JP2004243114A - 多節機構として並進運動および回転運動する結合体 - Google Patents

多節機構として並進運動および回転運動する結合体 Download PDF

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Abstract

【課題】踵接地の際の膝折れを防止し、つま先離れの際にスムーズに膝折れし立脚期から遊脚期への移行がスムーズにでき、有効な立曲げができ、しかも、立曲げとその後の伸展における腿支持部の重心位置の上下動を低減する。
【解決手段】結合体が関節構成部(2、5、6、7、8、9)からなり、装着者の荷重が作用するとき、結合体が関節構成部2を固定節とする多節機構として並進運動および回転運動することにより、結合体に連結された前部リンク3と後部リンク4の連結部が屈曲(立曲げ)および伸展に応じて上下左右に移動し目的を達成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は膝関節を備える義足に関し、特に、装着者の荷重が前部リンクおよび後部リンクを通して結合体に作用するとき、多節機構として並進運動および回転運動する結合体に関する。
一般に、膝関節を備える義足は、装着者の断端を受ける腿支持部と地面に接地する足部、そして、この腿支持部と足部との間に位置し、両部の屈曲および伸展を可能とする膝関節とを備える。この種の義足の代表例は大腿義足である。
腿支持部と足部との間の膝の部分に位置する膝関節の構造として、1本の回転軸を中心に動き、膝関節の屈曲の角度が変わっても常に回転中心は一定である単軸と、複数の節(つまり、多節)を含み、膝関節の屈曲の角度に応じて回転中心が変化する多軸との2種類があり、ここでは、多軸あるいは多節を含むものを対象とする。なぜなら、多節の膝関節は、屈曲角度により回転中心あるいは瞬間回転中心の移動をおこなう運動をとることにより、立脚期における構造的膝安定、つまり、足部の踵が地面に接地し、膝関節に装着者の荷重が加わった瞬間の膝折れを防ぐ、膝折れ防止効果を得られるためである。こうした考えは、たとえば特許文献1が示すように、かなり以前から知られている。
USP2,638,605号
こうした多節の膝関節について、さらなる改良を図ることを考えた。改良の第1の視点は、踵接地の際の膝折れ防止と、つま先離れの際のスムーズな膝折れを実現するという視点である。従来から多く用いられている多節の膝関節である4節リンク機構を用いて説明をおこなう。4節リンク機構は、腿支持部に固定される上部リンクと、足部に固定される下部リンクと、上部リンクおよび下部リンクにそれぞれ連結される前部リンクと後部リンクの4つのリンクからなり、瞬間回転中心は、前部リンクの延長線と後部リンクの延長線との交点に相当する。膝折れ防止効果は瞬間回転中心を膝関節のより上方、特には上方かつ後方に位置するように4節リンク機構を構成すれば大きくなるが、そのような4節リンク機構にした場合、つま先離れの際のスムーズな膝折れができなくなる。逆に瞬間回転中心を膝関節の近くに位置するように4節リンク機構を構成すれば、つま先離れの際のスムーズな膝折れは生じやすくなるが、踵接地の際の膝折れ防止効果は得られなくなる。このように、4節リンク機構の膝関節では踵接地の際の膝折れ防止と、つま先離れの際のスムーズな膝折れとが二律背反事項となる。
上記の二律背反事項を緩和するものとして、USP5,181,931号(特開平5−146号に対応)には4節リンク機構の後部リンクの長さを装着者の荷重により収縮させるようにしたものが提案されている。しかし、この装置では後部リンクの片方の連結部をスライドさせて、後部リンクの長さを収縮伸長させるためのスライダ機構が必要になり、連結部が軸だけの多節の膝関節に比べて耐久性に問題があった。
そこで、本発明は、スライダ機構のない可動部が軸だけの多節の膝関節を用いて、踵接地の際の膝折れ防止と、つま先離れの際にスムーズに膝折れできる、多節の膝関節を提供することを第1の目的とする。
改良の第2の視点は、立脚期の初期段階、つまり足部の踵が地面に接地する当初における膝関節の屈曲(立曲げ、stance flexion)を有効に達成させるという視点である。この立曲げには、いくつかの技術的な意義、すなわち、義足による歩行の姿(歩容)を健常者の歩容に近づけること、踵接地の際の衝撃を吸収し緩和すること、装着者の重心位置の上下動を低減し装着者を疲れにくくすること、さらには、股関節の筋肉の負担を軽減すること、などの意義がある。
この第2の視点からの改良技術としては、USP5,314,498号(特表平5−505745号に対応)、USP5,545,232号(特開平8−33663号に対応)やUSP5,645,590号などが知られている。しかし、これらの技術は弾性体の変形により立曲げを実現しており、立曲げ後の膝関節の伸展力は弾性体の反発力に依存しているため、立曲げ角が大きくなればなるほど、装着者の荷重による膝関節屈曲モーメントが大きくなり、立曲げ後の膝関節の伸展にわずかながら不安が否めない。多節の膝関節では、膝関節を完全に伸展した際に瞬間回転中心が最も膝関節に近づくため、膝関節が屈曲した状態ではつま先離れの際のスムーズな膝折れは困難となる。弾性体の反発力以外に立脚期中に踵からつま先に向う装着者の荷重移動が膝関節の伸展要素として考えられるが、荷重移動のエネルギは上向きの力が得られないため、立曲げの際に腿支持部の重心位置がいったん下に落ち込むと、装着者の荷重移動により膝関節を伸展させることは困難であった。
そこで、本発明では有効な立曲げを実現し、しかも、立曲げとその後の伸展における腿支持部の重心位置の上下動を低減する、多節の膝関節を提供することを第2の目的とする。
