JP2004229465A - 電気接続箱 - Google Patents

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JP2004229465A
JP2004229465A JP2003017503A JP2003017503A JP2004229465A JP 2004229465 A JP2004229465 A JP 2004229465A JP 2003017503 A JP2003017503 A JP 2003017503A JP 2003017503 A JP2003017503 A JP 2003017503A JP 2004229465 A JP2004229465 A JP 2004229465A
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Reiko Masuura
玲子 増浦
Shinichi Jinkama
真一 陣鎌
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の目的は、回路基板の中継接続端子を省略し、小型化や回路設計の容易化を図った電気接続箱を提供することにある。
【解決手段】複数の回路基板3が積層され、かつ少なくとも一つ以上のリレー4が使用されている電気接続箱1において、リレー4は回路基板間に挟まれていると共に、リレー4を挟んだ回路基板に電気的かつ機械的に接続されていることを特徴とする電気接続箱である。これにより、電気接続箱の小型化および回路基板の設計の容易化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等に搭載される電気接続箱に関する。特に、電子回路を構成する回路基板と配線板組立体、ヒューズ、リレー等の各種の基板搭載部品を設置した電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の電気接続箱の一例を示す。電気接続箱20は、カバー2内に、両側の面に導体パターンが形成された両面板からなる二枚の回路基板3を収納した構成を有している。二枚の回路基板3の導体パターンには薄銅箔が用いられており、いずれの回路基板も図7に示すように薄銅箔の幅を小さくして断面積を小さくした導体パターン36からなる小電流を通電する信号用電気回路と、薄銅箔の幅を大きくして断面積を大きくした導体パターン35からなる大電流を通電する電源用電気回路の両方が、前記回路基板上に混在して構成されている。29は絶縁基板である。
【0003】
前記回路基板3のうち少なくとも一つの回路基板には、リレー19やヒューズ5、その他の各種の基板搭載部品6が設置されている。7は、接続端子である。
【0004】
前記二枚の回路基板3は、回路基板面を平行に向かい合わせて隙間を開けた積層状態に配置され、前記回路基板3の導体部に接続された金属製の中継接続導体21を介して電気的及び機械的に接続されている。また、リレー19やヒューズ5、その他の各種の基板搭載部品6は前記回路基板3の外側方向に向けて設置されている。
【0005】
ここで、電気的な接続とは、電気接続箱が要求された動作を実行するために必要とする電気的なやり取りが行われることを目的とした接続のことをいい、機械的な接続とは、回路基板相互が動かないように両者の位置を固定することを目的とした接続のことをいう。
【0006】
リレー19は、電気信号により電気回路の接点の開閉を行い、装置の動作の制御を行うために用いられる。図5に従来の一般的なリレー19の模式図を示す。リレー19は、電気回路の接点の開閉を行うための電磁コイル12の接続端子13と接点14の接続端子15を一枚の回路基板3上に設置する構造を有している。
【0007】
なお、ここでは二枚の回路基板で構成された電気接続箱を例としているが、三枚以上の積層された回路基板で構成された電気接続箱であっても同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように従来の電気接続箱20は回路基板3の間にスペース22を設け、かつリレー19等を回路基板3の外側方向に向けて設置する構造であるため、電気接続箱を小型化する上で制約が存在するという問題があった。また、近年の電気接続箱の多機能化に伴い回路基板が複雑化しており、回路基板の設計を容易とした電気接続箱の開発が要望されていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数の回路基板が積層され、かつ少なくとも一つ以上のリレーが使用されている電気接続箱において、前記リレーは回路基板間に挟まれていると共に、該リレーを挟んだ回路基板に電気的かつ機械的に接続されていることを特徴とする電気接続箱である。
【0010】
前記リレーは、二枚の回路基板間に挟まれた位置に配置させた際に前記二枚の回路基板に電気的かつ機械的に接続することが可能となる構造を有している。本発明の電気接続箱では、前記リレーを用いた回路基板で構成されており、リレーを回路基板間に挟み、かつ該リレーを回路基板に電気的かつ機械的に接続すると、従来の電気接続箱に存在していた回路基板間のスペースを有効に利用でき、電気接続箱の小型化が可能となる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気接続箱であって、複数の回路基板を信号用基板と電源用基板の用途別に分けたことを特徴とする電気接続箱である。
【0012】
このように、複数の回路基板を信号用基板と電源用基板の用途別に分けると、回路基板の設計を容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。
【0014】
