JP2004240574A - 監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する前監視端末装置等が破壊等されても、監視端末装置の異常を信号受信端末装置に速やかに通知することができる監視システム等を提供すること。
【解決手段】監視端末装置100と管理装置200と信号受信端末装置300とを有し、前記監視端末装置は、異常検知手段150と応答信号生成発信手段140と、を有し、前記管理装置は、第1の異常信号生成手段202と、呼び出し信号発信手段203と、応答信号判断手段206と、第2の異常信号生成手段202と、前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段207と、を有する監視システム10。
【選択図】 図1
【解決手段】監視端末装置100と管理装置200と信号受信端末装置300とを有し、前記監視端末装置は、異常検知手段150と応答信号生成発信手段140と、を有し、前記管理装置は、第1の異常信号生成手段202と、呼び出し信号発信手段203と、応答信号判断手段206と、第2の異常信号生成手段202と、前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段207と、を有する監視システム10。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視対象に配置される監視端末装置を管理装置が監視し、その異常を信号受信端末装置に通知する監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、盗難監視システムが利用されている。この盗難監視システムは、自動車等に配置される監視端末装置である例えば盗難監視端末を有している。この盗難監視端末は異常検知手段である例えばセンサを有しており、このセンサが異常を検知すると、盗難監視端末は、その異常信号を管理装置である例えば盗難監視サーバに通知する構成となっている。
また、盗難監視サーバは、この盗難監視端末からの異常信号を受信すると、盗難監視端末に異常があったと判断して、自動車等の持ち主等の信号受信端末装置である例えば自宅の電話等に異常を通知する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−14575号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、窃盗犯等が、自動車等に配置されている盗難監視端末のセンサに検知されないように盗難監視端末自体を破壊等する場合がある。
この場合は、センサが異常信号を発信する前に、盗難監視端末自体が破壊等されてしまうので、前記盗難監視サーバが異常信号を受信せず、このため、自動車等の持ち主等にも異常を通知できず、盗難監視システムが十分に機能しないという問題があった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する前監視端末装置等が破壊等されても、監視端末装置の異常を信号受信端末装置に速やかに通知することができる監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と、前記監視端末装置と信号の授受を行う管理装置と、前記管理装置からの異常信号を受信する信号受信端末装置と、を有する監視システムであって、前記監視端末装置は、異常を検知する異常検知手段と、この異常検知手段の検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信手段と、前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信手段と、を有し、前記管理装置は、前記監視端末装置からの前記検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする監視システムにより達成される。
【0007】
前記構成によれば、前記監視端末装置は、異常を検知する異常検知手段と、 この異常検知手段の検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信手段とを有する。
また、前記管理装置は、前記監視端末装置からの前記検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段とを有する。
さらに、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段とを有している。
このため、前記異常検知手段が異常を検知すると、前記検知信号は前記管理装置に発信され、前記管理装置は前記検知信号を受信し第1の異常信号として前記信号受信端末装置に発信される。
したがって、例えば自動車等に配置された前記監視端末装置が検知した異常は、前記管理装置を介して、例えば自動車の所有者等が所持する前記信号受信端末装置に通知されるので、自動車の所有者等に速やかに自己の自動車等に異常があったことを通知することができる。
【0008】
また、前記構成によれば、前記管理装置は、前記監視端末装置に対し呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有している。
そして、前記監視端末装置は、前記管理装置の前記呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信手段と、を有している。
このため、前記監視端末装置が前記検知信号を発信しない場合でも、この監視端末装置と前記管理装置との間には呼び出し信号と応答信号とで相互に交信している。
ところで、例えば、前記異常検知手段が検知信号を発する前に前記監視端末装置が破壊等された場合は、前記管理装置は前記検知信号を受信できない。
しかし、本発明では、前記監視端末装置から前記応答信号が発信されないこと、すなわち、応答信号の非受信を前記管理装置の前記応答信号判断手段が判断し、前記第2の異常信号を前記異常信号通知手段が前記信号受信端末装置に対し発信する。
したがって、例え前記検知信号が発信される前に、自動車等に配置された前記監視端末装置が破壊等されても、前記管理装置は前記応答信号がないことから前記第2の異常信号を生成し、異常があったことを自動車に所有者等に速やかに通知することができる。
【0009】
好ましくは、前記監視端末装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段と、前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信手段と、を有し、前記管理装置は、前記監視範囲情報発信手段で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段と、前記監視範囲情報受信手段で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段と、前記位置情報発信手段から発信される位置情報を受信する位置情報受信手段と、 前記位置情報受信手段で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段と、前記監視範囲判断手段で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段と、を有し、前記管理装置の前記異常信号通知手段が、前記第3の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する構成となっていることを特徴とする監視システムである。
【0010】
前記構成によれば、前記監視端末装置が、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段と、前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信手段と、を有する。
また、前記管理装置は、前記監視範囲情報発信手段で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段と、前記監視範囲情報受信手段で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段と、を有する。
このため、前記監視端末装置は、自己の位置情報に基づいて監視範囲情報(例えば半径500m等)を生成でき、このように生成された監視範囲情報を前記管理装置の前記監視範囲情報格納手段に登録することができる。
【0011】
また、前記監視端末装置は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信手段と、を有している。
そして、前記管理装置は、前記位置情報発信手段から発信される位置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受信手段で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段と、前記監視範囲判断手段で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段と、を有している。
【0012】
さらに、前記管理装置の前記異常信号通知手段が、前記第3の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する構成となっている。
このため、例えば自動車等に配置された前記監視端末装置が動いても、前記位置情報取得手段が逐次位置情報を前記管理装置に発信するので、前記管理装置は、前記監視端末装置に位置を正確に認識することができる。
さらに、前記管理装置の前記監視範囲判断手段が、当該位置情報が前記監視範囲情報と所定の位置関係(例えば監視範囲外であるか否か等)にあることを判断する。そして、所定の位置関係(例えば監視範囲外)であると判断した場合は、前記第3の異常信号を生成して、例えば自動車の所有者等の前記信号受信端末装置に異常を通知することになる。
【0013】
したがって、特定に位置情報、例えば自動車の駐車位置から任意の範囲内(例えば半径500m)を監視範囲として設定することで、その範囲外に前記監視端末装置が移動した場合は、異常として通知することができる。すなわち、監視すべき所定の範囲であるゾーン等を自在に設定できるので、利用者のニーズに合致した監視システムとすることができる。
【0014】
好ましくは、前記監視端末装置には、当該監視端末装置を監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し、発信する監視開始等信号発信等手段が設けられ、前記管理装置には、前記監視開始等信号を受信し監視開始や監視終了等を判断し指示する監視開始等信号処理手段が設けられていることを特徴とする監視システムである。
【0015】
前記構成によれば、前記監視端末装置には、当該監視端末装置を監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し、発信する監視開始等信号発信等手段が設けられ、 前記管理装置には、前記監視開始等信号を受信し監視開始等を判断し指示する監視開始等信号処理手段が設けられている。
このため、前記監視端末装置の前記監視開始等信号発信等手段が前記監視開始や監視終了等の信号を発信し、この信号を前記管理装置が受信し、前記監視端末装置の監視開始や監視終了等を前記監視開始等信号処理手段で処理する構成となっている。
したがって、例えば自動車に配置されている前記監視端末装置から前記管理装置に対して監視開始や監視終了の信号を発信することで、監視を希望する期間を自由に設定することができる。
【0016】
好ましくは、前記監視開始等信号発信等手段には、パスワード入力手段及び/または鍵挿入手段が設けられていることを特徴とする監視システムである。
【0017】
前記構成によれば、前記監視開始等信号発信等手段には、パスワード入力手段及び/または鍵挿入手段が設けられているので、パスワードを知っており、若しくは鍵を有している者のみが、前記監視システムを稼働させることができる。
したがって、第3者は、容易に前記監視システムの監視終了の信号を管理装置に送信することができないので、より精度良く監視システムを稼働させることができる。
【0018】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置であって、前記管理装置は、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする管理装置により達成される。
【0019】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0020】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される前記監視端末装置が異常検知手段で異常を検知する異常検知工程と、前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする監視方法により達成される。
【0021】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0022】
前記目的は、本発明によれば、前記監視端末装置の位置情報取得手段が位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記監視端末装置の監視範囲生成手段が前記位置情報取得工程で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成する監視範囲生成工程と、前記監視端末装置の監視範囲情報発信手段が前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信工程と、前記管理装置の監視範囲情報受信手段が、前記監視範囲情報発信工程で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信工程と、前記管理装置の監視範囲情報格納手段が、前記監視範囲情報受信工程で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納工程と、前記監視端末装置の位置情報発信手段が前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信工程と、前記管理装置の位置情報受信手段が、前記位置情報発信工程で発信する位置情報を受信する位置情報受信工程と、前記管理装置の監視範囲判断手段が、前記位置情報受信工程で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断工程と、前記管理装置の第3の異常信号生成手段が、前記監視範囲判断工程で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成工程と、を有することを特徴とする監視方法により達成される。
