JP2004225493A - 自動折り畳み式門扉 - Google Patents

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JP2004225493A JP2003017980A JP2003017980A JP2004225493A JP 2004225493 A JP2004225493 A JP 2004225493A JP 2003017980 A JP2003017980 A JP 2003017980A JP 2003017980 A JP2003017980 A JP 2003017980A JP 2004225493 A JP2004225493 A JP 2004225493A
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満 矢野
Yasuro Yoshihara
康郎 吉原
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Abstract

【課題】駆動手段により自動的に開閉できる折り畳み式門扉を提供する。
【解決手段】門柱10に回転自在に支持された第1扉体11と、第1扉体11に折り畳み可能に連結された第2扉体12とを少なくとも有し、(a) 門柱10に回転不能に固定された第1鎖車20と、(b) 第2扉体12と一体の支軸であって、第1扉体11の第2扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸43に回転不能に固定され、もって第2扉体12と一体的に回転する第2鎖車21と、(c) 第1鎖車20及び第2鎖車21を連結するチェーン22とからなる遊星チェーン鎖車機構2を備えており、もって第1扉体11を駆動手段3(制御器32、減速電動機30、リンク31)によって回転させることにより、第1扉体11と第2扉体12とが折り畳み式に自動開閉する自動折り畳み式門扉1。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動手段により自動的に開閉できる折り畳み式門扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
住居の敷地等への出入りにおいて門扉が手動式であると、これを開閉する際に、手荷物が多い時は一旦荷物を足下に置かねばならない、自動車で出入りする場合は一旦降りなければならないといった不便さある。特に荒天時に手動式の門扉を開閉するのは風雨に打たれて難渋で不快な作業であるため、門扉に駆動手段を設けて遠隔操作により開閉するのが望ましい。
【0003】
従来、門扉に駆動手段を設けて遠隔繰作により開閉することは、片開き戸、両開き戸、引き戸、シャッター、跳ね戸など様々な方式の扉に対して試みられているが、いずれも風圧に弱い、構造が複雑である等の問題がある。例えば扉が風を受けている時、扉の動きを安定させるためには、扉の回転方向と風向きが反対の場合には駆動力を要し、扉が止っているか又はその回転方向が風向きと同じ場合には制動力を要する。しかし自動車が出入りする門扉の場合は、門柱の間隔が比較的広いため、左右各一枚で構成される両開き戸では扉が長く、扉に加わる風圧に対抗するためには大きな駆動力や制動力が必要である。さらにこのような長い両開き戸を開閉するためには広い面積を要する。門扉を自動式の引き戸により構成するとしても、扉が受ける風圧に対抗するために支脚を長くする必要があり、やはり門扉の設置に広い面積を要する。そのため門扉は片開き戸、両開き戸、あるいは引き戸を問わず手動式が主流を占めるのが現状である。
【0004】
荒天時の風圧に対抗するための駆動力や制動力を軽減し、併せて門扉の開閉面積を小さくするためには、門扉を折り畳み式とするのが望ましい。まず門扉を折り畳み式とすることにより、門扉の開閉面積をどの程度小さくできるのかを図面を用いて説明する。図13は1枚構成の門扉の運動軌跡を示すモデル図である。全長Lの門扉を、支軸43を中心としてX軸に平行な位置からY軸に平行な位置まで回転させると、門扉の運動軌跡は1/4円を描く。図14はそれぞれ同じ長さを持つ第1扉体11及び第2扉体12により構成された折り畳み式門扉の運動軌跡を示すモデル図である。図14に示す折り畳み式門扉の全長はLである。第1扉体11は支軸43に回転自在に支持され、第2扉体12はヒンジ70を介して第1扉体11に回転自在に支持されている。図14に示すように第2扉体12の先端がX軸に沿って移動するように門扉を開けると、門扉の運動軌跡は波形を示す。図13に示す1枚構成の門扉の開閉に要する面積Sと、図14に示す2枚構成の門扉の開閉に要する面積Sを比較すると、SはSの1/2以下であることがわかる。図15は、第1扉体11と第2扉体12の長さの比が1:2である折り畳み式門扉の運動軌跡を示すモデル図である。図15に示す折り畳み式門扉の全長はLである。図15に示すように第2扉体12の中央部がX軸に沿って移動するように門扉を開ける場合、門扉がX軸より上の領域で描く軌跡の面積Sは上記面積Sよりも更に小さい。このように門扉を折り畳み式とすることにより、開閉に要する面積を顕著に小さくすることが出来る。
