JP2004230171A - 臭気及び湿気吸収性パッドを有する靴及びそれを提供する方法 - Google Patents

臭気及び湿気吸収性パッドを有する靴及びそれを提供する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】湿気及び/又は臭気を吸収する性能を改良した靴を提供する。
【解決手段】本発明は、上面を有する表底と、上記上面の上部に配置される爪革と、上記上面と上記爪革との間に配置されるパッドと、を備えた靴を有する。上記パッドは、臭気及び湿気を吸着する特性を有し、上記爪革は、湿気及び臭気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い少なくとも1つの孔を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、臭気及び湿気を低減する靴に関するものであり、より詳細には、臭気及び湿気を吸収できる特性を有し靴の表底(outsole)と甲革(upper)との間に配置されるパッドに関するものである。
靴は、様々な外観を有し、例えば、公式の場用の正装用の靴やスポーツ競技用の運動靴等の様々な理由のために履かれているが、靴は、少なくとも1つの甲革と表底とを有するように慣習的に組み立てられる。
伝統的に、表底は、典型的に地面に接触し使用者の足を保護する丈夫な材料(tough material)で一般に作られる。甲革は、表底に結合され、通常は、表底を足の底に保持するために足を囲む空洞部を形成する。甲革は、例えば、革又は表底より一般に柔らかい他の織物等の甲革が足に接触してから馴染んでくる材料で普通は作られる。
靴は、毎日多くの時間履かれ得るので、著しい進歩が、例えば、甲革を柔らかくする又は表底をより柔軟にする等の靴の快適さを改良するためになされている。さらに、爪革(vamp)(図2爪革22参照)を規定するために、甲革が足の下に下方へ及び足の底面に渡って広がるモカシン構造の靴(moccasin constructed shoe)において、爪革は、足に対する緩衝作用や快適さを改良するために厚くされ得る。しかし、足に対するさらなる緩衝作用を提供することにより、湿気及び臭気が、緩衝材に閉じ込められ及び/又は靴から漏れることを妨げられ、それにより厚い緩衝材の快適な効果を低減し得る。さらに、保留される湿気が、細菌の増殖、水虫、他の菌類の問題を導き得る。通常は、湿気を低減すること又は防止することにより、足を乾燥し続ける状態が改良され、細菌の増殖及び湿気のある足及び/又は靴によく関連する他の問題が低減され得る。
ラルソン(Larson)等に対し発行された米国特許第4689899号(以下、ラルソンという)は、足に対して湿気を吸収し防止する中底(inner sole)の層状の構造に関するようである。典型的には、ラルソンの中底は、発泡体及び不織布繊維が湿気の伝達を低減する又は防止するために使用され得る3層を必要とする。
ハルトゥング(Hartung)等に対し発行された米国特許第4257176号は、揮発性芳香剤又は臭気の原因となる細菌に作用する物質を放出することにより、足の臭気に対抗する靴に関するようである。上記のような芳香剤又は物質で満たされた小滴或いは小袋が、典型的には、中底(insole)の層に設けられ、芳香剤又は物質は、使用者の足により圧縮されると中底の孔を通じて放出され得る。
パイル(Pyle)に対し発行された米国特許第5718064号及び第6038790号は、中底の上部に又は中底の一部に存在し得る臭気に対抗し湿気を吸収できる発泡体の層に関するようである。発泡体は、靴の内部の温度が上昇するにつれて柔らかくなるウレタン(urethane)製品であることが開示されている。ブランドン(Brandon)等に対し発行された米国特許第4942679号(以下、ブランドンという)もまた、湿気を吸収するウレタン発泡体製品を開示しているようである。発泡体の厚さのために、ブランドンに使用される発泡体は、靴の全厚を制御するために発泡体を配置するための空洞部、つまり表底又は中底に凹部を必要とし得る。
中村(Nakamura)に対し発行された特開平07−000206号公報もまた、靴の層の間に葉を配置することにより足の臭気に対抗し湿気を吸収する靴を開示しているようである。
