JP2004244810A - 視線誘導標識 - Google Patents

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健 金子
Kazuya Ishino
数也 石野
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Abstract

【課題】確実なる誘導とメンテナンス性や耐久性の向上
【解決手段】筒体からなる本体2と、この本体2の上端開口部を閉塞する頭部と3、本体2の下端開口部を閉塞する底蓋10と、本体2の外周部に配設する発光部6とを備えると共に、この発光部6の複数の光源体6aに接続する回路基板7,及び当該回路基板7と少なくとも二つの外部機器とを電気的に接続する為の結線手段8を本体2の内部に備える誘導標識柱1を複数配置し、これら各誘導標識柱1同士を夫々の結線手段8で電気的に接続すると共に、これら各誘導標識柱の点灯制御を行う制御装置を何れかの誘導標識柱1の結線手段8に接続すること。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車道,駐車場,公園やアミューズメント施設等において人の視線誘導を図る為の標識であって、路面等の平面上での設置場所が確保し得ない場合にガードレールや壁面等に設置される視線誘導標識に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視線誘導を行う為の標識としては、例えば特許第2555855号公報、特許第2975561号公報に開示された誘導標識柱がある。これら各誘導標識柱は、台座を介して路面等の平面上に設置され、光源の点灯や点滅を行うことで人の誘導を行う標識であって、車輌等の衝突による破損を防止する為に屈曲性や自己復元性を備えたものである。ここで、このような誘導標識柱は、平面上に設置する為に柱本体の径よりも大きな台座を介さなければならず、その設置場所如何では台座の取り付け場所が確保できないこともある。これが為、近年、かかる状況下においては、そのような台座を用いずにガードレールや壁面に取り付けるタイプの発光式デリニエータ(視線誘導標)も使用されている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2555855号公報
【特許文献2】
特許第2975561号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、視線誘導標識は、視線の誘導を主たる目的とし、且つ屋外に設置するものであるので、その視認性を確保して確実に誘導し得ることが必要であり、更にはメンテナンス性や耐久性に優れるものであることも必要とされる。しかしながら、上記従来例の誘導標識柱は、個別に点灯や点滅を行うものであり、複数設置されると夫々が不規則に点滅するので、どのような誘導を行っているのかを認識し難い、という不都合があった。また、上記従来例の発光式デリニエータは、例えばガードレールにおける車道の反対側への取り付けが一般的であることから、車輌の衝突による破損まで想定した設計が為されていないのが現状であるので、衝突時の自己復元等の耐久性,万が一破損や故障した場合のメンテナンス性に欠ける、という不都合があった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、確実なる誘導ができ、且つメンテナンス性や耐久性に優れる視線誘導標識を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為、本発明では、筒体からなる本体と、この本体の上端開口部を閉塞する頭部と、前記本体の下端開口部を閉塞する底蓋と、前記本体の外周部に配設する発光部とを備えると共に、この発光部の複数の光源体に接続する回路基板,及び当該回路基板と少なくとも二つの外部機器とを電気的に接続する為の結線手段を前記本体の内部に備える誘導標識柱を複数配置し、これら各誘導標識柱同士を夫々の前記結線手段で電気的に接続すると共に、これら各誘導標識柱の点灯制御を行う制御装置を何れかの誘導標識柱の結線手段に接続している。
【0007】
また、上記目的を達成する為、他の本発明では、筒体からなる本体と、この本体の上端開口部を閉塞する頭部と、前記本体の下端開口部を閉塞する底蓋と、前記本体の外周部に配設する発光部とを備えると共に、この発光部の複数の光源体に接続する回路基板,及び当該回路基板と少なくとも二つの外部機器とを電気的に接続する為の結線手段を前記本体の内部に備える誘導標識柱を複数配置し、これら各誘導標識柱同士を夫々の前記結線手段で電気的に接続すると共に、何れかの誘導標識柱の回路基板を前記各誘導標識柱の点灯制御を行う制御基板としている。