【0005】
次に門扉が向かい風を受ける時に門扉を微少角△θ回転させるのに必要なモーメントについて、門扉を折り畳み式とすることによりどの程度小さくできるのかを述べる。図16は、図13に示す1枚構成の門扉を、向かい風に対して微少角△θ回転させる時に受ける風力を表すモデル図である。この時に必要なモーメントMは、下記式(1):
=P×L/2 ・・・(1)
(ただしPは扉体に加わる風の合力を示し、Lは扉体の全長を示す。)により表される。図17は、図14に示す2枚構成の折り畳み式門扉を、向かい風に対して第1扉体11が微少角△θ回転するように折り畳む時に受ける風力を表すモデル図である。この時に必要なモーメントMは、下記式(2):
=P/2×L/4 ・・・(2)
(ただしP及びLは式(1)と同じである。)により表される。図18は、図15に示す2枚構成の折り畳み式門扉を、向かい風に対して第1扉体11が微少角△θ回転するように折り畳む時に受ける風力を表すモデル図である。この時に必要なモーメントMは、下記式(3):
=P/3×L/6 ・・・(3)
(ただしP及びLは式(1)と同じである。)により表される。このように門扉が向かい風を受ける時、扉体を微少角△θ回転させるのに必要なモーメントの値は、図16に示す1枚構成の門扉の場合を1とすると、図17に示す折り畳み式門扉の場合は1/4であり、図18に示す折り畳み式門扉の場合は1/9である。このように門扉を折り畳み式とすることにより、風に対する駆動力や制動力を小さくすることが出来る。
【0006】
しかし上述のような利点を持つ折り畳み式門扉も、駆動手段を用いて開閉するのは容易ではない。例えば図19に示すように、第1扉体11及び第2扉体12がX軸方向に一直線をなしている閉状態aの時、扉を折り畳むために第2扉体12の先端に対してX軸方向に力Pを与えても、第1扉体11と第2扉体12を連結するヒンジ70の位置がX軸より下に位置するため扉を折り畳む回転運動が生じない。従ってこの場合には第1扉体11に回転力Mを与える必要があるが、追い風が吹くと第2扉体12が第1扉体11との直線状態を保ったまま回転し、第2扉体12を折り畳むことができない。よって閉状態aから開状態bにするには、第1扉体11への回転力Mだけでなく、回転力Mと反対方向の回転力Rを第2扉体12に与える必要がある。一方第1扉体11及び第2扉体12が折り畳まれた開状態bにある時、第1扉体11に回転力M’のみを与えても第2扉体12が閉じたまま回転し、第2扉体12を展開させることができない。よって開状態bから閉状態aにするには、第1扉体11への回転力M’だけでなく、回転力M’と反対方向の回転力R’を第2扉体12に与える必要がある。
【0007】
自動的な折り畳みが可能な扉の具体例として、例えば太陽歯車と遊星歯車と内歯歯車とを有する遊星歯車機構、及び内歯歯車の回転運動を扉に取り付けられたスライド金具に伝えるためのスライドベルトを備えた自動開閉式扉が提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載の自動開閉式扉は、太陽歯車を駆動源によって回転させることにより、折り畳み扉を回転及びスライド動作させて自動開閉するものである。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−214662号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし特許文献1に記載の自動開閉式扉は、折り畳み扉をガイドするための直線状ガイドレールを折り畳み扉の上下に設ける必要があるため構造が複雑であり、特に屋外に設置する門扉に適用するのは困難であった。
【0010】
従って、本発明の目的は、駆動手段により自動的に開閉できる折り畳み式門扉を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、門柱に回転自在に支持され駆動手段によって回転する第1扉体と、前記第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とを、遊星チェーン鎖車機構又は遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を介して連動可能とすることにより、折り畳み式門扉を自動的に開閉できることを見出し、本発明に想到した。
【0012】
すなわち、本発明の第1の自動折り畳み式門扉は、門柱に回転自在に支持された第1扉体と、前記第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とを少なくとも有し、(a) 前記門柱に回転不能に固定された第1鎖車と、(b) 前記第2扉体と一体の支軸であって、前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第2扉体と一体的に回転する第2鎖車と、(c) 前記第1鎖車及び前記第2鎖車を連結するチェーンとからなる遊星チェーン鎖車機構を備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする。