本発明では、上記第1および第2の目的を達成するため、請求項1は、関節構成部(2、5、7、8)からなり、前部リンク3および後部リンク4の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を有し、関節構成部2を固定節とする結合体において、関節構成部2は、関節構成部5と、関節構成部7の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部5は、関節構成部2と、関節構成部8の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部7は、関節構成部2と、関節構成部8と、後部リンク4の下方の連結部の、3つに回転可能に連結される3の連結部を有し、関節構成部8は、関節構成部5と、関節構成部7の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、さらに、前部リンク3の下方の連結部が、関節構成部8の有する2つの連結部のうち関節構成部5と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして回転可能に連結され、この結合体に荷重が前部リンク3および後部リンク4を通して作用するとき、結合体が関節構成部(2、5、7、8)を節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする4節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。ここで連結部とは少なくとも2つの、リンク、節および関節構成部を回転可能に連結する1つの接合部分のことであり、また、ここでリンクとは連結部を両端に有す部材であり、節とは少なくとも2つの連結部を有す部材であり、関節構成部とは少なくとも1つの節からなり結合体を構成するものをいう。
請求項2は、請求項1記載の結合体において、関節構成部8が、3つの連結部を有し、関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前部リンク3の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を1つ有することを特徴とする、結合体である。
請求項3は、請求項1記載の結合体において、さらに関節構成部(6、9)を設けた結合体で、関節構成部2は、関節構成部(5、6、7)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、関節構成部5は、関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部6は、関節構成部(2、9)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部7は、関節構成部(2、8、9)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、関節構成部8は、関節構成部(5、7)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、さらに、前部リンク3の下方の連結部が、関節構成部8の有する2つの連結部のうち関節構成部5と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして回転可能に連結され、関節構成部9は、少なくとも関節構成部(6、7)の2つに回転可能に連結される少なくとも2つの連結部を有し、また、後部リンク4の下方の連結部が、関節構成部9の有する連結部のいずれか1つと回転可能に連結され、この結合体に荷重が前部リンク3および後部リンク4を通して作用するとき、結合体が関節構成部(2、5、6、7、8、9)を節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする多節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。
請求項4は、請求項2記載の結合体において、さらに関節構成部(6、9)を設けた結合体で、関節構成部2は、関節構成部(5、6、7)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、関節構成部5は、関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部6は、関節構成部(2、9)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部7は、関節構成部(2、8、9)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、関節構成部8は、関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前部リンク3の下方の連結部と回転可能に連結される連結部の3つの連結部を有し、関節構成部9は、少なくとも関節構成部(6、7)の2つに回転可能に連結される少なくとも2つの連結部を有し、また、後部リンク4の下方の連結部が、関節構成部9の有する連結部のいずれか1つと回転可能に連結され、この結合体に荷重が前部リンク3および後部リンク4を通して作用するとき、結合体が関節構成部(2、5、6、7、8、9)を節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする多節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。
