JP2004229784A - 揺動式ベビーベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】揺れの動きを最速でも往復で1秒に1回未満の速度にしかつ定速度の揺れ時間を制限してより母親による抱っこに近い揺れを乳児に与えることのできる揺動式ベビーベッドを提供する。
【解決手段】電圧制御発振器4は0.7Hzの正弦波信号を発生し、スイッチ8が閉じられると、0.7Hzの正弦波信号が与えられてから3分の時間の計数をタイマ5により開始し、3分を経過するまで正弦波信号をアンプ6に与え、アンプ6から駆動信号がモータ7に供給されて1/0.7Hz=1.42secの緩やかな周期でベッド3が揺動される。タイマ5が3分を計数するとモータ7への駆動信号の供給が停止されてベッド3の揺動が停止される。
【選択図】 図2
【解決手段】電圧制御発振器4は0.7Hzの正弦波信号を発生し、スイッチ8が閉じられると、0.7Hzの正弦波信号が与えられてから3分の時間の計数をタイマ5により開始し、3分を経過するまで正弦波信号をアンプ6に与え、アンプ6から駆動信号がモータ7に供給されて1/0.7Hz=1.42secの緩やかな周期でベッド3が揺動される。タイマ5が3分を計数するとモータ7への駆動信号の供給が停止されてベッド3の揺動が停止される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は揺動式ベビーベッドに関し、特に、乳児の気持ちを鎮まらせるためにベッド本体を機械的に揺れ動かす揺動式ベビーベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
母親が乳児の傍にいられないときに、代わりに乳児を揺らしてくれるベビーベッドの一例としての揺動機能付き椅子が特開平11−89681号公報に開示されている。この揺動機能付き椅子はベースに対して座席を揺動可能に設け、揺動駆動機構としてのソレノイドを繰り返し励磁することによりプランジャを電磁的に吸引し、揺動用ロッドを介して座席を揺動させる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−89681号公報(段落番号0016〜0021、図1、図3、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように単に座席を機械的に揺らすだけでは、乳児の気持ちが鎮まるものではない。船酔いの例でもわかるようにあまり早くあるいは激しく揺れると、大人であっても目,神経,胃に振動が作用して気持ちが悪くなってしまう。通常、1秒に数回くらいの揺れが一番激しく人体に作用すると思われる。乳児の場合にも、早い揺れ,激しい揺れ,あるいは長時間続く揺れは体内に振動が直接作用するために好ましくない。
【0005】
従来の揺動式椅子や揺動式ベビーベッドは、1秒間に数回揺らしたり、単純に1つの決まった方向に定速度で長い時間揺らしつづけたりして、乳児の成長に好ましくないと思われるものがある。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、揺れの動きを最速でも往復で1秒に1回未満の速度にしかつ定速度の揺れ時間を制限してより母親による抱っこに近い揺れを乳児に与えることのできる揺動式ベビーベッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ベース部と、ベース部に対して揺動機構により揺動可能に支持されたベッド本体とを備えたベビーベッドにおいて、揺動機構を定速度で駆動する駆動手段と、揺動機構による揺動運動の揺れの動きが、最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように駆動手段を制御する揺動速度制御手段と、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御する定速揺動時間制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
これにより、母親に抱かれているのに近い緩やかな揺れを乳児に与えることができ、しかも定速度の揺れが3分未満に制限されるので、乳児を定速度で長時間揺らし続けることがなく、乳児の体内に直接激しい振動を与えることがないので、成長に悪い影響を及ぼすことがない。
【0009】
また、揺動速度制御手段は、第1の速度と、第1の速度とは異なる第2の速度とを選択するための速度選択手段を含むことを特徴とする。
【0010】
したがって、乳児の成長あるいは体重に応じて揺れの動きの速度を選択できる。
【0011】
さらに、定速揺動時間制御手段は、最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御した後、駆動手段による揺動機構の駆動を所定時間だけ停止することを特徴とする。
【0012】
したがって、定速度での同じ揺れを乳児に与えることがない。
【0013】
