JP2004250244A - ロケット用固体燃料組成物 - Google Patents

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巌 駒井
Yasushi Kobayashi
康 小林
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Abstract

【課題】焼失速度を低下させることにより目的とされる用途に応じたロケットの設計範囲を広げることが可能であり、同時に焼失速度の圧力依存性が低いロケット用の固体燃料組成物、およびロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法を提供する。
【解決手段】酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料組成物において、アルカリ土類金属の炭酸塩を含有することを特徴とするロケット用固体燃料組成物、およびアルカリ金属の炭酸塩を含有させることによって、酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼失速度を低下させることにより燃料の消費量を抑えることが可能であり、同時に焼失速度の圧力依存性が低いロケット用の固体燃料組成物、およびロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロケット用固体燃料の代表的な例としては、燃料成分とマトリックス化成分を兼ねたバインダおよび過塩素酸アンモニウム等の酸化剤を主成分とし、必要に応じてアルミニウム粉末を助燃剤として含むロケット用固体燃料が知られている。そしてその優れた燃焼特性および機械的特性により、ロケット用固体燃料として幅広く使用されている。
【0003】
近年、ロケットを高性能化する要求の1つとして、幅広く焼失速度を調整可能なロケット用固体燃料が求められており、そのために焼失速度調整剤が添加剤として加えられるようになってきた。
例えば、焼失速度を高め短時間に大きな推力を得るための添加剤としては酸化鉄が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、燃料の焼失速度の低下により燃料の消費量を抑えて長時間の使用を可能とするための添加剤としては、オキサミドのような有機アミン誘導体(例えば、特許文献2参照)およびフッ化リチウム、炭酸リチウムなどのリチウム化合物(例えば特許文献3参照)などが知られている。
【0004】
なお、アルカリ土類金属の炭酸塩を速度調整剤として使用する例はあるが、用いられている燃料が硝酸エステルをベースとするものであり、その効果は焼失速度を逆に高めるものである(例えば、特許文献4参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−97687号公報(第2頁)
【特許文献2】
米国特許第3,625,782号明細書(第5頁)
【特許文献3】
特開平1−249684号公報(第2頁)
【特許文献4】
特開平6−249069号公報(第4頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献2で開示された有機アミン誘導体や特許文献3で開示されたリチウム化合物は燃料の焼失速度を低下させるものの、添加量に対する焼失速度の変化量はそれ程大きくないため、目的とする効果を確保するためには添加量が必然的に多くなる。
その結果、燃料中のバインダの重量比が低下し、機械的特性の悪化や製造時の混練性が悪くなるという問題点があった。
さらに上記有機アミン誘導体は高価であり、かつ容易に手に入らないという問題点もあった。
【0007】
本発明の目的は、焼失速度を低下させることにより目的とされる用途に応じたロケットの設計範囲を広げることが可能であり、同時に焼失速度の圧力依存性が低いロケット用の固体燃料組成物、およびロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、過塩素酸塩を含有するロケット用の固体燃料組成物において、焼失速度調整のための添加剤として無機炭酸塩を共存させることによって、これらの問題を解決できることの知見を得て本発明を完成した。
【0009】
即ち、第1の発明は、酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料組成物において、アルカリ土類金属の炭酸塩を含有することを特徴とするロケット用固体燃料組成物である。
【0010】