【0023】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0024】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする管理装置の制御方法により達成される。
【0025】
前記構成によれば、前記構成によれば、上述の管理装置と同様の作用、効果を奏する。
【0026】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラムにより達成される。
【0027】
前記構成によれば、上述の監視方法と同様の作用、効果を奏する。
【0028】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラムにより達成される。
【0029】
前記構成によれば、上述の管理装置の制御方法と同様の作用、効果を奏する。
【0030】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、
前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、 前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。
【0031】
前記構成によれば、監視プログラムと同様の作用、効果を奏する。
【0032】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。
【0033】
前記構成によれば、上述の管理装置の制御プログラムと同様の作用、効果を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0035】
図1は、本発明の監視システムの実施の形態である盗難監視システム10を示す概略図である。
図1に示すように、盗難監視システム10は、監視対象である例えば自動車11に配置される監視端末装置である例えば盗難監視端末100を有している。
また、盗難監視システム10は、盗難監視端末100と信号の授受を行う管理装置である例えば盗難監視サーバ200を有している。
具体的には、図1に示すように基地局12を介して電話回線で盗難監視端末100と盗難監視サーバ200とが通信可能に接続されている。
さらに、盗難監視システム10は、盗難監視サーバ200からの異常信号を受信する信号受信端末装置である例えば自動車11の所有者(甲)の携帯電話3000を有している。
具体的には、携帯電話300は、図1に示すように基地局12を介して電話回線で盗難監視サーバ200と通信可能に接続されている。
そして、盗難監視端末100は、図1に示すように、盗難監視端末本体110と、異常を検知する異常検知手段である例えば振動センサ150とを有している。
【0036】
異常検知手段は、車両に加わる振動を検出して警報を発する振動センサ150のみならず、傾きセンサ(ジャッキアップ等による車両の傾きで警報を発する)、赤外線センサ(車両に対する人間の接近等により警報を発する)、圧力センサ(車両のドアを開けることによって生ずる車内の圧力変化で警報を発する)でもよい。
また、他に超音波センサやバッテリ電圧監視センサ(ドアを開けることによって室内灯が点灯し、このときの僅かなバッテリ変化を検出して警報を発する)でもよい。以下、説明の便宜のため振動センサ150を例に説明する。
【0037】
(盗難監視端末100等のハードウエア構成等について)
図2は盗難監視端末100の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように盗難監視端末本体110には、例えばコンピュータ等を有しており、コンピュータは、バス111を有しており、このバス111に、CPU(Central Processing Unit)112、RAM(Random Access Memory)113、ROM(Read Only Memory)114、ハードディスク127等が配置されている。
そして、このコンピュータには、盗難監視端末100が基地局12を介して盗難監視サーバ200と通信するための無線装置116やGPS装置117が接続されている。
また、コンピュータには、ディスプレイ等の表示装置118やキーボード等の入力装置119、そして、振動センサ150が接続されている。
したがって、コンピュータが上述の各装置等の動作等を制御等する構成となっている。
【0038】
すなわち、このバス111はすべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。
CPU112は所定のプログラムの処理を行う他、バス111に接続されたROM114等を制御している。ROM114は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM113は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
ところで、GPS装置117は、位置情報を取得する位置情報取得手段の一例であって、このGPS(Global Positioning System)装置117は、図1のGPS衛星13a乃至13dからの信号を受信することで自己位置の緯度、経度及び高度等に位置情報を取得する装置となっている。
【0039】
(盗難監視サーバ200等のハードウエア構成等について)
図3は盗難監視サーバ200の主なハードウエア構成等を示す概略図である。図3に示すように、盗難監視サーバ200はコンピュータを有しており、コンピュータは、盗難監視端末100と同様に、バス111、CPU112、RAM113、ROM114、ハードディスク127等が配置されている。
また、このコンピュータには、盗難監視サーバ200が基地局12を介して盗難監視端末100と通信するための無線装置116や表示装置118、入力装置119が接続されている。
【0040】
(盗難監視端末100等のソフトウエア構成等について)
図4は、盗難監視端末100のソフトウエア構成等を示す概略図である。
図4に示すように、盗難監視端末100は、図2の振動センサ150を制御するセンサ制御部151を有している。
また、盗難監視端末100は、振動センサ150の位置信号を盗難監視サーバ200に発信する検知信号発信手段である例えばセンサ信号発信部120を有している。
このセンサ信号発信部120は、センサ制御部151からのセンサ信号を受信するセンサ信号受領部121を有している。また、センサ信号発信部120は、センサ信号受領部121で受領したセンサ信号を盗難監視サーバ200に対し発信するセンサ信号発信部123を有している。
このセンサ信号は、具体的には、図2の無線装置116によって発信される。
【0041】
また、盗難監視端末100は、盗難監視サーバ200の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段である例えば呼び出し信号受信部130と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を盗難監視サーバ200に発信する応答信号生成発信手段である例えば応答信号生成発信部140と、を有している。
この応答信号生成発信部140は、図4に示すように、呼び出し信号受信部130と接続されている呼び出し信号判定部141を有している。この呼び出し信号判定部141は、呼び出し信号データベース141aを備えており、呼び出し信号受信部130で受信された呼び出し信号を、呼び出し信号データベース141a内の呼び出し信号と比較して判断する構成となっている。
【0042】
また、応答信号生成発信部140には、応答信号データベース142aを備える応答信号生成部142が設けられ、呼び出し信号判定部141で呼び出し信号として判断された信号に応答する応答信号を生成する。
この応答信号を生成する際に、応答信号データベース142aを参照する。
また、応答信号生成発信部140には、応答信号発信部143が設けられ、応答信号生成部142で生成された応答信号を盗難監視サーバ200へ送信する構成となっている。
この応答信号の送信は、具体的には図2の無線装置116により行われる。
【0043】
また、図4に示すように、GPS装置117には、GPS装置117の動作を制御するGPS装置制御部117aを有している。このGPS装置制御部117aは、図1のGPS衛星13a等からの信号を受信するGPS衛星信号受信部117bと、GPS装置117が取得した位置情報を盗難監視サーバ200に発信する位置情報発信手段である例えば位置情報発信部117cとに接続され、それぞれの動作等を制御する構成となっている。
この位置情報発信部117cは、具体的には図2の無線装置116により位置情報を盗難監視サーバ200に送信している。
【0044】
また、図4に示すように、盗難監視端末100には、GPS装置117で取得した位置情報(例えば緯度、経度及び高度等の情報)に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段である例えば監視範囲生成部144を有している。この監視範囲生成部144は、地図データベース144bを備える監視ゾーン形成部144aを有しており、この監視ゾーン形成部144aは、地図データベース144bの地図情報と、前記位置情報により、地図上に監視ゾーンを形成することができる構成となっている。
また、この監視ゾーン形成部144aは、図2の表示装置118を制御する表示部118aと、図2の入力装置119を制御するゾーン入力部119aとを有している。
したがって、操作者はディスプレイを見ながらキーボード等を操作して、任意の監視範囲を設定できる構成となっている。
【0045】
また、盗難監視端末100は、監視ゾーン形成部144aで設定した監視範囲情報を盗難監視サーバ200へ図2の無線装置116で発信する監視範囲情報発信手段である例えば監視ゾーン発信部145を有している。
【0046】
そして、盗難監視端末100には、当該盗難監視端末100を盗難監視サーバ200が監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し発信する監視開始等信号発信等手段である例えば監視開始等信号生成部146と監視開始等信号発信部146aとが設けられている。
また、この監視開始等信号生成部146には、パスワード入力手段である例えばパスワード入力部146bが設けられている。
具体的には、図3の入力装置119によりパスワードが入力され、入力されたパスワードが正しいか否かを監視開始等信号生成部146が判断し、パスワードが正しい場合は、監視開始等信号発信部146aから監視開始等信号が図2の無線装置116によって盗難監視サーバ200に発信される構成となっている。
なお、本実施の形態ではパスワードと成っているが、この他に鍵挿入手段等を設け、鍵の操作によって、監視開始等信号を発信させる構成としてもよい。
【0047】
(盗難監視サーバ200等のソフトウエアの構成等について)
図5は、盗難監視サーバ200の主なソフトウエアの構成等を示す概略図である。
図5に示すように、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100からのセンサ信号を図3の無線装置116で受信するための検知信号受信手段である例えばセンサ信号受信部201を有している。
また、盗難監視サーバ200は、センサ信号受信部201で受信したセンサ信号を生成する第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部202を有している。
【0048】
また、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100に対し呼び出し信号を図3の無線装置116で発信する呼び出し信号発信手段である例えば呼び出し信号発信部203を有している。この呼び出し信号発信部203は、図5の呼び出し信号生成部204で生成された呼び出し信号を盗難監視端末100に発信する構成となっている。
また、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100からの応答信号を図3の無線装置116で受信する応答信号受信手段である例えば応答信号受信部205を有している。そして、応答信号受信部205で受信可能な盗難監視端末100からの応答信号の有無を判断する応答信号判断手段である例えば応答信号判断部206も設けられている。
【0049】
この応答信号判断部206は受信できた応答信号がどの盗難監視端末100の応答信号であるかを応答信号データベース206aを参照して判断する。
そして、応答信号履歴データベース206bに履歴情報として登録する。
一方、応答信号を受信できないときは、受信できない応答信号を応答信号データベース206a及び応答信号履歴データベース206b等を参照して特定し、当該受信できない応答信号に対応する図1の携帯電話300へ発信するための第2の異常信号を、異常信号生成部202が生成する。
すなわち、応答信号判断部206で応答信号が非受信と判断されたことに基づき前記第2の異常信号を第2の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部が生成する。
【0050】
