JP2004249270A - 塗装用ブラシおよび塗料受具 - Google Patents

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Koichiro Hirakawa
幸一郎 平川
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Abstract

【課題】壁面等を塗装する際、余分な塗料が作業服や床面に滴り落ることがなく、さらには、正確な直線の塗布を行うことができる塗装用ブラシおよび塗料受具を提供することにある。
【解決手段】把手(2)と、該把手(2)の先端に設けられた植毛部(3)とで構成される塗装用ブラシ(1)は、前記植毛部(3)の基部に、余分な塗料を保持する塗料保持部(4)を設けたことを特徴とする。
また、塗装中に滴り落ちる塗料を受け止める塗料受具であって、該塗料受具(10)は、把手(11)と、該把手(11)の先端に設置された、周縁に肉厚部(13)を有するL字状の塗料受部(12)とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面等を塗装する場合に使用される塗装用ブラシと、塗装中に滴り落ちる塗料を保持する塗料受具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、壁面等を塗装する場合、ブラシに容器内の塗料を付着させ、かかるブラシを操作して塗料を塗布していた。しかし、塗装中においては、ブラシに付いた余分な塗料が滴り落ちるという問題が生じた。そのため、その問題を解消する、ペンキ塗りの時、ポットの縁や刷毛から塗料が滴り落ちないようにしたペイント用具がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第3080416号公報 (第1−2頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1は、一時的に塗料を移し替えたり薄めたりするとき、刷毛から滴り落ちる塗料をポット内で受け止める構造であるため、実際に壁面等を塗装する際、塗料が滴り落ちて床面や作業服を汚してしまうという欠点があった。また、天井を塗装する場合、頭部や顔に余分の塗料が落下する危険があり、安全面でも多くの問題が残った。
【0005】
そこで本発明は上記の点に鑑み、壁面等を塗装する際、余分な塗料が作業服や床面に滴り落ることがなく、さらには、正確な直線の塗布を行うことができる塗装用ブラシおよび塗料受具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の塗装用ブラシは、把手と、該把手の先端に設けられた植毛部とで構成される塗装用のブラシにおいて、前記植毛部の基部に、余分な塗料を保持する塗料保持部を設けたことを特徴とする。また、前記塗料保持部内に吸水材を収容させた。そのため、壁や天井面等を塗布する際、ブラシに付着した余分な塗料は塗料保持部内に収容され、作業服や床面に付着することがない。また、塗料保持部内に吸水材を収容させたことにより、塗料保持部内に溜った塗料が滴り落ちる虞もない。
【0007】
また、塗装中に滴り落ちる塗料を受け止める塗料受具であって、該塗料受具は、把手と、該把手の先端に設置された、周縁に肉厚部を有するL字状の塗料受部とで構成されている。そのため、ブラシから滴り落ちる余分な塗料を確実に保持すると共に、正確な直線状の塗布を行うことができる。さらに、前記塗料受部を把手に対して可動自在に形成したことにより、水平や垂直の直線も正確に塗布することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明における塗装用ブラシおよび塗料受具の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1は本発明の塗装用ブラシの全体図、図2は前記ブラシの断面図、図3乃至図5は本発明の塗料受具の斜視図、図6乃至図8は使用状態をそれぞれ表す。
【0009】
図1及び図2に示す塗装用ブラシ1は、把手2と、該把手2の先端に設けられた植毛部3とで構成され、前記把手2の先端部は、植毛部3に付着した余分な塗料が滴り落ちないように保持収容する塗料保持部4が形成されている。
【0010】
前記塗料保持部4は、四方に立上部5を有する箱状体を呈しており、前記把手2の先端部であって、植毛部3の基部周囲に設けられている。また、前記塗料保持部4の立上部5は、植毛部3の高さよりやや低い状態に形成されているので、汎用のブラシと同様に使用することができる。
【0011】
また、他の好適例として、前記塗料保持部4内に吸水材6を収容させた。かかる吸水材6は化繊綿や木綿、さらにはウレタンスポンジ等の吸水性の高い素材からなる。そのため、塗料保持部4内に溜った塗料が外部に滴り落ちる虞がなく、作業中に床面や作業服を汚すことがない。
【0012】
図3乃至図5に示す塗料受具10は、塗布中にブラシから滴り落ちる塗料を下方で受け止めると共に、正確な直線状の塗布を実現するものであり、把手11の先端に設置された、断面L字状の塗料受部12と、塗料受部12の周縁に設けられた肉厚部13とで構成されている。
【0013】
