者にとっては良く確認してからコンテンツを購入することを可能とし、コンテンツ提供者にとってはコンテンツの拡販を行い易くすることにより、利用者とコンテンツ提供者の両方に利点が得られるコンテンツ販売システムを展開できるようにしている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−005877号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−230432号公報(第1頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載のコンテンツ流通システムでは、コンテンツ販売に関して、課金システムの負荷を低減し、コンテンツ流通を促進するのに役立つが、それは販売側の視点であって、利用者側からはメリットが感じられない。従って、利用者がこれまでよりも積極的に利用しようとする動機付けにはなりにくいという問題点があった。
また、上記特許文献2に記載のコンテンツ販売システムでは、有料ではあるが試用することができて、利用者側にもメリットは感じられるが、コンテンツメーカーから利用者側への一方向のみであり、インタラクション(相互にコンテンツ等の情報を交換できる)はないという問題点があった。インタラクションがあると、利用者の利用しようというモチベーションがいっそう上がる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコンテンツ流通システムは、コンテンツメーカーが作成したコンテンツと該コンテンツの利用料を含むコンテンツ情報を送付する複数のメーカー端末と、顧客がコンテンツ情報を取得し、顧客の属性情報又はコンテンツに対するコメント情報を送付する複数の顧客端末と、顧客の属性情報又はコメント情報を取得して格納し、格納した属性情報又はコメント情報を送付するデータベースサーバーと、各コンテンツメーカーが作成したコンテンツをそれぞれ蓄積すると共にコンテンツ利用料の課金情報を蓄積し、顧客がコンテンツ情報を取得したときに、顧客端末に対して課金を通知し、支払通知を受けるコンテンツ管理・課金・集金サーバーと、コンテンツの提供を受けてコンテンツをウエブサイト上に提示するウエブサーバーと、メーカー端末、顧客端末、データベースサーバー、コンテンツ管理・課金・集金サーバー及びウエブサーバーが情報伝達網を介して互いに接続されてなるコンテンツ流通システムであって、前記顧客端末で前記ウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照して顧客の属性情報又はコメント情報を前記ウエブサーバーに送付すると、該ウエブサーバーは属性情報又はコメント情報を前記メーカー端末と前記データベースサーバーに送付すると共に、顧客の属性情報又はコメント情報に対する情報提供料を設定して前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに送付し、該コンテンツ管理・課金・集金サーバーが前記顧客端末に該コンテンツの利用料から情報提供料を引いた課金情報を通知し、該顧客端末が課金支払い通知を前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに通知するように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1のコンテンツ流通システムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、1はコンテンツメーカーが使用する複数のメーカー端末である。各コンテンツメーカーは、自分のメーカー端末1にてコンテンツを作成し、そのコンテンツをメーカー端末1より後述のコンテンツ管理・課金・集金サーバーへ送信する。
2は各コンテンツメーカーが作成したコンテンツの提供を受けてコンテンツリストを作成し、コンテンツリストを記憶装置2aに格納し、コンテンツリストをウエブサイト上に提示するウエブサーバーである。ここで、コンテンツとは映像、音声、文字情報、画像等を指す。
3は顧客の属性情報や顧客がコンテンツを参照した後の感想、意見等のコメント情報等の顧客データが顧客データベース3aに整理されて格納され、顧客データを配信するデータベースサーバーである。ここで、顧客の属性情報とはマーケティングに役立つ情報で、例えば性別、年齢、職業、居住地、趣味等をいう。
なお、属性情報の価格は性別情報はOO円、年齢情報はOO円というように個々の情報の価格の表を作っておき、それと照合して、ウエブサーバー2が自動的に決める。
【0008】
また、コメント情報の価格はコメントの長さに応じたテーブルを用意しておき、ウエブサーバー2がウエブサイト上で自動的につけるようにしている。
4はコンテンツの提供を受け、利用するための複数の顧客端末、5は各メーカー端末1から送信されてきたコンテンツをコンテンツ記憶装置5aに蓄積し、課金情報を課金情報記憶装置5に蓄積し、コンテンツを管理し、コンテンツの利用等に対して課金・集金処理を行うコンテンツ管理・課金・集金サーバー、6は課金に対する決済を行う金融機関端末、7はメーカー端末1,ウエブサーバー2、データベースサーバー3、顧客端末4及びコンテンツ管理・課金・集金サーバー5及び金融機関端末6に接続されているインターネット等の情報伝達網である。
【0009】
本発明の実施の形態1のコンテンツ流通システムの動作を説明する。
まず、顧客がコンテンツを参照する場合について、図1及び図2のフローチャートに基づいて説明する。
顧客は、顧客端末1を操作してインターネット7を介してウエブサーバー2にアクセスしてコンテンツ流通システムのウエブサイトに到達したら(ステップS1)、コンテンツリストを見る(ステップS2)。そして、そのコンテンツリストから所望のコンテンツを選択する(ステップS3)。なお、選択しない場合はステップS2に戻る。