請求項5は、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体において、関節構成部9が、3つの連結部を有し、関節構成部(6、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、後部リンク4の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を1つ有することを特徴とする、結合体である。
請求項6は、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体において、結合体に含まれる関節構成部2および関節構成部7が、それぞれ3つの連結部を有し、関節構成部2が関節構成部(5、6)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部7と回転可能に連結される連結部を1つ有す1つの節からなり、関節構成部7が関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部2と回転可能に連結される連結部を1つ有す1つの節からなるとき、結合体が関節構成部(2、5、6、7、8、9)のそれぞれを1つの節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする6節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。
請求項7は、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体において、結合体に含まれる関節構成部2および関節構成部7が、それぞれ4つの連結部を有し、関節構成部2が関節構成部(5、6)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部7と回転可能に連結される連結部を2つ有す1つの節からなり、関節構成部7が関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部2と回転可能に連結される連結部を2つ有す、つまり、関節構成部7が、関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部を有する節と、関節構成部2と連結される2つの連結部のうち一方の連結部と、関節構成部8と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節と、関節構成部2と連結される2つの連結部のうちもう一方の連結部と、関節構成部9と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節の、3つの節からなるとき、結合体が関節構成部(2、5、6、8、9)のそれぞれを1つの節とし、関節構成部7を3つの節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする8節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。
請求項8は、請求項1から7のいずれか1項に記載の結合体において、荷重に応じて結合体が多節機構として並進運動および回転運動するとき、結合体の少なくとも1つの連結部の回転を制限する少なくとも1つのストッパを備えることを特徴とする、結合体である。
請求項9は、請求項1から7のいずれか1項に記載の結合体において、荷重に応じて結合体が多節機構として並進運動および回転運動するとき、結合体の少なくとも1つの連結部の回転を弾性変形しつつ制限する少なくとも1つの弾性体を備えることを特徴とする、結合体である。ここで、弾性体としては、ゴムであってもバネやダンパであってもよく、結合体の少なくとも1つの連結部の回転を弾性変形しつつ制限するための手段のすべてをいう。
以上述べたように本発明は、踵接地の際の膝折れを防止でき、つま先離れの際にスムーズに膝折れし立脚期から遊脚期への移行がスムーズにでき、有効な立曲げができ、しかも、立曲げとその後の伸展における腿支持部の重心位置の上下動を低減できるといった効果を奏する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。説明では膝関節を側面から見たとき、重なり合う位置にあり同じ動きをするリンク、節および関節構成部は同名称で1つのものとし、同軸線上に重なる連結部は1つの連結部として説明をおこなう。一実施例として図6に重なり合う位置にあり同じ動きをするリンク、関節構成部の一部を分解し、同軸線上に重なる連結部の軸線を一点鎖線で表した膝関節の部分分解図を示す。図1は本発明の望ましい一実施例を示す多節の膝関節の概要側面図である。図11は図1の実施例において立脚期から遊脚期にいたる瞬間回転中心の位置を示す動作分解図である。