米国特許第4689899号明細書 米国特許第4257176号明細書 米国特許第5718064号明細書 米国特許第6038790号明細書 米国特許第4942679号明細書 特開平07−000206号公報
従って、湿気吸収作用を改良した靴が要望される。また、乾燥状態を維持することを助勢するために湿気を排除する特性を改良した靴が要望される。もう1つの要望は、臭気に対抗する靴を提供することである。さらなる要望は、靴の全厚を実質的に増やすことなく靴の中に臭気及び/又は湿気を吸収する層を提供することである。
従って、本発明の1つの目的は、湿気及び/又は臭気を吸収する性能を改良した靴を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、乾燥状態を維持することを助勢し臭気に対抗する層を収容するために不必要に靴を厚くすることなく、該層を有する靴を提供することである。
これらと本発明の他の目的は、上面を有する表底と、上面の上部に配置される爪革と、上面と爪革との間に配置されるパッドとを有する靴を提供することにより実現される。パッドは、臭気及び湿気を吸着する特性を有し、爪革は、湿気及び臭気が少なくとも1つの孔を通じて発散しパッドに接触することを可能とするためにパッドに近い少なくとも1つの孔を有する。
従来の湿気及び臭気を吸収するパッドに比べられると、パッドは比較的に薄いので、上記パッドは、パッドを収容するために空洞部を必要とすることなく、爪革と上面との間に配置される。
パッドは、上面と爪革との両方に接触していても良い。その代わりに、当て材(プロテクタ:protector)が、磨耗からパッドを保護するために、パッドの上部で爪革の下に、又はパッドの下で上面上に、又は両方の位置に配置されても良い。
パッドは、例えば、親水性ウレタン(hydrophilic urethane)等の親水性物質(hydrophilic material)であっても良い。パッドはまた、湿気及び/又は臭気を吸収するために、例えば、前部、後部、又は上面全体を覆う等の上面のあらゆる局部的な領域に配置されても良い。
もう1つの実施形態では、靴は、臭気と湿気との両方を吸収する性能を有する代わりに、臭気を吸収する性能のみ、又は湿気を吸収する性能のみを有しても良い。
本発明とその特別の特徴及び利点は、添付図面に関して熟考された以下の詳細な記述からより明らかとなるであろう。
図1は、本発明に基づくパッド30を有する靴10を表す。靴10はまた、甲革12と、表底14と、表底14の上面16とを有する。甲革12はさらに側面18を有し、該側面は、表底14に向けて下方へ、上面16の1つの側から反対側まで上面16に渡って、上面16から上方へ広がる。靴10の前部20において上面16に渡って広がる甲革12の領域は、爪革22として知られている。
図に示されるように、パッド30が、爪革22と上面16との間に配置される。パッド30は、使用者の足をより快適にするために臭気及び湿気を吸収する特性を有する。パッド30の臭気及び湿気を吸収する特性は、図4、図5、図5A、及び図5Bに基づいて以下により詳細に記載される。
図1及び図2に示されるように、パッド30は、例えば、靴10の前部20等の少なくとも1つの局部的な領域に存在する。図2aに示した他の実施形態においては、パッド30は、例えば、靴10の後部38又は上面16全体を覆うような他の領域に存在する。明瞭化のために、表底は、図2及び図2aには示されていない。
靴10は、表底14との連続的な接触により典型的に生じる磨耗及び擦り切れからパッド30を保護するためにパッド30と上面16との間に配置される当て材36を任意に有しても良く、当て材は、歩行により引き起こされる地面に対する衝撃、接触、及び屈曲に耐えるために、一般に弾力性のある丈夫な材料で作られる。同様に、靴10は、パッドを保護するために潤滑剤(lubricant)又はパッド30と上面16との間に配置される他の摩擦を低減する媒介物を任意に有しても良い。潤滑剤は、パッドと当て材との間に、当て材と上面との間に、又は両方の間にあっても良い。潤滑剤はまた、当て材がない場合に使用されても良い。