【0008】
ここで、上記本発明において、屈曲し、自己復元可能な弾性力を有する材料で本体を成形することが好ましく、また、誘導標識柱は、その本体,頭部,発光部及び回路基板の間がシール構造であることが好ましい。更にまた、光源体はLEDであることが好ましい。
【0009】
更に、誘導標識柱の本体を円筒とし、この誘導標識柱に、取付対象に固定する為の着脱自在で且つ弛緩時に本体を周方向に回動可能な固定手段を設けてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る視線誘導標識について説明する。
本発明に係る視線誘導標識の第一実施形態について図1 を用いて説明する。
【0011】
本実施形態の視線誘導標識は、図1に示す誘導標識柱1を複数配置して構成される標識であって、例えば図8に示す如く各誘導標識柱1が所定の間隔を設けて車道の高欄やガードレールに取設されたものである。以下、その誘導標識柱1について図1から図5を用いて説明する。
【0012】
本実施形態の誘導標識柱1は、図1に示す如く、両端が開口した円筒状の筒体からなる本体2と、この本体2の上端を閉塞する頭部3と、その本体2の下部に設けた固定用ベース4と、この固定用ベース4に取り付けて本体2を保持する一方、ガードレール等の標識柱取付対象に固定する為の標識柱固定手段5とを備える。
【0013】
本実施形態の本体2は、例えば下記の表1に示す如き物性の熱可塑性ポリウレタンで成形される。尚、かかる材料に限らず、ゴム弾性体等の屈曲し、自己復元可能な他の材料で成形してもよい。
【0014】
【表1】
Figure 2004244810
【0015】
また、本実施形態の頭部3は、本体2内への雨水等の侵入を防止する為に、防水性を確保し得る材料、例えば下記の表2に示す如き物性の発泡ウレタンを本体2内に充填して本体2に対して一体的に成形している。尚、ここでの頭部3は、図3に示す如く、本体2の内部の後述する発光部6及び発光ユニット7を内包するように成形され、その破損・故障の防止やシール部材としての防水を図っている。尚、かかる内包部分は、発泡ウレタン等の発泡体に限らず弾性を有するもの,即ち弾性体であってもよい。
【0016】
【表2】
Figure 2004244810
【0017】
また、本実施形態の固定用ベース4は、図3に示す如く、内径が本体2の内径よりも小さく且つ外径が本体2の外径よりも大きい第一リング部4aと、この第一リング部4aから垂設された第一筒部4bと、この第一筒部4bの外側に当該第一筒部4bと同一方向に垂設された第二筒部4cと、この第二筒部4cの自由端から第一リング部4aに対向するよう垂設された第二リング部4dとを有する、例えば下記の表3に示す如き物性の熱可塑性ポリウレタンで一体成形されたものである。
【0018】
【表3】
Figure 2004244810
【0019】
ここで、上記第一筒部4bの外径は本体2の内径に、上記第二筒部4cの内径は本体2の外径に対応するよう形成されており、図3に示す如くその第一及び第二の筒部4b,4cの間に形成される円形の溝に本体2の下端を嵌合することによって、固定用ベース4が本体2に取り付けられている。また、その第一筒部4bの内面にはその一周に渡って図5に示す溝4eが形成されており、この溝に後述する底蓋10が嵌合される。尚、底蓋10を嵌合し易くする為に、第一リング部4aの内縁部分には図4に示す如き切り欠き4fが複数形成されている。
【0020】
尚、ここでは固定用ベース4を本体2と別体のものとして例示しているが、これらは一体的に成形されていてもよい。
【0021】
次に、本実施形態の標識柱固定手段5は、図1及び図2に示す如く、固定用ベース4の第二筒部4cの側面を挟持する略C字型の帯部5a,この帯部5aの二つの自由端から夫々延設した対向する平面部5b及び帯部5aに設けた標識柱取付対象への固定部5cと、各平面部5bの貫通孔(図示略)に挿通して帯部5aを固定用ベース4に締め付ける螺子部5dとを有する。ここで、その帯部5a,平面部5b及び固定部5cは、例えば上記固定用ベース4と同様の材料で成形してもよく、金属で形成してもよい。このような標識柱固定手段5によれば、帯部5aが固定用ベース4の第一及び第二のリング部4a,4dで係止されるので、螺子部5dを緩めることにより本体2を回動させることができ、これにより発光部6の向きを自由に変更することができる。
【0022】