第2の発明は、アルカリ金属の炭酸塩を含有させることによって、酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明は、酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料組成物において、アルカリ土類金属の炭酸塩を10重量%以下含有することを特徴とするロケット用固体燃料組成物である。
固体燃料組成物の主成分は、通常、過塩素酸塩、バインダおよびアルカリ土類金属の炭酸塩である。
用途に応じて、その他の酸化剤、助燃剤としての金属粉末やその他の添加剤がさらに添加することができる。
【0012】
前記過塩素酸塩は酸化剤としての機能を有するものであり、具体例としては、例えば、過塩素酸アンモニウムや過塩素酸カリが挙げられる。
固体燃料組成物中に占める過塩素酸塩の含有量は、通常45〜90重量%であり、好ましくは55〜88重量%である。
但し、その他酸化剤及び金属粉末の両方共含まない場合には、通常65〜90重量%であり、好ましくは75〜88重量%である。
過塩素酸塩の含有量が45重量%未満の場合、またその他酸化剤及び金属粉末の両方共含有しない場合に65重量%未満であると、酸化剤が不足することにより燃料としてのエネルギーが低下する傾向にある。
一方、過塩素酸塩の含有量が90重量%を超える場合には、いずれの場合にもバインダの量が不足するため、機械的特性が低下する傾向にある。
【0013】
その他の酸化剤は、燃焼温度の低減、安全性の向上、環境に対する影響の低減等の観点から過塩素酸塩と併用することができる。
その他の酸化剤とは、過塩素酸塩以外の公知の酸化剤であり、その具体例として、例えば、硝酸アンモニウム、硝酸カリウムなどの硝酸塩や三酸化モリブデン、三酸化ビスマスなど金属酸化物があげられる。その他酸化剤を固体燃料組成物中に含有する場合、含有量は、通常20重量%以下、好ましくは18重量%以下である。
但し、併用した場合における酸化剤の含有量の総量は、前記固体燃料組成物中に占める過塩素酸塩の含有量と同一である。
【0014】
前記アルカリ土類金属の炭酸塩の例としては炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムおよび炭酸バリウムなどが挙げられ、1種または2種以上が使用される。
固体燃料組成物中に占めるアルカリ土類金属の炭酸塩の平均粒径は100μm以下、好ましくは0.01〜50μmであり、平均粒径が大きい場合は焼失速度を低減させる効果が小さくなるため望ましくない。また、その含有量は、金属粉末を含有しない場合も含有する場合も通常10重量%以下、好ましくは0.1〜5重量%である。無機炭酸塩の含有量が10重量%を超える場合には単位重量当たりのエネルギーが低下する傾向にある。
【0015】
前記バインダとしては、従来公知の全てのバインダが使用可能である。例えば、分子の末端に水酸基を平均2〜2.5個有する平均分子量2000〜4000の液状ポリブタジエンや分子の末端に水酸基を平均2〜2.5個有する平均分子量1000〜2000のポリアルキレングリコールまたはその誘導体等をポリイソシアネートで硬化させたものや、分子の末端にカルボン酸を平均約2〜2.5個有する平均分子量2000〜4000の液状ポリブタジエンをアジリジンで硬化させたもののように液状高分子と硬化剤の反応から得られるバインダや3,3−ビス(エトキシメチル)オキセタン(BEMO)の重合体をハードセグメントとし、3,3−ビス(メトキシメチル)オキセタン(BMMO)とテトラヒドロフラン(THF)の共重合体をソフトセグメントとする熱可塑性樹脂のバインダなどである。
また、バインダ中には燃料の機械的特性を調整するためのジオクチルアジペート(DOA)等の可塑剤、粒子とバインダを結合させるためのトリス−1(2−メチルアジリジニル)フォスフィンオキシド(MAPO)等のボンディング剤等の成分を含有させることが可能である。
【0016】
固体燃料組成物中に占めるバインダの含有量は、金属粉末を含有しない場合も含有する場合も通常8〜25重量%であり、好ましくは10〜20重量%である。
バインダの含有量が、8重量%未満の場合には機械的特性が低下し、一方、25重量%を超える場合には単位重量当たりのエネルギーが低下する傾向にある。
【0017】
また、前記金属粉末としては例えばアルミニウム粉末、マグネシウム粉末およびこれらの混合物、もしくはアルミニウムとマグネシウムとの合金の粉末などが使用される。
金属粉末の平均粒径は、通常100μm以下であり、好ましくは1〜50μmである。金属粉末の粒径が100μmを超える場合には金属粉末の燃焼完結性が悪くなり、単位重量当たりのエネルギーが低下する傾向にある。
