JP2004237221A - 回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンドラムの目詰まりの度合いに応じたメンテナンスが容易に行え、通常のスクリーンドラムの運転に悪影響を与えにくい回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構を提供すること。
【解決手段】多数の孔部3Aを設けたスクリーンドラム(スクリーン3)を設け、スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、スクリーンドラムに沿って回転自在なロール20を設け、孔部3Aに侵入可能な突起部25をロール20に、孔部3Aに対応して多数設け、前記ロール20をスクリーンドラムに近接させて、スクリーンドラムの回動に伴って回動させる接当姿勢と、前記ロール20を前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢とに前記ロール20を姿勢変更自在な出退操作機構を設けてある。
【選択図】 図5
【解決手段】多数の孔部3Aを設けたスクリーンドラム(スクリーン3)を設け、スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、スクリーンドラムに沿って回転自在なロール20を設け、孔部3Aに侵入可能な突起部25をロール20に、孔部3Aに対応して多数設け、前記ロール20をスクリーンドラムに近接させて、スクリーンドラムの回動に伴って回動させる接当姿勢と、前記ロール20を前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢とに前記ロール20を姿勢変更自在な出退操作機構を設けてある。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構に関する。
前記回転式スクリーン装置は、多数の孔部を設けたスクリーンドラムを設け、前記スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、投入された処理対象物を下手側に搬送しつつ分級し、そのスクリーンドラム下方のシュートに落下させる構成となっており、焼却飛灰から粒径の大きな異物を取り除いたり、種々の粉粒体の混合物から所定粒度の粉体や粒体を選別するのに用いられている。
このような回転式スクリーン装置は、処理対象物を前記孔部から通過できるものとできないものとに分離するものであるから、前記孔部を通過できるかどうか微妙な大きさの粒体等が前記孔部に引っかかったままとれなくなることがあって、前記スクリーンドラムの孔部が次第に目詰まりすることがある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転式スクリーン装置は、ある程度の期間連続運転されると、定期的に稼働を停止して、前記スクリーンドラムの孔部に詰まった異物等を取り除くメンテナンス作業を行い、前記孔部が処理対象物の分級等に有効に利用されるように保守されている。しかし、このようなメンテナンス作業を頻繁に行う必要があるような場合は、稼働効率が低下するために、回転式スクリーン装置の安定稼働のために、目詰まり防止機構を備えたものが提案されている。
【0003】
前記目詰まり防止機構としては、前記スクリーンドラムの外側からロール状の部材を接当させ、前記孔部に引っかかってスクリーンドラム外方に突出している異物等を再度スクリーンドラム内に押し戻そうとするものが知られており、さらに、前記ロール状部材に突起を設けて、前記孔部内に引っかかり、スクリーンドラム外方には突出していない異物まで効率よくスクリーンドラム内に押し戻そうとするものが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−272424
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構は、
前記スクリーンドラムに常時接当するものとしてあるために、前記スクリーンドラムを回転させるための負荷が常に高くなり、運転時の消費エネルギーに対する分級効果が十分でない。
負荷による前記ロールの消耗が大きい。
前記孔部内に微細な粒子が堆積して固化した場合には、目詰まりが生じているにもかかわらず、前記突起が前記孔部に侵入できなくなる場合があり、目詰まりが解消されにくくなる。
前記突起自体に微細な粒子が堆積して固化した場合も同様に、前記突起が孔部に侵入できなくなり、目詰まりが解消されにくい。
