JP2004234863A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池本体を通常冷却水が流れている配管に圧縮空気を導入せず、冷却水を解凍した後に燃料電池を温めることになってしまわず、燃料電池システムの起動にあまり時間がかからない燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池を搭載し、燃料電池から排出された未反応ガスを燃焼させる燃焼装置を備える燃料電池システムにおいて、燃料電池を収めるスタックケースと、燃料電池から排出された空気の排気配管を覆う配管ケースは、スタックケースと配管ケースが一体形成且つケース内が同一空間であり、燃焼装置で燃焼した未反応ガス、すなわち燃焼排気ガスを、配管ケースに送り、スタックケースに流す構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料電池を搭載し、燃料電池から排出された未反応ガスを燃焼させる燃焼装置を備える燃料電池システムにおいて、燃料電池を収めるスタックケースと、燃料電池から排出された空気の排気配管を覆う配管ケースは、スタックケースと配管ケースが一体形成且つケース内が同一空間であり、燃焼装置で燃焼した未反応ガス、すなわち燃焼排気ガスを、配管ケースに送り、スタックケースに流す構成とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池システムに関し、特に氷点下時の燃料電池システム起動に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の氷点下時の燃料電池システム起動として、圧縮空気及び燃焼排ガスによって燃料電池システム全体を暖め、また燃料電池本体は通常燃料電池を冷却している配管に圧縮空気を導入して暖めている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−251915号公報(第3−5頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、燃料電池本体を通常冷却水が流れている配管に圧縮空気を導入しているため、冷却水を解凍した後に燃料電池を温めることなり、燃料電池システムの起動には時間がかかる。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段】
上記の課題を解決するため本発明は、燃料電池を搭載し、燃料電池から排出された未反応ガスを燃焼させる燃焼装置を備える燃料電池システムにおいて、燃料電池を収めるスタックケースと、燃料電池から排出された空気の排気配管を覆う配管ケースは、スタックケースと配管ケースが一体形成且つケース内が同一空間であり、燃焼装置で燃焼した未反応ガス、すなわち燃焼排気ガスを、配管ケースに送り、スタックケースに流す構成とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、燃料電池の発熱による昇温効果の少ない燃料電池出口側の空気が流れる排気配管から優先的に暖められるので、発電開始時の燃料電池出口側の空気が流れる排気配管での凍結を防ぎ、発電可能な最大負荷を大きくすることを可能にすることで、燃料電池車の起動時間を短縮する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる燃料電池システムの実施形態を、図1〜6を用いて説明する。
(第一実施形態)
本発明に係わる第一実施形態を、図1,2,3を用いて説明する。
図1は構成、図2はスタックケース2内断面を上面から見た詳しい構造、図3は時間とセル電圧の関係である。
【0008】
まず、第一実施形態の構成は、図1に示すように、複数積層した単セル16を備える燃料電池1、スタックケース2、配管ケース3、燃料ガス熱交換器4、空気熱交換器5、クーラントタンク6、クーラントポンプ7、バルブ8、燃焼装置9、クーラント熱交換器10、燃料ガス排気配管11、排気配管12、クーラント循環路13、燃焼排気ガス配管A 14、燃焼排気ガス配管B 22、空気供給配管25、燃料ガス供給配管25から構成されている。
【0009】
燃料電池1を収めるスタックケース2と、燃料電池1から排出される空気が流れる排気配管12を覆う配管ケース3が一体形成しており、スタックケース2と配管ケース3のケ−ス内が同一空間で構成されている。
