JP2004242288A - 映像再生装置および映像記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像の選択を容易化する映像再生装置を提供する。
【解決手段】映像データと映像データに含まれる撮影情報を取得する映像入力部131、映像データと撮影情報とを格納する映像・撮影情報格納部132、撮影情報を解析する撮影情報解析部133、映像データを示すアイコンの表示方法の選択を受け付ける表示方法選択部134、地図データを読み込む図面読込部136、読み込んだ地図データを表示装置に表示させる図面表示部135、撮影位置または被写体位置に該当する地図上の箇所にアイコンを表示させる位置表示部137、選択された表示方法と撮影情報解析部133の解析結果とに基づいてアイコンの表示を変化させる記号属性表示部138、および、表示されたアイコンの選択を受け付けて、選択されたアイコンに相当する映像データを再生する選択映像再生部139を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタルスチルカメラやビデオカメラなどの映像記録装置と、これらの映像記録装置で撮影した静止画像および動画像(以下、これらを包括して「映像」と称する。)を再生する映像再生装置に関し、映像再生の際の映像選択を支援するための技術に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の映像記録装置の普及が著しい。これらの映像記録装置の普及に伴い、撮影した映像データを再生する映像再生装置において、ユーザビリティを考慮した映像データの管理方法について種々の提案がなされている。例えば、撮影時のカメラパラメータや、撮影日時、撮影時の気象情報などを画面上に表示する画像管理システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、映像記録装置についても、撮影後の映像データ管理を容易化するための技術について種々の提案がなされている。例えば、測位手段により自己位置(カメラ位置)の検出を行い、カメラ位置と被写体距離取得手段と、被写体の方位から被写体位置を算出し、撮影位置や被写体位置と、映像データとを関連付けて記録するカメラ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−10178号公報 特開2001−169164号公報
しかしながら、上記の画像管理システムでは、映像を選択するための画面上に、映像を撮影した日時、場所といったラベルが付加されるに過ぎないので、ユーザは、映像を選択するための画面において、視覚的かつ直感的に所望の映像を探すことができないという問題がある。また、上記の画像管理システムでは、頻繁に撮影した場所の映像や頻繁に再生する映像を素早く探すことができなかったり、逆に、あまり撮影しなかった場所の映像やあまり再生しない映像を簡単に探すことができなかったりするという問題もある。
一方、上記のカメラ装置では、カメラパラメータの誤差が生じて、ユーザが撮影したい被写体の正しい位置を算出することができないという問題があり、特に、撮影範囲内に複数の物体が存在する場合には、ユーザが所望する被写体と異なる物体を被写体としてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、映像の選択を容易化する映像再生装置を提供することを第1の目的とする。
また、映像を撮影する際に、ユーザが所望する被写体の正しい位置を算出することができ、撮影範囲内に複数の被写体が含まれている場合でも、ユーザが所望する被写体の位置を取得することができる映像記録再生装置を提供することを第2の目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係る映像再生装置は、映像データを再生して表示装置に出力する映像再生装置であって、前記映像データと、前記映像データを撮影した位置および前記映像データに含まれる被写体の位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを取得する入力手段と、前記表示装置に地図を表示させる地図表示手段と、前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記撮影位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示手段とを備えることを特徴とする。これによって、映像を撮影した位置や被写体の位置を地図上にアイコン等の記号で視覚的に表示するので、所望の映像を選択することが容易となる。
また、前記映像再生装置は、さらに、前記取得した映像情報を解析する映像情報解析手段と、前記映像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記記号の属性を変更する記号属性変更手段とを備え、前記位置表示手段は、前記記号属性変更手段において変更された属性に従って、前記記号を表示する。ここで、前記映像情報解析手段は、前記取得した映像情報に含まれる位置情報を解析して、同一位置で撮影された映像データまたは同一位置の被写体を含む映像データを計数し、前記記号属性変更手段は、前記映像情報解析手段の計数結果に基づいて、前記記号の属性を変更する。これによって、撮影回数に応じて、表示装置に表示させるアイコン等の記号の大きさや色を変更するので、頻繁に撮影した場所の映像を視覚的かつ直感的に所望の映像を探すことができる。また、前記映像情報には、前記映像データの撮影時間長に関する情報が含まれ、前記映像情報解析手段は、前記映像データごとに前記撮影時間長の長短を解析し、前記記号属性変更手段は、前記撮影時間長の長短に基づいて、前記記号の属性を変更するとしてもよい。
また、前記映像再生装置は、さらに、前記映像データの再生回数および再生時間の少なくとも一方を計測する再生情報計測手段と、前記再生情報計測手段の計測結果を合計して保持する再生情報保持手段とを備え、前記記号属性変更手段は、さらに、前記再生情報保持手段に保持されている計測結果の合計に基づいて、前記記号の属性を変更する。これによって、再生回数や再生時間に応じて、表示装置に表示させるアイコン等の記号の大きさや色を変更するので、頻繁に再生する映像等を素早く探すことができるようになる。
また、本発明に係る映像記録再生装置は、被写体を撮像して映像データを生成するカメラを備え、生成した映像データを再生して表示装置に出力する映像記録再生装置であって、前記カメラの位置とカメラの画角とを検出するカメラ位置方向検出手段と、前記カメラの焦点距離に基づいて、前記カメラから被写体までの距離を検出する被写体距離検出手段と、前記検出されたカメラの位置および画角と、前記検出された被写体までの距離とを用いて、前記被写体の位置を算出する被写体位置算出手段と、前記算出された被写体位置を中心とする所定の範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する被写体問い合わせ手段と、前記被写体問い合わせ手段における検索の結果、複数の物体が存在する場合に、前記複数の物体の中から1つの物体を選択する被写体候補選択手段と、前記選択された物体を被写体として撮像し映像データを生成する撮像手段と、前記生成された映像データと、前記カメラ位置および前記被写体位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを格納する格納手段と、前記表示装置に地図を表示させる地図表示手段と、前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記カメラ位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示手段とを備えることを特徴とする。これによって、映像撮影の際に複数の被写体が候補となった場合でも、所望の被写体の正しい位置を取得することができる。