また、盗難監視サーバ200は、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段である前記異常信号生成部202で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を図3の無線装置116によって図1の携帯電話300に対し発信する異常信号通知手段である例えば異常信号発信部207が設けられている。
【0051】
また、盗難監視サーバ200には、図4の監視ゾーン発信部145で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段である例えば監視ゾーン受信部208が配置されている。
具体的には、監視ゾーン受信部208は図3の無線装置116により監視範囲情報を受信する。
【0052】
そして、盗難監視サーバ200は、監視ゾーン受信部208で受信された監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段である例えば監視ゾーンデータベース209を有している。
また、盗難監視サーバ200は、監視ゾーン受信部208で受信した監視範囲情報を監視ゾーンデータベース209に格納するための監視ゾーン処理部210を有している。
【0053】
また、盗難監視サーバ200は、図4の位置情報発信部117cから発信される位置情報を受信する位置情報受信手段である例えば位置情報受信部211を有している。
具体的には、位置情報受信部211は、図3の無線装置116により位置情報を受信する。
そして、盗難監視サーバ200には、位置情報受信部211で受信された位置情報を、監視ゾーンデータベース209内の前記監視範囲情報と比較し、位置情報を監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段である例えば監視ゾーン判断部212が設けられている。
すなわち、監視ゾーン判断部212は、例えば位置情報で特定される緯度、経度及び高度等の情報と、例えば特定の緯度、経度及び高度等を中心とする半径等で定められている監視範囲情報とを比較して、この監視範囲内に前記位置情報が位置するか否かを判断する。
【0054】
そして、異常信号生成部202は、監視ゾーン判断部212で判断された位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部202としても機能する。
具体的には、監視ゾーン判断部212は、前記位置情報が例えば監視範囲外に位置すると判断すると、異常信号生成部202が第3の異常信号を生成することとなる。
そして、図5の異常信号発信部207は、この第3の異常信号を図1の携帯電話300へ発信する機能も果たしている。
【0055】
ところで、盗難監視サーバ200には、図4の盗難監視端末100の監視開始等信号発信部146aが発信する監視開始等信号を受信し監視開始や監視終了等を判断し指示する監視開始等信号処理手段である例えば、監視開始等信号受信部213、監視開始等信号判断部214及び端末監視開始等信号データベース214a等が設けられている。
すなわち、監視開始等信号受信部213は、図3の無線装置116によって監視開始等信号を受信する。そして、監視開始等信号判断部214は、端末監視開始等信号データベース214a内の情報を参照して、受信した監視開始等信号の発信元の盗難監視端末100等を判断し、その判断に従い、盗難監視サーバ200は、当該盗難監視端末100の監視を開始若しくは終了する構成となっている。
【0056】
(盗難監視システム10の動作等について)
盗難監視システム10は以上のように構成されているが、以下、その動作等について説明する。
本実施の形態では、例えば自動車11の所有者(甲)が、自己の自動車11を駐車場(P)に駐車させ、自動車11から離れている間に盗難監視システム10を利用する場合を例として説明する。
【0057】
(事前ステップについて)
図6は盗難監視システム10を利用するための事前ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、図6のST1に示すように、盗難監視サーバに監視対象端末を登録する。
すなわち、所有者(甲)は、図1の盗難監視サーバ200に、自己の自動車11に搭載している盗難監視端末110と振動センサ150を特定し得るID番号等を登録する。
また、盗難監視システム10が異常を検知した場合の通知先となる携帯電話300の電話番号等が登録される(図6のST2)。
このID番号や電話番号等は図示しないID番号等データベース等に格納される。
【0058】
(監視開始ステップ)
次に、図7の監視開始ステップが開始される。図7は、監視開始ステップを示す概略フローチャートである。
図8は、盗難監視端末100、盗難監視サーバ200及び携帯電話300の間の交信状態を示す概略シーケンスチャートである。
図7のST3に示すように、盗難監視端末にパスワードを入力し稼働させる。
すなわち、自動車11を駐車場に止め、自動車11から離れる所有者(甲)が盗難監視システム10を稼働させたいときに、所有者(甲)が図4のパスワード入力部146bから所定のパスワードを入力する。
盗難監視端末100には、予めパスワードが登録されているので、監視開始等信号生成部146がパスワードの一致を確認すると、監視開始等信号発信部146aから監視開始信号を盗難監視サーバ200に発信させることができる。
【0059】
また、この監視開始等信号発信部146aは、監視終了信号も発信することができる。
このため、所有者(甲)はパスワードを入力することで初めて、盗難監視システム10を稼働させたり、終了させたりすることができるので、第3者が自動車11を盗難する際に、容易に盗難監視システム10の稼働を終了させる信号を盗難監視サーバ200に送信できず、より精度よく且つ確実に盗難監視システム10を稼働させることができる。
すなわち、パスワードを知らない第3者は、盗難監視システム10の稼働の終了信号を盗難監視端末100から発信させることができないので、第3者が簡単に盗難監視システム10を終了させることを有効に防ぐことができる。
このように、自動車11の所有者(甲)は、盗難監視端末100は監視開始等信号発信部146aから監視開始信号や監視終了信号を発信することで、監視を希望する期間を自由に設定できる。
なお、本実施の形態ではパスワードとしたが、この代わりに、若しくは併せて鍵を用いても構わない。この場合には、パスワード入力部146aの代わりに、若しくは併せて鍵挿入手段が設けられる。
【0060】
このように、図7のST4に示すように盗難監視端末100が盗難監視サーバ200へ監視開始信号を発信する(図8の(ア)参照)。
次に、図7のST5に示すように、盗難監視サーバ200が監視開始等信号を受信する。
具体的には、図5に示す監視開始等信号受信部213が監視開始等信号を受信し、監視開始等信号判断部214が、端末監視開始等信号データベース214aを参照して、受信された信号がどの盗難監視端末100の信号かを判断し、図示しない盗難監視サーバ200の制御部に盗難監視システム10の稼働を指示する。
【0061】
これにより、盗難監視端末100、振動センサ150、盗難監視サーバ200及び携帯電話300等による盗難監視システム10が稼働を開始する。
この盗難監視システム10の動作等は、具体的には、センサ信号ステップ、監視ゾーンステップ及び呼び出し信号ステップ等に分けられるので、それぞれについて説明する。
【0062】
(センサ信号ステップについて)
図9は、センサ信号ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、自動車11に配置される盗難監視端末100が振動センサ150で異常を検知する異常検知工程が実行される。
すなわち、第3者が自動車11のドア等を開けるため車体等を揺らすと、図1の振動センサ150が振動を検知し、図4のセンサ制御部151を介してセンサ信号受領部121がセンサ信号を受信し、センサ信号発信部123がセンサ信号を発信する(盗難監視端末がセンサ信号を盗難監視サーバへ発信(ST6)及び図8のセンサ信号発信(イ))。
このST6が、盗難監視端末100の振動センサ150が、前記異常検知工程で検知した検知信号を盗難監視サーバ200に発信する検知信号発信工程の一例となる。
【0063】
次に、盗難監視サーバ200のセンサ信号受信部201がセンサ信号を受信する検知信号受信工程が行われる。
そして、図9のST7に示すように、盗難監視サーバ200の異常信号生成部202は、前記検知信号受信工程で受信したセンサ信号に基づき第1の異常信号(センサ異常信号)を生成する(第1の異常信号生成工程)。
次に、図9のST8に示すように、盗難監視サーバが第1の異常信号(センサ異常信号)を携帯電話へ発信する(図8の第1の異常信号(センサ異常信号)発信(ウ))。
すなわち、盗難監視サーバ200の異常信号発信部207が、異常信号生成部202で生成された第1の異常信号(センサ異常信号)を該当する自動車11の所有者(甲)の携帯電話300へ発信する(第1の異常信号通知工程)。
【0064】
次に図9のST9に示すように、携帯電話300が第1の異常信号(センサ異常信号)を受信する。
これにより、自動車11の所有者(甲)は自己の自動車11が盗難等に遭っていること分かるので、盗難監視システム10は自動車11の所有者(甲)にその異常を速やかに通知することができる。
【0065】
(呼び出し信号ステップについて)
図10は、呼び出し信号ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、図10のST10に示すように、盗難監視サーバ200から呼び出し信号を発信する。
すなわち、これが、図5の盗難監視サーバ200の呼び出し信号発信部203が盗難監視端末100に対し呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程の一例となる。
具体的には、図3の呼び出し信号生成部204が、呼び出し信号を生成し、呼び出し信号発信部203が呼び出し信号を発信する(図8の呼び出し信号発信(エ)。
【0066】
次に、盗難監視端末100の図4の呼び出し信号受信部130が呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程が行われる。
そして、図10のST11にように、盗難監視端末から応答信号を盗難監視サーバへ発信する。
すなわち、図4の応答信号生成発信部140が呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を盗難監視サーバ200へ発信する応答信号生成発信工程の一例が行われる(図8の応答信号発信(オ))。
具体的には、先ず、図4の応答信号生成発信部140の呼び出し信号判定部141が呼び出し信号データベース141aを参照し、盗難監視サーバ200の呼び出し信号と認識する。
そして、応答信号生成部142が応答信号データベース142aを参照して応答信号を生成し、応答信号発信部143が応答信号を盗難監視サーバ200へ発信する。
【0067】
次に、盗難監視サーバ200の応答信号受信部205が応答信号を受信する応答信号受信工程が行われる。
そして、図10のST12に示すように、呼び出し信号に対応する応答信号を受信したか否かを判断する。
すなわち、盗難監視サーバ200の応答信号判断部206が応答信号受信部205で受信可能な応答信号の有無を判断する応答信号判断工程の一例が行われる。
具体的には、呼び出し信号に対応する応答信号を呼び出し信号の発信の後、一定期間内に受信したか否かを判断する。
そして、呼び出し信号に対応する応答信号を受信すると図5の応答信号履歴データベース206bに上述の盗難監視端末100等のID番号等と関連付けられて格納される。
【0068】
また、応答信号データベース206aは、発信される呼び出し信号に関する情報を保有している。このため、応答信号が呼び出し信号に添付等して発信されれば、この応答信号データベース206aを参照することで、受信した応答信号が正しいか否かも容易に判断することができる。
【0069】
一方、盗難監視サーバ200が、応答信号を一定期間内に受信できない場合は、図10のST13に示すように、盗難監視サーバが第2の異常信号を携帯電話へ発信する(図8の第2の異常信号(応答異常信号)を発信(カ))。
具体的には、先ず、盗難監視サーバ200の異常信号生成部202が、応答信号判断部206で応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号(応答異常信号)を生成する第2の異常信号生成工程の一例が行われる。
すなわち、応答信号判断部206が一定期間内に応答信号を受信できない場合は、異常があったと判断して、異常信号生成部202が第2の異常信号(応答異常信号)を生成する。
そして、図5の異常信号発信部207が、この第2の異常信号(応答異常信号)を対応する携帯電話300に発信する。これが、第2の異常信号通知工程の一例であり、このように通知されることで自動車11の所有者(甲)は自己の自動車11に異常があったことをいち早く知ることができる。
【0070】
以上のように、盗難監視システム10は、盗難監視端末100の振動センサ150から異常を検知する信号が盗難監視サーバ200へ発信されていない場合でも、盗難監視端末100と盗難監視サーバ200との間には呼び出し信号と応答信号とで相互に交信している。
したがって、例えば第3者が、自動車11に近づき、振動センサ150が検知しないようにドアを開け、盗難監視端末100自体を破壊等した場合、従来では、振動センサ150が異常を検知した信号が、盗難監視端末100から盗難監視サーバ200に発信されないので、自動車11の所有者(甲)は、その異常に気が付くが遅れ盗難監視システムとしては問題があった。
しかし、本実施の形態の盗難監視システム10では、第3者が盗難監視端末100を破壊すると、盗難監視端末100は盗難監視サーバ200からの呼び出し信号に対応する応答信号を発信できず、これにより、盗難監視サーバ200は応答信号の非受信を認識し、第2の異常信号(応答異常信号)を自動車11の所有者(甲)の携帯電話300に通知する。
このため、自動車11の所有者(甲)は、速やかにその異常に気が付くことができので、緻密な監視を行うことができる。
【0071】
(監視ゾーンステップについて)
図11は、監視ゾーンステップを示す概略フローチャートである。
