JP2004249997A - 車両のカウル構造 - Google Patents

車両のカウル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2004249997A
JP2004249997A JP2004169774A JP2004169774A JP2004249997A JP 2004249997 A JP2004249997 A JP 2004249997A JP 2004169774 A JP2004169774 A JP 2004169774A JP 2004169774 A JP2004169774 A JP 2004169774A JP 2004249997 A JP2004249997 A JP 2004249997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vertical wall
wall portion
air box
cowl top
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004169774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3736565B2 (ja
Inventor
Masatoshi Kato
政利 加藤
Yasushi Murakami
泰 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004169774A priority Critical patent/JP3736565B2/ja
Publication of JP2004249997A publication Critical patent/JP2004249997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3736565B2 publication Critical patent/JP3736565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0488Wiper arrangement for crash protection or impact absorption

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】
車体剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る車両のカウル構造を提供することにある。
【解決手段】
エアボックス31のカウルトップアッパパネル32の上壁部32a前端部からは、下方に向けて縦壁部としての前側縦壁部32cが延設されている。
この前側縦壁部32cには、略水平な棚部35が形成されていて、ワイパ装置6のピボット軸6aが挿通される取付点35aが開口形成され、ワイパ装置6が支持されるように構成されている。
この棚部35の下方に、縦壁剛性変化部としてのV字状溝部36が、車両後方に凸となるように車幅方向に沿って形成されている。
【選択図】 図6


Description

この発明は、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとする車両のカウル構造に関するものである。
従来の車両のカウル構造としては、図9に示すようなものが知られている(特許文献1等参照)。
このようなものでは、車両1のフロントウインドウ2の下縁部2aに沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックス3が設けられている。
このエアボックス3の前側縦壁部4には、ブラケット5が、取付フランジ部5aを介して取り付けられている。
そして、このブラケット5に、ワイパ装置6のピボット軸6aが枢着されている。
次に、この従来の車両のカウル構造の作用について説明する。
このように構成された従来の車両のカウル構造では、ワイパ装置6のピボット軸6aを回動中心として図示省略のワイパーブレードが揺動して、フロントウインドウ2が、払拭される。
特開2001−322562号公報
前記エアボックス3の閉断面は、車両の剛性を向上させるため、重要な構成要因であり、特に車体の捻れ方向に比較的強い剛性を有している。
しかしながら、このような従来の車両のカウル構造では、この比較的強い剛性を有するエアボックス3の前側縦壁部4のみに、前記ブラケット5が、取付フランジ部5aを介して取り付けられていて、ブラケット5からの荷重が全てこの前側縦壁部4によって負担されている。
このため、車両上方から、このピボット軸6a付近に大きな荷重が入力される場合には、この前側縦壁部4が突っ張り、エネルギー吸収効率を低下させてしまう虞があった。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、車体剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る車両のカウル構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、フロントウインドウ下縁部に沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックスを設けると共に、該エアボックスの縦壁部に棚部を形成して、該棚部にワイパ装置取付点を設けて支持させる車両のカウル構造を特徴としている。
このように構成された請求項1記載のものでは、棚部にワイパ装置のワイパ取付点が設けられて、支持されている。
このため、前記ワイパ装置から、該棚部に車両上方から荷重が加わっても、前記縦壁部に、応力が集中して、上,下方向に沿って潰れ変形が発生することによりエネルギーが吸収される。
