JP2004230881A - 接合体、接合体の製造方法、およびインクジェットヘッド - Google Patents
接合体、接合体の製造方法、およびインクジェットヘッド Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明の継手部材(接合体)31は、第1の部材41と第2の部材42とを向き合わせ、両部材41・42の接合面36に形成された空隙55に樹脂を射出して前記第1の部材41と前記第2の部材42とを接合させた構成である。第1の部材41には一本の第1の流路51が、第2の部材42には二本の第2の流路52が、それぞれ形成され、両部材41・42を向き合わせたときに両流路51・52同士が連通する。前記空隙55は、前記接合面36に交差する方向に前記接合面36から離れるに従って、前記空隙の断面積が大きくなるような領域55Cを有する。また、第1部材41は、空隙から流れ出た樹脂の流路を外部空間に連通させる確認用窓を有する。
【選択図】図5
Description
図1に示すカラーインクジェットプリンタ100のインクジェットヘッド63は、その本体フレーム68に、四色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のインクを噴射させるために各色ごとに配設された計四個の圧電式のインクジェットヘッドユニット(以下「ヘッドユニット」)6を固着し、更に、カラーインクがそれぞれ充填される計四個のインクカートリッジ61を本体フレーム68に着脱可能に取り付けた構成としている。この本体フレーム68は、駆動機構65により直線方向に往復駆動されるキャリッジ64に固着されている。用紙を送るためのプラテンローラ66は、その軸線がキャリッジ64の往復移動方向に沿うよう配置され、ヘッドユニット6と対向して配置されている。
次に、インクジェットヘッド63を説明する。図2はインクジェットヘッドの断面図である。図3は図2におけるIII-III線断面図である。図4はヘッドユニットの分解斜視図である。図5は図3で鎖線で囲まれた部分の拡大図である。
次に、継手部材31の上半部41と下半部42の接合構成を説明する。上述したとおり、継手部材31は上半部41と下半部42の二つの半部を向き合わせて接合し固着した構成とされる。上半部41と下半部42は、その互いに対向する面(接合面。図5における符号36)同士を向き合わせて接触させたときに、両半部41・42の間に空隙55が形成されるように、その形状を設定してある。そして、この空隙55に樹脂を射出して流し込み固化させることによって、両半部41・42を互いに剥離しないよう接合して固着している。
36 接合面
41 上半部(第1の部材)
42 下半部(第2の部材)
51 第1の流路
52 第2の流路
55 空隙
55C 円錐部(接合面に交差する方向に接合面から離れるに従って断面積が大きくなる領域)
58 確認用窓(孔)
Claims (15)
- 第1の部材と第2の部材とを向き合わせ、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に形成された空隙に樹脂を射出して前記第1の部材と前記第2の部材とを接合させる接合体において、
前記空隙は、前記接合面に交差する方向に前記接合面から離れるに従って、前記空隙の断面積が大きくなるような領域を有することを特徴とする接合体。 - 請求項1に記載の接合体において、
前記第1の部材には、前記空隙および前記空隙から流れ出た樹脂の流路のいずれかを外部空間に連通させる孔が形成されていることを特徴とする接合体。 - 内部に第1の流路を形成した第1の部材と、内部に第2の流路を形成した第2の部材とを、前記第1の流路と前記第2の流路とが連通するように向き合わせ、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に形成された空隙に樹脂を射出して前記第1の部材と前記第2の部材とを接合させる接合体において、 前記空隙は、前記接合面近傍において前記第1の流路および前記第2の流路を囲むように形成されていることを特徴とする接合体。
- 請求項3に記載の接合体において、
前記第2の流路は、前記第1の流路の数より多い数の流路からなることを特徴とする接合体。 - 請求項3または請求項4に記載の接合体において、
前記空隙は、前記接合面に交差する方向に前記接合面から離れるに従って、前記空隙の断面積が大きくなるような領域を有することを特徴とする接合体。 - 請求項3から請求項5までの何れか一項に記載の接合体において、
