JP2004234289A - プリンタサーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント装置から直接出力することができないプリンタについても利用可能としたプリンタサーバを提供する。
【解決手段】クライアント装置3からプリンタサーバ1に対してプリンタ5に対する出力要求があると、プリンタサーバ1はデータベースサーバ7を検索してプリンタ5を管理するプリンタサーバであるプリンタサーバ2を特定する。そしてプリンタサーバ1からプリンタサーバ2へプリンタ5に対する印刷データを転送し、出力を要求する。プリンタサーバ2は、プリンタ5へ印刷データを送り、記録出力させる。その後、処理終了をプリンタサーバ1へ返信する。このようにして、クライアント装置3がプリンタサーバ2へ出力要求を行えない場合でも、プリンタサーバ1を経由してプリンタサーバ2からプリンタ5へ印刷データを送り、記録出力させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】クライアント装置3からプリンタサーバ1に対してプリンタ5に対する出力要求があると、プリンタサーバ1はデータベースサーバ7を検索してプリンタ5を管理するプリンタサーバであるプリンタサーバ2を特定する。そしてプリンタサーバ1からプリンタサーバ2へプリンタ5に対する印刷データを転送し、出力を要求する。プリンタサーバ2は、プリンタ5へ印刷データを送り、記録出力させる。その後、処理終了をプリンタサーバ1へ返信する。このようにして、クライアント装置3がプリンタサーバ2へ出力要求を行えない場合でも、プリンタサーバ1を経由してプリンタサーバ2からプリンタ5へ印刷データを送り、記録出力させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続され、プリンタへの出力要求を受信してプリンタに対して印刷データを転送して出力を行わせるプリンタサーバ技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発展とともに、1ないし複数のプリンタをネットワークに接続して利用するシステムが利用されている。また、これらのプリンタを例えば複数のユーザにより共用したり、あるいは複数台のプリンタを一括して管理するため、プリンタサーバによってプリンタを管理することが行われている。また、例えば特許文献1に記載されているように、プリンタとしての機能とファクシミリ送信の機能を有し、これらを一括して管理するプリンタサーバとしての機能を併せ持つネットワーク機器も開発されている。
【0003】
プリンタサーバでは、自機が管理するプリンタに対する出力要求及び印刷データを受信し、指定されたプリンタあるいはプリンタサーバで自動的に選択したプリンタに対して印刷データを転送し、記録出力させている。このとき、従来のプリンタサーバでは、他のプリンタサーバが管理するプリンタに対する出力要求については受け付けない。
【0004】
一方、出力要求を行うユーザ側のクライアント装置では、例えばサポートされている通信プロトコルや出力可能な印刷データの形式などの制約によって、出力要求を行うことができるプリンタやプリンタサーバが限られてしまう場合がある。このような場合、ユーザはネットワークに接続されている多くのプリンタの中でも限られたプリンタしか利用できず、利便性が損なわれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−143454号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、クライアント装置から直接出力することができないプリンタについても利用可能としたプリンタサーバを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリンタサーバにおいて、ネットワークを通じて通信を行うネットワーク通信手段と、該ネットワーク通信手段を通じてプリンタへの出力要求を受信するとともに要求された出力先のプリンタが他のプリンタサーバが管理するプリンタである場合には前記ネットワーク通信手段から該他のプリンタサーバへ受信した印刷データを転送する制御手段を有することを特徴とするものである。印刷データの転送時には、必要に応じて、出力対象となるプリンタの機能に応じた変換処理を印刷データに対して行う。また、他のプリンタサーバと通信可能な通信プロトコルを選択して、印刷データの転送を行うように構成することができる。
【0008】
このように、プリンタサーバが他のプリンタサーバへの中継を行い、そのときに必要に応じて印刷データの変換処理や通信プロトコルの変換を行うことによって、クライアント装置から他のプリンタサーバへ直接出力要求を行うことができない場合でも、このプリンタサーバを介して出力要求を行うことができるようになり、プリンタの利便性を向上させることができる。
【0009】
他のプリンタサーバから自装置が管理するプリンタで出力する印刷データの転送を受けた場合には、その印刷データをプリンタに転送して記録出力を行わせる。印刷データの転送後、あるいはプリンタにおける記録出力の終了後、転送元の他のプリンタサーバに対して処理結果をネットワーク通信手段を通じて返信するように構成することができる。これによって、転送元の他のプリンタサーバを介して、出力要求を行ったクライアント装置に対して処理結果を通知することが可能となる。
【0010】
具体的な構成としては、制御手段は、外部の例えばクライアント装置でプリンタを選択するための複数の受信ポートを提供し、該受信ポートに対して、該ポートが指定された場合に他のプリンタサーバへの印刷データの転送を行うように設定可能としておくことができる。クライアント装置は、プリンタポートを選択するだけで、直接、出力要求を行うことができないプリンタも簡単に利用することができるようになる。
【0011】
クライアント装置からの出力要求を受け付ける際には、制御手段は、出力要求を行ったユーザあるいは出力先となるプリンタ毎にアクセス権限の有無を判定するように構成することができる。これによって、ネットワークを通じて不特定のユーザによるプリンタ及びプリントサーバの不正利用を防止する機能を付加することができる。
【0012】
出力が要求された印刷データは、プリンタサーバにおいて保持しておき、後で再利用可能に構成することができる。上述のようにプリンタサーバ間で印刷データの転送を行うことによって、印刷データが複数のプリンタサーバにおいて取得されることになるが、例えば出力要求を直接受け付けたプリンタサーバのみが印刷データを管理し、他のプリンタサーバから印刷データの転送を受けた場合には、出力終了後に削除するように構成することができる。転送を受けた他のプリンタサーバは、出力要求元のクライアント装置から直接アクセスできない場合が想定されるため、保持しておいても利用される可能性が少なく、また、1カ所で管理することによって、資源の効率的な利用を図ることができる。
【0013】