等の問題点があって、前記スクリーンドラムの目詰まりの度合いに応じたメンテナンスが容易に行え、通常のスクリーンドラムの運転に悪影響を与えにくい回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構が望まれている。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記実情に鑑み、スクリーンドラムの目詰まりの度合いに応じたメンテナンスが容易に行え、通常のスクリーンドラムの運転に悪影響を与えにくい回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構の特徴構成は、
多数の孔部を設けたスクリーンドラムを設け、前記スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、投入された処理対象物を下手側に搬送しつつ分級し、そのスクリーンドラム下方のシュートに落下させる回転式スクリーン装置に対して、
前記スクリーンドラムに沿って回転自在なロールを設け、
前記孔部に侵入可能な突起部を、前記ロールに前記孔部に対応して多数設け、
前記ロールを前記スクリーンドラムに近接させて、前記スクリーンドラムの回動に伴って回動させる接当姿勢と、前記ロールを前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢とに前記ロールを姿勢変更自在な出退操作機構を設けてある点にある。
【0008】
つまり、スクリーンドラムに沿って回転自在なロールを設け、前記スクリーンドラムの孔部に侵入可能な突起部を、前記ロールに前記孔部に対応して多数設けてあれば、上述の従来の技術に記載の目詰まり防止機構と同様に、前記孔部に対して突起部を侵入させることにより、前記孔部に引っかかった異物等をスクリーンドラム内方側へ押し戻すことができる。
さらに、前記ロールは、前記出退操作機構により、接当姿勢とされると、前記突起部が前記孔部に侵入可能な姿勢で、前記ロールがスクリーンドラムに接当して先述の目詰まり防止機構として働く。一方前記退避姿勢とされると、前記ロールは前記スクリーンドラムに接当しないように退避するから、前記スクリーンドラムには負荷がかからず、通常のスクリーン装置としての運転に悪影響を与えない。また、この際、前記ロールは、前記スクリーンドラムに接当していないから摩擦等による消耗を受けない。従って、メンテナンス作業者が、任意のタイミングで目詰まり防止作業を行えるとともに、その作業時を除いては、前記スクリーン装置に回転負荷を与えることがない。また、メンテナンス作業は、スクリーン装置の運転中に行えるから、作業効率が良い。
【0009】
また、前記接当姿勢において、前記ロールは、前記スクリーンドラムの回転力を受けるから、前記スクリーンドラムの回動に伴って回動させられる。すると、前記ロール上の突起部は、次から次へと前記ロールの回転に伴って孔部内に侵入するように案内される。また、さらに、孔部から引き抜かれるようにスクリーンドラムによって動かされる。そのため、前記スクリーンドラムの孔部には、周方向に順次、突起部が侵入して目詰まりを除去する作用姿勢となる。従って、前記ロールには動力を設けることなく前記スクリーンドラムの孔部から、順次異物を除去することができるようになる。
【0010】
また、前記ロールを前記スクリーンドラムに接当させた状態で、前記ロールを前記スクリーンドラムに押圧付勢する付勢機構を設けてあってもよい。前記ロールを前記スクリーンドラムに接当させたときに、前記突起部が前記孔部に侵入せず、スクリーンドラム表面に接当してしまったような場合には、前記突起部にはスクリーンドラムの回転力が伝達されにくく、前記スクリーンドラム上を相対的に「滑る」ことになる。この状態では、前記ロールは空回りしつつ前記突起部が前記スクリーンドラムの表面に接当しつつ、滑って孔部に達することになる。このとき、上述のように付勢機構を設けてあれば、前記ロールの前記突起部が前記孔部に達したときに、付勢力によって容易に孔部内に侵入するため、前記ロールが簡単に上述の作用姿勢となり、スクリーンドラムの目詰まり防止が行える。
また、前記付勢機構によれば、前記ロールのスクリーンドラムに対する押しつけ力をある程度加減して所定値に近くなるように調節する役割を担うから、前記スクリーンドラムの孔部に突起部が必要以上に押入されて破損するのを防止したり、ある程度の目詰まりは、前記付勢力によって、スクリーンドラム内部に押し戻したりして前記ロールが効率よく作用するのに寄与する。
【0011】
前記ロールの全幅が、前記スクリーンドラムの全幅よりも小さくても、前記スクリーンドラムにおける目詰まりの激しい部分に前記ロールを接当させることによって、効果的に目詰まりを解消させるのに有用である。さらに、前記ロールが前記スクリーンドラムに対する接当位置を、前記スクリーンドラムの軸心方向に沿って変更する接当位置変更機構を設けてあれば、通常は目詰まりの発生しやすい部位において作用させ、所定の時期毎に、前記ロールの接当位置を変更させつつスクリーンドラムの広範囲の孔部にわたって作用させることができるようになる。