【0013】
前記第1鎖車と前記第2鎖車との歯数比は、(第1鎖車の歯数)/(第2鎖車の歯数)=2/1であるのが好ましい。これにより前記第1扉体と前記第2扉体とが互いに反回転方向に、かつ同一回転速度で自動開閉する。
【0014】
本発明の第1の自動折り畳み式門扉は、前記第2扉体に折り畳み可能に連結された第3扉体をさらに備えることができ、この場合、(a) 前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に回転不能に固定された第3鎖車と、(b) 前記第3扉体と一体の支軸であって、前記第2扉体の前記第3扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第3扉体と一体的に回転する第4鎖車と、(c) 前記第3鎖車及び前記第4鎖車を連結するチェーンとからなる第2の遊星チェーン鎖車機構をさらに設けることにより、前記第1扉体と前記第2扉体と前記第3扉体とが折り畳み式に自動開閉する。前記第3鎖車と前記第4鎖車との歯数比は、(第3鎖車の歯数)/(第4鎖車の歯数)=1/1であるのが好ましい。
【0015】
本発明の第2の自動折り畳み式門扉は、門柱に回転自在に支持された第1扉体と、前記第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とを少なくとも有し、(a) 前記門柱に回転不能に固定された第1歯付きプーリと、(b) 前記第2扉体と一体の支軸であって、前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第2扉体と一体的に回転する第2歯付きプーリと、(c) 前記第1歯付きプーリ及び前記第2歯付きプーリを連結する歯付きベルトとからなる遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする。
【0016】
前記第1歯付きプーリと前記第2歯付きプーリとの歯数比は、(第1歯付きプーリの歯数)/(第2歯付きプーリの歯数)=2/1であるのが好ましい。本発明の第2の自動折り畳み式門扉は、前記第2扉体に折り畳み可能に連結された第3扉体をさらに備えることができ、この場合、(a) 前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に回転不能に固定された第3歯付きプーリと、(b) 前記第3扉体と一体の支軸であって、前記第2扉体の前記第3扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第3扉体と一体的に回転する第4歯付きプーリと、(c) 前記第3歯付きプーリ及び前記第4歯付きプーリを連結する歯付きベルトとからなる遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構をさらに設けることにより、前記第1扉体と前記第2扉体と前記第3扉体とが折り畳み式に自動開閉する。前記第3歯付きプーリと前記第4歯付きプーリとの歯数比は、(第3歯付きプーリの歯数)/(第4歯付きプーリの歯数)=1/1であるのが好ましい。
【0017】
第1及び第2の自動折り畳み式門扉において、前記駆動手段は制御器、減速電動機、及び前記減速電動機の回転運動を前記第1扉体に伝えるためのリンクを有するのが好ましい。また前記駆動手段は遠隔操作又はセンサ指令により作動するのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
[1] 2枚式門扉
図1は、本発明の自動折り畳み式門扉の一例を示す斜視図である。図1に示すように、本発明の自動折り畳み式門扉1は、門柱10に軸止部材45及びヒンジ(図示せず)により回転自在に支持された第1扉体11と、第1扉体11に軸止部材46及びヒンジ70を介して折り畳み可能に連結された第2扉体12と、第1扉体11に回転運動を与えるための駆動手段5(制御器52、減速電動機50、リンク51)と、第1扉体11の回転方向と反対方向に同じ回転速度で第2扉体12を回転させるための遊星チェーン鎖車機構2(第1鎖車20、第2鎖車21、チェーン22)とを有する。通常は図1に示す自動折り畳み式門扉ユニット1が左右対称に配置される。第1扉体11及び第2扉体12の長さの比は、必要に応じて適宜設定することができる。
【0019】
(1) 遊星チェーン鎖車機構