【0010】
燃料電池1は、燃料ガス排気配管11、排気配管12、クーラント循環路13、燃料ガス供給配管24、空気供給配管25が接続されている。
燃料ガス供給配管24は、燃料ガス熱交換器4を通過し、燃料電池1に接続されている。
【0011】
空気供給配管25は、空気熱交換器5を通過し、燃料電池1に接続されている。
燃料ガス排気配管11は、燃料電池1と配管ケース3内の排気配管12を結ぶ。
排気配管12は、燃料電池1と燃焼装置9を結ぶ。また、排気配管12は配管ケース3で覆われており、配管ケース3内で燃料ガス排気配管11が接続されている。
【0012】
燃焼排気ガス配管A 14は、燃焼装置9及びクーラント熱交換器10と配管ケース3をつないでいる。
燃焼排気ガス配管B 22は、スタックケース2から外部に伸びている。
クーラント循環路13は、燃料ガス熱交換器4、空気熱交換器5、燃焼装置9と隣接しているクーラント熱交換器10、クーラントポンプ7、クーラントタンク6、バルブ8、燃料電池1で構成する。
【0013】
図2に示すように、スタックケースはケース15により二重構造になっており、ケース15内壁には電気絶縁作用を持つか若しくは燃料電池1と内壁の間に電気絶縁層を形成している。
【0014】
また、燃料電池1には燃料ガス供給入口、クーラント入口、燃料ガス出口が取付けられ、対称側には空気供給入口、クーラント出口、空気出口が取付けられている。
また、配管ケース3には配管ケース3及びスタックケース2内を燃焼排気ガスが通過するための入口と、スタックケース2にはその出口が取付けられている。
【0015】
次に、第一実施形態の作用について説明する。
空気は空気熱交換器5で、また、燃料ガスは燃料ガス熱交換器4で夫々クーラントと熱交換をし、燃料電池1を通過する。燃料電池1を通過後、燃料ガスは燃料電池1を通過した空気と合流し、混合ガスとなる。
【0016】
混合ガスは燃焼装置9で燃焼され、クーラント熱交換器10でクーラントと熱交換をし、クーラントを昇温する。その後、燃焼排気ガスは燃焼排気ガス配管A14で配管ケース3に送られ、スタックケース2の外壁と内壁15の間を通過して燃焼排気ガス配管B 22で外部に放出される。
以上のように、燃焼排気ガスを流すことにより、燃料電池システムの解凍を行う。
【0017】
一方、クーラントは、二通りのクーラント循環路13を備える。一つは、クーラントをクーラントタンク6からクーラントポンプ7で循環させ、クーラント熱交換器10で燃焼排気ガスと熱交換をしてクーラントを暖め、暖められたクーラントで空気熱交換器5、燃料ガス熱交換器4によって空気及び燃料ガスを暖める。
【0018】
もう一つは、クーラントをクーラントタンク6からクーラントポンプ7で循環させ、クーラント熱交換器10でクーラントを暖め、暖められたクーラントで燃料電池1を暖める。
【0019】
また、一つ目の循環路と二つ目の循環路は、クーラントがクーラント熱交換器10を通過後、二つに分岐して、クーラントタンク6手前で合流する並列接続構造になっている。
【0020】
このように第一実施形態では、
燃料電池1発電前に配管ケース3からスタックケース2へと、燃焼排気ガスを送ることで、燃料電池1の発熱による昇温効果の少ない配管ケース3側から優先的に暖められるので、燃料電池1発電開始時、燃料電池1の空気出口側での水の凍結を防ぐ。
【0021】
また、配管ケース3のスタックケース2との接続面に平行な断面積が、スタックケース2の配管ケース3との接続面に平行な断面積よりも小さいので、配管ケース3では排気配管12を効率的に暖めることができる。
【0022】
しかしながら、本実施形態では燃料電池1をスタックケース2内に収納し、スタックケース2全体が水の凍結温度以上にすることにより、外部に対して断熱層として機能し、内部の熱が外部に逃げるのを防ぎ、燃料電池1の発熱を、燃料電池1の昇温により有効に使用することができる。
【0023】
従来の燃料電池システムでは、燃料電池の反応ガス出口側で生成水が凍結することにより、図3の時間とセル電圧の関係に示す従来例Bのように時間の経過と共にセル電圧が不安定になった。
【0024】
しかしながら、本実施形態では燃料電池1の空気出口側での生成水が凍結することがないため、図3に示す本実施形態Aのようにセル電圧を安定させることができる。
【0025】