【0012】
尚、前記ロールに接当して前記ロールに付着した付着物を除去する除去機構を設けてあれば、前記孔部の異物が前記ロールに付着したとしても、速やかに除去して堆積しないように維持でき、前記ロールを長期にわたって良好にスクリーンドラムに作用させられる。
【0013】
また、前記突起部が先すぼまりに形成されていると、前記突起部の先端部の径が前記孔部の孔径よりも小さくかつ突起部の基端部の径が前記孔部の内周縁部に接当する程度になる寸法を容易に設定できる。すると、前記突起部は小径の先端部から容易に前記孔部に侵入することができるとともに、前記孔部の内周縁部に案内されて奥まで進み、前記孔部に引っかかった異物を押しのけながら前記突起部の基端部側までが前記孔部に侵入することによって、効果的に目詰まり防止が行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
図を用いて発明の実施の形態を説明する。
本願の回転式スクリーン装置1の構成を図面に基づいて説明する。
図1〜4に示すように、このスクリーン装置1は、基本的には付着性の処理対象物2を多数の孔部を有するパンチングメタルから構成されるスクリーン3によって、他の固形物(異物)4から分離するためのものである。
【0015】
装置1は、回転軸芯Xが水平方向に対して傾斜されたスクリーンドラム5を、回転駆動機構6により回転可能に備えて構成され、その軸方向の中央部位に円筒状に成型されたスクリーン3を備えている。
ドラム上手側の開口7から処理対象物2である湿灰をドラム内に投入して、スクリーンドラム5の回転に伴って、湿灰のみを装置下部に設けられたシュート8に落下させて分級する。
スクリーンドラム5の回転駆動は、ドラム側壁に固定して設けられる半割りスプロケット9と、駆動側のローラチェーン10を介して行われる。
【0016】
以下、さらに詳細に説明する。
【0017】
1 スクリーンドラム
スクリーンドラム5は、図1に示すように、水平方向に対して傾斜して回転駆動されるものであり、そのドラム上手側の部位に上手側ドラム枠5a、下手側の部位に下手側ドラム枠5bを備えて構成されており、これら枠5a,5bの中間に多数の孔部を有するパンチングメタルからなるスクリーン3を備えている。
【0018】
スクリーン3もまたパンチングメタルを筒状として構成されており、その上端が上手側ドラム枠5aに、下端が下手側ドラム枠5bに連結されて構成されている。
このスクリーンドラム5は、装置1の支持フレーム11上で、回転軸X回りに回転可能に支持される。
尚、前記スクリーンドラム5の外周側には、前記スクリーン3を囲繞するカバー51を設けてあり、前記カバー51には、前記スクリーン3の目詰まり状態を点検するための点検窓51aおよびスクリーン3のメンテナンス作業用の扉51bを設けて構成してある。
【0019】
さらに具体的には、スクリーンドラムは、径1000mmφとし、回転数15rpm程度で運転される。
【0020】
2 スクリーンドラムの回転支持構造
支持フレーム11上におけるスクリーンドラム5の支持は、図1、2に示すように、上手側ドラム枠5aに対して設けられる一対の受けローラ12、下手側ドラム枠5bに対して設けられる一対のスラストローラ13により行われる。これらのローラ12,13の当接部位5dは、それぞれ保護カバー14によって保護される。
【0021】
3 スクリーンドラムの傾斜設定
図1,3に示すように、スクリーンドラムは、支持フレーム11は水平配置される揺動軸Y回りに揺動可能に構成されるとともに、支持フレーム上手側端近傍位置及び下手側端近傍位置にそれぞれ、角度調整用ボルト15が設けられている。
支持フレーム11の上下両端、四ヶ所に固定して設けられているナット16と、上記角度調整用ボルト15のかみ込み量を調節することで、ドラム5の傾斜角度は調整される。この傾斜角度は、通常、水平方向に対して、15度以下(好ましくは、10度前後(8〜12度))に選択される。
【0022】
4 傾斜型ホッパー
図1,3に示すように、処理対象物2のスクリーンドラム5内への投入は、傾斜型ホッパー17により行うものとされている。このホッパー17は、上記支持フレーム11に固定支持されており、その処理対象物入口17aがスクリーンドラム外側に、さらに、その処理対象物出口17bが、スクリーンドラム5の上手側開口端側のスクリーン部位3aに設定されている。
ホッパー17は、ドラム5の上手側端にある全面開口からドラム内に侵入する。
【0023】
5 シュート
図1,2に示すように、前記支持フレーム11の内部及びその下部に、シュート8が備えられている。
