JP2004227401A - ウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法 - Google Patents

ウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テレビ等により知らされたリンクワードを入力するだけで、このリンクワードに対応付けられたウェブページにアクセスでき、この対応関係に有効期限を設定することで、日時に応じて異なるウェブページを対応させられ、所望の視聴者層をウェブページへ誘導して広告・宣伝効果を高められるウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法を提供する。
【解決手段】システムサーバ5は、アドレスに対応付けてリンクワードを設定するとともに、この対応関係に有効期限を設定するための変換リストテーブル記憶手段6aと、リンクワードを受信するリンクワード受信手段7iと、その受信日時を取得する受信日時取得手段7jと、受信日時が有効期限内にあるリンクワードに対応するアドレスを取得するアドレス取得手段7lと、そのアドレスを視聴者端末3に出力するアドレス出力手段7mとを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法に係り、特に、テレビ放送またはラジオ放送により知らされた簡単なリンクワードをポータルサイト上で入力して所望のウェブページへアクセスさせるのに好適なウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テレビ放送の番組やコマーシャルでは、限られた時間で放映しなければならない制約があるため、視聴者により詳しい情報を提供する代替手段としてインターネットのウェブページ(ホームページ)を利用し、そのウェブページを閲覧するように勧めることが行われている。この場合、一般にそのウェブページのアドレスであるURL(Uniform Resource Locator)が知らされるため、視聴者は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の通信手段を使用し、ホームページ閲覧用ソフトウェアであるブラウザ上で前記URLを入力してそのURLにリンクされているウェブページにアクセスするようになっている。
【0003】
しかし、前記URLはアルファベットや記号によって構成されており、記憶しにくい文字列であるが、テレビ放送の番組やコマーシャルでは、そのURLを1、2回読まれたり、テロップが数秒表示される程度であったため、視聴者に正確に伝えられない場合が多い。
【0004】
このような問題を解決するために、従来、視聴者が複雑なURLを憶えなくてもよい技術が提案されている。例えば、特開2001−249883号公報には、視聴者を所望のホームページに簡単にアクセスさせるための広告システムが提案されている(特許文献1参照)。この広告システムは、テレビなどの広告媒体と、視聴者のパーソナルコンピュータと、ホームページを運営するサーバとから構成されており、予め、スポンサー企業のホームページのURLに3桁のACCESS番号を割り当ておき、このACCESS番号をテレビを通して視聴者に知らせるようになっている。視聴者は、サーバのホームページにアクセスし、このホームページ中のACCESS番号記入欄に3桁のACCESS番号を入力して、所望のスポンサー企業のホームページにアクセスする。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−249883号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開2001−249883号公報に記載された発明においては、所定のホームページのURLと割り当てられた番号とは固定的であるため、一旦、ホームページのURLに番号を割り当てると、それを変更する場合にはその都度、設定し直さなければならず煩わしい。特に、テレビやラジオの視聴者層(需要者層)は、ウィークデイかウィークエンドかの違いはもとより、1日のうちでもめまぐるしく変動する。このため、テレビ局やラジオ局、番組広告企業は、季節や曜日、時間帯に応じて視聴者層(需要者層)を分析し、ターゲットを絞って番組およびコマーシャルを編成している。同様に、番組広告企業が開設しているウェブページも需要者層に合わせた商品紹介やイメージを作り、各コンテンツに分けて構成されている。したがって、テレビ番組やコマーシャルの放送によって関連するウェブページを紹介する場合も、できれば、視聴者層(需要者層)に合わせて興味、関心が高いページへダイレクトに誘導することが好ましく、ニーズが高い。前述した特許文献1では、このようなニーズに応えることはできない。
【0007】
また、番組広告企業等は、視聴率の状況やウェブページへのアクセス数の状況に応じて、当該ウェブページに誘導することを予定していた時間帯を変更したい場合もある。この場合、番組広告企業側が、所望のウェブページに割り付けるリンクワードを任意かつ速やかに変更、追加したり、当該ウェブページに誘導する時間帯を変更させられると非常に便利である。前述した特許文献1では、そのようなニーズに対応することはできない。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、テレビ放送またはラジオ放送によって知らされた簡単なリンクワードをポータルサイト上で入力するだけで、このリンクワードに対応付けられたウェブページに速やかにアクセスすることができるとともに、リンクワードとウェブページの対応関係に有効期限を設定することで、1つのリンクワードであっても曜日や時間帯に応じて異なるウェブページを対応させることができ、曜日や時間帯に応じてより購買意欲の高い視聴者層(需要者層)を所望のウェブページへ効果的に誘導することができ、広告・宣伝効果を高めることができるウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るウェブページアクセスシステムの特徴は、所望のウェブページのアドレスを検索する機能を備えたポータルサイトを運営するシステムサーバを有し、テレビ放送またはラジオ放送によって前記ウェブページのアドレスを簡易に検索するためのリンクワードを視聴者に知らせるとともに、視聴者が各種の端末から前記ポータルサイトを介して前記リンクワードを入力した