さらに、定速揺動時間制御手段は駆動手段を所定時間停止させた後、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を再度制御することを特徴とする。
【0014】
これにより、間欠的な揺れを乳児に与えることができる。
【0015】
さらに、定速揺動時間制御手段は第1の速度での揺動運動を3分未満に制御し、引き続いて第2の速度での揺動運動を3分未満になるように制御することを特徴とする。
【0016】
これにより、異なる緩やかな周期の揺れを連続して乳児に与えることができる。
【0017】
さらに、乳児の鳴き声を検出したことに応じて前記揺動速度制御手段による前記駆動手段の駆動を開始させるセンサを含むことを特徴とする。
【0018】
これにより、乳児が泣き出すと、ベッドを自動的に揺らせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態におけるベビーベッドの側面図である。図1において、ベース1は2本のバー状部材11をX字状にクロスさせ、それぞれの先端部に車輪12が装着されて移動可能に構成されている。ベース1上にはベッド本体としてのベッド3を揺動させるための揺動機構2が設けられている。揺動機構2としては、上述の特開平11−89681号公報に開示されているような揺動用ロッドや、その他のカムなどを用いたものなどであってもよい。
【0020】
ベッド3は右側が乳児の頭側で、左側が乳児の足側となるように右側にヘッドレスト31が形成されており、側面には側壁32が形成されている。
【0021】
図2は図1に示した揺動機構2を制御するための制御装置のブロック図である。図2において、揺動速度制御手段としての電圧制御発振器4は制御電圧が与えられることによって所定の周波数の正弦波信号を発生するものであり、この実施形態ではたとえば1Hz未満の0.7Hzの正弦波信号を発生するために24Vの直流電圧が電圧制御発振器4に与えられる。ただし、0.7Hzは一例であり、要は揺動機構2による揺動運動の揺れの動きが最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように制御して、ベッド3を緩やかな周期で揺動させることにより、母親による抱っこに近い揺れを乳児に与える周波数であればよい。
【0022】
電圧制御発振器4から出力された0.7Hzの正弦波信号は、定速揺動時間制御手段としてのタイマ5に与えられる。タイマ5には揺動を指令するためのスイッチ8が接続されていて、このスイッチ8が閉じられると、タイマ5は入力されている0.7Hzの正弦波信号を出力するとともに予め設定されている最長3分の時間の計数を開始する。そして、タイマ5は3分を経過すると正弦波信号の出力を停止させる。この3分は乳児に長時間定速度で揺動を与えるのを禁止するために設定されている。
【0023】
タイマ5から出力された正弦波信号はアンプ6に与えられ、アンプ6はその正弦波信号を増幅し、駆動手段としてのモータ7に駆動信号として与える。モータ7は揺動機構2を駆動してベッド3を揺動させる。なお、前述のごとく、モータ7に代えてソレノイドを駆動してベッド3を揺動させてもよい。
【0024】
また、電圧制御発振器4によりさらに高い周波数の正弦波信号を発生させ、分周回路でその周波数信号を0.7Hzとなるように分周して出力してもよい。
【0025】
この実施形態では、図示しない電源装置の電源を投入すると、電圧制御発振器4が0.7Hzの正弦波信号を発生し、スイッチ8を閉じるとタイマ5が0.7Hzの正弦波信号が与えられてから3分の時間の計数を開始し、3分を経過するまで正弦波信号がアンプ6に与えられる。そして、アンプ6から駆動信号がモータ7に供給されて、ベッド3の揺動運動の揺れの動きが最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように、1/0.7Hz=1.42secの周期でモータ7により揺動機構2が駆動される。そして、タイマ5が3分を計数するとモータ7への駆動信号の供給が停止されて揺動機構2によるベッド3の揺動が停止される。
【0026】
したがって、ベッド3は往復で1秒に1回未満の緩やかな周期で揺動するので、母親に抱かれているのに近い揺れを乳児に与えることができ、しかも3分を経過すると揺動動作が停止されるので、乳児を長時間定速度で揺らし続けることがない。揺動が停止すると、再度スイッチ8を閉じることにより、再度3分間の揺動動作が繰り返される。
【0027】
なお、スイッチ8を閉じるとタイマ5によって3分間の時間を計数し、その後たとえば5分間は揺動を停止し、その後再度タイマ5が3分の時間を計数するとともに正弦波信号をアンプ6に出力して揺動動作を自動的に開始するように構成してもよい。
【0028】