このため、車両の車幅方向及び捻れ方向の剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
また、前記棚部にワイパ装置が取付支持されている。
このため、ワイパ装置を支持するために用いるワイパ取付ブラケット等を廃止して、部品点数の増大を抑制できる。
また、部品点数の減少により、重量の増加も抑制され、しかも、製造コストの増大を抑制できる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図示例と共に説明する。
図1乃至図8は、この発明の実施の形態を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図1乃至図3は、この発明の実施例1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成を説明すると、この実施例1の車両のカウル構造では、車両10のフロントウインドウ2の下縁部2aに沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックス11が設けられている。
このエアボックス11は、主にカウルトップアッパパネル12と、カウルトップインナパネル13とから構成されている。
すなわち、前記カウルトップアッパパネル12の上壁部12aには、シール部材2bを介して、前記フロントウインドウ2の下縁部2aが当接されていて、このフロントウインドウ2を下方から支持するように構成されている。
また、このエアボックス11では、この上壁部12aの後端フランジ部12bと、前記カウルトップインナパネル13の後側縦壁部13aの上端縁13bとが接合されている。
この後側縦壁部13aの下端部からは、車両前方へ向けて底面部13cが延設されている。
また、前記カウルトップアッパパネル12の前記上壁部12a前端部からは、下方に向けて縦壁部としての前側縦壁部12cが延設されている。
更に、この前側縦壁部12cの下端には、車両前方に向けてフランジ部12dが突出形成されている。
そして、このフランジ部12dと、前記底面部13cの前端縁13dとを合わせた部分に、このエアボックス11の底面部13cとは、別部材で構成されるエクステンションカウルトップ部材14の後縁部14aが接合されている。
すなわち、このエクステンションカウルトップ部材14には、車両前方へ向けて略水平に延設される水平面部14bの後縁部14aに、上方に向けて屈曲されて形成される剛性変化部としてのクランク部15が形成されている。
そして、このクランク部15の下面側15aが、前記フランジ部12dと、前端縁13dとを合わせた部分に、上側から接合されている。
なお、前記底面部13cの後端縁近傍には、前記後側縦壁部13aと略面一となるように、ダッシュロアパネル17が、前縁フランジ部17aを接合することにより、下方に向けて延設されている。
また、前記エクステンションカウルトップ部材14には、前記水平面部14bの前部から略水平に延設される前側フランジ部14cが一体に形成されていて、エンジンフード18の後端縁18a下面側を、フードシール部材19を介して当接させている。
そして、この実施例1では、ワイパ装置6のピボット軸6aを枢着して支持するワイパ取付用ブラケット16が設けられている。
このワイパ取付用ブラケット16は、主に、前記ピボット軸6aが枢着される軸受け面16aと、この軸受け面16aの後縁部から上方に向けて延設されて、前記エアボックス11の前側縦壁部12cに接合されて固定される後側フランジ部16bとを有している。
更に、このワイパ取付用ブラケット16では、前記軸受け面16a前縁部から一体となるように、立面部16cが下方に向けて延設されると共に、この立面部16cの下縁からは、前記エクステンションカウルトップ部材14の水平面部14bの上面に接合される前脚フランジ部16dが一体に折曲形成されている。
そして、このワイパ取付用ブラケット16は、図1に示すように、この前側縦壁部12cとエクステンションカウルトップ部材14とに跨って、ワイパ取付用ブラケット16が固定されるように構成されている。
次に、この実施の形態の実施例1の作用について説明する。
この実施例1では、前記ワイパ取付用ブラケット16が、前記エアボックス11の前側縦壁部12cと、このエアボックス11の底面部13cから車両前方に向けて略水平に延設されるエクステンションカウルトップ部材14とに跨って固定されている。
このため、前記ワイパ取付用ブラケット16に車両上方から荷重が加わっても、前記エクステンションカウルトップ部材14に形成されたクランク部15に、応力が集中して、図3中実線で示すように、変形が発生することによりエネルギが吸収される。
従って、車体剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
また、このエクステンションカウルトップ部材14の後縁部近傍に上方に屈曲形成されるクランク部15が、このエクステンションカウルトップ部材14と別部材で構成されるエアボックス11の前記前側縦壁部12cの下端から車両前方に向けて突出形成されるフランジ部12dと、前記底面部13cの前端縁13dとを合わせた部分に、下面側15aを合わせて接合しているので、前記ワイパ取付ブラケット16の立面部16c及び前脚フランジ部16dから伝えられる荷重が、直接前記エアボックス11に伝わることなく、突っ張ることがない。
このため、前記エアボックス11の閉断面を形成するカウルトップアウタパネル12及びカウルトップインナパネル13等の部材の形状を変更させることによる車体剛性の低下の虞が無い。
従って、車体剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
尚、本実施例では、エクステンションカウルトップ部材14に設けられたクランク部15を上方に屈曲させているが、図1(B)に示すようにクランク部115を下方に屈曲させ、フランジ部12dと前端縁13dとを合わせた部分に、下側から接合した剛性変化部としてのクランク部115の上面側115bを下側から接合しても同様な効果が得られる。