尚、この図1及び図2に示す標識柱固定手段5は固定部5cを傾斜させているが、例えば高欄の側壁に取り付けるのであれば、例えば図6及び図7に示す標識柱固定手段15が好ましい。この標識柱固定手段15は、上記標識柱固定手段5と同様の帯部15a,平面部15b及び螺子部15dを備えており、その帯部15aに図7に示す如き二つのL字部材15cが設けられた固定部15cを有するものである。ここで、各L字部材15cは、一方の平面を密着させ、他方の平面を面一にしている。そして、夫々の各L字部材15cの面一部分には、取付対象への取り付けに用いる螺子部材を挿通する貫通孔15cが形成されている。
【0023】
更に、この誘導標識柱1は、本体2の側面に形成した開口部(図示略)に嵌合される図1に示す発光部6を備えている。この発光部6は、図1〜図3に示す如く、複数のLED6aと、これら各LED6aを収納する方状の箱体6bとを有しており、その各LED6aは、本体2の内部に配設された図3に示す発光ユニット7内の回路基板(図示略)に接続される。ここで、上記LED6aは、全てが同一色のものであってもよく、複数の色を組み合わせてもよい。例えば複数色のLED6aが具備された誘導標識柱1であれば、より効果的に注意喚起等を行うことが可能となる。尚、発光部6と発光ユニット7は上記の如く別体のものとしてもよいが、これらを一体としたものを発光ユニットとして設けてもよい。
【0024】
また、図3に示す如く、その回路基板からは信号線7aが延設されており、この信号線7aは、本体2内のコネクタ8を介して他の誘導標識柱1の回路基板に接続される。尚、この信号線7aには、コネクタ8を構成する雌雄何れかのコネクタ構成部材が設けられている。
【0025】
ここで、かかる誘導標識柱1同士の接続は、そのコネクタ8の他方のコネクタ構成部材が設けられた図3に示す電線9により行われる。本実施形態にあっては、二本の他の誘導標識柱1との接続を図る為に、二本の電線9が設けられている。具体的には、前述した固定用ベース4の溝4eには円盤状の底蓋10が嵌合されており、この底蓋10に形成した二つの貫通孔(図示略)を通って上記各電線9が他の誘導標識柱1の回路基板に接続されている。より具体的に説明すると、その底蓋10の各貫通孔には図3に示すボックスコネクタ11が具備されており、各電線9を夫々通した図3に示す電線管12がそのボックスコネクタ11に接続されている。尚、このボックスコネクタ11と電線管12の接続は、本体2の底部ではなく、本体2の側面で行ってもよい。
【0026】
また、本実施形態の底蓋10には、本体2の内部と外部とを連通する少なくとも一つの貫通孔が形成されている。このような貫通孔を設けることによって、例えば車輌等が本体2に接触して屈曲したとしてもその貫通孔から本体2内の空気が外部に逃げるので、本体2の破損をより有効に防止し得る。例えば、ここでは図4に示す如く二つの貫通孔10aが設けられている。ここで、この貫通孔10aは、本体2内の結露防止としての働きも兼ねている。
【0027】
更に、この誘導標識柱1には、上記LED6aの電源として図1及び図2に示す太陽電池13が頭部3に設けられている。このように、誘導標識柱1が太陽電池13を具備することは例えば商用電源等の外部電源を確保できない場合に有効であるが、外部電源が確保できるのであれば必ずしも太陽電池13は具備せずともよい。尚、外部電源からの電源供給は、夫々の誘導標識柱1が具備する上記電線9から行えばよい。
【0028】
上記の如き誘導標識柱1は、その設置時に、信号線7a側のコネクタ8(例えば雌コネクタ)と各電線9側のコネクタ8(例えば雄コネクタ)とを接続し、底蓋10に電線9,電線管12及びボックスコネクタ11がセットされている状態で図5に示す矢印Lの如く下方から底蓋10を固定用ベース4の溝4eに嵌合して図3に示す如き標識柱を成す。その後、標識柱固定手段5を固定用ベース4に取り付けて、ガードレール等の取り付け対象に固定する。このような取り付けを全ての誘導標識柱1について行い、前述した図8に示す如く各誘導標識柱1が所定の間隔を設けて車道の高欄やガードレールに取設され、視線誘導標識を構成する。
【0029】
ここで、本実施形態の視線誘導標識における夫々の誘導標識柱1の点灯制御は、これら各誘導標識柱1とは別に設けた図示しない制御装置により行う。例えば、この制御装置は、連設された各誘導標識柱1の一端に位置する誘導標識柱1の電線9に接続する。また、この点灯制御は、誘導標識柱群の一端に位置する誘導標識柱1が具備する発光ユニット7の回路基板により行ってもよい。
【0030】