前記空隙が、
前記接合面近傍において前記第1の流路および前記第2の流路を囲む環状部と、
前記環状部に連通し且つ前記環状部の外側に向かって延在する2つの延在部であって、一方が樹脂の入口側となり他方が樹脂の出口側となる2つの延在部とを有していると共に、
前記第1の部材には、前記出口側の延在部および前記出口側の延在部から流れ出た樹脂の流路のいずれかを外部空間に連通させる孔が形成されていることを特徴とする接合体。 - 請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の接合体において、
前記第1の部材と前記第2の部材は、樹脂からなることを特徴とする接合体。 - 請求項7に記載の接合体において、
前記第1の部材と前記第2の部材は、前記空隙に射出する樹脂によって、その空隙を形成している部分が溶融される材料であることを特徴とする接合体。 - 請求項8に記載の接合体において、
前記第1の部材と前記第2の部材は、前記空隙に射出する樹脂と同一の材質からなることを特徴とする接合体。 - 第1の雌雄型間に樹脂を射出して内部に第1の流路を形成した第1の部材を形成する第1の工程と、
第2の雌雄型間に樹脂を射出して内部に前記第1の流路に連通する第2の流路を形成した第2の部材を形成する第2の工程と、
前記第1の部材と前記第2の部材とを向き合わせ、その接合面近傍において前記第1の流路および前記第2の流路を囲むように形成された空隙に樹脂を射出して、前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する第3の工程と、
を備えたことを特徴とする接合体の製造方法。 - 請求項10に記載の接合体の製造方法において、
前記第1の工程が、前記第1の部材に対して、前記空隙および前記空隙から流れ出た樹脂の流路のいずれかを外部空間に連通させる孔を形成する工程を含んでおり、
前記第1の部材に形成された前記孔から、前記空隙内および前記空隙から流れ出た樹脂の流路内のいずれかにおける樹脂の流れ込み状況を確認する第4の工程をさらに備えていることを特徴とする接合体の製造方法。 - 請求項10に記載の接合体の製造方法において、
前記空隙が、
前記接合面近傍において前記第1の流路および前記第2の流路を囲む環状部と、
前記環状部に連通し且つ前記環状部の外側に向かって延在する2つの延在部であって、一方が樹脂の入口側となり他方が樹脂の出口側となる2つの延在部とを有していると共に、
前記第1の工程が、前記第1の部材に対して、前記出口側の延在部および前記出口側の延在部から流れ出た樹脂の流路のいずれかを外部空間に連通させる孔を形成する工程を含んでおり、
前記第1の部材に形成された前記孔から、前記出口側の延在部内および前記出口側の延在部から流れ出た樹脂の流路内のいずれかにおける樹脂の流れ込み状況を確認する第4の工程をさらに備えていることを特徴とする接合体の製造方法。 - 印字面に対しインクを噴射する複数のノズルと、該ノズルに連通するインク供給口と、を有するヘッドユニットと、
インク供給源から前記インク供給口に至るインク流路の少なくとも一部をなすインク供給通路を内部に形成した、継手部材と、を備えるとともに、
前記継手部材は、請求項3から請求項6までの何れか一項に記載の接合体によって構成されることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項13に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記ヘッドユニットは、複数列の前記ノズルと、そのノズル列に対応した複数のインク供給口とを有し、
前記継手部材は、請求項4に記載の接合体によって構成され、
前記インク供給源側に位置する前記第1の部材は、前記第1の流路を有し、
前記ヘッドユニット側に位置する前記第2の部材は、前記複数のインク供給口に対応した複数の前記第2の流路を有することを特徴とするインクジェットヘッド。 - 印字面に対しインクを噴射する複数のノズルと、該ノズルに連通するインク供給口と、を有するヘッドユニットと、
インク供給源から前記インク供給口に至るインク流路の少なくとも一部をなすインク供給通路を内部に形成した、継手部材と、を備えるとともに、
前記継手部材は、請求項10から請求項12までの何れか一項に記載の接合体の製造方法により製造されたことを特徴とするインクジェットヘッド。
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