遊星チェーン鎖車機構2は、図2に示すように、(a) 門柱10に回転不能に固定された第1鎖車(第1鎖歯車)20と、(b) 第2扉体12と一体の軸であって、第1扉体11の第2扉体12側の側端部に設けられた支持部42に回転自在に軸支されている支軸44に固定され、もって前記第2扉体12と一体的に回転する第2鎖車(第2鎖歯車)21と、(c) 第1鎖車20及び第2鎖車21を連結するチェーン22とからなる。遊星チェーン鎖車機構2は、第1扉体11の上部に固定された鎖車箱40に収納されている。
【0020】
図3は、図2に示す遊星チェーン鎖車機構2の第1鎖車20付近のA−A断面図であり、第1鎖車20を門柱10に回転不能に固定する支軸43を中心とする構成を示す。また図4は支軸43を示す斜視図である。図3及び図4に示すように、支軸43は上下に四角柱状部43a及び43bを有し、門柱10に固定された軸止部材45,45には支軸43の四角柱状部43a及び43bと係合する四角形の孔451,451が設けられている。このため支軸43は軸止部材45,45に軸止される。そして第1鎖車20の中心部には支軸43の四角柱状部43aと係合する四角形の孔20’が設けられているので、第1鎖車20は門柱10に回転不能に固定される。鎖車箱40において第1鎖車20を支持するための支持部41には、支軸43の円柱状部43cの径よりも大きい径の孔411,411が設けられているので、第1扉体11は支軸43を回転軸として回転自在である。図3において、48,48は支軸43を軸止部材45,45に固定するためのボルトを示し、49はワッシャーを示す。なお支軸43を軸止部材45,45に軸止するための手段は、図示のものに限られず、支軸43と軸止部材45,45に対していかなる加工を施してもよい。第1鎖車20を支軸43と係止するための手段についても同様である。
【0021】
図5は、図2に示す遊星チェーン鎖車機構2の第2鎖車21付近のB−B断面図であり、第2鎖車21を第2扉体12に回転不能に固定する支軸44を中心とする構成を示す。なお図3に示す構成と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。図3において、46,46は第2扉体に固定された軸止部材を示し、461,461は支軸44の四角柱状部44a及び44bと係合する四角形の孔を示す。
【0022】
図6は支軸44を示す斜視図である。第2鎖車21を第2扉体12に回転不能に固定する機構は、第1鎖車20を門柱10に回転不能に固定する機構と同じである。なお21’は、第2鎖車21を支軸44の四角柱状部44aと係合させるために設けられた四角形の孔である。鎖車箱40において第2鎖車21を支持するための支持部42、及び第1扉体11に固定された支持部材47には、支軸44の円柱状部44cの径よりも大きい径の孔421,421及び471がそれぞれ設けられているので、第2扉体12は支持部42に軸支されて回転自在である。
【0023】
図7は遊星チェーン鎖車機構2の作動を示すモデル図である。第1扉体11と第2扉体12とを連動させて折り畳み可能にする遊星チェーン鎖車機構2において、第1鎖車20の歯数をZとし、第1鎖車20の回転数をnとし、第1扉体11の回転数をnとし、第2鎖車21の歯数をZとし、第2鎖車21の回転数をnとすると、それぞれの歯数と回転数の関係は下記一般式(4):
(n−n)Z=(n−n)Z ・・・(4)
により与えられる。式(4)において、回転数n、n及びnの正負の符号は、正と負で回転方向が逆であることを意味する。本発明では、第1鎖車20を門柱10に回転不能に固定するのでn=0であり、この時式(4)は下記式(5):
・Z=(Z−Z)n ・・・(5)
のように変形される。式(5)において、Z=2Zとなるように第1鎖車20と第2鎖車21の歯数比を設定すると、下記式(6):
=−n ・・・(6)
のように変形される。式(6)は第1扉体11が支軸43を回転軸としてθ度回転すると、第2鎖車21は第1扉体11に対して反回転方向にθ度回転することを意味する。
【0024】
このことを図7により詳細に説明する。図7に示すように、第1鎖車20と第2鎖車21の歯数比は(第1鎖車)/(第2鎖車)=2/1である。第1扉体11を時計回りにθ度回転させると(鎖車箱40は第1扉体11に固定されているので、図7では、鎖車箱40が第1扉体11と一体的に回転していることを示す)、チェーン22のローラ22aは第1鎖車20が回転不能に固定されているためその位置を変えないが、ローラ22b及び22cは第1扉体11に対して第1鎖車20があたかも反時計回りにθ度回転したかのように巻き取られる。このためローラ22d〜22gが反時計回りに引っ張られ、その結果第2鎖車21は反時計回りにθ度回転する。第2鎖車21は第2扉体12に回転不能に固定されており両者は一体なので、第2扉体12も反時計回りにθ度回転する。
【0025】
よって図8に示すように、閉状態aから駆動手段5により第1扉体11を時計回りに回転駆動させると、第2扉体12は反時計回りに第1扉体11と同じ回転速度で回転し、両者が1/4回転した時点で門扉は全開状態bとなる。また全開状態bから第1扉体11を反時計回りに回転駆動させることにより、開ける時と全く逆の動きを経て閉状態aとすることができる。