場合、該当するウェブページのアドレスを前記視聴者の端末に出力して所望のウェブページにアクセスさせるウェブページアクセスシステムであって、前記システムサーバは、テレビまたはラジオの広告主が開設しているウェブページのアドレスに対応付けてリンクワードを設定するとともに、これらの対応関係に有効期限を設定し、1つのリンクワードに時間帯に応じて異なるウェブページアドレスを対応付けてある変換リストテーブルを記憶する変換リストテーブル記憶手段と、視聴者端末から送信された前記リンクワードを受信するリンクワード受信手段と、このリンクワード受信手段が受信した日時を取得する受信日時取得手段と、前記リンクワード受信手段によって前記リンクワードが受信された場合、前記変換リストテーブル記憶手段から変換リストテーブルを読み出し、受信したリンクワードを検索するとともに、該当するリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内にあるアドレスを取得するアドレス取得手段と、このアドレス取得手段によって取得されたアドレスを前記視聴者端末に出力するアドレス出力手段とを備えている点にある。
【0010】
そして、このような構成を採用したことにより、システムサーバの変換リストテーブル記憶手段によって変換リストテーブルを予め記憶させておき、視聴者端末からポータルサイトを介してリンクワードが入力されると、リンクワード受信手段がそのリンクワードを受信するとともに、受信日時取得手段がそのリンクワードを受信した日時を取得する。そして、アドレス取得手段が変換リストテーブルを読み出して受信したリンクワードを検索するとともに、これにより抽出したリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内にあるアドレスを取得し、アドレス出力手段を介して視聴者端末に出力し、所望のウェブページへアクセスさせる。
【0011】
また、本発明において、前記変換リストテーブル記憶手段には、さらに、前記視聴者端末のブラウザの種類に適応するウェブページのアドレスが前記リンクワードに対応付けて記憶されており、前記システムサーバは、視聴者端末の送信信号から前記ブラウザの種類を識別する情報を取得するブラウザ識別情報取得手段を有しており、前記アドレス取得手段は、有効期限内にあるアドレスのうち、前記ブラウザ識別情報取得手段によって取得されたブラウザ識別情報に適応するアドレスを取得するようになっていることが好ましい。
【0012】
そして、このような構成を採用したことにより、視聴者端末からリンクワードが入力されると、ブラウザ識別情報取得手段が視聴者端末のブラウザ識別情報を取得し、アドレス取得手段が、有効期限内にあるアドレスのうち、ブラウザ識別情報に適応するアドレスを変換リストテーブル記憶手段から読み出して視聴者端末に出力し、所望のウェブページへアクセスさせる。
【0013】
さらに、本発明において、本ウェブページアクセスシステムを利用する契約をした広告主が、広告主端末から希望するリンクワードを新たに設定し得るようにするために、前記システムサーバは、さらに、前記広告主に付与したパスワードを記憶しているパスワード記憶手段と、前記広告主の端末から送信されるパスワードを受信するパスワード受信手段と、そのパスワードを受信した場合、前記パスワード記憶手段に記憶されたパスワードと合致するか否かを判定するパスワード判定手段と、前記広告主端末から送信される新たなリンクワードの申請を受信するリンクワード申請受信手段と、そのリンクワードの申請を受信した場合、そのリンクワードが変換リストテーブルに既登録または未登録かを判定するリンクワード既登録判定手段と、申請されたリンクワードが既に登録済みと判定された場合、そのリンクワードの登録を拒否するリンクワード登録拒否手段と、申請されたリンクワードが未登録と判定された場合、そのリンクワードの登録を行うリンクワード登録手段とを有していることが望ましい。
【0014】
そして、このような構成を採用したことにより、広告主の端末からパスワードが送信されると、パスワード受信手段がそのパスワードを受信し、パスワード判定手段によって、その受信したパスワードがパスワード記憶手段に記憶されたパスワードと合致するか否かが判定されて契約している広告主の認証が行われる。
そして、リンクワード申請受信手段が広告主端末から送信される新たなリンクワードの申請を受信すると、リンクワード既登録判定手段によってそのリンクワードが変換リストテーブルに既登録または未登録かが判定され、この判定の結果、既に登録済みと判定された場合、リンクワード登録拒否手段によってそのリンクワードの登録が拒否され、未登録と判定された場合、リンクワード登録手段によってそのリンクワードの登録が行われる。
【0015】
また、本発明において、前記システムサーバは、さらに、放送することが不適切な放送禁止用語を記憶している放送禁止用語記憶手段と、前記リンクワード申請受信手段がリンクワードの申請を受信した場合、前記放送禁止用語記憶手段から放送禁止用語を読み出し、申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当するか否かを判定する放送禁止用語判定手段とを有しており、その申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当すると判定された場合、前記リンクワード登録拒否手段がそのリンクワードの登録を拒否するようになっていることが好ましい。
【0016】
そして、このような構成を採用したことにより、広告主端末から新たな登録を希望するリンクワードが送信されると、リンクワード申請受信手段がそのリンクワードの申請を受信し、放送禁止用語判定手段によってそのリンクワードが放送禁止用語に該当するか否かが判定され、その結果、申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当すると判定された場合、リンクワード登録拒否手段がそのリンクワードの登録を拒否する。
【0017】
さらに、本発明において、前記システムサーバは、さらに、リンクワード、受信日時、および出力したアドレスを含むアドレス履歴データを記憶するアクセス履歴データ記憶手段と、広告主端末から送信されるアクセス履歴データの請求を受信する履歴データ請求受信手段と、そのアクセス履歴データの請求を受信した場合、前記アクセス履歴データ記憶手段を読み出して所定のアクセス履歴データを抽出するアクセス履歴データ抽出手段と、その抽出したアクセス履歴データを広告主端末へ出力するアクセス履歴データ出力手段とを有していることが好ましい。
