JP2004236948A - 芳香消臭装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる、新たな仕組みの、芳香消臭装置を提供すること。
【解決手段】ケース内に、蒸発皿2と、ファン3と、芳香消臭剤供給機構4と、を備えており、芳香消臭剤供給機構4が、液体芳香消臭剤を収容しているボトル43と、エアーを吐出するポンプ42と、ポンプ42の作動を制御する制御回路部41と、を備え、ポンプ42を所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動させて所定量のエアーを吐出させ、該吐出エアーをボトル43内に供給してボトル43の内圧を上昇させ、それによってボトル43内の液体芳香消臭剤をボトル43から押し出して蒸発皿2へ供給するようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】ケース内に、蒸発皿2と、ファン3と、芳香消臭剤供給機構4と、を備えており、芳香消臭剤供給機構4が、液体芳香消臭剤を収容しているボトル43と、エアーを吐出するポンプ42と、ポンプ42の作動を制御する制御回路部41と、を備え、ポンプ42を所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動させて所定量のエアーを吐出させ、該吐出エアーをボトル43内に供給してボトル43の内圧を上昇させ、それによってボトル43内の液体芳香消臭剤をボトル43から押し出して蒸発皿2へ供給するようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる芳香消臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に示すような芳香消臭装置が、本件出願人により既に提案されている。この芳香消臭装置によれば、液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−197225号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる芳香消臭装置に関して、商品選択の幅を広げるとともに、更に簡単な仕組みによる装置を提供すること、を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ケース内に、液体芳香消臭剤を貯留して蒸発させる蒸発皿と、蒸発した液体芳香消臭剤をケース外へ放散させるファンと、液体芳香消臭剤を蒸発皿へ供給する芳香消臭剤供給機構と、を備えており、芳香消臭剤供給機構が、液体芳香消臭剤を収容している容器と、エアーを吐出するポンプと、ポンプの作動を制御する制御手段と、を備え、ポンプを所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動させて所定量のエアーを吐出させ、該吐出エアーを容器内に供給して容器の内圧を上昇させ、それによって容器内の液体芳香消臭剤を容器から押し出して蒸発皿へ供給するようになっていることを特徴とする芳香消臭装置である。
【0006】
なお、液体芳香消臭剤とは、芳香成分又は消臭成分又は芳香消臭成分を含有してなる液状の薬剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の芳香消臭装置の側面図である。本装置は、蓋11及び本体12からなるケース1内に、全構成部品を収納している。蓋11は、上縁のピン111を支点にして、本体12に対して、矢印Aに示すように開閉可能となっており、本装置では、蓋11を開いた状態で部品のメンテナンスを行うことができる。
【0008】
図2は、蓋11を取り外した状態で、図1の装置の内部を示す正面図である。本装置は、ケース1内に、蒸発皿2と、ファン3と、芳香消臭剤供給機構4と、電源5と、を備えている。
【0009】
蒸発皿2は、液体芳香消臭剤を吸着保持する例えば脱脂綿を備えている。
【0010】
ファン3は、円筒状の羽根車31と、羽根車31を回転させるモータ32と、からなっている。羽根車31は、蒸発皿2の上方に位置しており、回転することによって、蒸発皿2から蒸発してきた液体芳香消臭剤を拡散させるようになっている。
【0011】
芳香消臭剤供給機構4は、制御回路部(制御手段)41と、ポンプ42と、ボトル(容器)43と、を備えている。ポンプ42は、作動時間に応じた所定量のエアーを吐出口421から吐出するようになっている。制御回路部41は、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動するように、ポンプ42を制御するよう構成されている。
【0012】
ボトル43は、本体44と、本体44の上開口を気密的に塞ぐキャップ45と、からなっている。本体44は液体芳香消臭剤を収容している。キャップ45は、本体44に対して脱着自在となっている。キャップ45は、入口孔451を構成する凸部452と、出口孔453を構成する凸部454と、を備えている。ポンプ42の吐出口421は、凸部452に気密的に連結して入口孔451を介してボトル43内に通じている。出口孔453には、送出管46が気密的に挿通して設けられている。送出管46の下端461は本体44の底面近傍に位置しており、先端462は蒸発皿2の上方近傍に位置している。
【0013】
電源5は、第1電源51と第2電源52とからなっている。第1電源51は、ファン3のモータ32を駆動するためのものである。第2電源52は、制御回路部41及びポンプ42を駆動するためのものである。
【0014】
次に、上記構成の芳香消臭装置の作動について説明する。
電源5がオンになると、ファン3が作動するとともに制御回路部41によってポンプ42が制御される。ポンプ42は、制御回路部41の設定に基づいて、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ、例えば、3時間置きに1.0秒間だけ、作動する。ポンプ42が作動すると、その作動時間に応じた所定量のエアーが、吐出口421から吐出されてボトル43内に供給される。ボトル43では、供給されたエアーによって内圧が上昇するため、液体芳香消臭剤が、ボトル43から送出管46を通って押し出されて先端462から蒸発皿2に滴下される。滴下された液体芳香消臭剤は、蒸発皿2にて吸着保持され、その状態で少しずつ蒸発していき、ファン3によって蓋11の窓(図示せず)からケース1外へ放散される。こうして、本装置により、芳香消臭作用が発揮される。