図1〜図3に示されるように、爪革22は、湿気及び臭気がパッド30の方へ爪革22を通じて通過し得るように、パッド30に近い領域に少なくとも1つの孔34を有する。一般に、使用者の足は、爪革22とパッド30の上部に置かれる。パッド30に近い少なくとも1つの孔34により、使用者の足からの湿気及び/又は臭気は、足から少なくとも1つの孔34を通じてパッド30まで通過する。
本発明のさらなる実施形態においては、湿気及び/又は臭気を足からパッド30までより効果的に通過させ得るために、少なくとも1つの孔34は、特別の幾何図形的配列及び/又は方向性を有しても良い。例えば、少なくとも1つの孔34が、円錐形、楕円形、円錐台形(frustoconical)、又はテーパ形(tapered)であっても良い。さらに、少なくとも1つの孔34が、角のある(angled)又は曲線状である断面を有しても良い。また他の実施形態においては、少なくとも1つの孔は、くびれた形状(hourglass shaped)又は非対称である。
他の実施形態においては、複数の孔34は、足に類似するパターン(pattern)に設けられ得る。さらなる実施形態においては、複数の孔34は、横列、縦列、弧状、及び/又は任意に存在し得る。
少なくとも1つの孔34の幾何図形的配列と方向性とのこれらの結合は、歩行中足により圧縮されると、湿気及び/又は臭気が少なくとも1つの孔34を通じてパッド30の方へ引き付けられる真空を擬態し得る。
ある実施形態においては、爪革22は革で作られる。他の実施形態においては、革の爪革は取り除かれ、例えば、メッシュ(mesh)等の異なる材料で作られる別の爪革に取り替えられてもよい。爪革22がメッシュ材で作られる場合、メッシュ材は、本質的に十分な開口部を有するので爪革22にさらなる孔34を設ける必要はない。
図4、図5、図5A及び図5Bは、カバー層(cover layer)111と、カバー層111に対して親水性である発泡体層(foam layer)112とを有する2層複合物としてパッド30を示す。該発泡体層が、ニードル・パンチ(needle punching)を使用するようにあらゆる好適な方法でカバー層111に動作可能なように接合され、又は結合され、又は接着され、ないしは貼り合わせられる。その結果、複合材料は、湿気又は体液をカバー層111から該カバー層を通じて発泡体層112の中へ引き付ける又は移動させるように作用し、該発泡体層は、湿気又は体液を吸収し、ゲル化し又は蓄積し、例えば、複合材料からの蒸発又は複合材料の洗浄により消散させるために貯蔵所として作用する。湿気又は体液が消散された後には、複合材料が時々再利用され得る。しかし、本発明に基づき形成された複合材料はまた、複合材料が再利用できることよりむしろ使い捨てできるような材料で作られ得ることが当業者に理解されるであろう。
発泡体層112は、ポリウレタン(polyurethane)発泡体の重合が1つ若しくはそれ以上の吸収剤のための基質結合剤(マトリクスバインダ:matrix binder)を形成するように、主成分として様々な添加剤を含む又は含まない1つ若しくはそれ以上の吸収剤を有する水性混合溶媒(aqueous mixture)を規定量の親水性ウレタン・プレポリマ(urethane prepolymer)結合剤と重合させることにより最初に形成され得る。吸収剤が主成分として言及されているが、水性混合溶媒が本発明の領域から逸脱することなく、不織布繊維材料、界面活性剤、熱成形可能なアクリルラテックスエマルジョン(acrylic latex emulsion)、臭気吸収剤、及び殺菌剤を含めて、吸収力のある充填剤、繊維性材料を備えた他の成分の様々な組み合わせを有し得ることが当業者に容易に理解されるであろう。さらなる及び追加の成分が、複合材料により実現されるある利点、及び好ましい特徴又は機能に依存して、クエン酸、ゴム粒子、及び熱相変化粒子を有しても良い。
