JP2004227693A - 情報記録装置 - Google Patents
情報記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004227693A JP2004227693A JP2003015134A JP2003015134A JP2004227693A JP 2004227693 A JP2004227693 A JP 2004227693A JP 2003015134 A JP2003015134 A JP 2003015134A JP 2003015134 A JP2003015134 A JP 2003015134A JP 2004227693 A JP2004227693 A JP 2004227693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- time
- recording
- vob
- vobu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
【解決手段】光ディスク1への情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成し、VOBUに含まれるナビゲーションパックのVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーションの情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先までと規定し、かつ、Cellを1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定する。そして、1時間記録モードでは固定ビットレートで光ディスク1に情報を記録し、それ以外の記録モードでは可変ビットレートで光ディスク1に情報を記録する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録時におけるバッファのメモリ容量の低減を図った情報記録装置に係り、特に、DVD(Digital Video Disc)−VIDEO規格に従って記録を行うDVDレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
DVDレコーダは、DVD−VIDEO規格に従って記録を行う。
図2は、DVD−VIDEO規格のVOBS(Video Object Set)の基本構成を示している。
【0003】
DVD−VIDEO規格は周知の如く階層構造となっており、VOB(Video Object)は1または複数個のCellで構成され、Cellも1または複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成される。そして、VOBUには、その先頭にナビゲーションパック(NV_PCK)が記録され、その後に続いて、オーディオパック(A_PCK)、ビデオパック(V_PCK)、サブピクチャパック(SP_PCK)が多重化されて時分割で記録される。
【0004】
また、NV_PCKは、図3に示すように、PCI(Presentation Control Information)とDSI(Data Search Information) の2種類のパケット(PKT)からなり、PCIには再生表示に関する制御情報として、このVOBUを管轄するVOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)及び最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOB_V_E_PTM)などが記録されている。また、DSIにはアクセスに関する制御情報が記録されている。
【0005】
そして、DVD−VIDEO規格では、VOBUのNV_PCKのところに、VOBの最初の表示時間であるVOB_V_S_PTMと最後の表示時間であるVOB_V_E_PTMとを記録する必要があり、かつ、これらの値は、同じVOBによって管轄される全てのVOBUのNV_PCKについて全て同じ値を記録しなければならない決まりになっている。すなわち、1個のVOBの最後の表示時間であるVOB_V_E_PTMを、情報を記録し始める前に予め決めておく必要がある。
【0006】
このような制約から、従来のDVDレコーダでは、記録前でもVOBの最後の表示時間であるVOB_V_E_PTMが決定できるように、固定ビットレート方式で記録を行っていた。
【0007】
なお、このようなDVD規格に従って、複数チャンネルの情報を同時に記録可能とした情報記録装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−113590号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、長時間記録を固定ビットレート方式で行う場合、可変ビットレートで記録を行う場合に比べて画質の面で不利であり、長時間記録に適さないといった問題があった。また、特殊再生の早送り再生等で用いられるVOBUサーチインフォメーションを例えば5VOBU先までとした場合には、早送りが飛ぶように見え、なめらかに行かないので違和感があるといった問題もあった。
【0010】
また、アナログ信号からデジタル信号に変換された映像情報を光ディスクに記録可能な形式に変換するMPEGエンコーダ部では、装置全体を制御するメインMCUとの共同作業によって(すなわち、データのやり取りの中で)、ナビゲーションパック(NV_PCK)やオーディオパック(A_PCK)といったストリームデータを作成している。すなわち、VOBの最初の表示時間であるVOB_V_S_PTM及び最後の表示時間であるVOB_V_E_PTMを決定してナビゲーションパック(NV_PCK)に記録している。
【0011】
この場合、時間情報であるVOB_V_E_PTMやVOB_V_S_PTMは、90kHz単位の正確な時間単位で収集する必要があるが、上記したように、このような情報の収集をMPEGエンコーダ部とメインMCUのデータのやり取りの中で行っているため、収集した情報と時間との一致性を常に確認しながら処理を行う必要があり、煩雑な処理手順となっていた。
【0012】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、記録時の記録バッファのメモリ容量を、画質や音質に影響を与えることなく低減することができるとともに、ストリームデータの作成をMPEGエンコーダ部単独で行う構成とすることにより、時間と情報の一致性を容易に確保することのできる情報記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報記録装置は、光ディスクへの情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成し、かつ、VOBUに含まれるナビゲーションパック(NV_PCK)のVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先(10秒先)までと規定する。また、前記Cellは、1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定されている。