図3はこの発明の他の実施形態における制御装置のブロック図である。図2に示した実施形態では、電圧制御発振器4に24Vの直流電圧を与え、0.7Hzの正弦波信号を発生させるようにしたが、図3の実施形態では24Vと19.5Vの2種類の直流電圧を速度選択手段としてのスイッチ9で切換えて電圧制御発振器4に与え、24Vを与えたときには0.7Hzの正弦波信号を発生し、19.5Vを与えたときには0.53Hzの正弦波信号を発生させるものである。それ以外のタイマ5,アンプ6,モータ7などの構成は図2と同じである。
【0029】
この実施形態において、より具体的には0.7Hzの正弦波信号では、たとえば体重が8kgの乳児がベッド3上で寝ている状態において、第1の速度としての1/0.7Hz=1.42secの周期でベッド3を揺動させることができ、0.53Hzの正弦波信号では同じ乳児の場合には第2の速度としての1/0.53Hz=1.89secの周期でベッド3を揺動させることができる。
【0030】
この実施形態では、周波数を0.7Hzと0.53Hzとの2段階に切換えてベッド3を揺動させることができるので、乳児の成長あるいは体重に合わせて揺動の大小を選択できる。
【0031】
図4はこの発明のさらに他の実施形態のブロック図である。図3に示した実施形態では、周波数を0.7Hzと0.53Hzとの2段階に切換えるようにしたが、この実施形態では周波数を0.7Hzから0.53Hzの範囲内で連続して選択できるようにしたものである。このために図3に示したスイッチ9に代えて可変抵抗器10が設けられ、24Vの直流電圧が可変抵抗器10に与えられ、24Vから19.5Vの間の範囲内で電圧が設定されて電圧制御発振器4に与えられる。
【0032】
この実施形態では、可変抵抗器10により電圧制御発振器4に与える直流電圧を24Vから19.5Vの範囲内で任意に設定することができるので、0.7Hzから0.53Hzの周波数の範囲内における任意の周波数に基づく周期でベッド3を揺動させることができる。
【0033】
なお、図2〜図4に示した実施形態では、電圧制御発振器4を用いて直流電圧に応じた周波数の正弦波信号を発生するようにしたが、これに限ることなく、CR発振器などの発振器とカウンタとを組合わせて1Hz未満の周波数の正弦波信号を発生させるようにしてもよい。要するに1Hz未満の正弦波信号を発生させるものであればどのような回路でも適用できる。
【0034】
また、正弦波信号に限ることなく、モータやソレノイドなどを駆動するための駆動信号であればどのような波形の信号でもよく、正弦波に限定されるものではない。
【0035】
図5はこの発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。この実施形態は、乳児が泣き出すと自動的にベッドを揺動させる。このために図4に示した実施形態のスイッチ8に代えて乳児の泣き声を検出して判別するセンサ20が設けられ、センサ20の検出出力はタイマ5に与えられる。タイマ5はセンサ20の検出出力が与えられると、電圧制御発振器4から出力された正弦波信号をアンプ6に出力し、アンプ6がモータ7を駆動する。
【0036】
図6はこの発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。前述の図2〜図5に示した実施形態は制御装置を電圧制御発振器4などのハード回路で構成したのに対して、この実施形態は後述の図7に示すフローチャートに基づくソフト処理により揺動機構2を駆動してベッド3を揺動制御する。
【0037】
図6において、制御部13はたとえばマイクロコンピュータなどによって構成されており、内蔵するメモリに図7に示すフローチャートに基づくプログラムが記憶されている。制御部13には、最大,最小,オン・オフを選択するためのスイッチ14,15,16が接続されており、オンを指令するスイッチ16が閉じられるとともに最大を選択するためのスイッチ14が閉じられると、ソフト処理により0.7Hzの正弦波信号が出力され、オンを指令するスイッチ16が閉じられるとともに最小を選択するためのスイッチ15が閉じられると0.53Hzの正弦波信号が出力される。この正弦波信号はアンプ6に出力されて増幅され、駆動信号としてモータ7に与えられる。
【0038】
次に、図7を参照して、図6に示した実施形態の動作について説明する。図7のステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、制御部13はスイッチ16が閉じられてオンが指令されているか否かを判別し、スイッチ16が閉じられていればステップSP2においてスイッチ14が閉じられているか否かを判別する。制御部13はスイッチ14の閉じられていることを判別すると、ステップSP3において0.7Hzの正弦波信号を発生し、ステップSP6でソフト処理による第1のタイマで時間の計数を開始する。
【0039】
制御部13はステップSP2でスイッチ14が閉じられていないことを判別したときにはステップSP4においてスイッチ15が閉じられているか否かを判別し、スイッチ15が閉じられていればステップSP5において0.53Hzの正弦波信号を発生し、ステップSP6においてソフト処理による第1のタイマで時間の計数を開始する。
【0040】