かかる点灯制御のパターンとしては、例えば図9(a)に示す如く全ての誘導標識柱1において点灯と消灯を繰り返す,又は隣接する誘導標識柱1同士において一方は点灯し、他方は消灯している同期点滅パターン、図9(b)に示す如く全ての誘導標識柱1において一つのLED6aを点灯させ(点灯1)、次に他のLED6aを点灯させる(点灯2)如く、点灯1〜点灯4を繰り返す遅延点滅パターン、図9(c)に示す如く全ての誘導標識柱1において上段のLED6aの点灯、下段のLED6aの点灯を繰り返す交互点滅パターン等がある。また、各誘導標識柱1の内の何れかを指定して点灯、点滅を行わせることも可能である。
【0031】
尚、点灯制御を行うシステムとしては、例えば特開平11−328588号公報に開示された方法が考えられ、かかる方法により、誘導標識柱1単体、隣接する誘導標識柱1間の点滅を問わず、種々の点滅を行うことができる。
【0032】
以上示した如く、本実施形態の視線誘導標識によれば、誘導標識柱1同士を夫々の電線9で連結して点灯制御を行っており、夫々の誘導標識柱1間における同期点滅、遅延点滅、交互点滅ができ、また個別に点灯、点滅を行うこともできるので、視線誘導をより効果的に行うことができる。また、光源としてLED6aを複数設けているので、また異なる色のLED6aを組み合わせることもできるので、一つの誘導標識柱1においての種々の点滅切り替えが可能であり、設置場所や目的に応じた点灯、点滅を行うことができる。また、光源をLED6aとしたことから、その耐久性にも優れる。
【0033】
更に、誘導標識柱1同士の結線を夫々の本体2内で行え、且つ雨水等の浸入の無い構造としているので、設置作業が容易で且つメンテナンス性や耐久性にも優れる。また、本体2を柔軟な構造にしているので、車輌衝突等による発光ユニット7等の内部機器や結線部分への衝撃が緩和され、これらを保護することができる。そして、これにより本体2だけでなく、内部機器や結線部分の破損や故障を防ぐことができる。
【0034】
また、誘導標識柱1を設置する際に接着剤を使用せず、容易に製作し得る固定部品で取り付けるので、様々な設置場所、設置方法に容易に対応することが可能である。尚、その固定部品は、既製品を使用してもよい。
【0035】
次に、本発明に係る視線誘導標識の第二実施形態を例示する。本実施形態と第一実施形態の視線誘導標識の異なる点は、第一実施形態の誘導標識柱1の発光部6を二つ設けた図10に示す誘導標識柱21で視線誘導標識を構成した点にある。
【0036】
次に、本発明に係る視線誘導標識の第三実施形態を例示する。本実施形態と第一実施形態の視線誘導標識の異なる点は、第一実施形態の誘導標識柱1の本体2内に図11に示す電気絶縁材32を充填した誘導標識柱31で視線誘導標識を構成した点にある。例えばその電気絶縁材32としては、充填後に硬化してゼリー状になるものを用いることが好ましい。
【0037】
このように電気絶縁材32を充填することにより、コネクタ8部分(即ち結線部分)の絶縁を図りつつ、防水性を高めることができる。また、この電気絶縁材32が緩衝体として作用することにより、第一実施形態の誘導標識柱1と比して、より効果的に内部機器や結線部分の衝撃の緩和及び保護を行うことができる。尚、上記電気絶縁材32は、本体2内に充満させてもよく、内部機器や結線部分等の所望の部分のみに充填してもよい。
【0038】
次に、本発明に係る視線誘導標識の第四実施形態を例示する。本実施形態と第一実施形態の視線誘導標識の異なる点は、第一実施形態の誘導標識柱1の本体2の外周部分に図12及び図13に示す再帰性反射シート42を貼着した誘導標識柱41で視線誘導標識を構成した点にある。これによれば、夜間の視認性をより向上させることができる。尚、その再帰性反射シート42の形状や貼着位置は図示するものに限定するものではない。
【0039】
次に、本発明に係る視線誘導標識の第五実施形態を例示する。本実施形態と第一実施形態の視線誘導標識の異なる点は、第一実施形態の頭部3に替えて図14〜図16に示すキャップ52を頭部として本体2の上部に被せ、本体2,発光部6,発光ユニット7及びキャップ52間に図16に示す如くシール部材53を充填した誘導標識柱51で視線誘導標識を構成した点にある。例えばそのキャップ52は低硬度ポリウレタンで成形され、シール部材53としてはシリコンや発泡体等を用いる。このようなシール部材53により、本体2内への雨水等の浸入を防止できる。尚、本実施形態にあっても第一実施形態と同様に太陽電池13がキャップ52上に配設されているが、これに替えて外部電源を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明に係る視線誘導標識は、誘導標識柱同士を電気的に接続して点灯制御を行っているので、例えば夫々の誘導標識柱1間における同期点滅、遅延点滅、交互点滅ができ、また個別に点灯、点滅を行うこともできる。更に、誘導標識柱同士の結線を夫々の本体内で行え、またその本体内をシール構造にすることにより、雨水等の浸入を防ぐことができ、設置作業が容易で且つメンテナンス性や耐久性にも優れる。
