JP2004226386A - レンズメータ - Google Patents

レンズメータ Download PDF

Info

Publication number
JP2004226386A
JP2004226386A JP2003046570A JP2003046570A JP2004226386A JP 2004226386 A JP2004226386 A JP 2004226386A JP 2003046570 A JP2003046570 A JP 2003046570A JP 2003046570 A JP2003046570 A JP 2003046570A JP 2004226386 A JP2004226386 A JP 2004226386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
light
refractive power
optical system
inspected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003046570A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
敏行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomey Corp
Original Assignee
Tomey Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomey Corp filed Critical Tomey Corp
Priority to JP2003046570A priority Critical patent/JP2004226386A/ja
Publication of JP2004226386A publication Critical patent/JP2004226386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

【目的】被検レンズに2つ以上の異なった照射角度をもつ投光光束を照射し、そこからの透過光から被検レンズの屈折力を広範囲で測定するレンズメータ。
【構成】被検レンズに対し、照射光束の入射角度が発散、平行、集光の3種類の内、2つ以上の異なった角度をもつ投光光学系をもつ。2つ以上の投光光学系の光源は、固定された集光レンズに対し軸方向に可動でき、この光源移動量から屈折力が計算できる。また、2つ以上の固定された光源がハーフミラー等で分割され、選択的に測定した値から屈折力が計算できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、眼科/眼鏡分野における眼鏡レンズ、コンタクトレンズ等の屈折力を測定するレンズメータに関するものである。
【0002】
【従来技術】
眼科、眼鏡分野においては、眼鏡レンズ、コンタクトレンズの屈折力(焦点距離)を測定する装置としてレンズメータがあった。これは被検レンズを装置のレンズ置き台にのせ、平行光束を照射し、レンズ透過後の焦点位置を測定し屈折力を計算するものである。近年、累進多焦点レンズの普及によりレンズの広範囲にわたり屈折力分布を測定できる装置が普及し始めている。これはレンズの広範囲に特定パターンを通した平行光束を入射させ、透過されたパターンの変化を受光素子で検知し、演算によって屈折力の分布を求めて色別にマップ表示する装置である。
【0003】
しかしながら負の高屈折力レンズを測定する場合には被検レンズ透過後の光束が大きくなり、受光光学系に要求される光学的性能は、焦点距離は短くかつ有効径は大きくといった非常に高度な仕様が要求され実現が難しいとされてきた。このために例えば透過後の焦点位置近辺にスリガラス等を置いて一旦像として固定させ、その像を新たな物体として受光光学系で検知するという方式が一般に取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のようなスリガラス等を使うことなく、また、受光光学系の有効径を大きくするなどの要求仕様を高度にすることなく、高屈折力の広範囲屈折力測定を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
被検レンズに光束を照射し、その透過後の光束を走査測定し被検レンズの後側屈折力を測定するレンズメータにおいて、照射光束の広がり角度を2つ以上もつ投光光学系を有するレンズメータを提供する。このレンズメータの投光光学系の照射角度が、被検レンズに対し発散、平行、集光の3種類のうち2つ以上の違った種類の照射角度であることを特長とし、この実現方法が投光光学系の固定された集光レンズに対し、光源が軸方向に移動することで実現されたことを特長とした、あるいは、投光光学系の集光レンズに対し、複数の固定された光源で実現されたことを特長としたレンズメータである。
【0006】
【作用】
レンズの屈折力分布を広い範囲で測定しようとする時、通常のレンズメータのように平行光束を照射した時には透過後の光線は屈折を受け、特に負の高い屈折力をもつレンズの場合は発散する角度が大きくなり、受光光学系の対物レンズの有効径の中に納まらなくなる。本発明では予め被検レンズへの入射光束の集光角度をいくつか設定しておき、被検レンズの屈折力に応じて投光光学系の使い分けをして透過後の光線が受光光学系の有効径の中に納まるようにするのである。ひとつの方法として、被検レンズ透過後の光束が一定の大きさになるように光源を可動しその移動量で屈折力を加減する方法がある。あるいは、光源の移動は一定の段階移動にして、同じく受光素子上での変動分を加減する方法がある。もうひとつの方法は光源と集光レンズの組になったものをいくつか用意してそれを切り替えて投光光学系を複数つくる方法である。
【0007】
【実施例】
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳述する。図1はその実施例の一つであり、レンズメータの基本的原理は特許3150404号に述べられたレンズメータに適用した例である。図1のレンズメータでは、投光光学系の光源が移動するタイプで、図2では二つの投光光学系の混合タイプになっている。共に照射光束の角度を変えて被検レンズに入射することに変わりはなく、このレンズ透過後の光束が対物レンズによりチョッパー面を通過して結像レンズを経て受光素子に結像する。受光素子には図3のような多数の受光点81があり、各点の検知時間差をチョッパーの回転速度で決めている。各点の検知時間差を長さに変換することで被検レンズの屈折力分布に換算されるのである。
【0008】
図5は図4で示されたチョッパにより図3の受光素子が次々と遮光を受けていく様子を表している。つまり、チョッパーのエッジ51、52が時間とともに受光点82を遮断、開さんする様子を示している。図6は受光素子の点82での検知信号の時間変化を表わしている。それぞれの立ち下がりの時刻T1、T2を電気回路で読み取ることより点82の受光位置が長さに換算されるのである。この得られた時間から位置座標あるいは屈折力への換算は前述の特許にて詳述されているのでここでは省く。
【0009】
【発明の効果】
本発明で示されたレンズへの入射角度を変化させることにより、高い屈折力のレンズに対してもレンズの広い範囲の屈折力分布を測定することができるのである。この方法により開口係数の大きな受光光学系は不要になり、また、スリガラスのような一時的に像を新たな物体と見なす必要もないコンパクトで精度の高いレンズメータが供給できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズメータの光学図(光源移動方式)。
【図2】本発明のレンズメータの光学図(投光光学系選択方式)。
【図3】受光素子
【図4】チョッパー
【図5】チョッパーと多点受光素子
【図6】チョッパーの遮光による信号チャート
【符号の説明】
1 投光点光源
2 集光レンズ
3 被検レンズ
4 受光系対物レンズ
5 チョッパー
6 モーター
7 結像レンズ
8 受光素子
10 分岐ミラー
50 チョッパー回転中心
51、52チョッパーのエッジ
53 チョッパーの孔部分
54 チョッパー回転検知用孔
55 装置光軸の軌跡
81,82 受光点のひとつ