発生された0.7Hzまたは0.53Hzの正弦波信号はアンプ6に与えられて増幅され、駆動信号としてモータ7に与えられる。これによりモータ7が揺動機構2を駆動してベッド3を揺動させる。
【0041】
制御部13はステップSP7において第1のタイマでソフト的に計数されている時間を判別し、その時間が予め設定されているT1=3分を経過したか否かを判別する。制御部13は3分を経過していなければ経過するまで待機し、時間が3分を経過したことを判別すると、ステップSP8において発振出力を停止させるとともに、ステップSP9において第1のタイマによる時間T1の計数を停止する。
【0042】
そして、制御部13はステップSP10において第2のタイマでソフト処理による時間の計数を開始し、ステップSP11において第2のタイマで計数されている時間が予め設定されているT2=5分を経過したか否かを判別する。制御部13は5分を経過していなければ経過するまで待機し、5分を経過していればステップSP12において第2のタイマによる時間の計数を停止してステップSP2に戻り、再びステップSP2〜ステップSP12の処理を行って揺動動作を行う。
【0043】
したがって、この実施形態によれば、ベッド3に対して周期的で緩やかな揺動を与えることができる。
【0044】
なお、上述の実施形態において、ステップSP9で第1のタイマによる時間の計数を停止させた後、揺動動作を終了し、再度スイッチ14または15と16とを閉じて揺動動作を開始するようにしてもよい。
【0045】
図8は各実施形態における揺動動作のパターンの変形例を示すタイミング図である。図8(a)に示した例は、起動後の3分間は0.7Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、その後3分間は揺動動作を停止し、次の3分間は周波数を変化させて0.6Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、このパターンを繰り返すものである。この例において揺動動作の停止時間は3分に限ることなくそれよりも短い2分であってもよく、あるいは長く5分であってもよい。また、0.7Hzまたは0.6Hzの周波数信号に基づく揺動動作時間は3分よりも短い2分であってもよい。
【0046】
図8(b)は起動後の2分間は0.8Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、その後揺動動作を停止させることなく、次の2分間は周波数を変化させて0.53Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、このパターンを繰り返すものである。この例においても、0.8Hzおよび0.53Hzのそれぞれの周波数信号に基づく揺動動作時間は2分に限られることなく3分以内であれば任意の時間に設定することができる。
【0047】
図面を参照してこの発明の一実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態に限定されるものではない。本発明と同一の範囲内において、または均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、揺動機構による揺動運動の揺れの動きが、最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように駆動手段を制御することにより、ベッド本体は揺動運動の揺れの動きが1秒に1回未満の緩やかな周期で揺動するので、乳児の体内に直接激しい振動を与えることがなく、母親に抱かれているのに近い緩やかな揺れを乳児に与えることができる。しかも、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御することにより、乳児を長時間定速度で揺らし続けるのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における揺動式ベビーベッドの側面図である。
【図2】図1に示した揺動機構を制御するための制御装置のブロック図である。
【図3】この発明の他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図7】図6の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】各実施形態における揺動動作のパターンの変形例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 ベース、2 揺動機構、3 ベッド、4 電圧制御発振器、5 タイマ、6 アンプ、7モータ、8,9,14〜16 スイッチ、10 可変抵抗器、13 制御部、20 センサ。
【発明の属する技術分野】
この発明は揺動式ベビーベッドに関し、特に、乳児の気持ちを鎮まらせるためにベッド本体を機械的に揺れ動かす揺動式ベビーベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