【0014】
DVD−VIDEO規格では、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報は、フォワードアイ(FWDI240)からバックワードアイ(BWDI240)まであり、フォワードアイ(FWDI)の情報については、FWDI1〜15、FWDI20、FWDI60、FWDI120、FWDI240となっている。つまり、FWDI20の次はFWDI60となっており、その間の情報は持たないようになっている。FWDI20は20VOBU先までの情報のことであり、1個のVOBUの記録時間が0.5秒であるので、時間にして10秒先である。また、FWDI60は60VOBU先までの情報のことであり、時間にして30秒先である。
【0015】
ここで、上記したように、1時間記録モード時におけるCellの時間を15秒に設定しており、DVD−VIDEO規格では、この2つのCellにまたがってVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を持つことができない。つまり、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報は、最大でも15秒先までの情報しか持つことができない。従って、本発明では、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報として、20VOBU先(10秒先)までと規定している。
【0016】
上記のような構成とした上で、本発明ではさらに、1時間記録モードは固定ビットレートでかつVOBUサイズを固定として記録し、それ以外の記録モードは可変ビットレートで記録する。これにより、画質や音質に影響されることなく、記録バッファのメモリ容量を低減することができる。
【0017】
また、本発明の情報記録装置は、アナログ信号からデジタル信号に変換された映像情報を光ディスクに記録可能な形式に変換するMPEGエンコーダ部を備えており、このMPEGエンコーダ部においてVOB(Video Object)の分割を行い、その分割情報をナビゲーションパック(NV_PCK)に記録することを特徴としている。この場合、前記分割情報には、VOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)と、各記録時間モードに対応して決められたVOB(Video Object)の時間から求めた最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOBU_V_E_PTM)とが含まれている。
【0018】
時間情報であるVOB_V_E_PTMやVOB_V_S_PTMは、90kHz単位の正確な時間単位で収集する必要があるため、このような情報の収集をMPEGエンコーダ部とメインMCUのデータのやり取りの中で行っていたのでは、収集した情報と時間との一致性を確保することが難しいが、本発明のようにストリームデータの作成をMPEGエンコーダ部単独で行う構成とすることにより、時間と情報の一致性を容易に確保することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像記録装置に係わるDVDレコーダの回路ブロック図である。
【0020】
ディスクモータ2によって回転駆動される光ディスク1から情報を検出するピックアップ3の出力は、RFアンプ4を介して、図示しないATAPIコントローラを内蔵した信号処理プロセッサ12に導かれている。また、信号処理プロセッサ12には、RFアンプ4によって増幅され、DVD規格に従ってデコードされたデータ(ここではMPEG(Motion Picture Expent Group )により圧縮されている)を一旦格納するトラックバッファRAM(SDRAM等)7aが接続されている。これらRFアンプ4及び信号処理プロセッサ12は、フロントエンドMCU8によって制御される。
【0021】
サーボ処理回路6は、フロントエンドMCU8から信号処理プロセッサ12を経由して送受信されるコマンドや制御データに従って、ピックアップ3に対するフォーカシングサーボやトラッキングサーボのサーボ制御を行うとともに、ピックアップ3全体を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッドモータ9の制御や、光ディスク1を装填する図示しないトレイを駆動するトレイモータ10の制御を行う。
【0022】
また、信号処理プロセッサ12は、バッファRAM7bが接続されたATAPIコントローラ5を介してA/V(Audio/Video )デコーダ11に接続されており、A/Vデコーダ11の出力は、ビデオ出力端子13a,13bを有するビデオエンコーダ13と、オーディオ出力端子14aを有するD/Aコンバータ14とに接続されている。A/Vデコーダ11は、トラックバッファRAM7から読み出されたMPEGにより圧縮されているデータを伸長する。また、A/Vデコーダ11には、伸長したデジタルのデータを数画面分格納するためのA/VデコードRAM(SDRAM等)15が接続されている。
【0023】
また、ビデオ入力端子18a,18bを有するビデオデコーダ18の出力、及びオーディオ入力端子19aを有するA/Dコンバータ16の出力は、TBC/FS(Time Base Corrector/Frame Synchronize)回路17を介してA/V(Audio/Video )エンコーダ16に接続されており、A/V(Audio/Video )エンコーダ16の出力がATAPIコントローラ5を介して信号処理プロセッサ12に接続されている。また、A/Vエンコーダ16には、A/V変換したデジタルのデータを数画面分格納するためのA/VエンコードRAM(SDRAM等)20が接続されている。また、ビデオデコーダ18及びA/Dコンバータ19には、アンテナ端子21aを有するチューナ回路21の各出力が導かれている。A/Vエンコーダ16は、A/VエンコードRAM20に格納されているデータをMPEGにより圧縮してATAPIコントローラ5に出力する。
【0024】
また、ATAPIコントローラ5、A/Vデコーダ11及びA/Vエンコーダ16は、バックエンドMCU22に接続されており、バックエンドMCU22には、ワークRAM23とフラッシュメモリ24とが接続されている。
【0025】