【0026】
遊星チェーン鎖車機構2において、チェーン22のローラ(22a等)、チェーンリンク221及びピン220の形、並びに第1鎖車及び第2鎖車の歯先の形は図2及び図7に示すものに限られない。チェーン22は必ずしもローラ(22a等)とチェーンリンク221とピン220とからなるものでなくてもよい。チェーン22の他の例としては、オーバルチェーン、エワート掛け継ぎ鎖、グレー掛け継ぎ鎖、レイ掛け継ぎ鎖、レーノルドサイレント鎖、モールスチェーン等を挙げることができる。チェーン22は、必ずしも図7に示すようなエンドレスチェーンである必要はなく、一部が張力や位相調整のためのターンバクルやコイルばね等により連結されていてもよい。第1鎖車20及び第2鎖車21のそれぞれの歯数は、その歯数比が(第1鎖車)/(第2鎖車)=2/1である限り、任意に設定することができる。
【0027】
(2) 遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構
図9は、上記(1)で述べた遊星チェーン鎖車機構2に代えて、本発明の自動折り畳み式門扉に備えることができる遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構3を示す部分拡大平面図である。なお図2に示す遊星チェーン鎖車機構2と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。
【0028】
遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構3は、図9に示すように、上記(1)で述べた遊星チェーン鎖車機構2の第1鎖車20に代えて第1歯付きプーリ30を有し、第2鎖車21に代えて第2歯付きプーリ31を有し、チェーン22に代えて歯付きベルト32を有する点のみが、遊星チェーン鎖車機構2と異なる。これらの相違点以外は、上記(1)で述べた遊星チェーン鎖車機構2と同じであるので、説明を省略する。
【0029】
(3) 駆動手段
駆動手段5は制御器52、減速電動機50、及び減速電動機50の回転運動を第1扉体11に伝えるためのリンク51を有する。制御器52の指令により減速電動機50が駆動し、リンク51を介して第1扉体11に回転運動が与えられる。
【0030】
駆動手段5は遠隔操作又はセンサ指令により作動するのが好ましい。遠隔操作は無線又は有線のいずれでもよい。例えば無線操作により扉を開閉する場合は、遠隔リモコンからの電波指令を受ける受信部、及び受信部が受けた信号を制御器52に伝える配線を門柱10に設ければよい(図示せず)。有線の遠隔操作により扉を開閉する場合は、操作用スイッチを家屋内等に設け、操作用スイッチと制御器52とを繋ぐ配線を設ければよい(図示せず)。センサ指令により扉を開閉する場合は、例えば人体に反応する赤外線センサ、及び赤外線センサと制御器52とを繋ぐ配線を門柱10に設け、赤外線センサが感知した信号により開閉するようにすればよい(図示せず)。さらにCCDカメラ等を門柱10に設け、門扉付近の画像信号を記録したり、通信したりできるようにしてもよい。
【0031】
[2] 3枚式門扉
図10は、本発明の自動折り畳み式門扉の別の例を示す斜視図である。なお図1に示す自動折り畳み式門扉と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。図10に示す自動折り畳み式門扉1’は、図1に示す2枚式の自動折り畳み式門扉1に、支持部材(図示せず)及びヒンジ70を介して折り畳み可能に第2扉体12に連結された第3扉体13と、第1扉体11に対して平行を保たせながら第3扉体を回転させるための第2の遊星チェーン鎖車機構2’(第3鎖車23、第4鎖車24、チェーン25)とを設けた構成を有する。
【0032】
第2の遊星チェーン鎖車機構2’は、(a) 第1扉体11の第2扉体12側の側端部に回転不能に固定された第3鎖車(第3鎖歯車)23と、(b) 第3扉体13と一体の支軸であって、第2扉体12の第3扉体13側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸61に回転不能に固定され、もって第3扉体13と一体的に回転する第4鎖車(第4鎖歯車)24と、(c) 第3鎖車23及び第4鎖車24間に張架したチェーン25とからなる。なお図10において、60は第3鎖車23を第1扉体11に回転不能に固定するとともに、第2扉体12を第1扉体11に対して回転自在とするための支軸であり、61は第4鎖車24を第3扉体13に回転不能に固定するとともに、第2扉体12を第3扉体13に対して回転自在とするための支軸である。第2の遊星チェーン鎖車機構2’は、第2扉体12の上部に固定された鎖車箱40’に収納されている。なお図10では、支軸44が支軸60の上にほぼ重なるように設けているので、鎖車箱40は鎖車箱40’に対して高い位置にある。
【0033】