母親が乳児の傍にいられないときに、代わりに乳児を揺らしてくれるベビーベッドの一例としての揺動機能付き椅子が特開平11−89681号公報に開示されている。この揺動機能付き椅子はベースに対して座席を揺動可能に設け、揺動駆動機構としてのソレノイドを繰り返し励磁することによりプランジャを電磁的に吸引し、揺動用ロッドを介して座席を揺動させる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−89681号公報(段落番号0016〜0021、図1、図3、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように単に座席を機械的に揺らすだけでは、乳児の気持ちが鎮まるものではない。船酔いの例でもわかるようにあまり早くあるいは激しく揺れると、大人であっても目,神経,胃に振動が作用して気持ちが悪くなってしまう。通常、1秒に数回くらいの揺れが一番激しく人体に作用すると思われる。乳児の場合にも、早い揺れ,激しい揺れ,あるいは長時間続く揺れは体内に振動が直接作用するために好ましくない。
【0005】
従来の揺動式椅子や揺動式ベビーベッドは、1秒間に数回揺らしたり、単純に1つの決まった方向に定速度で長い時間揺らしつづけたりして、乳児の成長に好ましくないと思われるものがある。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、揺れの動きを最速でも往復で1秒に1回未満の速度にしかつ定速度の揺れ時間を制限してより母親による抱っこに近い揺れを乳児に与えることのできる揺動式ベビーベッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ベース部と、ベース部に対して揺動機構により揺動可能に支持されたベッド本体とを備えたベビーベッドにおいて、揺動機構を定速度で駆動する駆動手段と、揺動機構による揺動運動の揺れの動きが、最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように駆動手段を制御する揺動速度制御手段と、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御する定速揺動時間制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
これにより、母親に抱かれているのに近い緩やかな揺れを乳児に与えることができ、しかも定速度の揺れが3分未満に制限されるので、乳児を定速度で長時間揺らし続けることがなく、乳児の体内に直接激しい振動を与えることがないので、成長に悪い影響を及ぼすことがない。
【0009】
また、揺動速度制御手段は、第1の速度と、第1の速度とは異なる第2の速度とを選択するための速度選択手段を含むことを特徴とする。
【0010】
したがって、乳児の成長あるいは体重に応じて揺れの動きの速度を選択できる。
【0011】
さらに、定速揺動時間制御手段は、最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御した後、駆動手段による揺動機構の駆動を所定時間だけ停止することを特徴とする。
【0012】
したがって、定速度での同じ揺れを乳児に与えることがない。
【0013】
さらに、定速揺動時間制御手段は駆動手段を所定時間停止させた後、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を再度制御することを特徴とする。
【0014】
これにより、間欠的な揺れを乳児に与えることができる。
【0015】
さらに、定速揺動時間制御手段は第1の速度での揺動運動を3分未満に制御し、引き続いて第2の速度での揺動運動を3分未満になるように制御することを特徴とする。
【0016】
これにより、異なる緩やかな周期の揺れを連続して乳児に与えることができる。
【0017】
さらに、乳児の鳴き声を検出したことに応じて前記揺動速度制御手段による前記駆動手段の駆動を開始させるセンサを含むことを特徴とする。
【0018】
これにより、乳児が泣き出すと、ベッドを自動的に揺らせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態におけるベビーベッドの側面図である。図1において、ベース1は2本のバー状部材11をX字状にクロスさせ、それぞれの先端部に車輪12が装着されて移動可能に構成されている。ベース1上にはベッド本体としてのベッド3を揺動させるための揺動機構2が設けられている。揺動機構2としては、上述の特開平11−89681号公報に開示されているような揺動用ロッドや、その他のカムなどを用いたものなどであってもよい。
【0020】
ベッド3は右側が乳児の頭側で、左側が乳児の足側となるように右側にヘッドレスト31が形成されており、側面には側壁32が形成されている。
【0021】