なお、自機が管理しているプリンタ以外のプリンタが指定された場合、印刷データを転送すべきプリンタサーバを特定するために、少なくとも他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を、ネットワーク通信手段を通じて他のサーバから取得するように構成することができる。あるいは、少なくとも他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を記憶手段に保持しておき、保持されている情報に基づいて出力先のプリンタを管理する他のプリンタサーバを特定するように構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。図中、1,2はプリンタサーバ、3はクライアント装置、4、5はプリンタ、6は複合機、7はデータベースサーバ、8はネットワーク、11,21はネットワーク通信部、12,22は制御部である。図1に示す例では、プリンタサーバ1,2、クライアント装置3、プリンタ4、5、複合機6、データベースサーバ7などがネットワーク8により接続されている。もちろん、ネットワーク8に接続される機器はこれらに限られるものではなく、任意のネットワーク機器が任意に接続された構成でよい。なお、以下の説明ではプリンタサーバ1,2は本発明のプリンタサーバであるものとするが、プリンタサーバ2については任意のプリンタサーバであってよい。
【0015】
プリンタサーバ1は、この例ではプリンタ4を管理し、プリンタ4に対する出力要求を受け付けて印刷データをプリンタ4に転送し、記録出力させる。また、プリンタサーバ2は、この例ではプリンタ5及び複合機6を管理し、プリンタ5あるいは複合機6に対する出力要求を受け付けて印刷データをプリンタ5あるいは複合機6に転送し、記録出力あるいは送信させる。
【0016】
プリンタサーバ1はネットワーク通信部11及び制御部12を有している。また、プリンタサーバ2も同様にネットワーク通信部21及び制御部22を有している。同様の構成であるので、プリンタサーバ1について説明してゆく。
【0017】
ネットワーク通信部11は、ネットワーク8を通じて各種のネットワーク機器との通信を行う。このとき、制御部12からの制御に従い、1ないし複数の通信プロトコルによる通信を行うことができる。
【0018】
制御部12は、プリンタサーバとしての機能を実現するように各部を制御する。例えば、ネットワーク通信部11を通じてプリンタ等への出力要求を受信すると、要求された出力先のプリンタ等を特定する。特定したプリンタ等が、プリンタサーバ1で管理しているプリンタ等である場合には、出力要求された印刷データを特定したプリンタ等に転送して出力させる。この例では、特定したプリンタがプリンタ4である場合に、出力要求された印刷データをプリンタ4に転送して、プリンタ4に記録出力させる。また、特定したプリンタ等が自機の管理下にない場合には、この例ではネットワーク通信部11を通じてデータベースサーバ7へアクセスし、特定したプリンタを管理する他のプリンタサーバを割り出し、そのプリンタサーバに対して印刷データを転送して出力を依頼する。このとき、転送先のプリンタサーバに応じた通信プロトコルを用いてネットワーク通信部11を通じて転送を行う。例えばプリンタ5や複合機6に対する出力要求の場合には、印刷データをプリンタサーバ2へ転送することになる。
【0019】
なお、出力要求を受けた場合には、その送信元のユーザについて認証を行ったり、あるいは特定したプリンタ等ごとに利用可能なユーザについての認証を行うように構成することもできる。また、出力要求を受けた印刷データは、プリンタ等あるいは他のプリンタサーバに転送後も保持し、後で利用可能に構成することもできる。出力の履歴などの情報についても、ユーザから出力要求を受けたプリンタサーバで蓄積するように構成することができる。さらに、必要に応じて特定したプリンタ等に対応したデータ形式となるように印刷データに対する変換処理を行ってもよい。もちろん、転送先のプリンタサーバで変換処理を行うように構成してもよい。
【0020】
また制御部12は、他のプリンタサーバからの出力要求を受け付ける機能も有している。この場合も同様に、要求された出力先のプリンタ等を特定し、出力要求された印刷データを特定したプリンタ等に転送して出力させる。この例では、プリンタ5に対して印刷データを転送して記録出力させたり、複合機6に対して印刷データを転送し、記録出力あるいはファクシミリ送信させることができる。印刷データをプリンタ等に転送した後、あるいはさらにプリンタ等での出力が完了した後、当該出力要求の転送元のプリンタサーバに対して処理結果を返信する機能も有している。なお、他のプリンタサーバから出力要求を受けた場合の印刷データは、要求元において保存しておくことができるので、転送先のプリンタサーバでは出力終了まで保存した後に削除するように構成することができる。これによって、印刷データや履歴情報の重複を避け、それぞれの管理サーバによる分散管理を行うことができる。他のプリンタサーバから自機で管理するプリンタ等に対する出力要求の他、さらに他のプリンタサーバへ転送するための出力要求を受け付け、印刷データの中継が可能なように構成することもできる。
【0021】
データベースサーバ7は、少なくともそれぞれのプリンタサーバが管理するプリンタ等が登録されたプリンタサーバ情報を保持しており、プリンタサーバからの要求に応じてプリンタサーバ情報を検索し、結果を返す機能を有している。図2は、プリンタサーバ情報の一例の説明図である。図2に示すプリンタサーバ情報の例では、プリンタサーバの名称、当該プリンタサーバが管理するプリンタ等とユーザ、通信プロトコル、認証情報、変換情報などを含んでいる。例えばプリンタサーバ1はプリンタ4へ印刷データを転送する際には、プロトコル1を用い、印刷データをGDI形式で転送することを示している。また、例えばクライアント装置3との通信はプロトコル2を用い、ユーザ認証情報に従ってユーザの認証を行うことを示している。さらに、プリンタサーバ2との通信を行う場合には、プロトコル5を用いて通信を行うことを示している。
【0022】
なお、プリンタサーバの名称やプリンタ等及びユーザなどについては、それぞれを特定する必要があるため、システム内で一意に特定できる名称等が付与されているものとする。名称としては文字列の他、ネットワーク8上のアドレスやURL、その他のIDとなる種々の情報を利用することもできる。
【0023】
このようなプリンタサーバ情報をデータベースサーバ7に蓄積しておき、例えばクライアント装置から出力要求を受けた際にクライアント装置で検索を行うことによってユーザ認証情報を取得することができる。また、出力が要求されたプリンタにより検索を行うことによって、管理しているプリンタサーバを特定し、また印刷データの変換の要否やデータ形式等の情報を取得することができる。さらに、そのプリンタサーバにより検索を行うことによって、印刷データを転送する際に用いる通信プロトコルを取得することができる。
【0024】
なお、図2に示す例ではユーザに対して認証情報を付加しているが、これに限らず、例えばプリンタ等について利用可能なユーザ及びその認証情報を登録可能に構成してもよい。もちろん、誰でも利用できるように認証情報を保持しない構成としてもよい。
【0025】
また、図2に示す例では複合機6について1台のネットワーク機器として登録しているが、例えばプリンタ機能、ファクシミリ送信機能など、ネットワーク機器が有するそれぞれの機能毎に登録しておくこともできる。
【0026】
図3は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例における動作の一例の説明図である。ここではクライアント装置3から出力要求を行う場合について示している。まず、クライアント装置3がプリンタ4による出力を要求する場合について説明する。図3では実線でその流れを示している。クライアント装置3は(11)において、プリンタサーバ1に対してプリンタ4による出力要求を行う。
【0027】