【0015】
上記作動により、ボトル43内の液体芳香消臭剤は消費されていくが、液体芳香消臭剤が無くなった場合には、キャップ45から本体44を取り外して、本体44に液体芳香消臭剤を補充したり、液体芳香消臭剤を収容した新たな本体44をキャップ45に取り付けたりする。
【0016】
ところで、発揮される芳香消臭作用の強さは、蒸発皿2における液体芳香消臭剤の蒸発量に依存するため、蒸発皿2に液体芳香消臭剤を補充しない場合には、上記蒸発量は次第に減少していき、発揮される芳香消臭作用は確実に弱くなっていき、長期間経過後には芳香消臭作用が発揮されなくなる。
【0017】
しかるに、上記構成の装置では、ポンプ42が所定の待機時間置きに作動するので、液体芳香消臭剤が該待機時間置きに蒸発皿2に確実に供給される。
【0018】
しかも、上記構成の装置では、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動するので、液体芳香消臭剤が所定量だけ蒸発皿2に供給される。即ち、上記構成の装置において、ボトル43から押し出される液体芳香消臭剤の量は、ボトル43の内圧上昇に対応し、該内圧上昇は、ポンプ42からボトル43内へ供給されたエアーの量に対応し、該エアーの量は、ポンプ42の作動時間に対応するので、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動すると、当該作動時間に応じた所定量の液体芳香消臭剤がボトル43から押し出される。
【0019】
従って、制御回路部41によって、上記待機時間を、発揮される芳香消臭作用の強さが弱まり始める時間間隔に、設定し、且つ、上記作動時間を、蒸発皿2へ供給される液体芳香消臭剤の上記所定量が芳香消臭作用の強さを当初の強さに戻す量となるよう、設定すれば、発揮される芳香消臭作用を、当初の強さで略一定のまま長期間に渡って維持することができる。
【0020】
なお、上記待機時間の長さ及び上記作動時間の長さは、利用者が、当初に設定する芳香消臭作用の強さとともに任意に設定できる。
【0021】
[実験例]
ポンプ42の作動時間と、送出管46からの液体芳香消臭剤の滴下量と、の関係を実験して調べた。
【0022】
(条件)
図2の芳香消臭剤供給機構4と同じ機構を組み立て、液体芳香消臭剤の代わりに水を用い、且つ、ポンプ42の作動時間のみを変えて、送出管46からの水の滴下量を測定した。
【0023】
(結果)
結果を図3に示す。図3において、横軸はポンプの作動時間、縦軸は滴下量である。図3から明らかなように、ポンプの作動時間と水の滴下量とは比例関係にあると言える。即ち、この場合、水と液体芳香消臭剤とは実質的に同じものとみなせるので、ポンプ42の作動時間と、送出管46からの液体芳香消臭剤の滴下量とは、比例関係にあると言える。従って、上述したように、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動すると、蒸発皿2へ供給される液体芳香消臭剤の量は、ポンプ42の作動時間に応じた所定量となる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけポンプを作動させることにより、当該作動時間に応じた所定量の液体芳香消臭剤を、上記待機時間置きに蒸発皿に確実に供給できる。従って、上記待機時間を、発揮される芳香消臭作用の強さが弱まり始める時間間隔に、設定し、且つ、上記作動時間を、蒸発皿へ供給される液体芳香消臭剤の上記所定量が芳香消臭作用の強さを当初の強さに戻す量となるよう、設定すれば、芳香消臭作用を、当初の強さで略一定のまま長期間に渡って発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芳香消臭装置の側面図である。
【図2】図1の装置の内部を示す正面図である。
【図3】実験例の結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 蒸発皿
3 ファン
4 芳香消臭剤供給機構
41 制御回路部(制御手段)
42 ポンプ
43 ボトル(容器)
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる芳香消臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に示すような芳香消臭装置が、本件出願人により既に提案されている。この芳香消臭装置によれば、液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−197225号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
液体芳香消臭剤に基づく芳香消臭作用を略一定の強さで長期間に渡って発揮させることができる芳香消臭装置に関して、商品選択の幅を広げるとともに、更に簡単な仕組みによる装置を提供すること、を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ケース内に、液体芳香消臭剤を貯留して蒸発させる蒸発皿と、蒸発した液体芳香消臭剤をケース外へ放散させるファンと、液体芳香消臭剤を蒸発皿へ供給する芳香消臭剤供給機構と、を備えており、芳香消臭剤供給機構が、液体芳香消臭剤を収容している容器と、エアーを吐出するポンプと、ポンプの作動を制御する制御手段と、を備え、ポンプを所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動させて所定量のエアーを吐出させ、該吐出エアーを容器内に供給して容器の内圧を上昇させ、それによって容器内の液体芳香消臭剤を容器から押し出して蒸発皿へ供給するようになっていることを特徴とする芳香消臭装置である。
