JP2004224320A - 天体観測用自動車の扉 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の自動車の内部に乗り込む方法では乗り込んだ人の為に車体が揺れてその揺れが望遠鏡に伝わり正常に星を追いかけて視野に納めることが容易では無かった。その為に特別な車体を持ち上げて揺れにくくする装置が、必要であったが完全に揺れを防止することは出来なかった。また身障者の人にとって車内に乗り込むことは容易でなく、精神的な負担も大きく、また特別な車椅子を乗せる為の装置が必要であり、自動車の設計を複雑にし費用も掛かった。これらの問題を解決する為に自動車の構造を簡素化し、人の負担の軽減及び製作費用の軽減を目的とする。
【解決手段】天体観測用自動車の望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部から覗く為の窓や扉を後方及び側面に設けた自動車に関するもの。自動車に乗り込まずに観察する為に、望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を見る為の窓や扉を付け、車外より観察出来るようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】天体観測用自動車の望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部から覗く為の窓や扉を後方及び側面に設けた自動車に関するもの。自動車に乗り込まずに観察する為に、望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を見る為の窓や扉を付け、車外より観察出来るようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する分野】
この発明は天体観測に使用される自動車に関する発明である。詳しくは望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を外部より覗く為の後方及び側面に窓や扉を設けた自動車に関するもの。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように自動車の屋根に天体観測用のドームを取り付けたものが従来のものである。この自動車の内部には望遠鏡が積載されてドームに取り付けられているスリットドアを開放する事により車内より星を観察するものである。自動車に積載することにより建築物の天文台と異なり移動して学校等の色々な場所での観察が可能である。
従来のドームを取り付けた天体観測用自動車では観察するために自動車の内部に人が乗りこんで望遠鏡の固定した接眼部を覗き観察を行う方法であった。この方法によると望遠鏡を見ようとすると室内が狭い為に人が動き回る事が出来ないので、望遠鏡の鏡筒が動いても接眼部は動かない特殊な高価な望遠鏡が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の自動車は固定した建築物の天文台に比べれば移動して色々な場所に出かけて星を観察できるので、学校等の天文台の無い施設等で観測会を提供できる等の、多目的効果があった。
【0004】
しかし従来の自動車の内部に乗り込む方法では乗り込んだ人の為に車体が揺れてその揺れが望遠鏡に伝わり正常に星を追いかけて視野に納めることが容易では無かった。
その為に特別に車体を持ち上げて揺れにくくする装置が、必要であったが完全に揺れを防止することは出来なかった。
【0005】
また身障者の人にとって車内に乗り込むことは容易でなく、精神的な負担も大きく、また特別に車椅子を乗せる為の装置が必要であり、自動車の設計を複雑にし費用も掛かった。
車体も人が乗り込んで観測するスペースが必要でその分車体が大きくなり道路が狭い場所へは入れなかった。望遠鏡についても接眼部が動かない特殊なクーデ形式の望遠鏡しか積載できず費用の面で大きな負担であった。
【0006】
【問題を解決する為の手段】
この発明は従来の技術の問題点を解消した天体観測用自動車を提供する事を目的として考案されたものである。
詳しくは望遠鏡の接眼部を自動車の外部より覗く為の窓や扉を自動車の後方及び側面に設け外部より望遠鏡を自動車に乗らず覗ける様にした事を特徴とする。またその為に後方及び側面の窓や扉に延長した鏡筒にある接眼部により見られる様にした望遠鏡を積載する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の天体観測用自動車の扉の具体的実施例を示す図である。図2は望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を扉まで延長したものである。自動車はトラック及び乗用車に限らない。
【0008】
この扉は、ここでは自動車の側面に付けられている。(図1参照)
上記の天体観測用自動車の側面にある扉を開けて内部にある望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を外部より覗く機構とする。
【0009】
【発明の効果】
また身障者が車椅子で見る場合も外部より見ることが出来るので、自動車に乗り込む必要が無く安全で簡単である為、身障者自身の精神的な負担が少ない
【0010】
以上の説明から、この実施例においては扉を開き延長した鏡筒にある接眼部により外部から見られる様にした機構になっている。また機構が簡単である為、観察者の入れ替えも車内に乗り込んで出入りする必要が無く車外で行える為、大幅に時間が短縮され多くの人が短時間に望遠鏡を覗くことが出来る。
【0011】
以上の構成によってなる本発明の天体観測用自動車によれば、従来技術では出来なかった車体の揺れを極限まで防ぐ事が実現出来、また望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部により見られる様にした接眼部を付ければ費用の大きな部分を占める望遠鏡についても自由に選定できるので従来の費用を大幅に削減できる。
【0012】
また上記の理由及び従来技術の天体観測用自動車と異なり天体観測用自動車の大きさも人が乗り込んで観察するスペースが必要無いので小型化出来るので天体観測用自動車の地域の道路事情に合わせて自由に設計出来る効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天体観測用自動車に扉を付けた状態の図。
【図2】車椅子に乗った人が扉を開けて延長した鏡筒にある接眼部を覗いている断面図。
【符号の説明】
A 望遠鏡の接眼部
B 望遠鏡より延長した鏡筒
C 望遠鏡
D 外部より覗く為の扉
E 観察者
【発明の属する分野】
この発明は天体観測に使用される自動車に関する発明である。詳しくは望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を外部より覗く為の後方及び側面に窓や扉を設けた自動車に関するもの。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように自動車の屋根に天体観測用のドームを取り付けたものが従来のものである。この自動車の内部には望遠鏡が積載されてドームに取り付けられているスリットドアを開放する事により車内より星を観察するものである。自動車に積載することにより建築物の天文台と異なり移動して学校等の色々な場所での観察が可能である。