まず、図1の一実施例を参照しながら、この発明を適用した義足の全体的な構成を明らかにする。装着者の荷重を受ける腿支持部Aと、この腿支持部Aに対し膝関節を介して連結される足部Bとを備える義足であって、膝関節は、腿支持部Aに固定される上部リンク1と、複数の関節構成部からなる結合体と、前部リンク3と後部リンク4、およびストッパS1とを備え、前部リンク3および後部リンク4の上方の連結部が上部リンク1に回転可能にそれぞれ連結され、ストッパS1は上部リンク1と前部リンク3のなす角度を所定角度以上に広がらないように制限し、結合体は関節構成部(2、5、6、7、8、9)からなり、それぞれ、関節構成部2は、関節構成部(5、6、7)の3つに回転可能に連結される3つの連結部を有し、関節構成部5は、関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部6は、関節構成部(2、9)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部7は、関節構成部(2、8、9)の3つに回転可能に連結される3つの連結部を有し、関節構成部8は、関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前部リンク3の下方の連結部と回転可能に連結される連結部の3つの連結部を有し、関節構成部9は、関節構成部(6、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、後部リンク4の下方の連結部と回転可能に連結される連結部の3つの連結部を有しており、この結合体に装着者の荷重が前部リンク3および後部リンク4を通して作用するとき、結合体が関節構成部(2、5、6、7、8、9)のそれぞれを1つの節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする6節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体である。
次に、図1の実施例を代表例として膝関節の動作を明らかにする。まず、膝関節の立脚期の初期段階における動作について多節の膝関節の側面図である図7、図8を参照し説明をおこなう。なお、これら多節の膝関節の側面図は図6の側面図であり、説明のため手前側に位置する前部リンク3および後部リンク4をリンクの中央部から下を切断、省略し、さらに手前側に位置する関節構成部2を省略し、また、ストッパ(S2a、S2b)と弾性体(E1、E2)を備えた多節の膝関節の側面図である。図7は、膝関節が伸展し結合体に装着者の荷重が加わっていない状態、つまり、足部Bの踵が地面に接地する直前の多節の膝関節の状態を示す側面図である。このとき前部リンク3の延長線と後部リンク4の延長線との交点である膝関節の瞬間回転中心は、図11の交点P1にある。図7の状態のとき、膝関節は完全に伸展した状態ではなく軽く屈曲した状態にあるため、その後の踵接地の瞬間に受ける衝撃を分散し装着者に伝わる衝撃をやわらげることができる。図8は、踵接地後における多節の膝関節の状態を示す側面図である。このときの膝関節の瞬間回転中心は、図11の交点P2にある。
図7から図8に示す状態へと移行する膝関節の動作について説明する。足部Bの踵が地面に接地し装着者の荷重が膝関節に作用するとき、装着者の重心位置は膝関節よりも後方に位置するため、前部リンク3よりも後部リンク4に多くの荷重が加わり、加わった荷重は後部リンク4を通して関節構成部9を回転させ、この回転により関節構成部7が関節構成部(2、7)を連結する連結部を中心として屈曲方向に回転し、さらに、関節構成部7の回転により関節構成部7に連結されている関節構成部8が回転するといった結合体の多節機構からなる動作により、膝関節が屈曲(立曲げ)する。このとき、弾性体E1が関節構成部(2、5)を連結する連結部の回転を弾性変形しつつ制限し、さらにストッパS2aが関節構成部(2、5)を連結する連結部の回転を制限することにより、膝関節の屈曲(立曲げ)角度が所定角度以上にならないよう制限される。関節構成部7の屈曲方向の回転に加え、関節構成部8と関節構成部9の回転により、図8に示すように屈曲(立曲げ)し、しかも、前部リンク3および後部リンク4の下方の連結部の間隔が狭くなるため前部リンク3と後部リンク4のなす角度が図7に示す踵接地前に比べて小さくなる。このため、前部リンク3の延長線と後部リンク4の延長線との交点である膝関節の瞬間回転中心は、図11に示す交点P1から膝関節の上方かつ後方に位置する交点P2に移動する。結果、有効な立曲げと踵接地の際の膝折れ防止を同時に実現することができる。
次に立脚期の中期段階、つまり、装着者の重心位置が膝関節の上に移動するまでの膝関節の動作について説明する。装着者の重心位置が膝関節の上に移動すると、膝関節は図7に示す状態にもどり、このときの膝関節の瞬間回転中心は、図11の交点P3にある。装着者の荷重が後部リンク4から前部リンク3に移動することにより、前部リンク3に加わる荷重が大きくなり、前部リンク3に加わった荷重は、前部リンク3を通して関節構成部8を回転させ、この回転により関節構成部7が関節構成部(2、7)を連結する連結部を中心として膝関節の伸展方向に回転し、さらに、関節構成部7の回転により関節構成部7に連結されている関節構成部9が回転するといった結合体の多節機構からなる動作により、膝関節が伸展する。このような、装着者の荷重移動による膝関節の伸展を可能にするためには、立脚期の初期段階の屈曲(立曲げ)時と、立脚期の中期段階の伸展時における腿支持部Aの重心位置の上下差、つまり、位置エネルギ差を小さくする必要があり、本発明では、前部リンク3および後部リンク4の下方の連結部を、屈曲(立曲げ)および伸展に応じて上下左右に移動させることにより、立曲げとその後の伸展における腿支持部Aの重心位置の上下動を低減することを実現している。また、腿支持部Aの重心位置の上下動を小さくすることは、装着者への負荷を軽減することにもなる。このように、立脚期中に踵からつま先に向う装着者の荷重移動により膝関節を伸展させることができるため、立曲げ角度を大きくすることが可能となり、健常者のように立脚期の早い段階で足部Bの足底全体を地面に接地させ、安定した状態で装着者の荷重を支えることができるようになる。
