JP2004230005A - 吸込口体及びこれを備えた電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に塵埃吸込室23が設けられ且つ底面に塵埃吸込室23への吸込開口24が設けられた吸込口本体21と、この吸込口本体21に設けられて外部空間と塵埃吸込室とを適宜連通させる連通手段とを備えた吸込口体20であって、連通手段は、吸込開口24の前方又は後方の少なくともどちらか一方に位置すると共に、吸込開口24に沿って吸込口本体21の幅方向に延び且つ回動自在に設けられた回動体30を有し、この回動体30の表面には、吸込口本体21の前後方向の移動に伴って被清掃面Mに接触し、この被清掃面Mとの間に生じる摩擦力により回動する接触摩擦面31と、所定角度回動した際に被清掃面Mとの間に間隙を形成する凹部32とが設けられ、接触摩擦面31は被清掃面Mに接触した際に、塵埃吸込室23側に向かうにつれて幅方向の幅が広くなるように形成されている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、吸込口本体に設けられた塵埃吸込室と外部空間とを適宜連通する連通手段を有する吸込口体及びこれを備えた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸込口体としては、図8に示すようなものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この吸込口体1は、下ケース2aと上ケース2b等から構成される吸込口本体2を有している。そして、この吸込口本体2は、内部に塵埃吸込室3が設けられ、且つ、底面に塵埃吸込室3への吸込開口3aが設けられている。さらに、この吸込口本体2の前面には、下面にまで亘って開口する吸塵口4が形成されており、この吸塵口4には、開口量を可変するための開閉体5が回動自在に設けられている。
【0004】
開閉体5は、図8(b)に示すように、後方に向かって湾曲した下端縁5aが下ケース2aの底面2cに対向すると共に、突起部5bが前方に向かって突出するように図示しない開閉保持手段により保持されている。
【0005】
この吸込口体1によれば、被清掃面を掃除する場合には、開閉保持手段により開閉体5の下端縁5aを被清掃面に対向させて、吸塵口4をほぼ閉塞するようになっている。
【0006】
そして、吸込口体1の前面が家具等に当接すると、前方に向かって突出している突起部5bが家具等に当接し、開閉保持手段に抗して開閉体5を回動させて吸塵口4の全面を開口させている。
【0007】
また、図9に示すような吸込口体も考えられている。
【0008】
この吸込口体6は吸込口本体7を有し、この吸込口本体7は、内部に塵埃吸込室8が設けられ、且つ、底面に塵埃吸込室8への吸込開口8aが設けられている。さらに、この吸込口本体7の前側には、吸込口本体7の前後方向の移動に伴って被清掃面との間に生じる摩擦力により回動する回動体9が設けられている。
【0009】
そして、この回動体9の表面には所定角度回動した際に、被清掃面との間に間隙を形成する凹部9aと、被清掃面に接触する接触摩擦面9bとが設けられている。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−65523号公報(段落0019、段落0020、段落0032、図1、図4)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の吸込口体1では、吸込口体1の前面が家具等に当接した際に吸塵口4が開口するので、通常の移動状態では吸塵室4は閉塞しており、吸込口体1の前方にある塵埃を充分に吸引することが困難であった。
【0012】
一方、吸込口体6では、通常の移動状態であっても、回動体9が所定角度回動して凹部9aと被清掃面とが対向する。これにより、凹部9aと被清掃面との間に間隙が形成され、吸込口体6の前方にある塵埃を吸引する。
【0013】
しかし、この吸込口体6は、被清掃面に接触する接触摩擦面9aの幅方向側面が吸込開口8aに対して直交する方向に沿って延在しているので、被清掃面に接触している接触摩擦面9aに塵埃が付着しやすいという問題が生じていた。
【0014】