このシュート8は、前記スクリーン3から落下してくる灰を受け入れるためのものであり、その上手側シュート壁の傾斜角度が大きく、下手側シュート壁の傾斜角度が小さく設定されている。この方向における落下物受け入れ主体部は、ほぼ、傾斜型ホッパー17からの処理対象物2が投入されて、堆積されるスクリーン部位3aとされている。
【0024】
6 目詰まり防止機構
図1,4,5に示すように、前記スクリーンドラム5に沿った軸心周りに回転自在なロール20を、前記ロール20を保持する保持部材21に取り付け、前記スクリーンドラム5の上方側に設ける。前記保持部材21は、前記スクリーンドラム5上方に垂下支持される操作レバー22の一端部22aに取り付け固定してある。前記操作レバー22は逆J字形でJ字の底部がスクリーンドラム上方側固定部にスクリーンドラム5に沿った軸心周りに揺動自在に支持され、、短端側一端部22aを前記保持部材21の取付部、長端側他端部22bを操作部に形成してある。
これにより、前記ロール20は、図5に示すように、前記操作部22bを揺動操作して、前記スクリーンドラム5のスクリーン部位3aに近接させて、前記スクリーンドラム5の回動に伴って回動させる接当姿勢(図5(ロ)参照)と、前記ロールを前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢(図5(イ)参照)とに姿勢変更自在に操作させられる(出退操作機構)。
【0025】
前記保持部材21は、図5,6に示すように、前記ロール20に設けられる芯部材23を回転自在に支持するとともに、保持部材21の基部21aと、前記芯部材23との間に離間させる方向の力を作用させるバネ24を介在固定させて、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に接当させた状態で、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に押圧付勢する付勢機構を形成してある。
【0026】
図7に示すように、前記ロール20には、前記孔部3Aに侵入可能な突起部25を、前記孔部3Aに対応して多数設け、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に近接させた接当姿勢では、前記突起部25が前記孔部3Aに侵入しつつ、前記スクリーンドラム5の回動に伴って、前記ロール20が回動させられるように形成してある。前記突起部25は、基端側25aが前記孔部3Aの径よりもやや大きく先端側25bが前記孔部3Aの径よりも十分小さい先すぼまりの円錐台形をしており、ここでは硬質の樹脂製としてある。尚、前記突起部25の形状、材質は、これに限らず、処理対象物の種類、性状等に応じて適宜変更することができ、たとえば、アルミニウム製であっても良い。
【0027】
また、前記保持部材21には前記ロール20に接当するブラシ26を前記ロール20に沿って併設し、前記ロール20に付着する付着物を除去する除去機構を形成してある。
【0028】
また、前記操作レバー22は、前記スクリーンドラム5の軸心方向に沿って取付位置可変に構成され、前記ロール20が前記スクリーンドラム5に対する接当位置を、前記スクリーンドラム5の軸心方向に沿って変更可能に構成してある (接当位置変更機構27(図1,5参照))。
【0029】
前記目詰まり防止機構は、たとえば、湿灰の分級を行う際に、一日一回程度、前記スクリーンドラムのスクリーン上手側にて、前記スクリーンの一回転分だけ作用姿勢(図5(ロ)参照)に操作すると、前記スクリーンドラムの動作が安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の回転式スクリーン装置の側断面図
【図2】回転駆動機構近傍の構造を示す図
【図3】スクリーンドラム支持構造を示す図
【図4】スクリーン装置の要部縦断正面図
【図5】目詰まり防止機構の要部詳細図
【図6】保持部材の要部説明図
【図7】ロールの操作説明詳細図
【符号の説明】
1 回転式スクリーン装置
2 処理対象物
3 スクリーン
4 異物
X 回転軸芯
5 スクリーンドラム
6 回転駆動機構
7 開口
8 シュート
Y 揺動軸
17a 処理対象物入口
17b 処理対象物出口
20 ロール
21 保持部材
22 操作レバー
23 芯部材
24 バネ
3A 孔部
25 突起部
26 ブラシ
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構に関する。
前記回転式スクリーン装置は、多数の孔部を設けたスクリーンドラムを設け、前記スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、投入された処理対象物を下手側に搬送しつつ分級し、そのスクリーンドラム下方のシュートに落下させる構成となっており、焼却飛灰から粒径の大きな異物を取り除いたり、種々の粉粒体の混合物から所定粒度の粉体や粒体を選別するのに用いられている。