次に立脚期の後期段階、つまり、つま先離れの際における動作について図9を参照し説明をおこなう。このときの膝関節の瞬間回転中心は、図11の交点P4にある。立脚期の後期段階では装着者の重心位置は足部Bのつま先に移動し、さらに膝関節の伸展が進むが、弾性体E2が関節構成部(2、6)を連結する連結部の回転を弾性変形しつつ制限し、さらにストッパS2bが関節構成部(2、6)を連結する連結部の回転を制限することにより、膝関節の伸展角度が所定角度以上にならないよう制限される。最も膝折れが生じやすくなるのは、膝関節が完全に伸展する、つまり、装着者の重心位置がつま先にある図9に示す状態の時であり、このとき、前部リンク3および後部リンク4の下方の連結部の間隔が広くなるため前部リンク3と後部リンク4のなす角度が図7に示す立脚期の中期段階に比べて大きくなる。このため、前部リンク3の延長線と後部リンク4の延長線との交点である膝関節の瞬間回転中心は、図11に示す交点P3から膝関節の近くに位置する交点P4に移動する。結果、つま先離れの際のスムーズな膝折れを実現することができる。
また、立脚期の中期段階では、膝関節の瞬間回転中心は図11の交点P3に示すようにP4に比べ膝関節から離れた位置にあり、膝折れしにくい状態にあるため、地面に凹凸のある場所での歩行など、立脚期の中期段階で膝関節が外部から屈曲モーメントを受けた場合、容易に図8に示す膝折れ防止位置に移行できるので、凹凸のあるところでも安定した歩行をおこなうことができる。
このように、弾性体(E1、E2)を踵接地の際とつま先離れの際に別々に作用させることにより、それぞれの時期に適した膝関節の調整が可能となる。さらに、立脚期において瞬間回転中心の位置を大きく立脚期の初期段階、中期段階、後期段階の3つの段階に分けることができるため、膝関節の調整範囲が広がり、幅広い活動域に対応させることができる。
次に、遊脚期における動作について図10を参照し説明をおこなう。足部Bが地面から離れる遊脚期においては、上部リンク1、前部リンク3および後部リンク4が自由に変形し膝折れが起きる。また、この遊脚期では図6に示すダンパ装置Fによって、足部Bの蹴り上げおよび振り出しの運動がコントロールされる。
次に、図2を参照し、別の好ましい一実施例を説明する。図2の多節の膝関節の概要側面図では、実施例1で説明した結合体に含まれる関節構成部2および関節構成部7が、それぞれ4つの連結部を有し、関節構成部2が関節構成部(5、6)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部7と回転可能に連結される連結部を2つ有す1つの節からなり、関節構成部7が関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、関節構成部2と回転可能に連結される連結部を2つ有す、つまり、関節構成部7が、関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部を有する節と、関節構成部2と連結される2つの連結部のうち一方の連結部と、関節構成部8と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節と、関節構成部2と連結される2つの連結部のうちもう一方の連結部と、関節構成部9と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節の、3つの節からなるとき、結合体が関節構成部(2、5、6、8、9)のそれぞれを1つの節とし、関節構成部7を3つの節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする8節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体であり、実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、図3を参照し、さらに別の好ましい一実施例を説明する。図3の多節の膝関節の概要側面図では、結合体は関節構成部(2、5、7、8)からなり、関節構成部2は、関節構成部(5、7)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部5は、関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、関節構成部7は、関節構成部(2、8)と、後部リンク4の下方の連結部の、3つに回転可能に連結される3の連結部を有し、関節構成部8は、関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前部リンク3の下方の連結部と回転可能に連結される連結部の3つの連結部を有し、この結合体に装着者の荷重が前部リンク3および後部リンク4を通して作用するとき、結合体が関節構成部(2、5、7、8)を節とし、そのうち関節構成部2を固定節とする4節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする結合体であり、後部リンク4を通して作用する装着者の荷重を関節構成部9を介さず直接関節構成部7に作用させ、関節構成部7を回転させることで、結合体の関節構成部数を減らし結合体の簡略化および軽量化を図ることができる。