また、スタックケース2を二重構造にすることで、燃料電池1から漏れた水素が、スタックケース2内に流入する燃焼排気ガスと混合することないので、スタックケース2内で化学反応による水の発生を抑制することができる。
【0026】
(第二実施形態)
本発明に係わる第二実施形態を、図4 ,5,6を用いて説明する。
図4は構成図、図5は時間と燃料電池1が発電可能な最大出力の関係及び時間と燃料電池1温度の関係、図6はシステムフローチャートである。
【0027】
まず、第二実施形態の構成は、図4に示すように第一実施形態とほぼ同じである。異なる点は、温度測定手段T1,T2,T3、燃焼排気ガス用切替バルブ16,17、燃焼排気ガス配管C 23を持つ点である。
【0028】
温度測定手段T1は、スタックケース2と配管ケース3の接続部内部の燃料電池1から排出される排気配管12の表面温度を測定する。
温度測定手段T2は、燃焼装置9入口の空気と燃料ガスが混合したガスの温度を測定する。
温度測定手段T3は、燃焼装置9出口の燃焼排気ガスの温度を測定する。
【0029】
燃焼排気ガス配管C 23は、燃焼排気ガス配管B 22につながれている。
燃焼排気ガス用切替バルブ16は、燃焼排気ガスの流れが燃焼排気ガス配管C 23との接続地点より上流の燃焼排気ガス配管B 22に取付ける。
燃焼排気ガス切替バルブ17は、燃焼排気ガス配管A 14の途中に取付けられ、燃焼排気ガス配管C 23を取付ける。
【0030】
次に、第二実施形態の作用について説明する。
第一実施形態とほぼ同じである。
また、システムフローチャートについて図6で説明する。このシステムフローチャートは車両起動から設定時間毎(例えば10ms毎)に繰り返し実行される。
【0031】
ステップ1では、フラグFが1かどうか判断する。フラグFが1である場合、ステップ23に進む。
ステップ2では、起動しているか判断する。起動している場合、ステップ7に進む。
【0032】
ステップ3では、起動する。
ステップ4では、燃料電池1に空気を導入する。
ステップ5では、燃料電池1に燃料ガスを導入する。
【0033】
ステップ6では、燃焼装置9の燃焼を開始する。
ステップ7では、燃焼排気ガス温度が温度測定手段T3で0℃以上か判断する。温度測定手段T1での測定温度が0℃より高い場合、ステップ9に進む。
【0034】
ステップ8では、空気と燃料ガスの量を調節して、ステップ23に進む。
ステップ9では、フラグF2が1であるか判断する。F2=1の場合、ステップ13に進む。
ステップ10では、クーラントの循環を開始する。
【0035】
ステップ11では、燃焼排気ガスがスタックケース2内に導入するように、燃焼排気用切替バルブ16を開き、燃焼排気用切替バルブ17を燃焼排気ガス配管A14に流れるようにする。
【0036】
ステップ12では、フラグF2を1にする。ステップ14に進む。
ステップ13では、燃焼排気ガス温度を調節する。
ステップ14では、スタックケース2と配管ケース3との接続部内部の配管表面温度が0℃以上であるか温度測定手段T1で判断する。温度測定手段T1での測定温度が0℃以下の場合、ステップ23に進む。
【0037】
ステップ15では、フラグF3が1であるか判断する。F3=1の場合、ステップ18に進む。
ステップ16では、燃料電池1の発電を開始する。
ステップ17では、フラグF3を1にする。ステップ19に進む。
【0038】
ステップ18では、燃料電池1発電負荷を調節する。
ステップ19では、混合ガス温度が0℃以上か温度測定手段T2で判断する。温度測定手段T2での測定温度が0℃以下の場合、ステップ23に進む。
ステップ20では、燃焼装置9の燃焼を停止させる。
【0039】
ステップ21では、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に排気するため、燃焼排気ガス用切替バルブ16を閉じ、燃焼排気ガス用切替バルブ17を燃焼排気ガス配管C23に流れるようにする。
ステップ22では、フラグF1を1にする。
ステップ23では、この制御フローを終了させる。
【0040】
従来の燃料電池システムでは、燃料電池に通常冷却水を流す配管に圧縮空気を流し暖めていたため、燃料電池の反応ガス出口側での凍結により燃料電池の発電可能な最大負荷を大きくとることができない。そのため、図5のB及びZに示すように、スタック内部の温度が上がらず、燃料電池システムを起動するのに時間がかかった。