【0006】
なお、液体芳香消臭剤とは、芳香成分又は消臭成分又は芳香消臭成分を含有してなる液状の薬剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の芳香消臭装置の側面図である。本装置は、蓋11及び本体12からなるケース1内に、全構成部品を収納している。蓋11は、上縁のピン111を支点にして、本体12に対して、矢印Aに示すように開閉可能となっており、本装置では、蓋11を開いた状態で部品のメンテナンスを行うことができる。
【0008】
図2は、蓋11を取り外した状態で、図1の装置の内部を示す正面図である。本装置は、ケース1内に、蒸発皿2と、ファン3と、芳香消臭剤供給機構4と、電源5と、を備えている。
【0009】
蒸発皿2は、液体芳香消臭剤を吸着保持する例えば脱脂綿を備えている。
【0010】
ファン3は、円筒状の羽根車31と、羽根車31を回転させるモータ32と、からなっている。羽根車31は、蒸発皿2の上方に位置しており、回転することによって、蒸発皿2から蒸発してきた液体芳香消臭剤を拡散させるようになっている。
【0011】
芳香消臭剤供給機構4は、制御回路部(制御手段)41と、ポンプ42と、ボトル(容器)43と、を備えている。ポンプ42は、作動時間に応じた所定量のエアーを吐出口421から吐出するようになっている。制御回路部41は、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動するように、ポンプ42を制御するよう構成されている。
【0012】
ボトル43は、本体44と、本体44の上開口を気密的に塞ぐキャップ45と、からなっている。本体44は液体芳香消臭剤を収容している。キャップ45は、本体44に対して脱着自在となっている。キャップ45は、入口孔451を構成する凸部452と、出口孔453を構成する凸部454と、を備えている。ポンプ42の吐出口421は、凸部452に気密的に連結して入口孔451を介してボトル43内に通じている。出口孔453には、送出管46が気密的に挿通して設けられている。送出管46の下端461は本体44の底面近傍に位置しており、先端462は蒸発皿2の上方近傍に位置している。
【0013】
電源5は、第1電源51と第2電源52とからなっている。第1電源51は、ファン3のモータ32を駆動するためのものである。第2電源52は、制御回路部41及びポンプ42を駆動するためのものである。
【0014】
次に、上記構成の芳香消臭装置の作動について説明する。
電源5がオンになると、ファン3が作動するとともに制御回路部41によってポンプ42が制御される。ポンプ42は、制御回路部41の設定に基づいて、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ、例えば、3時間置きに1.0秒間だけ、作動する。ポンプ42が作動すると、その作動時間に応じた所定量のエアーが、吐出口421から吐出されてボトル43内に供給される。ボトル43では、供給されたエアーによって内圧が上昇するため、液体芳香消臭剤が、ボトル43から送出管46を通って押し出されて先端462から蒸発皿2に滴下される。滴下された液体芳香消臭剤は、蒸発皿2にて吸着保持され、その状態で少しずつ蒸発していき、ファン3によって蓋11の窓(図示せず)からケース1外へ放散される。こうして、本装置により、芳香消臭作用が発揮される。
【0015】
上記作動により、ボトル43内の液体芳香消臭剤は消費されていくが、液体芳香消臭剤が無くなった場合には、キャップ45から本体44を取り外して、本体44に液体芳香消臭剤を補充したり、液体芳香消臭剤を収容した新たな本体44をキャップ45に取り付けたりする。
【0016】
ところで、発揮される芳香消臭作用の強さは、蒸発皿2における液体芳香消臭剤の蒸発量に依存するため、蒸発皿2に液体芳香消臭剤を補充しない場合には、上記蒸発量は次第に減少していき、発揮される芳香消臭作用は確実に弱くなっていき、長期間経過後には芳香消臭作用が発揮されなくなる。
【0017】
しかるに、上記構成の装置では、ポンプ42が所定の待機時間置きに作動するので、液体芳香消臭剤が該待機時間置きに蒸発皿2に確実に供給される。
【0018】
しかも、上記構成の装置では、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動するので、液体芳香消臭剤が所定量だけ蒸発皿2に供給される。即ち、上記構成の装置において、ボトル43から押し出される液体芳香消臭剤の量は、ボトル43の内圧上昇に対応し、該内圧上昇は、ポンプ42からボトル43内へ供給されたエアーの量に対応し、該エアーの量は、ポンプ42の作動時間に対応するので、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動すると、当該作動時間に応じた所定量の液体芳香消臭剤がボトル43から押し出される。
【0019】
従って、制御回路部41によって、上記待機時間を、発揮される芳香消臭作用の強さが弱まり始める時間間隔に、設定し、且つ、上記作動時間を、蒸発皿2へ供給される液体芳香消臭剤の上記所定量が芳香消臭作用の強さを当初の強さに戻す量となるよう、設定すれば、発揮される芳香消臭作用を、当初の強さで略一定のまま長期間に渡って維持することができる。
【0020】
なお、上記待機時間の長さ及び上記作動時間の長さは、利用者が、当初に設定する芳香消臭作用の強さとともに任意に設定できる。
【0021】
[実験例]
ポンプ42の作動時間と、送出管46からの液体芳香消臭剤の滴下量と、の関係を実験して調べた。
【0022】
(条件)
図2の芳香消臭剤供給機構4と同じ機構を組み立て、液体芳香消臭剤の代わりに水を用い、且つ、ポンプ42の作動時間のみを変えて、送出管46からの水の滴下量を測定した。
【0023】
(結果)