プリンタサーバ1は、クライアント装置3からの出力要求を受け取り、点線で示す(12)においてデータベースサーバ7に対してクライアント装置3の認証情報を問い合わせる。認証が必要であれば、クライアント装置3との間で認証を行う。認証に失敗した場合には出力要求を拒否する。
【0028】
認証に成功した場合や認証を行わない場合には、プリンタサーバ1は出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ4であり、プリンタサーバ1が管理しているプリンタである。従って(13)において、印刷データをプリンタ4に転送し、プリンタ4に記録出力させる。このとき、印刷データの変換を行ってもよい。変換先のデータ形式などの情報については、自機内で保持しておくほか、この場合もデータベースサーバ7に問い合わせて変換情報を取得してもよい。
【0029】
プリンタ4における記録出力が終了したら、出力の履歴を生成し、クライアント装置3からの出力要求に対する処理を終了する。なお、この出力要求時に送られてきた印刷データは、設定や要求に従い、後で利用できるようにそのままプリンタサーバ1に保持しておいてもよい。
【0030】
次に、クライアント装置3からプリンタ5及び複合機6による出力要求を行う場合について説明する。この場合のデータの流れを図3では破線で示している。例えば、クライアント装置3からプリンタサーバ2に対して直接、出力要求を行うことができない場合、プリンタサーバ1に対してプリンタ5や複合機6による出力を要求することによって、プリンタ5や複合機6による出力を行わせることができる。
【0031】
クライアント装置3は(21)において、プリンタサーバ1に対してプリンタ5及び複合機6を指定して出力要求を行う。プリンタサーバ1は、クライアント装置3からの出力要求を受け取り、点線で示す(22)においてデータベースサーバ7に対してクライアント装置3の認証情報を問い合わせる。認証が必要であれば、クライアント装置3との間で認証を行う。認証に失敗した場合には出力要求を拒否する。
【0032】
認証に成功した場合や認証を行わない場合には、プリンタサーバ1は出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ5及び複合機6であり、プリンタサーバ1では管理していない。この場合には、(23)において、プリンタ5及び複合機6についてのプリンタサーバ情報の検索をデータベースサーバ7に対して行う。これにより、プリンタ5及び複合機6がプリンタサーバ2によって管理されていることが分かる。さらにプリンタサーバ1はデータベースサーバ7に対してプリンタサーバ2について問い合わせ、通信プロトコルなどの情報を取得する。そしてプリンタサーバ1は、(24)において、プリンタサーバ2に対して印刷データを転送して出力要求を行い、プリンタ5及び複合機6による出力の実行を委託する。なお、印刷データはプリンタサーバ1内に保存しておく。
【0033】
プリンタサーバ2は、プリンタサーバ1から出力要求を受け取る。これによって、印刷データのコピーをプリンタサーバ2が保持することになる。そして、受け取った出力要求から、出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ5及び複合機6である。(25)及び(25’)において、印刷データをプリンタ5及び複合機6に転送し、プリンタ5及び複合機6による記録出力を行わせる。なお、複合機6については、出力要求に応じて、例えばファクシミリ送信などを行わせる場合もある。なお、プリンタ5及び複合機6に印刷データを転送する際には、それぞれの出力先に合わせて印刷データの変換を行ってもよい。
【0034】
プリンタ5及び複合機6に印刷データを転送し終えたら、あるいは、プリンタ5及び複合機6における記録出力が終了したら、プリンタサーバ2は出力要求の依頼元であるプリンタサーバ1に対して、(26)において処理結果を通知する。また、プリンタ5及び複合機6において出力処理が終了したら、プリンタサーバ2内の印刷データは削除する。なお、プリンタサーバ2においては、ここでは履歴を作成しない。もちろん、履歴情報を残すように構成することもできる。
【0035】
プリンタサーバ2から出力終了の通知を受け取ったプリンタサーバ1は、出力の履歴を生成し、クライアント装置3からの出力要求に対する処理を終了する。図4は、作成される出力履歴の一例の説明図である。上述のプリンタ4への出力履歴とプリンタ5及び複合機6への出力履歴が蓄積されている。このような出力履歴を、クライアント装置3を管理しているプリンタサーバ1において管理する。なお、この出力要求時に送られてきた印刷データは、設定や要求に従い、後で利用できるようにそのままプリンタサーバ1に保持しておいてもよい。
【0036】
このようにして、クライアント装置3からプリンタ5や複合機6からの出力を行うとき、プリンタサーバ2に対して直接出力要求を行うことができない場合でも、プリンタサーバ1に対して出力要求を行うことによってプリンタ5や複合機6からの出力を行わせることができる。この場合、通信プロトコルや印刷データのデータ変換などについてもプリンタサーバ1やプリンタサーバ2において行うので、クライアント装置3がこれらの機能を有している必要はない。
【0037】
上述の動作の一例ではクライアント装置3から出力要求を行った場合の例を示したが、出力要求を行うのはクライアント装置などのユーザが利用するネットワーク装置に限らない。例えば複合機6においてファクシミリ受信した場合に、受信した画像を自装置内のプリント機能で記録出力せずに他のプリンタ、例えばプリンタ4によって記録出力させる等といった場合にも、同様に利用することができる。
【0038】
図1では、プリンタサーバ1とプリンタサーバ2が同じネットワーク8により接続されているが、このような構成に限られるものではなく、例えばインターネットなどを経由してプリンタサーバ間の通信が行われるような構成であってもよい。
【0039】
また、上述の例では、プリンタサーバ情報をデータベースサーバ7に保持しておいて、適宜、データベースサーバ7の検索を行って所望の情報を取得する例を示した。しかしこれに限らず、プリンタサーバ情報をそれぞれのプリンタサーバ内の記憶手段に保持し、利用するように構成することもできる。この場合、プリンタサーバ情報の更新時にはそれぞれのプリンタサーバが保持しているプリンタサーバ情報を個別に更新する必要がある。例えばプリンタサーバ情報が更新された時点で他のプリンタサーバに対して更新された情報を通知したり、あるいは定期的に通信を行ってプリンタサーバ情報を最新の状態に保つことができる。
【0040】
図5は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態の具体的な構成例を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。図中、31〜35,41〜44は受信ポート、36,45はポートテーブルである。上述の図1に示したプリンタサーバの実施の一形態において、クライアント装置から出力要求があった時、出力対象となるプリンタ等を特定する。この時の具体的な構成として、プリンタサーバが複数の受信ポートを提供し、いずれの受信ポートに対してクライアント装置から出力要求が行われたかによってプリンタ等を特定することができる。さらに、このような受信ポートに対して、他のプリンタサーバの受信ポートを対応付けておくことによって、他のプリンタサーバへの転送も簡単に判断して行うことができる。
【0041】
