JP2004249954A - ユニット型多目的飛行船 - Google Patents

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Abstract

【課題】大地震をはじめとする大災害や経済状態や顧客ニーズなど刻々と変化する状況に対し迅速に対応することができる飛行船の提供。
【解決手段】ユニット型多目的飛行船10は、飛行船本体(胴体)底部[A]用の各ユニットを着脱可能にし、自由に組替え、組合わせたりすることができ、様々な状況に応じたユニットを搭載することで、様々な状況に対し迅速な対応ができるのである。また、飛行船本体(胴体)側面部[B]には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能にし、動画や静止画などを映し出すことで広告宣伝・広報活動を行うことができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は飛行船本体(胴体)底部、飛行船本体(胴体)側面部の専用のユニットが着脱可能とし、様々な状況(災害や商業上の緊急事態など)に対応できるユニットを搭載することで、迅速な対応ができる飛行船を実現するものである。
【0002】[従来技術]図3(a)は従来の飛行船を示す斜視図であり、(b)はコンテナ貨物車を示す。(a)において飛行船50は胴体51、ゴンドラ(客室)52、垂直尾翼53、水平尾翼54、ラダー55、エレベーター56、エンジン57、ランディングギア58、テイルギア59、エンジン60、プロペラ61から構成され、胴体51内に空気よりも軽いガス(ヘリウム・水蒸気・熱空気など)を封入し船体に揚力を生じさせ、低速飛行し、垂直離着陸が可能で、目的地の真上に人や物資を運んでいた。また従来の飛行船の製作には飛行船外表面の展開図の各パーツを切り取り、それを縫製作業で縫い合わせることで完成していたが、それによる製作時間の長期化と人件費などの問題があった。
【0003】又、(b)においてコンテナ貨物車70、車体71、車輪72、5tコンテナ73、10tコンテナ74、タンクコンテナ75から構成され、線路の上を走ることで物資を運搬し、またコンテナをコンテナ貨物船やトラックなどに積みかえることもできるのである。しかし地震などの大災害では、線路などの交通網が寸断されると、たちまち目的地に人や物資を運ぶことが出来なくなってしまうことが問題であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】顧客ニーズ、経済状況、大地震をはじめとする大災害など刻々と変化する状況に対し、いかに迅速な対応することができる体制(システム)の構築が必要となった。そういった問題に対し迅速な対応ができ、費用を抑えることができるかが課題となったのである。
【0005】そこで本発明は、従来の飛行船をベースにコンテナ貨物車の機能を合わせることにより、新たな形状の飛行船をつくりあげ、様々な状況に対応できるユニットを着脱可能にし、組替え、組合わせることにより迅速な対応ができ、コストの安いユニット型多目的飛行船を提供することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解決するために次の手段を提供する。
【0007】(1)柔軟材料からなる密閉体に空気よりも軽いガス(ヘリウム、熱空気、水蒸気など)を封入して胴体を形成し、垂直尾翼、水平尾翼、プロペラ、エンジンを装備し、飛行船本体(胴体)側面部には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能にする。また飛行船本体(胴体)底部には操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、福祉用、厚生・衛生用、通信・通信中継用、発動・発電機用、蓄電器用、医療用、学術的観測・研究用、物質散布用、物質吸収・吸着用、軍事・防衛用などの各ユニットを着脱可能することができ、自由に組替え、組合わせることができる形態であることを特徴とするユニット型多目的飛行船。
【0008】(2)前記、本胴体の外表面には、「ホールガーメント編成」を採用し、縫い目のない形状を特徴とした(1)記載のユニット型多目的飛行船。