【0018】
そして、このような構成を採用したことにより、広告主端末からアクセス履歴データの請求が送信されると、アクセス履歴データ請求受信手段がその請求を受信し、アクセス履歴データ抽出手段がアクセス履歴データ記憶手段を読み出して所定のアクセス履歴データを抽出する。そして、アクセス履歴データ出力手段によって、その抽出したアクセス履歴データが広告主端末へ出力される。
【0019】
また、本発明は、前述のウェブページアクセスシステムに限らず、例えば、所望のウェブページのアドレスを検索する機能を備えたポータルサイトを運営するシステムサーバを有し、テレビ放送またはラジオ放送によって前記ウェブページのアドレスを簡易に検索するためのリンクワードを視聴者に知らせるとともに、視聴者が各種の端末から前記ポータルサイトを介して前記リンクワードを入力した場合、該当するウェブページのアドレスを前記視聴者の端末に出力して所望のウェブページにアクセスさせるウェブページアクセス方法であって、前記システムサーバは、テレビまたはラジオの広告主が開設しているウェブページのアドレスに対応付けてリンクワードを設定しているとともに、これらの対応関係に有効期限を設定し、1つのリンクワードに時間帯に応じて異なるウェブページアドレスを対応付けてある変換リストテーブルを記憶しており、視聴者端末から送信された前記リンクワードを受信するリンクワード受信ステップと、このリンクワード受信ステップにおいてリンクワードを受信した日時を取得する受信日時取得ステップと、前記リンクワード受信ステップにおいて前記リンクワードが受信された場合、前記変換リストテーブルを読み出し、受信したリンクワードを検索するとともに、該当するリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内にあるアドレスを取得するアドレス取得ステップと、このアドレス取得ステップにおいて取得したアドレスを前記視聴者端末に出力するアドレス出力ステップとを有するウェブページアクセス方法にも適用することができ、同様の作用効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るウェブページアクセスシステムおよびウェブページアクセス方法の実施形態の一例を図面を用いて説明する。
【0021】
本実施形態におけるウェブページアクセスシステム1は、図1の概略構成図に示すように、主としてテレビまたはラジオで構成される広告媒体2と、この広告媒体2を視聴した視聴者がインターネットに接続するための視聴者端末3と、テレビやラジオ、ウェブページを介して視聴者に商品やサービスの広告活動を行う広告主がインターネットに接続するための広告主端末4と、前記視聴者端末3からリンクワードを受信して広告主のウェブページのアドレスを出力するシステムサーバ5とから構成されている。
【0022】
ここで、本実施形態におけるウェブページアクセスシステム1の各構成部についてより詳細に説明する。広告媒体2は、テレビ放送またはラジオ放送を通じて商品やサービスを宣伝するものであり、同時に、広告主である企業が運営するウェブページのアドレスに対応付けられたリンクワードを視聴者に知らせる手段に相当する。例えば、テレビであれば番組中にそのリンクワードをテロップで表示したり、ラジオであれば2、3回復唱したりして視聴者に知らせる。なお、前記広告媒体2は、新聞やチラシ等の印刷物も考えられるが、後述するように時間帯に応じてリンクワードに異なるアドレスを設定できる効果を考慮すると、テレビまたはラジオがより効果が高く好適である。
【0023】
つぎに、視聴者端末3および広告主端末4は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の通信機器である。これら通信機器は、モデムやターミナルアダプタまたは無線通信技術等を用いてインターネットに接続し、システムサーバ5にアクセスするようになっている。また、視聴者端末3および広告主端末4は、それぞれウェブページを閲覧するためのソフトウェアであるブラウザを備えている。このブラウザからURLが指定されると、このURLにリンクされているウェブページにアクセスされ、表示画面上に表示されるようになっている。
【0024】
つぎに、システムサーバ5は、ポータルサイトを運営するとともに、設定登録されるリンクワードとURLとの対応関係を管理するものである。そして、ポータルサイトを介して視聴者端末3からリンクワードが入力されると、このリンクワードに対応付けられたウェブページにアクセスさせる機能を備えている。
【0025】
また、このシステムサーバ5は、図2に示すように、主として各種データを記憶するメモリやハードディスク等で構成される記憶装置6と、各構成部を制御するとともに各種データを演算処理するCPU(Central Processing Unit)等で構成される演算処理装置7と、視聴者端末3や広告主端末4との間で各種データの送受信を行うモデム等で構成されるデータ送受信装置8とから構成されている。
【0026】
このようなシステムサーバ5についてより具体的に説明すると、記憶装置6は、データを一時的に蓄えて演算処理装置7の演算処理に供するメモリと、大量のデータを記憶するハードディスクとから構成されている。このハードディスクは、リンクワードとURLとの対応関係を設定する変換リストテーブルを記憶するための変換リストテーブル記憶手段6aと、本システム1を利用する契約をした広告主に付与するパスワードを記憶するパスワード記憶手段6bと、放送することが不適切な放送禁止用語を記憶している放送禁止用語記憶手段6cと、視聴者端末3のアクセス履歴であるアクセス履歴データを記憶するためのアクセス履歴データ記憶手段6dとを有している。
【0027】
ここで、本実施形態で使用する変換リストテーブルについて図3を用いて説明する。変換リストテーブルは、広告主の開設する所望のウェブページのURLと、このURLに対応付けられたリンクワードと、これらの対応関係の期限を設定する有効期限と、各データを管理するための管理IDと、広告主名と、広告主毎に発行されるデータの設定・変更・読出し等に必要なパスワードとを含んでいる。
【0028】