図5に示す例では、プリンタサーバ1は受信ポートとして受信ポート31〜35を提供している。またプリンタサーバ2は受信ポート41〜44を提供している。ポートテーブル36,45は、それぞれの受信ポートについて、プリンタ等の出力機器あるいは他のプリンタサーバの受信ポートを対応付けておくためのテーブルである。図6は、ポートテーブルの一例の説明図である。図6(A)はプリンタサーバ1のポートテーブル36を示し、図6(B)はプリンタサーバ2のポートテーブル45を示している。図6(A)に示したポートテーブル36の例では、受信ポート31はプリンタ4に対応付けられており、受信ポート31を使用して出力要求が行われた場合には、プリンタ4によって記録出力を行う。また、受信ポート32〜35は、それぞれ受信ポート41〜44に対応付けられている。受信ポート41〜44はプリンタサーバ2が提供している受信ポートであり、これらの受信ポート32〜35を使用して出力要求が行われた場合には、印刷データを対応する受信ポート41〜44を用いてプリンタサーバ2へ転送することを示している。
【0042】
プリンタサーバ2が提供している受信ポート41〜44は、それぞれ、プリンタ5,複合機6のプリンタ機能、複合機6のファクシミリ送信機能、複合機6のインターネットファクシミリ送信機能に対応付けられている。ここではこのように受信ポート毎にそれぞれのネットワーク機器の機能単位で割り当てを行う例を示しているが、もちろん、機器単位での割り当てを行ってもよい。
【0043】
このような構成において、図3で説明した場合と同様にクライアント装置3から出力要求を行う場合について簡単に説明しておく。ここではクライアント装置3ではプリンタサーバ1が提供する受信ポート31〜35を利用して出力要求を行うことができるものとする。
【0044】
クライアント装置3では、ユーザが印刷指示を行う際に、プリンタの選択を行う。図7は、クライアント装置におけるプリンタの選択画面の一例の説明図である。クライアント装置3においてユーザがアプリケーションから印刷の指示を行う際に、プリンタの選択画面においてプリンタの選択を行う。この時選択可能なプリンタとして、プリンタサーバ1が提供している受信ポートをそれぞれ登録しておく。図7に示す例では、プリンタの選択欄の下部に、選択可能なプリンタの一覧表示を行った例を示している。一覧表示されたプリンタは、上から順にプリンタサーバ1の受信ポート31〜35に対応している。いずれかを選択して印刷指示を行うことによって、選択されたプリンタに対応するプリンタサーバ1の受信ポートに対して出力要求が行われる。
【0045】
プリンタサーバ1ではクライアント装置3から出力要求を受けた受信ポートを割り出し、ポートテーブル36を参照して対応するプリンタあるいは他のプリンタサーバの受信ポートを特定する。例えばクライアント装置3で図7に示すプリンタ一覧から「プリンタ4」が選択された場合、プリンタサーバ1の受信ポート31に対して出力要求が行われる。ポートテーブル36から出力先が自装置において管理しているプリンタ4に対する出力要求であることが分かるので、印刷データをプリンタ4に転送し、プリンタ4に記録出力させる。
【0046】
また、例えばクライアント装置3で図7に示すプリンタ一覧から「プリンタ5」が選択された場合、プリンタサーバ1の受信ポート32に対して出力要求が行われる。ポートテーブル36から出力先がプリンタサーバ2の受信ポート41であることが分かる。そのためプリンタサーバ1は、プリンタサーバ2の受信ポート41に対して出力要求を行い、印刷データをプリンタサーバ2へ転送して出力を委託する。
【0047】
プリンタサーバ2では、プリンタサーバ1から受信ポート41に対する出力要求を受け取り、ポートテーブル45から自装置において管理しているプリンタ5に対する出力要求であることが分かるので、印刷データをプリンタ5に転送し、プリンタ5に記録出力させる。なお、プリンタサーバ1からの出力要求である場合には、その処理結果をプリンタサーバ1に返信する。
【0048】
このようにして、プリンタサーバが1ないし複数の受信ポートを提供し、いずれの受信ポートが指定されたかによって出力先のプリンタあるいは他のプリンタサーバへの転送を決定することができる。例えばクライアント装置3がプリンタサーバ2に対して直接出力要求が行えなくても、プリンタサーバ1がプリンタサーバ2との通信を行うことによって、プリンタサーバ2が管理するプリンタに対しても出力要求を行うことができるようになる。また、転送元あるいは転送先のプリンタサーバにおいて、必要に応じて印刷データの変換を行うことによって、データ形式の相違による出力不能を解決することができる。
【0049】
なお、印刷データの保持や履歴情報の作成などは、上述の例と同様にクライアント装置3から直接、出力要求を受けたプリンタサーバにおいて行うようにすることができる。また、ポートテーブル36,45は、自装置内に保持するほか、図1に示した構成と同様にデータベースサーバ等から取得するように構成してもよい。
【0050】
上述のいずれの例においても、プリンタサーバとプリンタ等の出力装置とを別の構成として説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばプリンタや複合機など、各種のネットワーク装置がプリンタサーバ機能を内蔵していてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プリンタサーバ間で通信を行い、また必要に応じてデータ形式の変換なども行うので、クライアント装置から直接出力することができないプリンタに対しても、クライアント装置が通常利用しているプリンタサーバを利用して出力要求を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。
【図2】プリンタサーバ情報の一例の説明図である。
【図3】本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例における動作の一例の説明図である。
【図4】作成される出力履歴の一例の説明図である。
【図5】本発明のプリンタサーバの実施の一形態の具体的な構成例を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。
【図6】ポートテーブルの一例の説明図である。
【図7】クライアント装置におけるプリンタの選択画面の一例の説明図である。
【符号の説明】
1,2…プリンタサーバ、3…クライアント装置、4、5…プリンタ、6…複合機、7…データベースサーバ、8…ネットワーク、11,21…ネットワーク通信部、12,22…制御部、31〜35,41〜44…受信ポート、36,45…ポートテーブル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続され、プリンタへの出力要求を受信してプリンタに対して印刷データを転送して出力を行わせるプリンタサーバ技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発展とともに、1ないし複数のプリンタをネットワークに接続して利用するシステムが利用されている。また、これらのプリンタを例えば複数のユーザにより共用したり、あるいは複数台のプリンタを一括して管理するため、プリンタサーバによってプリンタを管理することが行われている。また、例えば特許文献1に記載されているように、プリンタとしての機能とファクシミリ送信の機能を有し、これらを一括して管理するプリンタサーバとしての機能を併せ持つネットワーク機器も開発されている。
【0003】