また、塵埃が付着する接触摩擦面9aの被清掃面との接触面積を小さくするために、接触摩擦面9aの吸込口本体7の幅方向の幅を狭くした場合では、吸込口本体7が前後方向に移動した際、回動体9に作用する摩擦力によってこの回動体9が撓んでしまうことがあった。
【0015】
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、外部空間と塵埃吸込室とを適宜連通させて、前方にある塵埃を充分に吸引させる連通手段に塵埃が付着することを防止できると共に、連通手段の変形を防止することができる吸込口体を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の吸込口体は、内部に塵埃吸込室が設けられ且つ底面に塵埃吸込室への吸込開口が設けられた吸込口本体と、この吸込口本体に設けられて外部空間と塵埃吸込室とを適宜連通させる連通手段とを備え、連通手段は、吸込開口の前方又は後方の少なくともどちらか一方に位置すると共に、吸込開口に沿って吸込口本体の幅方向に延び且つ回動自在に設けられた回動体を有し、この回動体には、吸込口本体の前後方向の移動に伴って被清掃面に接触し、この被清掃面との間に生じる摩擦力により回動体を回動させる接触摩擦面と、回動体が所定角度回動した際に被清掃面との間に間隙を形成する凹部とが設けられ、接触摩擦面は、塵埃吸込室側に向かうにつれて幅方向の幅が広くなるように形成されていることを特徴としている。
【0017】
この発明によれば、連通手段が有する回動体に設けられた接触摩擦面が、塵埃吸込室側に向かうにつれて吸込口本体の幅方向の幅が広くなるように形成されているので、塵埃が付着しやすい接触摩擦面の外部空間側の被清掃面との接触面積を小さくさせて、塵埃を付着しにくくすることができる。
【0018】
さらに、接触摩擦面の塵埃吸込室側では、塵埃吸込室に作用する吸込負圧の影響が比較的大きいので、接触摩擦面に付着した塵埃を充分に吸い込むことができ、塵埃の付着を防止できる。
【0019】
また、この回動体は、塵埃吸込室側の接触摩擦面の幅方向の幅が広くなるように形成されているので、吸込口本体の前後方向の移動に伴って生じる摩擦力で、回動体が撓んで変形することを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいてこの発明にかかる吸込口体の実施の形態を説明する。
【0021】
電気掃除機10は、図1に示すように、上下方向に長く延びた掃除機本体11と、掃除機本体11に着脱可能に装着されたほぼ円筒形状の集塵容器12と、掃除機本体11に設けられて上下方向に延びた吸込風路管13と、吸込風路管13の一端である下端部に着脱自在に設けられた吸込口体20とを備えている。なお、この電気掃除機10はいわゆるアップライト式といわれる電気掃除機である。
【0022】
掃除機本体11は、ほぼ円筒形状を呈した中空のケース体14と、ケース体14の側方に設けられると共に、上方に向かって延在されたハンドル体15とを有している。
【0023】
ケース体14内には、下側から順に、電動送風機14aと、コードリール14bとが配設されている。そして、このケース体14には、下面に形成された図示しない装着部を介して集塵容器12が着脱自在に設けられている。この集塵容器12と電動送風機14aとはケース体14内に形成された風路を介して連通されている。
【0024】
また、吸込風路管13は、ハンドル体15の下端部近傍から下方に向かって延在された中空管であり、下端部に装着された吸込口体20の内部に形成された塵埃吸込室22に連通されている。なお、吸込風路管13と吸込口体20とは、吸込口体20の後部に起倒自在に設けられている接続管16を介して設けられている。また、吸込風路管13の他端の側面には装着口(図示せず)が形成され、吸込風路管13はこの装着口を介して集塵容器12に連通されている。
【0025】
吸込口体20は、図2に示すように、吸込口本体21を有している。この吸込口本体21の外側は、下部ケース22aと、下部ケース22a上に結合される上部ケース22b等を有する本体ケース22等により構成されている(図4参照)。そして、本体ケース22内には塵埃吸込室23が形成されている。
【0026】