吸収剤成分の特徴は、温度及び圧力の変化する周囲条件のもとで吸収される湿気の量、吸収率、及び保持率又はゲル化が、形成される所定の複合材料に最適化されるように選択され得る。水性混合溶媒に使用するのに適する好ましい吸収剤は、主として、27406ノースカロライナ州グリーンズバラ(Greensboro)にあるシュトックハウゼン社(STOCKHAUSEN)から“サブ800(SAB 800)”として、23703バージニア州ポーツマス(Portsmouth)にあるヘキスト・セラニーズ社(Hoechst Celanese Corporation)から“サンウェットイム1000(SANWET IM 1000)”として、60067イリノイ州パラタイン(Palatine)にあるチェンダル社(Chendal Corporation)から“アライダル1460(ARIDAL 1460)”として、及び郵便番号541日本国大阪府にある荒川化学工業株式会社(Arakawa Chemical Industries)から“アラソーブ800エフ(ARASORB 800F)”として商業的な市場で入手可能である超吸収性ポリマ(super absorbent polymer)である。
これらのナトリウム・ポリアクリラート/ポリアルコール(sodium polyacrylate/polyalcohol)重合体及び共重合体の吸収剤は、粉末又は粒状の形で自由自在に動く分離した固体粒子として製造及び販売され、吸収剤が増加する液体量を吸収する傾向を有するという事実によって特徴付けられる。上記のことにより、通常は、水性混合溶媒の中に重合体の完全な溶解が引き起こされる。しかし、重合体及び共重合体の化学的特性により、ゲルの形成が、重合体又は共重合体の溶解を排除するように行われる。ポリエチレン・オキシド(polyethylene oxide)、カルボキシルメチル・セルロース・ナトリウム(sodium carboxymethyl cellulose)、及び同様の重合体、シリカゲルのような乾燥剤、ベントナイトのような粘土などを有する他の吸収剤が、同様に使用され得る。
従って、水性混合溶媒が計量され親水性ウレタン・プレポリマと混合されるとき、以下により十分に記載されるように、ウレタン・プレポリマは、親水性ポリウレタン発泡体を形成するために水性混合溶媒の水と反応し、また同時に、図5A及び図5Bに示されるように、ナトリウム・ポリアクリラート吸収剤120が存在しているとき、ウレタン・プレポリマは、親水性アクリルウレタンインタポリマ(acrylic urethane interpolymer)121を形成するために吸収剤と反応する。
上記のように形成される親水性発泡体と吸収剤との結合物は、2より多い層か複数の層かのどちらかの複合材料において、カバー層を通じて出される湿気を吸収し、吸着し、ゲル化するように作用し、層状の複合材料のカバー上層を再び湿らさないように湿気を含有し蓄えるように作用する。従って、吸収剤は、複合材料の発泡体層に親水性を加える。
水性混合溶媒の中で吸収剤に結合され得る添加剤もまた、商業的な市場にて入手可能である。
熱成形可能なアクリルラテックスエマルジョンは、ニューヨーク州ニューヨークにあるユニオンカーバイト社(Union Carbide Corporation)、ロームアンドハース社(Rohm & Haas)、ビー・エフ・グッドリッチ社(B.F.Goodrich)などから入手可能である。アクリルエマルジョンの1つの好ましい形態は、登録商標“ユーカー154(UCAR 154)”のもとにユニオンカーバイト社から入手可能である。当業者によく知られているように、ラテックスエマルジョンは、界面活性剤安定型ポリマエマルジョン(polymer emulsion)であり、一般に、不織布材料の結合剤として使用される。熱成形可能なラテックスは、フィルム(film)が重合体のガラス転移温度以上に加熱された場合に形成され得る又は形作られ得る熱可塑性重合体フィルムを形成する。
従って、本発明の発泡体層のアクリルラテックスエマルジョンの使用は、第3の層がカバー層から遠い発泡体層の側に結合される熱成形可能な不織布材料である本発明の3層複合材料の代替物として有用である。熱成形可能なアクリルラテックスエマルジョンは、親水性ウレタン・プレポリマと反応される水性混合溶媒の一部としてエマルジョンを有することにより発泡体層の中に組み込まれる。エマルジョンの水成分は、水性混合溶媒とウレタン・プレポリマが一緒に反応されるときポリウレタン発泡体を形成するために親水性ウレタン・プレポリマと反応する。従って、エマルジョンの水成分は、ウレタン・プレポリマと反応されるべき水性混合溶媒の割合を計算するとき、水性混合溶媒の水成分の一部として含まれるべきである。当業者は、熱成形可能なアクリルラテックスエマルジョンにより寄与されるアクリラート成分が、存在しているならナトリウム・ポリアクリル吸収剤により寄与されるアクリラート成分から分離し分かれることを理解するであろう。