第3鎖車23を第1扉体11に回転不能に固定するとともに、第2扉体12を第1扉体11に対して回転自在とする機構は、図3に示す第1鎖車20の場合と同じでよい。第4鎖車24を第3扉体13に回転不能に固定するとともに、第3扉体13を第2扉体12に対して回転自在とする機構は、図5に示す第2鎖車21の場合と同じでよい。
【0034】
図11は第2の遊星チェーン鎖車機構2’の作動を示すモデル図である。なお図10に示す自動折り畳み式門扉1’と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。第2の遊星チェーン鎖車機構2’において、第3鎖車23の歯数をZ10とし、第3鎖車23の回転数をn10とし、第2扉体12の回転数をn31とし、第4鎖車24の歯数をZ20とし、第4鎖車24の回転数をn20とすると、それぞれの歯数と回転数の関係は上記式(4)と同様に下記一般式(7):
(n10 −n31 )Z10 = (n20 −n31 )Z20 ・・・(7)
により与えられる。式(7)において、回転数n10、n20及びn31の正負の符号は、正と負で回転方向が逆であることを意味する。式(7)において、Z10=Z20となるように第3鎖車と第4鎖車の歯数比を設定すると、下記式(8):
10 =n20 ・・・(8)
のように変形される。式(8)は第1扉体11が支軸43を回転軸としてθ度回転すると、第4鎖車24は第1扉体11と同じ回転方向にθ度回転することを意味する。
【0035】
このことを図11により詳細に説明する。図11は遊星チェーン鎖車機構2’の作動を示すモデル図である。図11に示すように、第3鎖車23と第4鎖車24の歯数比は(第3鎖車)/(第4鎖車)=1/1である。第1扉体11を時計回りにθ度回転させると、図7を用いて説明したように、第2扉体12は反時計回りにθ度回転する(鎖車箱40’は第2扉体12に固定されているので、図11では、鎖車箱40’が第2扉体12と一体的に回転していることを示す)。第3鎖車23は第1扉体11に回転不能に固定されており両者は一体なので、第1扉体11と一体的にθ度回転する。このためチェーン25のローラ25a及び25bは巻き出され、ローラ25c及び25dは巻き取られる。これによりローラ25e〜25kが時計回りに引っ張られ、その結果第4鎖車24は時計回りにθ度回転する。第4鎖車24は第3扉体13に回転不能に固定されており両者は一体なので、第3扉体13も時計回りにθ度回転する。
【0036】
よって図12に示すように、閉状態aから駆動手段5により第1扉体11を時計回りに回転駆動させると、第2扉体12は反時計回りに第1扉体11と同じ回転速度で回転し、第3扉体は第1扉体11に対して平行を保ちながら回転し、第1扉体11〜第3扉体13が1/4回転した時点で門扉は全開状態bとなる。また全開状態bから第1扉体11を反時計回りに回転駆動させることにより、開ける時と全く逆の動きを経て閉状態aとすることができる。
【0037】
上記[1](1)で述べたように、遊星チェーン鎖車機構2’においても、チェーン25の形態、並びに第3鎖車及び第4鎖車の歯先の形は図11に示すものに限られず、必要に応じて変更することができる。第3鎖車23及び第4鎖車24のそれぞれの歯数は、その歯数比が(第3鎖車)/(第4鎖車)=1/1である限り、任意に設定することができる。
【0038】
以上述べた3枚式門扉は、第2の遊星チェーン鎖車機構2’に代えて遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を備えてもよい。遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構に代えるには、第3鎖車23及び第4鎖車24をそれぞれ歯付きプーリに代え(例えば3枚式門扉が上記[1]で述べた遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構3を備える場合には、第3鎖車23及び第4鎖車24をそれぞれ第3歯付きプーリ及び第4歯付きプーリに代える。第3歯付きプーリと第4歯付きプーリの歯数比を(第3歯付きプーリ)/(第4歯付きプーリ)=1/1とする。)、チェーン25を歯付きベルトに代えればよい(図示せず)。
【0039】
以上の通り、図面を参照して本発明の自動折り畳み式門扉を説明したが、本発明はそれらに限定されず、その趣旨を変更しない限り種々の変更を加えることができる。例えば本明細書では2枚式門扉及び3枚式門扉の例を挙げて説明したが、上記第2の遊星チェーン鎖車機構2’と同じ機構を扉体の枚数に応じて設けることにより、4枚以上の扉体を有する自動折り畳み式門扉とすることができる。