ところで、駐車場に到着した自動車11の所有者(甲)は、自動車11から離れるに際して、盗難監視システム10を稼働させることができる。
この場合は、図7のST3乃至ST5の動作の後、以下の動作を行う。
先ず、図11のST14に示すように、盗難監視端末が位置情報を取得する。すなわち、盗難監視端末100のGPS装置117が位置情報(緯度、経度及び高度等)を取得する(位置情報取得工程の一例)。
具体的には、所有者(甲)は、図4のGPS衛星信号受信部117bで信号を受信し、GPS装置制御部117aで緯度、経度及び高度等の位置情報を生成する。
【0072】
そして、図11のST15に示すように、盗難監視端末が盗難監視範囲情報を生成する。
すなわち、盗難監視端末100の監視範囲生成部144が前記位置情報に基づき監視範囲情報を生成する(監視範囲生成工程の一例)。
具体的には、監視範囲生成部144の監視ゾーン形成部144aは、地図データベース144bと前記位置情報に基づき、監視範囲情報を生成する。
より具体的には、所有者(甲)は、ゾーン入力部119aを操作して、表示部118aに表示された地図上の前記位置情報を中心に例えば半径500m等の監視範囲を設定する。
【0073】
次に、図11のST16に示すように、監視範囲情報は監視ゾーンデータベースに格納される。
具体的には、先ず、上述のように生成された監視範囲情報は、監視ゾーン発信部145によって、図1の基地局12を介して、盗難監視サーバ200に発信される。
これは、盗難監視端末100の監視ゾーン発信部145が監視範囲情報を盗難監視サーバ200に発信する監視範囲情報発信工程の一例である。
次に、盗難監視サーバ200の監視ゾーン受信部208が前記監視範囲情報を受信する(監視範囲情報受信工程の一例)。
そして、盗難監視ゾーン200の監視ゾーンデータベース209が受信した監視範囲情報を格納する(監視範囲情報格納工程の一例)。
すなわち、盗難監視サーバ200では、図5に示す監視ゾーン受信部208が前記監視範囲情報を受信し、監視ゾーン処理部210により監視ゾーンデータベース209に上述の盗難監視端末100等のID番号等と関連付けられて格納される。
【0074】
以上により、盗難監視サーバ200の監視ゾーンデータベース209への監視範囲情報(特定の位置の半径500m)の登録が終了し、自動車11の所有者(甲)は盗難監視システム10を動作させて自動車11を離れる。
次に、図11のST17に示すように、盗難監視端末が現在位置情報を盗難監視サーバへ発信する(図8の現在位置情報発信(キ))。
これは、盗難監視端末100の位置情報発信部117cがGPS装置117が取得した位置情報(緯度、経度及び高度等)を盗難監視サーバ200へ発信する位置情報発信工程の一例である。
【0075】
そして、盗難監視ゾーン200の図5に示す位置情報受信部211が前記位置情報を受信する(位置情報受信工程の一例)。
さらに、図11のST18に示すように、現在位置情報が監視ゾーンの内側に在るか否かを判断する。
すなわち、盗難監視サーバ200の監視ゾーン判断部212が、受信した位置情報を、監視ゾーンデータベース209内の監視範囲情報(半径500m等)と比較し、受信した位置情報が監視範囲情報に対する関係で判断、具体的には半径500mの監視範囲の内側にあるか否かを判断する(監視範囲判断工程の一例)。
【0076】
この監視ゾーン判断部212の判断で、位置情報が監視範囲情報(半径500m等)に対して所定の位置関係(監視範囲外等)にあることに基づき、異常信号生成部202が第3の異常信号(移動異常信号)を生成する(第3の異常信号(移動異常信号)生成工程の一例)。
すなわち、自動車11は第3者によって移動された場合で、半径500m内を越えて移動された場合は、異常と判断して異常信号を生成する。
そして、図11のST19に示すように盗難監視サーバが第3の異常信号(移動異常信号)を携帯電話へ発信する(図8の第3の異常信号(移動異常信号)(ク))。
すなわち、図5の異常信号発信部207が第3の異常信号(移動異常信号)を自動車11の所有者(甲)の携帯電話300に発信するので、所有者(甲)は直ちに自己の自動車11の異常を知ることができる。
【0077】
このように、監視ゾーンステップによれば、自動車11の所有者(甲)は、任意の大きさの監視範囲情報を生成でき、この監視範囲情報に基づいて盗難監視システム10を稼働させることできるので、使い勝手のよい盗難監視システム10となる。
また、盗難監視サーバ200は盗難監視端末100の位置情報を定期的または不定期に取得するので盗難監視端末100の正確な位置を把握することができるので、例えば監視範囲外に盗難監視端末100が出た場合は、直ちに速やかに、その異常の発生を判断できるので、精度の高い盗難監視システム10となっている。
【0078】
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の異常検知工程、検知信号発信工程、検知信号受信工程、第1の異常信号生成工程、第1の異常信号通知工程、呼び出し信号発信工程、呼び出し信号受信工程、応答信号生成発信工程、応答信号判断工程、第2の異常信号生成工程、第2の異常信号通知工程等を実行させるための監視プログラム等とすることができる。
また、このような監視プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることもできる。
【0079】
これら監視プログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態にするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital VersatileDisc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
【0080】
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムの実施の形態である盗難監視システムを示す概略図である。
【図2】盗難監視端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。
【図3】盗難監視サーバの主なハードウエア構成等を示す概略図である。
【図4】盗難監視端末のソフトウエア構成等を示す概略図である。
【図5】盗難監視サーバの主なソフトウエアの構成等を示す概略図である。
【図6】盗難監視システムを利用するための事前ステップを示す概略フローチャートである。
【図7】監視開始ステップを示す概略フローチャートである。
【図8】盗難監視端末、盗難監視サーバ及び携帯電話の間の交信状態を示す概略シーケンスチャートである。
【図9】センサ信号ステップを示す概略フローチャートである。
【図10】呼び出し信号ステップを示す概略フローチャートである。
【図11】監視ゾーンステップを示す概略フローチャートである。
【符号の説明】
10・・・盗難監視システム、11・・・自動車、12・・・基地局、13a乃至13d・・・GPS衛星、100・・・盗難監視端末、110・・・盗難監視端末本体、111・・・バス、112・・・CPU、113・・・RAM、114・・・ROM、115・・・ハードディスク、116・・・無線装置、117・・・GPS装置、117a・・・GPS装置制御部、117b・・・GPS衛星信号受信部、117c・・・位置情報発信部、118・・・表示装置、118a・・・表示部、119・・・入力装置、119a・・・ゾーン入力部、120・・・センサ信号発信部、121・・・センサ信号受領部、123・・・センサ信号発信部、130・・・呼び出し信号受信部、140・・・応答信号生成発信部、141・・・呼び出し信号判定部、141a・・・呼び出し信号データベース、142・・・応答信号生成部、142a・・・応答信号データベース、143・・・応答信号発信部、144・・・監視範囲生成部、144a・・・監視ゾーン形成部、144b・・・地図データベース、145・・・監視ゾーン発信部、146・・・監視開始等信号生成部、146a・・・監視開始等信号発信部、146b・・・パスワード入力部、150・・・振動センサ、151・・・センサ制御部、200・・・盗難監視サーバ、201・・・センサ信号受信部、202・・・異常信号生成部、203・・・呼び出し信号発信部、204・・・呼び出し信号生成部、205・・・応答信号受信部、206a・・・応答信号データベース、206b・・・応答信号履歴データベース、207・・・異常信号発信部、208・・・監視ゾーン受信部、209・・・監視ゾーンデータベース、210・・・監視ゾーン判断部、211・・・位置情報受信部、212・・・監視ゾーン判断部、213・・・監視開始等信号受信部、214・・・監視開始等信号判断部、214a・・・端末監視開始等信号データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視対象に配置される監視端末装置を管理装置が監視し、その異常を信号受信端末装置に通知する監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、盗難監視システムが利用されている。この盗難監視システムは、自動車等に配置される監視端末装置である例えば盗難監視端末を有している。この盗難監視端末は異常検知手段である例えばセンサを有しており、このセンサが異常を検知すると、盗難監視端末は、その異常信号を管理装置である例えば盗難監視サーバに通知する構成となっている。
また、盗難監視サーバは、この盗難監視端末からの異常信号を受信すると、盗難監視端末に異常があったと判断して、自動車等の持ち主等の信号受信端末装置である例えば自宅の電話等に異常を通知する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−14575号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、窃盗犯等が、自動車等に配置されている盗難監視端末のセンサに検知されないように盗難監視端末自体を破壊等する場合がある。
この場合は、センサが異常信号を発信する前に、盗難監視端末自体が破壊等されてしまうので、前記盗難監視サーバが異常信号を受信せず、このため、自動車等の持ち主等にも異常を通知できず、盗難監視システムが十分に機能しないという問題があった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する前監視端末装置等が破壊等されても、監視端末装置の異常を信号受信端末装置に速やかに通知することができる監視システム、管理装置、監視方法、管理装置の制御方法、監視プログラム、管理装置の制御プログラム、監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と、前記監視端末装置と信号の授受を行う管理装置と、前記管理装置からの異常信号を受信する信号受信端末装置と、を有する監視システムであって、前記監視端末装置は、異常を検知する異常検知手段と、この異常検知手段の検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信手段と、前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信手段と、を有し、前記管理装置は、前記監視端末装置からの前記検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする監視システムにより達成される。
【0007】
前記構成によれば、前記監視端末装置は、異常を検知する異常検知手段と、 この異常検知手段の検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信手段とを有する。
また、前記管理装置は、前記監視端末装置からの前記検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段とを有する。
さらに、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段とを有している。
このため、前記異常検知手段が異常を検知すると、前記検知信号は前記管理装置に発信され、前記管理装置は前記検知信号を受信し第1の異常信号として前記信号受信端末装置に発信される。
したがって、例えば自動車等に配置された前記監視端末装置が検知した異常は、前記管理装置を介して、例えば自動車の所有者等が所持する前記信号受信端末装置に通知されるので、自動車の所有者等に速やかに自己の自動車等に異常があったことを通知することができる。
【0008】
また、前記構成によれば、前記管理装置は、前記監視端末装置に対し呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有している。
そして、前記監視端末装置は、前記管理装置の前記呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信手段と、を有している。
このため、前記監視端末装置が前記検知信号を発信しない場合でも、この監視端末装置と前記管理装置との間には呼び出し信号と応答信号とで相互に交信している。
ところで、例えば、前記異常検知手段が検知信号を発する前に前記監視端末装置が破壊等された場合は、前記管理装置は前記検知信号を受信できない。
しかし、本発明では、前記監視端末装置から前記応答信号が発信されないこと、すなわち、応答信号の非受信を前記管理装置の前記応答信号判断手段が判断し、前記第2の異常信号を前記異常信号通知手段が前記信号受信端末装置に対し発信する。
したがって、例え前記検知信号が発信される前に、自動車等に配置された前記監視端末装置が破壊等されても、前記管理装置は前記応答信号がないことから前記第2の異常信号を生成し、異常があったことを自動車に所有者等に速やかに通知することができる。
【0009】