下部ケース22aの底面には、塵埃を吸引する吸込開口24が開口されており、この吸込開口24に臨むように、塵埃吸込室23内には回転清掃体25が回転自在に配置されている(図4参照)。
【0027】
この回転清掃体25は、ブレード25a及びブラシ25bを有し、吸込口本体21内に配設された図示しないモータにより回転駆動される。なお、図2では、この回転清掃体23は省略されている。
【0028】
また、図2に示すように、下部ケース22aの底面には、吸込口本体21の移動に伴って回転する検知ローラ26が設けられ、この検知ローラ26の回転方向によって吸込口本体21の前進や後退が検知される。そして、検知ローラ26での検知結果に基づいて図示しないモータの回転方向が制御される。また、下部ケース22aの後部には後輪27が取り付けられている。
【0029】
さらに、図4に示すように、吸込開口24の前方であって吸込口本体21の前部先端には、吸込口本体21前方の外部空間に連通する凹所28が形成されている。そして、この凹所28内に連通手段である回動体30が回動自在に設けられている。また、凹所28と吸込開口24との間には縦壁29が設けられ、この縦壁29の下端面は被清掃面Mとの間に隙間Gを形成している。
【0030】
回動体30は、外部空間と塵埃吸込室23とを適宜連通させる連通手段であり、図3に示すように吸込開口24に沿って吸込口本体21の幅方向(以下、幅方向という)に延びると共に、略円柱形状を呈している。なお、この幅方向とは、図2において矢印で示す方向である。
【0031】
そして、この回動体30の表面には、吸込口本体21の前後方向の移動に伴って被清掃面Mに接触し、この被清掃面Mとの間に生じる摩擦力により回動体30を回動させる複数の接触摩擦面31と、回動体30が所定角度回動した際に、被清掃面Mに対向してこの被清掃面Mとの間に間隙を形成する凹部32とが設けられている。なお、この凹部32は、複数の接触摩擦面31の間に位置するものもある。
【0032】
接触摩擦面31は、回動体30の中央部、及び、この中央部を挟んで、中央部から等距離離れた対称位置の三箇所にそれぞれ設けられている。そして、各接触摩擦面31は凹部32に対して円弧状に膨出し、凹部32の長手方向縁部に跨って形成されている。これにより、回動体30が回動した際に、被清掃面Mに円滑に接触することができる。
【0033】
また、接触摩擦面31は、塵埃吸込室23側に向かうにつれて幅方向の幅が徐々に広くなるように形成され、この幅方向の側面が次第に離間するようなテーパ状に形成されている。なお、ここでは外部空間側の幅方向の幅が所定長さある正面視ほぼ台形形状を呈しているが、この外部空間側の幅方向の幅がほとんどない正面視ほぼ三角形形状であってもよい。
【0034】
凹部32は、隣接する接触摩擦面31同士の間にそれぞれ設けられると共に、回動体30の両端に設けられている。この凹部32は平坦面に形成され、接触摩擦面31よりもへこんでいる。なお、ここでは、接触摩擦面31に対して、縦壁29の下端面と被清掃面Mとの間の隙間Gとほぼ同じ距離だけへこんでいる。
【0035】
さらに、回転体30の両端面には支軸33、34が設けられ、これら支軸33、34は吸込口本体21の凹所21の両側壁面に回動自在に取り付けられている。また、回動体30には、複数の凹部32及び接触摩擦面31の幅方向の側面を除いた表面全体に払拭部材30Aが貼り付けられている。この払拭部材30Aは起毛布等であり、凹所28内に回動体30が配置されたとき、凹所28の内面に密着する。なお、接触摩擦面31にも払拭部材30Aは取り付けられている。
【0036】
さらに、図には示してないが、回動体30の両端面または凹所28の両側壁面には、回動体30の回動角度を、図5に示すように90度の範囲に規制するストッパが設けられている。
【0037】
次に、この電気掃除機10の作用を説明する。
【0038】
電気掃除機10を使用するには、図示しないスイッチを入れて電動送風機14aを駆動させて塵埃吸込室23に吸込負圧を作用させた後に、掃除機本体11のハンドル体15を操作して、吸込口体20を被清掃面M上で移動させて掃除を行っていく。
【0039】
そして、吸込口体20を前進させた場合では、図4に示すように吸込口本体21が前進する。このとき、回動体30は、被清掃面Mとこの被清掃面Mに接触した接触摩擦面31との間に生じる摩擦力により前進方向に対応して順方向(矢印で示す反時計回り方向)に回動駆動される。