なお、本発明は、このような映像再生装置または映像記録再生装置として実現することができるだけでなく、このような映像再生装置または映像記録再生装置が備える特徴的な手段をステップとする映像再生方法または映像記録再生方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上説明したように、本発明に係る映像再生装置によれば、同一地点での撮影回数や、映像データの撮影時間を計数し、また、映像データの再生回数や再生時間を計数して保持し、地図上に映像データを示すアイコンを表示する際に、アイコンの大きさ、色、形状を、撮影回数や撮影時間、また、再生回数や再生時間に応じて変化させるので、映像の嗜好性を視覚的に表すことができ、ユーザが映像を選択する際の判断を容易化することができる。
また、本発明に係る映像記録再生装置によれば、カメラ位置やカメラ方向と、カメラパラメータとを検出し、これらに基づいて被写体位置を算出する。そして、算出した被写体位置を中心とする所定の範囲内に被写体となる候補が複数存在するか否かを検索し、複数存在する場合に1つの被写体を選択することができるので、ユーザが所望する物体を確実に被写体とすることができる。また、選択された被写体の位置や大きさを用いて、撮影に適したカメラパラメータを設定したり、常に補正されたカメラ位置を記録したりすることもできるので、撮影時のフレーミングを支援することができる。
さらに、本発明に係る映像記録再生装置によれば、上記映像再生装置と同様に、撮影した映像を、撮影した位置あるいは被写体の位置を地図上で視覚的に表すことができる。また、撮影された回数、時間に応じて、映像データを示す地図上のアイコンが変化するので、映像の嗜好性を視覚的に表すこともできる。さらに、撮影予定地の入力を受け付けて、撮影予定地を地図上に表示するので、予定した撮影地を地図に照らし合わせて知ることができ、また、未撮影であることを示すアイコンを表示するので、撮影漏れを防ぐことができる。
以上のことから、本発明に係る映像再生装置は、撮影した映像の情報を地図と同時に表示し、さらに、撮影回数や撮影時間、または、再生回数や再生時間の度合いに応じて、アイコンを強調して表示するので、ユーザの映像データの整理が容易化されると考えられ、その実用的価値は極めて高い。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る映像再生装置について説明する。
図1は、本実施の形態1に係る映像再生装置の外観を示す図である。
この映像再生装置100は、インターネット10等から映像データを取得して再生し、TV等の表示装置110に出力表示させる家庭用AVサーバ装置やコンピュータ装置等である。
この映像再生装置100は、インターネット10と接続されており、リモコン120を介して受け付けたユーザからの指示に従って、インターネット10から映像データをダウンロードして再生したり、デジタルスチルカメラ21やデジタルビデオカメラ22で撮影された映像データが記録されているメモリーカード20や、CD−ROMまたはDVD−ROM等の記録媒体30から映像データを読み込んで再生したりする。
図2は、本実施の形態1に係る映像再生装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、この映像再生装置100は、CPU101、メモリ102、映像・撮影情報入力インターフェース103、図面入力インターフェース104、I/O105および図面表示出力インターフェース106を備える。
映像・撮影情報入力インターフェース103は、映像データおよび映像データに含まれる撮影情報を映像再生装置100内に入力するためのUSB(Universal Serial Bus)ポートやIEEE1394ポート等のインターフェースである。映像データをインターネット10経由で取得する場合には、LANポート等により実現されることになる。この映像・撮影情報入力インターフェース103は、無線であると有線であるとを問わず、電気信号やデジタル信号を用いてカメラ等と通信して映像データおよび撮影情報を装置内に取り込む。
図面入力インターフェース104は、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に格納された地図データ等の図面を読み込んで映像再生装置100内に入力するためのドライブ装置等である。この図面入力インターフェース104は、上記のような記録媒体からではなく、インターネット10等を経由して地図データを他の機器から必要なときにその都度取得するものであってもよく、この場合には、モデムやLANポート等により実現されることになる。なお、ここで、図面として表現される地図データとは、地形を示す画像データや、道路、路線あるいは建物等を表現するベクトルデータである。
I/O105は、ユーザからの操作を受け付けるためのリモコン120や、装置に取り付けられたボタン等により実現される。
図面表示出力インターフェース106は、CPU101からの指示に基づいて、表示装置110に出力する画面を作成するVRAM(Video Random Access Memory)を備えたグラフィックスチップ等により実現される。
図3は、本実施の形態1に係る映像再生装置100の機能的な構成を示すブロック図である。
図3に示すように、映像再生装置100は、映像入力部131、映像・撮影情報格納部132、撮影情報解析部133、表示方法選択部134、図面表示部135、図面読込部136、位置表示部137、記号属性表示部138、選択映像再生部139および再生回数・再生時間計測部140を機能的な構成要素として備える。
映像入力部131は、デジタルスチルカメラ等で撮影された映像や、撮影時におけるカメラの画角、ピント、絞り値等のカメラパラメータや、撮影位置や被写体位置等の撮影情報を装置内に取り込む処理部であり、図2で示した映像・撮影情報入力インターフェース103により実現される。
映像・撮影情報格納部132は、映像入力部131より入力された映像や、カメラパラメータ、撮影位置、被写体位置等の撮影情報を格納するためのビデオテープや、メモリ、ハードディスク等の記憶装置により実現される。
撮影情報解析部133は、映像・撮影情報格納部132に格納された撮影情報を解析して、撮影位置または被写体位置が同一の映像を計数したり、撮影時間の長さを積算したりする処理部である。ここで、位置が同一であるか否かについては、I/O105等を介してユーザから指定された同一位置として判断する範囲に基づき、その範囲内に含まれる場合は位置が同一であると判定する。なお、撮影位置や被写体位置については、I/O105を介してユーザからの入力を受け付けることとしてもよいし、また、上記同一の範囲については、予めプログラミングされた値であっても構わない。
表示方法選択部134は、ユーザから再生する映像の選択を受け付ける画面(映像選択画面)において、映像・撮影情報格納部132に格納された映像データを示す情報をどのように表示するかについて、表示方法の選択を受け付ける処理部である。ここで、映像データを示す情報とは、例えば、アイコンや記号類であり、選択される表示方法には、映像データの撮影位置や被写体位置を地図上にアイコンとして表示するか否か、アイコンの大きさを変化させて撮影時間等を表示するか否か、図面表示部135で表示する地図を変形させて撮影経路等を表示するか否か等があり、表示方法選択部134は、映像選択画面の表示方法について、ユーザからI/O105を介して、いくつかの種類の中から選択を受け付ける。なお、選択を受け付ける際には、例えば、リモコン120の番号や矢印記号に、それぞれ表示方法や移動方法を対応させて割り当てておき、このリモコン120を介して入力を受け付けるようにすればよい。
図4は、アイコン、記号類の表示方法設定に関する選択肢の樹形図の例を示す図である。
「地図」の表示には、「標準」であるか、「度数付き」(大きさや、色柄を変更するか)の選択肢がある。表示方法が、「標準」の場合には、地図は一様な大きさで表示され、「度数付き」の場合には、地図の一部分の大きさや色を変更して表示する。