好ましくは、前記監視端末装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段と、前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信手段と、を有し、前記管理装置は、前記監視範囲情報発信手段で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段と、前記監視範囲情報受信手段で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段と、前記位置情報発信手段から発信される位置情報を受信する位置情報受信手段と、 前記位置情報受信手段で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段と、前記監視範囲判断手段で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段と、を有し、前記管理装置の前記異常信号通知手段が、前記第3の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する構成となっていることを特徴とする監視システムである。
【0010】
前記構成によれば、前記監視端末装置が、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段と、前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信手段と、を有する。
また、前記管理装置は、前記監視範囲情報発信手段で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段と、前記監視範囲情報受信手段で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段と、を有する。
このため、前記監視端末装置は、自己の位置情報に基づいて監視範囲情報(例えば半径500m等)を生成でき、このように生成された監視範囲情報を前記管理装置の前記監視範囲情報格納手段に登録することができる。
【0011】
また、前記監視端末装置は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信手段と、を有している。
そして、前記管理装置は、前記位置情報発信手段から発信される位置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受信手段で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段と、前記監視範囲判断手段で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段と、を有している。
【0012】
さらに、前記管理装置の前記異常信号通知手段が、前記第3の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する構成となっている。
このため、例えば自動車等に配置された前記監視端末装置が動いても、前記位置情報取得手段が逐次位置情報を前記管理装置に発信するので、前記管理装置は、前記監視端末装置に位置を正確に認識することができる。
さらに、前記管理装置の前記監視範囲判断手段が、当該位置情報が前記監視範囲情報と所定の位置関係(例えば監視範囲外であるか否か等)にあることを判断する。そして、所定の位置関係(例えば監視範囲外)であると判断した場合は、前記第3の異常信号を生成して、例えば自動車の所有者等の前記信号受信端末装置に異常を通知することになる。
【0013】
したがって、特定に位置情報、例えば自動車の駐車位置から任意の範囲内(例えば半径500m)を監視範囲として設定することで、その範囲外に前記監視端末装置が移動した場合は、異常として通知することができる。すなわち、監視すべき所定の範囲であるゾーン等を自在に設定できるので、利用者のニーズに合致した監視システムとすることができる。
【0014】
好ましくは、前記監視端末装置には、当該監視端末装置を監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し、発信する監視開始等信号発信等手段が設けられ、前記管理装置には、前記監視開始等信号を受信し監視開始や監視終了等を判断し指示する監視開始等信号処理手段が設けられていることを特徴とする監視システムである。
【0015】
前記構成によれば、前記監視端末装置には、当該監視端末装置を監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し、発信する監視開始等信号発信等手段が設けられ、 前記管理装置には、前記監視開始等信号を受信し監視開始等を判断し指示する監視開始等信号処理手段が設けられている。
このため、前記監視端末装置の前記監視開始等信号発信等手段が前記監視開始や監視終了等の信号を発信し、この信号を前記管理装置が受信し、前記監視端末装置の監視開始や監視終了等を前記監視開始等信号処理手段で処理する構成となっている。
したがって、例えば自動車に配置されている前記監視端末装置から前記管理装置に対して監視開始や監視終了の信号を発信することで、監視を希望する期間を自由に設定することができる。
【0016】
好ましくは、前記監視開始等信号発信等手段には、パスワード入力手段及び/または鍵挿入手段が設けられていることを特徴とする監視システムである。
【0017】
前記構成によれば、前記監視開始等信号発信等手段には、パスワード入力手段及び/または鍵挿入手段が設けられているので、パスワードを知っており、若しくは鍵を有している者のみが、前記監視システムを稼働させることができる。
したがって、第3者は、容易に前記監視システムの監視終了の信号を管理装置に送信することができないので、より精度良く監視システムを稼働させることができる。
【0018】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置であって、前記管理装置は、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする管理装置により達成される。
【0019】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0020】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される前記監視端末装置が異常検知手段で異常を検知する異常検知工程と、前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする監視方法により達成される。
【0021】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0022】
前記目的は、本発明によれば、前記監視端末装置の位置情報取得手段が位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記監視端末装置の監視範囲生成手段が前記位置情報取得工程で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成する監視範囲生成工程と、前記監視端末装置の監視範囲情報発信手段が前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信工程と、前記管理装置の監視範囲情報受信手段が、前記監視範囲情報発信工程で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信工程と、前記管理装置の監視範囲情報格納手段が、前記監視範囲情報受信工程で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納工程と、前記監視端末装置の位置情報発信手段が前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信工程と、前記管理装置の位置情報受信手段が、前記位置情報発信工程で発信する位置情報を受信する位置情報受信工程と、前記管理装置の監視範囲判断手段が、前記位置情報受信工程で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断工程と、前記管理装置の第3の異常信号生成手段が、前記監視範囲判断工程で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成工程と、を有することを特徴とする監視方法により達成される。
【0023】
前記構成によれば、上述の監視システムと同様の作用、効果を奏する。
【0024】
前記目的は、本発明によれば、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする管理装置の制御方法により達成される。
【0025】
前記構成によれば、前記構成によれば、上述の管理装置と同様の作用、効果を奏する。
【0026】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラムにより達成される。
【0027】
前記構成によれば、上述の監視方法と同様の作用、効果を奏する。
【0028】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラムにより達成される。
【0029】
前記構成によれば、上述の管理装置の制御方法と同様の作用、効果を奏する。
【0030】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、
前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、 前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。
【0031】
前記構成によれば、監視プログラムと同様の作用、効果を奏する。
【0032】
前記目的は、本発明によれば、コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。
【0033】
前記構成によれば、上述の管理装置の制御プログラムと同様の作用、効果を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0035】
図1は、本発明の監視システムの実施の形態である盗難監視システム10を示す概略図である。
図1に示すように、盗難監視システム10は、監視対象である例えば自動車11に配置される監視端末装置である例えば盗難監視端末100を有している。
また、盗難監視システム10は、盗難監視端末100と信号の授受を行う管理装置である例えば盗難監視サーバ200を有している。
具体的には、図1に示すように基地局12を介して電話回線で盗難監視端末100と盗難監視サーバ200とが通信可能に接続されている。
さらに、盗難監視システム10は、盗難監視サーバ200からの異常信号を受信する信号受信端末装置である例えば自動車11の所有者(甲)の携帯電話3000を有している。
具体的には、携帯電話300は、図1に示すように基地局12を介して電話回線で盗難監視サーバ200と通信可能に接続されている。
そして、盗難監視端末100は、図1に示すように、盗難監視端末本体110と、異常を検知する異常検知手段である例えば振動センサ150とを有している。
【0036】
異常検知手段は、車両に加わる振動を検出して警報を発する振動センサ150のみならず、傾きセンサ(ジャッキアップ等による車両の傾きで警報を発する)、赤外線センサ(車両に対する人間の接近等により警報を発する)、圧力センサ(車両のドアを開けることによって生ずる車内の圧力変化で警報を発する)でもよい。
また、他に超音波センサやバッテリ電圧監視センサ(ドアを開けることによって室内灯が点灯し、このときの僅かなバッテリ変化を検出して警報を発する)でもよい。以下、説明の便宜のため振動センサ150を例に説明する。
【0037】
(盗難監視端末100等のハードウエア構成等について)
図2は盗難監視端末100の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように盗難監視端末本体110には、例えばコンピュータ等を有しており、コンピュータは、バス111を有しており、このバス111に、CPU(Central Processing Unit)112、RAM(Random Access Memory)113、ROM(Read Only Memory)114、ハードディスク127等が配置されている。
そして、このコンピュータには、盗難監視端末100が基地局12を介して盗難監視サーバ200と通信するための無線装置116やGPS装置117が接続されている。
また、コンピュータには、ディスプレイ等の表示装置118やキーボード等の入力装置119、そして、振動センサ150が接続されている。
したがって、コンピュータが上述の各装置等の動作等を制御等する構成となっている。
【0038】
すなわち、このバス111はすべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。
CPU112は所定のプログラムの処理を行う他、バス111に接続されたROM114等を制御している。ROM114は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM113は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
ところで、GPS装置117は、位置情報を取得する位置情報取得手段の一例であって、このGPS(Global Positioning System)装置117は、図1のGPS衛星13a乃至13dからの信号を受信することで自己位置の緯度、経度及び高度等に位置情報を取得する装置となっている。
【0039】
(盗難監視サーバ200等のハードウエア構成等について)
図3は盗難監視サーバ200の主なハードウエア構成等を示す概略図である。図3に示すように、盗難監視サーバ200はコンピュータを有しており、コンピュータは、盗難監視端末100と同様に、バス111、CPU112、RAM113、ROM114、ハードディスク127等が配置されている。
また、このコンピュータには、盗難監視サーバ200が基地局12を介して盗難監視端末100と通信するための無線装置116や表示装置118、入力装置119が接続されている。
【0040】
(盗難監視端末100等のソフトウエア構成等について)