ここで、リンクワードは広告主の希望する言葉や数字、アルファベット等から構成される。例えば、広告主が自動車メーカーA社である場合、リンクワードを「車」のように短い単語であって、自社商品を想起し易い言葉を選んで設定するようになっている。もちろん、後述するように、既に登録されているリンクワードは、有効期限が重複して登録されないようになっている。
【0029】
また、リンクワードの有効期限およびそのリンクワードに関連づけるURLは、テレビまたはラジオの視聴者層を考慮して広告・宣伝効果が上がるように適宜設定される。例えば、平日の視聴者層を考えると、午前6時から午前10時頃の通勤前や通学前の時間帯であれば、会社員や小中高生が視聴者層に多いため、自動車メーカーA社は、会社員や子供向けのテレビコマーシャルを放映するとともに、社用車に好適なエコカーや子供の安全性を主張する自動車を紹介するウェブページアドレスをリンクワードに対応付けるのが好ましい。また、午前10時から午後6時頃の時間帯は、家事を行う主婦層が視聴者層に多いため、主婦層に人気のある軽自動車系の車種をテレビコマーシャルで放映するとともに、小回りが利き買い物に便利でデザインの良さを強調するウェブページアドレスをリンクワードに対応付けておくのが好ましい。さらに、午後6時から午後10時頃の時間帯は、家族の団欒であったり、夕食の時間であるため、乗車定員が多くて家族の移動に便利なファミリーカーを紹介するテレビコマーシャルとともに、ワンボックスカー等のウェブページアドレスをリンクワードに対応付けておくのが好ましい。そして、午後10時から翌朝6時頃の時間帯は、大学生等の若年層が視聴者層に多いため、若者向けのスポーツカーを紹介するテレビコマーシャルを放映するとともに、スピードや足回りの良さを主張するウェブページのアドレスをリンクワードに対応付けることが好ましい。このように、テレビやラジオの視聴者層を意識して番組で伝えるリンクワードに需要ターゲットを絞ったウェブページを対応付けるように変換リストテーブルを設定するようになっている。これらは、平日の有効期限の設定例であるが、休日の場合にはファミリーカーのウェブページへアクセスする有効期限を長く設定するようになっている。
【0030】
さらに、リンクワードに対応付けるウェブページのURLは、視聴者端末3のブラウザ別に用意されている。これは、ブラウザがその種類によって閲覧可能なウェブページが限られているからである。本実施形態では、視聴者端末3としてパーソナルコンピュータおよび3種類の携帯電話を想定し、広告主が各ブラウザに適応して閲覧可能なウェブページを用意している。たとえば、図3の管理ID001のリストであれば、1番目のURLがパーソナルコンピュータ用ブラウザに適応したウェブページのアドレスであり、2番目から4番目までのURLが各種携帯電話のブラウザに適応したウェブページのアドレスである。以上のように各ブラウザに対応したウェブページを用意しておき、アクセスしてきた視聴者端末3のブラウザ識別情報を取得して、そのブラウザ識別情報に応じたアドレス情報を提供するようになっている。
【0031】
また、アクセス履歴データ記憶手段6dによって記憶されるアクセス履歴データついて図4を用いて説明する。アクセス履歴データは、視聴者端末3から入力されたリンクワードを受信した日時と、その入力されたリンクワードと、視聴者端末3のIPアドレスである視聴者IPと、当該リンクワードを設定した広告主名と、視聴者端末3に出力したリンク先のURLとを含んでいる。
【0032】
例えば、図4に示すように、履歴データ1は、IPアドレスが「1.2.3.4」の視聴者端末3から、2003年1月1日の午前9時に「車」というリンクワードが入力され、「http://www.a.com/car1/pc」のURLを出力したことを示している。これは、図3に示す変換リストテーブルの管理ID001の変換リストに従って該当するURLを出力したことがわかる。また、履歴データ2は、IPアドレスが「5.6.7.8」の視聴者端末3から、2003年1月1日の午後2時に「車」というリンクワードが入力され、URLが「http://www.a.com/car2/docomo」のウェブページにアクセスさせたことを示している。これは、図3に示す変換リストテーブルの管理ID002の変換リストに従って該当するURLを出力したことがわかる。
【0033】
以上のようなアクセス履歴データは、テレビ放送の視聴者を所望のウェブページへ誘導できたかを分析するのに使用したり、あるいはリンクワードを利用するアクセス数に応じて課金するのに利用する。
【0034】
つぎに、演算処理装置7について説明する。演算処理装置7は、主として、リンクワードを登録する処理、リンクワードに対応するウェブページのアドレスを提供する処理、およびリンクワードを使ったアクセス履歴を提供する処理を実行するようになっている。
【0035】
これらの処理を実行するための構成部として、演算処理装置7は、本システム1の利用契約を結んでいる広告主に付与したパスワードを受信するパスワード受信手段7aと、その受信したパスワードがパスワード記憶手段6bに記憶されているパスワードと合致するか否かを判定するパスワード判定手段7bと、広告主端末4から送信される新たなリンクワードの登録申請を受信するリンクワード申請受信手段7cと、申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当しないか判定する放送禁止用語判定手段7dと、登録を希望するリンクワードが既に登録済みか未登録かを判定するリンクワード既登録判定手段7eと、放送禁止用語または既登録済みのリンクワードの登録を拒否するリンクワード登録拒否手段7fと、申請されたリンクワードが未登録の場合にリンクワードを変換リストテーブルに登録するリンクワード登録手段7gと、視聴者端末3からのアクセス要求に応じてポータルサイトを送信するポータルサイト送信手段7hと、視聴者端末3から送信されたリンクワードをデータ送受信装置8を介して受信するリンクワード受信手段7iと、このリンクワード受信手段7iによってリンクワードを受信した日時を取得する受信日時取得手段7jと、視聴者端末3のブラウザを識別するブラウザ識別情報を取得するブラウザ識別情報取得手段7kと、受信したリンクワードを前記変換リストテーブルで検索し、該当するリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内であってブラウザ識別情報に適応するアドレスを取得するアドレス取得手段7lと、これにより取得されたアドレスを視聴者端末3に出力するアドレス出力手段7mと、広告主端末4から送信されるアクセス履歴データの請求信号を受信する履歴データ請求受信手段7nと、広告主端末4からの要求に応えてアクセス履歴データ記憶手段6dから所定のアクセス履歴データを抽出するアクセス履歴データ抽出手段7oと、広告主端末4にアクセス履歴データを出力するアクセス履歴データ出力手段7pとから構成されている。