「撮影経路」の表示には、「表示」、または、「非表示」の選択肢がある。「表示」の場合には、さらに、「標準」か、「度数付き」かの選択肢があり、表示方法が、「標準」の場合には、撮影経路は一様な大きさで表示され、「度数付き」の場合には、撮影経路の一部分の大きさや色を変更して表示する。
「撮影位置」および「被写体位置」についても、「撮影経路」と同様の選択肢がある。
図5は、図4において「度数付き」が選択された場合の度数基準設定に関する選択肢の樹形図の例を示す図である。
「度数基準」とは、映像選択画面における映像データを示す情報を変更させる基準であり、どのような基準で変更するかについて、「時間」、「回数」または「時間+回数」の中から選択を受け付ける。「時間」の場合は、映像データの撮影時間や再生時間を度数基準として、「回数」の場合は、同一の撮影位置または被写体位置でどれだけの映像データを撮影したか、すなわち撮影回数(撮影枚数)や、映像データの再生回数を度数基準として、また、「時間+回数」の場合は、撮影時間や再生時間と、撮影回数や再生回数とを組み合わせたものを度数基準として、アイコンの表示を変更して映像選択画面を表示させる。なお、時間と回数とを組み合わせる際には、時間を適当な単位時間で除算した数値を回数に加算することにより度数基準とする。
図6は、図4において「度数付き」が選択された場合のアイコン変更属性設定に関する選択肢の樹形図の例を示す図である。
「アイコン変更属性」としては、「大きさ」と「明るさ」のいずれか一方、または、両方を選択し設定することができる。また、「大きさ」および「明るさ」ともに、度数基準に対して「比例」、「反比例」、「一定」を選ぶことができる。「比例」の場合、度数基準に対し比例してアイコンの大きさおよび明るさを変更し、「反比例」の場合、度数基準に対し反比例してアイコンの大きさおよび明るさを変更し、また、「一定」の場合、度数基準と無関係にアイコンの大きさおよび明るさを一定値として、アイコンを映像選択画面に表示させる。なお、アイコン変更属性として、色彩や形状を用いてもよい。
このように、度数表示は、「度数基準」と「アイコン変更属性」から決定される。なお、度数表示は、図4で示した地図、撮影経路、撮影位置、被写体位置の各要素それぞれに設定しても構わないし、一括で設定しても構わない。また、図4〜図6に示したのは、表示方法の選択の一例に過ぎず、選択肢の並び方や表示方法の種類は、この例に限定されるものでなく、他の同等の表現例であってもよいことはいうまでもない。
図面読込部136は、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に格納された地図データ等の図面を取り込む処理部であり、図2に示した図面入力インターフェース104により実現される。
図面表示部135は、図面読込部136が読み込んだ図面を、表示装置110の画面上に表示する処理部であり、図2に示した図面表示出力インターフェース106により実現される。この図面表示部135は、表示方法選択部134で、映像データの撮影位置等を表示する設定がされている場合に、その位置に相当する地図を表示装置110に表示させ、また、表示方法選択部134で撮影経路を表示する設定がされている場合に、撮影位置を連続的に結んだ撮影経路を線状にして表示装置110に表示させる。
位置表示部137は、撮影情報解析部133で解析された映像の撮影位置または映像に含まれる被写体の位置に関する情報に基づいて、映像の撮影位置を示し、その映像データと対応付けられたアイコンを、または、映像に含まれる被写体の位置を示し、その映像データと対応付けられたアイコンを、図面表示部135が表示装置110の画面上に表示させる地図に重ねて表示させる処理部であり、図2に示した図面表示出力インターフェース106により実現される。
選択映像再生部139は、表示装置110の画面上に表示された撮影位置や被写体位置を示すアイコンを、リモコン120等のI/O105を使って選択可能とし、選択されたアイコンに対応する映像データを映像・撮影情報格納部132から読み込んで表示装置110に出力する処理部であり、図2に示した図面表示出力インターフェース106等により実現される。
再生回数・再生時間計測部140は、選択映像再生部139で選択された映像の再生回数や再生時間を計測して、記号属性表示部138に出力する処理部である。
記号属性表示部138は、撮影情報解析部133から出力される撮影回数や撮影時間、撮影位置や被写体位置等の撮影情報や、再生回数・再生時間計測部140から出力される再生時間や再生回数等の再生情報を取得し、表示方法選択部134で設定された表示方法に従って、図面表示部135で表示する図面や撮影経路、また、位置表示部137で表示するアイコンの形状や大きさや色を変更する処理部である。この記号属性表示部138は、アイコン変更属性の「大きさ」や「明るさ」等に従って、図面中の線やアイコンの色、形状または大きさ等を、撮影回数や撮影時間の長さに応じて変化させる。このとき、度数基準として「比例」が選択されていれば、撮影回数や撮影時間等に比例させて、線を太くしたり、アイコンを大きく、または、明るい色調に変化させたりする。また、「反比例」が選択されていれば、これと反対に、撮影回数や撮影時間等に反比例させて、線を細くしたり、アイコンを小さく、または、暗い色調に変化させたりする。「一定」が選択されていれば、属性は初期値のまま描画する。ここで、記号属性表示部138は、アイコンの表示の変更を、回数や時間にそのまま比例、反比例させるだけでなく、対数を取ったものに比例または反比例させるようにしてもよく、回数や時間には、一定の下限値や上限値を設けて、その値を制限することとしてもよい。
さらに、アイコンや線の色は、同系色で明るさを変化させてもよく、同じ明るさで色合いを変化させてもよく、色合いを変化させるのではなく模様のある色柄を変化させるようにしても構わない。
次に、このように構成された映像再生装置100の処理動作について、図7および図8を用いて説明する。
図7は、撮影情報に基づいて映像選択画面を表示する際の処理の流れを示すフロー図である。
まず、映像再生装置100は、映像入力部131において、デジタルスチルカメラ等で撮影された映像データと、映像データに含まれるカメラパラメータや、撮影位置、被写体位置などの撮影情報とを取り込み(S100)、映像・撮影情報格納部132に格納する(S102)。
次に、映像再生装置100は、撮影情報解析部133において、映像・撮影情報格納部132に格納された撮影情報を解析して、その映像データの撮影位置や被写体位置等を抽出する(S104)。このとき、撮影情報解析部133において、撮影位置または被写体位置が同一の映像を計数し、記号属性表示部138に出力しておく。
また、映像再生装置100は、表示方法選択部134において、撮影位置や被写体位置を示すアイコンの大きさや、色合い、形状、または、図面をどのように表示するかについてユーザからの選択を受け付け、その選択に従って表示方法を割り当てる(S106)。
続いて、映像再生装置100は、図面読込部136において地図データ等の図面を読み込み(S108)、図面表示部135および位置表示部137において、割り当てられた表示方法に従ってアイコンの表示を変更させたアイコン付き映像選択画面を表示装置110に出力表示させて(S110)、処理動作を終了する。
図8は、再生情報に基づいて映像選択画面を表示する際の処理の流れを示すフロー図である。
まず、映像再生装置100が、表示装置110にアイコン付き映像選択画面を出力表示しているときに(S120)、選択映像再生部139において、アイコンを選択する操作を受け付けると(S122のYes)、選択されたアイコンに対応する映像データを映像・撮影情報格納部132から読み出して再生し、表示装置110に出力する(S124)。
次に、映像再生装置100は、再生回数・再生時間計測部140において、再生時間を計測しておき、選択された映像データの再生が終了した時点で再生回数および再生時間を更新して(S126)、記号属性表示部138に出力する。
続いて、映像再生装置100は、記号属性表示部138において、更新された再生回数および再生時間に基づいて、アイコンの表示を更新する(S128)。
