JP2004236070A - Ipアドレス管理装置及びipアドレス管理方法、コンピュータプログラム - Google Patents

Ipアドレス管理装置及びipアドレス管理方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ハンドオーバに限定せず、いずれの要因により無線端末装置と無線通信網との通信接続が切断しても、切断前と同じIPアドレスを継続して無線端末装置に割当てることができるIPアドレス管理装置を実現する。
【解決手段】無線通信網との間でデータを送受する通信部11と、無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求の受信により、IPアドレスを割当てて応答し、割当て済みのIPアドレスを管理するIPアドレス管理手段(管理部12及びIPアドレス管理テーブル13)とを備え、IPアドレス管理手段は、無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信すると、この受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放することを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置に対してIPアドレスを割当てて管理するIPアドレス管理装置及びIPアドレス管理方法、並びにそのIPアドレス管理装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線端末装置が無線通信網を介してIPパケット通信を行う際に、無線端末装置に対してIPアドレスを動的に割当てて管理することが成されている。例えば、無線端末装置がPPPプロトコルに従って開設されるPPPリンクによりデータ通信を行う無線データ通信システムにおいては、無線端末装置のハンドオーバの発生によりPPPリンクが解放され、この解放されたPPPリンクを再開設することがある。このような場合、従来のIPアドレス管理方法は、無線端末装置のハンドオーバの発生を検出し、この検出によりPPPリンク解放前に割当てていたIPアドレスと同じアドレスを当該無線端末装置に再び割当てている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−178462号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のIPアドレス管理方法では、無線端末装置のハンドオーバの発生を検出しているので、ハンドオーバ以外の要因によりPPPリンクが解放された場合には、PPPリンク解放前に割当てていたIPアドレスと同じアドレスが再び割当てられる保証はない。このため、異なるIPアドレスが割当てられると、PPPリンクの再開設後に、解放前のIPアドレスに基づいたパケット再送を行うことができなくなり、この結果、データの転送効率が悪くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ハンドオーバに限定せず、いずれの要因により無線端末装置と無線通信網との通信接続(例えばPPPリンク)が切断しても、切断前と同じIPアドレスを継続して無線端末装置に割当てることができるIPアドレス管理装置及びIPアドレス管理方法を提供することにある。
【0006】
また、本発明は、IPアドレスを有効に活用することができるIPアドレス管理装置及びIPアドレス管理方法を提供することも目的とする。
【0007】
また、本発明は、そのIPアドレス管理装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムを提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のIPアドレス管理装置は、無線通信網との間でデータを送受する通信手段と、前記無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求の受信により、IPアドレスを割当てて応答し、割当て済みのIPアドレスを管理するIPアドレス管理手段とを備え、前記IPアドレス管理手段は、前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信すると、この受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放することを特徴としている。
【0009】
この発明によれば、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間は、当該切断通知に該当する無線端末装置に現在割当中のIPアドレスが該無線端末装置に割当済みのまま確保される。この結果として、ハンドオーバに限定せず、トンネル内や建物内への進入等による電波状態の劣化など、いずれの要因により無線端末装置と無線通信網との間の通信接続が切断しても、切断前と同じIPアドレスを継続して当該無線端末装置に割当てることが可能となる。さらに、切断通知の受信時点から一定期間の経過後には、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスが解放されるので、IPアドレスを有効に活用することができる。
【0010】
請求項2に記載のIPアドレス管理装置においては、前記IPアドレス管理手段は、前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答することを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間内に、当該断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信した場合には、既に割当て済みのIPアドレスが応答されるので、IPアドレスの再割当の処理が不要となり、応答時間を短縮することができる。