【0036】
パスワード受信手段7aは、利用契約している広告主端末4から送信されたパスワードをデータ送受信装置8を介して受信するようになっている。これを受信すると、パスワード判定手段7bが、当該パスワードがパスワード記憶手段6bに記憶されているパスワードに合致するか否かを判定し、契約者からのアクセスか否かを認証する。パスワード判定手段7bによって認証されると、広告主端末4から新たに登録を希望するリンクワードが送信されるため、これをリンクワード申請受信手段7cがデータ送受信装置8を介して受信する。このリンクワードの申請が受信されると、放送禁止用語判定手段7dが、放送禁止用語記憶手段6cを読み出して当該リンクワードが放送禁止用語に該当しないか判定するようになっている。また、放送禁止用語に該当しなかった場合、リンクワード既登録判定手段7eが、変換リストテーブル記憶手段6aから変換リストテーブルを読み出し、既に登録済みか未登録かを判定する。このとき、登録済みであっても有効期限によっては空いている時間帯等が存在するため、有効期限とともに登録状況を広告主端末4に出力するようにしてもよい。そして、リンクワード登録拒否手段7fは、以上の判定結果に基づき、放送禁止用語に該当するリンクワードまたは既登録済みのリンクワードの重複登録を拒否するようになっている。また、リンクワード登録手段7gは、登録可能なリンクワードであると判定されれば、申請されたリンクワードを変換リストテーブルに追加登録あるいは変更登録するようになっている。このとき、特に広告主端末4から有効期限の指定がなければ、リンクワード登録手段7gが全期間を有効期限として設定し、具体的な期限が指定されればその期間を有効期限として設定するようになっている。そして、登録が成功した場合には、その旨を広告主端末4に通知する。
【0037】
また、ポータルサイト送信手段7hは、視聴者端末3からのアクセス要求に応じて記憶装置6のハードディスク内に格納されているポータルサイトのトップページのソースデータを読み出し、データ送受信装置8を介して視聴者端末3に送信する。そして、リンクワード受信手段7iは、視聴者端末3から送信されるリンクワードをデータ送受信装置8を介して受信し、記憶装置6のメモリ内に格納する。また、受信日時取得手段7jは、演算処理装置7内に設けられた図示しないタイマーからリンクワードを受信した日時を取得し、記憶装置6のメモリ内に格納する。さらに、ブラウザ識別情報取得手段7kは、視聴者端末3からの送信データ中からブラウザ識別情報を取得し、記憶装置6のメモリ内に格納するようになっている。
【0038】
つぎに、アドレス取得手段7lは、メモリ内に格納されているリンクワードが変換リストテーブルに登録されているリンクワードと合致するか否かを検索する。そして、合致すると判定した場合、メモリ内に格納されている受信日時を参照して、有効期限内であってブラウザ識別情報に適応するURLを取得する。このURLをアドレス出力手段7mによって視聴者端末3に出力するようになっている。
【0039】
一方、広告主端末4からアクセス履歴データの請求信号が送信されると、前述したパスワード判定手段7bによって正式契約者か否かが判定された後に、アクセス履歴データの出力処理が開始される。広告主端末4から送信された請求信号は、履歴データ請求受信手段7nによって受信される。広告主端末4からはアクセス履歴データのうち、任意のデータを要求し得る。例えば、欲しいデータの期間を指定したり、アドレス毎に出力を求めたり、課金情報を要求できるようになっている。これらの出力内容の条件を受信すると、アクセス履歴データ抽出手段7oがアクセス履歴データ記憶手段6dを読み出し、所定のアクセス履歴データを抽出するようになっている。抽出されたデータは、アクセス履歴データ出力手段7pによってデータ送受信装置8を介して広告主端末4に出力される。
【0040】
つぎに、本実施形態におけるウェブページアクセス方法について、図5から図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0041】
図5は、広告主端末4から希望のリンクワードを任意に設定する方法を示すフローチャートである。広告主端末4からリンクワードを設定登録する場合、まず、利用契約をしている広告主であるかの認証を行う。システムサーバ5から広告主端末4へパスワード入力画面を出力し、前記広告主端末4からパスワードが送信されると(ステップS1)、これをパスワード受信手段7aが受信する(ステップS2)。パスワードを受信すると、パスワード判定手段7bがパスワード記憶手段6bを参照して当該パスワードを認証する(ステップS3)。これによりパスワードが認証されると、新たに設定を希望するリンクワードが送信され(ステップS4)、これをリンクワード申請受信手段7cが受信する(ステップS5)。
【0042】
そして、放送禁止用語判定手段7dによって申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当するか否か判定される(ステップS6)。この結果、YESの場合、つまり放送禁止用語に該当する場合には、リンクワード登録拒否手段7fによってそのリンクワードの登録が拒否され、その旨が広告主端末4へ通知される(ステップS7)。
【0043】
ステップS6において、NOの場合、つまり申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当しない場合、さらに、リンクワード既登録判定手段7eによって当該リンクワードが既に登録済み否かが判定される(ステップS8)。この結果、YESの場合、つまりリンクワードが既に登録済みの場合には、有効期限をずらして登録を希望しない限り、リンクワード登録拒否手段7fによって登録が拒否され、その旨が広告主端末4へ通知される(ステップS9)。一方、ステップS8において、NOの場合、つまり申請されたリンクワードが未登録の場合、リンクワード登録手段7gによってそのリンクワードが変換リストテーブルに登録される(ステップS10)。続いて、広告主端末4から前記リンクワードの有効期限が送信され(ステップS11)、リンクワード登録手段7gによってその有効期限が前記リンクワードに対応付けて変換リストテーブルに設定される(ステップS12)。これにより所定のウェブページアドレスに対し、広告主が希望するリンクワードの設定が完了する。