このような回転式スクリーン装置は、処理対象物を前記孔部から通過できるものとできないものとに分離するものであるから、前記孔部を通過できるかどうか微妙な大きさの粒体等が前記孔部に引っかかったままとれなくなることがあって、前記スクリーンドラムの孔部が次第に目詰まりすることがある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転式スクリーン装置は、ある程度の期間連続運転されると、定期的に稼働を停止して、前記スクリーンドラムの孔部に詰まった異物等を取り除くメンテナンス作業を行い、前記孔部が処理対象物の分級等に有効に利用されるように保守されている。しかし、このようなメンテナンス作業を頻繁に行う必要があるような場合は、稼働効率が低下するために、回転式スクリーン装置の安定稼働のために、目詰まり防止機構を備えたものが提案されている。
【0003】
前記目詰まり防止機構としては、前記スクリーンドラムの外側からロール状の部材を接当させ、前記孔部に引っかかってスクリーンドラム外方に突出している異物等を再度スクリーンドラム内に押し戻そうとするものが知られており、さらに、前記ロール状部材に突起を設けて、前記孔部内に引っかかり、スクリーンドラム外方には突出していない異物まで効率よくスクリーンドラム内に押し戻そうとするものが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−272424
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構は、
前記スクリーンドラムに常時接当するものとしてあるために、前記スクリーンドラムを回転させるための負荷が常に高くなり、運転時の消費エネルギーに対する分級効果が十分でない。
負荷による前記ロールの消耗が大きい。
前記孔部内に微細な粒子が堆積して固化した場合には、目詰まりが生じているにもかかわらず、前記突起が前記孔部に侵入できなくなる場合があり、目詰まりが解消されにくくなる。
前記突起自体に微細な粒子が堆積して固化した場合も同様に、前記突起が孔部に侵入できなくなり、目詰まりが解消されにくい。
等の問題点があって、前記スクリーンドラムの目詰まりの度合いに応じたメンテナンスが容易に行え、通常のスクリーンドラムの運転に悪影響を与えにくい回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構が望まれている。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記実情に鑑み、スクリーンドラムの目詰まりの度合いに応じたメンテナンスが容易に行え、通常のスクリーンドラムの運転に悪影響を与えにくい回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構の特徴構成は、
多数の孔部を設けたスクリーンドラムを設け、前記スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、投入された処理対象物を下手側に搬送しつつ分級し、そのスクリーンドラム下方のシュートに落下させる回転式スクリーン装置に対して、
前記スクリーンドラムに沿って回転自在なロールを設け、
前記孔部に侵入可能な突起部を、前記ロールに前記孔部に対応して多数設け、
前記ロールを前記スクリーンドラムに近接させて、前記スクリーンドラムの回動に伴って回動させる接当姿勢と、前記ロールを前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢とに前記ロールを姿勢変更自在な出退操作機構を設けてある点にある。
【0008】
つまり、スクリーンドラムに沿って回転自在なロールを設け、前記スクリーンドラムの孔部に侵入可能な突起部を、前記ロールに前記孔部に対応して多数設けてあれば、上述の従来の技術に記載の目詰まり防止機構と同様に、前記孔部に対して突起部を侵入させることにより、前記孔部に引っかかった異物等をスクリーンドラム内方側へ押し戻すことができる。
さらに、前記ロールは、前記出退操作機構により、接当姿勢とされると、前記突起部が前記孔部に侵入可能な姿勢で、前記ロールがスクリーンドラムに接当して先述の目詰まり防止機構として働く。一方前記退避姿勢とされると、前記ロールは前記スクリーンドラムに接当しないように退避するから、前記スクリーンドラムには負荷がかからず、通常のスクリーン装置としての運転に悪影響を与えない。また、この際、前記ロールは、前記スクリーンドラムに接当していないから摩擦等による消耗を受けない。従って、メンテナンス作業者が、任意のタイミングで目詰まり防止作業を行えるとともに、その作業時を除いては、前記スクリーン装置に回転負荷を与えることがない。また、メンテナンス作業は、スクリーン装置の運転中に行えるから、作業効率が良い。