映像再生装置100は、映像を選択する画面を終了させる指示を取得するまで、上記の処理動作を繰り返し(S130のNo)、映像を選択する画面を終了させる指示を取得すると(S130のYes)、処理動作を終了する。
映像再生装置100が表示装置110に出力表示させる映像選択画面について、以下、具体的に説明する。
まず、映像選択画面の説明に先立って、映像再生装置100が、どのような情報に基づいて映像選択画面を作成するかを明らかにしておく。
図9は、撮影映像情報のデータ構造の一例を示す図である。
撮影映像情報151は、撮影情報解析部133において撮影情報を解析することにより生成され、映像番号ごとに撮影位置、被写体位置および撮影時間が記述される。
図9では、映像番号A1からA4までの4種類の映像に関する撮影映像情報151を示す。本図に示すように、A2の映像とA4の映像は、被写体位置が同一座標にあるため、同一の被写体を撮影した映像であり、A1の映像とA3の映像の撮影時間は、同一値になっている。
図10は、再生映像情報のデータ構造の一例を示す図である。
再生映像情報152は、再生回数・再生時間計測部140において選択映像再生部139の再生結果に基づいて生成および更新され、映像番号ごとに再生時間および再生回数が記述される。
図10では、映像番号A1からA4までの4種類の映像に関する再生映像情報152を示す。本図に示すように、A1の映像が最も頻繁に再生され、最も長く再生されている。
映像再生装置100が、図9に示した撮影映像情報に基づいて表示装置110に出力表示する画面を図11に示す。
図11に示す第1画面例160は、映像再生装置100が撮影時間の長さに応じてアイコンを大きく表示させる変化を加えた映像選択画面の表示例である。
撮影映像情報に基づいて出力される第1画面例160中で、映像番号A1の映像は、ビデオカメラのアイコン161により表されており、映像番号A2およびA4の映像は、アイコン163により表されており、映像番号A3の映像は、アイコン162により表されている。図9で示したように、映像番号A2およびA4の映像の被写体位置は同一であるため、1つのアイコン163により示されており、映像番号A1とA3の撮影時間は同一であるため、アイコン161とアイコン162は、同じ大きさで示されている。
映像再生装置100が、図10に示した再生映像情報に基づいて表示装置110に出力表示する画面を図12に示す。
図12に示す第2画面例170は、映像再生装置100が再生時間の長さに応じてアイコンを大きく表示させる変化を加えた映像選択画面の表示例である。
再生映像情報に基づいて出力される第2画面例170中で、映像番号A1の映像は、アイコン171により表されており、映像番号A2およびA4の映像は、アイコン173により表されており、映像番号A3の映像は、アイコン172により表されている。図10で示したように、映像番号A1の映像の再生時間が最も長いため、アイコン171の大きさが他のアイコンよりも大きく示されている。
ここで、再生する映像の選択を受け付ける際に、図11のアイコン163が選択されると、映像再生装置100は、図13に示すような画面に表示を切り替える。
図13に示す第3画面例180は、同一位置に関する映像が含まれる場合における映像選択画面の表示例である。
第3画面例180中のタイトルボックス184では、映像番号A2およびA4のタイトルが表示されている。すなわち、図11のアイコン163を選択することで、タイトルボックス184にそのアイコンが示す映像のタイトルや、その映像を表すサムネイル等が表示されることになる。このタイトルボックス184内には、撮影時間の長さやタイトル名等の順序に従って映像のタイトルが表示される。なお、タイトルを並べ替える順序は、撮影日時などの撮影情報や、再生回数などの再生情報を用いても構わない。
映像再生装置100は、このように、地図上に、撮影位置や被写体位置を示すアイコンを表示させ、そのアイコンの大きさ、形状、色合い等を撮影情報や再生情報に応じて変化させる表示方法だけでなく、地図の一部を歪ませる表示方法を用いることもできる。その例として、移動経路の度数に応じて地図データを変化させた画面例を図14に示す。
図14は、撮影地点を連続的に移動した場合の表示方法の一例を示す図である。本図左方に示す第4画面例190では、道路を示す道路193、194および195と、移動経路を示すライン191および192が示されている。この第4画面例190を、移動経路の度数に応じて地図データを変化させると、本図右方に示す第5画面例190aの表示が得られる。この第5画面例190aでは、撮影経路として用いられる回数が多い道路が太く強調して示されている(ここでは、道路194aおよび195a)。このように、道路図面を太く強調して示すとしてもよいし、撮影経路のライン192を太く強調して示すようにしても構わない。
このように本実施の形態1に係る映像再生装置100によれば、撮影位置や被写体位置をカメラ等から読み込み、映像を選択するための画面において地図と合わせて表示することで、ユーザは、地図上に示されたアイコンから、映像を撮影した位置や映像の被写体となった物体の位置を視覚的かつ直感的に把握することができるようになる。
また、撮影時間や、同一位置での撮影回数を計数し、また、映像の再生回数や再生時間を計数し保持しておき、映像を選択するための画面において地図上にアイコンを表示する際に、アイコンの色、大きさ、形状等を、撮影回数や撮影時間、また、再生回数や再生時間に応じて変化させることで、映像の嗜好性を視覚的に表すことができるので、ユーザは、所望の映像を容易に探し出すことができるようになる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る映像記録再生装置について説明する。
図15は、本実施の形態2に係る映像記録再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図15に示すように、この映像記録再生装置200は、上記実施の形態1に係る映像再生装置100の構成に、測位センサ205、方向センサ206、測距センサ207、カメラ部208および表示部210が加えられたものであり、可搬型のデジタルビデオカメラ等により実現される。
測位センサ205は、映像記録再生装置200の位置を検出するためのセンサであり、GPS(Global Positioning System)等の測位機器により実現される。
方向センサ206は、映像記録再生装置200のカメラ部208が撮影している方向を検出するためのセンサであり、映像記録再生装置200に取り付けられたジャイロセンサや電子コンパス等により実現される。
測距センサ207は、映像記録再生装置200の位置から被写体までの距離を計測するセンサであり、赤外線センサや位相差センサにより実現される。
カメラ部208は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えた撮像装置により実現される。
表示部210は、カメラのファインダーや液晶モニタなどの表示装置である。
図16は、本実施の形態2に係る映像記録再生装置200の機能的な構成を示すブロック図である。
図16に示すように、この映像記録再生装置200は、デジタルスチルカメラ等の映像記録装置としての機能を有する記録部220と、上記実施の形態1に係る映像再生装置100の機能的な構成と略同様の機能を有する再生部230とを備える。
記録部220は、さらに、カメラ位置・方向検出部221、被写体距離検出部222、被写体位置算出部223、被写体問い合わせ部224、被写体候補表示選択部225、カメラ位置補正部226、カメラパラメータ設定部227、カメラ動作制御部228、および、撮像部229を備える。
また、再生部230は、上記実施の形態1に係る映像再生装置100の機能的な構成要素に加えて、撮影予定地設定部237、撮影予定地表示部238を備える。なお、この再生部230では、記録部220から映像データを取得するので、上記実施の形態1に係る映像再生装置100における映像入力部131が構成要素から除かれている。
カメラ位置・方向検出部221は、映像記録再生装置200の位置やカメラが撮影している方向を検出する処理部であり、図15に示した測位センサ205および方向センサ206により実現される。