【0044】
つぎに、視聴者端末3から入力されたリンクワードを受信して所定のウェブページアドレスを取得し、返信して所定のウェブページにアクセスする方法について図6により説明する。上述した方法により変換リストテーブルの設定が完了すると、広告主は登録したリンクワードを広告媒体2であるテレビコマーシャルによってテロップ等を使って紹介し、視聴者に広く知らせる。それと同時に、テレビ局の開設するポータルサイトにそのリンクワードを入力すると、その広告媒体2では紹介することができなかった情報がウェブページにアクセスすれば入手できることを知らせる。
【0045】
このようにしてリンクワードを知った視聴者が、その広告内容に興味を持った場合、視聴者端末3を用いてシステムサーバ5が運営するポータルサイトにアクセスする(ステップS21)。そして、視聴者端末3からアクセス要求を受けたシステムサーバ5は、ポータルサイトのソースを視聴者端末3に送信し(ステップS22)、そのソースを受信した視聴者端末3は、ブラウザにポータルサイトのトップページを表示する(ステップS23)。
【0046】
そして、そのポータルサイトに設けられたリンクワード入力エリアに視聴者が前記リンクワードを入力すると(ステップS24)、システムサーバ5がそのリンクワードを受信するとともに(ステップS25)、システムサーバ内に設けられた図示しないタイマーから受信日時を取得し(ステップS26)、さらに視聴者端末3のブラウザ識別情報を取得する(ステップS27)。このようにデータ送受信装置8を介して取得された各種の情報は、記憶装置6のメモリに格納されて後述する処理に供される。
【0047】
つぎに、メモリに格納されたリンクワード、その受信日時およびブラウザ識別情報に基づいて、変換リストテーブル内に登録されているデータを検索し、該当するウェブページのアドレスを取得する(ステップS28)。具体的には、まず受信したリンクワードが変換リストテーブルに登録されているリンクワードと合致するか否かを判定し、合致するリンクワードがなければその旨を視聴者端末3に送信し、ステップS24に戻って視聴者に他のリンクワードの入力を促す。一方、合致するリンクワードがあった場合、リンクワードの受信日時に該当する有効期限のアドレスを検索する。さらに、該当するアドレスのうち、ブラウザ識別情報に適応したアドレスを取得する。
【0048】
そして、ステップS28において取得したウェブページのアドレスを視聴者端末3に送信する(ステップS29)。これにより、視聴者端末3はポータルサイトから入力したリンクワードに対応するウェブページのアドレスを取得し(ステップS30)、ブラウザ上に所望のウェブページを表示する(ステップS31)。
【0049】
一方、視聴者端末3にアドレスを送信したシステムサーバ5は、送信したアドレスをはじめ受信したリンクワード等から構成されるアクセス履歴データをハードディスクに記憶し(ステップS32)、リンクワードの利用状況や効果、課金情報として利用し得るようにする。
【0050】
つぎに、本実施形態におけるアクセス履歴データの取得方法について図7を参照しつつ説明する。広告主が本システム1を利用することによるウェブページへのアクセス状況やテレビ広告の効果、あるいは本システム1を利用した課金情報を閲覧したい場合は、広告主端末4からシステムサーバ5にアクセスしてパスワードを送信する(ステップS41)。システムサーバ5のパスワード判定手段7bによって認証が完了すると(ステップS42)、広告主端末4からアクセス履歴データの出力条件が送信される(ステップS43)。履歴データ請求受信手段7nによってその出力条件が受信されると(ステップS44)、アクセス履歴データ抽出手段7oがアクセス履歴データ記憶手段6dを読み出し、所定の出力条件に合ったアクセス履歴データや課金情報を抽出し(ステップS45)、アクセス履歴データ出力手段7pによって広告主端末4へ出力する(ステップS46)。これにより、広告主はアクセス履歴データや課金情報を取得する(ステップS47)。
【0051】
以上のように本実施形態によれば、テレビ放送またはラジオ放送によって知らされた簡単なリンクワードをポータルサイト上で入力するだけで、このリンクワードに対応付けられたウェブページに速やかにアクセスすることができる。
【0052】
また、テレビやラジオの広告主は、リンクワードとウェブページの対応関係に有効期限を設定することで、1つのリンクワードであっても曜日や時間帯に応じて異なるウェブページを対応付けられ、曜日や時間帯によってテレビの視聴者層(需要者層)が異なる事実をうまく利用し、より購買意欲の高い需要者を所望のウェブページへ効果的に誘導して広告・宣伝効果を高めることができる。
【0053】
また、情報送受信端末の多様化に伴ってウェブページも各機種に適応できるウェブページが作成されているため、本実施形態では、そのようなブラウザに応じたアドレスの設定ができるようにし、かつ、ブラウザ識別情報を取得して適切なウェブページのアドレスを視聴者端末3に送信できるようにしている。
【0054】
さらに、リンクワード既登録判定手段7eや放送禁止用語判定手段7dを備えることにより、広告主が自ら好きなリンクワードをインターネットを介して自動的に設定できるようにし、視聴率の状況や市場の動きに応じて俊敏に対応できるようになっている。
【0055】
さらにまた、放送禁止用語判定手段7dが放送できないリンクワードの登録を拒否するため、テレビやラジオと連動して効果を高める本ウェブページアクセスシステム1の機能を確保することができる。
【0056】
また、広告主はインターネットを介してアクセス履歴データをいつでも取得できるため、視聴者とウェブページとの連動性を適宜分析できるし、その結果に基づいてリンクワード自体の変更や有効期限の変更を行ってより効果的に本ウェブページアクセスシステム1を利用することが可能となる。
【0057】
なお、本発明に係るウェブページアクセスシステム1およびウェブページアクセス方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
【0058】