【0009】
また、前記接当姿勢において、前記ロールは、前記スクリーンドラムの回転力を受けるから、前記スクリーンドラムの回動に伴って回動させられる。すると、前記ロール上の突起部は、次から次へと前記ロールの回転に伴って孔部内に侵入するように案内される。また、さらに、孔部から引き抜かれるようにスクリーンドラムによって動かされる。そのため、前記スクリーンドラムの孔部には、周方向に順次、突起部が侵入して目詰まりを除去する作用姿勢となる。従って、前記ロールには動力を設けることなく前記スクリーンドラムの孔部から、順次異物を除去することができるようになる。
【0010】
また、前記ロールを前記スクリーンドラムに接当させた状態で、前記ロールを前記スクリーンドラムに押圧付勢する付勢機構を設けてあってもよい。前記ロールを前記スクリーンドラムに接当させたときに、前記突起部が前記孔部に侵入せず、スクリーンドラム表面に接当してしまったような場合には、前記突起部にはスクリーンドラムの回転力が伝達されにくく、前記スクリーンドラム上を相対的に「滑る」ことになる。この状態では、前記ロールは空回りしつつ前記突起部が前記スクリーンドラムの表面に接当しつつ、滑って孔部に達することになる。このとき、上述のように付勢機構を設けてあれば、前記ロールの前記突起部が前記孔部に達したときに、付勢力によって容易に孔部内に侵入するため、前記ロールが簡単に上述の作用姿勢となり、スクリーンドラムの目詰まり防止が行える。
また、前記付勢機構によれば、前記ロールのスクリーンドラムに対する押しつけ力をある程度加減して所定値に近くなるように調節する役割を担うから、前記スクリーンドラムの孔部に突起部が必要以上に押入されて破損するのを防止したり、ある程度の目詰まりは、前記付勢力によって、スクリーンドラム内部に押し戻したりして前記ロールが効率よく作用するのに寄与する。
【0011】
前記ロールの全幅が、前記スクリーンドラムの全幅よりも小さくても、前記スクリーンドラムにおける目詰まりの激しい部分に前記ロールを接当させることによって、効果的に目詰まりを解消させるのに有用である。さらに、前記ロールが前記スクリーンドラムに対する接当位置を、前記スクリーンドラムの軸心方向に沿って変更する接当位置変更機構を設けてあれば、通常は目詰まりの発生しやすい部位において作用させ、所定の時期毎に、前記ロールの接当位置を変更させつつスクリーンドラムの広範囲の孔部にわたって作用させることができるようになる。
【0012】
尚、前記ロールに接当して前記ロールに付着した付着物を除去する除去機構を設けてあれば、前記孔部の異物が前記ロールに付着したとしても、速やかに除去して堆積しないように維持でき、前記ロールを長期にわたって良好にスクリーンドラムに作用させられる。
【0013】
また、前記突起部が先すぼまりに形成されていると、前記突起部の先端部の径が前記孔部の孔径よりも小さくかつ突起部の基端部の径が前記孔部の内周縁部に接当する程度になる寸法を容易に設定できる。すると、前記突起部は小径の先端部から容易に前記孔部に侵入することができるとともに、前記孔部の内周縁部に案内されて奥まで進み、前記孔部に引っかかった異物を押しのけながら前記突起部の基端部側までが前記孔部に侵入することによって、効果的に目詰まり防止が行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
図を用いて発明の実施の形態を説明する。
本願の回転式スクリーン装置1の構成を図面に基づいて説明する。
図1〜4に示すように、このスクリーン装置1は、基本的には付着性の処理対象物2を多数の孔部を有するパンチングメタルから構成されるスクリーン3によって、他の固形物(異物)4から分離するためのものである。
【0015】
装置1は、回転軸芯Xが水平方向に対して傾斜されたスクリーンドラム5を、回転駆動機構6により回転可能に備えて構成され、その軸方向の中央部位に円筒状に成型されたスクリーン3を備えている。
ドラム上手側の開口7から処理対象物2である湿灰をドラム内に投入して、スクリーンドラム5の回転に伴って、湿灰のみを装置下部に設けられたシュート8に落下させて分級する。
スクリーンドラム5の回転駆動は、ドラム側壁に固定して設けられる半割りスプロケット9と、駆動側のローラチェーン10を介して行われる。
【0016】
以下、さらに詳細に説明する。
【0017】
1 スクリーンドラム