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の自動折り畳み式門扉は、門柱に回転自在に取り付けられ駆動手段によって回転する第1扉体と、第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とが、遊星チェーン鎖車機構又は遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を介して連動可能なので、遠隔操作又はセンサ指令により自動開閉することができる。このため本発明の自動折り畳み式門扉を用いることにより、スペースを有効に活用できるだけでなく、住居の敷地等への出入りにおけるバリアフリー化、セキュリティー強化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動折り畳み式門扉を示す斜視図である。
【図2】図1の自動折り畳み式門扉の遊星チェーン鎖車機構を示す部分拡大平面図である。
【図3】図2の遊星チェーン鎖車機構のA−A断面図である。
【図4】第1鎖車を回転不能に固定する支軸を示す斜視図である。
【図5】図2の遊星チェーン鎖車機構のB−B断面図である。
【図6】第2鎖車を回転不能に固定する支軸を示す斜視図である。
【図7】遊星チェーン鎖車機構の作動を示すモデル図である。
【図8】図1の自動折り畳み式門扉の作動を示すモデル図である。
【図9】本発明の別の実施例による自動折り畳み式門扉の遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を示す部分拡大平面図である。
【図10】本発明のさらに別の実施例による自動折り畳み式門扉を示す斜視図である。
【図11】第2の遊星チェーン鎖車機構の作動を示すモデル図である。
【図12】図10の自動折り畳み式門扉の作動を示すモデル図である。
【図13】1枚構成の門扉の運動軌跡を示すモデル図である。
【図14】2枚構成の折り畳み式門扉の運動軌跡の一例を示すモデル図である。
【図15】2枚構成の折り畳み式門扉の運動軌跡の別の例を示すモデル図である。
【図16】図13に示す1枚構成の門扉を、向かい風に対して回転させる時に受ける風力を表すモデル図である。
【図17】図14に示す2枚構成の折り畳み式門扉を、向かい風に対して折り畳む時に受ける風力を表すモデル図である。
【図18】図15に示す2枚構成の折り畳み式門扉を、向かい風に対して折り畳む時に受ける風力を表すモデル図である。
【図19】図14に示す2枚構成の折り畳み式門扉を開閉するのに必要な回転力(M,R,M’,R’)を示すモデル図である。
【参照番号の説明】
1,1’・・・自動折り畳み式門扉
10・・・門柱
11・・・第1扉体
12・・・第2扉体
13・・・第3扉体
2・・・遊星チェーン鎖車機構
20・・・第1鎖車
20’・・・孔
21・・・第2鎖車
21’・・・孔
22・・・チェーン
22a,22b,22c,22d,22e,22f,22g・・・ローラ
220・・・ピン
221・・・チェーンリンク
2’・・・第2の遊星チェーン鎖車機構
23・・・第3鎖車
24・・・第4鎖車
25・・・チェーン
25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25h,25i,25j,25k・・・ローラ
3・・・遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構
30・・・第1歯付きプーリ
31・・・第2歯付きプーリ
32・・・歯付きベルト
40,40’・・・鎖車箱
41・・・第1鎖車を支持する支持部
411・・・孔
42・・・第2鎖車を支持する支持部
421・・・孔
43・・・第1鎖車を固定する支軸
43a・・・上側四角柱状部
43b・・・下側四角柱状部
43c・・・円柱状部
44・・・第2鎖車を固定する支軸
44a・・・上側四角柱状部
44b・・・下側四角柱状部
44c・・・円柱状部
45,46・・・軸止部材
451,461・・・四角形の孔
47・・・支持部材
471・・・孔
48・・・ボルト
49・・・ワッシャー
5・・・駆動手段
50・・・減速電動機
51・・・リンク
52・・・制御器
60・・・第3鎖車を固定する支軸
61・・・第4鎖車を固定する支軸
62,63・・・軸止部材
70・・・ヒンジ

Claims (10)

  1. 門柱に回転自在に支持された第1扉体と、前記第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とを少なくとも有する自動折り畳み式門扉であって、(a) 前記門柱に回転不能に固定された第1鎖車と、(b) 前記第2扉体と一体の支軸であって、前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第2扉体と一体的に回転する第2鎖車と、(c) 前記第1鎖車及び前記第2鎖車を連結するチェーンとからなる遊星チェーン鎖車機構を備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  2. 請求項1に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第1鎖車と前記第2鎖車との歯数比は、(第1鎖車の歯数)/(第2鎖車の歯数)=2/1であることを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  3. 