JP2004248987A - ガイドワイヤ挿入具 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部に溜まった血液を洗浄することが容易であるガイドワイヤ挿入具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のガイドワイヤ挿入具1は、穿刺針7およびシリンジ8が装着される筒状体2と、ガイドワイヤを導入するための分岐管3と、筒状体2から分岐した分岐管3に設けられた弁体4と、ガイドワイヤの通路になるガイドチューブ5とを有する。筒状体2は、一端に穿刺針7が装着される嵌合部21を有し、他端にシリンジ8が接続される第1ポート22を有する。筒状体2から分岐し、分岐管3は、末端にガイドワイヤが導入される第2ポート31を有する。ガイドチューブ5は、一端が弁体4に密着するように分岐管3の内部に固定され、嵌合部21に向かって延びるている。また、ガイドチューブ5は、分岐管3内に連通する側孔51を有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管内にガイドワイヤを導入するために用いられるガイドワイヤ挿入具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高カロリー輸液療法を行う際には、静脈内の適切な位置に中心静脈カテーテル(IVHカテーテル)を留置するため、最初に、ガイドワイヤ挿入具を用いてガイドワイヤを血管(中心静脈)内に導入し、次に、このガイドワイヤを用いてIVHカテーテルを静脈内に挿入されている。そして、IVHカテーテルを介して輸液剤等が投与される。
【0003】
ガイドワイヤ挿入具としては、一端側に穿刺針が接続され、他端側に注射筒(シリンジ)が接続された筒状体(本体)と、この筒状体から分岐し、末端に弁体付ポートを有する分岐管とを有するものが用いられている。
このようなガイドワイヤ挿入具では、穿刺針を血管に穿刺した後に、シリンジで血管内の血液を吸引し、血液をシリンジに流入させることにより、穿刺針の針先が血管内に到達したことを確認できる。
【0004】
一方、穿刺針の針先が血管内に到達しなかった場合には、針先により血管を傷付けてしまうと、ガイドワイヤ挿入具の本体に少量の血液が流入するが、シリンジを吸引しても血液がシリンジに流入することはない。
ところが、穿刺針の針先が血管内に到達せずに(穿刺針の針先が血管内に到達していない状態、あるいは到達しても針先が血管内から外れてしまった状態)、複数回にわたって穿刺が行われると、本体だけでなく、シリンジ内にも血液が溜まってしまう。このような場合には、血液が凝固し血栓を形成してしまう前に、シリンジを本体から一旦取り外して、生理食塩水等の洗浄液を充填し、再度、シリンジを本体に接続して、本体の内部に洗浄液を排出(フラッシュ)することにより、本体の内部の血液を洗浄する操作が行われている。
【0005】
また、ガイドワイヤとしては、操作性の向上を図るため、湾曲した先端部(例えば、J字形状)を有するものが用いられている。このようなガイドワイヤは、ガイドワイヤ挿入具の弁体付ポートから穿刺針に向かって送り込む際に、ガイドワイヤの先端部が穿刺針の内腔に入り難いという問題があった。
この問題を解決しようとするものとして、弁体付ポートから穿刺針に向うように設けられたガイドチューブを有するガイドワイヤ挿入具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−303704号公報
【0007】
しかしながら、上述のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブの内部に血液が流入してしまうことがあり、この場合には、シリンジにより洗浄液をフラッシュしても、ガイドチューブの内部の血液を排出することができないという問題がある。
弁体付ポートにシリンジを接続して、ガイドチューブの内部の血液を洗浄することはできるが、弁体付ポートに直接シリンジを接続すると、弁体を傷つ付けてしまうので、コネクタ等を用いる必要があるため、操作が煩雑になり、実作業には適さないものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来技術の課題を解決すべくなされたもので、特に、内部に溜まった血液を洗浄することが容易であるガイドワイヤ挿入具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、以下の本発明により達成される。
(1)一端に穿刺針が装着される嵌合部を有し、他端に注射筒が接続される第1ポートを有する筒状体と、前記筒状体から分岐し、末端にガイドワイヤが導入される第2ポートを有する分岐管と、前記第2ポートの近くに装着された弁体と、一端が前記弁体に密着するように前記分岐管の内部に固定され、前記嵌合部に向かって延びるガイドチューブとを備えるガイドワイヤ挿入具であって、前記ガイドチューブは、前記分岐管内に連通する側孔を有することを特徴とするガイドワイヤ挿入具。
【0010】