図4は、本発明の電気接続箱において使用されるリレー4を示す。このリレー4は、接続端子13、15を二枚の異なる回路基板3に電気的かつ機械的に接続することができる構造を有している。従って、二枚の回路基板3の間に挟まれた場所に配置されたリレー4を介在させることにより、二枚の回路基板3の間を電気的かつ機械的に接続することが可能となる。ここで、図4及び上述の図5は、リレーにおける電磁コイルの接続端子や接点の接続端子の位置関係を表す目的で模式的に示されたものであり、リレーの内部やその他の部位の構造を明確に示したものではなく、前記リレーの内部やその他の部位の構造については特に問わない。
【0015】
本発明の電気接続箱1は、図1に示すように、二枚の回路基板3の間にリレー4やヒューズ5、その他の各種の基板搭載部品6を配置し、かつ前記リレー4を該リレーを挟んだ回路基板間に電気的かつ機械的に接続することにより構成されている。なお、二枚の回路基板3はいずれも両側の面に導体パターンが形成された両面板からなっている。また、図1において、2はカバーであり、7は接続端子である。この構造により、図8に示すような従来の電気接続箱20に存在していた回路基板3の間のスペース22を有効に利用することができ、電気接続箱の小型化が可能となる。なお、リレー4の取り付けにおいては位置のずれを防ぐために、リレーの表面10と回路基板3を接着剤9で接着するなどの固定手段により、位置を固定することが望ましい。
【0016】
図2は本発明の他の実施形態の電気接続箱11を示すもので、図1と異なる点はヒューズ5を回路基板間に挟まないようにした点である。このように構成すると、ヒューズの着脱が容易となる。なお、図2において、図1と同一物には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】
図3は本発明の他の実施形態の電気接続箱18を示すもので、図1と異なる点は、信号用電気回路と電源用電気回路を、それぞれ薄銅箔からなる小電流用回路基板で構成される信号用基板16と厚銅箔からなる大電流用回路基板で構成される電源用基板17に分けて構成した点である。リレーの電気回路の接点の開閉を行うための信号入力を行う側の端子、すなわち電磁コイル12側の接続端子13を前記信号用基板16に接続し、一方、リレーの電気回路の接点14を有する側の接続端子15を電源用基板17に接続する構成となっている。なお、図3において、図1と同一物には同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】
このように、用途別に複数の回路基板を設けること等により、近年の電気接続箱の多機能化に伴い回路基板が複雑化することに対して、回路設計が容易となった電気接続箱を提供することができる。また、大電流用回路基板を従来の図7に示すような薄銅箔から構成されており幅を大きくすることで断面積を大きくさせた導体パターン35の構造から、図6に示すような厚銅箔から構成されており断面積をそのままにして幅を小さくさせた導体パターン30の構造にすることによって、従来の回路基板と比較して基板面積を削減することができる。なお、図6において、29は絶縁基板である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、従来無駄であった電気接続箱内のスペースを有効に利用することができ、電気接続箱本体の小型化を図ることができる。
【0020】
請求項2の発明によれば、電気接続箱内における各回路基板の大きさや配置を設計する際の自由度が増すため、電気接続箱の多機能化に伴い複雑化する回路基板の設計の効率化、簡易化を図ることができる。また、薄銅箔の幅を大きくした従来の回路基板と比較して基板面積を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱を示す概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態の電気接続箱を示す概略断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の電気接続箱を示す概略断面図である。
【図4】本発明の電気接続箱において使用されるリレーを示す概略断面図である。
【図5】従来の電気接続箱において使用されるリレーを示す概略断面図である。
【図6】本発明の図3に示す実施形態の電気接続箱に使用される大電流用の回路基板を示す概略断面図である。
【図7】従来の電気接続箱に使用される回路基板を示す概略断面図である。
【図8】従来の電気接続箱を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱
2 カバー
3 回路基板
4 リレー
5 ヒューズ
6 各種の基板搭載部品
7 接続端子
9 接着剤
10 リレーの表面
11 電気接続箱
12 電磁コイル
13 接続端子
14 接点
15 接続端子
16 信号用基板
17 電源用基板
18 電気接続箱
29 絶縁基板
30,35,36 導体パターン

Claims (2)

  1. 複数の回路基板が積層されかつ少なくとも一つ以上のリレーが使用されている電気接続箱において、前記リレーは回路基板間に挟まれていると共に、該リレーを挟んだ回路基板に電気的かつ機械的に接続されていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱であって、複数の回路基板を信号用基板と電源用基板の用途別に分けたことを特徴とする電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105377A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路構成体及び電気接続箱

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