図2は図1に示した揺動機構2を制御するための制御装置のブロック図である。図2において、揺動速度制御手段としての電圧制御発振器4は制御電圧が与えられることによって所定の周波数の正弦波信号を発生するものであり、この実施形態ではたとえば1Hz未満の0.7Hzの正弦波信号を発生するために24Vの直流電圧が電圧制御発振器4に与えられる。ただし、0.7Hzは一例であり、要は揺動機構2による揺動運動の揺れの動きが最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように制御して、ベッド3を緩やかな周期で揺動させることにより、母親による抱っこに近い揺れを乳児に与える周波数であればよい。
【0022】
電圧制御発振器4から出力された0.7Hzの正弦波信号は、定速揺動時間制御手段としてのタイマ5に与えられる。タイマ5には揺動を指令するためのスイッチ8が接続されていて、このスイッチ8が閉じられると、タイマ5は入力されている0.7Hzの正弦波信号を出力するとともに予め設定されている最長3分の時間の計数を開始する。そして、タイマ5は3分を経過すると正弦波信号の出力を停止させる。この3分は乳児に長時間定速度で揺動を与えるのを禁止するために設定されている。
【0023】
タイマ5から出力された正弦波信号はアンプ6に与えられ、アンプ6はその正弦波信号を増幅し、駆動手段としてのモータ7に駆動信号として与える。モータ7は揺動機構2を駆動してベッド3を揺動させる。なお、前述のごとく、モータ7に代えてソレノイドを駆動してベッド3を揺動させてもよい。
【0024】
また、電圧制御発振器4によりさらに高い周波数の正弦波信号を発生させ、分周回路でその周波数信号を0.7Hzとなるように分周して出力してもよい。
【0025】
この実施形態では、図示しない電源装置の電源を投入すると、電圧制御発振器4が0.7Hzの正弦波信号を発生し、スイッチ8を閉じるとタイマ5が0.7Hzの正弦波信号が与えられてから3分の時間の計数を開始し、3分を経過するまで正弦波信号がアンプ6に与えられる。そして、アンプ6から駆動信号がモータ7に供給されて、ベッド3の揺動運動の揺れの動きが最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように、1/0.7Hz=1.42secの周期でモータ7により揺動機構2が駆動される。そして、タイマ5が3分を計数するとモータ7への駆動信号の供給が停止されて揺動機構2によるベッド3の揺動が停止される。
【0026】
したがって、ベッド3は往復で1秒に1回未満の緩やかな周期で揺動するので、母親に抱かれているのに近い揺れを乳児に与えることができ、しかも3分を経過すると揺動動作が停止されるので、乳児を長時間定速度で揺らし続けることがない。揺動が停止すると、再度スイッチ8を閉じることにより、再度3分間の揺動動作が繰り返される。
【0027】
なお、スイッチ8を閉じるとタイマ5によって3分間の時間を計数し、その後たとえば5分間は揺動を停止し、その後再度タイマ5が3分の時間を計数するとともに正弦波信号をアンプ6に出力して揺動動作を自動的に開始するように構成してもよい。
【0028】
図3はこの発明の他の実施形態における制御装置のブロック図である。図2に示した実施形態では、電圧制御発振器4に24Vの直流電圧を与え、0.7Hzの正弦波信号を発生させるようにしたが、図3の実施形態では24Vと19.5Vの2種類の直流電圧を速度選択手段としてのスイッチ9で切換えて電圧制御発振器4に与え、24Vを与えたときには0.7Hzの正弦波信号を発生し、19.5Vを与えたときには0.53Hzの正弦波信号を発生させるものである。それ以外のタイマ5,アンプ6,モータ7などの構成は図2と同じである。
【0029】
この実施形態において、より具体的には0.7Hzの正弦波信号では、たとえば体重が8kgの乳児がベッド3上で寝ている状態において、第1の速度としての1/0.7Hz=1.42secの周期でベッド3を揺動させることができ、0.53Hzの正弦波信号では同じ乳児の場合には第2の速度としての1/0.53Hz=1.89secの周期でベッド3を揺動させることができる。
【0030】
この実施形態では、周波数を0.7Hzと0.53Hzとの2段階に切換えてベッド3を揺動させることができるので、乳児の成長あるいは体重に合わせて揺動の大小を選択できる。
【0031】
図4はこの発明のさらに他の実施形態のブロック図である。図3に示した実施形態では、周波数を0.7Hzと0.53Hzとの2段階に切換えるようにしたが、この実施形態では周波数を0.7Hzから0.53Hzの範囲内で連続して選択できるようにしたものである。このために図3に示したスイッチ9に代えて可変抵抗器10が設けられ、24Vの直流電圧が可変抵抗器10に与えられ、24Vから19.5Vの間の範囲内で電圧が設定されて電圧制御発振器4に与えられる。
【0032】
この実施形態では、可変抵抗器10により電圧制御発振器4に与える直流電圧を24Vから19.5Vの範囲内で任意に設定することができるので、0.7Hzから0.53Hzの周波数の範囲内における任意の周波数に基づく周期でベッド3を揺動させることができる。