塗料受部12は、長尺状の立上部14と、該立上部14に直角状に連結された受板15とからなり、前記立上部14と受板15の周縁には、弾性部材からなる、断面球状の肉厚部13が設けられている。該肉厚部13は、壁面等に密着した状態で接触されるので、ブラシで肉厚部13の上部より塗料を塗布することにより、壁面等に正確な直線を施すことができる。なお、前記塗料受部12は、摘部17を具備した基台16を介して把手11の先端に設けられている。
【0014】
また、他の好適例として、前記塗料受部12を把手11に対して可動自在に形成することが好ましい。この場合、コ字状の連結具18を塗料受部12の基台16に固定し、前記連結具18と把手11の先端部分とを、ナット19にて可動自在に締結することにより形成され、塗料受部12を把手11に対して左右方向に自在に可動させることができる。また、左右方向に可動された塗料受部12は、把手11に設置された係止具20に係止される。そのため、摘部17を操作させることで、水平や垂直の直線も容易に施すことが可能となる。
【0015】
次に、図6乃至図8に基づいて、本発明の塗装用ブラシおよび塗料受具を使用して塗料を塗布する状態を示す。
【0016】
図6においては、壁面の水平方向に塗料を塗布する状態であり、塗料受部12を把手11に対して水平状態に締結させ、左手で把手11を把持し、塗料受部12の肉厚部13を壁面Aに軽く押圧させる。この状態で塗装用ブラシ1に塗料aを付着させ、壁面Aに水平方向にブラシを移行させる。この時、塗装用ブラシ1から滴り落ちた塗料aは肉厚部13にて保持されるため、下方に流れ落ちることがない。さらに、肉厚部13に沿ってブラシを移行させることで、正確な水平状の直線を塗布することができる。
【0017】
図7においては、壁面の垂直方向に塗料を塗布する状態であり、塗料受部12を把手11に対して垂直状態に締結させ、左手で把手11を把持し、塗料受部12の肉厚部13を壁面Aに軽く押圧させる。この状態で塗装用ブラシ1に塗料aを付着させ、肉厚部13に沿ってブラシを垂直方向に移行させることで、正確な垂直状の直線を塗布することができる。
【0018】
図8においては、天井Bに塗料を塗布する状態であり、塗料受部12を把手11に対して水平状態に締結させ、左手で把手11を把持し、塗料受部12を塗装箇所の下部に配置させる。この状態で塗装用ブラシ1に塗料aを付着させ、天井Bに塗料を塗布する。この際、塗装用ブラシ1から滴り落ちる余分な塗料aは、塗料保持部4内に収容されると共に、塗料受部12上に落下するので、塗料aが頭部や顔に落下することがなく、安全に塗装作業を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明の塗装用ブラシおよび塗料受具は、上述の構成とすることで以下に示す効果を奏するものである。
【0020】
塗装用ブラシは、植毛部の基部に、余分な塗料を保持する塗料保持部を設けたことを特徴とする。また、前記塗料保持部内に吸水材を収容させた。そのため、壁等の垂直面、また天井面等を塗布する際、ブラシに付着した余分な塗料は塗料保持部内に収容され、作業服や床面に付着することがない。また、塗料保持部内に吸水材を収容させたことにより、塗料保持部内に溜った塗料が滴り落ちる虞もない。
【0021】
また、塗装中に滴り落ちる塗料を受け止める塗料受具は、把手と、該把手の先端に設置された、周縁に肉厚部を有するL字状の塗料受部とで構成されている。そのため、ブラシから滴り落ちる余分な塗料を確実に保持すると共に、正確な直線状の塗布を行うことができる。さらに、前記塗料受部を把手に対して可動自在に形成したことにより、水平や垂直の直線も容易に塗布することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗装用ブラシの全体図斜視図である。
【図2】前記ブラシの断面図である。
【図3】塗料受部を水平状態に保持した塗料受具の斜視図である。
【図4】塗料受部を左側垂直状態に保持した塗料受具の斜視図である。
【図5】塗料受部を右側垂直状態に保持した塗料受具の斜視図である。
【図6】壁面を水平状に塗装する状態を表す。
【図7】壁面を垂直状に塗装する状態を表す。
【図8】天井面を塗装する状態を表す。
【符号の説明】
1・・・塗装用ブラシ
2・・・把手
3・・・植毛部
4・・・塗装保持部
5・・・立上部
6・・・吸水材
10・・塗料受具
11・・把手
12・・塗料受部
13・・肉厚部
14・・立上部
15・・受板
16・・基台
17・・摘部
18・・連結具
19・・ナット
20・・係止具
a・・塗料
A・・壁面
B・・天井

Claims (4)

  1. 把手と、該把手の先端に設けられた植毛部とで構成される塗装用のブラシにおいて、前記植毛部の基部に、余分な塗料を保持する塗料保持部を設けたことを特徴とする塗装用ブラシ。
  2. 前記塗料保持部内に吸水材を収容させた請求項1記載の塗装用ブラシ。
  3. 塗装中に滴り落ちる塗料を受け止める塗料受具であって、該塗料受具は、把手と、該把手の先端に設置された、周縁に肉厚部を有するL字状の塗料受部とで構成されていることを特徴とする塗料受具。
  4. 前記塗料受部を把手に対して可動自在に形成した請求項3記載の塗料受具。
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