固体燃料組成物中に占める金属粉末の含有量は、通常30重量%以下であり、好ましくは0.1〜22重量%である。
金属粉末の含有量が30重量%を超える場合には金属粉末の燃焼完結性が悪くなり、単位重量当たりのエネルギーが低下する傾向にある。
【0018】
またその他の添加剤としては、例えばアルミナ、炭化ジルコニウム等のような金属酸化物もしくは金属炭化物などの振動燃焼抑制剤等をさらに加えることができる。
【0019】
ロケット用固体燃料組成物の具体的な配合割合として、以下のような例が挙げられる。
(1)過塩素酸塩65〜90重量%、高分子マトリックス8〜25重量%およびアルカリ土類金属の炭酸塩10重量%以下を含有するロケット用固体燃料組成物。
(2)過塩素酸塩45〜90重量%、高分子マトリックス8〜25重量%、アルカリ土類金属の炭酸塩10重量%以下およびその他酸化剤20重量%以下を含有するロケット用固体燃料組成物。
(3)過塩素酸塩45〜90重量%、高分子マトリックス8〜25重量%、アルカリ土類金属の炭酸塩10重量%以下および金属粉末30重量%以下を含有するロケット用固体燃料組成物。
(4)過塩素酸塩45〜90重量%、高分子マトリックス8〜25重量%、アルカリ土類金属の炭酸塩10重量%以下、その他酸化剤20重量%以下および金属粉末30重量%以下を含有するロケット用固体燃料組成物。
【0020】
本発明の固体燃料組成物の製造方法としては、例えば、全ての原料を所定の温度下で混練してスラリー状態とした後、所定の型に注入して所定の温度および時間で硬化させる方法である。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を具体例によって説明する。
なお、焼失速度およびその圧力依存性は次に示す試験方法により測定した。
焼失速度およびその圧力依存性:
最初に硬化後の固体燃料からサンプル(7mm×7mm×90mm)を切り出し、その柱状の側面部分をメラミン樹脂等により厚さ0.5mm程度となるように被覆した後、サンプルの上部より約1cmの所に点火用のニクロム線を、さらにサンプル棒の上部より3cm、5cm、7cmのそれぞれの所に焼失速度測定用のヒューズ線を通した。
試料を20℃の温度に調節し、同様に20℃に調温された圧力容器内に挿入し、窒素ガスを充填することによって加圧した後にニクロム線に通電することにより固体燃料に点火し、3本のヒューズ線が溶断する時間差を測定することによって固体燃料の焼失速度を求めた。
【0022】
なお、焼失速度低下率は比較例1で得られた固体燃料を比較物質とし、各圧力における焼失速度に対して、式(焼失速度低下率)={100−(対象物質の焼失速度)/(比較物質の焼失速度)×100}に基づいて計算した値である。
【0023】
また、この試験を窒素ガスによる圧力1〜12MPaの範囲で試験を行うことによって圧力と焼失速度の関係を求め、それを式(焼失速度=定数×(圧力))で近似した場合のnの値を焼失速度の圧力依存性の目安とした。
【0024】
実施例1
液状ポリブタジエン(末端水酸基の数:平均2.1個、平均分子量:2800)12.96重量部、ポリイソシアネートとしてのイソホロンジイソシアネート(以下、IPDIと略記する。)1.04重量部、平均粒径20μmの過塩素酸アンモニウム20.4重量部、平均粒径200μmの過塩素酸アンモニウム47.6重量部、平均粒径10μmのアルミニウム粉末18重量部および平均粒径10μmの炭酸カルシウム2重量部を混練してスラリー状態の混合物を得た。
【0025】
次に、それを減圧下で型に流し込んだ後、液状ポリブタジエンとIPDIを60℃の条件下で10日間反応(液状ポリブタジエンとIPDIとからブタジエンバインダを形成)させることにより固体燃料を得た。
表1に組成割合、そして表2に固体燃料の圧力5MPaおよび10MPaにおける焼失速度、および焼失速度の圧力依存性の試験を行い、その結果を示す。
【0026】
【表1】
Figure 2004250244
【0027】
(注)表中の数値は重量部である。なお備考欄には使用した添加物の種類を示した。
【0028】
【表2】
Figure 2004250244
【0029】
実施例2
炭酸カルシウムの代わりに平均粒径10μmの炭酸バリウムを用いること以外は実施例1と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。その結果を表2に示す。
【0030】
比較例1
炭酸カルシウム2重量部を用いないこと以外は実施例1と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。その結果を表2に示す。
【0031】
比較例2