【0041】
このように第二実施形態では、第一実施形態の効果に加え、
燃焼装置9から排出される燃焼排気ガスの温度を測定し、0℃以上で配管ケース3及びスタックケース2へ燃焼排気ガスを送るので、燃焼排気ガス配管A14、配管ケース3及びスタックケース2内の再凍結を防止できる。
【0042】
スタックケース2と配管ケース3の接続部内部の燃料電池1から排出される排気配管12の表面温度が0℃以上になってから、燃料電池1の発電の開始するので、少なくとも燃料電池1の排出側で凍結をしておらず、燃料電池1内で燃料ガス及び空気が少なくとも燃料電池1の排出側で滞留しない。そのため、燃料電池1では効率的に燃料ガス及び空気の供給が行われ、燃料電池1内に燃料ガス及び空気が滞留せず、燃料電池1での効率的な発電が可能となる。したがって、図5のAに示すように燃料電池1が0℃以下であっても、配管ケース3内の配管から燃焼装置9入口付近にかけてはまだ凍結している可能性があり、最大負荷運転は行えないが、少なくとも燃料電池1の排出側で凍結をしていないので、図5のBに示す従来の燃料電池システムより高負荷で発電が可能である。そのため、燃料電池1の内部温度を従来よりも早く昇温することができる。また、燃料電池1を適切なときに発電を開始できるので、無駄な燃料ガスの消費を防止できる。
【0043】
燃焼装置9入口の温度、すなわち燃料電池1から燃焼装置9までの配管で温度が一番遅く上がる場所が0℃以上になることで、燃焼装置9を停止しても燃料電池1下流から燃焼装置9までは凍結しておらず、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に放出するので、燃料電池1下流の圧力損失が少なくなる。そのため、図示しないコンプレッサーの圧縮比の制限、燃料電池1の運転圧力の制限などをかけることなく、最大負荷までまわせるだけの燃料ガス及び空気を流すことができる。また、発電可能な最大負荷を大きくとることができるので、燃料電池1内部温度を従来よりも早く昇温することができる。また、燃焼装置9停止後、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に放出するので、燃料電池1から燃焼装置9までの配管の再凍結を防止できる。そして、燃焼排気ガスを適切なときに外部に放出できるので、必要以上に暖めずに燃料電池1の最大負荷をとることができるので、燃料電池システムを従来よりも早く起動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施形態の燃料電池システムの構成図である。
【図2】本発明に係わる第一実施形態及び第二実施形態のスタックケースを上面から見た断面図である。
【図3】本発明に係わる第一実施形態の効果である。
【図4】本発明に係わる第二実施形態の燃料電池システムの構成図である。
【図5】本発明に係わる第二実施形態の効果である。
【図6】本発明に係わる第二実施形態のシステムフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 スタックケース
3 配管ケース
4 燃料ガス熱交換器
5 空気熱交換器
6 クーラントタンク
7 クーラントポンプ
8 バルブ
9 燃焼装置
10 クーラント熱交換器
11 燃料ガス排気配管
12 排気配管
13 クーラント循環路
14 燃焼排気ガス配管A
15 ケース
16 燃焼排気用切替バルブ
17 燃焼排気用切替バルブ
21 単セル
22 燃焼排気ガス配管B
23 燃焼排気ガス配管C
24 燃料ガス導入配管
25 空気導入配管
T1 温度測定手段
T2 温度測定手段
T3 温度測定手段
A 本発明の効果
B 従来例
X 本発明の低温からの起動時間
Z 従来の低温からの起動時間
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池システムに関し、特に氷点下時の燃料電池システム起動に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の氷点下時の燃料電池システム起動として、圧縮空気及び燃焼排ガスによって燃料電池システム全体を暖め、また燃料電池本体は通常燃料電池を冷却している配管に圧縮空気を導入して暖めている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−251915号公報(第3−5頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、燃料電池本体を通常冷却水が流れている配管に圧縮空気を導入しているため、冷却水を解凍した後に燃料電池を温めることなり、燃料電池システムの起動には時間がかかる。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段】