更に、図1(C)に示すように前記底面部13cの前端縁13dを下方に屈曲させることにより、剛性変化部としてのクランク部215を形成して、このクランク部215の上面215a、前記フランジ部12d及び水平面部14bの後端縁の下面側を接合しても同様な効果を得ることが出来る。
図4及び図5は、この発明の実施例2を示すものである。なお、前記実施例1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成を説明すると、この実施例2の車両のカウル構造では、車両20のフロントウインドウ2の下縁部2aに沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックス21が設けられている。
このエアボックス21は、主にカウルトップアッパパネル12と、カウルトップインナパネル23とから構成されている。
このうち、カウルトップインナパネル23の後側縦壁部23aの下端部からは、車両前方へ向けて底面部23cが延設されている。
また、前記カウルトップアッパパネル12の前側縦壁部12cの下端には、車両前方に向けてフランジ部12dが突出形成されていて、この底面部23cの接合面部23dと接合されている。
更に、この実施例2では、前記底面部23cの接合面部23dから、更に、車両前方に向けてエクステンションカウルトップ部24が一体に延設されている。
そして、このエアボックス21の縦壁部12c下端のフランジ部12dが、このエクステンションカウルトップ部24に接合する前記接合面部23dと、前記ワイパ取付用ブラケット16の前脚フランジ部16dが、このエクステンションカウルトップ部24の水平面部24bに接合する部分との間には、剛性変化部としての凹溝部25が、車幅方向に沿って形成されている。
次に、この実施例2の作用について説明する。
この実施例2では、前記ワイパ取付用ブラケット16が、前記エアボックス21の前側縦壁部12cと、このエアボックス21の底面部33cから車両前方に向けて略水平に一体に延設されるエクステンションカウルトップ部24とに跨って固定されている。
そして、このエアボックス21の縦壁部下端が、このエクステンションカウルトップ部24に接合する部分と、前記ワイパ取付用ブラケット16が、エクステンションカウルトップ部24に接合する部分との間に、前記凹状溝部25が形成されている。
このため、前記ワイパ取付用ブラケット16に車両上方から荷重が加わっても、前記エクステンションカウルトップ部24に形成された凹状溝部25に、応力が集中して、図5中実線で示すように、変形が発生することによりエネルギーが吸収される。
従って、車体剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
しかも、この実施例2では、前記エクステンションカウルトップ部24が、前記底面部23cの接合面部23dから、更に、車両前方に向けて一体となるように延設されている。
このため、部品点数の増大が抑制されて、製造コストの上昇が抑えられる。
図6は、この発明の請求項1,2に相当する実施例3の車両のカウル構造を示すものである。なお、前記実施例1,2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成を説明すると、この実施例3の車両のカウル構造では、車両30のフロントウインドウ2の下縁部2aに沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックス31が設けられている。
このエアボックス31は、主にカウルトップアッパパネル32と、カウルトップインナパネル33とから構成されている。
すなわち、前記カウルトップアッパパネル32の上壁部32aには、シール部材2bを介して、前記フロントウインドウ2の下縁部2aが当接されていて、このフロントウインドウ2を下方から支持するように構成されている。
また、このエアボックス31では、この上壁部32aの後端フランジ部32bと、前記カウルトップインナパネル33の後側縦壁部33aの上端縁33bとが接合されている。
この後側縦壁部33aの下端部からは、車両前方へ向けて底面部33cが延設されている。
また、前記カウルトップアッパパネル32の前記上壁部32a前端部からは、下方に向けて縦壁部としての前側縦壁部32cが延設されている。
この前側縦壁部32cには、略水平な棚部35が形成されている。
この棚部35には、ワイパ装置6のピボット軸6aが挿通される取付点35aが開口形成されていて、ワイパ装置6を支持するように構成されている。
更に、この実施例3では、この棚部35の下方に、縦壁剛性変化部としてのV字状溝部36が、車両後方に凸となるように車幅方向に沿って形成されている。
この実施例3では、前記エアボックス31の底面部33cと、エクステンションカウルトップ部材34とが別部材で構成されている。
そして、前記前側縦壁部32cの下端には、車両前方に向けてフランジ部32dが突出形成されていて、このフランジ部32dと、前記底面部33cの前端縁33dとを合わせた部分に、前記エクステンションカウルトップ部材34の後端部に形成された上に向けてクランク状を呈する後縁部34aの下面側34bが接合されている。
次に、この実施例3の作用について説明する。
この実施例3では、棚部35の下方に、縦壁剛性変化部としてのV字状溝部36が、車両後方に凸となるように車幅方向に沿って形成されている。
このため、前記ワイパ装置6から、この棚部35を介して、前記前側縦壁部32に車両上方から荷重が加わっても、このV字状溝部36に、応力が集中して、上,下方向に沿って潰れ変形が発生することによりエネルギーが吸収される。
このため、車両の車幅方向及び捻れ方向の剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