今までの実施例では、結合体に含まれる関節構成部(8、9)は、それぞれ3つの連結部を有していたが、関節構成部(8、9)の少なくとも1つが2つの連結部を有してもよく、関節構成部8が2つの連結部を有する場合は、関節構成部8の有する関節構成部(5、7)と連結される2つの連結部のうち関節構成部5と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして、前部リンク3の下方の連結部が回転可能に連結される。また、関節構成部9が2つの連結部を有する場合は、関節構成部9の有する関節構成部(6、7)と回転可能に連結される2つの連結部のいずれか1つと軸を共通にして、後部リンク4の下方の連結部が回転可能に連結される。図4に実施例1における変形例の1つとして、関節構成部8のみが2つの連結部を有し、関節構成部8の有する関節構成部(5、7)と連結される2つの連結部のうち関節構成部5と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして、前部リンク3の下方の連結部が回転可能に連結される組み合わせを示す。また、図5に実施例3における変形例として、関節構成部8が2つの連結部を有し、関節構成部8の有する関節構成部(5、7)と連結される2つの連結部のうち関節構成部5と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして、前部リンク3の下方の連結部が回転可能に連結される組み合わせを示す。
結合体を構成する関節構成部は、それぞれが連結し多節機構として並進運動および回転運動できればよく、関節構成部を構成する節の少なくとも1つが弾性体を含む節であってもよい。具体的には、例えば関節構成部5が弾性体を含む節の場合、関節構成部5が剛体の節のときに比べ、膝関節の屈曲(立曲げ)角度を広げるとともに、踵接地の際には瞬間回転中心の位置をより膝関節の上方かつ後方に位置させることができる。
本発明の望ましい一実施例を示す多節の膝関節の概要側面図である。(実施例1) 本発明の別の好ましい一実施例を示す多節の膝関節の概要側面図である。(実施例2) 本発明のさらに別の好ましい一実施例を示す多節の膝関節の概要側面図である。(実施例3) 変形例の1つを示す多節の膝関節の概要側面図である。(実施例4) 他の変形例の1つを示す多節の膝関節の概要側面図である。(実施例4) 膝関節の部分を分解して示す部分分解図である。 踵接地前および立脚期の中期段階における多節の膝関節の状態を示す側面図である。 踵接地後における多節の膝関節の状態を示す側面図である。 立脚期の後期段階における多節の膝関節の状態を示す側面図である。 遊脚期における多節の膝関節の状態を示す側面図である。 立脚期から遊脚期にいたる瞬間回転中心の位置を示す動作分解図である。
符号の説明
A 腿支持部
B 足部
1 上部リンク
2 関節構成部
3 前部リンク
4 後部リンク
5 関節構成部
6 関節構成部
7 関節構成部
8 関節構成部
9 関節構成部
S1 ストッパ
S2a ストッパ
S2b ストッパ
E1 弾性体
E2 弾性体
F ダンパ装置

Claims (9)

  1. 関節構成部(2、5、7、8)からなり、前部リンク(3)および後部リンク(4)の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を有し、前記関節構成部(2)を固定節とする結合体において、前記関節構成部(2)は、前記関節構成部(5)と、前記関節構成部(7)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(5)は、前記関節構成部(2)と、前記関節構成部(8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(7)は、前記関節構成部(2)と、前記関節構成部(8)と、前記後部リンク(4)の下方の連結部の、3つに回転可能に連結される3の連結部を有し、前記関節構成部(8)は、前記関節構成部(5)と、前記関節構成部(7)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、さらに、前記前部リンク(3)の下方の連結部が、前記関節構成部(8)の有する2つの連結部のうち前記関節構成部(5)と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして回転可能に連結され、この結合体に荷重が前記前部リンク(3)および前記後部リンク(4)を通して作用するとき、結合体が前記関節構成部(2、5、7、8)を節とし、そのうち前記関節構成部(2)を固定節とする4節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、結合体。
  2. 前記関節構成部(8)が、3つの連結部を有し、前記関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記前部リンク(3)の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を1つ有することを特徴とする、請求項1記載の結合体。
  3. 請求項1記載の結合体において、さらに関節構成部(6、9)を設けた結合体で、前記関節構成部(2)は、前記関節構成部(5、6、7)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、前記関節構成部(5)は、前記関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(6)は、前記関節構成部(2、9)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(7)は、前記関節構成部(2、8、9)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、前記関節構成部(8)は、前記関節構成部(5、7)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、さらに、前記前部リンク(3)の下方の連結部が、前記関節構成部(8)の有する2つの連結部のうち前記関節構成部(5)と回転可能に連結される連結部と軸を共通にして回転可能に連結され、前記関節構成部(9)は、少なくとも前記関節構成部(6、7)の2つに回転可能に連結される少なくとも2つの連結部を有し、また、前記後部リンク(4)の下方の連結部が、前記関節構成部(9)の有する連結部のいずれか1つと回転可能に連結され、この結合体に荷重が前記前部リンク(3)および前記後部リンク(4)を通して作用するとき、結合体が前記関節構成部(2、5、6、7、8、9)を節とし、そのうち前記関節構成部(2)を固定節とする多節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、請求項1記載の結合体。