請求項1又は2に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第2扉体に折り畳み可能に連結された第3扉体をさらに有するとともに、(a) 前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に回転不能に固定された第3鎖車と、(b) 前記第3扉体と一体の支軸であって、前記第2扉体の前記第3扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第3扉体と一体的に回転する第4鎖車と、(c) 前記第3鎖車及び前記第4鎖車を連結するチェーンとからなる第2の遊星チェーン鎖車機構をさらに備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体と前記第3扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  4. 請求項3に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第3鎖車と前記第4鎖車との歯数比は、(第3鎖車の歯数)/(第4鎖車の歯数)=1/1であることを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  5. 門柱に回転自在に支持された第1扉体と、前記第1扉体に折り畳み可能に連結された第2扉体とを少なくとも有する自動折り畳み式門扉であって、(a) 前記門柱に回転不能に固定された第1歯付きプーリと、(b) 前記第2扉体と一体の支軸であって、前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第2扉体と一体的に回転する第2歯付きプーリと、(c) 前記第1歯付きプーリ及び前記第2歯付きプーリを連結する歯付きベルトとからなる遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構を備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  6. 請求項5に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第1歯付きプーリと前記第2歯付きプーリとの歯数比は、(第1歯付きプーリの歯数)/(第2歯付きプーリの歯数)=2/1であることを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  7. 請求項5又は6に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第2扉体に折り畳み可能に連結された第3扉体をさらに有するとともに、(a) 前記第1扉体の前記第2扉体側の側端部に回転不能に固定された第3歯付きプーリと、(b) 前記第3扉体と一体の支軸であって、前記第2扉体の前記第3扉体側の側端部に設けられた支持部に回転自在に軸支されている支軸に回転不能に固定され、もって前記第3扉体と一体的に回転する第4歯付きプーリと、(c) 前記第3歯付きプーリ及び前記第4歯付きプーリを連結する歯付きベルトとからなる遊星歯付きベルト歯付きプーリ機構をさらに備えており、もって前記第1扉体を駆動手段によって回転させることにより、前記第1扉体と前記第2扉体と前記第3扉体とが折り畳み式に自動開閉することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  8. 請求項7に記載の自動折り畳み式門扉において、前記第3歯付きプーリと前記第4歯付きプーリとの歯数比は、(第3歯付きプーリの歯数)/(第4歯付きプーリの歯数)=1/1であることを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の自動折り畳み式門扉において、前記駆動手段は制御器、減速電動機、及び前記減速電動機の回転運動を前記第1扉体に伝えるためのリンクを有することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の自動折り畳み式門扉において、前記駆動手段は遠隔操作又はセンサ指令により作動することを特徴とする自動折り畳み式門扉。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104358509A (zh) * 2014-10-31 2015-02-18 佛山市南海金鸿星门业科技有限公司 一种电动悬折平开门
CN109322611A (zh) * 2018-11-05 2019-02-12 佛山金鸿星智能科技有限公司 一种电动无轨折叠门

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