【0009】本発明の(1)においては従来の飛行船とコンテナ貨物車の機能を組み合わせた形態とし、飛行船胴体内に空気より軽いガス(ヘリウム、水蒸気、熱空気など)を封入し揚力を得る。そして飛行船胴体側面部には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能とし、広告や広報活動などを行えるようにする。そして飛行船本体(胴体)底部には操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、福祉用、厚生・衛生用、通信・通信中継用、発動・発電機用、蓄電器用、医療用、学術的観測・研究用、物質散布用、物質吸収・吸着用、軍事・防衛用など各ユニットを着脱可能にし、自由に組替え、組合わせることができる形状にする。そうすることで刻々と変化する時代の状況に対して迅速な対応をすることができるのである。通常は客室用ユニットや貨物運搬用ユニットを搭載することで観光事業や貨物輸送事業を行うが、いったん地震などの大災害が起きればその状況に対応する(防災用、通信・通信中継用、警備・監視用、物質散布用など)ユニットを組替え、組合わせることで迅速な対応をすることが出来るのである。またユニット方式により、通常ユニットだけを政府や地方自治体などの公共機関が維持管理を行い、非常事態の時にはこのユニット型多目的飛行船を運用している民間会社に委託・要請し、防災活動をすればいいので、維持管理費や人手も従来の一体化した飛行船(防災だけの機能を持った)よりもコストを抑えることが出来るのである。
【0010】本発明の(1)において前記の本胴体の外表面には、縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで、外表面を一体(または大部分)で編み上げることができ、その構造上の特徴から、全体の強度が高く、ほつれ等の耐久性に優れている。従来、飛行船外表面の各パーツを布から切り取り、それを縫製作業で縫い合わせることで完成していたが、とても製作時間や人件費などの費用がかかっていた。そこでその問題を解決するため、縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで裁断、縫製などの後工程をなくし、製製作時間短縮、またそれに伴う人件費の削減を図ることが実現できるのである。しかも、裁断の際に伴っていたカットレスの問題を解決することができ、それによるゴミ処理費用を削減することもでき、(1)の発明のコストダウン効果が実現できるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施の第1形態に関わるユニット型多目的飛行船を示す斜視図である。図1においてユニット型多目的飛行船10は胴体11、飛行船本体(胴体)底部〔A〕、飛行船本体(胴体)側面〔B〕、垂直尾翼12、水平尾翼13、ラダー14、エレベーター15、プロペラ16、エンジン17、ランディングギア18、テイルギア19、操縦(コックピット)用ユニット20、客室用ユニット21、貨物運搬用ユニット22、クレーン用ユニット23、防災用ユニット24、福祉用25、厚生・衛生用ユニット26、通信・通信中継用ユニット27、警備・監視用ユニット28、発動・発電機用ユニット29、蓄電器用ユニット30、医療用ユニット31、学術的観測・研究用ユニット32、物質散布用33、物質吸収・吸着用ユニット34、軍事・防衛用ユニット35から構成されている。ユニット型多目的飛行船10は柔軟材料からなる胴体11内に空気よりも軽いガス(ヘリウムガス、水蒸気、熱空気など)を封入し胴体11を膨らませ、胴体11に垂直尾翼12、水平尾翼13、プロペラ16、エンジン17を取りつけている。そして飛行船本体(胴体)底部[A]用の各ユニットを着脱可能にし、自由に組替え、組合わせたりすることが出来る。また、飛行船本体(胴体)側面部[B]には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能とする。
【0012】即ち、ユニット型多目的飛行船10は、揚力を胴体11内部へ空気よりも軽いガス(ヘリウム、水蒸気、熱空気など)を封入することによって得られ、推進力は従来の飛行船と同様にプロペラを回転することよって得られる。そして垂直離着陸や空中停止もできるのである。飛行船本体(胴体)底部〔A〕には様々な状況に応じた各ユニットを着脱可能にし、自由に組替え、組合わせることができ、迅速な対応ができるのである。また飛行船本体(胴体)側面部〔B〕には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを装着することで静止画や動画を映し出し、広告・広報活動を行えるような形態であることを特徴としたものである。
【0013】飛行船本体(胴体)底部〔A〕用のユニットは通常、客室用ユニット21や貨物運搬用ユニット22を搭載し、観光や運送事業などに従事しているが、いったん大地震などの大災害が発生し、政府や地方自治体の要請があれば、直ちに客室用ユニット21、貨物運搬用ユニット22を地上に降ろし、防災用ユニット24、通信・通信中継用ユニット27、警備・監視用ユニット28、医療用ユニット31などを搭載し、直ちに災害現場に急行し災害活動を行うことで、刻々と変化する状況に対し迅速な対応が出来るのである。
【0014】飛行船本体(胴体)底部[A]に搭載する各ユニットの説明。