【0033】
なお、図2〜図4に示した実施形態では、電圧制御発振器4を用いて直流電圧に応じた周波数の正弦波信号を発生するようにしたが、これに限ることなく、CR発振器などの発振器とカウンタとを組合わせて1Hz未満の周波数の正弦波信号を発生させるようにしてもよい。要するに1Hz未満の正弦波信号を発生させるものであればどのような回路でも適用できる。
【0034】
また、正弦波信号に限ることなく、モータやソレノイドなどを駆動するための駆動信号であればどのような波形の信号でもよく、正弦波に限定されるものではない。
【0035】
図5はこの発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。この実施形態は、乳児が泣き出すと自動的にベッドを揺動させる。このために図4に示した実施形態のスイッチ8に代えて乳児の泣き声を検出して判別するセンサ20が設けられ、センサ20の検出出力はタイマ5に与えられる。タイマ5はセンサ20の検出出力が与えられると、電圧制御発振器4から出力された正弦波信号をアンプ6に出力し、アンプ6がモータ7を駆動する。
【0036】
図6はこの発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。前述の図2〜図5に示した実施形態は制御装置を電圧制御発振器4などのハード回路で構成したのに対して、この実施形態は後述の図7に示すフローチャートに基づくソフト処理により揺動機構2を駆動してベッド3を揺動制御する。
【0037】
図6において、制御部13はたとえばマイクロコンピュータなどによって構成されており、内蔵するメモリに図7に示すフローチャートに基づくプログラムが記憶されている。制御部13には、最大,最小,オン・オフを選択するためのスイッチ14,15,16が接続されており、オンを指令するスイッチ16が閉じられるとともに最大を選択するためのスイッチ14が閉じられると、ソフト処理により0.7Hzの正弦波信号が出力され、オンを指令するスイッチ16が閉じられるとともに最小を選択するためのスイッチ15が閉じられると0.53Hzの正弦波信号が出力される。この正弦波信号はアンプ6に出力されて増幅され、駆動信号としてモータ7に与えられる。
【0038】
次に、図7を参照して、図6に示した実施形態の動作について説明する。図7のステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、制御部13はスイッチ16が閉じられてオンが指令されているか否かを判別し、スイッチ16が閉じられていればステップSP2においてスイッチ14が閉じられているか否かを判別する。制御部13はスイッチ14の閉じられていることを判別すると、ステップSP3において0.7Hzの正弦波信号を発生し、ステップSP6でソフト処理による第1のタイマで時間の計数を開始する。
【0039】
制御部13はステップSP2でスイッチ14が閉じられていないことを判別したときにはステップSP4においてスイッチ15が閉じられているか否かを判別し、スイッチ15が閉じられていればステップSP5において0.53Hzの正弦波信号を発生し、ステップSP6においてソフト処理による第1のタイマで時間の計数を開始する。
【0040】
発生された0.7Hzまたは0.53Hzの正弦波信号はアンプ6に与えられて増幅され、駆動信号としてモータ7に与えられる。これによりモータ7が揺動機構2を駆動してベッド3を揺動させる。
【0041】
制御部13はステップSP7において第1のタイマでソフト的に計数されている時間を判別し、その時間が予め設定されているT1=3分を経過したか否かを判別する。制御部13は3分を経過していなければ経過するまで待機し、時間が3分を経過したことを判別すると、ステップSP8において発振出力を停止させるとともに、ステップSP9において第1のタイマによる時間T1の計数を停止する。
【0042】
そして、制御部13はステップSP10において第2のタイマでソフト処理による時間の計数を開始し、ステップSP11において第2のタイマで計数されている時間が予め設定されているT2=5分を経過したか否かを判別する。制御部13は5分を経過していなければ経過するまで待機し、5分を経過していればステップSP12において第2のタイマによる時間の計数を停止してステップSP2に戻り、再びステップSP2〜ステップSP12の処理を行って揺動動作を行う。
【0043】
したがって、この実施形態によれば、ベッド3に対して周期的で緩やかな揺動を与えることができる。
【0044】
なお、上述の実施形態において、ステップSP9で第1のタイマによる時間の計数を停止させた後、揺動動作を終了し、再度スイッチ14または15と16とを閉じて揺動動作を開始するようにしてもよい。
【0045】