図4は、盗難監視端末100のソフトウエア構成等を示す概略図である。
図4に示すように、盗難監視端末100は、図2の振動センサ150を制御するセンサ制御部151を有している。
また、盗難監視端末100は、振動センサ150の位置信号を盗難監視サーバ200に発信する検知信号発信手段である例えばセンサ信号発信部120を有している。
このセンサ信号発信部120は、センサ制御部151からのセンサ信号を受信するセンサ信号受領部121を有している。また、センサ信号発信部120は、センサ信号受領部121で受領したセンサ信号を盗難監視サーバ200に対し発信するセンサ信号発信部123を有している。
このセンサ信号は、具体的には、図2の無線装置116によって発信される。
【0041】
また、盗難監視端末100は、盗難監視サーバ200の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段である例えば呼び出し信号受信部130と、この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を盗難監視サーバ200に発信する応答信号生成発信手段である例えば応答信号生成発信部140と、を有している。
この応答信号生成発信部140は、図4に示すように、呼び出し信号受信部130と接続されている呼び出し信号判定部141を有している。この呼び出し信号判定部141は、呼び出し信号データベース141aを備えており、呼び出し信号受信部130で受信された呼び出し信号を、呼び出し信号データベース141a内の呼び出し信号と比較して判断する構成となっている。
【0042】
また、応答信号生成発信部140には、応答信号データベース142aを備える応答信号生成部142が設けられ、呼び出し信号判定部141で呼び出し信号として判断された信号に応答する応答信号を生成する。
この応答信号を生成する際に、応答信号データベース142aを参照する。
また、応答信号生成発信部140には、応答信号発信部143が設けられ、応答信号生成部142で生成された応答信号を盗難監視サーバ200へ送信する構成となっている。
この応答信号の送信は、具体的には図2の無線装置116により行われる。
【0043】
また、図4に示すように、GPS装置117には、GPS装置117の動作を制御するGPS装置制御部117aを有している。このGPS装置制御部117aは、図1のGPS衛星13a等からの信号を受信するGPS衛星信号受信部117bと、GPS装置117が取得した位置情報を盗難監視サーバ200に発信する位置情報発信手段である例えば位置情報発信部117cとに接続され、それぞれの動作等を制御する構成となっている。
この位置情報発信部117cは、具体的には図2の無線装置116により位置情報を盗難監視サーバ200に送信している。
【0044】
また、図4に示すように、盗難監視端末100には、GPS装置117で取得した位置情報(例えば緯度、経度及び高度等の情報)に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段である例えば監視範囲生成部144を有している。この監視範囲生成部144は、地図データベース144bを備える監視ゾーン形成部144aを有しており、この監視ゾーン形成部144aは、地図データベース144bの地図情報と、前記位置情報により、地図上に監視ゾーンを形成することができる構成となっている。
また、この監視ゾーン形成部144aは、図2の表示装置118を制御する表示部118aと、図2の入力装置119を制御するゾーン入力部119aとを有している。
したがって、操作者はディスプレイを見ながらキーボード等を操作して、任意の監視範囲を設定できる構成となっている。
【0045】
また、盗難監視端末100は、監視ゾーン形成部144aで設定した監視範囲情報を盗難監視サーバ200へ図2の無線装置116で発信する監視範囲情報発信手段である例えば監視ゾーン発信部145を有している。
【0046】
そして、盗難監視端末100には、当該盗難監視端末100を盗難監視サーバ200が監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し発信する監視開始等信号発信等手段である例えば監視開始等信号生成部146と監視開始等信号発信部146aとが設けられている。
また、この監視開始等信号生成部146には、パスワード入力手段である例えばパスワード入力部146bが設けられている。
具体的には、図3の入力装置119によりパスワードが入力され、入力されたパスワードが正しいか否かを監視開始等信号生成部146が判断し、パスワードが正しい場合は、監視開始等信号発信部146aから監視開始等信号が図2の無線装置116によって盗難監視サーバ200に発信される構成となっている。
なお、本実施の形態ではパスワードと成っているが、この他に鍵挿入手段等を設け、鍵の操作によって、監視開始等信号を発信させる構成としてもよい。
【0047】
(盗難監視サーバ200等のソフトウエアの構成等について)
図5は、盗難監視サーバ200の主なソフトウエアの構成等を示す概略図である。
図5に示すように、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100からのセンサ信号を図3の無線装置116で受信するための検知信号受信手段である例えばセンサ信号受信部201を有している。
また、盗難監視サーバ200は、センサ信号受信部201で受信したセンサ信号を生成する第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部202を有している。
【0048】
また、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100に対し呼び出し信号を図3の無線装置116で発信する呼び出し信号発信手段である例えば呼び出し信号発信部203を有している。この呼び出し信号発信部203は、図5の呼び出し信号生成部204で生成された呼び出し信号を盗難監視端末100に発信する構成となっている。
また、盗難監視サーバ200は、盗難監視端末100からの応答信号を図3の無線装置116で受信する応答信号受信手段である例えば応答信号受信部205を有している。そして、応答信号受信部205で受信可能な盗難監視端末100からの応答信号の有無を判断する応答信号判断手段である例えば応答信号判断部206も設けられている。
【0049】
この応答信号判断部206は受信できた応答信号がどの盗難監視端末100の応答信号であるかを応答信号データベース206aを参照して判断する。
そして、応答信号履歴データベース206bに履歴情報として登録する。
一方、応答信号を受信できないときは、受信できない応答信号を応答信号データベース206a及び応答信号履歴データベース206b等を参照して特定し、当該受信できない応答信号に対応する図1の携帯電話300へ発信するための第2の異常信号を、異常信号生成部202が生成する。
すなわち、応答信号判断部206で応答信号が非受信と判断されたことに基づき前記第2の異常信号を第2の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部が生成する。
【0050】
また、盗難監視サーバ200は、前記第1及び前記第2の異常信号生成手段である前記異常信号生成部202で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を図3の無線装置116によって図1の携帯電話300に対し発信する異常信号通知手段である例えば異常信号発信部207が設けられている。
【0051】
また、盗難監視サーバ200には、図4の監視ゾーン発信部145で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段である例えば監視ゾーン受信部208が配置されている。
具体的には、監視ゾーン受信部208は図3の無線装置116により監視範囲情報を受信する。
【0052】
そして、盗難監視サーバ200は、監視ゾーン受信部208で受信された監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段である例えば監視ゾーンデータベース209を有している。
また、盗難監視サーバ200は、監視ゾーン受信部208で受信した監視範囲情報を監視ゾーンデータベース209に格納するための監視ゾーン処理部210を有している。
【0053】
また、盗難監視サーバ200は、図4の位置情報発信部117cから発信される位置情報を受信する位置情報受信手段である例えば位置情報受信部211を有している。
具体的には、位置情報受信部211は、図3の無線装置116により位置情報を受信する。
そして、盗難監視サーバ200には、位置情報受信部211で受信された位置情報を、監視ゾーンデータベース209内の前記監視範囲情報と比較し、位置情報を監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段である例えば監視ゾーン判断部212が設けられている。
すなわち、監視ゾーン判断部212は、例えば位置情報で特定される緯度、経度及び高度等の情報と、例えば特定の緯度、経度及び高度等を中心とする半径等で定められている監視範囲情報とを比較して、この監視範囲内に前記位置情報が位置するか否かを判断する。
【0054】
そして、異常信号生成部202は、監視ゾーン判断部212で判断された位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段である例えば異常信号生成部202としても機能する。
具体的には、監視ゾーン判断部212は、前記位置情報が例えば監視範囲外に位置すると判断すると、異常信号生成部202が第3の異常信号を生成することとなる。
そして、図5の異常信号発信部207は、この第3の異常信号を図1の携帯電話300へ発信する機能も果たしている。
【0055】
ところで、盗難監視サーバ200には、図4の盗難監視端末100の監視開始等信号発信部146aが発信する監視開始等信号を受信し監視開始や監視終了等を判断し指示する監視開始等信号処理手段である例えば、監視開始等信号受信部213、監視開始等信号判断部214及び端末監視開始等信号データベース214a等が設けられている。
すなわち、監視開始等信号受信部213は、図3の無線装置116によって監視開始等信号を受信する。そして、監視開始等信号判断部214は、端末監視開始等信号データベース214a内の情報を参照して、受信した監視開始等信号の発信元の盗難監視端末100等を判断し、その判断に従い、盗難監視サーバ200は、当該盗難監視端末100の監視を開始若しくは終了する構成となっている。
【0056】
(盗難監視システム10の動作等について)
盗難監視システム10は以上のように構成されているが、以下、その動作等について説明する。
本実施の形態では、例えば自動車11の所有者(甲)が、自己の自動車11を駐車場(P)に駐車させ、自動車11から離れている間に盗難監視システム10を利用する場合を例として説明する。
【0057】
(事前ステップについて)
図6は盗難監視システム10を利用するための事前ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、図6のST1に示すように、盗難監視サーバに監視対象端末を登録する。
すなわち、所有者(甲)は、図1の盗難監視サーバ200に、自己の自動車11に搭載している盗難監視端末110と振動センサ150を特定し得るID番号等を登録する。
また、盗難監視システム10が異常を検知した場合の通知先となる携帯電話300の電話番号等が登録される(図6のST2)。
このID番号や電話番号等は図示しないID番号等データベース等に格納される。
【0058】
(監視開始ステップ)
次に、図7の監視開始ステップが開始される。図7は、監視開始ステップを示す概略フローチャートである。
図8は、盗難監視端末100、盗難監視サーバ200及び携帯電話300の間の交信状態を示す概略シーケンスチャートである。
図7のST3に示すように、盗難監視端末にパスワードを入力し稼働させる。
すなわち、自動車11を駐車場に止め、自動車11から離れる所有者(甲)が盗難監視システム10を稼働させたいときに、所有者(甲)が図4のパスワード入力部146bから所定のパスワードを入力する。
盗難監視端末100には、予めパスワードが登録されているので、監視開始等信号生成部146がパスワードの一致を確認すると、監視開始等信号発信部146aから監視開始信号を盗難監視サーバ200に発信させることができる。
【0059】
また、この監視開始等信号発信部146aは、監視終了信号も発信することができる。
このため、所有者(甲)はパスワードを入力することで初めて、盗難監視システム10を稼働させたり、終了させたりすることができるので、第3者が自動車11を盗難する際に、容易に盗難監視システム10の稼働を終了させる信号を盗難監視サーバ200に送信できず、より精度よく且つ確実に盗難監視システム10を稼働させることができる。
すなわち、パスワードを知らない第3者は、盗難監視システム10の稼働の終了信号を盗難監視端末100から発信させることができないので、第3者が簡単に盗難監視システム10を終了させることを有効に防ぐことができる。
このように、自動車11の所有者(甲)は、盗難監視端末100は監視開始等信号発信部146aから監視開始信号や監視終了信号を発信することで、監視を希望する期間を自由に設定できる。
なお、本実施の形態ではパスワードとしたが、この代わりに、若しくは併せて鍵を用いても構わない。この場合には、パスワード入力部146aの代わりに、若しくは併せて鍵挿入手段が設けられる。
【0060】
このように、図7のST4に示すように盗難監視端末100が盗難監視サーバ200へ監視開始信号を発信する(図8の(ア)参照)。
次に、図7のST5に示すように、盗難監視サーバ200が監視開始等信号を受信する。
具体的には、図5に示す監視開始等信号受信部213が監視開始等信号を受信し、監視開始等信号判断部214が、端末監視開始等信号データベース214aを参照して、受信された信号がどの盗難監視端末100の信号かを判断し、図示しない盗難監視サーバ200の制御部に盗難監視システム10の稼働を指示する。