【0015】操縦(コックピット)用20ユニットには飛行船操縦、エンジン制御、飛行状態の監視、通信管制、各種ユニットの制御などの装置を統合して搭載したもの、飛行船無人操縦、飛行船の係留装置、飛行船の降下・着地装置など操縦・操船に必要な機器や設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を目的に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで迅速かつ幅広い行動ができるのである。
【0016】客室用ユニット21には客室、展望室、レストラン、喫煙サロン、調理室(厨房)、バー、娯楽施設、寝室、トイレ、浴室(バス・シャワー・サウナなど)、洗面台など観光・客室に必要な設備や機器がはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで観光客のニーズの変化に迅速かつ幅広い対応ができるのである。また災害時には帰宅難民などを安全な場所へと避難活動を行うことができるのである。
【0017】貨物運搬用ユニット22には物資の冷凍・常温輸送、自動車などの車両輸送、危険物輸送、海産物輸送、畜産物輸送など貨物運搬に必要な機器や設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニットを目的に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することができるのである。
【0018】クレーン用ユニット23は物資・各種ユニットなどを飛行船から降ろしたり、上げたりする昇降装置のことである。
【0019】防災用ユニット24には消火剤や消火用水貯蔵タンクや散布装置、耐火シェルター・防水シェルター・核シェルターなどの各種シェルター、救助・救難艇などの格納・回収・投下装置、ポンプ、化学・細菌・放射能汚染には汚染されたところを洗浄するための薬剤散布装置、オイルフェンス設置設備、情報収集用機器、作戦指令機器、人命救助用設備、災害難民運搬用、災害救助用ロボットなどを格納・運搬・回収設備、橋のない川に橋を架ける渡河・架橋機材、物資を地上に投下する高度空中投下システム用、屋外スピーカー、仮設住宅など防災に必要な機器や設備などをはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで様々な状況に、迅速な対応することができる。
【0020】福祉用ユニット25は高齢者・身体障害者のための洗面所、脱衣所、シャワールーム、風呂、ベッド、介護用設備、炊事場など福祉に必要な機器、設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(またはいくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで迅速な対応ができるのである
【0021】厚生・衛生用ユニット26にはトイレ、ランドリー(洗濯)設備、下水処理機、上水処理機、塩水を淡水化する装置、ごみ処理機(バイオ処理・焼却処理など)、リサイクル設備、空気清浄機、遺体焼却設備、遺体収容・冷凍保存設備、洗面所、脱衣所、シャワールーム、風呂、ベッド、炊事場など厚生・衛生に必要な機器、設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(またはいくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで迅速な対応ができるのである
【0022】通信・通信中継用ユニット27には災害時に生じる携帯電話や無線の不通状態を迅速に復興するための通信中継用機器、情報ネットワーク関連機器、電波受信・発信用機器、情報を発信するためのラジオ局・テレビ局に必要な設備や機器、コンピュターウイルスによる情報テロなどに対応・予防する設備・機器、情報管理・監視機器など通信・通信中継に必要な機器や設備などがはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで迅速な対応ができるのである。また通信会社によるミスや事故による通信不能状態などの際にも情報の混乱を収拾することができ、通信不能による経済的損失を軽減するためのものである。
【0023】警備・監視用ユニット28には警備・監視活動、産業廃棄物の不法投棄の監視活動、自然破壊活動の防止・監視、不法入国者・不審船・海賊等の監視・警備・鎮圧活動、化学・生物・放射能テロなどにより汚染された場所を洗浄するための洗浄剤散布または情報収集・分析、コンピュターウイルスによるサイバーテロなどの監視・予防活動、情報受信、交通状態の監視、簡易交番設備など警備・監視に必要な設備や機器などをはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで、治安活動に従事し国民の安全を守ることに役に立つことが出来るのである。