結果を図3に示す。図3において、横軸はポンプの作動時間、縦軸は滴下量である。図3から明らかなように、ポンプの作動時間と水の滴下量とは比例関係にあると言える。即ち、この場合、水と液体芳香消臭剤とは実質的に同じものとみなせるので、ポンプ42の作動時間と、送出管46からの液体芳香消臭剤の滴下量とは、比例関係にあると言える。従って、上述したように、ポンプ42が所定の作動時間だけ作動すると、蒸発皿2へ供給される液体芳香消臭剤の量は、ポンプ42の作動時間に応じた所定量となる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、所定の待機時間置きに所定の作動時間だけポンプを作動させることにより、当該作動時間に応じた所定量の液体芳香消臭剤を、上記待機時間置きに蒸発皿に確実に供給できる。従って、上記待機時間を、発揮される芳香消臭作用の強さが弱まり始める時間間隔に、設定し、且つ、上記作動時間を、蒸発皿へ供給される液体芳香消臭剤の上記所定量が芳香消臭作用の強さを当初の強さに戻す量となるよう、設定すれば、芳香消臭作用を、当初の強さで略一定のまま長期間に渡って発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芳香消臭装置の側面図である。
【図2】図1の装置の内部を示す正面図である。
【図3】実験例の結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 蒸発皿
3 ファン
4 芳香消臭剤供給機構
41 制御回路部(制御手段)
42 ポンプ
43 ボトル(容器)
Claims (1)
- ケース内に、液体芳香消臭剤を貯留して蒸発させる蒸発皿と、蒸発した液体芳香消臭剤をケース外へ放散させるファンと、液体芳香消臭剤を蒸発皿へ供給する芳香消臭剤供給機構と、を備えており、
芳香消臭剤供給機構が、液体芳香消臭剤を収容している容器と、エアーを吐出するポンプと、ポンプの作動を制御する制御手段と、を備え、ポンプを所定の待機時間置きに所定の作動時間だけ作動させて所定量のエアーを吐出させ、該吐出エアーを容器内に供給して容器の内圧を上昇させ、それによって容器内の液体芳香消臭剤を容器から押し出して蒸発皿へ供給するようになっていることを特徴とする芳香消臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003030871A JP2004236948A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 芳香消臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003030871A JP2004236948A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 芳香消臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004236948A true JP2004236948A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=32957639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003030871A Pending JP2004236948A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 芳香消臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004236948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019534085A (ja) * | 2016-11-02 | 2019-11-28 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニーThe Procter & Gamble Company | 空気ポンプを有する揮発性組成物ディスペンサ、及びこれを用いて蒸発性表面に揮発性組成物を送達する方法 |
Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JPH03741U (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | ||
JPH07313582A (ja) * | 1994-05-20 | 1995-12-05 | Tateishi:Kk | 森林浴消臭機 |
JPH08332427A (ja) * | 1995-06-09 | 1996-12-17 | Funai Electric Co Ltd | 霧化装置 |
JPH11197225A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Duskin Co Ltd | 芳香発生装置 |
JP2000128259A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Erekku Denshi Kagaku Kogyo Kk | 液状物自動供給装置 |
-
2003
- 2003-02-07 JP JP2003030871A patent/JP2004236948A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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US11957816B2 (en) | 2016-11-02 | 2024-04-16 | The Procter & Gamble Company | Volatile composition dispenser having an air pump and a method of delivering a volatile composition to an evaporative surface using the same |
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