炭酸カルシウムの代わりに平均粒径10μmの炭酸リチウム2重量部を用いること以外は実施例1と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。その結果を表2に示す。
【0032】
比較例3
炭酸カルシウムの代わりに平均粒径10μmのオキサミド2重量部を用いること以外は実施例1と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。その結果を表2に示す。
【0033】
実施例3
液状ポリブタジエン(末端水酸基の数:平均2.1個、平均分子量:2800)13.89重量部、IPDI 1.11重量部、平均粒径20μmの過塩素酸アンモニウム85重量部および平均粒径10μmの炭酸バリウム2重量部を用いて実施例1と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。表3に組成割合を示し、表4に評価結果を示す。
【0034】
【表3】
Figure 2004250244
【0035】
(注)表中の数値は重量部である。なお備考欄には使用した添加物の種類を示した。
【0036】
【表4】
Figure 2004250244
【0037】
比較例4
炭酸カルシウム2重量部を用いないこと以外は実施例3と同様の操作を行って固体燃料を得た後、各種試験を行った。その結果を表4に示す。
【0038】
焼失速度を低下させる添加剤として炭酸カルシウムを含有する場合(実施例1)は、焼失速度を低下させる添加剤を含有しない場合(比較例1)に比較して、焼失速度が5MPaで17%、10MPaで27%低下した。
【0039】
また焼失速度を低下させる添加剤として炭酸バリウムを含有する場合(実施例2)は、焼失速度を低下させる添加剤を含有しない場合(比較例1)に比較して、焼失速度が5MPaで15%、10MPaで26%低下した。
また実施例1および2における焼失速度の圧力依存性は比較例1に対し58%低下した。
【0040】
また焼失速度を低下させる添加剤として公知の添加剤であるリチウム化合物の一つである炭酸リチウムを含有する場合(比較例2)は、焼失速度を低下させる添加剤を含有しない場合(比較例1)に比較して、焼失速度が5MPaで2%、10MPaで5%低下し、また焼失速度の圧力依存性が21%低下した。
また焼失速度を低下させる添加剤として公知の添加であるオキサミドを含有する場合(比較例3)は、焼失速度を低下させる添加剤を含有しない場合(比較例1)に比較して、焼失速度が5MPaで10%、10MPaで12%低下し、また焼失速度の圧力依存性が12%低下した。
しかしながら、比較例2および3は本願発明に比べて、焼失速度および焼失速度の圧力依存性のいずれにおいても低下させる効果は小さいことが明らかとなった。
【0041】
また、アルミニウム粉末を含有しない場合においても、無機炭酸塩を含まない場合(比較例4)に比べて無機炭酸塩を含む場合(実施例3)は、焼失速度および焼失速度の圧力依存性が低いことが明らかとなった。
即ち、実施例3は比較例4に対し焼失速度は5MPaで21%、10MPaで26%低下し、焼失速度の圧力依存性は比較例3に対し26%低下した。
また焼失速度低下の効果は、アルミニウム粉末を含有する場合と含有しない場合のいずれにおいても共通して見られる。また、5MPaの試験結果に着目すると、その程度は過塩素酸アンモニウムを多く含有する実施例3で大きいことから、添加物は過塩素酸アンモニウムに作用しておりアルミニウム粉末の有無、バインダの種類に大きな影響を受けないことが示された。
【0042】
【発明の効果】
本発明のロケット用固体燃料は、その焼失速度を低くすることができるため、長時間の使用に耐えうる固体燃料が得られる。
また、焼失速度の圧力依存性が小さくなるために、比較的安定に固体燃焼させることが可能である。
本発明の過塩素酸塩を含有するロケット用固体燃料は、アルミニウム粉末の有無にかかわらず焼失速度および焼失速度の圧力依存性が小さい。
焼失速度調整剤として使用する無機炭酸塩は、比較的安価で入手性も良いため、工業的利用価値が高いものである。

Claims (2)

  1. 酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料組成物において、アルカリ土類金属の炭酸塩を含有することを特徴とするロケット用固体燃料組成物。
  2. アルカリ金属の炭酸塩を含有させることによって、酸化剤の主成分が過塩素酸塩であるロケット用固体燃料の焼失速度を改良する方法。
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