そうすると、ウエブサーバー2はインターネット7を介してコンテンツ管理・課金・集金サーバー5にアクセスし、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5はデータベースサーバー3にアクセスし、登録されている顧客かどうかの照合をした後にコンテンツ記憶装置5aから選択されたコンテンツを読み出し、ウエブサーバー2へコンテンツの配信・受信を行う。
【0010】
ウエブサーバー2のウエブサイト上には選択したコンテンツが提示され、顧客は顧客端末4でその選択したコンテンツを参照する(ステップS4)。ここで、コンテンツの参照とはコンテンツが画像や映像であるときには「見る」という意味であり、コンテンツが音声であるときには「聞く」という意味である。
次に、コンテンツを参照した顧客はコンテンツに対するコメントを書くと(ステップS5)、書いたコメントは顧客端末1からウエブサイトサーバー2に送られて記憶装置2aに記入され(ステップS6)、ウエブサーバー2ではコメントの長さに応じた価格が設定されたテーブルよりコメントの長さに応じた情報提供料をつけてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送る。また、コメントはウエブサイトサーバー2からデータベースサーバー3に送られ、顧客データベースに3aに書き込まれる。
【0011】
そして、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では、コンテンツ価格表から選択されたコンテンツの利用料を決定し、コメントがある場合はそのコメントの情報提供料を差し引いた額の課金情報をウエブサーバー2に送り、又コメントがない場合は選択されたコンテンツの利用料の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て確認する(ステップS7)。
課金情報を確認した顧客は顧客端末4から金融機関端末6にアクセスして振り込みを行い、金融機関端末6が振り込み完了の通知を顧客端末4に送り、顧客端末4が課金支払通知をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送ることによって集金が行われたこととなり、決済が完了する(ステップS8)。
【0012】
次に、コンテンツ流通システムから見た顧客がコンテンツを参照して集金に至る場合について、図1及び図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
顧客端末1からのウエブサーバー2に対してコンテンツ流通システムのウエブサイトへのアクセスが有れば(ステップS11)、ウエブサーバー2のウエブサイト上にコンテンツリストを表示する(ステップS12)。
そして、顧客が顧客端末1でコンテンツリストから所望のコンテンツを選択したら、そのコンテンツ選択をウエブサーバー2が受信し、コンテンツ選択がなけばコンテンツリストの表示のままとなる(ステップS13)。
【0013】
このとき、顧客はコンテンツを参照するためには、顧客端末4から少なくとも自己の氏名の属性情報をウエブサーバ2に送らなければならない。これは登録されている顧客かどうかを確認するためである。ウエブサーバ2では、インターネット7を介してコンテンツ管理・課金・集金サーバー5にアクセスし、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5はデータベースサーバー3にアクセスし、属性情報に基づいて登録されている顧客かどうかの照合をし、登録されている顧客に間違いないと判断した後にコンテンツ記憶装置5aから選択されたコンテンツを読み出し、ウエブサーバー2へコンテンツの配信を行い、ウエブサーバー2のウエブサイト上にコンテンツを提示する(ステップS14)。
【0014】
顧客が顧客端末1で提示されたコンテンツを参照し(ステップS15)、その参照の確認をウエブツサーバー2に送信し、その後にさらに氏名以外の住所、性別、年齢、職業、趣味等の属性情報を送信しなければ(ステップS16)、ウエブサーバー2はその参照の確認をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送信する。
そうすると、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では、一定期間の間、例えば1月毎に参照の確認を何回受信したかを見て、2回以上でなければ、次のステップに進む(ステップS17)。
また、コンテンツを参照した顧客がコンテンツに対するコメントを書かなければ(ステップS18)、ウエブサーバー2からはコメントの情報提供料に対する情報を受信しないため、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では選択されたコンテンツの利用料の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客は顧客端末1でウエブサーバー2のウエブサイト上の課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0015】
また、コンテンツを参照した顧客がコンテンツに対するコメントを書くと(ステップS18)、書いたコメントは顧客端末1からウエブサーバー2に送られて記憶装置2aに記入され、ウエブサーバー2ではコメントの長さに応じた価格が設定されたテーブルよりコメントの長さに応じた情報提供料をつけてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送る(ステップS20)。また、コメントはウエブサイトサーバー2からデータベースサーバー3に送られ、顧客データベースに3aに書き込まれる。また、そのコメントはメーカー端末1に送られる。
そして、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では、コンテンツの利用料からコメントの情報提供料を差し引くという課金計測を行い(ステップS21)、課金計測した額の差し引いた額の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0016】
