JP2004251794A - 痴呆症の検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】体液中のアネキシン類、とりわけアネキシンV及び/又はアネキシンIVの濃度を測定することによる痴呆症の検査方法に関する。被検試料となる体液には血液、唾液、尿、脳脊髄液等が含まれるが、好ましくは血液、より好ましくは血漿中のアネキシンV及び/又はアネキシンIVをそれぞれのアネキシンに特異的な抗体(抗体全分子又は抗体活性を有する部分断片を含む)を用いて免疫学的に測定することにより実施される。
【選択図】なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は臨床検査の分野で用いられ、とりわけ痴呆症の検査方法として用いられる。
【0002】
【従来の技術】
アルツハイマー病(AD)は初老期に発病する進行性の変性疾患で認知機能障害を特徴とする。ADにおける痴呆症の程度はAD患者の大脳皮質に見出される老人班(SP)の数に関連づけられてきた (例えば非特許文献1)。そして組織学的には、SPは退化性神経突起及び活性の星状膠細胞に囲まれ、また生化学的には、SPはβアミロイドと呼ばれる小分子の不溶性繊維状タンパク質を含んでいる
(例えば非特許文献2) 。ADの原因は不明であり、ADの治療法もなく、更には発症前或いは発症している患者におけるADの検査法も脳のCTによる観察以外にほとんどない。 特許文献1によれば脳脊髄液中の分子量33000の蛋白質を免疫学的に測定する方法が開示されているが、脳脊髄液といった特殊な試料を用いなければならないといった問題がある。脳血管障害及びAD患者の脳において数種のアネキシンが多量に発現している報告もある(例えば、非特許文献3)。さらにアルコール依存症の患者の脳にはアネキシンIVが正常群よりも多く発現していることも報告されている(非特許文献4)。以上の例はすべて死後患者から採取された脳脊髄液や脳組織の分析が行われているが、これらは診断治療に有用ではない。非特許文献4に示されているように、アルコール依存症患者において血中の抗アネキシンIV抗体量がアルコール依存症の診断に有効である報告は、簡便な検査方法として有用である。しかしながら、前にも述べたようにADの簡便な診断検査の方法は実用化されておらず、患者より簡単に採取できる血液等の体液を用いるADの簡便な検査方法の開発が望まれている
【0003】
【特許文献1】
特開平7−253429号。
【特許文献2】
特開平7−72147号。
【非特許文献1】
Nature、1966、209巻、109頁。
【非特許文献2】
Biochem Biophys
Res Commun. 120巻、885−890頁(1984)
【非特許文献3】
Am J Pathol,
145, 640−649 (1994)
【非特許文献4】
Alcohol Clin
Exp Res, 25, 55S−58S (2001)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は痴呆症の検査方法であって、血液等の簡単に採取できる体液を用いて簡便に検査できる方法を提供することである。
【0005】
【課題を決するための手段】
本発明者らは、痴呆症の簡便な検査方法を鋭意研究した結果、血液中のアネキシン類、とりわけアネキシンV及びアネキシンIVの濃度が痴呆の発症と深く関連することから簡便な痴呆症の検査が可能であることを見出し本発明を完成させた。
【0006】
本発明は以下の構成からなる。
1、体液中のアネキシン濃度を測定することを特徴とする痴呆症の検査方法。
2、血液中のアネキシンV濃度及び/又はアネキシンIV濃度を測定する前記1に記載の方法。
3、前記1〜2に記載の方法を用いる試薬又はキット。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、痴呆症の検査に関するものであり、体液中のアネキシン類、とりわけアネキシンV及び/又はアネキシンIVの濃度を測定することによる痴呆症の検査方法に関するものである。本発明は、被検試料となる体液には血液、唾液、尿、脳脊髄液等が含まれるが、好ましくは血液、より好ましくは血漿中のアネキシンV及び/又はアネキシンIVをそれぞれのアネキシンに特異的な抗体(抗体全分子又は抗体活性を有する部分断片を含む)を用いて免疫学的に測定することにより実施される。用いる抗体は、ポリクローナル抗体及びモノクローナル抗体のいずれも用いることが可能であり、特に限定されるものではない。免疫学的測定法は、EIA、RIA、ラテックス凝集反応、免疫沈降法、ウエスタンブロット、ドットブロット、イムノクロマト法等公知の方法が適用される。アネキシンV測定のためのEIA法を例にとれば、固相に固定化された被検試料中のアネキシンVを反応させ、さらに酵素標識した抗アネキシンV抗体を反応させ、固相に捕獲された標識抗体の量を検出することにより試料中のアネキシンVの濃度を測定することができる。
【0008】
またアネキシンVの生物学的性質を利用して、例えばリン脂質、好ましくはホスファチジルセリンを固定化した固相に被検試料中のアネキシンVを捕獲した後、標識抗アネキシンV抗体を反応させ、その反応量を検出することによっても測定できる。アネキシンIVについても、アネキシンIVに特異的な抗体を用いることにより同様に測定できる。
【0009】
本発明は、アネキシンVとアネキシンIVの濃度を組み合わせて検査することも含まれる。例えば両者の比を算出すること、両方の測定値について、それぞれ閾値を設定しておき、その閾値を両方が超える、どちらか片方が超える、どちらも超えない等の判定結果から、その診断的有用性を検討することにより行われる。さらにアネキシンVとアネキシンIVの測定は必ずしも同一被検試料である必要はなく、例えば血清と血漿、脳脊髄液と血漿等の異なる試料の組合せでも可能である。