また、バックエンドMCU22には、LCD等からなるフロントパネル26の表示制御を行うフロントパネルコントローラ25が接続されており、フロントパネルコントローラ25には、キー入力部27の出力が導かれている。また、フロントパネルコントローラ25には、リモコン28からの送信信号を受信する受信部(図示省略)が設けられている。
【0026】
ここで、上記構成のDVDレコーダにおける記録時の動作と再生時の動作について簡単に説明する。ただし、記録時の動作については、チューナ回路21からではなく、ビデオ入力端子18a,18b及びオーディオ入力端子19aから信号が入力された場合について説明する。
【0027】
ビデオ入力端子18a,18bから入力されたアナログのビデオ信号は、ビデオデコーダ18でアナログ信号からデジタル信号に変換され、TBC/FS回路17に入力される。同様に、オーディオ入力端子19aから入力されたアナログのオーディオ信号は、A/Dコンバータ19でアナログ信号からデジタル信号に変換され、TBC/FS回路17に入力される。TBC/FS回路17では、これら入力信号の時間軸補正やフレーム同期などの処理を行ってA/Vエンコーダ16に転送する。A/Vエンコーダ16では、ビデオデータのMPEGによるデータ圧縮、オーディオデータの圧縮、NV_PCKの付加などのストリームを生成する。ストリームデータは、A/VエンコードRAM20に一旦蓄えられた後、再び読み出されてATAPIコントローラ5に順次転送される。ATAPIコントローラ5では、転送されてきたビデオデータをバッファRAM7bに順次蓄える。このとき、バックエンドMCU22でNV_PCKの必要情報を付加する。この後、バックエンドMCU22による書き込み指示を待つ。
【0028】
バッファRAM7bに蓄えられたデータは、バックエンドMCU22による書き込み指示を受け取ったフロントエンドMCU8が、信号処理プロセッサ12を介してバッファRAM7bに蓄えられたデータを読み出し、ATAPIコントローラ5を経由して信号処理プロセッサ12のバッファRAM7aに一旦蓄えた後、サーボ回路6や光ピックアップ3を制御して、光ディスク1にデータの記録を行う。このときの記録方式は、1時間記録モードでは固定ビットレートで記録し、これ以外のモード、すなわち、2時間以上の記録モードでは可変ビットレートで記録する。
【0029】
次に、再生時の動作について説明する。
バックエンドMCU22による読み出し指示を受け取ったフロントエンドMCU8は、サーボ処理回路6を介して光ピックアップ3を制御する。これにより、光ディスク1に記録されたデータがピックアップ3で検出され、RFアンプ4で波形整形と増幅とが行われた後、信号処理プロセッサ12を介してATAPIコントローラ5のバッファRAM7bに順次蓄えられ。
【0030】
そして、バッファRAM7bに蓄えられたデータは、A/Vデコーダ11に転送されて、ここでMPEGによる圧縮データの伸長が行われてビデオデータにデコードされる。デコードされたビデオデータは、A/VデコードRAM15に一旦蓄えられた後、再び読み出されてビデオエンコーダ13に順次転送され、ここでアナログのビデオ信号に変換されてビデオ出力端子13a,13bから出力される。
【0031】
一方、オーディオデータについては、ビデオデータと同様にバッファRAM7bからA/VデコードRAM15に一旦蓄えられた後、再び読み出されてD/Aコンバータ14に順次転送され、ここでアナログのオーディオ信号に変換されて
オーディオ出力端子14aから出力される。
【0032】
上記構成のDVDレコーダにおいて、本発明では、光ディスク1への情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video ObjectUnit )で構成し、かつ、VOBUに含まれるナビゲーションパック(NV_PCK)のVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先(10秒先)までと規定する。また、Cellを、1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定する。
【0033】
DVD−VIDEO規格では、Cellの数は255個までと規定されている。1時間記録モードで記録する場合、1時間は3600秒であるので、この3600秒を255で割ると、Cellの記録時間は約14.12秒となる。従って、255個以下できりの良い時間としては、15秒となる。従って、Cellの記録時間は、2時間記録モードでは30秒、4時間記録モードでは60秒、6時間記録モードでは90秒となる。
【0034】
また、DVD−VIDEO規格では、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報は、フォワードアイ(FWDI240)からバックワードアイ(BWDI240)まであり、フォワードアイ(FWDI)の情報については、FWDI1〜15、FWDI20、FWDI60、FWDI120、FWDI240となっている。つまり、FWDI20の次はFWDI60となっており、その間の情報は持たないようになっている。FWDI20は20VOBU先までの情報のことであり、1個のVOBUの再生時間が0.5秒の場合、時間にして10秒先である。また、FWDI60は60VOBU先までの情報のことであり、時間にして30秒先である。
【0035】
ここで、上記したように、1時間記録モード時におけるCellの時間を15秒に設定しており、DVD−VIDEO規格では、2つのCellにまたがってVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を持つことができない。つまり、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報は、最大でも15秒先までの情報しか持つことができない。従って、本発明では、VOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報として、20VOBU先(10秒先)までと規定している。
【0036】
上記のような構成とした上で、本発明ではさらに、1時間記録モードは固定ビットレート(CBR)で記録し、それ以外の2時間以上の記録モードはいずれも可変ビットレート(VBR)で記録する。これにより、画質や音質に影響されることなく、トラックバッファRAM7のメモリ容量を低減することができる。なお、1時間記録モードは最高レートで記録するため、固定ビットレートと可変ビットレートで画質に差はない。
【0037】