また、この実施例3では、前側縦壁部32cに、略水平な棚部35が形成されて、この棚部35に、ワイパ装置6のピボット軸6aが挿通される取付点35aが開口形成されることによって、この棚部35に、ワイパ装置6が取付支持されている。
このため、ワイパ装置6を支持するために用いる前記ワイパ取付ブラケット16等を廃止して、部品点数の増大を抑制できる。
また、部品点数の減少により、重量の増加も抑制され、しかも、製造コストの増大を抑制できる。
図7及び図8は、この発明の請求項3に対応する実施例4の車両のカウル構造を示すものである。なお、前記実施例1乃至3と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成を説明すると、この実施例4の車両のカウル構造では、車両40のフロントウインドウ2の下縁部2aに沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックス41が設けられている。
このエアボックス41は、主にカウルトップアッパパネル42と、カウルトップインナパネル43とから構成されている。
すなわち、前記カウルトップアッパパネル42の上壁部42aには、シール部材2bを介して、前記フロントウインドウ2の下縁部2aが当接されていて、このフロントウインドウ2を下方から支持するように構成されている。
また、このエアボックス41では、この上壁部42aの後端フランジ部42bと、前記カウルトップインナパネル43の後側縦壁部43aの上端縁43bとが接合されている。
この後側縦壁部43aの下端部からは、車両前方へ向けて底面部43cが延設されている。そして、更に、この底面部43cが車両前方へ向けて一体に延設されてエクステンションカウルトップ部44が形成されている。
また、前記カウルトップアッパパネル42の前記上壁部42a前端部からは、下方に向けて縦壁部としての前側縦壁部42cが延設されている。
この前側縦壁部42cには、段状の棚部45が形成されている。
この棚部45には、ワイパ装置6のピボット軸6aが挿通される取付点45aが開口形成されていて、ワイパ装置6を支持するように構成されている。
更に、この実施例4では、この棚部45の下方に、縦壁剛性変化部としてのV字状溝部46が、車両後方に凸となるように車幅方向に沿って形成されている。
そして、この実施例4では、前記エアボックス31の底面部43cと、エクステンションカウルトップ部材44とが一体となるように構成されている。
また、前記前側縦壁部42cの下端には、車両前方に向けてフランジ部42dが突出形成されていて、このフランジ部42dと、前記底面部43cから前方に向けて一体に延設されるエクステンションカウルトップ部44の水平面部44aとが接合されている。
次に、この実施例4の作用について説明する。
この実施例4では、棚部45の下方に、縦壁剛性変化部としてのV字状溝部46が、車両後方に凸となるように車幅方向に沿って形成されている。
このため、前記ワイパ装置6から、この棚部45を介して、前記前側縦壁部42に車両上方から荷重が加わっても、このV字状溝部46に、応力が集中して、上,下方向に沿って潰れ変形が発生することによりエネルギが吸収される。
このため、車両の車幅方向及び捻れ方向の剛性を損なうことなく、車両上方からの荷重に対するエネルギー吸収効率を良好なものとすることが出来る。
また、この実施例4では、前側縦壁部42cに、略水平な棚部45が形成されて、この棚部45に、ワイパ装置6のピボット軸6aが挿通される取付点45aが開口形成されることによって、この棚部45に、ワイパ装置6が取付支持されている。
このため、ワイパ装置6を支持するために用いる前記ワイパ取付ブラケット16等を廃止して、部品点数の増大を抑制できる。
また、部品点数の減少により、重量の増加も抑制され、しかも、製造コストの増大を抑制できる。
更に、前記底面部43cが車両前方へ向けて一体に延設されてエクステンションカウルトップ部44が形成されている。
このため、部品点数の増大が抑制されて、更に、製造コストの増大を抑制できる。
本発明の実施の形態の実施例1の車両のカウル構造を示し、図2中A−A線に沿った位置での断面図である。 実施例1の車両のカウル構造で、車両の分解斜視図である。 実施例1の車両のカウル構造で、上方から荷重が加わった様子を説明する図1に対応する部分での断面図である。 実施例2の車両のカウル構造で、図1に対応する部分での断面図である。 実施例2の車両のカウル構造で、上方から荷重が加わった様子を説明する図1に対応する部分での断面図である。 実施例3の車両のカウル構造で、図1に対応する部分での断面図である。 実施例4の車両のカウル構造で、車両の透過斜視図である。 実施例4の車両のカウル構造で、図1に対応する部分での断面図である。 従来例の車両のカウル構造で、図1に対応する部分での断面図である。
符号の説明
2 フロントウインドウ
2a 下縁部
31,41
エアボックス
32c,42c
前側縦壁部(縦壁部)
33c,43c
底面部
13d 前端縁
34 エクステンションカウルトップ部材
36,46
V字状溝部(縦壁剛性変化部)
35a,45a 取付点(ワイパ装置取付点)

Claims (3)

  1. フロントウインドウ下縁部に沿って車両前後方向断面を略ボックス状とするエアボックスを設けると共に、該エアボックスの縦壁部に棚部を形成して、該棚部にワイパ装置取付点を設けて支持させることを特徴とする車両のカウル構造。
  2. 前記エアボックスの底面部と、前記エクステンションカウルトップ部材とを別部材で構成すると共に、前記エアボックスの縦壁部には、前記棚部よりも下方に、縦壁剛性変化部を形成することを特徴とする請求項1記載の車両のカウル構造。