【0010】
アネキシン分子種は、痴呆やアルコール依存症などの神経精神疾患で発現変化することが報告されている(例えば、特許文献2、3)。本発明のように両者を組み合わせて用いることにより、アネキシンV濃度の上昇が痴呆症によるものか、あるいは他の疾患によるものかを的確に鑑別できる。逆にアネキシンIVの上昇がアルコール依存性か否かを検証するのにもアネキシンVとの組み合わせが有効である。以上のように、アネキシンV濃度及びアネキシンIV濃度を組み合わせて検査することにより特異的な痴呆症の検査が期待できる。
【0011】
アネキシンVとアネキシンIVの測定を組み合わせて行う方法は、前述のようにそれぞれ個々に構築された免疫学的手法、例えばEIA、ラテックス比濁法等を用いてそれぞれの濃度を測定することはもちろんのことであるが、それ以外にも、それぞれの抗体(そのフラグメントを含む)をひとつの反応容器に固定化しておき、そして被検試料を反応させ、ひとつの反応容器内にアネキシンVとアネキシンIVの2種類の分子を捕獲し、それらを、それぞれの分子に対する抗体(そのフラグメントを含む)を異なる標識物質で標識した標識抗体で検出することによる方法も可能である。さらにはイムノクロマト法を利用して、同時に2種類の抗原を検出することも可能である(図1)。
【0012】
【実施例】
本発明の実施例を以下に示すが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【実施例1】(アネキシンV濃度測定用ELISAの構築)
ヒト胎盤より精製したアネキシンVを免疫原としてマウスモノクローナル抗体を調製した。調製したモノクローナル抗体(クローンNo.23)を96穴のELISA用マイクロタイタープレートに固相化し、抗アネキシンV抗体固相プレートを調製した。固相プレートに用いたクローンと異なるモノクローナル抗体(クローンNo.49)をビオチン標識して標識抗体を調製した。これらを組み合わせてアネキシンV測定用ELISA試薬を構築した。
【0013】
【実施例2】(ウエスタンブロットでの検討)
痴呆患者11名(アルツハイマー病患者:男性3名、女性6名、脳血管性痴呆患者:女性2名)及びコントロール10名(男性5名、女性5名)の血漿中のアネキシンをウエスタンブロットで検出した。各患者は予め長谷川式簡易知能評価スケールにて知能得点を調べた。各血漿1mLをPBS緩衝液で10倍に希釈し、ホスファチジルセリンとホスファチジルコリンの混合比を1:9(モル比)のリポソーム100μgを加え、さらに終濃度で6mM塩化カルシウムを加え15分間インキュベートした。その後遠心操作により沈殿画分を集め、洗浄後SDS−PAGEを行い、PVDF膜に転写して、ウサギ由来の抗アネキシン抗体でウエスタンブロットを行い、血液中のアネキシンIV及びアネキシンVの存在と痴呆の関連を調べた。その結果を図2及び図3に示したように、コントロール群ではアネキシンIV及びアネキシンVのいずれも検出されなかったのに対して、痴呆症ではアネキシンVは11例中10例において検出され、アネキシンIVは11例中6例において検出され、血液中のアネキシンの検出又は測定が痴呆症の検査に有用であることがわかった。
【0014】
【実施例3】(酵素免疫測定法での検討)
実施例2で検討した検体中のアネキシンV濃度を実施例1で調製したELISA法で測定した。その結果を表1に示した。
【0015】
【表1】
【0016】
ELISA法で測定において、痴呆症の患者血漿中のアネキシンV濃度はコントロール群に比べて有意に高い値を示し、血漿中のアネキシンV濃度の測定が痴呆症の検査に有用であることがわかった。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、血液を用いて痴呆症の検査を簡単に行うことができる方法を提供する。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】イムノクロマト法による本発明の実施の1例図である。
【図2】ウエスタンブロット法によるアネキシンVの検出結果である。
【図3】ウエスタンブロット法によるアネキシンVの検出結果である。
【符号の説明】
1、試料添加部
2、標識抗体保持部
3、展開部
4、抗アネキシンV抗体(抗アネキシンV抗体)固定部
5、抗アネキシンIV抗体(抗アネキシンV抗体)抗体固定部
6、吸収パッド
Claims (3)
- 体液中のアネキシン濃度を測定することを特徴とする痴呆症の検査方法。
- 血液中のアネキシンV濃度及び/又はアネキシンIV濃度を測定する請求項1に記載の方法。
- 請求項1〜2に記載の方法に用いる試薬又はキット。
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JP2008020383A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Sapporo Medical Univ | リポソームをリガンドとして用いた体液タンパク質の解析方法及び体液タンパク質の調製方法 |
JP2010066200A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Sapporo Medical Univ | 親油性分子で表面修飾された温度応答性磁性微粒子および該微粒子と両親媒性分子を含むリポソーム様構造体を形成する組成物 |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003043452A patent/JP4264469B2/ja not_active Expired - Fee Related
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