プリンタサーバでは、自機が管理するプリンタに対する出力要求及び印刷データを受信し、指定されたプリンタあるいはプリンタサーバで自動的に選択したプリンタに対して印刷データを転送し、記録出力させている。このとき、従来のプリンタサーバでは、他のプリンタサーバが管理するプリンタに対する出力要求については受け付けない。
【0004】
一方、出力要求を行うユーザ側のクライアント装置では、例えばサポートされている通信プロトコルや出力可能な印刷データの形式などの制約によって、出力要求を行うことができるプリンタやプリンタサーバが限られてしまう場合がある。このような場合、ユーザはネットワークに接続されている多くのプリンタの中でも限られたプリンタしか利用できず、利便性が損なわれていた。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−143454号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、クライアント装置から直接出力することができないプリンタについても利用可能としたプリンタサーバを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリンタサーバにおいて、ネットワークを通じて通信を行うネットワーク通信手段と、該ネットワーク通信手段を通じてプリンタへの出力要求を受信するとともに要求された出力先のプリンタが他のプリンタサーバが管理するプリンタである場合には前記ネットワーク通信手段から該他のプリンタサーバへ受信した印刷データを転送する制御手段を有することを特徴とするものである。印刷データの転送時には、必要に応じて、出力対象となるプリンタの機能に応じた変換処理を印刷データに対して行う。また、他のプリンタサーバと通信可能な通信プロトコルを選択して、印刷データの転送を行うように構成することができる。
【0008】
このように、プリンタサーバが他のプリンタサーバへの中継を行い、そのときに必要に応じて印刷データの変換処理や通信プロトコルの変換を行うことによって、クライアント装置から他のプリンタサーバへ直接出力要求を行うことができない場合でも、このプリンタサーバを介して出力要求を行うことができるようになり、プリンタの利便性を向上させることができる。
【0009】
他のプリンタサーバから自装置が管理するプリンタで出力する印刷データの転送を受けた場合には、その印刷データをプリンタに転送して記録出力を行わせる。印刷データの転送後、あるいはプリンタにおける記録出力の終了後、転送元の他のプリンタサーバに対して処理結果をネットワーク通信手段を通じて返信するように構成することができる。これによって、転送元の他のプリンタサーバを介して、出力要求を行ったクライアント装置に対して処理結果を通知することが可能となる。
【0010】
具体的な構成としては、制御手段は、外部の例えばクライアント装置でプリンタを選択するための複数の受信ポートを提供し、該受信ポートに対して、該ポートが指定された場合に他のプリンタサーバへの印刷データの転送を行うように設定可能としておくことができる。クライアント装置は、プリンタポートを選択するだけで、直接、出力要求を行うことができないプリンタも簡単に利用することができるようになる。
【0011】
クライアント装置からの出力要求を受け付ける際には、制御手段は、出力要求を行ったユーザあるいは出力先となるプリンタ毎にアクセス権限の有無を判定するように構成することができる。これによって、ネットワークを通じて不特定のユーザによるプリンタ及びプリントサーバの不正利用を防止する機能を付加することができる。
【0012】
出力が要求された印刷データは、プリンタサーバにおいて保持しておき、後で再利用可能に構成することができる。上述のようにプリンタサーバ間で印刷データの転送を行うことによって、印刷データが複数のプリンタサーバにおいて取得されることになるが、例えば出力要求を直接受け付けたプリンタサーバのみが印刷データを管理し、他のプリンタサーバから印刷データの転送を受けた場合には、出力終了後に削除するように構成することができる。転送を受けた他のプリンタサーバは、出力要求元のクライアント装置から直接アクセスできない場合が想定されるため、保持しておいても利用される可能性が少なく、また、1カ所で管理することによって、資源の効率的な利用を図ることができる。
【0013】
なお、自機が管理しているプリンタ以外のプリンタが指定された場合、印刷データを転送すべきプリンタサーバを特定するために、少なくとも他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を、ネットワーク通信手段を通じて他のサーバから取得するように構成することができる。あるいは、少なくとも他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を記憶手段に保持しておき、保持されている情報に基づいて出力先のプリンタを管理する他のプリンタサーバを特定するように構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。図中、1,2はプリンタサーバ、3はクライアント装置、4、5はプリンタ、6は複合機、7はデータベースサーバ、8はネットワーク、11,21はネットワーク通信部、12,22は制御部である。図1に示す例では、プリンタサーバ1,2、クライアント装置3、プリンタ4、5、複合機6、データベースサーバ7などがネットワーク8により接続されている。もちろん、ネットワーク8に接続される機器はこれらに限られるものではなく、任意のネットワーク機器が任意に接続された構成でよい。なお、以下の説明ではプリンタサーバ1,2は本発明のプリンタサーバであるものとするが、プリンタサーバ2については任意のプリンタサーバであってよい。
【0015】
プリンタサーバ1は、この例ではプリンタ4を管理し、プリンタ4に対する出力要求を受け付けて印刷データをプリンタ4に転送し、記録出力させる。また、プリンタサーバ2は、この例ではプリンタ5及び複合機6を管理し、プリンタ5あるいは複合機6に対する出力要求を受け付けて印刷データをプリンタ5あるいは複合機6に転送し、記録出力あるいは送信させる。
【0016】
プリンタサーバ1はネットワーク通信部11及び制御部12を有している。また、プリンタサーバ2も同様にネットワーク通信部21及び制御部22を有している。同様の構成であるので、プリンタサーバ1について説明してゆく。
【0017】
ネットワーク通信部11は、ネットワーク8を通じて各種のネットワーク機器との通信を行う。このとき、制御部12からの制御に従い、1ないし複数の通信プロトコルによる通信を行うことができる。
【0018】
制御部12は、プリンタサーバとしての機能を実現するように各部を制御する。例えば、ネットワーク通信部11を通じてプリンタ等への出力要求を受信すると、要求された出力先のプリンタ等を特定する。特定したプリンタ等が、プリンタサーバ1で管理しているプリンタ等である場合には、出力要求された印刷データを特定したプリンタ等に転送して出力させる。この例では、特定したプリンタがプリンタ4である場合に、出力要求された印刷データをプリンタ4に転送して、プリンタ4に記録出力させる。また、特定したプリンタ等が自機の管理下にない場合には、この例ではネットワーク通信部11を通じてデータベースサーバ7へアクセスし、特定したプリンタを管理する他のプリンタサーバを割り出し、そのプリンタサーバに対して印刷データを転送して出力を依頼する。このとき、転送先のプリンタサーバに応じた通信プロトコルを用いてネットワーク通信部11を通じて転送を行う。例えばプリンタ5や複合機6に対する出力要求の場合には、印刷データをプリンタサーバ2へ転送することになる。