【0040】
さらに、回動体30は図示しないストッパにより回転角度が規制され、凹部32を下方に向けて、被清掃面Mに対向した状態で保持されることとなる。
【0041】
これにより、凹部32と被清掃面Mとの間には間隙(間隙Gにほぼ等しい)が形成され、吸込口本体21の前方の外部空間と塵埃吸込室23とが連通される。そして、吸込口体20の前方にある塵埃を充分に吸引することが可能となる。
【0042】
ここで、接触摩擦面31は外部空間側の幅方向の幅が狭くなっているので、塵埃が付着しやすい接触摩擦面31の外部空間側の被清掃面Mとの接触面積を小さくすることができ、塵埃を付着しにくくさせることができる。
【0043】
そして、接触摩擦面31の塵埃吸込室23側では、塵埃吸込室23に作用している吸込負圧の影響が比較的大きいので、接触摩擦面31に塵埃が付着したとしても、この塵埃を充分に吸い込むことができる。そのため、接触摩擦面31に塵埃が付着することを防止できる。
【0044】
また、この接触摩擦面31が塵埃吸込室23側に向かうにつれて幅方向の幅が広くなることに伴い、接触摩擦面31の間に設けられた凹部32の幅方向の幅は塵埃吸込室23側に向かうにつれて相対的に狭くなる。
【0045】
そのため、凹部32を通過する風速が速くなり、接触摩擦面31に付着した塵埃はさらに剥離しやすくなっている。
【0046】
さらに、回動体30は、塵埃吸込室23側の接触摩擦面31の幅方向の幅が広くなるように形成されているので、吸込口本体21の前後方向への移動により生じる摩擦力で、回動体30が撓んで変形することを防止できる。
【0047】
なお、回動体30の表面には払拭部材30Aが取り付けられているので、接触摩擦面31と被清掃面Mとの間に比較的大きな摩擦力が生じる。そのため、回動体30は吸込口本体21の進行方向に対応して容易に回動することができる。
【0048】
一方、吸込口本体21を後退させた場合では、図5のように、回動体30は被清掃面Mに密着して後退方向に対応して順方向(矢印で示す時計回り方向)に回動駆動され、凹部32を前方に向けた状態となる。このときも、回動体30は、被清掃面Mとこの被清掃面Mに接触した接触摩擦面31との間に生じる摩擦力により後退方向に対応して順方向に回動駆動される。
【0049】
これにより、回動体30の下部が被清掃面Mに密着すると共に、回動体30の上部が凹所28の内面に近接するので、外部空間と塵埃吸込室23とが遮断される。そして、塵埃吸込室23内における吸込負圧が高まって、吸込口本体21を後退させる際の塵埃吸込力を向上させることができる。
【0050】
また、上述の実施の形態では、回動体30に設けられた接触摩擦面31が複数あるので、隣接する接触摩擦面31間の距離が短くなり、回動体30全体の剛性を向上することができる。
【0051】
特にここでは、回動体30の中央部、及び、この中央部を挟んで、中央部に設けられた接触摩擦面31から等距離離れた対称位置の三箇所にそれぞれ接触摩擦面31が設けられている。
【0052】
これにより、吸込口体20と被清掃面Mとの間に生じる摩擦力を効率良く分散させることができ、少ない接触摩擦面31で回動体30の剛性を充分に確保することができる。
【0053】
さらに、接触摩擦面31が三箇所にしか設けられていないので、相対的に凹部32の占める部分が増加し、吸込口体20の前方にある塵埃を吸引しやすくなる。
【0054】
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
【0055】
上述の実施の形態では、回動体30は吸込開口24の前方に設けられているが、例えば、図6に示すように、回動体40を吸込開口24の後方に設けていてもよい。すなわち、吸込開口24の後方に凹所41が形成され、この凹所41内に回動体40が回動自在に配置されている。
【0056】
この場合であっても、接触摩擦面42は、被清掃面Mに接触した際に、塵埃吸込室23側に向かうにつれて幅方向の幅が広くなるように形成されている。
【0057】
これにより、吸込口本体21を後退させる際に、塵埃が付着しやすい外部空間側の被清掃面との接触面積を小さくすることができて、塵埃を付着しにくくすることができる。