上記の課題を解決するため本発明は、燃料電池を搭載し、燃料電池から排出された未反応ガスを燃焼させる燃焼装置を備える燃料電池システムにおいて、燃料電池を収めるスタックケースと、燃料電池から排出された空気の排気配管を覆う配管ケースは、スタックケースと配管ケースが一体形成且つケース内が同一空間であり、燃焼装置で燃焼した未反応ガス、すなわち燃焼排気ガスを、配管ケースに送り、スタックケースに流す構成とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、燃料電池の発熱による昇温効果の少ない燃料電池出口側の空気が流れる排気配管から優先的に暖められるので、発電開始時の燃料電池出口側の空気が流れる排気配管での凍結を防ぎ、発電可能な最大負荷を大きくすることを可能にすることで、燃料電池車の起動時間を短縮する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる燃料電池システムの実施形態を、図1〜6を用いて説明する。
(第一実施形態)
本発明に係わる第一実施形態を、図1,2,3を用いて説明する。
図1は構成、図2はスタックケース2内断面を上面から見た詳しい構造、図3は時間とセル電圧の関係である。
【0008】
まず、第一実施形態の構成は、図1に示すように、複数積層した単セル16を備える燃料電池1、スタックケース2、配管ケース3、燃料ガス熱交換器4、空気熱交換器5、クーラントタンク6、クーラントポンプ7、バルブ8、燃焼装置9、クーラント熱交換器10、燃料ガス排気配管11、排気配管12、クーラント循環路13、燃焼排気ガス配管A 14、燃焼排気ガス配管B 22、空気供給配管25、燃料ガス供給配管25から構成されている。
【0009】
燃料電池1を収めるスタックケース2と、燃料電池1から排出される空気が流れる排気配管12を覆う配管ケース3が一体形成しており、スタックケース2と配管ケース3のケ−ス内が同一空間で構成されている。
【0010】
燃料電池1は、燃料ガス排気配管11、排気配管12、クーラント循環路13、燃料ガス供給配管24、空気供給配管25が接続されている。
燃料ガス供給配管24は、燃料ガス熱交換器4を通過し、燃料電池1に接続されている。
【0011】
空気供給配管25は、空気熱交換器5を通過し、燃料電池1に接続されている。
燃料ガス排気配管11は、燃料電池1と配管ケース3内の排気配管12を結ぶ。
排気配管12は、燃料電池1と燃焼装置9を結ぶ。また、排気配管12は配管ケース3で覆われており、配管ケース3内で燃料ガス排気配管11が接続されている。
【0012】
燃焼排気ガス配管A 14は、燃焼装置9及びクーラント熱交換器10と配管ケース3をつないでいる。
燃焼排気ガス配管B 22は、スタックケース2から外部に伸びている。
クーラント循環路13は、燃料ガス熱交換器4、空気熱交換器5、燃焼装置9と隣接しているクーラント熱交換器10、クーラントポンプ7、クーラントタンク6、バルブ8、燃料電池1で構成する。
【0013】
図2に示すように、スタックケースはケース15により二重構造になっており、ケース15内壁には電気絶縁作用を持つか若しくは燃料電池1と内壁の間に電気絶縁層を形成している。
【0014】
また、燃料電池1には燃料ガス供給入口、クーラント入口、燃料ガス出口が取付けられ、対称側には空気供給入口、クーラント出口、空気出口が取付けられている。
また、配管ケース3には配管ケース3及びスタックケース2内を燃焼排気ガスが通過するための入口と、スタックケース2にはその出口が取付けられている。
【0015】
次に、第一実施形態の作用について説明する。
空気は空気熱交換器5で、また、燃料ガスは燃料ガス熱交換器4で夫々クーラントと熱交換をし、燃料電池1を通過する。燃料電池1を通過後、燃料ガスは燃料電池1を通過した空気と合流し、混合ガスとなる。
【0016】