【0012】
請求項3に記載のIPアドレス管理方法は、無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信する過程と、このIPアドレス取得要求により、IPアドレスを割当てて応答する過程と、割当て済みのIPアドレスを管理する過程と、前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信する過程と、この切断通知の受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する過程とを含むことを特徴としている。
【0013】
請求項4に記載のIPアドレス管理方法においては、前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答する過程をさらに含むことを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載のコンピュータプログラムは、無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信する処理と、このIPアドレス取得要求により、IPアドレスを割当てて応答する処理と、割当て済みのIPアドレスを管理する処理と、前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信する処理と、この切断通知の受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する処理とをコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0015】
請求項6に記載のコンピュータプログラムにおいては、前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、前述のIPアドレス管理装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるIPアドレス管理サーバ(IPアドレス管理装置)を適用した無線データ通信システムの構成例を示すブロック図である。この図1に示す無線データ通信システムは、無線通信網として携帯電話網を利用し、その無線端末装置である携帯電話機とサーバ間でIPパケット通信を行うものである。
【0017】
図1において、携帯電話機1aは無線基地局2aと通信している。携帯電話機1bは無線基地局2bと通信している。無線基地局2a,2bは携帯電話網3に接続されている。携帯電話網3は中継装置4に接続されている。中継装置4は、携帯電話網3とIP網5の双方に接続されている。中継装置4は、携帯電話網3とIP網5のプロトコルを相互に変換する。この中継装置4を経由することにより、携帯電話網3側の端末とIP網5側のサーバは相互にデータを送受することができる。
【0018】
IPアドレス管理サーバ6はIP網5に接続されている。IPアドレス管理サーバ6は、図1の無線データ通信システムで使用可能なIPアドレスを管理する。コンテンツサーバ7はIP網5に接続されている。コンテンツサーバ7は端末からのアクセスを受け、コンテンツデータのダウンロード等、各種サービスを提供する。
【0019】
図2は、図1に示すIPアドレス管理サーバ6の構成を示すブロック図である。図2において、通信部11はIP網5に接続されており、IPパケット通信により中継装置4とデータを送受する。管理部12はIPアドレスの管理処理を行う。管理部12はタイマ機能を有している。IPアドレス管理テーブル13は、図1の無線データ通信システムで使用可能なIPアドレスの各々について管理するための管理情報を記憶する。IPアドレス管理テーブル13は管理部12からアクセス可能である。
【0020】
図3は、図2に示すIPアドレス管理テーブル13の構成例を示す図である。図3において、IPアドレス管理テーブル13には、図1の無線データ通信システムで使用可能な全IPアドレスについて、それぞれに割当先の端末識別情報(端末ID)と、割当て済みであることを示す割当済みフラグとが設定される。
【0021】
図3に示す例では、IPアドレス「AAA.BBB.CCC.001」が端末ID「XXX1」の携帯電話機に割当済みである。他方、IPアドレス「AAA.BBB.CCC.010」は、いずれの携帯電話機にも割当てられていない。
【0022】
次に、図4、図5を参照して、上記IPアドレス管理サーバ6が行うIPアドレス管理に係る動作を説明する。図4,図5は、図1の無線データ通信システムにおけるIPアドレス管理処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【0023】
まず、図4において、携帯電話機1aの使用者がコンテンツサーバ7にアクセスするための操作を行うと、携帯電話機1aはPPP(Point−to−Point Protocol)により認証要求を中継装置4へ送信する。このPPP認証要求は、IPアドレス取得要求に対応しており、携帯電話機1aの端末IDを含んでいる(ステップS1)。次いで、そのPPP認証要求は中継装置4を介してIPアドレス管理サーバ6へ送信される(ステップS2)。
【0024】
次いで、IPアドレス管理サーバ6の管理部12は、通信部11を介してその認証要求を受信すると、IPアドレス管理テーブル13を検索し、受信した認証要求に含まれる携帯電話機1aの端末IDに既に割当済みのIPアドレスが有るか調べる。この結果、該端末IDに割当済みのIPアドレスが無かった場合に、割当済みフラグがオフである未割当のIPアドレスの中から、ランダムに一つのIPアドレス(IPアドレスAとする)を選択する。そして、この選択したIPアドレスに対応する端末IDの欄に携帯電話機1aの端末IDを設定し、当該割当済フラグをオンにする(ステップS3)。次いで、管理部12は、IPアドレスAを認証応答に含めて中継装置4に送信する(ステップS4)。