被写体距離検出部222は、映像記録再生装置200から被写体までの距離を計測する処理部であり、図15に示した測距センサ207により実現される。この被写体距離検出部222は、カメラの絞り値を検出してカメラレンズに対応した被写界深度を直読し、あるいは、被写界深度を記述したテーブルなどを参照して読み込んで、合焦している距離の範囲を得ることにより、映像記録再生装置200から被写体までの距離を計測する。
被写体位置算出部223は、被写体の絶対的な位置を算出する処理部であり、被写体距離検出部222で計測された映像記録再生装置200から被写体までの距離と、カメラ位置・方向検出部221で検出された映像記録再生装置200の位置およびカメラが撮影している方向を用いて、被写体の位置を算出する。
図17は、この被写体位置の算出処理を説明するための図である。ここでは、2次元を例にして説明する。
カメラ位置・方向検出部221において、映像記録再生装置200の位置がC0(x0,y0)、カメラが撮影している方向がθ0と検出され、被写体距離検出部222において、合焦距離がZと検出された場合、被写体位置算出部223は、被写体の位置P0(xp,yp)を、
p=Z×cos(θ0)+x0
p=Z×sin(θ0)+y0
により算出する。ここでは、2次元の場合を例に示しているが、3次元に拡張することもでき、その場合には、カメラが撮影している方向を2つの角度で表し、座標を3次元にすることで同様に算出できる。
被写体問い合わせ部224は、被写体位置算出部223において算出された位置の建物や物体の名称、また、その大きさを問い合わせる処理部である。ここで、被写体問い合わせ部224は、建物や物体の名称、また、その大きさについて、これらの建物情報が記述された建物データベースを保持している外部のサーバ装置等にネットワークを経由して問い合わせる。なお、建物データベースは、映像記録再生装置200の内部に格納されているとしてもよい。
図17に示した例を用いると、被写体問い合わせ部224は、被写体位置算出部223において算出された被写体位置P0(xp,yp)に相当する建物や物体の名称と大きさを建物データベースに問い合わせる。
ここで、被写体問い合わせ部224は、被写界深度を反映させて、合焦している範囲がZn≦Z≦Zfと表される場合には、p0を中心とした(Zf−Zn)の矩形に含まれる建物を被写体の候補として検索する。すなわち、
n×cos(θ0)+x0≦x≦Zf×cos(θ0)+x0
n×sin(θ0)+y0≦y≦Zf×sin(θ0)+y0
を満たす位置P(x,y)に該当する建物や物体を被写体の候補として検索する。
図18に、被写体問い合わせ部224において複数の被写体候補が検出された結果を示す。図18では、カメラが合焦している範囲を、斜線を付した矩形250により示しており、Pp、Q1、Q2の3つの被写体候補が合焦範囲内に存在することが示されている。
被写体問い合わせ部224では、Pp、Q1、Q2のそれぞれの被写体候補について建物データベースを検索して相当する建物に関する名称や大きさ等の建物情報を抽出する。なお、ここでは、合焦範囲を特定するZn、Zfの値について被写界深度を反映させることとしたが、映像記録再生装置200のI/O204を介して、ユーザからZn、Zfの値の入力を受け付けるようにしてもよい。
被写体候補表示選択部225は、被写体問い合わせ部224において検索された被写体候補を、カメラのファインダーや液晶モニタなどの表示部210に一覧表示する処理部である。さらに、この被写体候補表示選択部225は、一覧表示された被写体候補の中から、所望の被写体を選択するようユーザに促す。図18の例では、被写体候補としてPp、Q1、Q2があり、これらの建物名称やラベル等を表示し、この中から被写体となる建物などをユーザに選択させる。
ここで、ユーザが被写体の選択に用いるI/O204としては、モニタ上に設けられた直接操作可能なタッチパネル機器や、カーソルやスイッチ類等である。
カメラ位置補正部226は、被写体位置算出部223で算出された被写体の位置、または、被写体候補表示選択部225で選択された被写体の位置を用いて、映像記録再生装置200の位置、すなわちカメラ位置の補正を行なう処理部であり、補正後のカメラ位置をカメラ位置・方向検出部221にフィードバックさせる。
図19は、カメラ位置補正処理を説明するための図である。
カメラ位置の補正量をΔCc(Δxc,Δyc)、画角(カメラ方向)の補正量をΔθcと表し、選択された被写体の位置をP1(x1,y1)と表す。カメラ位置はC=C0+ΔCc、カメラの方向θ=θ0+Δθcと表す。Δθcは、以下に示す数1により得られる。
Figure 2004242288

また、ΔCcは、Δxc=x1−x0−Z×cosθ、Δyc=y1−y0−Z×cosθにより算出する。この結果、カメラ位置は、図19に示すように、C’0(x’0,y’0)に補正される。
カメラパラメータ設定部227は、被写体問い合わせ部224で抽出された被写体の大きさ、または、被写体候補表示選択部225で選択された被写体の大きさから、その被写体を撮影する際のカメラパラメータを算出する処理部である。カメラパラメータとして、画角を例に説明する。図20は、カメラ位置と被写体位置と被写体の大きさを模式的に示した図である。図20において、被写体260の幅をW、奥行きをDで示し、カメラと被写体までの距離をZ、カメラと被写体のなす角をαで示す。ここで、図20に示したカメラ位置と被写体位置と被写体の大きさとの関係から、カメラの水平方向の画角は、以下に示す数2により得られる。
Figure 2004242288
このようにして、カメラの水平方向の画角は、カメラ位置、被写体位置および被写体の大きさを考慮して適正な値に設定される。
カメラ動作制御部228は、カメラパラメータ設定部227で設定されたカメラパラメータに従って、カメラを動作させる制御部である。図21に、図20で説明した画角補正後に撮影される被写体260の表示例を示す。
撮像部229は、カメラ動作制御部228における動作に従って、被写体を撮像する処理部であり、図15に示したカメラ部208により実現される。この撮像部229は、撮像した映像を映像データとして、映像・撮影情報格納部231に格納する。このとき、撮像部229は、撮影時におけるカメラパラメータや撮影時間等を撮影情報として、映像データとともに、映像・撮影情報格納部231に格納する。
映像・撮影情報保存部231は、カメラ位置・方向検出部221で検出された、または、カメラ位置補正部226で補正されカメラ位置・方向検出部221にフィードバックされたカメラの位置や方向、被写体距離検出部222で検出された被写体までの距離、被写体位置算出部223で算出された被写体の位置、および、撮像部229で撮像された映像データを格納するメモリやハードディスク等の記憶装置である。
表示方法選択部233は、上記実施の形態1で示した表示方法選択部134における選択肢に加え、撮影予定地の表示をするか否か、撮影予定地とされながら、未撮影の地点を示すアイコンの大きさや色などの属性を、撮影済みの地点を示すアイコンと異ならせて表示するか否かの設定を受け付ける。
撮影予定地設定部237は、映像記録再生装置200のI/O204を介してユーザから撮影予定地の入力を受け付けて、撮影予定地を設定する処理部である。ここで用いられるI/O204として、カメラに備えられたタッチパネルやボタン類や、位置入力専用の入力インターフェース等がある。また、入力する位置情報は、撮影予定地の名称や、経度や緯度を使った位置の座標等である。
撮影予定地表示部238は、撮影予定地設定部237で設定された撮影予定地を示すアイコンを、映像記録再生装置200の表示部210から出力される地図上に重ねて表示させる処理部である。また、表示方法選択部233において、未撮影の地点のアイコンの表示を変更するように設定されていれば、そのアイコン変更属性に従ってアイコンを変更して表示させる。
再生部230が備えるその他の機能的な構成要素は、上記実施の形態1に対応する構成要素と略同様であるので、説明を省略する。