混合ガスは燃焼装置9で燃焼され、クーラント熱交換器10でクーラントと熱交換をし、クーラントを昇温する。その後、燃焼排気ガスは燃焼排気ガス配管A14で配管ケース3に送られ、スタックケース2の外壁と内壁15の間を通過して燃焼排気ガス配管B 22で外部に放出される。
以上のように、燃焼排気ガスを流すことにより、燃料電池システムの解凍を行う。
【0017】
一方、クーラントは、二通りのクーラント循環路13を備える。一つは、クーラントをクーラントタンク6からクーラントポンプ7で循環させ、クーラント熱交換器10で燃焼排気ガスと熱交換をしてクーラントを暖め、暖められたクーラントで空気熱交換器5、燃料ガス熱交換器4によって空気及び燃料ガスを暖める。
【0018】
もう一つは、クーラントをクーラントタンク6からクーラントポンプ7で循環させ、クーラント熱交換器10でクーラントを暖め、暖められたクーラントで燃料電池1を暖める。
【0019】
また、一つ目の循環路と二つ目の循環路は、クーラントがクーラント熱交換器10を通過後、二つに分岐して、クーラントタンク6手前で合流する並列接続構造になっている。
【0020】
このように第一実施形態では、
燃料電池1発電前に配管ケース3からスタックケース2へと、燃焼排気ガスを送ることで、燃料電池1の発熱による昇温効果の少ない配管ケース3側から優先的に暖められるので、燃料電池1発電開始時、燃料電池1の空気出口側での水の凍結を防ぐ。
【0021】
また、配管ケース3のスタックケース2との接続面に平行な断面積が、スタックケース2の配管ケース3との接続面に平行な断面積よりも小さいので、配管ケース3では排気配管12を効率的に暖めることができる。
【0022】
しかしながら、本実施形態では燃料電池1をスタックケース2内に収納し、スタックケース2全体が水の凍結温度以上にすることにより、外部に対して断熱層として機能し、内部の熱が外部に逃げるのを防ぎ、燃料電池1の発熱を、燃料電池1の昇温により有効に使用することができる。
【0023】
従来の燃料電池システムでは、燃料電池の反応ガス出口側で生成水が凍結することにより、図3の時間とセル電圧の関係に示す従来例Bのように時間の経過と共にセル電圧が不安定になった。
【0024】
しかしながら、本実施形態では燃料電池1の空気出口側での生成水が凍結することがないため、図3に示す本実施形態Aのようにセル電圧を安定させることができる。
【0025】
また、スタックケース2を二重構造にすることで、燃料電池1から漏れた水素が、スタックケース2内に流入する燃焼排気ガスと混合することないので、スタックケース2内で化学反応による水の発生を抑制することができる。
【0026】
(第二実施形態)
本発明に係わる第二実施形態を、図4 ,5,6を用いて説明する。
図4は構成図、図5は時間と燃料電池1が発電可能な最大出力の関係及び時間と燃料電池1温度の関係、図6はシステムフローチャートである。
【0027】
まず、第二実施形態の構成は、図4に示すように第一実施形態とほぼ同じである。異なる点は、温度測定手段T1,T2,T3、燃焼排気ガス用切替バルブ16,17、燃焼排気ガス配管C 23を持つ点である。
【0028】
温度測定手段T1は、スタックケース2と配管ケース3の接続部内部の燃料電池1から排出される排気配管12の表面温度を測定する。
温度測定手段T2は、燃焼装置9入口の空気と燃料ガスが混合したガスの温度を測定する。
温度測定手段T3は、燃焼装置9出口の燃焼排気ガスの温度を測定する。
【0029】
燃焼排気ガス配管C 23は、燃焼排気ガス配管B 22につながれている。
燃焼排気ガス用切替バルブ16は、燃焼排気ガスの流れが燃焼排気ガス配管C 23との接続地点より上流の燃焼排気ガス配管B 22に取付ける。
燃焼排気ガス切替バルブ17は、燃焼排気ガス配管A 14の途中に取付けられ、燃焼排気ガス配管C 23を取付ける。
【0030】
次に、第二実施形態の作用について説明する。
第一実施形態とほぼ同じである。
また、システムフローチャートについて図6で説明する。このシステムフローチャートは車両起動から設定時間毎(例えば10ms毎)に繰り返し実行される。
【0031】
ステップ1では、フラグFが1かどうか判断する。フラグFが1である場合、ステップ23に進む。
ステップ2では、起動しているか判断する。起動している場合、ステップ7に進む。
【0032】
ステップ3では、起動する。