【0019】
なお、出力要求を受けた場合には、その送信元のユーザについて認証を行ったり、あるいは特定したプリンタ等ごとに利用可能なユーザについての認証を行うように構成することもできる。また、出力要求を受けた印刷データは、プリンタ等あるいは他のプリンタサーバに転送後も保持し、後で利用可能に構成することもできる。出力の履歴などの情報についても、ユーザから出力要求を受けたプリンタサーバで蓄積するように構成することができる。さらに、必要に応じて特定したプリンタ等に対応したデータ形式となるように印刷データに対する変換処理を行ってもよい。もちろん、転送先のプリンタサーバで変換処理を行うように構成してもよい。
【0020】
また制御部12は、他のプリンタサーバからの出力要求を受け付ける機能も有している。この場合も同様に、要求された出力先のプリンタ等を特定し、出力要求された印刷データを特定したプリンタ等に転送して出力させる。この例では、プリンタ5に対して印刷データを転送して記録出力させたり、複合機6に対して印刷データを転送し、記録出力あるいはファクシミリ送信させることができる。印刷データをプリンタ等に転送した後、あるいはさらにプリンタ等での出力が完了した後、当該出力要求の転送元のプリンタサーバに対して処理結果を返信する機能も有している。なお、他のプリンタサーバから出力要求を受けた場合の印刷データは、要求元において保存しておくことができるので、転送先のプリンタサーバでは出力終了まで保存した後に削除するように構成することができる。これによって、印刷データや履歴情報の重複を避け、それぞれの管理サーバによる分散管理を行うことができる。他のプリンタサーバから自機で管理するプリンタ等に対する出力要求の他、さらに他のプリンタサーバへ転送するための出力要求を受け付け、印刷データの中継が可能なように構成することもできる。
【0021】
データベースサーバ7は、少なくともそれぞれのプリンタサーバが管理するプリンタ等が登録されたプリンタサーバ情報を保持しており、プリンタサーバからの要求に応じてプリンタサーバ情報を検索し、結果を返す機能を有している。図2は、プリンタサーバ情報の一例の説明図である。図2に示すプリンタサーバ情報の例では、プリンタサーバの名称、当該プリンタサーバが管理するプリンタ等とユーザ、通信プロトコル、認証情報、変換情報などを含んでいる。例えばプリンタサーバ1はプリンタ4へ印刷データを転送する際には、プロトコル1を用い、印刷データをGDI形式で転送することを示している。また、例えばクライアント装置3との通信はプロトコル2を用い、ユーザ認証情報に従ってユーザの認証を行うことを示している。さらに、プリンタサーバ2との通信を行う場合には、プロトコル5を用いて通信を行うことを示している。
【0022】
なお、プリンタサーバの名称やプリンタ等及びユーザなどについては、それぞれを特定する必要があるため、システム内で一意に特定できる名称等が付与されているものとする。名称としては文字列の他、ネットワーク8上のアドレスやURL、その他のIDとなる種々の情報を利用することもできる。
【0023】
このようなプリンタサーバ情報をデータベースサーバ7に蓄積しておき、例えばクライアント装置から出力要求を受けた際にクライアント装置で検索を行うことによってユーザ認証情報を取得することができる。また、出力が要求されたプリンタにより検索を行うことによって、管理しているプリンタサーバを特定し、また印刷データの変換の要否やデータ形式等の情報を取得することができる。さらに、そのプリンタサーバにより検索を行うことによって、印刷データを転送する際に用いる通信プロトコルを取得することができる。
【0024】
なお、図2に示す例ではユーザに対して認証情報を付加しているが、これに限らず、例えばプリンタ等について利用可能なユーザ及びその認証情報を登録可能に構成してもよい。もちろん、誰でも利用できるように認証情報を保持しない構成としてもよい。
【0025】
また、図2に示す例では複合機6について1台のネットワーク機器として登録しているが、例えばプリンタ機能、ファクシミリ送信機能など、ネットワーク機器が有するそれぞれの機能毎に登録しておくこともできる。
【0026】
図3は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例における動作の一例の説明図である。ここではクライアント装置3から出力要求を行う場合について示している。まず、クライアント装置3がプリンタ4による出力を要求する場合について説明する。図3では実線でその流れを示している。クライアント装置3は(11)において、プリンタサーバ1に対してプリンタ4による出力要求を行う。
【0027】
プリンタサーバ1は、クライアント装置3からの出力要求を受け取り、点線で示す(12)においてデータベースサーバ7に対してクライアント装置3の認証情報を問い合わせる。認証が必要であれば、クライアント装置3との間で認証を行う。認証に失敗した場合には出力要求を拒否する。
【0028】
認証に成功した場合や認証を行わない場合には、プリンタサーバ1は出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ4であり、プリンタサーバ1が管理しているプリンタである。従って(13)において、印刷データをプリンタ4に転送し、プリンタ4に記録出力させる。このとき、印刷データの変換を行ってもよい。変換先のデータ形式などの情報については、自機内で保持しておくほか、この場合もデータベースサーバ7に問い合わせて変換情報を取得してもよい。
【0029】
プリンタ4における記録出力が終了したら、出力の履歴を生成し、クライアント装置3からの出力要求に対する処理を終了する。なお、この出力要求時に送られてきた印刷データは、設定や要求に従い、後で利用できるようにそのままプリンタサーバ1に保持しておいてもよい。
【0030】
次に、クライアント装置3からプリンタ5及び複合機6による出力要求を行う場合について説明する。この場合のデータの流れを図3では破線で示している。例えば、クライアント装置3からプリンタサーバ2に対して直接、出力要求を行うことができない場合、プリンタサーバ1に対してプリンタ5や複合機6による出力を要求することによって、プリンタ5や複合機6による出力を行わせることができる。
【0031】
クライアント装置3は(21)において、プリンタサーバ1に対してプリンタ5及び複合機6を指定して出力要求を行う。プリンタサーバ1は、クライアント装置3からの出力要求を受け取り、点線で示す(22)においてデータベースサーバ7に対してクライアント装置3の認証情報を問い合わせる。認証が必要であれば、クライアント装置3との間で認証を行う。認証に失敗した場合には出力要求を拒否する。
【0032】
認証に成功した場合や認証を行わない場合には、プリンタサーバ1は出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ5及び複合機6であり、プリンタサーバ1では管理していない。この場合には、(23)において、プリンタ5及び複合機6についてのプリンタサーバ情報の検索をデータベースサーバ7に対して行う。これにより、プリンタ5及び複合機6がプリンタサーバ2によって管理されていることが分かる。さらにプリンタサーバ1はデータベースサーバ7に対してプリンタサーバ2について問い合わせ、通信プロトコルなどの情報を取得する。そしてプリンタサーバ1は、(24)において、プリンタサーバ2に対して印刷データを転送して出力要求を行い、プリンタ5及び複合機6による出力の実行を委託する。なお、印刷データはプリンタサーバ1内に保存しておく。