【0024】発動・発電機用ユニット29にはガソリン、ディーゼル、天然ガス、水素ガス、燃料電池、太陽光発電、形状記憶合金を用いた熱エンジン、超電導、ガスタービンエンジン、電気の直流と交流に変換するインバーター、インバーターを制御するコントローラーなど発動や発電またはその周辺に必要な機器や設備がはじめから備えられた様々な種類がある。そして、これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況や環境に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで飛行船の運航する場所の環境に合った使い分けができるようにすることができる。また大地震など災害時における停電の際には、これらのユニットを地上に降ろし、電力を提供することもできるのである。
【0025】蓄電器用ユニット30にはアンチモバッテリー、ハイブリットバッテリー、カルシウムバッテリー、シールドバッテリー、リチウムイオンバッテリー、燃料電池、電気の直流と交流に変換するインバーター、インバーターを制御するコントローラーなど蓄電またはその周辺に必要な設備や機器をはじめから備えられた様々な種類がある。そして、これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況や環境に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで飛行船の運航する場所の環境に合った使い分けができるようにすることができる。また大地震などの災害時における停電の際には、これらのユニットを地上に降ろし、電力を提供することができる。
【0026】医療用ユニット31には外科用、内科用、歯科用、産婦人科用、整形外科用、小児科用などに必要な医療設備、感染症患者を隔離設備、外部との空気を遮断するシェルター等、空気浄化設備、水浄化装置など医療活動に必要な設備や機器がはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載すれば迅速な対応ができる。そして将来的には遠隔地で手術などの医療活動を行える医療設備を備えた各ユニットを使用すれば、災害時における医者の人員不足問題も解決できる。また通常離島や僻地などに医療用ユニットを運び込めば、衛生事情の改善や高度な医療活動が出来るのである。
【0027】学術的観測・研究用ユニット32には理化学・工学の実験・研究、動植物の生態観測・調査、海洋観測、火山観測・調査、地下資源観測・調査、活断層観測、地形観測、森林資源の観測・調査、大気観測、気象観測・調査、天文学的観測、道路の交通状態の調査、空中写真撮影、電波受信・発信装置、音波受信・発信装置、各種実験施設など学術的観測・研究に必要な設備や機材をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を目的に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで大学や研究所などの研究・調査活動に貢献することができる。
【0028】物質散布用ユニット33には、荒地や砂漠地帯の緑化作業、種子の散布や農薬散布、汚染地帯の洗浄除去作業、オゾンホールにオゾンを直接散布しオゾン層の回復させる作業活動を行う装置、酸性雨の被害を防止するため中和作業、雨を降らせる人工降雨機、人工雲を発生させる装置、消火剤や水などの散布作業、など物質散布に必要な機器や設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)をユニット型多目的飛行船に状況に応じて搭載することで社会貢献事業や商業的事業や防災活動などを行うことができるのである。
【0029】物質吸収・吸着用ユニット34には地球温暖化を促進させる二酸化炭素などの地球温暖化ガスの吸収、空気中の粒子状物質の吸収、大気・土壌・水質汚染物質を吸収など物資吸収・吸着に必要な設備や機器をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで迅速な対応ができるのである。
【0030】軍事・防衛用ユニット35には対空・対艦・対地・対潜ミサイル・ロケット・魚雷等発射装置、対地・対空機関砲・大砲等各種火器、各種地雷の敷設または除去・探査、対ミサイル防御機器、火器管制システム、早期警戒用レーダー、気象観測装置、対潜哨戒、偵察・警備・監視用設備、無人偵察機等格納・発進・回収設備、科学・生物・放射能に汚染された場所を洗浄するための洗浄剤散布や汚染原因物質の分析装置、コンピュターウイルスなどによる情報テロに対し予防・監視・対応設備・機器、機雷等を除去するための掃海設備、ジャミングなどの電子戦用、作戦指令のための情報発信・通信中継、電波等傍受装置、軍事・防衛用の各種火器を回収・運搬設備、橋の無い川に橋を架ける渡河・架橋機材、物資を地上に投下する高度空中投下システム、物資補給に関わる設備、避難シェルター、医療設備など軍事・防衛に必要な機器や設備をはじめから備えられた様々な種類がある。これら各ユニット(または、いくつか統合されたユニット)を状況に応じてユニット型多目的飛行船に搭載することで日本の生存権や平和を脅かす存在に対し、迅速な対応をすることができるのである。