次に、このように構成された映像記録再生装置200の処理動作について、図22を用いて説明する。なお、以下では、本実施の形態2に係る映像記録再生装置200に特有のカメラ位置やカメラパラメータの補正処理についてのみ説明する。
図22は、本実施の形態2に係る映像記録再生装置200における補正処理の流れを示すフロー図である。
まず、映像記録再生装置200は、カメラ位置・方向検出部221において、カメラ位置とカメラ方向を検出する(S200)。
また、被写体距離検出部222において、映像記録再生装置200から被写体までの距離を検出し(S202)、被写体位置算出部223において、検出した距離から被写体位置を算出する(S204)。
続いて、映像記録再生装置200は、被写体問い合わせ部224において、算出された被写体位置を参照して、建物データベースの中から被写体の候補となる建物や物体を検索する(S206)。このとき、被写体問い合わせ部224は、被写体位置を中心とした所定の範囲(図18に示した矩形250)に被写体候補が存在するか否かを基準に建物や物体を検索する。
ここで、上記の範囲内に被写体候補が複数存在する場合(S208のYes)、映像記録再生装置200は、被写体問い合わせ部224において、被写体候補の名称や大きさ等を建物データベースから抽出し、被写体候補表示選択部225において一覧表示させ(S210)、ユーザから所望の被写体の選択を受け付ける(S212)。
上記の範囲内に被写体候補が複数存在しない場合(S208のNo)、または、ユーザから所望の被写体の選択を受け付けた後、映像記録再生装置200は、カメラ位置補正部226において、上記範囲内に含まれる被写体の位置または選択された被写体の位置に基づいて、カメラ位置を補正する(S214)。
続いて、映像記録再生装置200は、カメラパラメータ設定部227において、被写体の大きさ等に基づいて撮影時のカメラパラメータを設定し(S216)、カメラ動作制御部228において、設定されたカメラパラメータに従ってカメラを動作させる(S218)。
その後、映像記録再生装置200は、撮像部229において、被写体を撮影して処理動作を終了する(S220)。
以下に、映像記録再生装置200が表示部210から出力表示する画面について具体的に説明する。なお、以下では、本実施の形態2に係る映像記録再生装置200に特有の出力表示画面についてのみ説明する。
図23は、被写体候補選択画面の一例を示す図である。
図23に示す被写体候補選択画面例270は、被写体候補表示選択部225において生成される画面の一例である。本図では、3つの被写体271〜273が被写体候補として表示されている様子が示されている。ここで、映像記録再生装置200は、ユーザから、モニタのタッチパネルやボタン類等のI/O204を介して、被写体273を選択する操作を受け付けると、図24に示す画面に表示を切り替える。
図24は、被写体決定後の画面の一例を示す図である。
図24に示す被写体決定後画面例280は、撮像部229において、被写体を撮影する際に表示される画面の一例であり、設定されたカメラパラメータや被写体の名称等の情報が、被写体と合わせて表示されている。
図25は、撮影予定地の表示の一例を示す図である。
図25に示す撮影予定地表示画面例290は、撮影予定地表示部238において生成される画面の一例である。本図では、3つの撮影予定地がそれぞれアイコン291〜293を用いて表示されている様子が示されており、撮影予定地3を示すアイコン293のみが未撮影であるため、他のアイコン291および292よりも大きく表示されている。また、本図において、アイコン291や、撮影予定地2の文字によって部分的に覆われている記号は、神社を示す地図記号であり、撮影予定地3の文字の横に示され、アイコン292や、アイコン293で部分的に覆われている記号は、寺院を示す地図記号である。なお、カメラ位置・方向検出部221では、映像を撮影したか否かにかかわらず、所定の時間ごとに映像記録再生装置200の位置を検出してメモリに記録し続けている。
このように本実施の形態2に係る映像記録再生装置200は、上記実施の形態1で説明した映像再生装置100にカメラ等の映像記録装置を組み合わせて構成したものであり、この映像記録再生装置200によれば、カメラ位置や画角、カメラパラメータを検出し、これらに基づいて被写体位置を算出する。そして、算出した被写体位置を中心とする被写界深度の範囲内または所定の範囲内に複数の被写体となる候補が存在するか否かを検索し、複数の被写体候補が存在する可能性がある場合には、候補の中から被写体の選択をユーザから受け付けるので、確実にユーザが所望する物体を被写体とすることができ、ユーザが所望する被写体の正しい位置を保持することができる。
また、選択された被写体の位置に基づいて、カメラ位置や画角、カメラパラメータを補正したり、被写体の大きさとカメラパラメータを用いて、撮影に適した画角を算出したりするので、映像撮影の際のフレーミングを支援することもできる。
そして、撮影予定地の入力を受け付けて、地図上に表示するので、予定した撮影地を地図に照らし合わせて知ることができる。また、アイコンによって未撮影の地点が視覚的に表示されるので、ユーザは、撮影漏れを防ぐことができる。さらに、撮影をしていない間にも、断続的にカメラ位置を記録しておくので、移動経路を記録しておくこともできる。
また、上記実施の形態1に係る映像再生装置100と同様に、映像の撮影位置や映像に含まれる被写体位置を、地図と重ねて映像データを示すアイコンにより表示し、また、撮影された回数、時間に応じて、アイコンの大きさや色を変化するので、よく好まれる映像を大きく表示する等と言ったユーザの嗜好性を視覚的に表すことができる。
以上、本発明に係る映像再生装置および映像記録再生装置について各実施の形態に基づき説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態では、映像再生装置および映像記録再生装置は、映像データを示すアイコンを、地図を背景とする映像選択画面に配置するとしているが、画像を背景とする映像選択画面に配置するとしてもよい。この場合、映像再生装置および映像記録再生装置は、画像の画素位置と地図の位置とを仮想的に対応付けたテーブルをメモリ等に保持しておき、そのテーブルに従ってアイコンを映像選択画面に配置する。
また、上記実施の形態1に示した表示装置110を映像再生装置100に内蔵させる構成としてもよい。
また、上記実施の形態2において、記録部220が備える被写体問い合わせ部224、被写体候補表示選択部225、カメラ位置補正部226、カメラパラメータ設定部227およびカメラ動作制御部228や、再生部230が備える撮影予定地設定部237および撮影予定地表示部238は、オプションに過ぎず、本発明に必須のものではない。
さらに、上記実施の形態2では、映像記録装置と映像再生装置と一体となっている場合について説明したが、例えば、1つの映像再生装置において、その装置が保持する映像に関する撮影位置や再生回数などの情報を用いて映像選択画面を表示するだけでなく、複数の装置と接続され、他の装置が保持する映像についても撮影位置や再生回数などの情報を用いて映像選択画面を表示するようにしてもよい。
またさらに、上記各実施の形態において示した画面例は、表示の一例に過ぎず、これに限定されるものでないことはいうまでもない。
本発明に係る映像再生装置は、映像データを再生して表示装置に出力する装置等に適用することができ、特に、家庭用AVサーバ等に好適である。