  3. 前記縦壁部の下端を、前記エアボックスの底面部から前方に向けて一体に延設されるエクステンションカウルトップ部に接合すると共に、前記棚部よりも下方には、縦壁剛性変化部を形成することを特徴とする請求項1記載の車両のカウル構造。
JP2004169774A 2004-06-08 2004-06-08 車両のカウル構造 Expired - Fee Related JP3736565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169774A JP3736565B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 車両のカウル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169774A JP3736565B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 車両のカウル構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002077863A Division JP3610959B2 (ja) 2002-03-20 2002-03-20 車両のカウル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004249997A true JP2004249997A (ja) 2004-09-09
JP3736565B2 JP3736565B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=33028757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004169774A Expired - Fee Related JP3736565B2 (ja) 2004-06-08 2004-06-08 車両のカウル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3736565B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123676A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Toyota Motor Corp ワイパ取付構造
JP2007236478A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Aruze Corp 遊技機
JP2007236477A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Aruze Corp 遊技機
JP2015182747A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 ダイハツ工業株式会社 ワイパモジュールの搭載構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123676A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Toyota Motor Corp ワイパ取付構造
JP2007236478A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Aruze Corp 遊技機
JP2007236477A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Aruze Corp 遊技機
JP2015182747A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 ダイハツ工業株式会社 ワイパモジュールの搭載構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3736565B2 (ja) 2006-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3610959B2 (ja) 車両のカウル構造
JP4355958B2 (ja) 車両のドア構造
JP5471061B2 (ja) サスペンションタワー構造
JP2004314932A (ja) 車両の前方サイド部構造
CN108928395B (zh) 车身前部构造
JP2008195094A (ja) 車両の車体前部構造
JP2005132355A (ja) 車両のサスペンションマウンティング構造
JP2004249997A (ja) 車両のカウル構造
JP2010111154A (ja) サスペンションアームの支持構造
JP2009190620A (ja) カウルトップパネル及び自動車の前部車体構造
JP2009023550A (ja) フードヒンジ
JP2006008113A (ja) インストルメントパネル取付構造体
JP2015147458A (ja) 車体前部構造
JP7110674B2 (ja) 車両フロントフード用ヒンジアーム取付構造
JP4650009B2 (ja) 車体の前部構造
JP2006219111A (ja) 車両のカウル構造
JP2020082831A (ja) 車体前部構造
JP5577934B2 (ja) フロントウインド支持構造
JP2004142647A (ja) 自動車の車体構造
JP2000326828A (ja) ワイパ取付構造
JP2005247262A (ja) 車両用フード構造
JP2005104438A (ja) カウル構造
JP2006297996A (ja) 車両前部構造
JP2005153539A (ja) 自動車のカウル部構造
JP2004210137A (ja) フードリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees