JP2004223251A - 麻酔剤反射体 - Google Patents
麻酔剤反射体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004223251A JP2004223251A JP2004011149A JP2004011149A JP2004223251A JP 2004223251 A JP2004223251 A JP 2004223251A JP 2004011149 A JP2004011149 A JP 2004011149A JP 2004011149 A JP2004011149 A JP 2004011149A JP 2004223251 A JP2004223251 A JP 2004223251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- anesthetic
- filter
- passages
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/104—Preparation of respiratory gases or vapours specially adapted for anaesthetics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/0087—Environmental safety or protection means, e.g. preventing explosion
- A61M16/009—Removing used or expired gases or anaesthetic vapours
- A61M16/0093—Removing used or expired gases or anaesthetic vapours by adsorption, absorption or filtration
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/105—Filters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/105—Filters
- A61M16/106—Filters in a path
- A61M16/1065—Filters in a path in the expiratory path
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/105—Filters
- A61M16/106—Filters in a path
- A61M16/107—Filters in a path in the inspiratory path
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/10—General characteristics of the apparatus with powered movement mechanisms
- A61M2205/103—General characteristics of the apparatus with powered movement mechanisms rotating
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/10—General characteristics of the apparatus with powered movement mechanisms
- A61M2205/106—General characteristics of the apparatus with powered movement mechanisms reciprocating
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
【課題】CO2の再供給を阻止し、吸気ガス内の麻酔剤の濃度が、別個のバイパス管を必要とすることなしに急速に低減されるようにする。
【解決手段】フィルタ(24)が、ガス通路(4,6)の間で可動になっており、これにより、フィルタの区分(24a;24b)が、それぞれの通路(4,6)の内部に順次にさらされるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】フィルタ(24)が、ガス通路(4,6)の間で可動になっており、これにより、フィルタの区分(24a;24b)が、それぞれの通路(4,6)の内部に順次にさらされるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、吸入麻酔で呼気された麻酔剤の再使用のために用いられる、ハウジングを有する麻酔剤反射体であって、該ハウジングの内部に外部からアクセス可能な2つのガス通路が形成されており、かつ前記ハウジングが、ガスを含有する麻酔剤の解放可能な吸着のためのフィルタを保持している麻酔剤反射体に関する。
ガス中の麻酔剤の再使用のために用いられる麻酔剤反射体は広く知られており、例えば米国特許第5,044,361号明細書及び米国特許第5,471,979号明細書に記載されている。これらの反射体は、一般にハウジングを有しており、このハウジングには、ハウジングの内部を通る共通のガス流れ通路を区切る開口が設けられている。ハウジングの内部に保持され、内部に配置されたガス流路は、共通の流路に沿って通過するガスから麻酔剤を吸着し、このガス内へ麻酔剤を脱着するために用いられるフィルタである。一般に、これらの麻酔剤反射体は、麻酔剤換気系の空気圧回路内に配置されており、これにより、患者の呼吸サイクルの呼気相の間に患者によって空気圧回路内に呼気された麻酔剤の豊富な呼気ガスが、共通の流路に沿ってフィルタを介して一つの流れ方向に通過し、患者の呼吸サイクルの引き続く吸気相の間に患者に供給される空気圧回路内の吸気ガスが、共通の流路に沿って、通常は逆の流れ方向に(必ずしもそうとは限らない)、フィルタを介して流れる。このフィルタは、呼気ガスによって運ばれた麻酔剤を保持し、次いでこの保持された麻酔剤を患者への再供給(反射)のために吸気ガス内に解放するために働く。
これらの公知の反射体の問題は、共通の流路が「デッドスペース」を構成してしまい、この「デッドスペース」に同じく患者により呼気された二酸化炭素(CO2)が呼気相の後に患者への再供給のために、吸気ガスと共に利用できる状態に保持されてしまうことである。
この問題を克服するために、麻酔ガス反射体から引き渡された吸気ガス内に保持されたCO2のための付加的なフィルタを設けることが知られている。このようなCO2フィルタは反射体に組み込むか、又は独立したユニットとして設けてよい。
公知の反射体の別の問題は、反射体から引き渡される吸気ガス内の麻酔剤濃度を急速に低減することができるように、付加的なガス流ライン及び関連する流れ制御装置が必要であり、この制御装置によって、麻酔剤吸着フィルタが選択的にバイパスされることである。このようなバイパスラインを別個の流路として、反射器のハウジングの内部に設けることが知られている。
米国特許第5,044,361号明細書
米国特許第5,471,979号明細書
そこで本発明の課題は、CO2の再供給を阻止し、吸気ガス内の麻酔剤の濃度が、別個のバイパス管を必要とすることなしに急速に低減されるようにすることである。
この課題を解決した本発明の手段によれば、フィルタが、ガス通路の間で可動になっており、これにより、フィルタの区分がそれぞれの通路の内部に順次にさらされるようになっている麻酔剤反射体が設けられている。
フィルタを回転又は並進によって解離可能に2つのガス流れ通路の間に順次に配置することにより、少なくともデッドスペースのCO2の再供給の問題は緩和される。
さらに、本発明の請求項1に記載の特徴を有する麻酔剤反射体は、吸入麻酔の供給の間にフィルタの運動を選択的に停止させることによって、患者への搬送のための吸気ガス内の麻酔剤の濃度が、別個のバイパス管を必要とすることなく比較的迅速に低減されるという利点を有している。
これらの利点及び別の利点が、符号を付した図面に示した本発明による反射体の次の実施例の説明により明らかである。
図1に示した麻酔剤反射体に関して、本実施例では円筒形に形成されたハウジング2が、第1のガス通路4と第2のガス通路6とを収容しており、この場合、共通の壁部8により分離されている。2つのガスポート10,12がハウジング2内に設けられており、これにより、貫流構造において第1のガス通路4がハウジング2の外側に接続される。本実施例では、2つのガスポート10,12の内のいずれか一方12に一方向弁14が設けられており、これにより、第1のガス室4内の貫流は一方向にのみ形成される。同じように、2つのガスポート16,18がハウジング2内に設けられており、これにより、貫流構造において第2のガス通路6もハウジング2の外側に接続される。本実施例では、2つのガスポート16,18の内のいずれか一方18に一方向弁20が設けられており、これにより、貫流は一方向にのみ形成される。2つの一方向弁14,20は、貫流がガス通路4,6において反対方向に形成されるように互いに方向づけられている。このようにして、第1のガス通路4を、例えば吸入麻酔系(図示しない)の空気圧回路の吸気ガスラインに接続し、第2のガス通路6を空気圧回路の呼気ラインに接続することができる。
有利には、麻酔剤反射体のこの実施例はガス調整ユニット22(破線で示す)に接続されていてよい。このガス調整ユニット22は、吸気ライン内のガスポート10の、有利には直接の上流に設けられており、このガスポート10によって、吸気ガスは第1のガス通路4に進入する。前記ユニット22は、流入する吸気ガスを少なくとも温めるように構成されている。このようにして、吸着された麻酔剤ガスの脱着が強化される。実際に熱エネルギは脱着を強化するために、この技術の熟練者とっては自明の数多くの形式で供給される。ユニット22は、流入する吸気ガスを湿潤するためにも適合される。
ディスク形のフィルタ24が、適宜な麻酔剤吸着材料、例えば活性炭素布又は顆粒剤から成っており、有利には解離可能にハウジング2内に保持されており、共通の壁部8に設けられた開口26(明確化のために誇張して示す)を貫通するように配置されている。前記壁部8は2つの独立した区分8a,8bから形成されていてよい。本実施例では、フィルタ24の吸着材料の区分24aが第1のガス通路4内に延びており、かつこれをほぼ分割しており、第2の区分24bが第2のガス通路6内に延びており、かつこれをほぼ分割している。フィルタ24には、回転可能なシャフト30との解離可能な係合のための貫通孔28が設けられており、このシャフト30によって、フィルタ24を回転させることができる。本実施例では、モータ32がシャフト30に結合可能になっており、このシャフトを回転させるように操作可能になっている。
また突起34がそれぞれのガス通路4,6の内側表面に設けられていてよい。これらの突起34に対してフィルタ24の表面36の縁部をシールすることができる。このようにして、それぞれのガス通路4,6内の、フィルタ24を通過するガスの量を増加し、これによって反射体の反射特性を強化してよい。
フィルタ24の適当な構成が図2aに示されており、共通の壁部8の協働する区分8a,8bが図2bに示されている。フィルタ24の吸着材料は、複数の同一のセグメント(全般に符号38で示す)に分割されている。この場合に、本実施例では圧縮可能なリブ(全般に符号40で示す)の形で示された分割メンバが使用される。これらのリブ40は、フィルタ24の対応する表面それぞれ、例えば表面36から突出し、使用時には共通の壁部8の協働する接触面、例えば44に対してガス密なシールを形成する。2つのガス通路4,6の間のガスの漏出をさらに最小化するために、フィルタ24の向かい合う表面に面している、共通の壁区分8の表面は、セグメント38の形状に適合するように形成されている。このことの例が図2bに示されている。共通の壁区分8を構成する協働する区分8a,8bにはそれぞれ表面42,44が設けられており、これらの表面42,44は、使用時にフィルタ24の向かい合う表面、例えば表面36に面している。区分8a,8bのそれぞれの表面42,44は、フィルタ24の向かい合うセグメントペア38の形状にほぼ一致するように形成されている。使用時に、これらの向かい合うセグメントペア38を区切るリブ40は、対応する表面42,44に接触し、かつこれらの表面に対して圧縮され、これにより、通路4,6の間のガスの搬送が抑制される。
図3に示した本発明による麻酔剤反射体の別の実施例では、ハウジング46が第1のガス通路48と第2のガス通路50との内部装置を有しており、これらのガス通路46,48は、ガスポート・ペア52,54によって外部からアクセス可能になっている。これらのガスポート52,54はハウジング46の向かい合う端部に配置されており、第1のガス通路48と第2のガス通路50とのための共通の流路を形成している。これらのガスポート52,54は、ハウジングに固定されているか又は解離可能に取り付けられていると有利である。一方向弁56,58がそれぞれ第1のガス通路48と第2のガス通路50とに連結されており、ガスがそれぞれのガス通路48,50において反対方向に流れることが可能となるように協働する。本実施例では、これらの弁56,58は両方とも一方のガスポート52、又は有利には両方のガスポート52,54のそれぞれの支流に配置されている(52のみを示す)が、もちろんハウジング46の内部のそれぞれのガス通路48,50に配置されていてもよい。
開口60がハウジング46に設けられており、この開口60内にはフィルタホルダ62が解離可能に収容されている。スロット64がそれぞれ通路48,50内に向かい合う位置に形成されており(1つのみを示す)、開口60の下方に配置されている。対応するスロット66がフィルタホルダ62本体を貫通して設けられており、このスロット66はそれぞれの通路48,50に設けられたスロット64と協働して溝を形成し、この溝を介して、麻酔吸着フィルタ68は往復運動しながらそれぞれの通路48,50の内部の間で交互に摺動することができるようになっている。フィルタ68がハウジング46の内部に配置されている場合に、ロッド70もフィルタ68に解離可能に取り付けられており、フィルタ68がそれぞれの通路48,50内に位置している場合に外側からアクセス可能に寸法取りされている。本実施例では、ロッド70はフィルタ68への押込み嵌め結合のために考案されている。この押込み嵌め結合を支援するために、解離可能なディテント72がフィルタホルダ62に組み込まれており、ロッド70が取り付けられ又は取り外される際に、このディテント72はフィルタ68をフィルタホルダ62の内部に保持するためにスロット66の内部に配置されている場合、フィルタ68の縁部に接触しかつ解離するように作動せしめられてよい。
吸入麻酔系が図4に示されている。この吸入麻酔系は、麻酔剤を含有する呼吸ガスの測定及び制御された搬送のために用いられる公知の麻酔剤換気機74と、この麻酔剤換気機74と患者(図示しない)の気道との間のガスの流れを案内するために用いられる汎用の空気圧回路76とから成っている。本実施例のこの空気圧回路76は、ガスが患者の方向へ流れる吸気ライン78と、ガスが患者から流れる呼気ライン80と、患者への及び患者からの共通のガス流路を供給し、吸気ライン78及び呼気ライン80の両方へガス接続された患者ライン82とから成っている。麻酔濃度センサ84が患者ラインに配置されていてよい。これにより、吸気及び呼気ガスの両方の麻酔剤の濃度が感知され、この濃度の測定値が制御パラメータとして麻酔剤換気機74に供給される。例えば図1に関して上に記載したような本発明による麻酔剤反射体は、前記システムの一部としても供給される。反射体のハウジング2は吸気ライン78と呼気ライン80とに接続されており、一方向弁14,20(図4に図示していない)により、ガスが吸気ライン78内では第1のガス通路4のみを通って流れ、かつガスが呼気ライン80内では第2のガス通路6のみを通って流れることが可能となるように方向づけられている(本実施例では操作者に方向を示すためにハウジング2の外側表面に見える矢印86で示した)。
この技術の熟練者には明らかなように、例えば図3に関して上に説明したように、1対のガスポート52,54のみを有している本発明による反射体が使用される場合、反射体ハウジング46は、麻酔剤系の患者ライン82によって供給されている共通のガス流路に接続されていてよい。
モータ32が図1のディスク形のフィルタ24を回転させるために連結されており、かつ制御ユニット88に操作可能に接続されている。この制御ユニット88はモータ32を制御し、これにより、2つのガス通路4,6の間でフィルタ24の望ましい回転が達成される。望ましい回転は、有利には、吐き出された麻酔剤によるフィルタ24の飽和を阻止し、CO2再呼吸を最小化するように選択されており、典型的には麻酔剤換気機74によって制御又は監視された1つ又は複数のパラメータ、例えば呼吸の頻度、毎分の容積及び麻酔剤の濃度に関係している。制御ユニット88は、それ故、麻酔剤換気機74に操作可能に接続されており、これにより、1つ又は複数のパラメータの表示が受け取とられる。
例えば、ディスク形のフィルタ24のガス含有量が80mlであると仮定すると、40mlは呼気側6にあり、それ故、約5容量パーセントのCO2(すなわち約2mlのCO2)を含んでいる。小さい一回呼吸気量(200mlの一回呼吸気量は0.2容量パーセントのCO2を有する)の場合でさえも当てはまるように、再呼吸の許容レベルが0.4mlである場合、適切な回転速度は呼吸毎に1/10回転である。なぜならば、このことはすなわち、排出されたCO2の量の1/5が吸気側4に現れることを意味するからである。
例えば、患者の呼吸サイクルの呼気相の間に、呼気ガス内に存在する麻酔剤を保持するために第2の通路6内に配置されているフィルタ24の例えば部分24bが、第1の通路4内に配置されるように移動され、これにより、保持されていた麻酔剤が、患者の呼吸サイクルの吸気相の間に第1の通路4を通って流れる吸気ガス内に解放される場合に、制御ユニット88がモータ32を制御し、これによって、ディスク24の断続的な回転がもたらされるか又はディスク24の振動がもたらされることは、この技術の熟練者により評価されるであろう。
付加的に、制御ユニット88は1回又は複数の呼吸サイクルのためにディスクフィルタ24の回転を、例えば手動で入力された信号に対して反応して抑止するように形成されていてもよい。このことは、フィルタ24から、吸気ライン78内に流れる吸気ガス内に解放される麻酔剤の量の比較的迅速な減少を可能にする。付加的又は選択的に、呼気ライン80に接続されたガス通路6を通った麻酔剤を含まないガスの偏流を呼気相の間に供給し、これにより、通路6のフィルタ24の部分24bから麻酔剤を流してよい。
2 ハウジング、 4 第1のガス通路、 6 第2のガス通路、 8 壁部、8a,8b 区分、 10 ガスポート、 12 ガスポート、 14 一方向弁、 16 ガスポート、 18 ガスポート、 20 一方向弁、 22 調整ユニット、 24 フィルタ、 26 開口、 28 貫通孔、 30 シャフト、 32 モータ、 34 突起、 36 表面、 38 セグメント、 40 リブ、 42 表面、 44 表面、 46 ハウジング、 48 ガス通路、 50 ガス通路、 52 ガスポート、 54 ガスポート、 56 一方向弁、 58 一方向弁、 60 開口、 62 フィルタホルダ、 64 スロット、 66 スロット、 68 フィルタ、 70 ロッド、 72 ディテント、 74 麻酔剤換気機、 76 空気圧回路、 78 吸気ライン、 80 呼気ライン、 82 患者ライン、 84 麻酔剤濃度センサ 、86 矢印、 88 制御ユニット
Claims (6)
- ハウジング(2;46)を有する麻酔剤反射体であって、該ハウジング(2;46)の内部に外部からアクセス可能な2つのガス通路(4,6;48,50)が形成されており、かつ前記ハウジング(2;46)が、ガスを含有する麻酔剤の解放可能な吸着のためのフィルタ(24;68)を保持している形式のものにおいて、前記フィルタ(24;68)が、ガス通路(4,6;48,50)の間で可動になっており、これにより、フィルタの同区分(24a;24b;68)が、それぞれの通路(4,6;48,50)の内部に順次にさらされるようになっていることを特徴とする、麻酔剤反射体。
- フィルタ(68)が、2つのガス通路(38;50)の間で往復運動するために配置されている、請求項1記載の麻酔剤反射体。
- フィルタ(24)が、2つのガス通路を介して回転運動するために配置されている、請求項1記載の麻酔剤反射体。
- 2つのガス通路(4;6)が、平行に配置されており、かつフィルタ(24)と協働しており、これにより、フィルタ(24)の異なる部分(24a;24b)が、それぞれの通路(4;6)の内部に同時にさらされるようになっている、請求項3記載の麻酔剤反射体。
- フィルタ(24)が、複数のセグメント(38)に分割されており、該セグメント(38)が、フィルタ(24)の表面(36)から突出する分割メンバ(40)によって分離されており、かつ2つのガス通路(4;6)を分離する共通の壁部(8a;8b)の向かい合う表面(42,44)と協働可能になっており、これにより、2つの通路(4;6)の間のガスの搬送が抑制される、請求項4記載の麻酔剤反射体。
- 麻酔剤換気機(74)を有する吸入麻酔系であって、該麻酔剤換気機(74)が、患者の気道への及び患者の気道からの流れ方向にガスを案内するための空気圧回路(76)と操作可能に接続されている形式のものにおいて、請求項1から5までのいずれか1項に記載の麻酔剤反射体が設けられており、該麻酔体反射体がハウジング(2)を備えており、該ハウジング(2)が、前記空気圧回路(76)に整列されて協働するように接続されており、これにより、空気圧回路(76)内からのガスが、それぞれの通路(4,6)の流れ方向(86)の、専用の異った方向に流れることが可能となることを特徴とする、吸入麻酔系。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE0300161A SE0300161D0 (sv) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Anesthetic Reflector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004223251A true JP2004223251A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=20290190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004011149A Pending JP2004223251A (ja) | 2003-01-23 | 2004-01-19 | 麻酔剤反射体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7077134B2 (ja) |
EP (1) | EP1440704B1 (ja) |
JP (1) | JP2004223251A (ja) |
DE (1) | DE60302204T2 (ja) |
SE (1) | SE0300161D0 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7353825B2 (en) | 2003-05-01 | 2008-04-08 | Axon Medical, Inc. | Apparatus and techniques for reducing the effects of general anesthetics |
US7621272B2 (en) * | 2003-05-01 | 2009-11-24 | Anecare Laboratories, Inc. | Apparatus and techniques for reducing the effects of general anesthetics |
AU2012244252B2 (en) * | 2005-05-06 | 2013-09-12 | Anecare Laboratories, Inc. | Apparatus and techniques for reducing the effects of general anesthetics |
DE102005032977B3 (de) * | 2005-07-14 | 2006-12-21 | Schmidt, Klaus, Prof. Dr. | Vorrichtung und Verfahren zur Aufbereitung von Gasgemischen |
US8449661B2 (en) * | 2006-03-29 | 2013-05-28 | Maquet Critical Care Ab | Filter arrangement |
DE102007063710B4 (de) * | 2007-10-11 | 2016-06-09 | Drägerwerk AG & Co. KGaA | Narkosegasmodul mit Narkosegaszwischenspeicher |
DE102007048892B4 (de) * | 2007-10-11 | 2016-06-09 | Drägerwerk AG & Co. KGaA | Narkosegaszwischenspeicher mit elektrisch beeinflussbarer Adsorptionscharakteristik |
DE102007048891B3 (de) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Dräger Medical AG & Co. KG | Vorrichtung zur Adsorption und Desorption von Anästhesiemittel |
DE102007048893C5 (de) * | 2007-10-11 | 2011-06-01 | Dräger Medical GmbH | Vorrichtung zur Adsorption und Desorption von Anästhesiemittel |
US8267081B2 (en) | 2009-02-20 | 2012-09-18 | Baxter International Inc. | Inhaled anesthetic agent therapy and delivery system |
US8485187B2 (en) * | 2009-04-28 | 2013-07-16 | Dynasthetics, Llc | System, method and apparatus for removal of volatile anesthetics for malignant hyperthermia |
EP2429622B1 (en) * | 2009-05-13 | 2014-02-26 | Maquet Critical Care AB | Anesthetic breathing apparatus having volume reflector unit with controllable penetration |
EP2830693A4 (en) * | 2012-03-29 | 2015-11-25 | Joseph Fisher | NARCOSEGAS DELIVERY SYSTEM |
JP6464094B2 (ja) | 2012-12-22 | 2019-02-06 | ディエムエフ・メディカル・インコーポレーテッド | 中空糸膜を有する麻酔回路 |
US9320867B2 (en) * | 2013-05-22 | 2016-04-26 | Pall Corporation | Connection system |
US9797815B2 (en) * | 2014-06-27 | 2017-10-24 | Pulse Health Llc | Breath analysis system |
US11491292B2 (en) * | 2016-06-21 | 2022-11-08 | Sedana Medical Limited | Sedation device |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3633724A1 (de) | 1986-10-03 | 1988-04-14 | Hoelter Heinz | Verfahren zur beseitigung von narkosegasen in der atemluft in aufwachraeumen |
SE459155B (sv) | 1987-04-14 | 1989-06-12 | Siemens Elema Ab | Foerfarande och anording foer aateranvaendning av anestesimedel |
SE9001581D0 (sv) * | 1990-05-03 | 1990-05-03 | Siemens Elema Ab | Foerfarande foer aateranvaendning av anestesigas och anordning foer genomfoerande av foerfarandet |
SE467996B (sv) * | 1991-01-25 | 1992-10-19 | Siemens Elema Ab | Anordning foer tillfoersel av en andningsgas och minst ett anestesimedel |
US5505768A (en) | 1994-10-11 | 1996-04-09 | Altadonna; Anthony J. | Humidity moisture exchanger |
SE505217C2 (sv) * | 1995-10-16 | 1997-07-14 | Gibeck Ab Louis | Anordning för återvinning av anestesimedel |
SE9503665L (sv) * | 1995-10-19 | 1997-04-20 | Siemens Elema Ab | Narkossystem |
US5678537A (en) * | 1996-03-21 | 1997-10-21 | Ohmeda Inc. | Oxygen flush for anesthesia systems |
US5829428A (en) | 1996-05-29 | 1998-11-03 | Alliance Pharmaceutical Corp. | Methods and apparatus for reducing the loss of respiratory promoters |
US6206002B1 (en) * | 1997-11-06 | 2001-03-27 | Hudson Rci Ab | Device and method for recovering anaesthetic during the use of inhaled anaesthetics |
AU2000277264A1 (en) | 2000-09-27 | 2002-04-08 | Steven L. Ryder | Heat-moisture exchanger and nebulization device |
-
2003
- 2003-01-23 SE SE0300161A patent/SE0300161D0/xx unknown
- 2003-11-29 EP EP03027518A patent/EP1440704B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-11-29 DE DE60302204T patent/DE60302204T2/de not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004011149A patent/JP2004223251A/ja active Pending
- 2004-01-20 US US10/760,822 patent/US7077134B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1440704A1 (en) | 2004-07-28 |
SE0300161D0 (sv) | 2003-01-23 |
US7077134B2 (en) | 2006-07-18 |
US20040149281A1 (en) | 2004-08-05 |
EP1440704B1 (en) | 2005-11-09 |
DE60302204T2 (de) | 2006-07-27 |
DE60302204D1 (de) | 2005-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004223251A (ja) | 麻酔剤反射体 | |
US5471979A (en) | Method and apparatus for the reuse of anesthetic gases in inhalation anesthesia with specific size and position of CO2 absorber | |
JP4106157B2 (ja) | 麻酔剤供給システム | |
EP2114499B1 (en) | Method and apparatus for collection of waste anesthetic gases | |
EP0855924B1 (en) | A device for recovering anaesthetic | |
US3612048A (en) | Rebreathing apparatus for anesthesia | |
JP2002301157A (ja) | 麻酔剤フィルタ装置 | |
JPS63264076A (ja) | 吸入麻酔装置 | |
JP2002248172A (ja) | 手動換気バッグ | |
US20100258117A1 (en) | Anaesthesia Breathing System | |
US6863067B2 (en) | Device for exchange of gas volume | |
US4155361A (en) | Air regenerating apparatus | |
JP2004538057A (ja) | バイアス流を分離するための装置および方法 | |
CA2387632A1 (en) | Device and method of reducing bias flow in oscillatory ventilators | |
JP2004506508A (ja) | 二酸化炭素吸収剤調合物における、または関連する改良 | |
JP2004174258A (ja) | 麻酔システムで使用するためのチューブ | |
CN115916310A (zh) | 用于为呼吸障碍提供浓缩治疗气体的方法和设备 | |
WO2021177893A1 (en) | Oxygen concentrator with removable sieve bed canister assembly | |
JP2007508892A (ja) | 麻酔薬を回収する装置および方法 | |
RU2201769C1 (ru) | Аппарат для дыхания | |
JP7165113B2 (ja) | 酸素濃縮装置 | |
RU2168339C1 (ru) | Изолирующий дыхательный аппарат | |
JP2005515840A (ja) | 振動換気人工呼吸器におけるバイアスフローを低減する装置及び方法 | |
JPH0747105B2 (ja) | 室内空気の浄化装置 | |
SU1029963A1 (ru) | Респиратор на химически св занном кислороде |