【0025】
次いで、その認証応答(IPアドレスA)は中継装置4を介して携帯電話機1aへ送信される(ステップS5)。次いで、IPアドレス管理サーバ6は、中継装置4から課金開始通知を受信すると、その応答を返信する(ステップS6、S7)。この課金開始通知は、携帯電話機1aの通信接続の開始通知に対応する。携帯電話機1aは、自己のIPアドレスAを使用して、コンテンツサーバ7との間でIPパケット通信を行う(ステップS8)。
【0026】
次いで、例えば携帯電話機1aの使用者が図1のトンネル6に入り、これにより携帯電話機1aと携帯電話網3との間の通信接続(PPPリンク)が切断されると、中継装置4により課金終了通知がIPアドレス管理サーバ6へ送信される(ステップS9)。この課金終了通知は、携帯電話機1aの通信接続の切断通知に対応しており、携帯電話機1aの端末IDを含んでいる。
【0027】
次いで、IPアドレス管理サーバ6の管理部12は、通信部11を介してその課金終了通知を受信すると、タイマをスタートする(ステップS10)。このタイマ期間は、通信の一時的な中断に対応する期間として設定されるものであり、例えば3分間である。そして、その課金終了通知に対する応答を送信する(ステップS11)。
【0028】
次いで、携帯電話機1aの使用者がトンネル6から出て、これにより携帯電話機1aと携帯電話網3との間の通信接続(PPPリンク)が可能となる。そして、コンテンツサーバ7にアクセスするために、携帯電話機1aがPPP認証要求(IPアドレス取得要求)を中継装置4へ送信する(ステップS12)。このPPP認証要求は中継装置4を介してIPアドレス管理サーバ6へ送信される(ステップS13)。
【0029】
次いで、IPアドレス管理サーバ6の管理部12は、通信部11を介してその認証要求(IPアドレス取得要求)を受信する。この受信時点では、上記ステップS10でスタートしたタイマは満了していない。次いで、管理部12は、IPアドレス管理テーブル13を検索し、受信した認証要求に含まれる携帯電話機1aの端末IDに既に割当済みのIPアドレスが有るか調べる。この結果、該端末IDには既に割当済みのIPアドレスAが有るので、このIPアドレスAを認証応答に含めて中継装置4に送信するとともに、上記ステップS10でスタートしたタイマを停止する(ステップS14、S15)。
【0030】
次いで、その認証応答(IPアドレスA)は中継装置4を介して携帯電話機1aへ送信される(ステップS16)。次いで、IPアドレス管理サーバ6は、中継装置4から課金開始通知を受信すると、その応答を返信する(ステップS17、S18)。携帯電話機1aは、通信接続の切断前のIPアドレスと同じIPアドレスAを使用して、コンテンツサーバ7との間でIPパケット通信を再開する(ステップS19)。これにより、携帯電話機1aは、通信接続の切断前のIPアドレスAに基づいて、コンテンツサーバ7との間でパケット再送を行うことができる。
【0031】
次に、図5を参照して、上記図4のステップS10でスタートしたタイマが満了した場合について説明する。
図5において、IPアドレス管理サーバ6の管理部12は、ステップS10でスタートしたタイマが満了すると(ステップS21)、IPアドレス管理テーブル13において、ステップS9で受信した課金終了通知に含まれる携帯電話機1aの端末IDに割当済みのIPアドレスAの割当済フラグをオフにする(ステップS22)。これにより、携帯電話機1aに割当てられていたIPアドレスAは解放されるので、再利用が可能となり、IPアドレスを有効に活用がすることができるという効果が得られる。
【0032】
上述したように本実施形態によれば、無線通信網(携帯電話網)と無線端末装置(携帯電話機)との間の通信接続(PPPリンク)の切断通知(課金終了通知)を受信すると、この受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する。これにより、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間は、当該切断通知に該当する無線端末装置に現在割当中のIPアドレスが該無線端末装置に割当済みのまま確保される。この結果として、図1の無線基地局2aから無線基地局2b等へのハンドオーバに限定せず、トンネル内や建物内への進入等による電波状態の劣化など、いずれの要因により無線端末装置と無線通信網との間の通信接続が切断しても、切断前と同じIPアドレスを継続して当該無線端末装置に割当てることが可能となる。さらに、切断通知の受信時点から一定期間の経過後には、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスが解放されるので、IPアドレスを有効に活用することができる。
【0033】
また、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間内に、当該断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信した場合には、既に割当て済みのIPアドレスが応答されるので、IPアドレスの再割当の処理が不要となり、応答時間を短縮することができる。
【0034】
なお、上述した実施形態においては、無線通信網の一例として携帯電話網を挙げて説明したが、無線LAN等の他の無線通信網にも同様に適用することができる。
【0035】
また、無線端末装置としては、上述した携帯電話機の他、PDA(Personal Digital Assistants:個人用情報機器)と称される携帯型の端末あるいはパーソナルコンピュータ等の端末と無線通信機とが組み合わせて構成されるものであってもよい。
【0036】
なお、上述した実施形態においては、図2の通信部11が通信手段に対応する。また、管理部12とIPアドレス管理テーブル13がIPアドレス管理手段に対応する。