スクリーンドラム5は、図1に示すように、水平方向に対して傾斜して回転駆動されるものであり、そのドラム上手側の部位に上手側ドラム枠5a、下手側の部位に下手側ドラム枠5bを備えて構成されており、これら枠5a,5bの中間に多数の孔部を有するパンチングメタルからなるスクリーン3を備えている。
【0018】
スクリーン3もまたパンチングメタルを筒状として構成されており、その上端が上手側ドラム枠5aに、下端が下手側ドラム枠5bに連結されて構成されている。
このスクリーンドラム5は、装置1の支持フレーム11上で、回転軸X回りに回転可能に支持される。
尚、前記スクリーンドラム5の外周側には、前記スクリーン3を囲繞するカバー51を設けてあり、前記カバー51には、前記スクリーン3の目詰まり状態を点検するための点検窓51aおよびスクリーン3のメンテナンス作業用の扉51bを設けて構成してある。
【0019】
さらに具体的には、スクリーンドラムは、径1000mmφとし、回転数15rpm程度で運転される。
【0020】
2 スクリーンドラムの回転支持構造
支持フレーム11上におけるスクリーンドラム5の支持は、図1、2に示すように、上手側ドラム枠5aに対して設けられる一対の受けローラ12、下手側ドラム枠5bに対して設けられる一対のスラストローラ13により行われる。これらのローラ12,13の当接部位5dは、それぞれ保護カバー14によって保護される。
【0021】
3 スクリーンドラムの傾斜設定
図1,3に示すように、スクリーンドラムは、支持フレーム11は水平配置される揺動軸Y回りに揺動可能に構成されるとともに、支持フレーム上手側端近傍位置及び下手側端近傍位置にそれぞれ、角度調整用ボルト15が設けられている。
支持フレーム11の上下両端、四ヶ所に固定して設けられているナット16と、上記角度調整用ボルト15のかみ込み量を調節することで、ドラム5の傾斜角度は調整される。この傾斜角度は、通常、水平方向に対して、15度以下(好ましくは、10度前後(8〜12度))に選択される。
【0022】
4 傾斜型ホッパー
図1,3に示すように、処理対象物2のスクリーンドラム5内への投入は、傾斜型ホッパー17により行うものとされている。このホッパー17は、上記支持フレーム11に固定支持されており、その処理対象物入口17aがスクリーンドラム外側に、さらに、その処理対象物出口17bが、スクリーンドラム5の上手側開口端側のスクリーン部位3aに設定されている。
ホッパー17は、ドラム5の上手側端にある全面開口からドラム内に侵入する。
【0023】
5 シュート
図1,2に示すように、前記支持フレーム11の内部及びその下部に、シュート8が備えられている。
このシュート8は、前記スクリーン3から落下してくる灰を受け入れるためのものであり、その上手側シュート壁の傾斜角度が大きく、下手側シュート壁の傾斜角度が小さく設定されている。この方向における落下物受け入れ主体部は、ほぼ、傾斜型ホッパー17からの処理対象物2が投入されて、堆積されるスクリーン部位3aとされている。
【0024】
6 目詰まり防止機構
図1,4,5に示すように、前記スクリーンドラム5に沿った軸心周りに回転自在なロール20を、前記ロール20を保持する保持部材21に取り付け、前記スクリーンドラム5の上方側に設ける。前記保持部材21は、前記スクリーンドラム5上方に垂下支持される操作レバー22の一端部22aに取り付け固定してある。前記操作レバー22は逆J字形でJ字の底部がスクリーンドラム上方側固定部にスクリーンドラム5に沿った軸心周りに揺動自在に支持され、、短端側一端部22aを前記保持部材21の取付部、長端側他端部22bを操作部に形成してある。
これにより、前記ロール20は、図5に示すように、前記操作部22bを揺動操作して、前記スクリーンドラム5のスクリーン部位3aに近接させて、前記スクリーンドラム5の回動に伴って回動させる接当姿勢(図5(ロ)参照)と、前記ロールを前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢(図5(イ)参照)とに姿勢変更自在に操作させられる(出退操作機構)。
【0025】
前記保持部材21は、図5,6に示すように、前記ロール20に設けられる芯部材23を回転自在に支持するとともに、保持部材21の基部21aと、前記芯部材23との間に離間させる方向の力を作用させるバネ24を介在固定させて、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に接当させた状態で、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に押圧付勢する付勢機構を形成してある。
【0026】