なお、ステップS15で、顧客が顧客端末1に提示されたコンテンツを参照し、その参照の確認をウエブサーバー2に送信した後に、さらに氏名以外の住所、性別、年齢、職業、趣味等の属性情報をウエブサーバ2に送信した場合には、ウエブサーバー2は参照の確認と共に、属性情報の内容に応じた価格が設定されたテーブルにより情報提供料をつけてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送る。また、属性情報はウエブサーバー2からデータベースサーバー3に送られ、顧客データベースに3aに書き込まれる。
コンテンツ管理・課金・集金サーバー5ではコンテンツの利用料から属性情報の情報提供料を差し引くという課金計測を行い(ステップS21)、課金計測した額の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0017】
また、ステップS17で、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では、一定期間の間、例えば1月毎に参照の確認を何回受信したかを見て、2回以上の場合で、コンテンツを参照した顧客がコンテンツに対するコメントを書かなければ(ステップS22)、ウエブサーバー2からはコメントの情報提供料に対する情報を受信しないため、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では参照されたコンテンツの回数とコンテンツの種類に応じたコンテンツの利用料の課金計測を行い(ステップS23)、課金計測した額の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0018】
また、コンテンツを参照した顧客がコンテンツに対するコメントを書くと(ステップS22)、書いたコメントは顧客端末1からウエブサーバー2に送られて記憶装置2aに記入され、ウエブサーバー2ではコメントの長さに応じた価格が設定されたテーブルよりコメントの長さに応じた情報提供料をつけてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送る(ステップS23)。また、コメントはウエブサイトサーバー2からデータベースサーバー3に送られ、顧客データベースに3aに書き込まれる。
そして、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5では、前記コンテンツの利用料からコメントの情報提供料を差し引くという課金計測を行い(ステップS24)、課金計測した額の差し引いた額の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0019】
なお、顧客が顧客端末1に提示されたコンテンツを参照し、その参照の確認をウエブサーバー2に送信した後に、さらに氏名以外の住所、性別、年齢、職業、趣味等の属性情報をウエブサーバー2に送信した場合には、ウエブサーバー2は参照の確認と共に、属性情報の内容に応じた価格が設定されたテーブルにより情報提供料をつけてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送り、コンテンツ管理・課金・集金サーバー5ではコンテンツの利用料から属性情報の情報提供料を差し引くという課金計測を行い(ステップS24)、課金計測した額の課金情報をウエブサーバー2に送り、顧客がウエブサーバー2のウエブサイト上で課金情報を見て課金されたことを知る(ステップS19)。
【0020】
課金を知った顧客は顧客端末4から金融機関端末6にアクセスして振り込みを行い、金融機関端末6が振り込み完了の通知を顧客端末4に送り、顧客端末4が課員支払通知をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送ることによって集金が行われたこととなる(ステップS25)。
コンテンツ管理・課金・集金サーバー5に集金されたお金は後日、提供したコンテンツが参照された回数に応じてコンテンツメーカーに支払われることとなる。
もし、顧客の提供するコメント情報の価値の方が高ければ、顧客は逆に金銭を得ることができる。どの程度のコメント情報を提供するかは顧客が自由に選択することができる。
【0021】
また、顧客から得られた顧客の属性情報やコメント情報はデータベースサーバー3の顧客データベース3aに整理されたうえで蓄積される。そして、その整理された顧客の属性情報やコメント情報はコンテンツメーカーに例えば1ヶ月毎にメールでメーカー端末1にフィードバックされると共に顧客の属性情報やコメント情報の情報提供料の課金情報も通知される。そして、コンテンツメーカーはその対価をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に支払う。
ここにいう属性情報の整理は、例えば顧客の属性の統計的データぐらいの場合は、データベースサーバー3が統計プログラムによって自動的に集計し、整理して顧客データベース3aに蓄積される。なお、整理された情報の対価はコンテンツ管理・課金・集金サーバー5を運営する人が決めてテーブル化しておく。
【0022】
その他に、顧客は自分で作成したコンテンツを顧客端末4からインターネット6を介してコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に提供し、そのコンテンツリストをウエブサーバー2に表示させ、コンテンツメーカーがメーカー端末1からウエブサーバー2にアクセスし、提供されているコンテンツを参照することもできる。この場合のコンテンツとは、例えば家庭用ビデオで撮影したものをテレビ局に提供するということである。なお、顧客が作成したコンテンツに対して顧客が料金を設定し、コンテンツと共にコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送られる。そして、そのコンテンツを参照したコンテンツメーカーが料金を支払うことになる。また、顧客は提供したコンテンツが参照された回数に応じて、その対価を受け取る。