発泡体の重合が完成すると、残留水分は、華氏約200度(200°F)(摂氏93.3度)の温度で発泡体を乾燥することにより蒸発される。カバー層への発泡体層の結合の後に、熱成形可能なアクリル・ラテックス(acrylic latex)は、存在するとき、アクリル・ラテックスのガラス転移温度、典型的には華氏約270度(270°F)(摂氏132.2度)の温度以上の温度で型又は他の形状で混合物を加熱し、その後混合物は冷却され、型又は形状から取り除かれることにより、混合物の形成又は成形を可能とする。
本発明に基づく結合に使用される界面活性剤は、商標登録“プルロニック(PLURONIC)”のもとに入手可能であるバスフ社(BASF)の界面活性剤のような非イオン性ポリエチレン(polyethylene)及びポリプロピレンオキシド(polypropylene oxide)から調合される。
臭気吸収物質もまた、当業者によく知られ、活性炭、緑茶、“アブセント(ABSENT)”(ユーオーピ)(UOP)つまり酸化亜鉛、及び同様の物質を有する。
細菌剤が、細菌及び微生物の成長を制御するために無数の業者により商業的な市場において提供される。1つの好ましい物質は、登録商標“ラウリシディン(LAURICIDIN)”のもとで61036イリノイ州ガリーナ(Galena)にあるラウリシディン(Lauricidin)社により供給される。
相変化物質は、約100英熱量/ポンド(100BTU/lb)(約2.33×105J/kg)を吸収可能である。これらの物質は、先行技術である米国特許第4756958号及び第5254380号に記載されている。
吸収剤の量と、水性混合溶媒の揚水を促進する水性混合溶媒の流体特性とを増加するために水成分のpHを低下するための緩衝剤としてクエン酸のような他の成分が、水性混合溶媒に添加されても良く、ペンシルバニア州アレンタウン(Allentown)にあるコンポジットパーティクル社(Composite Particle)から入手可能であるタイヤから粉にしたゴムの粒子が、弾力性と複合材料の断熱とを強める。これらは、以下により十分に示された水性混合溶媒の実施例において図示される。
親水性ウレタン・プレポリマ成分もまた、商業的な市場において入手可能である。好適なプレポリマは、当業者に容易に認識され、先行技術の米国特許第4137200号、第4209605号、第3805532号、第2993013号に記載され、上記のようなプレポリマの準備及び形成のための基本手順は、ニューヨーク州ニューヨーク(New York)にあるジョンウィリ・アンド・サンズ社(John Wiley & Sons)により出版されたジェー・エッチ・サウンダ(J.H.Saunders)及びケー・シー・フリッシュ(K.C.Frisch)による“ポリウレタン・ケミストリ・テクノロジ(Polyurethane's, Chemistry Technology)”のハイポリマシリーズ(High Polymer Series) 第16巻パート2(Vol XVI Part 2)“発泡体システム(Foam Systems)”ページ7〜26と、“重合体準備手順(Procedures for the Preparation of Polymers)”ページ26以降において見られる。
強い親水性特性及び適正価格により本発明に使用するのに適する上記のようなプレポリマの1つの好ましい形態は、ニューハンプシャ州ドーバ(Dover)にあるマトリックス・アール・アンド・ディ社(Matrix R&D)より登録商標“バイポール(BIPOL)"のもとでトルエンジイソシアネート/ポリエチレングリコール(TDI/PEG)ウレタン・プレポリマとして市販されている。これらの製品は、6%未満の利用可能な未反応NCO基及び2或いはそれ以下の成分官能価(component functionality)を有するトルエンジイソシアネート末端ポリエチレングリコール(toluene diisocyanate terminated polyethylene glycol)のポリエーテル・ウレタン・ポリマ(polyether urethane polymers)である。