  4. 請求項2記載の結合体において、さらに関節構成部(6、9)を設けた結合体で、前記関節構成部(2)は、前記関節構成部(5、6、7)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、前記関節構成部(5)は、前記関節構成部(2、8)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(6)は、前記関節構成部(2、9)の2つに回転可能に連結される2つの連結部を有し、前記関節構成部(7)は、前記関節構成部(2、8、9)の3つに回転可能に連結される少なくとも3つの連結部を有し、前記関節構成部(8)は、前記関節構成部(5、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記前部リンク(3)の下方の連結部と回転可能に連結される連結部の3つの連結部を有し、前記関節構成部(9)は、少なくとも前記関節構成部(6、7)の2つに回転可能に連結される少なくとも2つの連結部を有し、また、前記後部リンク(4)の下方の連結部が、前記関節構成部(9)の有する連結部のいずれか1つと回転可能に連結され、この結合体に荷重が前記前部リンク(3)および前記後部リンク(4)を通して作用するとき、結合体が前記関節構成部(2、5、6、7、8、9)を節とし、そのうち前記関節構成部(2)を固定節とする多節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、請求項2記載の結合体。
  5. 前記関節構成部(9)が、3つの連結部を有し、前記関節構成部(6、7)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記後部リンク(4)の下方の連結部と回転可能に連結される連結部を1つ有することを特徴とする、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体。
  6. 結合体に含まれる前記関節構成部(2)および前記関節構成部(7)が、それぞれ3つの連結部を有し、前記関節構成部(2)が前記関節構成部(5、6)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記関節構成部(7)と回転可能に連結される連結部を1つ有す1つの節からなり、前記関節構成部(7)が前記関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記関節構成部(2)と回転可能に連結される連結部を1つ有す1つの節からなるとき、結合体が前記関節構成部(2、5、6、7、8、9)のそれぞれを1つの節とし、そのうち前記関節構成部(2)を固定節とする6節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体。
  7. 結合体に含まれる前記関節構成部(2)および前記関節構成部(7)が、それぞれ4つの連結部を有し、前記関節構成部(2)が前記関節構成部(5、6)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記関節構成部(7)と回転可能に連結される連結部を2つ有す1つの節からなり、前記関節構成部(7)が前記関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部の他に、前記関節構成部(2)と回転可能に連結される連結部を2つ有す、つまり、前記関節構成部(7)が、前記関節構成部(8、9)と回転可能に連結される2つの連結部を有する節と、前記関節構成部(2)と連結される2つの連結部のうち一方の連結部と、前記関節構成部(8)と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節と、前記関節構成部(2)と連結される2つの連結部のうちもう一方の連結部と、前記関節構成部(9)と回転可能に連結される連結部の、2つの連結部を有する節の、3つの節からなるとき、結合体が前記関節構成部(2、5、6、8、9)のそれぞれを1つの節とし、前記関節構成部(7)を3つの節とし、そのうち前記関節構成部(2)を固定節とする8節機構として並進運動および回転運動することを特徴とする、請求項3あるいは4のいずれか1項に記載の結合体。
  8. 荷重に応じて結合体が多節機構として並進運動および回転運動するとき、結合体の少なくとも1つの連結部の回転を制限する少なくとも1つのストッパを備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の結合体。
  9. 荷重に応じて結合体が多節機構として並進運動および回転運動するとき、結合体の少なくとも1つの連結部の回転を弾性変形しつつ制限する少なくとも1つの弾性体を備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の結合体。
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