図7に示すように、前記ロール20には、前記孔部3Aに侵入可能な突起部25を、前記孔部3Aに対応して多数設け、前記ロール20を前記スクリーンドラム5に近接させた接当姿勢では、前記突起部25が前記孔部3Aに侵入しつつ、前記スクリーンドラム5の回動に伴って、前記ロール20が回動させられるように形成してある。前記突起部25は、基端側25aが前記孔部3Aの径よりもやや大きく先端側25bが前記孔部3Aの径よりも十分小さい先すぼまりの円錐台形をしており、ここでは硬質の樹脂製としてある。尚、前記突起部25の形状、材質は、これに限らず、処理対象物の種類、性状等に応じて適宜変更することができ、たとえば、アルミニウム製であっても良い。
【0027】
また、前記保持部材21には前記ロール20に接当するブラシ26を前記ロール20に沿って併設し、前記ロール20に付着する付着物を除去する除去機構を形成してある。
【0028】
また、前記操作レバー22は、前記スクリーンドラム5の軸心方向に沿って取付位置可変に構成され、前記ロール20が前記スクリーンドラム5に対する接当位置を、前記スクリーンドラム5の軸心方向に沿って変更可能に構成してある (接当位置変更機構27(図1,5参照))。
【0029】
前記目詰まり防止機構は、たとえば、湿灰の分級を行う際に、一日一回程度、前記スクリーンドラムのスクリーン上手側にて、前記スクリーンの一回転分だけ作用姿勢(図5(ロ)参照)に操作すると、前記スクリーンドラムの動作が安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の回転式スクリーン装置の側断面図
【図2】回転駆動機構近傍の構造を示す図
【図3】スクリーンドラム支持構造を示す図
【図4】スクリーン装置の要部縦断正面図
【図5】目詰まり防止機構の要部詳細図
【図6】保持部材の要部説明図
【図7】ロールの操作説明詳細図
【符号の説明】
1 回転式スクリーン装置
2 処理対象物
3 スクリーン
4 異物
X 回転軸芯
5 スクリーンドラム
6 回転駆動機構
7 開口
8 シュート
Y 揺動軸
17a 処理対象物入口
17b 処理対象物出口
20 ロール
21 保持部材
22 操作レバー
23 芯部材
24 バネ
3A 孔部
25 突起部
26 ブラシ
Claims (5)
- 多数の孔部を設けたスクリーンドラムを設け、前記スクリーンドラムを水平方向に対して傾斜した回転軸心周りに回転駆動する回転駆動機構を設け、ドラム上手側に処理対象物を投入する投入部を備え、投入された処理対象物を下手側に搬送しつつ分級し、そのスクリーンドラム下方のシュートに落下させる回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構であって、
前記スクリーンドラムに沿って回転自在なロールを設け、
前記孔部に侵入可能な突起部を前記ロールに、前記孔部に対応して多数設け、
前記ロールを前記スクリーンドラムに近接させて、前記スクリーンドラムの回動に伴って回動させる接当姿勢と、前記ロールを前記スクリーンドラムから退避させる退避姿勢とに前記ロールを姿勢変更自在な出退操作機構を設けてある回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構。 - 前記ロールを前記スクリーンドラムに接当させた状態で、前記ロールを前記スクリーンドラムに押圧付勢する付勢機構を設けた請求項1記載の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構。
- 前記ロールが前記スクリーンドラムに対する接当位置を、前記スクリーンドラムの軸心方向に沿って変更する接当位置変更機構を設けてある請求項1または2に記載の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構。
- 前記ロールに接当して前記ロールに付着した付着物を除去する除去機構を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構。
- 前記突起部が先すぼまりに形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構。
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JP2003029603A JP2004237221A (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 回転式スクリーン装置の目詰まり防止機構 |
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2003
- 2003-02-06 JP JP2003029603A patent/JP2004237221A/ja not_active Withdrawn
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