【0023】
以上説明したように本発明の第1の実施の形態によれば、顧客端末4でウエブサーバー2のウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照して顧客の属性情報又はコメント情報をウエブサーバー2に送付すると、該ウエブサーバー2は属性情報又はコメント情報をメーカー端末1とデータベースサーバー3に送付すると共に、顧客の属性情報又はコメント情報に対する情報提供料を設定してコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に送付し、該コンテンツ管理・課金・集金サーバー5が顧客端末4に該コンテンツの利用料から情報提供料を引いた課金情報を通知し、顧客端末4が課金支払通知をコンテンツ管理・課金・集金サーバー5に通知するようにしたので、コンテンツメーカーからコンテンツが供給され、顧客をそれを参照して対価を支払うといった一方向のサービスばかりでなく、顧客からの属性情報やコンテンツに対する感想・意見等のコメント情報をコンテンツメーカーの方に返すという逆のサービスの流れも存在して、自在なコンテンツ流通が実現でき、コンテンツの双方向の流通が促進される。
【0024】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2のコンテンツ流通システムの概略構成を示すブロック図である。
図4の実施の形態2において、図1に示す実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態2は、編集情報が格納された編集情報データベース3bが新たに追加されたもので、データベースサーバー3に接続されている。
ここでいう編集情報とは、例えば映像のノンリニア編集ソフトによくある方法であるが、オリジナルのコンテンツと「全体をぼかす」とか「X枚面からY枚目までカットする」というようなコンテンツ自体は加工せずに編集するという編集機能を有するものである。編集情報により編集した履歴を別に保存しておき、次にそのコンテンツを扱うときはオリジナルのコンテンツと編集情報からこれまでに編集した状態を復元するというものである。これをウエブサイト上で実現しようとするものである。
【0025】
この実施の形態2では、顧客が顧客端末4からウエブサーバー2にアクセスし、コンテンツリストからコンテンツを選択してコンテンツが提示されている場合に、顧客が顧客端末4からウエブサーバー2を介してデータベースサーバー3の編集情報データベース3bに格納されている編集情報を取り出し、提示されているコンテンツを編集情報を用いて編集し、編集したコンテンツを参照するようにしたものである。この場合、顧客に対する課金はコンテンツの利用料の他に、編集情報の使用料が加わることとなる。
このように、もとは同じコンテンツでも編集情報を加えることによって見え方が異なるというものである。
また、編集したコンテンツをそのままコンテンツ管理・課金・集金サーバー5のコンテンツ記憶装置5aに蓄積するのではなく、もとのコンテンツと編集情報を組み合わせてコンテンツ管理・課金・集金サーバー5のコンテンツ記憶装置5aに格納することにより、その蓄積量は少なくて済む。
【0026】
というのは、例えば、ある映像のコンテンツがあって、それをAという人が編集して取っておくとする。そして、同じ映像をBという人がAとは違う編集をして取っておくとします。このように編集された映像を蓄積しておくと膨大なデータになるが、オリジナルの映像+編集情報という形にすると、オリジナルの映像はAにもBにも共通するので、オリジナルの映像+Aの編集情報+Bの編集情報となり、もともとのオリジナルの映像+Aが編集した映像+Bが編集した映像よりは少ない蓄積量になるからである。
また、編集したコンテンツを再度提示するときは、もとのコンテンツと編集情報を組み合わせて、編集されたコンテンツを再構成して提示するということになる。そして、編集されたコンテンツを再構成して提示する場合には、顧客に対する課金は、コンテンツの価格の他に、編集情報の蓄積量に応じてなされることとなる。
【0027】
上記本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態に加えて、編集を可能にして、編集情報をデータベースサーバー3のデータベース3bに蓄積することによって、各顧客の編集情報に応じたコンテンツを少ない蓄積量で保持することができる。また、各顧客は自分のオリジナルのコンテンツを持つことができ、いつでも参照することができる。
【0028】
以上説明したように、上記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、コンテンツメーカーが作成したコンテンツはコンテンツ管理・課金・集金サーバー5のコンテンツ記憶装置5aに格納され、ウエブサーバー2がコンテンツ管理・課金・集金サーバー5のコンテンツ記憶装置5aから取り出すようにしているが、ウエブサーバー2の記憶装置2aにコンテンツを格納しておいてもよく、コンテンツの置き場所には特にこだわるものではない。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、顧客端末でウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照して顧客の属性情報又はコメント情報をウエブサーバーに送付すると、該ウエブサーバーは属性情報又はコメント情報をメーカー端末とデータベースサーバーに送付すると共に、顧客の属性情報又はコメント情報に対する情報提供料を設定してコンテンツ管理・課金・集金サーバーに送付し、該コンテンツ管理・課金・集金サーバーが顧客端末に該コンテンツの利用料から情報提供料を引いた課金情報を通知し、該顧客端末が課金支払通知を前記前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに通知するようにしたので、コンテンツメーカーからコンテンツが供給され、顧客をそれを参照して対価を支払うといった一方向のサービスばかりでなく、顧客からの属性情報やコンテンツに対する感想・意見等のコメント情報をコンテンツメーカーの方に返すという逆のサービスの流れも存在して、自在なコンテンツ流通を実現することができ、コンテンツの双方向の流通が促進されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のコンテンツ流通システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】顧客がコンテンツを参照する場合のフローチャートである。