【0061】
これにより、盗難監視端末100、振動センサ150、盗難監視サーバ200及び携帯電話300等による盗難監視システム10が稼働を開始する。
この盗難監視システム10の動作等は、具体的には、センサ信号ステップ、監視ゾーンステップ及び呼び出し信号ステップ等に分けられるので、それぞれについて説明する。
【0062】
(センサ信号ステップについて)
図9は、センサ信号ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、自動車11に配置される盗難監視端末100が振動センサ150で異常を検知する異常検知工程が実行される。
すなわち、第3者が自動車11のドア等を開けるため車体等を揺らすと、図1の振動センサ150が振動を検知し、図4のセンサ制御部151を介してセンサ信号受領部121がセンサ信号を受信し、センサ信号発信部123がセンサ信号を発信する(盗難監視端末がセンサ信号を盗難監視サーバへ発信(ST6)及び図8のセンサ信号発信(イ))。
このST6が、盗難監視端末100の振動センサ150が、前記異常検知工程で検知した検知信号を盗難監視サーバ200に発信する検知信号発信工程の一例となる。
【0063】
次に、盗難監視サーバ200のセンサ信号受信部201がセンサ信号を受信する検知信号受信工程が行われる。
そして、図9のST7に示すように、盗難監視サーバ200の異常信号生成部202は、前記検知信号受信工程で受信したセンサ信号に基づき第1の異常信号(センサ異常信号)を生成する(第1の異常信号生成工程)。
次に、図9のST8に示すように、盗難監視サーバが第1の異常信号(センサ異常信号)を携帯電話へ発信する(図8の第1の異常信号(センサ異常信号)発信(ウ))。
すなわち、盗難監視サーバ200の異常信号発信部207が、異常信号生成部202で生成された第1の異常信号(センサ異常信号)を該当する自動車11の所有者(甲)の携帯電話300へ発信する(第1の異常信号通知工程)。
【0064】
次に図9のST9に示すように、携帯電話300が第1の異常信号(センサ異常信号)を受信する。
これにより、自動車11の所有者(甲)は自己の自動車11が盗難等に遭っていること分かるので、盗難監視システム10は自動車11の所有者(甲)にその異常を速やかに通知することができる。
【0065】
(呼び出し信号ステップについて)
図10は、呼び出し信号ステップを示す概略フローチャートである。
先ず、図10のST10に示すように、盗難監視サーバ200から呼び出し信号を発信する。
すなわち、これが、図5の盗難監視サーバ200の呼び出し信号発信部203が盗難監視端末100に対し呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程の一例となる。
具体的には、図3の呼び出し信号生成部204が、呼び出し信号を生成し、呼び出し信号発信部203が呼び出し信号を発信する(図8の呼び出し信号発信(エ)。
【0066】
次に、盗難監視端末100の図4の呼び出し信号受信部130が呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程が行われる。
そして、図10のST11にように、盗難監視端末から応答信号を盗難監視サーバへ発信する。
すなわち、図4の応答信号生成発信部140が呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を盗難監視サーバ200へ発信する応答信号生成発信工程の一例が行われる(図8の応答信号発信(オ))。
具体的には、先ず、図4の応答信号生成発信部140の呼び出し信号判定部141が呼び出し信号データベース141aを参照し、盗難監視サーバ200の呼び出し信号と認識する。
そして、応答信号生成部142が応答信号データベース142aを参照して応答信号を生成し、応答信号発信部143が応答信号を盗難監視サーバ200へ発信する。
【0067】
次に、盗難監視サーバ200の応答信号受信部205が応答信号を受信する応答信号受信工程が行われる。
そして、図10のST12に示すように、呼び出し信号に対応する応答信号を受信したか否かを判断する。
すなわち、盗難監視サーバ200の応答信号判断部206が応答信号受信部205で受信可能な応答信号の有無を判断する応答信号判断工程の一例が行われる。
具体的には、呼び出し信号に対応する応答信号を呼び出し信号の発信の後、一定期間内に受信したか否かを判断する。
そして、呼び出し信号に対応する応答信号を受信すると図5の応答信号履歴データベース206bに上述の盗難監視端末100等のID番号等と関連付けられて格納される。
【0068】
また、応答信号データベース206aは、発信される呼び出し信号に関する情報を保有している。このため、応答信号が呼び出し信号に添付等して発信されれば、この応答信号データベース206aを参照することで、受信した応答信号が正しいか否かも容易に判断することができる。
【0069】
一方、盗難監視サーバ200が、応答信号を一定期間内に受信できない場合は、図10のST13に示すように、盗難監視サーバが第2の異常信号を携帯電話へ発信する(図8の第2の異常信号(応答異常信号)を発信(カ))。
具体的には、先ず、盗難監視サーバ200の異常信号生成部202が、応答信号判断部206で応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号(応答異常信号)を生成する第2の異常信号生成工程の一例が行われる。
すなわち、応答信号判断部206が一定期間内に応答信号を受信できない場合は、異常があったと判断して、異常信号生成部202が第2の異常信号(応答異常信号)を生成する。
そして、図5の異常信号発信部207が、この第2の異常信号(応答異常信号)を対応する携帯電話300に発信する。これが、第2の異常信号通知工程の一例であり、このように通知されることで自動車11の所有者(甲)は自己の自動車11に異常があったことをいち早く知ることができる。
【0070】
以上のように、盗難監視システム10は、盗難監視端末100の振動センサ150から異常を検知する信号が盗難監視サーバ200へ発信されていない場合でも、盗難監視端末100と盗難監視サーバ200との間には呼び出し信号と応答信号とで相互に交信している。
したがって、例えば第3者が、自動車11に近づき、振動センサ150が検知しないようにドアを開け、盗難監視端末100自体を破壊等した場合、従来では、振動センサ150が異常を検知した信号が、盗難監視端末100から盗難監視サーバ200に発信されないので、自動車11の所有者(甲)は、その異常に気が付くが遅れ盗難監視システムとしては問題があった。
しかし、本実施の形態の盗難監視システム10では、第3者が盗難監視端末100を破壊すると、盗難監視端末100は盗難監視サーバ200からの呼び出し信号に対応する応答信号を発信できず、これにより、盗難監視サーバ200は応答信号の非受信を認識し、第2の異常信号(応答異常信号)を自動車11の所有者(甲)の携帯電話300に通知する。
このため、自動車11の所有者(甲)は、速やかにその異常に気が付くことができので、緻密な監視を行うことができる。
【0071】
(監視ゾーンステップについて)
図11は、監視ゾーンステップを示す概略フローチャートである。
ところで、駐車場に到着した自動車11の所有者(甲)は、自動車11から離れるに際して、盗難監視システム10を稼働させることができる。
この場合は、図7のST3乃至ST5の動作の後、以下の動作を行う。
先ず、図11のST14に示すように、盗難監視端末が位置情報を取得する。すなわち、盗難監視端末100のGPS装置117が位置情報(緯度、経度及び高度等)を取得する(位置情報取得工程の一例)。
具体的には、所有者(甲)は、図4のGPS衛星信号受信部117bで信号を受信し、GPS装置制御部117aで緯度、経度及び高度等の位置情報を生成する。
【0072】
そして、図11のST15に示すように、盗難監視端末が盗難監視範囲情報を生成する。
すなわち、盗難監視端末100の監視範囲生成部144が前記位置情報に基づき監視範囲情報を生成する(監視範囲生成工程の一例)。
具体的には、監視範囲生成部144の監視ゾーン形成部144aは、地図データベース144bと前記位置情報に基づき、監視範囲情報を生成する。
より具体的には、所有者(甲)は、ゾーン入力部119aを操作して、表示部118aに表示された地図上の前記位置情報を中心に例えば半径500m等の監視範囲を設定する。
【0073】
次に、図11のST16に示すように、監視範囲情報は監視ゾーンデータベースに格納される。
具体的には、先ず、上述のように生成された監視範囲情報は、監視ゾーン発信部145によって、図1の基地局12を介して、盗難監視サーバ200に発信される。
これは、盗難監視端末100の監視ゾーン発信部145が監視範囲情報を盗難監視サーバ200に発信する監視範囲情報発信工程の一例である。
次に、盗難監視サーバ200の監視ゾーン受信部208が前記監視範囲情報を受信する(監視範囲情報受信工程の一例)。
そして、盗難監視ゾーン200の監視ゾーンデータベース209が受信した監視範囲情報を格納する(監視範囲情報格納工程の一例)。
すなわち、盗難監視サーバ200では、図5に示す監視ゾーン受信部208が前記監視範囲情報を受信し、監視ゾーン処理部210により監視ゾーンデータベース209に上述の盗難監視端末100等のID番号等と関連付けられて格納される。
【0074】
以上により、盗難監視サーバ200の監視ゾーンデータベース209への監視範囲情報(特定の位置の半径500m)の登録が終了し、自動車11の所有者(甲)は盗難監視システム10を動作させて自動車11を離れる。
次に、図11のST17に示すように、盗難監視端末が現在位置情報を盗難監視サーバへ発信する(図8の現在位置情報発信(キ))。
これは、盗難監視端末100の位置情報発信部117cがGPS装置117が取得した位置情報(緯度、経度及び高度等)を盗難監視サーバ200へ発信する位置情報発信工程の一例である。
【0075】
そして、盗難監視ゾーン200の図5に示す位置情報受信部211が前記位置情報を受信する(位置情報受信工程の一例)。
さらに、図11のST18に示すように、現在位置情報が監視ゾーンの内側に在るか否かを判断する。
すなわち、盗難監視サーバ200の監視ゾーン判断部212が、受信した位置情報を、監視ゾーンデータベース209内の監視範囲情報(半径500m等)と比較し、受信した位置情報が監視範囲情報に対する関係で判断、具体的には半径500mの監視範囲の内側にあるか否かを判断する(監視範囲判断工程の一例)。
【0076】
この監視ゾーン判断部212の判断で、位置情報が監視範囲情報(半径500m等)に対して所定の位置関係(監視範囲外等)にあることに基づき、異常信号生成部202が第3の異常信号(移動異常信号)を生成する(第3の異常信号(移動異常信号)生成工程の一例)。
すなわち、自動車11は第3者によって移動された場合で、半径500m内を越えて移動された場合は、異常と判断して異常信号を生成する。
そして、図11のST19に示すように盗難監視サーバが第3の異常信号(移動異常信号)を携帯電話へ発信する(図8の第3の異常信号(移動異常信号)(ク))。
すなわち、図5の異常信号発信部207が第3の異常信号(移動異常信号)を自動車11の所有者(甲)の携帯電話300に発信するので、所有者(甲)は直ちに自己の自動車11の異常を知ることができる。
【0077】
このように、監視ゾーンステップによれば、自動車11の所有者(甲)は、任意の大きさの監視範囲情報を生成でき、この監視範囲情報に基づいて盗難監視システム10を稼働させることできるので、使い勝手のよい盗難監視システム10となる。
また、盗難監視サーバ200は盗難監視端末100の位置情報を定期的または不定期に取得するので盗難監視端末100の正確な位置を把握することができるので、例えば監視範囲外に盗難監視端末100が出た場合は、直ちに速やかに、その異常の発生を判断できるので、精度の高い盗難監視システム10となっている。
【0078】
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の異常検知工程、検知信号発信工程、検知信号受信工程、第1の異常信号生成工程、第1の異常信号通知工程、呼び出し信号発信工程、呼び出し信号受信工程、応答信号生成発信工程、応答信号判断工程、第2の異常信号生成工程、第2の異常信号通知工程等を実行させるための監視プログラム等とすることができる。
また、このような監視プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることもできる。
【0079】
これら監視プログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態にするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital VersatileDisc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
【0080】
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムの実施の形態である盗難監視システムを示す概略図である。
【図2】盗難監視端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。
【図3】盗難監視サーバの主なハードウエア構成等を示す概略図である。
【図4】盗難監視端末のソフトウエア構成等を示す概略図である。
【図5】盗難監視サーバの主なソフトウエアの構成等を示す概略図である。
【図6】盗難監視システムを利用するための事前ステップを示す概略フローチャートである。
【図7】監視開始ステップを示す概略フローチャートである。
【図8】盗難監視端末、盗難監視サーバ及び携帯電話の間の交信状態を示す概略シーケンスチャートである。
【図9】センサ信号ステップを示す概略フローチャートである。
【図10】呼び出し信号ステップを示す概略フローチャートである。
【図11】監視ゾーンステップを示す概略フローチャートである。
【符号の説明】