従来のドームを取り付けた天体観測用自動車では観察するために自動車の内部に人が乗りこんで望遠鏡の固定した接眼部を覗き観察を行う方法であった。この方法によると望遠鏡を見ようとすると室内が狭い為に人が動き回る事が出来ないので、望遠鏡の鏡筒が動いても接眼部は動かない特殊な高価な望遠鏡が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の自動車は固定した建築物の天文台に比べれば移動して色々な場所に出かけて星を観察できるので、学校等の天文台の無い施設等で観測会を提供できる等の、多目的効果があった。
【0004】
しかし従来の自動車の内部に乗り込む方法では乗り込んだ人の為に車体が揺れてその揺れが望遠鏡に伝わり正常に星を追いかけて視野に納めることが容易では無かった。
その為に特別に車体を持ち上げて揺れにくくする装置が、必要であったが完全に揺れを防止することは出来なかった。
【0005】
また身障者の人にとって車内に乗り込むことは容易でなく、精神的な負担も大きく、また特別に車椅子を乗せる為の装置が必要であり、自動車の設計を複雑にし費用も掛かった。
車体も人が乗り込んで観測するスペースが必要でその分車体が大きくなり道路が狭い場所へは入れなかった。望遠鏡についても接眼部が動かない特殊なクーデ形式の望遠鏡しか積載できず費用の面で大きな負担であった。
【0006】
【問題を解決する為の手段】
この発明は従来の技術の問題点を解消した天体観測用自動車を提供する事を目的として考案されたものである。
詳しくは望遠鏡の接眼部を自動車の外部より覗く為の窓や扉を自動車の後方及び側面に設け外部より望遠鏡を自動車に乗らず覗ける様にした事を特徴とする。またその為に後方及び側面の窓や扉に延長した鏡筒にある接眼部により見られる様にした望遠鏡を積載する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の天体観測用自動車の扉の具体的実施例を示す図である。図2は望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を扉まで延長したものである。自動車はトラック及び乗用車に限らない。
【0008】
この扉は、ここでは自動車の側面に付けられている。(図1参照)
上記の天体観測用自動車の側面にある扉を開けて内部にある望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部を外部より覗く機構とする。
【0009】
【発明の効果】
また身障者が車椅子で見る場合も外部より見ることが出来るので、自動車に乗り込む必要が無く安全で簡単である為、身障者自身の精神的な負担が少ない
【0010】
以上の説明から、この実施例においては扉を開き延長した鏡筒にある接眼部により外部から見られる様にした機構になっている。また機構が簡単である為、観察者の入れ替えも車内に乗り込んで出入りする必要が無く車外で行える為、大幅に時間が短縮され多くの人が短時間に望遠鏡を覗くことが出来る。
【0011】
以上の構成によってなる本発明の天体観測用自動車によれば、従来技術では出来なかった車体の揺れを極限まで防ぐ事が実現出来、また望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部により見られる様にした接眼部を付ければ費用の大きな部分を占める望遠鏡についても自由に選定できるので従来の費用を大幅に削減できる。
【0012】
また上記の理由及び従来技術の天体観測用自動車と異なり天体観測用自動車の大きさも人が乗り込んで観察するスペースが必要無いので小型化出来るので天体観測用自動車の地域の道路事情に合わせて自由に設計出来る効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天体観測用自動車に扉を付けた状態の図。
【図2】車椅子に乗った人が扉を開けて延長した鏡筒にある接眼部を覗いている断面図。
【符号の説明】
A 望遠鏡の接眼部
B 望遠鏡より延長した鏡筒
C 望遠鏡
D 外部より覗く為の扉
E 観察者
Claims (2)
- 天体観測用自動車の後方また側面に外部より望遠鏡より延長した鏡筒にある接眼部により見ることが出来る窓及び扉を設けた天体観測用自動車。
- 接眼部を延長できる鏡筒を付けた望遠鏡を積載した天体観測用自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048225A JP2004224320A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 天体観測用自動車の扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048225A JP2004224320A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 天体観測用自動車の扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004224320A true JP2004224320A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32905620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003048225A Pending JP2004224320A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 天体観測用自動車の扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004224320A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110244447A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-09-17 | 中国科学院紫金山天文台 | 全自动集成化可移动光学望远镜系统及其工作方法 |
-
2003
- 2003-01-21 JP JP2003048225A patent/JP2004224320A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110244447A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-09-17 | 中国科学院紫金山天文台 | 全自动集成化可移动光学望远镜系统及其工作方法 |
CN110244447B (zh) * | 2019-05-27 | 2021-01-26 | 中国科学院紫金山天文台 | 全自动集成化可移动光学望远镜系统及其工作方法 |
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