もう1つのウレタン・プレポリマが、商標登録“ハイポール(HYPOL)3000”のもとで売られているニューヨーク州ニューヨーク(New York)にあるダブリュ・アール・グレース社(W.R.Grace Company)から入手可能である。この“ハイポール(HYPOL)”ウレタン・プレポリマは、2以上の成分官能価を有するポリイソシアネート・キャップド・ポリオキシレン・ポリオール・プレポリマ(polyisocyanate capped polyoxylene polyol prepolymer)である。しかし、このプレポリマは、親水性容量を低下するトリオール(triol)とともに配合される。従って、この“ハイポール(HYPOL)”ウレタン・プリポリマは、複合材料のベース層の形成においてあまり受け入れられない。
親水性ウレタン・プレポリマが水性混合溶媒に適正量加えられるとき、最終複合材料の吸収特性を制御することに加えて、図面の図4に示されるように靴の中底のような3次元形状の中へ一定の大きさで作られ、熱成形され得るように複合材料を強化することが見出されている。
このように、発泡体層形成において、規定の水性混合溶媒が、水性混合溶媒の重量に対して2対10の割合、親水性ウレタン・プレポリマの重量に対して1の割合で混合される。これらの制限の中で親水性アクリル・ウレタン・プレポリマ(acrylic urethane prepolymer)に対する水性混合溶媒の相対的な比率を適正量に制御することにより、複合材料が接触する湿気及び体液を吸収し、ゲル化するための超吸収性ポリマの性能を損なわない。
本発明に基づくもう1つの形態の複合材料が、図6及び図7に示されており、同図において、カバー層111、カバー層111に関して親水性である発泡体層112、及び底の又は第3の層113が、不織布繊維膜又はフェルト(felted)不織布繊維膜材料の形をしている。図6、図7、図7A、図7B及び図7Cに表される複合材料のこの形態において、選択される不織布繊維は、好ましくは硬化又は熱成形の性能を有するものである。
この目的のための繊維物質の不織布膜は、ロードアイランド州ポータケット(Pawtucket)にあるユニオン・ウォディング社(Union Wadding)、ニュージャージー州ロックライ(Rockleigh)にあるカル・リー社(Carr Lee)、ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)にあるスターンズ・ケム・ウォウブ社(Stearns Kem Wove)、マサチューセッツ州ロレンス(Lawrence)にあるローレン・プロダクト社(Loren Products)からアクリル樹脂によりコーティングされたポリエステル不織布繊維として商業的な市場にて入手可能である。上記のような繊維性材料のポリエステル不織布膜は、各水性混合溶媒の成分に対する耐久性、密着性により、本発明で使用される。このことは、それらが、以下に記載されるように形成される複合材料のための発泡体層112の形成において第2の乾燥ステップの間の収縮を低下させるため、また衣服と他の製品に使用されるものとして本発明に基づく複合材料の薄膜に与える引っ張り強さの増加のためである。ユニオン・ウェディング社は、3/2〜3オンス/ヤード(11/2 to 3 ounces per yard)(1/4"〜1/2"の厚さ)で上記の好ましい不織布膜を提供する。これらは、熱成形可能な物質に結合されたポリエステルの3及び6デニールの繊維アクリルスプレー(polyester 3 and 6 denier fiber acrylic spray)である。これらの製品は、複数の層の複合材料の熱成形性を高めるために調合される。
同様に繊維性材料のフェルト不織布膜もまた、マサチューセッツ州ノースチェルムスフォード(North Chelmsford)にあるノン・ウーブン社(Non Wovens Inc)から商業的な市場にて入手可能であり、8オンス/平方ヤード(8 oz.per square yard)で厚さ0.080、低溶解ポリエステル(low melt polyester)65%と高溶解ポリエステル(high melt polyester)35%であるこれらの製品を供給する。上記の繊維性材料のフェルト不織布膜は、上記に記載された本発明に基づく複合材料110の発泡体層に同じ改良された特性を提供する。