ステップ4では、燃料電池1に空気を導入する。
ステップ5では、燃料電池1に燃料ガスを導入する。
【0033】
ステップ6では、燃焼装置9の燃焼を開始する。
ステップ7では、燃焼排気ガス温度が温度測定手段T3で0℃以上か判断する。温度測定手段T1での測定温度が0℃より高い場合、ステップ9に進む。
【0034】
ステップ8では、空気と燃料ガスの量を調節して、ステップ23に進む。
ステップ9では、フラグF2が1であるか判断する。F2=1の場合、ステップ13に進む。
ステップ10では、クーラントの循環を開始する。
【0035】
ステップ11では、燃焼排気ガスがスタックケース2内に導入するように、燃焼排気用切替バルブ16を開き、燃焼排気用切替バルブ17を燃焼排気ガス配管A14に流れるようにする。
【0036】
ステップ12では、フラグF2を1にする。ステップ14に進む。
ステップ13では、燃焼排気ガス温度を調節する。
ステップ14では、スタックケース2と配管ケース3との接続部内部の配管表面温度が0℃以上であるか温度測定手段T1で判断する。温度測定手段T1での測定温度が0℃以下の場合、ステップ23に進む。
【0037】
ステップ15では、フラグF3が1であるか判断する。F3=1の場合、ステップ18に進む。
ステップ16では、燃料電池1の発電を開始する。
ステップ17では、フラグF3を1にする。ステップ19に進む。
【0038】
ステップ18では、燃料電池1発電負荷を調節する。
ステップ19では、混合ガス温度が0℃以上か温度測定手段T2で判断する。温度測定手段T2での測定温度が0℃以下の場合、ステップ23に進む。
ステップ20では、燃焼装置9の燃焼を停止させる。
【0039】
ステップ21では、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に排気するため、燃焼排気ガス用切替バルブ16を閉じ、燃焼排気ガス用切替バルブ17を燃焼排気ガス配管C23に流れるようにする。
ステップ22では、フラグF1を1にする。
ステップ23では、この制御フローを終了させる。
【0040】
従来の燃料電池システムでは、燃料電池に通常冷却水を流す配管に圧縮空気を流し暖めていたため、燃料電池の反応ガス出口側での凍結により燃料電池の発電可能な最大負荷を大きくとることができない。そのため、図5のB及びZに示すように、スタック内部の温度が上がらず、燃料電池システムを起動するのに時間がかかった。
【0041】
このように第二実施形態では、第一実施形態の効果に加え、
燃焼装置9から排出される燃焼排気ガスの温度を測定し、0℃以上で配管ケース3及びスタックケース2へ燃焼排気ガスを送るので、燃焼排気ガス配管A14、配管ケース3及びスタックケース2内の再凍結を防止できる。
【0042】
スタックケース2と配管ケース3の接続部内部の燃料電池1から排出される排気配管12の表面温度が0℃以上になってから、燃料電池1の発電の開始するので、少なくとも燃料電池1の排出側で凍結をしておらず、燃料電池1内で燃料ガス及び空気が少なくとも燃料電池1の排出側で滞留しない。そのため、燃料電池1では効率的に燃料ガス及び空気の供給が行われ、燃料電池1内に燃料ガス及び空気が滞留せず、燃料電池1での効率的な発電が可能となる。したがって、図5のAに示すように燃料電池1が0℃以下であっても、配管ケース3内の配管から燃焼装置9入口付近にかけてはまだ凍結している可能性があり、最大負荷運転は行えないが、少なくとも燃料電池1の排出側で凍結をしていないので、図5のBに示す従来の燃料電池システムより高負荷で発電が可能である。そのため、燃料電池1の内部温度を従来よりも早く昇温することができる。また、燃料電池1を適切なときに発電を開始できるので、無駄な燃料ガスの消費を防止できる。
【0043】
燃焼装置9入口の温度、すなわち燃料電池1から燃焼装置9までの配管で温度が一番遅く上がる場所が0℃以上になることで、燃焼装置9を停止しても燃料電池1下流から燃焼装置9までは凍結しておらず、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に放出するので、燃料電池1下流の圧力損失が少なくなる。そのため、図示しないコンプレッサーの圧縮比の制限、燃料電池1の運転圧力の制限などをかけることなく、最大負荷までまわせるだけの燃料ガス及び空気を流すことができる。また、発電可能な最大負荷を大きくとることができるので、燃料電池1内部温度を従来よりも早く昇温することができる。また、燃焼装置9停止後、燃焼排気ガスをスタックケース2に通さず直接外部に放出するので、燃料電池1から燃焼装置9までの配管の再凍結を防止できる。そして、燃焼排気ガスを適切なときに外部に放出できるので、必要以上に暖めずに燃料電池1の最大負荷をとることができるので、燃料電池システムを従来よりも早く起動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施形態の燃料電池システムの構成図である。