また、本発明では、アナログ信号からデジタル信号に変換された映像情報を光ディスクに記録可能な形式に変換するMPEGエンコーダ部を構成するA/Vエンコーダ16においてVOB(Video Object)の分割を行い、その分割情報をナビゲーションパック(NV_PCK)に記録する構成としている。具体的には、ここで言う分割情報とは、VOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)と、各記録時間モードに対応して決められたVOB(Video Object)の時間から求めた最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOBU_V_E_PTM)とのことである。
【0038】
時間情報であるVOB_V_E_PTMやVOB_V_S_PTMは、90kHz単位の正確な時間単位で収集する必要があるため、このような情報の収集をATAPIコントローラ5とフロントエンドMCU8(メインMCU)とのデータのやり取りの中で行っていたのでは、収集した情報と時間との一致性を確保することが難しい。そこで、本発明では、このようなVOB_V_E_PTMやVOB_V_S_PTMを含むストリームデータの作成を、ATAPIコントローラ5単独で行う構成としている。これにより、時間と収集した情報との一致性を容易に確保することができる。また、フロントエンドMCU8の負荷を軽減することもできる。
【発明の効果】
本発明の情報記録装置は、光ディスクへの情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成し、かつ、VOBUに含まれるナビゲーションパック(NV_PCK)のVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先(10秒先)までと規定し、かつ、前記Cellを、1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定している。そして、1時間記録モードは固定ビットレートで記録し、それ以外の記録モードは可変ビットレートで記録する構成としている。これにより、画質や音質に影響されることなく、記録バッファのメモリ容量を低減することができる。
また、本発明の情報記録装置は、MPEGエンコーダ部においてVOBの分割を行い、その分割情報であるVOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)及び最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOB_V_E_PTM)をナビゲーションパック(NV_PCK)に記録する構成としている。すなわち、ストリームデータの作成をMPEGエンコーダ部単独で行う構成としたので、時間と情報の一致性を容易に確保することができる。また、MPEGエンコーダ部とメインMCUとのデータのやり取りも不要となるので、メインMCUの負荷を軽減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置に係わるDVDレコーダの回路ブロック図である。
【図2】DVD−VIDEO規格のVOBS(Video Object Set)の基本構成を示す説明図である。
【図3】ナビゲーションパック(NV_PCK)の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
3 光ピックアップ
4 RFアンプ
5 ATAPIコントローラ
6 サーボ処理回路
7a トラックバッファRAM
7b バッファRAM
8 フロントエンドMCU
11 A/Vデコーダ
12 信号処理プロセッサ
13 ビデオエンコーダ
14 D/Aコンバータ
15 A/VデコードRAM
16 A/Vエンコーダ
17 TBC/FS回路
18 ビデオデコーダ
19 A/Dコンバータ
20 AVエンコードRAM
21 チューナ回路
22 バックエンドMCU
Claims (5)
- 光ディスクへの情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成し、VOBUに含まれるナビゲーションパック(NV_PCK)のVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先までと規定し、かつ、前記Cellを1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定して、1時間記録モードでは固定ビットレートで記録し、それ以外の記録モードでは可変ビットレートで記録することにより、記録バッファのメモリ容量を低減する一方、MPEGエンコーダ部において、VOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)と、各記録時間モードに対応して決められたVOB(Video Object)の時間から求めた最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOBU_V_E_PTM)とを決定して前記ナビゲーションパック(NV_PCK)に記録することを特徴とする情報処理装置。
- 光ディスクへの情報の記録時、DVD−VIDEO規格に従い、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOBで構成し、このVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit )で構成し、かつ、VOBUに含まれるナビゲーションパック(NV_PCK)のVOBU間の位置情報を示すVOBUサーチインフォメーション(VOBU_SRI)の情報を、1個のVOBUの再生時間を0.5秒として1時間記録モードでは20VOBU先までと規定して、1時間記録モードは固定ビットレートでかつVOBUサイズを固定として記録し、それ以外の記録モードは可変ビットレートで記録することにより、記録バッファのメモリ容量を低減することを特徴とする情報記録装置。
- 前記Cellは、1時間記録モードにおいて15秒の記録時間に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