不織布材料はまた、別個の第3の層として発泡体層に結合されるよりもむしろポリウレタン発泡体層の構成部分として導入され得ることが注目されるべきである。発泡体層の中に不織布材料を添加することにより、強度を増し、乾燥時の縮みを最小化し、湿気が発泡体層の中へ発散するための芯として作用する。不織布繊維膜上に重合発泡体を堆積し、その厚さの10%まで発泡体でコーティングされた膜を圧縮して格子間の空洞を有する重合発泡体に膜の繊維をコーティングすることにより、上記のような発泡体層が形成される。
図8は、本発明に基づく靴を提供する方法を表す。方法200は、上面を有する表底を設けるステップ202と、甲革の爪革を設けるステップ218と、上面と同じ表底の側に爪革を配置するステップ204と、臭気及び湿気を吸収する特性を有するパッドを設けるステップ206と、上面と爪革との間にパッドを配置するステップ208と、使用者の足からの湿気及び臭気を少なくとも1つの孔から発散させパッドに接触させ得るようにパッドに近い爪革に少なくとも1つの孔を設けるステップ210とを有する。
ある実施形態においては、方法200はまた、パッドを上面と爪革との両方に接触させるステップ220を有しても良い。他の実施形態においては、方法200は、パッドと上面との間に当て材を配置するステップ212を有しても良い。当て材は、上面に接触させることにより磨耗からパッドを保護する。ここで、磨耗は、典型的には、歩行中表底が繰返し収縮され曲げられるので、悪化する。これらの実施形態においては、当て材は、上面とパッドとの両方に接触して配置されるステップ212を有しても良い。さらなる実施形態では、潤滑剤又は他の摩擦を低減する媒介物の層が、さらにパッドを保護することを助勢するためにパッドと上面との間に配置されるステップ214を有しても良い。
方法200はまた、上面の局部的な領域上にパッドを配置するステップ216を有しても良い。局部的な領域は、靴の前部、後部、又は上面全体であっても良い。
本発明は、特定の部品配置、特徴などに関して記述されているけれども、これらは、すべての可能な配置或いは特徴を余すことなく述べるものでなく、実際に他の多くの変形や変更が当業者に確かめられるであろう。
本発明に基づく靴を表す説明図である。 表底のない図1の靴の底面図である。 本発明に基づく湿気及び臭気を吸収できるパッドのもう1つの実施形態を示す説明図である。 図1に示した靴の断面図である。 2層複合材料を示す部分的に切り欠かれたパッドの斜視図である。 ニードル・パンチにより複合材料のカバー層に結合される図1に示したベース層の要素を断面で示す拡大概略図である。 図1に示した複合材料の発泡体層の断面を示す拡大部分図である。 図5Aの5B−5B線で取られた拡大部分断面図である。 中底の形をした本発明に基づく2層複合材料を示す部分的に切り欠かれた斜視図である。 カバー層と、発泡体層と、粘着性接合物質により結合される図1に示した複合材料の熱成形可能な物質の不織布繊維膜の第3の層とを断面で示す拡大概略図である。 不織布材料の内部のすべての隙間が親水性発泡体で満たされている図3に示した材料の底の又は第2の層の高圧縮された部分を示す拡大部分図である。 本発明の1つの実施形態に基づき不織物材料の隙間が満たされていない3層複合材料にあまり圧力が働いていないときの繊維を示す拡大部分図である。 図4Bに示した発泡体で閉じ込められた繊維の拡大図である。 図1に示した靴を提供する方法を表す説明図である。
符号の説明
10 靴
12 甲革
14 表底
16 上面
18 側面
20 靴の前部
22 爪革
30 パッド
34 孔
36 当て材
38 靴の後部
110 複合材料
111 カバー層
112 発泡体層
113 第3の層
120 ナトリウム・ポリアクリラート吸収剤
121 親水性アクリルウレタンインタポリマ

Claims (17)

  1. 上面を有する表底と、
    上記上面と同じ上記表底の側に配置される爪革と、