例えば、前述した実施形態においては、登録するリンクワードは1つだけであったが、複数個を登録してもよい。前述の例で言えば、リンクワードが「車」の場合、その他に「CAR」や「クルマ」等の同義語を設定する。これにより、万一、視聴者がリンクワードを正確に覚えていなかった場合でも、所望のウェブページにアクセスさせることができる。
【0059】
また、広告主端末4から新たなリンクワードが設定されたり、変更された場合、その内容をインターネットを介してテレビ局側の放送設備に連動させ、自動的にテロップの変更ができるようにしてもよい。これによりテレビ放送により知らせる予定のリンクワードを速やかに変更することができ、広告媒体2との連動性を確保できるようになる。
【0060】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、テレビ放送またはラジオ放送によって知らされた簡単なリンクワードをポータルサイト上で入力するだけで、このリンクワードに対応付けられたウェブページに速やかにアクセスすることができるとともに、リンクワードとウェブページの対応関係に有効期限を設定することで、1つのリンクワードであっても曜日や時間帯に応じて異なるウェブページを対応させることができ、曜日や時間帯に応じてより購買意欲の高い視聴者層(需要者層)を所望のウェブページへ効果的に誘導することができ、広告・宣伝効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェブページアクセスシステムの実施形態を示す概略構成図である。
【図2】本実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における変換リストテーブルを示す図である。
【図4】本実施形態におけるアクセス履歴データを示す図である。
【図5】本発明に係るウェブページアクセス方法におけるリンクワードの登録処理を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に係るウェブページアクセス方法における所定のウェブページアドレスの送信処理を示すフローチャート図である。
【図7】本発明に係るウェブページアクセス方法におけるアクセス履歴データの出力処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ウェブページアクセスシステム
2 広告媒体
3 視聴者端末
4 広告主端末
5 システムサーバ
6 記憶装置
6a 変換リストテーブル記憶手段
6b パスワード記憶手段
6c 放送禁止用語記憶手段
6d アクセス履歴データ記憶手段
7 演算処理装置
7a パスワード受信手段
7b パスワード判定手段
7c リンクワード申請受信手段
7d 放送禁止用語判定手段
7e リンクワード既登録判定手段
7f リンクワード登録拒否手段
7g リンクワード登録手段
7h ポータルサイト送信手段
7i リンクワード受信手段
7j 受信日時取得手段
7k ブラウザ識別情報取得手段
7l アドレス取得手段
7m アドレス出力手段
7n 履歴データ請求受信手段
7o アクセス履歴データ抽出手段
7p アクセス履歴データ出力手段
8 データ送受信装置

Claims (10)

  1. 所望のウェブページのアドレスを検索する機能を備えたポータルサイトを運営するシステムサーバを有し、テレビ放送またはラジオ放送によって前記ウェブページのアドレスを簡易に検索するためのリンクワードを視聴者に知らせるとともに、視聴者が各種の端末から前記ポータルサイトを介して前記リンクワードを入力した場合、該当するウェブページのアドレスを前記視聴者の端末に出力して所望のウェブページにアクセスさせるウェブページアクセスシステムであって、
    前記システムサーバは、
    テレビまたはラジオの広告主が開設しているウェブページのアドレスに対応付けてリンクワードを設定するとともに、これらの対応関係に有効期限を設定し、1つのリンクワードに時間帯に応じて異なるウェブページアドレスを対応付けてある変換リストテーブルを記憶する変換リストテーブル記憶手段と、
    視聴者端末から送信された前記リンクワードを受信するリンクワード受信手段と、
    このリンクワード受信手段が受信した日時を取得する受信日時取得手段と、
    前記リンクワード受信手段によって前記リンクワードが受信された場合、前記変換リストテーブル記憶手段から変換リストテーブルを読み出し、受信したリンクワードを検索するとともに、該当するリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内にあるアドレスを取得するアドレス取得手段と、
    このアドレス取得手段によって取得されたアドレスを前記視聴者端末に出力するアドレス出力手段とを備えたことを特徴とするウェブページアクセスシステム。
  2. 請求項1において、前記変換リストテーブル記憶手段には、さらに、前記視聴者端末のブラウザの種類に適応するウェブページのアドレスが前記リンクワードに対応付けて記憶されており、
    前記システムサーバは、視聴者端末の送信信号から前記ブラウザの種類を識別する情報を取得するブラウザ識別情報取得手段を有しており、
    前記アドレス取得手段は、有効期限内にあるアドレスのうち、前記ブラウザ識別情報取得手段によって取得されたブラウザ識別情報に適応するアドレスを取得するようになっていることを特徴とするウェブページアクセスシステム。
  3. 請求項1または請求項2において、本ウェブページアクセスシステムを利用する契約をした広告主が、広告主端末から希望するリンクワードを新たに設定し得るようにするために、前記システムサーバは、さらに、
    前記広告主に付与したパスワードを記憶しているパスワード記憶手段と、
    前記広告主の端末から送信されるパスワードを受信するパスワード受信手段と、
    そのパスワードを受信した場合、前記パスワード記憶手段に記憶されたパスワードと合致するか否かを判定するパスワード判定手段と、
    前記広告主端末から送信される新たなリンクワードの申請を受信するリンクワード申請受信手段と、
    そのリンクワードの申請を受信した場合、そのリンクワードが変換リストテーブルに既登録または未登録かを判定するリンクワード既登録判定手段と、
    申請されたリンクワードが既に登録済みと判定された場合、そのリンクワードの登録を拒否するリンクワード登録拒否手段と、