【図3】コンテンツ流通システムの顧客がコンテンツを参照して集金に至る場合のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態2のコンテンツ流通システムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メーカー端末、2 ウエブサーバー、3 データベースサーバー、3a 顧客データベース、4 顧客端末、5 コンテンツ管理・課金・集金サーバー、5a コンテンツ記憶装置、5b 課金情報記憶装置、6 金融機関端末、7 インターネット(情報伝達網)。

Claims (6)

  1. コンテンツメーカーが作成したコンテンツと該コンテンツの利用料を含むコンテンツ情報を送付する複数のメーカー端末と、顧客がコンテンツ情報を取得し、顧客の属性情報又はコンテンツに対するコメント情報を送付する複数の顧客端末と、顧客の属性情報又はコメント情報を取得して格納し、格納した属性情報又はコメント情報を送付するデータベースサーバーと、各コンテンツメーカーが作成したコンテンツをそれぞれ蓄積すると共にコンテンツ利用料の課金情報を蓄積し、顧客がコンテンツ情報を取得したときに、顧客端末に対して課金を通知し、支払通知を受けるコンテンツ管理・課金・集金サーバーと、コンテンツの提供を受けてコンテンツをウエブサイト上に提示するウエブサーバーと、メーカー端末、顧客端末、データベースサーバー、コンテンツ管理・課金・集金サーバー及びウエブサーバーが情報伝達網を介して互いに接続されてなるコンテンツ流通システムであって、
    前記顧客端末で前記ウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照して顧客の属性情報又はコメント情報を前記ウエブサーバーに送付すると、該ウエブサーバーは属性情報又はコメント情報を前記メーカー端末と前記データベースサーバーに送付すると共に、顧客の属性情報又はコメント情報に対する情報提供料を設定して前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに送付し、該コンテンツ管理・課金・集金サーバーが前記顧客端末に該コンテンツの利用料から情報提供料を引いた課金情報を通知し、該顧客端末が課金支払い通知を前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに通知するようにしたことを特徴とするコンテンツ流通システム。
  2. 前記顧客端末は自分が作成したコンテンツと該コンテンツの利用料を含むコンテンツ情報を前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに送付し、前記メーカー端末で前記ウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照したときには該コンテンツ管理・課金・集金サーバーが前記メーカー端末に該コンテンツの利用料の課金情報を通知し、該メーカー端末が課金支払通知を前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーに通知するようにしたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ流通システム。
  3. 前記顧客端末から送付された顧客の属性情報は前記ウエブサーバーを介して前記データベースサーバーに蓄積され、該顧客の属性情報を整理して前記メーカー端末にフィードバックされたとき、前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーは整理された属性情報の提供料の課金情報を前記メーカー端末に通知することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ流通システム。
  4. 前記顧客端末から送付されたコメント情報は前記ウエブサーバーを介して前記データベースサーバーに蓄積され、該コメント情報を整理して前記メーカー端末にフィードバックされたとき、前記コンテンツ管理・課金・集金サーバーは整理されたコメント情報の提供料の課金情報を前記メーカー端末に通知することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ流通システム。
  5. 前記データベースサーバーは編集情報を格納した編集データベースを有し、前記顧客端末又はメーカー端末で前記ウエブサイト上に提示されたコンテンツを参照したときに、編集データベースから取り出した編集情報により該コンテンツを編集することができることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のコンテンツ流通システム。
  6. 前記データベースサーバーの編集データベースに格納されている編集情報は、コンテンツ自体は加工せず編集する編集機能を有するものであることを特徴とする請求項5記載のコンテンツ流通システム。
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