- アナログ信号からデジタル信号に変換された映像情報を光ディスクに記録可能な形式に変換するMPEGエンコーダ部を備えており、このMPEGエンコーダ部においてVOB(Video Object)の分割を行い、その分割情報を前記ナビゲーションパック(NV_PCK)に記録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記分割情報が、VOB(Video Object)の最初の表示時間であるビデオスタートプレゼンテーションタイム(VOB_V_S_PTM)と、各記録時間モードに対応して決められたVOB(Video Object)の時間から求めた最後の表示時間であるビデオエンドプレゼンテーションタイム(VOBU_V_E_PTM)とを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015134A JP2004227693A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015134A JP2004227693A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004227693A true JP2004227693A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32902971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003015134A Pending JP2004227693A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004227693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100382187C (zh) * | 2004-08-16 | 2008-04-16 | 威盛电子股份有限公司 | 整合式数字光盘播放装置及其内部传输资料的方法 |
US7865067B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-01-04 | Panasonic Corporation | Recording apparatus and method, reproduction apparatus and method, and recording medium |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003015134A patent/JP2004227693A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100382187C (zh) * | 2004-08-16 | 2008-04-16 | 威盛电子股份有限公司 | 整合式数字光盘播放装置及其内部传输资料的方法 |
US7865067B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-01-04 | Panasonic Corporation | Recording apparatus and method, reproduction apparatus and method, and recording medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7161878B2 (en) | Recording apparatus for an optical disk | |
KR100657241B1 (ko) | 동영상 기록/재생 장치와 방법 및 기록 매체 | |
EP1119194A2 (en) | Audio and video reproduction apparatus, and audio and video reproduction method | |
MXPA02004689A (es) | Metodo para editar video fuente para disminuir el movimiento o acelerar el movimiento en el medio que se puede grabar. | |
US20030152369A1 (en) | Information recording apparatus and information recording method | |
JP2000299836A (ja) | ディスク再生装置 | |
US7231129B2 (en) | Information reproduction apparatus and information reproduction method | |
RU2429552C2 (ru) | Устройство и способ видеозаписи, носитель информации, на котором сохранена программа для способа видеозаписи | |
JPH10341412A (ja) | 信号再生装置及び方法 | |
JP2004227693A (ja) | 情報記録装置 | |
JP3938649B2 (ja) | Dvdビデオシナリオ再生装置 | |
JP4223151B2 (ja) | 音声追加記録方法及び光ディスク記録再生装置 | |
JP2004112176A (ja) | 情報処理装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、再生装置 | |
US7136576B1 (en) | Method of and apparatus for recording search information simultaneously with encoding of data able to undergo special reproduction | |
KR100708208B1 (ko) | 동영상 재생 장치와 방법 | |
CN101180681B (zh) | 在记录介质上记录导航信息的方法 | |
JP3769863B2 (ja) | 情報信号再生装置および方法 | |
JP3690588B2 (ja) | ディスク再生装置、及びディスク再生方法 | |
JP4325633B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2005167489A (ja) | 記録装置および方法、再生装置および方法、ならびに、記録再生装置および方法 | |
EP1331816A1 (en) | Method for editing source video to slow motion or fast motion on the recordable media | |
JP2006066025A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2000165817A (ja) | ディスク再生装置 | |
JPH11164249A (ja) | 蓄積型記録媒体の再生方法 | |
JP2003235014A (ja) | 光ディスク再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061023 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070316 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070410 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070803 |