    申請されたリンクワードが未登録と判定された場合、そのリンクワードの登録を行うリンクワード登録手段とを有することを特徴とするウェブページアクセスシステム。
  4. 請求項3において、前記システムサーバは、さらに、
    放送することが不適切な放送禁止用語を記憶している放送禁止用語記憶手段と、
    前記リンクワード申請受信手段がリンクワードの申請を受信した場合、前記放送禁止用語記憶手段から放送禁止用語を読み出し、申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当するか否かを判定する放送禁止用語判定手段とを有しており、その申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当すると判定された場合、前記リンクワード登録拒否手段がそのリンクワードの登録を拒否することを特徴とするウェブページアクセスシステム。
  5. 請求項3または請求項4において、前記システムサーバは、さらに、リンクワード、受信日時、および出力したアドレスを含むアドレス履歴データを記憶するアクセス履歴データ記憶手段と、
    広告主端末から送信されるアクセス履歴データの請求を受信する履歴データ請求受信手段と、
    そのアクセス履歴データの請求を受信した場合、前記アクセス履歴データ記憶手段を読み出して所定のアクセス履歴データを抽出するアクセス履歴データ抽出手段と、
    その抽出したアクセス履歴データを広告主端末へ出力するアクセス履歴データ出力手段とを有していることを特徴とするウェブページアクセスシステム。
  6. 所望のウェブページのアドレスを検索する機能を備えたポータルサイトを運営するシステムサーバを有し、テレビ放送またはラジオ放送によって前記ウェブページのアドレスを簡易に検索するためのリンクワードを視聴者に知らせるとともに、視聴者が各種の端末から前記ポータルサイトを介して前記リンクワードを入力した場合、該当するウェブページのアドレスを前記視聴者の端末に出力して所望のウェブページにアクセスさせるウェブページアクセス方法であって、
    前記システムサーバは、テレビまたはラジオの広告主が開設しているウェブページのアドレスに対応付けてリンクワードを設定しているとともに、これらの対応関係に有効期限を設定し、1つのリンクワードに時間帯に応じて異なるウェブページアドレスを対応付けてある変換リストテーブルを記憶しており、
    視聴者端末から送信された前記リンクワードを受信するリンクワード受信ステップと、
    このリンクワード受信ステップにおいてリンクワードを受信した日時を取得する受信日時取得ステップと、
    前記リンクワード受信ステップにおいて前記リンクワードが受信された場合、前記変換リストテーブルを読み出し、受信したリンクワードを検索するとともに、該当するリンクワードに対応するアドレスのうち、受信日時が有効期限内にあるアドレスを取得するアドレス取得ステップと、
    このアドレス取得ステップにおいて取得したアドレスを前記視聴者端末に出力するアドレス出力ステップとを有することを特徴とするウェブページアクセス方法。
  7. 請求項6において、前記変換リストテーブルには、さらに、前記視聴者端末のブラウザの種類に適応するウェブページのアドレスが前記リンクワードに対応付けて記憶されており、
    前記システムサーバは、視聴者端末の送信信号から前記ブラウザの種類を識別する情報を取得するブラウザ識別情報取得ステップを有しており、
    前記アドレス取得ステップでは、有効期限内にあるアドレスのうち、前記ブラウザ識別情報取得ステップにおいて取得されたブラウザ識別情報に適応するアドレスを前記変換リストテーブルから読み出して前記視聴者端末に出力するようになっていることを特徴とするウェブページアクセス方法。
  8. 請求項6または請求項7において、本ウェブページアクセス方法を利用する契約をした広告主が、広告主端末から希望するリンクワードを新たに設定し得るようにするために、前記システムサーバは、さらに、前記広告主に付与したパスワードを記憶しており、
    前記広告主の端末から送信されるパスワードを受信するパスワード受信ステップと、
    そのパスワードを受信した場合、前記パスワード記憶ステップにおいて記憶されたパスワードと合致するか否かを判定するパスワード判定ステップと、
    前記広告主端末から送信される新たなリンクワードの申請を受信するリンクワード申請受信ステップと、
    そのリンクワードの申請を受信した場合、そのリンクワードが変換リストテーブルに既登録または未登録かを判定するリンクワード既登録判定ステップと、
    申請されたリンクワードが既に登録済みと判定された場合、そのリンクワードの登録を拒否するリンクワード登録拒否ステップと、
    申請されたリンクワードが未登録と判定された場合、そのリンクワードの登録を行うリンクワード登録ステップとを有することを特徴とするウェブページアクセス方法。
  9. 請求項8において、前記システムサーバは、さらに、放送することが不適切な放送禁止用語を記憶しており、
    前記リンクワード申請受信ステップにおいてリンクワードの申請を受信した場合、前記放送禁止用語を読み出し、申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当するか否かを判定する放送禁止用語判定ステップを有しており、
    その申請されたリンクワードが放送禁止用語に該当すると判定された場合、前記リンクワード登録拒否ステップにおいてそのリンクワードの登録を拒否することを特徴とするウェブページアクセス方法。
  10. 請求項8または請求項9において、前記システムサーバは、さらに、リンクワード、受信日時、および出力したアドレスを含むアドレス履歴データを記憶しており、
    広告主端末から送信されるアクセス履歴データの請求を受信する履歴データ請求受信ステップと、
    そのアクセス履歴データの請求を受信した場合、前記アクセス履歴データを読み出して所定のアクセス履歴データを抽出するアクセス履歴データ抽出ステップと、
    その抽出したアクセス履歴データを広告主端末へ出力するアクセス履歴データ出力ステップとを有していることを特徴とするウェブページアクセス方法。
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