本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブが側孔を有することにより、ガイドチューブの内部に溜まった血液を洗浄液によって排出することができる。
【0011】
(2)前記ガイドチューブは、一端に前記分岐管の内部に固定するための固定部を有する上記(1)に記載のガイドワイヤ挿入具。
本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブが一端に固定部を有するので、ガイドチューブが分岐管から脱落することがない。
【0012】
(3)前記側孔は、前記ガイドチューブの固定部の近くに設けられている上記(1)または(2)に記載のガイドワイヤ挿入具。
本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブの側孔が第2ポートの近傍に設けられていることにより、ガイドチューブの内部に溜まった血液をほぼ全て排出することができる。
【0013】
(4)前記ガイドチューブは、その他端が前記嵌合部から突出している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のガイドワイヤ挿入具。
本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブの他端が嵌合部から突出していることにより、確実にガイドワイヤを穿刺針の内部に導くことができる。
【0014】
(5)前記ガイドチューブは、前記分岐管の内壁から離間するように設けられている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のガイドワイヤ挿入具。
本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブが分岐管の内壁から離間するように設けられていることにより、側孔に洗浄液を導くことができる。
【0015】
(6)針と、前記針に固定されたハブとを有する穿刺針を備え、前記穿刺針は、前記嵌合部に装着されいる上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のガイドワイヤ挿入具。
【0016】
(7)外筒と、前記外筒内で摺動するガスケットと、前記ガスケットの移動を操作する押子とを有する注射筒を備え、前記注射筒は、前記第1ポートに装着されいる上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のガイドワイヤ挿入具。
【0017】
【本発明の実施の形態】
以下、本発明のガイドワイヤ挿入具を添付図面に示す好適な実施の形態に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明のガイドワイヤ挿入具を示す断面図であり、図2は、本発明のガイドワイヤ挿入具に用いるガイドチューブの外観図である。
また、図3は、本発明のガイドワイヤ挿入具に穿刺針およびシリンジを接続した状態を示す断面図である。
【0019】
図1に示すように、ガイドワイヤ挿入具1は、筒状体2と、筒状体2から分岐した分岐管3と、分岐管3に装着された弁体4とを備えている。
筒状体2は、一端にオスルアーコネクタによって構成された嵌合部21を有し、他端にメスルアーコネクタによって構成された第1ポート22を有する。嵌合部21は、穿刺針7を装着するために設けられており、第1ポート22は、注射筒(シリンジ)8を接続(装着)するために設けられている。
【0020】
穿刺針7としては、嵌合部21に装着できるものであれば、どのような形態のものであってもよく、シリンジ8としては、第1ポート22に接続できるものであれば、どのような形態のものであってもよいが、具体的には、図3に示すような形態であるものが好ましい。
【0021】
図3に示す穿刺針7は、針71と、針71に固定されたハブ72とを有する。ハブ72は、メスルアーコネクタ部を有する。このメスルアーコネクタ部により、穿刺針7は、嵌合部21に装着されている。
図3に示すシリンジ8は、外筒81と、外筒81内で摺動するガスケット82と、ガスケット82の移動を操作する押子(プランジャ)83とを有する。外筒81は、オスルアーコネクタ部を有する。このオスルアーコネクタ部により、シリンジ8は、第1ポート22に接続される。
【0022】
分岐管3は、末端にガイドワイヤが導入される第2ポート31を有する。第2ポート21は、ガイドチューブ5の一端を弁体4に密着した状態で固定する装着部32とを有する。装着部32は、分岐管3の末端を所定長だけ、内径を大きくすることによって形成されている。具体的には、0.5〜2mm程度内径が大きくなっている。
【0023】
分岐管3は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂の材料により、筒状体2と一体的に成形されている。弁体4は、例えば、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー等の材料により成形され、十字状スリットまたは直線状のスリットが交互に交差するように形成されたものが挙げられる。