Claims (4)

  1. 被検レンズに光束を照射し、その透過後の光束を走査測定し被検レンズの後側屈折力を測定するレンズメータにおいて、照射光束の広がり角度を2つ以上もつ投光光学系を有する広範囲測定のためのレンズメータ。
  2. 投光光学系の照射角度が、被検レンズに対し発散、平行、集光の3種類のうち2つ以上の違った種類の照射角度であることを特長とした請求項1に記載のレンズメータ。
  3. 投光光学系の異なった照射角度が、投光光学系の固定された集光レンズに対し、光源が軸方向に移動することで実現されたことを特長とした請求項1に記載のレンズメータ。
  4. 投光光学系の異なった照射角度が、対応する投光光学系の集光レンズに対し、複数の固定された光源で実現されたことを特長とした請求項1に記載のレンズメータ。
JP2003046570A 2003-01-20 2003-01-20 レンズメータ Pending JP2004226386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003046570A JP2004226386A (ja) 2003-01-20 2003-01-20 レンズメータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003046570A JP2004226386A (ja) 2003-01-20 2003-01-20 レンズメータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004226386A true JP2004226386A (ja) 2004-08-12

Family

ID=32905567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003046570A Pending JP2004226386A (ja) 2003-01-20 2003-01-20 レンズメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004226386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017509880A (ja) * 2014-02-27 2017-04-06 エシロール アテルナジオナール カンパニー ジェネラーレ デ オプティックEssilor International Compagnie Generale D’ Optique 眼用レンズの少なくとも1つの特性点を定位する光学機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017509880A (ja) * 2014-02-27 2017-04-06 エシロール アテルナジオナール カンパニー ジェネラーレ デ オプティックEssilor International Compagnie Generale D’ Optique 眼用レンズの少なくとも1つの特性点を定位する光学機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7982950B2 (en) Measuring system for structures on a substrate for semiconductor manufacture
JP6523558B2 (ja) 透明基板を備えた薄膜の測定装置およびその測定方法
DE60018540D1 (de) Wellenfrontsensor mit multifokaler Hartmannplatte und seine Verwendung in einer Linsenmessvorrichtung oder einem aktiven optischen Reflexionsteleskop
US10458781B2 (en) Sample shape measuring method and sample shape measuring apparatus
JP5084327B2 (ja) 偏心検査装置及び偏心調整装置
US6166813A (en) Retroreflectometer and method for measuring retroreflectivity of materials
KR970075860A (ko) 물체의 측광 및 측색 특성을 측정하는 장치
JP2001281101A (ja) 空間分解能により屈折力を決定するための装置および方法
CN104880913A (zh) 一种提高工艺适应性的调焦调平系统
CN102096337B (zh) 一种用于投影光刻中球面或曲面的偏心及焦面位置的检测装置
KR100878425B1 (ko) 표면 측정 장치
JP2008026049A (ja) フランジ焦点距離測定装置
JP2004226386A (ja) レンズメータ
TWI699510B (zh) 增加用於檢測和度量之高度感測器之動態範圍
CN103454065A (zh) 用于光刻装置的散射测量调焦设备及方法
JP6524357B1 (ja) 波面センサ、波面計測装置および波面計測方法
JP2003270091A (ja) 光学系の波面収差測定方法及び波面収差測定装置
JP2001166202A (ja) 焦点検出方法及び焦点検出装置
CN105091791B (zh) 光学镜头光轴与机械轴夹角的检测方法
JP2000295639A (ja) 固体撮像素子検査用照明装置及びそれに用いる調整工具
CN105607433B (zh) 一种适合于光刻机复位用的对准方法及装置
Xu et al. Design of a modulation transfer function test system
CN101113937A (zh) 复眼透镜简易检测方法
JP2004301817A (ja) レンズメータ
US6943901B2 (en) Critical dimension measuring instrument

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080229

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080424

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080801

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02