本発明の実施の形態1に係る映像再生装置の外観を示す図である。 実施の形態1に係る映像再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る映像再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。 アイコン/記号類の表示方法設定に関する選択肢の一例を示す樹形図である。 度数基準設定に関する選択肢の一例を示す樹形図である。 アイコン変更属性設定に関する選択肢の一例を示す樹形図である。 撮影情報に基づいて映像選択画面を表示する際の処理の流れを示すフロー図である。 再生情報に基づいて映像選択画面を表示する際の処理の流れを示すフロー図である。 撮影映像情報のデータ構造の一例を示す図である。 再生映像情報のデータ構造の一例を示す図である。 撮影映像情報に基づいた映像選択画面の表示例を示す図である。 再生映像情報に基づいた映像選択画面の表示例を示す図である。 同一位置に関する映像が含まれる場合における映像選択画面の表示例を示す図である。 撮影地点を連続的に移動した場合の表示方法の一例を示す図である。 実施の形態2に係る映像記録再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る映像記録再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。 被写体位置の算出処理を説明するための図である。 複数の被写体候補が検出された結果を示す図である。 カメラ位置補正処理を説明するための図である。 カメラ位置と被写体位置と被写体の大きさを模式的に示した図である。 画角補正後に撮影される被写体の表示例である。 実施の形態2に係る映像記録再生装置における補正処理の流れを示すフロー図である。 被写体候補選択画面の一例を示す図である。 被写体決定後の画面の一例を示す図である。 撮影予定地の表示の一例を示す図である。
符号の説明
10 インターネット
20 メモリーカード
21 デジタルスチルカメラ
22 デジタルビデオカメラ
30 記録媒体
100 映像再生装置
101、201 CPU
102、202 メモリ
103 映像・撮影情報入力インターフェース
104、203 図面入力インターフェース
105、204 I/O
106、209 図面表示出力インターフェース
110 表示装置
120 リモコン
131 映像入力部
132、231 映像・撮影情報格納部
133、232 撮影情報解析部
134、233 表示方法選択部
135、234 図面表示部
136、235 図面読込部
137、236 位置表示部
138、239 記号属性表示部
139、240 選択映像再生部
140、241 再生回数・再生時間計測部
151 撮影映像情報
152 再生映像情報
160 第1画面例
161〜163、171〜173、181〜183、291〜293 アイコン
170 第2画面例
180 第3画面例
184 タイトルボックス
190 第4画面例
190a 第5画面例
191、192 ライン
193〜195、194a、195a 道路
200 映像記録再生装置
205 測位センサ
206 方向センサ
207 測距センサ
208 カメラ部
220 記録部
221 カメラ位置・方向検出部
222 被写体距離検出部
223 被写体位置算出部
224 被写体問い合わせ部
225 被写体候補選択部
226 カメラ位置補正部
227 カメラパラメータ設定部
228 カメラ動作制御部
229 撮像部
230 再生部
237 撮影予定地設定部
238 撮影予定地表示部
250 矩形
260、271〜273 被写体
270 被写体候補選択画面例
280 被写体決定後画面例
290 撮影予定地表示画面例

Claims (19)

  1. 映像データを再生して表示装置に出力する映像再生装置であって、
    前記映像データと、前記映像データを撮影した位置および前記映像データに含まれる被写体の位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを取得する入力手段と、
    前記表示装置に地図を表示させる地図表示手段と、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記撮影位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示手段とを備える
    ことを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記映像再生装置は、さらに、
    前記取得した映像情報を解析する映像情報解析手段と、
    前記映像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記記号の属性を変更する記号属性変更手段とを備え、
    前記位置表示手段は、前記記号属性変更手段において変更された属性に従って、前記記号を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 前記映像情報解析手段は、前記取得した映像情報に含まれる位置情報を解析して、同一位置で撮影された映像データまたは同一位置の被写体を含む映像データを計数し、
    前記記号属性変更手段は、前記映像情報解析手段の計数結果に基づいて、前記記号の属性を変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  4. 前記映像情報には、前記映像データの撮影時間長に関する情報が含まれ、
    前記映像情報解析手段は、前記映像データごとに前記撮影時間長の長短を解析し、
    前記記号属性変更手段は、前記撮影時間長の長短に基づいて、前記記号の属性を変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  5. 前記映像再生装置は、さらに、
    前記映像データの再生回数および再生時間の少なくとも一方を計測する再生情報計測手段と、
    前記再生情報計測手段の計測結果を合計して保持する再生情報保持手段とを備え、
    前記記号属性変更手段は、前記再生情報保持手段に保持されている計測結果の合計に基づいて、前記記号の属性を変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  6. 前記記号属性変更手段は、前記記号の属性として、前記記号の大きさ、前記記号に付される色彩、前記記号の明度、前記記号の形状の少なくともいずれか1つを変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  7. 前記映像再生装置は、さらに、
    前記記号の属性を変更させる基準の設定を受け付ける表示方法選択手段を備え、
    前記記号属性変更手段は、前記設定された基準に従って、前記記号の属性を変更する
    ことを特徴とする請求項2記載の映像再生装置。
  8. 被写体を撮像して映像データを生成するカメラを備え、生成した映像データを再生して表示装置に出力する映像記録再生装置であって、
    前記カメラの位置とカメラの画角とを検出するカメラ位置方向検出手段と、
    前記カメラの焦点距離に基づいて、前記カメラから被写体までの距離を検出する被写体距離検出手段と、
    前記検出されたカメラの位置および画角と、前記検出された被写体までの距離とを用いて、前記被写体の位置を算出する被写体位置算出手段と、
    前記算出された被写体位置を中心とする所定の範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する被写体問い合わせ手段と、
    前記被写体問い合わせ手段における検索の結果、複数の物体が存在する場合に、前記複数の物体の中から1つの物体を選択する被写体候補選択手段と、
    前記選択された物体を被写体として撮像し映像データを生成する撮像手段と、
    前記生成された映像データと、前記カメラ位置および前記被写体位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを格納する格納手段と、
    前記表示装置に地図を表示させる地図表示手段と、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記カメラ位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示手段とを備える
    ことを特徴とする映像記録再生装置。
  9. 前記映像記録再生装置は、さらに、
    前記選択された物体の位置から前記カメラ位置方向検出手段が検出したカメラ位置を補正するカメラ位置補正手段を備える