【0033】
プリンタサーバ2は、プリンタサーバ1から出力要求を受け取る。これによって、印刷データのコピーをプリンタサーバ2が保持することになる。そして、受け取った出力要求から、出力先のプリンタ等を特定する。この場合、出力先はプリンタ5及び複合機6である。(25)及び(25’)において、印刷データをプリンタ5及び複合機6に転送し、プリンタ5及び複合機6による記録出力を行わせる。なお、複合機6については、出力要求に応じて、例えばファクシミリ送信などを行わせる場合もある。なお、プリンタ5及び複合機6に印刷データを転送する際には、それぞれの出力先に合わせて印刷データの変換を行ってもよい。
【0034】
プリンタ5及び複合機6に印刷データを転送し終えたら、あるいは、プリンタ5及び複合機6における記録出力が終了したら、プリンタサーバ2は出力要求の依頼元であるプリンタサーバ1に対して、(26)において処理結果を通知する。また、プリンタ5及び複合機6において出力処理が終了したら、プリンタサーバ2内の印刷データは削除する。なお、プリンタサーバ2においては、ここでは履歴を作成しない。もちろん、履歴情報を残すように構成することもできる。
【0035】
プリンタサーバ2から出力終了の通知を受け取ったプリンタサーバ1は、出力の履歴を生成し、クライアント装置3からの出力要求に対する処理を終了する。図4は、作成される出力履歴の一例の説明図である。上述のプリンタ4への出力履歴とプリンタ5及び複合機6への出力履歴が蓄積されている。このような出力履歴を、クライアント装置3を管理しているプリンタサーバ1において管理する。なお、この出力要求時に送られてきた印刷データは、設定や要求に従い、後で利用できるようにそのままプリンタサーバ1に保持しておいてもよい。
【0036】
このようにして、クライアント装置3からプリンタ5や複合機6からの出力を行うとき、プリンタサーバ2に対して直接出力要求を行うことができない場合でも、プリンタサーバ1に対して出力要求を行うことによってプリンタ5や複合機6からの出力を行わせることができる。この場合、通信プロトコルや印刷データのデータ変換などについてもプリンタサーバ1やプリンタサーバ2において行うので、クライアント装置3がこれらの機能を有している必要はない。
【0037】
上述の動作の一例ではクライアント装置3から出力要求を行った場合の例を示したが、出力要求を行うのはクライアント装置などのユーザが利用するネットワーク装置に限らない。例えば複合機6においてファクシミリ受信した場合に、受信した画像を自装置内のプリント機能で記録出力せずに他のプリンタ、例えばプリンタ4によって記録出力させる等といった場合にも、同様に利用することができる。
【0038】
図1では、プリンタサーバ1とプリンタサーバ2が同じネットワーク8により接続されているが、このような構成に限られるものではなく、例えばインターネットなどを経由してプリンタサーバ間の通信が行われるような構成であってもよい。
【0039】
また、上述の例では、プリンタサーバ情報をデータベースサーバ7に保持しておいて、適宜、データベースサーバ7の検索を行って所望の情報を取得する例を示した。しかしこれに限らず、プリンタサーバ情報をそれぞれのプリンタサーバ内の記憶手段に保持し、利用するように構成することもできる。この場合、プリンタサーバ情報の更新時にはそれぞれのプリンタサーバが保持しているプリンタサーバ情報を個別に更新する必要がある。例えばプリンタサーバ情報が更新された時点で他のプリンタサーバに対して更新された情報を通知したり、あるいは定期的に通信を行ってプリンタサーバ情報を最新の状態に保つことができる。
【0040】
図5は、本発明のプリンタサーバの実施の一形態の具体的な構成例を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。図中、31〜35,41〜44は受信ポート、36,45はポートテーブルである。上述の図1に示したプリンタサーバの実施の一形態において、クライアント装置から出力要求があった時、出力対象となるプリンタ等を特定する。この時の具体的な構成として、プリンタサーバが複数の受信ポートを提供し、いずれの受信ポートに対してクライアント装置から出力要求が行われたかによってプリンタ等を特定することができる。さらに、このような受信ポートに対して、他のプリンタサーバの受信ポートを対応付けておくことによって、他のプリンタサーバへの転送も簡単に判断して行うことができる。
【0041】
図5に示す例では、プリンタサーバ1は受信ポートとして受信ポート31〜35を提供している。またプリンタサーバ2は受信ポート41〜44を提供している。ポートテーブル36,45は、それぞれの受信ポートについて、プリンタ等の出力機器あるいは他のプリンタサーバの受信ポートを対応付けておくためのテーブルである。図6は、ポートテーブルの一例の説明図である。図6(A)はプリンタサーバ1のポートテーブル36を示し、図6(B)はプリンタサーバ2のポートテーブル45を示している。図6(A)に示したポートテーブル36の例では、受信ポート31はプリンタ4に対応付けられており、受信ポート31を使用して出力要求が行われた場合には、プリンタ4によって記録出力を行う。また、受信ポート32〜35は、それぞれ受信ポート41〜44に対応付けられている。受信ポート41〜44はプリンタサーバ2が提供している受信ポートであり、これらの受信ポート32〜35を使用して出力要求が行われた場合には、印刷データを対応する受信ポート41〜44を用いてプリンタサーバ2へ転送することを示している。
【0042】
プリンタサーバ2が提供している受信ポート41〜44は、それぞれ、プリンタ5,複合機6のプリンタ機能、複合機6のファクシミリ送信機能、複合機6のインターネットファクシミリ送信機能に対応付けられている。ここではこのように受信ポート毎にそれぞれのネットワーク機器の機能単位で割り当てを行う例を示しているが、もちろん、機器単位での割り当てを行ってもよい。
【0043】
このような構成において、図3で説明した場合と同様にクライアント装置3から出力要求を行う場合について簡単に説明しておく。ここではクライアント装置3ではプリンタサーバ1が提供する受信ポート31〜35を利用して出力要求を行うことができるものとする。
【0044】
クライアント装置3では、ユーザが印刷指示を行う際に、プリンタの選択を行う。図7は、クライアント装置におけるプリンタの選択画面の一例の説明図である。クライアント装置3においてユーザがアプリケーションから印刷の指示を行う際に、プリンタの選択画面においてプリンタの選択を行う。この時選択可能なプリンタとして、プリンタサーバ1が提供している受信ポートをそれぞれ登録しておく。図7に示す例では、プリンタの選択欄の下部に、選択可能なプリンタの一覧表示を行った例を示している。一覧表示されたプリンタは、上から順にプリンタサーバ1の受信ポート31〜35に対応している。いずれかを選択して印刷指示を行うことによって、選択されたプリンタに対応するプリンタサーバ1の受信ポートに対して出力要求が行われる。
【0045】