【0031】上記に説明した各ユニットはユニットの大きさ・形状によりトラック、鉄道貨物、コンテナ船や貨物船などの船舶に乗せることができるので、高速道路や一般道などに運び出すことができる。そしてこのことは工場の規模が小さい中小企業やベンチャー企業などに新たな市場を提供することができるのである。こうすることで品質・価格などの競争原理が起きやすくなり、全体的なコストダウンを図ることができるのである。
【0032】飛行船本体(胴体)側面部[B]に搭載するユニットの説明。
【0033】飛行船本体(胴体)側面部[B]には超薄型ディスプレイ装置(液晶パネル・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能にし、動画や静止画などを映し出すことにより広報活動や広告宣伝活動などに従事することができる。またこの超薄型ディスプレイ装置は側面部だけでなく、全表面およびその一部分にも装備・装着・固定することも視野に入れることとする。
【0034】図2は本発明の実施の第2形態に関わるユニット型多目的飛行船の斜視図であり、(a)はユニット型多目的飛行船、(b)は胴体の外表面の特徴を示している。図2(a)は図1と同じ構成であり、ユニット型多目的飛行船40は胴体41に飛行船本体(胴体)底部〔A〕、飛行船本体(胴体)側面〔B〕、垂直尾翼12、水平尾翼13、ラダー14、エレベーター15、プロペラ16、エンジン17、ランディングギア18、テイルギア19、操縦(コックピット)用ユニット20、客室用ユニット21、貨物運搬用ユニット22、クレーン用ユニット23、防災用ユニット24、福祉用25、厚生・衛生用ユニット26、通信・通信中継用ユニット27、警備・監視用ユニット28、発動・発電機用ユニット29、蓄電器用ユニット30、医療用ユニット31、学術的観測・研究用ユニット32、物質散布用ユニット33、物質吸収・吸着用ユニット34、軍事・防衛用ユニット35から構成される。
【0035】(b)において胴体41の外表面には縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで、外表面を一体(または大部分)で編み上げることができ、その構造上の特徴から、全体の強度が高く、ほつれ等の耐久性に優れている。従来、飛行船外表面の展開図の各パーツを布から切り取り、それを人の手により縫製作業で縫い合わせることで完成していたが、とても製作時間や人件費などの費用がかかっていた。そこでその問題を解決するため、縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで裁断、縫製などの後工程をなくし、製製作時間短縮、またそれに伴う人件費の削減を図ることが実現できるのである。しかも、裁断の際に伴っていたカットレスの問題を解決し、それによるゴミ処理費用を削減することができ、ユニット型飛行船全体のコストの削減を図ることができるのである。
【0036】
【発明の効果】本発明のユニット型多目的飛行船(1)は柔軟材料からなる密閉体に空気よりも軽いガス(ヘリウムガスや熱空気、水蒸気など)を封入して胴体を形成し、垂直尾翼、水平尾翼、プロペラおよびエンジンを装備し、同胴体側面部に超薄型ディスプレイ(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能する。そして同胴体底部には操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、福祉用、厚生・衛生用、通信・通信中継用、発動・発電機用、蓄電器用、医療用、学術的観測・研究用、物質散布用、物質吸収・吸着用、軍事・防衛用など各ユニットを着脱可能にし、自由に組替えたり、組合わせたりすることができる形態であることを特徴としている。
【0037】上記構成より、従来の飛行船とコンテナ貨物車の機能を組み合わせた形状とし、飛行船胴体内に空気より軽いガス(ヘリウム、水蒸気、熱空気など)を封入し揚力を得る。そして飛行船本体(胴体)側面部には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能にし、広告や広報活動などを行えるようにする。飛行船本体(胴体)底部には操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、福祉用、厚生・衛生用、通信・通信中継用、発動・発電機用、蓄電器用、医療用、学術的観測・研究用、物質散布用、物質吸収・吸着用、軍事・防衛用など各ユニットを着脱可能とし、自由に組替え、組合わせることができる形状にする。そうすることで刻々と変化する状況に対して迅速な対応をすることができるのである。通常は客室用ユニットや貨物運搬用ユニットで観光事業や貨物輸送を行うが、いったん地震などの大災害が起きればその状況に対応できるユニット(防災用、通信用、警備・監視用、医療用、物質散布用など)を組替え、組合わせることで迅速な対応をすることが出来るのである。またユニット方式により、通常時からユニットだけを政府や地方自治体などの公共機関が維持管理を行い、非常事態の時にはこのユニット型多目的飛行船を運用している民間会社に委託・要請し防災用ユニットなどを搭載してもらうことで防災活動をすればいいので、維持管理費や人手も従来の一体化した飛行船(防災だけの機能を持った)よりもコストを抑えることが出来るのである。