    上記上面と上記爪革との間に配置されるパッドと、
    臭気及び湿気を吸着する特性を有する上記パッドと、
    湿気及び臭気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い少なくとも1つの孔を有する上記爪革と、を有することを特徴とする靴。
  2. 上記パッドが、空洞部を必要とすることなく上記爪革と上記上面との間に配置されることを特徴とする請求項1記載の靴。
  3. 上記パッドが、上記上面と上記爪革とに接触していることを特徴とする請求項1記載の靴。
  4. 上記パッドが、親水性物質であることを特徴とする請求項1記載の靴。
  5. 上記親水性物質が、親水性ウレタンであることを特徴とする請求項4記載の靴。
  6. 上記パッドを保護するために上記パッドの下で上記上面の上に配置される当て材をさらに有することを特徴とする請求項1記載の靴。
  7. 上記パッドが、上記上面の局部的な領域上に配置されることを特徴とする請求項1記載の靴。
  8. 上記局部的な表面が、靴の前部であることを特徴とする請求項7記載の靴。
  9. 上記局部的な表面が、靴の後部であることを特徴とする請求項7記載の靴。
  10. 上記局部的な表面が、上記上面であることを特徴とする請求項7記載の靴。
  11. 上面を有する表底と、
    上記上面と同じ上記表底の側に配置される爪革と、
    上記上面と上記爪革との間に配置されるパッドと、
    臭気を吸着する特性を有する上記パッドと、
    臭気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い少なくとも1つの孔を有する上記爪革と、を有することを特徴とする靴。
  12. 上面を有する表底と、
    上記上面と同じ上記表底の側に配置される爪革と、
    上記上面と上記爪革との間に配置されるパッドと、
    湿気を吸着する特性を有する上記パッドと、
    湿気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い少なくとも1つの孔を有する上記爪革と、を有することを特徴とする靴。
  13. 上面を有する表底と、
    上記上面と同じ上記表底の側に配置される爪革と、
    上記上面に直接に隣接し上記爪革より下に配置されるパッドと、
    上記パッドと上記爪革との両方に直接に隣接し接触して配置される当て材と、
    臭気及び湿気を吸着する特性を有する上記パッドと、
    湿気及び臭気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い少なくとも1つの孔を有する上記爪革と、を有することを特徴とする靴であって、上記パッドにおいて、
    使用者からの臭気及び湿気が、少なくとも1つの上記孔を通り上記パッドに吸収され、
    上記パッドに吸収される臭気及び湿気が、使用者が足を取り除くと大気に開放されることを特徴とする靴。
  14. 上面を有する表底を設けるステップと、
    上記上面と同じ上記表底の側に甲革の爪革を配置するステップと、
    臭気及び湿気を吸着する特性を有するパッドを設けるステップと、
    上記上面と上記爪革との間に上記パッドを配置するステップと、
    湿気及び臭気を少なくとも1つの孔を通じて発散させ上記パッドに接触させ得るように上記パッドに近い爪革に少なくとも1つの孔を設けるステップと、を有することを特徴とする靴を提供する方法。
  15. 上記パッドを上記爪革と上記上面との両方に接触させるステップをさらに有することを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 上記パッドを保護するために上記パッドと上記上面との間に当て材を配置するステップをさらに有することを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 上記パッドを上記上面の局部的な領域上に配置するステップをさらに有することを特徴とする請求項14記載の方法。
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