    ことを特徴とする請求項8記載の映像記録再生装置。
  10. 前記格納手段は、前記カメラ位置補正手段により補正された後のカメラ位置および前記被写体位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報を格納する
    ことを特徴とする請求項9記載の映像記録再生装置。
  11. 前記映像記録再生装置は、さらに、
    前記選択された物体の位置とカメラ位置とを用いて、前記物体を撮像するために最適なカメラパラメータを算出するカメラパラメータ設定手段を備え、
    前記撮像手段は、前記算出されたカメラパラメータに従って前記選択された物体を撮像する
    ことを特徴とする請求項8記載の映像記録再生装置。
  12. 前記映像記録再生装置は、さらに、
    前記所定の範囲の入力を受け付ける範囲入力手段を備え、
    前記被写体問い合わせ手段は、前記入力された範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する
    ことを特徴とする請求項8記載の映像記録再生装置。
  13. 前記映像記録再生装置は、さらに、
    前記検出されたカメラ位置およびカメラ画角と、前記カメラの焦点距離とに基づいて、前記所定の範囲を算出する範囲算出手段を備え、
    前記被写体問い合わせ手段は、前記算出された範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する
    ことを特徴とする請求項8記載の映像記録再生装置。
  14. 前記映像記録再生装置は、さらに、
    ユーザが撮影を予定している地点である撮影予定地の入力を受け付ける予定地入力手段を備え、
    前記位置表示手段は、入力された撮影予定地を示す記号を、前記地図上の前記撮影予定地に該当する箇所に表示する
    ことを特徴とする請求項8記載の映像記録再生装置。
  15. 映像データを再生して表示装置に出力する映像再生方法であって、
    前記映像データと、前記映像データを撮影した位置および前記映像データに含まれる被写体の位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを取得する入力ステップと、
    前記表示装置に地図を表示させる地図表示ステップと、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記撮影位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示ステップと、
    前記位置表示ステップで表示された記号の選択を受け付ける映像選択ステップと、
    前記選択された記号に対応する映像データを再生する映像再生ステップとを含む
    ことを特徴とする映像再生方法。
  16. 前記映像再生方法は、さらに、
    前記取得した映像情報を解析する映像情報解析ステップと、
    前記映像情報解析ステップにおける解析結果に基づいて、前記記号の属性を変更する記号属性変更ステップを含み、
    前記位置表示ステップにおいて、前記記号属性変更ステップで変更された属性に従って、前記記号を表示する
    ことを特徴とする請求項15記載の映像再生方法。
  17. カメラで被写体を撮像して映像データを生成し、生成した映像データを再生して表示装置に出力する映像記録再生方法であって、
    前記カメラの位置とカメラの画角とを検出するカメラ位置方向検出ステップと、
    前記カメラの焦点距離に基づいて、前記カメラから被写体までの距離を検出する被写体距離検出ステップと、
    前記検出されたカメラの位置および画角と、前記検出された被写体までの距離とを用いて、前記被写体の位置を算出する被写体位置算出ステップと、
    前記算出された被写体位置を中心とする所定の範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する被写体問い合わせステップと、
    前記被写体問い合わせステップにおける検索の結果、複数の物体が存在する場合に、前記複数の物体の中から1つの物体を選択する被写体候補選択ステップと、
    前記選択された物体を被写体として撮像し映像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された映像データと、前記カメラ位置および前記被写体位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを格納する格納ステップと、
    前記表示装置に地図を表示させる地図表示ステップと、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記カメラ位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示ステップと、
    前記位置表示ステップで表示された記号の選択を受け付ける映像選択ステップと、
    前記選択された記号に対応する映像データを再生する映像再生ステップとを含む
    ことを特徴とする映像記録再生方法。
  18. 映像データを再生して表示装置に出力する映像再生装置のためのプログラムであって、
    前記映像データと、前記映像データを撮影した位置および前記映像データに含まれる被写体の位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを取得する入力ステップと、
    前記表示装置に地図を表示させる図面表示ステップと、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記撮影位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示ステップと、
    前記位置表示ステップで表示された記号の選択を受け付ける映像選択ステップと、
    前記選択された記号に対応する映像データを再生する映像再生ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  19. 被写体を撮像して映像データを生成するカメラを備え、生成した映像データを再生して表示装置に出力する映像記録再生装置のためのプログラムであって、
    前記カメラの位置とカメラの画角とを検出するカメラ位置方向検出ステップと、
    前記カメラの焦点距離に基づいて、前記カメラから被写体までの距離を検出する被写体距離検出ステップと、
    前記検出されたカメラの位置および画角と、前記検出された被写体までの距離とを用いて、前記被写体の位置を算出する被写体位置算出ステップと、
    前記算出された被写体位置を中心とする所定の範囲内に複数の物体が存在するか否かを検索する被写体問い合わせステップと、
    前記被写体問い合わせステップにおける検索の結果、複数の物体が存在する場合に、前記複数の物体の中から1つの物体を選択する被写体候補選択ステップと、
    前記選択された物体を被写体として撮像し映像データを生成する撮像ステップと、
    前記生成された映像データと、前記カメラ位置および前記被写体位置の少なくとも一方に関する位置情報を含む映像情報とを格納する格納ステップと、
    前記表示装置に地図を表示させる地図表示ステップと、
    前記映像情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記映像データを示す記号を、前記地図上の前記カメラ位置または前記被写体位置に該当する箇所に表示する位置表示ステップと、
    前記位置表示ステップで表示された記号の選択を受け付ける映像選択ステップと、
    前記選択された記号に対応する映像データを再生する映像再生ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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