10・・・盗難監視システム、11・・・自動車、12・・・基地局、13a乃至13d・・・GPS衛星、100・・・盗難監視端末、110・・・盗難監視端末本体、111・・・バス、112・・・CPU、113・・・RAM、114・・・ROM、115・・・ハードディスク、116・・・無線装置、117・・・GPS装置、117a・・・GPS装置制御部、117b・・・GPS衛星信号受信部、117c・・・位置情報発信部、118・・・表示装置、118a・・・表示部、119・・・入力装置、119a・・・ゾーン入力部、120・・・センサ信号発信部、121・・・センサ信号受領部、123・・・センサ信号発信部、130・・・呼び出し信号受信部、140・・・応答信号生成発信部、141・・・呼び出し信号判定部、141a・・・呼び出し信号データベース、142・・・応答信号生成部、142a・・・応答信号データベース、143・・・応答信号発信部、144・・・監視範囲生成部、144a・・・監視ゾーン形成部、144b・・・地図データベース、145・・・監視ゾーン発信部、146・・・監視開始等信号生成部、146a・・・監視開始等信号発信部、146b・・・パスワード入力部、150・・・振動センサ、151・・・センサ制御部、200・・・盗難監視サーバ、201・・・センサ信号受信部、202・・・異常信号生成部、203・・・呼び出し信号発信部、204・・・呼び出し信号生成部、205・・・応答信号受信部、206a・・・応答信号データベース、206b・・・応答信号履歴データベース、207・・・異常信号発信部、208・・・監視ゾーン受信部、209・・・監視ゾーンデータベース、210・・・監視ゾーン判断部、211・・・位置情報受信部、212・・・監視ゾーン判断部、213・・・監視開始等信号受信部、214・・・監視開始等信号判断部、214a・・・端末監視開始等信号データベース
Claims (12)
- 監視対象に配置される監視端末装置と、
前記監視端末装置と信号の授受を行う管理装置と、
前記管理装置からの異常信号を受信する信号受信端末装置と、を有する監視システムであって、
前記監視端末装置は、異常を検知する異常検知手段と、
この異常検知手段の検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信手段と、
前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段と、
この呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信手段と、を有し、
前記管理装置は、前記監視端末装置からの前記検知信号を受信する検知信号受信手段と、
前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、
前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と
前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、
前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、
前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、
前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする監視システム。 - 前記監視端末装置は、位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成できる監視範囲生成手段と、
前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信手段と、
前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信手段と、を有し、
前記管理装置は、前記監視範囲情報発信手段で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信手段と、
前記監視範囲情報受信手段で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納手段と、
前記位置情報発信手段から発信される位置情報を受信する位置情報受信手段と、
前記位置情報受信手段で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断手段と、
前記監視範囲判断手段で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成手段と、を有し、
前記管理装置の前記異常信号通知手段が、前記第3の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。 - 前記監視端末装置には、当該監視端末装置を監視対象とすべきか否かの監視開始等信号を生成し、発信する監視開始等信号発信等手段が設けられ、
前記管理装置には、前記監視開始等信号を受信し監視開始や監視終了等を判断し指示する監視開始等信号処理手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の監視システム。 - 前記監視開始等信号発信等手段には、パスワード入力手段及び/または鍵挿入手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の監視システム。
- 監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置であって、
前記管理装置は、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信手段と、
前記検知信号受信手段で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成手段と、
前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信手段と
前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信手段と、
前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断手段と、
前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成手段と、
前記第1及び前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第1及び前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する異常信号通知手段と、を有することを特徴とする管理装置。 - 監視対象に配置される前記監視端末装置が異常検知手段で異常を検知する異常検知工程と、
前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、
前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と
前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、
前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする監視方法。 - 前記監視端末装置の位置情報取得手段が位置情報を取得する位置情報取得工程と、
前記監視端末装置の監視範囲生成手段が前記位置情報取得工程で取得した位置情報に基づいて監視範囲情報を生成する監視範囲生成工程と、
前記監視端末装置の監視範囲情報発信手段が前記監視範囲情報を前記管理装置に発信する監視範囲情報発信工程と、
前記管理装置の監視範囲情報受信手段が、前記監視範囲情報発信工程で発信される監視範囲情報を受信する監視範囲情報受信工程と、
前記管理装置の監視範囲情報格納手段が、前記監視範囲情報受信工程で受信された前記監視範囲情報を格納する監視範囲情報格納工程と、
前記監視端末装置の位置情報発信手段が前記位置情報取得手段が取得した位置情報を前記管理装置に発信する位置情報発信工程と、
前記管理装置の位置情報受信手段が、前記位置情報発信工程で発信する位置情報を受信する位置情報受信工程と、
前記管理装置の監視範囲判断手段が、前記位置情報受信工程で受信された前記位置情報を、前記監視範囲情報格納手段内の監視範囲情報と比較し、前記位置情報を前記監視範囲情報に対する関係で判断する監視範囲判断工程と、
前記管理装置の第3の異常信号生成手段が、前記監視範囲判断工程で判断された前記位置情報が前記監視範囲情報に対して所定の位置関係にあることに基づき第3の異常信号を生成する第3の異常信号生成工程と、を有することを特徴とする請求項6に記載の監視方法。 - 監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、
前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を有することを特徴とする管理装置の制御方法。 - コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、
前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、
前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と
前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、
前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラム。 - コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、
前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラム。 - コンピュータに、監視対象に配置される前記監視端末装置の異常検知手段が異常を検知する異常検知工程と、
前記監視端末装置の検知信号発信手段が、この異常検知工程で検知した検知信号を前記管理装置に発信する検知信号発信工程と、
前記管理装置の検知信号受信手段が前記検知信号を受信する検知信号受信工程と
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、この検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常通信通知手段が第1の異常信号生成手段で生成された第1の異常信号を信号受信端末装置に発信する第1の異常信号通知工程と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と
前記監視端末装置の呼び出し信号受信手段が前記管理装置の呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信工程と、
前記監視端末装置の応答信号生成発信手段が前記呼び出し信号に対応する応答信号を生成し、この応答信号を前記管理装置に発信する応答信号生成発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の前記応答信号判断手段が前記応答信号受信手段で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断手段で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の前記異常信号通知手段が前記第2の異常信号生成手段で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - コンピュータに、監視対象に配置される監視端末装置と信号の授受を行い、信号受信端末装置に異常信号を発信する管理装置の制御方法であって、
前記管理装置の検知信号受信手段が、前記監視端末装置からの検知信号を受信する検知信号受信工程と、
前記管理装置の第1の異常信号生成手段が、前記検知信号受信工程で受信した前記検知信号に基づき第1の異常信号を生成する第1の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第1の異常信号生成手段で生成された前記第1の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第1の異常信号通知手段と、
前記管理装置の呼び出し信号発信手段が、前記監視端末装置に対し前記呼び出し信号を発信する呼び出し信号発信工程と、
前記管理装置の応答信号受信手段が、前記監視端末装置からの前記応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記管理装置の応答信号判断手段が、前記応答信号受信工程で受信可能な前記応答信号の有無を判断する応答信号判断工程と、
前記管理装置の第2の異常信号生成手段が、前記応答信号判断工程で前記応答信号が非受信と判断されたことに基づき第2の異常信号を生成する第2の異常信号生成工程と、
前記管理装置の異常信号通知手段が、前記第2の異常信号生成工程で生成された前記第2の異常信号を前記信号受信端末装置に対し発信する第2の異常信号通知工程と、を実行させるための管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)
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JP2009543484A (ja) * | 2006-07-12 | 2009-12-03 | インプレンディトール ピーティワイ リミテッド | 監視装置およびシステム |
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2003
- 2003-02-04 JP JP2003027332A patent/JP2004240574A/ja not_active Withdrawn
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