【0024】
ガイドチューブ5は、分岐管3の第2ポート31から筒状体2の嵌合部21に向うようにガイドワイヤ挿入具1の内部空間に配置されており、ガイドワイヤの通路を形成している。ガイドチューブ5は、例えば、ポリプロピレン等の材料を用いて射出成形により成形されている。
ガイドチューブ5は、一端に装着部32に装着するための固定部51を有し、固定部51の近傍に分岐管3の内部(内腔)に連通する側孔52を有し、他端に穿刺針にガイドワイヤを送り込む案内部53を有する。
【0025】
固定部51は、ガイドチューブ5の一端を所定長だけ、外径を大きくすることによって形成されている。具体的には、0.5〜2mm程度の外径が大きくなっている。
案内部53は、筒状体2の嵌合部21から所定長だけ突出している。具体的には、0.5〜3mm程度突出している。これにより、ガイドチューブ5の案内部53(ガイドチューブ5の端部)と、穿刺針7における針71とハブ72の接続部との距離が0〜5mm程度、好ましくは0〜1mm程度となる。これにより、ガイドワイヤーの通過性が極めて良好となる。
図示した形態では、案内部53は、ガイドチューブ5の固定部51を除く部分と、同じ内径および外径を有するものであるが、所定長だけ外径を小さくしたり、内径または外径にテーパーを設けてもよい。
【0026】
ガイドチューブ5を分岐管3に装着する際は、血管内にガイドワイヤを挿入するときと同様に、ガイドチューブ5の案内部53を分岐管3の第2ポート31からガイドワイヤ挿入具1の内部に筒状体2の嵌合部21に向かって挿入し、案内部53が嵌合部21から突出するように配置する。一方、ガイドチューブ5の固定部51は、分岐管3の装着部32に配置する。そして、固定部51の端面に弁体4を配置し、開口を有するキャップ6を第2ポート31に装着することによって、固定部51と弁体4が密着した状態で固定される。
【0027】
つまり、弁体4は、分岐管3の第2ポート31の近くに装着されている。
また、ガイドチューブ5は、固定部51が分岐管3の装着部32に固定されている。
このように、ガイドワイヤ挿入具1は、分岐管3が装着部32を有することにより、ガイドチューブ5の一端が弁体4と密着した状態で分岐管3の内部に固定することができる。また、ガイドワイヤ挿入具1は、ガイドチューブ5が一端に固定部51を有するので、ガイドチューブ5が分岐管3から脱落することがない。
【0028】
キャップ6は、その開口が弁体4を露出させるように構成されており、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂の材料により成形されている。
【0029】
側孔52は、固定部51の近くに設けられているため、ガイドチューブ5を分岐管3に装着する状態では、分岐管3の第2ポート31に近くに位置している。
固定部51は、肉厚が偏った筒状になっている、換言すれば、固定部51は、ガイドチューブ5の内腔の中心軸とは異なる位置の中心軸を有するため、ガイドチューブ5を分岐管3に装着する状態で、ガイドチューブ5は、分岐管3の内壁33から離間するようになっている(図2参照)。
【0030】
次に、図3を参照して、本発明のガイドワイヤ挿入具1の操作方法(使用方法)について説明する。
[1]まず、筒状体2の嵌合部21に穿刺針7を装着するとともに、筒状体2の第1ポート22にシリンジ8を接続する。
【0031】
[2]次に、穿刺針7を皮膚から皮下へと穿刺していく。針先が皮下にある状態で、穿刺操作を一旦止めて、シリンジ8のプランジャ83を引き、針先から外筒81までの内部空間を陰圧状態にする。
【0032】
[3]さらに、穿刺操作を続行して、穿刺針7の針先を血管内に到達させる。針先が血管内に到達すると、上記[2]の操作により内部空間が陰圧状態になっているので、少量の血液が筒状体2に流入する。
【0033】
[4]次に、シリンジ8のプランジャ83を引き、シリンジ8の外筒81に血液を流入させることによって、穿刺針7の針先が目的とする血管内に到達していることを確認する。
【0034】
[5]穿刺針7の針先が血管内に到達していることが確認できたときには、分岐管3の第2ポート31からガイドワイヤ(図示せず)を導入する。
通常、ガイドワイヤは、収容部材(アドバンサー)に入れられており、その先端にはチップが付いている。このチップを第2ポート31の末端付近に配置された弁体4に差し込んで、チップの通路からガイドワイヤが挿入される。これにより、弁体4が傷つけられることが防止される。
【0035】
第2ポート31に挿入されたガイドワイヤは、ガイドチューブ5によって(ガイドチューブ5の内腔を通って)穿刺針7のハブ72まで導かれ、針71の内腔を通り、血管に挿入される。
このように、ガイドワイヤ挿入具1は、ガイドチューブ5の他端が嵌合部21から突出していることにより、確実にガイドワイヤ5を穿刺針7の内部に導くことができる。
【0036】