プリンタサーバ1ではクライアント装置3から出力要求を受けた受信ポートを割り出し、ポートテーブル36を参照して対応するプリンタあるいは他のプリンタサーバの受信ポートを特定する。例えばクライアント装置3で図7に示すプリンタ一覧から「プリンタ4」が選択された場合、プリンタサーバ1の受信ポート31に対して出力要求が行われる。ポートテーブル36から出力先が自装置において管理しているプリンタ4に対する出力要求であることが分かるので、印刷データをプリンタ4に転送し、プリンタ4に記録出力させる。
【0046】
また、例えばクライアント装置3で図7に示すプリンタ一覧から「プリンタ5」が選択された場合、プリンタサーバ1の受信ポート32に対して出力要求が行われる。ポートテーブル36から出力先がプリンタサーバ2の受信ポート41であることが分かる。そのためプリンタサーバ1は、プリンタサーバ2の受信ポート41に対して出力要求を行い、印刷データをプリンタサーバ2へ転送して出力を委託する。
【0047】
プリンタサーバ2では、プリンタサーバ1から受信ポート41に対する出力要求を受け取り、ポートテーブル45から自装置において管理しているプリンタ5に対する出力要求であることが分かるので、印刷データをプリンタ5に転送し、プリンタ5に記録出力させる。なお、プリンタサーバ1からの出力要求である場合には、その処理結果をプリンタサーバ1に返信する。
【0048】
このようにして、プリンタサーバが1ないし複数の受信ポートを提供し、いずれの受信ポートが指定されたかによって出力先のプリンタあるいは他のプリンタサーバへの転送を決定することができる。例えばクライアント装置3がプリンタサーバ2に対して直接出力要求が行えなくても、プリンタサーバ1がプリンタサーバ2との通信を行うことによって、プリンタサーバ2が管理するプリンタに対しても出力要求を行うことができるようになる。また、転送元あるいは転送先のプリンタサーバにおいて、必要に応じて印刷データの変換を行うことによって、データ形式の相違による出力不能を解決することができる。
【0049】
なお、印刷データの保持や履歴情報の作成などは、上述の例と同様にクライアント装置3から直接、出力要求を受けたプリンタサーバにおいて行うようにすることができる。また、ポートテーブル36,45は、自装置内に保持するほか、図1に示した構成と同様にデータベースサーバ等から取得するように構成してもよい。
【0050】
上述のいずれの例においても、プリンタサーバとプリンタ等の出力装置とを別の構成として説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばプリンタや複合機など、各種のネットワーク装置がプリンタサーバ機能を内蔵していてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プリンタサーバ間で通信を行い、また必要に応じてデータ形式の変換なども行うので、クライアント装置から直接出力することができないプリンタに対しても、クライアント装置が通常利用しているプリンタサーバを利用して出力要求を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。
【図2】プリンタサーバ情報の一例の説明図である。
【図3】本発明のプリンタサーバの実施の一形態を含むネットワークシステムの一例における動作の一例の説明図である。
【図4】作成される出力履歴の一例の説明図である。
【図5】本発明のプリンタサーバの実施の一形態の具体的な構成例を含むネットワークシステムの一例を示す構成図である。
【図6】ポートテーブルの一例の説明図である。
【図7】クライアント装置におけるプリンタの選択画面の一例の説明図である。
【符号の説明】
1,2…プリンタサーバ、3…クライアント装置、4、5…プリンタ、6…複合機、7…データベースサーバ、8…ネットワーク、11,21…ネットワーク通信部、12,22…制御部、31〜35,41〜44…受信ポート、36,45…ポートテーブル。
Claims (8)
- ネットワークを通じて通信を行うネットワーク通信手段と、該ネットワーク通信手段を通じてプリンタへの出力要求を受信するとともに要求された出力先のプリンタが他のプリンタサーバが管理するプリンタである場合には前記ネットワーク通信手段から該他のプリンタサーバへ受信した印刷データを転送する制御手段を有することを特徴とするプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、前記印刷データに対して出力対象となるプリンタの機能に応じた変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、他のプリンタサーバから自装置が管理するプリンタで出力する印刷データを受け取り、該プリンタに対して出力を行わせた後、処理結果を前記ネットワーク通信手段を通じて返信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、外部でプリンタを選択するための複数の受信ポートを提供しており、該受信ポートには該ポートが指定された場合に前記他のプリンタサーバへの前記印刷データの転送を行うように設定可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、出力要求を行ったユーザあるいは出力先となるプリンタ毎にアクセス権限の有無を判定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、前記他のプリンタサーバに転送した印刷データを保持する機能を有するとともに、他のプリンタサーバから転送を受けた印刷データについては出力終了後に削除することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のプリンタサーバ。
- 前記制御手段は、少なくとも前記他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を前記ネットワーク通信手段を通じて他のサーバから取得することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のプリンタサーバ。
- さらに、少なくとも前記他のプリンタサーバが管理するプリンタに関する情報を保持する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記記憶手段に保持されている情報に基づいて出力先のプリンタを管理する他のプリンタサーバを特定することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のプリンタサーバ。
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Cited By (2)
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JP2011181113A (ja) * | 2011-06-22 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 端末装置、情報処理方法、情報処理プログラム、記録媒体及び情報処理システム |
JP2018045346A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | 株式会社リコー | 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003021460A patent/JP2004234289A/ja active Pending
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