【図2】本発明に係わる第一実施形態及び第二実施形態のスタックケースを上面から見た断面図である。
【図3】本発明に係わる第一実施形態の効果である。
【図4】本発明に係わる第二実施形態の燃料電池システムの構成図である。
【図5】本発明に係わる第二実施形態の効果である。
【図6】本発明に係わる第二実施形態のシステムフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 スタックケース
3 配管ケース
4 燃料ガス熱交換器
5 空気熱交換器
6 クーラントタンク
7 クーラントポンプ
8 バルブ
9 燃焼装置
10 クーラント熱交換器
11 燃料ガス排気配管
12 排気配管
13 クーラント循環路
14 燃焼排気ガス配管A
15 ケース
16 燃焼排気用切替バルブ
17 燃焼排気用切替バルブ
21 単セル
22 燃焼排気ガス配管B
23 燃焼排気ガス配管C
24 燃料ガス導入配管
25 空気導入配管
T1 温度測定手段
T2 温度測定手段
T3 温度測定手段
A 本発明の効果
B 従来例
X 本発明の低温からの起動時間
Z 従来の低温からの起動時間
Claims (10)
- 燃料電池を搭載し、燃料電池から排出された未反応ガスを燃焼させる燃焼装置を備える燃料電池システムにおいて、燃料電池を収めるスタックケースと、前記燃料電池から排出された空気の排気配管を覆う配管ケースは、前記スタックケースと前記配管ケースが一体形成且つケース内が同一空間であり、燃焼装置で燃焼した未反応ガス、すなわち燃焼排気ガスを、前記配管ケースに送り、スタックケースに流すことを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおいて、前記配管ケースの前記スタックケースとの接続面に平行な断面積が、前記スタックケースの前記配管ケースとの接続面に平行な断面積よりも小さいことを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおいて、前記燃焼装置から排出される燃焼排気ガスの温度を測定することを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項3の燃料電池システムにおいて、前記燃焼排気ガスの温度が設定温度以上で前記配管ケースおよび前記スタックケースに前記燃焼排気ガスを送ることを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池出口側の前記排気配管の表面温度を測定することを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項5の燃料電池システムにおいて、前記排気配管の表面温度が設定温度以上で前記燃料電池の発電を開始することを特徴とした燃料電池システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおいて、前記燃焼装置入口の前記燃料電池から排出された空気と未反応ガスが混合した混合ガスの温度を測定することを特徴とする燃料電池システム。
- 請求項7の燃料電池システムにおいて、前記混合ガスの温度が設定温度以上で前記配管ケースおよび前記スタックケースへの前記燃焼排気ガスの流入を停止することを特徴とした燃料電池システム。
- 請求項7の燃料電池システムにおいて、前記混合ガスの温度が前記設定温度以上で前記燃焼排ガスを前記スタックケースに通さず、外部へ放出する手段を備えた燃料電池システム。
- 請求項4又は請求項6又は請求項8又は請求項9の燃料電池システムにおいて、前記設定温度を水の凍結温度とすることを特徴とする燃料電池システム。
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