【0041】
また、本体が柔軟であるので、車輌衝突等による回路基板等の内部機器や結線部分への衝撃が緩和され、これらを保護することができる。そして、これにより本体だけでなく、内部機器や結線部分の破損や故障を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視線誘導標識を構成する誘導標識柱の第一実施形態を示す正面図である。
【図2】第一実施形態の誘導標識柱の上面図である。
【図3】第一実施形態の誘導標識柱の側面図である。
【図4】図3に示す第一実施形態の誘導標識柱を下方から見た底面図である。
【図5】第一実施形態の誘導標識柱の内部を示す説明図である。
【図6】第一実施形態の誘導標識柱が具備する固定手段の他の例を示す正面図である。
【図7】図6に示す誘導標識柱の上面図である。
【図8】本発明に係る視線誘導標識の設置例を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る視線誘導標識の点灯・点滅パターンを説明する説明図である。
【図10】本発明に係る視線誘導標識を構成する誘導標識柱の第二実施形態を示す図である。
【図11】本発明に係る視線誘導標識を構成する誘導標識柱の第三実施形態を示す図である。
【図12】本発明に係る視線誘導標識を構成する誘導標識柱の第四実施形態を示す正面図である。
【図13】第四実施形態の誘導標識柱の側面図である。
【図14】本発明に係る視線誘導標識を構成する誘導標識柱の第五実施形態を示す正面図である。
【図15】第五実施形態の誘導標識柱の上面図である。
【図16】第五実施形態の誘導標識柱の内部を示す説明図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51 誘導標識柱
2 本体
3 頭部
4 固定用ベース
5,15 標識柱固定手段
6 発光部
6a LED
7 発光ユニット
7a 信号線
8 コネクタ
9 電線
10 底蓋
11 ボックスコネクタ
12 電線管
42 再帰性反射シート
52 キャップ
53 シール部材

Claims (7)

  1. 筒体からなる本体と、該本体の上端開口部を閉塞する頭部と、前記本体の下端開口部を閉塞する底蓋と、前記本体の外周部に配設する発光部とを備えると共に、該発光部の複数の光源体に接続する回路基板,及び当該回路基板と少なくとも二つの外部機器とを電気的に接続する為の結線手段を前記本体の内部に備える誘導標識柱を複数配置し、
    これら各誘導標識柱同士を夫々の前記結線手段で電気的に接続すると共に、該各誘導標識柱の点灯制御を行う制御装置を何れかの誘導標識柱の結線手段に接続することを特徴とした視線誘導標識。
  2. 筒体からなる本体と、該本体の上端開口部を閉塞する頭部と、前記本体の下端開口部を閉塞する底蓋と、前記本体の外周部に配設する発光部とを備えると共に、該発光部の複数の光源体に接続する回路基板,及び当該回路基板と少なくとも二つの外部機器とを電気的に接続する為の結線手段を前記本体の内部に備える誘導標識柱を複数配置し、
    これら各誘導標識柱同士を夫々の前記結線手段で電気的に接続すると共に、何れかの誘導標識柱の回路基板を前記各誘導標識柱の点灯制御を行う制御基板とすることを特徴とした視線誘導標識。
  3. 前記誘導標識柱は、その本体を、屈曲し、自己復元可能な弾性力を有する材料で成形することを特徴とした請求項1又は2に記載の視線誘導標識。
  4. 前記誘導標識柱は、その本体,頭部,発光部及び回路基板の間がシール構造であることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の視線誘導標識。
  5. 前記シール構造は、前記本体,頭部,発光部及び回路基板の間を発泡体や弾性体等のシール部材で充填することにより成すことを特徴とした請求項4記載の視線誘導標識。
  6. 前記光源体は、LEDであることを特徴とした請求項1から5の何れかに記載の視線誘導標識。
  7. 前記誘導標識柱は、その本体が円筒であり、該誘導標識柱の取付対象に固定する為の着脱自在で且つ弛緩時に前記本体を周方向に回動可能な固定手段を有することを特徴とした請求項1から6の何れかに記載の視線誘導標識。
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