[6]穿刺針7の針先が血管内に到達していることが確認できない場合には、一旦穿刺針7を抜き出した後に、再度、上記[2]〜[4]の操作をこの順に行う。
[7]そして、穿刺針7の針先が血管内に到達していることが確認できた場合には、上記[5]の操作を行って、ガイドワイヤを血管内に挿入する。
【0037】
[8]上記[6]の操作を繰り返し行っても、穿刺針7の針先が血管内に到達していることが確認できない場合には、筒状体2やシリンジ8の内部に血液が溜まり、血栓を形成してしまう。このような場合には、シリンジ8を一旦取り外して、シリンジ8の外筒81内の血液を排出し、生理食塩水、ヘパリン添加生理食塩水等の洗浄液を充填し、再度、シリンジ8を筒状体2の第1ポート22に接続して、筒状体2の内部に洗浄液を排出(フラッシュ)することにより、筒状体2の内部の血液を洗浄する。
【0038】
この際に、洗浄液は、筒状体2の内部における第1ポート22から嵌合部21に流れるとともに、第1ポート22から分岐管3における内壁33とガイドチューブ5の間の空間に流れる。
【0039】
そして、嵌合部21に流れた洗浄液は、穿刺針7のハブ72を通り、筒状体2内の血液と一緒に針71からガイドワイヤ挿入具1の外部に排出する。
また、分岐管3に流れた洗浄液は、分岐管3内の血液と一緒に側孔51からガイドチューブ5の内部に流入し、ガイドチューブ5の案内部53から流出して、穿刺針7のハブ72を通り、分岐管3およびガイドチューブ5内の血液と一緒に針71からガイドワイヤ挿入具1の外部に排出する。
【0040】
このように、ガイドワイヤ挿入具1は、ガイドチューブ5が分岐管3の内壁33から離間するように設けられていることにより、側孔51に洗浄液を導くことができる。
【0041】
また、ガイドワイヤ挿入具1は、ガイドチューブ5が側孔51を有することにより、ガイドチューブ5の内部に溜まった血液を洗浄液によって排出することができる。
さらに、ガイドワイヤ挿入具1は、ガイドチューブ5の側孔51が第2ポートの近傍に設けられていることにより、ガイドチューブ5の内部に溜まった血液をほぼ全て排出することができる。
【0042】
以上、本発明のガイドワイヤ挿入具を添付図面に示す好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明のガイドワイヤ挿入具は、これに限定されるものではない。
例えば、上述したガイドワイヤ挿入具1では、ガイドチューブ5の固定部51を肉厚が偏った筒状とすることによって、ガイドチューブ5が分岐管3の内壁33から離間するような構成とし、ガイドチューブ5と分岐管3の内壁33との間に洗浄液の通路を形成したが、ガイドチューブ5の外径と分岐管3の内径とを調整して、ガイドチューブ5の外面と分岐管3の内面との間に洗浄液の通路を形成してもよい。
【0043】
【発明の効果】
上述したように、本発明のガイドワイヤ挿入具は、ガイドチューブが側孔を有することにより、ガイドチューブの内部に溜まった血液を洗浄液によって排出することができ、また、確実にガイドワイヤを血管内に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のガイドワイヤ挿入具を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明のガイドワイヤ挿入具に用いるガイドチューブの外観図である。
【図3】図3は、本発明のガイドワイヤ挿入具に穿刺針およびシリンジを接続した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドワイヤ挿入具
2 筒状体
21 嵌合部
22 第1ポート
3 分岐管
31 第2ポート
32 装着部
33 内壁
4 弁体
5 ガイドチューブ
51 固定部
52 側孔
53 案内部
6 キャップ
7 穿刺針
71 針
72 ハブ
8 注射筒(シリンジ)
81 外筒
82 ガスケット
83 押子(プランジャ)

Claims (4)

  1. 一端に穿刺針が装着される嵌合部を有し、他端に注射筒が接続される第1ポートを有する筒状体と、
    前記筒状体から分岐し、末端にガイドワイヤが導入される第2ポートを有する分岐管と、
    前記第2ポートの近くに装着された弁体と、
    一端が前記弁体に密着するように前記分岐管の内部に固定され、前記嵌合部に向かって延びるガイドチューブとを備えるガイドワイヤ挿入具であって、
    前記ガイドチューブは、前記分岐管内に連通する側孔を有することを特徴とするガイドワイヤ挿入具。
  2. 前記側孔は、前記ガイドチューブの固定部の近くに設けられている請求項1に記載のガイドワイヤ挿入具。
  3. 前記ガイドチューブは、その他端が前記嵌合部から突出している請求項1または2に記載のガイドワイヤ挿入具。
  4. 前記ガイドチューブは、前記分岐管の内壁から離間するように設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載のガイドワイヤ挿入具。
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