図8は各実施形態における揺動動作のパターンの変形例を示すタイミング図である。図8(a)に示した例は、起動後の3分間は0.7Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、その後3分間は揺動動作を停止し、次の3分間は周波数を変化させて0.6Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、このパターンを繰り返すものである。この例において揺動動作の停止時間は3分に限ることなくそれよりも短い2分であってもよく、あるいは長く5分であってもよい。また、0.7Hzまたは0.6Hzの周波数信号に基づく揺動動作時間は3分よりも短い2分であってもよい。
【0046】
図8(b)は起動後の2分間は0.8Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、その後揺動動作を停止させることなく、次の2分間は周波数を変化させて0.53Hzの周波数信号に基づいて揺動動作させ、このパターンを繰り返すものである。この例においても、0.8Hzおよび0.53Hzのそれぞれの周波数信号に基づく揺動動作時間は2分に限られることなく3分以内であれば任意の時間に設定することができる。
【0047】
図面を参照してこの発明の一実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態に限定されるものではない。本発明と同一の範囲内において、または均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、揺動機構による揺動運動の揺れの動きが、最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように駆動手段を制御することにより、ベッド本体は揺動運動の揺れの動きが1秒に1回未満の緩やかな周期で揺動するので、乳児の体内に直接激しい振動を与えることがなく、母親に抱かれているのに近い緩やかな揺れを乳児に与えることができる。しかも、揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように駆動手段を制御することにより、乳児を長時間定速度で揺らし続けるのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における揺動式ベビーベッドの側面図である。
【図2】図1に示した揺動機構を制御するための制御装置のブロック図である。
【図3】この発明の他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態における制御装置のブロック図である。
【図7】図6の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】各実施形態における揺動動作のパターンの変形例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 ベース、2 揺動機構、3 ベッド、4 電圧制御発振器、5 タイマ、6 アンプ、7モータ、8,9,14〜16 スイッチ、10 可変抵抗器、13 制御部、20 センサ。
Claims (6)
- ベース部と、前記ベース部に対して揺動機構により揺動可能に支持されたベッド本体とを備えた揺動式ベビーベッドにおいて、
前記揺動機構を定速度で駆動する駆動手段と、
前記揺動機構による揺動運動の揺れの動きが、最速でも往復で1秒に1回未満の速度となるように前記駆動手段を制御する揺動速度制御手段と、
前記揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように前記駆動手段を制御する定速揺動時間制御手段とを備えたことを特徴とする、揺動式ベビーベッド。 - 前記揺動速度制御手段は、第1の速度と、前記第1の速度とは異なる第2の速度とを選択するための速度選択手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の揺動式ベビーベッド。
- 前記定速揺動時間制御手段は、前記最長時間が3分未満となるように前記駆動手段を制御した後、前記駆動手段による前記揺動機構の駆動を所定時間だけ停止することを特徴とする、請求項1に記載の揺動式ベビーベッド。
- 前記定速揺動時間制御手段は、前記駆動手段を前記所定時間停止させた後、前記揺動機構による定速度の揺動運動の最長時間が3分未満となるように前記駆動手段を再度制御することを特徴とする、請求項3に記載の揺動式ベビーベッド。
- 前記定速揺動時間制御手段は、前記第1の速度での揺動運動を3分未満に制御し、引き続いて前記第2の速度での揺動運動を3分未満になるように前記駆動手段を制御することを特徴とする、請求項2に記載の揺動式ベビーベッド。
- さらに、乳児の鳴き声を検出したことに応じて前記揺動速度制御手段による前記駆動手段の駆動を開始させるセンサを含むことを特徴とする、請求項1に記載の揺動式ベビーベッド。
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