【0037】
また、図4、図5に示すIPアドレス管理サーバ6が行う各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりIPアドレス管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0038】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0039】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間は、当該切断通知に該当する無線端末装置に現在割当中のIPアドレスが該無線端末装置に割当済みのまま確保される。この結果として、ハンドオーバに限定せず、トンネル内や建物内への進入等による電波状態の劣化など、いずれの要因により無線端末装置と無線通信網との間の通信接続が切断しても、切断前と同じIPアドレスを継続して当該無線端末装置に割当てることが可能となる。さらに、切断通知の受信時点から一定期間の経過後には、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスが解放されるので、IPアドレスを有効に活用することができる。
【0041】
また、請求項2に記載の発明によれば、通信接続の切断通知の受信時点から一定期間内に、当該断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信した場合には、既に割当て済みのIPアドレスが応答されるので、IPアドレスの再割当の処理が不要となり、応答時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるIPアドレス管理装置(IPアドレス管理サーバ6)を適用した無線データ通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すIPアドレス管理サーバ6の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すIPアドレス管理テーブル13の構成例を示す図である。
【図4】図1の無線データ通信システムにおけるIPアドレス管理処理の流れを示す第1のシーケンスチャートである。
【図5】図1の無線データ通信システムにおけるIPアドレス管理処理の流れを示す第2のシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1a,1b…携帯電話機、2a,2b・・・無線基地局、3…携帯電話網、4…中継装置、5…IP網、6…IPアドレス管理サーバ、7…コンテンツサーバ、11…通信部、12…管理部、13…IPアドレス管理テーブル

Claims (6)

  1. 無線通信網との間でデータを送受する通信手段と、
    前記無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求の受信により、IPアドレスを割当てて応答し、割当て済みのIPアドレスを管理するIPアドレス管理手段とを備え、
    前記IPアドレス管理手段は、前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信すると、この受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する
    ことを特徴とするIPアドレス管理装置。
  2. 前記IPアドレス管理手段は、前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答する
    ことを特徴とする請求項1に記載のIPアドレス管理装置。
  3. 無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信する過程と、
    このIPアドレス取得要求により、IPアドレスを割当てて応答する過程と、
    割当て済みのIPアドレスを管理する過程と、
    前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信する過程と、
    この切断通知の受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する過程と、
    を含むことを特徴とするIPアドレス管理方法。
  4. 前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答する過程
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のIPアドレス管理方法。
  5. 無線通信網を介してIPパケット通信を行う無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信する処理と、
    このIPアドレス取得要求により、IPアドレスを割当てて応答する処理と、
    割当て済みのIPアドレスを管理する処理と、
    前記無線通信網と無線端末装置との間の通信接続の切断通知を受信する処理と、
    この切断通知の受信時点から一定期間の経過後に、当該無線端末装置に割当てているIPアドレスを解放する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 前記切断通知の受信時点から前記一定期間の経過以前に、当該切断通知に該当する無線端末装置からのIPアドレス取得要求を受信すると、該無線端末装置に対して既に割当て済みのIPアドレスを応答する処理
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載のコンピュータプログラム。
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