【0038】本発明の(1)において前記の本胴体の外表面には、縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで、外表面を一体(または大部分)で編み上げることができ、その構造上の特徴から、全体の強度が高く、ほつれ等の耐久性に優れている。従来、飛行船外表面の展開図の各パーツを布から切り取り、それを人の手で縫製作業で縫い合わせることで完成していたが、とても製作時間や人件費などの費用がかかっていた。そこでその問題を解決するため、縫い目のない「ホールガーメント編成」を採用することで裁断、縫製などの後工程をなくし、製製作時間短縮、またそれに伴う人件費の削減を図ることが実現できるのである。しかも、裁断の際に伴っていたカットレスの問題を解決することができ、それによるゴミ処理費用を削減し、ユニット型飛行船全体のコストの削減を図ることができる。よって(1)の発明の全体的なコストダウン効果が一層確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施の第1形態にかかわるユニット型多目的飛行船の斜視図である。
【図2】は本発明の実施の第2形態にかかわるユニット型多目的飛行船の斜視図で,(a)は飛行船、(b)は本胴体の外表面を示す。
【図3】(a)は従来の飛行船の斜視図である。(b)は従来のコンテナ貨物車の斜視図である。
【符号の説明】
10、40;ユニット型多目的飛行船 35;軍事・防衛用ユニット
50;飛行船 [A]飛行船本体(胴体)底部
70;コンテナ貨物車 [B]飛行船本体(胴体)側面部
11、41、51;胴体 52;ゴンドラ(客室)
12、53;垂直尾翼 70;コンテナ貨物車
13、54;水平尾翼 71;車体
14,55;ラダー 72;車輪
15,56;エレベーター 73;5tコンテナ
16、60;プロペラ 74;10tコンテナ
17、57;エンジン 75;タンクコンテナ
18、58;ランディングギア
19、59;テイルギア
42;外表面(ホールガーメント編成)
20;操縦(コックピット)用ユニット
21;客室用ユニット
22;貨物運搬用ユニット
23;クレーン用ユニット
24;防災用ユニット
25;福祉用ユニット
26;厚生・衛生用ユニット
27;通信・通信中継用ユニット
28;警備・監視用ユニット
29;発動・発電機用ユニット
30;蓄電器用ユニット
31;医療用ユニット
32;学術的観測・研究用ユニット
33;物質散布用ユニット
34;物質吸収・吸着用ユニット

Claims (4)

  1. 柔軟材料等からなる密閉体に空気よりも軽いガス(ヘリウム・熱空気・水蒸気など)を封入して胴体を形成し、同胴体に垂直尾翼、水平尾翼、プロペラ、エンジンを装備し、また飛行船本体(胴体)底部〔A〕には操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、通信・通信中継用、福祉用、厚生・衛生用、発動・発電機用、蓄電器用、学術的観測・研究用、警備・監視用、物質散布用、物質吸収・吸着用、医療用、軍事・防衛用など各ユニットが着脱可能とし、自由に組替え、組合わせることができるようにする。そして飛行船本体(胴体)側面部[B]には超薄型ディスプレイ装置(液晶・有機EL・再帰性反射材など)ユニットを着脱可能とした形状を特徴としたユニット型多目的飛行船。
  2. 前記胴体の外表面には、「ホールガーメント編成」を採用し、縫い目のない形状を特徴とした請求項1記載のユニット型多目的飛行船。
  3. 請求項1記載のユニットは、いろいろな形状(大きさ)があり、形状(大きさ)に関係なく着脱することができることを特徴とした請求項1・2記載のユニット型多目的飛行船。
  4. 請求項1記載の操縦(コックピット)用、客室用、貨物運搬用、クレーン用、防災用、通信・通信中継用、福祉用、厚生・衛生用、発動・発電機用、蓄電器用、学術的観測・研究用、警備・監視用、物質散布用、物質吸収・吸着用、医療用、軍事・防衛用などの各ユニットは大きさ・形状によりトラック、貨物船・コンテナ船などの船舶などのいずれかで運搬できることを特徴とした請求項1・2・3記載のユニット型多目的飛行船。
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