【0058】
そして、接触摩擦面41の塵埃吸込室23側に付着した塵埃は塵埃吸込室23に作用する吸込負圧により吸引して除去することができる。したがって、被清掃面Mに接触する接触摩擦面41に塵埃が付着することを防止できる。
【0059】
また、この回動体40は塵埃吸込室23側の幅方向の幅が広くされているので、吸込口体20と被清掃面Mとの間に大きな摩擦力が作用した場合であっても、撓んで変形することを防止できる。
【0060】
さらに、図7に示すように、一対の回動体50a、50bを吸込開口24の前方及び後方に設けていてもよい。すなわち、吸込開口24の前方に前側凹所51aが形成されると共に後方に後側凹所51bが形成され、この前側、後側凹所51a、51bに回動体50a、50bがそれぞれ回動自在に配置されている。
【0061】
この場合も、各回動体50a、50bに設けられた接触摩擦面52a、52bは、塵埃吸込室23側に向かうにつれて幅方向の幅が広くなるように形成されているので、被清掃面Mとの間に強い摩擦力が作用した場合であっても、各回動体50a、50bの撓みを防止するために充分な剛性を確保することができる。
【0062】
そして、上述のように、被清掃面Mに接触する各回動体50a、50bの接触摩擦面52a、52bに塵埃が付着することを防止できる。
【0063】
なお、上述の実施の形態では、本発明に係る吸込口体20をいわゆるアップライト式の電気掃除機10に装着しているが、キャニスター式の電気掃除機等であってもよい。
【0064】
【発明の効果】
この発明によれば、外部空間と塵埃吸込室とを適宜連通させて、前方にある塵埃を充分に吸引させる連通手段に塵埃が付着することを防止できると共に、連通手段の変形を防止することができる吸込口体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の全体を示す斜視図である。
【図2】この発明に係る吸込口体の底面側の斜視図である。
【図3】回動体を示す斜視図である。
【図4】この発明に係る吸込口体を前進させた場合を示す要部断面図である。
【図5】この発明に係る吸込口体を後退させた場合を示す要部断面図である。
【図6】この発明に係る吸込口体の他の第一例を示す要部断面図である。
【図7】この発明に係る吸込口体の他の第二例を示す要部断面図である。
【図8】(a)従来の吸込口体の底面を示す平面図である。(b)図8(a)のA−A断面図である。
【図9】従来の吸込口体の底面を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 吸込口体
21 吸込口本体
23 塵埃吸込室
24 吸込開口
30 回動体
31 凹部
32 接触摩擦面
Claims (4)
- 内部に塵埃吸込室が設けられ且つ底面に前記塵埃吸込室への吸込開口が設けられた吸込口本体と、該吸込口本体に設けられて外部空間と前記塵埃吸込室とを適宜連通させる連通手段とを備えた吸込口体であって、
前記連通手段は、前記吸込開口の前方又は後方の少なくともどちらか一方に位置すると共に、前記吸込開口に沿って前記吸込口本体の幅方向に延び且つ回動自在に設けられた回動体を有し、
該回動体には、前記吸込口本体の前後方向の移動に伴って被清掃面に接触し、該被清掃面との間に生じる摩擦力により前記回動体を回動させる接触摩擦面と、前記回動体が所定角度回動した際に前記被清掃面との間に間隙を形成する凹部とが設けられ、
前記接触摩擦面は、前記塵埃吸込室側に向かうにつれて前記幅方向の幅が広くなるように形成されていることを特徴とする吸込口体。 - 請求項1に記載の吸込口体において、前記接触摩擦面は、複数設けられていることを特徴とする吸込口体。
- 請求項1又は2に記載の吸込口体において、前記接触摩擦面は、少なくとも前記回動体の中央部及び該中央部を挟んでほぼ等距離離れた対称位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする吸込口体。
- 請求項1ないし3のいずれか一つに記載の吸込口体を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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