JP2004222758A - 洗濯乾燥機の排気口構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外箱と、この外箱内に配設する水槽2と、該水槽2内に回転自在に配設され多数の脱水孔を穿設した洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の上面側から該洗濯兼脱水槽内に乾燥行程時に温風を供給する温風供給手段である乾燥ユニット14とを具備する洗濯乾燥機において、洗濯兼脱水槽への温風吐出口22と洗濯兼脱水槽からの排気口18とを水槽2の周縁部において対向位置に配置した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯物を洗濯兼脱水槽内で脱水後、乾燥させることのできる洗濯乾燥機の排気口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
脱水行程終了後の乾燥行程で、洗濯兼脱水槽内に加熱装置および送風機より発生する温風を送り、乾燥行程の途中で洗濯兼脱水槽や回転翼を回転させて洗濯物をほぐしながら洗濯物を乾かす洗濯乾燥機がある。
【0003】
これは、例えば、外箱と、この外箱内に支持された外槽と、この外槽内に回転自在に配置され上面を開口するとともに周壁面に脱水孔を形成した洗濯脱水槽と、この洗濯脱水槽の内底部に配設された回転翼と、乾燥行程時に前記洗濯脱水槽内に温風を供給する温風供給手段とを備え、前記温風供給手段からの温風を前記洗濯脱水槽の上面開口から直接ないしは外槽の上部から前記脱水孔を経て供給するものである。
【0004】
かかる構成の洗濯乾燥機では、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程と洗濯運転が自動的に進行し、脱水行程終了後に乾燥行程に移行すると、この乾燥行程では、温風発生装置が作動して温風が発生し、この温風は洗濯脱水槽内に流れ込む。そして、洗濯脱水槽内底面にある回転翼上面に置かれる水分を含んだ洗濯物と接触して水分を気化させる。洗濯物の水分を含んで湿度の高くなった温風は、洗濯脱水槽の上方へと案内され、その上面開口から排気孔を経て外箱外に排気される。
【0005】
以上の動作を所定時間実施して洗濯物を乾かす乾燥行程を行う(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−216396号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例のように水槽に上部開口に内フタが設けられていないタイプの洗濯乾燥機では、洗濯物と接触した熱交換した後の排気は、この開口から外箱に形成した排気孔へと流れ出て、スムーズに排気される。しかしながら、水槽の上面開口に内フタを設けたタイプの洗濯乾燥機では、水槽および洗濯兼脱水槽内からの熱交換後の温風を排出するためには、水槽上部に排気口を設ける必要がある。
【0008】
この場合、水槽および洗濯兼脱水槽への温風の供給口に近い箇所に排気口を形成すると、供給後の温風が洗濯物に十分接触しないうちに排気口に流れ、十分に熱交換されないことになり、洗濯物の乾燥作用が十分に行われない。
【0009】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、水槽の上部開口に内フタを設けた場合でも、水槽および洗濯兼脱水槽に供給された温風を洗濯物と十分に接触させ熱交換でき、乾燥効率を向上でき、しかもそのための構造も簡単な洗濯乾燥機の排気口構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、外箱と、この外箱内に配設する水槽と、該水槽内に回転自在に配設され多数の脱水孔を穿設した洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の上面側から該洗濯兼脱水槽内に乾燥行程時に温風を供給する温風供給手段とを具備する洗濯乾燥機において、洗濯兼脱水槽への温風吐出口と洗濯兼脱水槽からの排気口とを水槽の周縁部において対向位置に配置した。
【0011】
これにより、温風吐出口と排気口とが最大長離間するから、温風吐出口から吐出されてから排気口に流れ出るまでの間に洗濯物と十分に接触して熱交換され、乾燥効率が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯乾燥機の排気口の実施形態を示す説明図、図2は本発明の排気口が設けられる洗濯乾燥機の全体説明図で、洗濯乾燥機の全体構成から説明すると、外箱1内に水槽2を搖動自在に配設し、該水槽2内に底部に回転翼3を配設するとともに周壁に多数の脱水孔5を穿設した洗濯兼脱水槽4を設けた。
【0013】
図中6は洗濯兼脱水槽4の上部に取り付けたバランサ、7は洗濯兼脱水槽4や回転翼3を回転させるためのモータを示す。また、前記外箱1の上部の開口にフタ8を備えたトップパネル9を取り付ける。
【0014】
また、洗濯兼脱水槽4内の衣類を乾燥させるための温風の供給手段としては、外箱1の側部にフィルター10を備えた吸気口11を設け、該吸気口11の下流側に位置させてトップパネル9の後部側の下方に乾燥ユニット14を設け、該乾燥ユニット14内に送風ファン12および加熱手段としてのヒータ13を順次配設し、乾燥ユニット14に形成した温風吐出口22を水槽カバー2aの後部側に配置する。これにより、温風吐出口22は洗濯兼脱水槽4の後部上方に開口することになる。図中15は該温風吐出口22を利用しここから霧状の水を洗濯兼脱水槽4内に供給するミストノズルを示す。
【0015】
温風の排出手段としては、水槽2の上部開口に内フタ16を設け、該内フタ16にフィルター17備えた排気口18を形成する。この排気口18の形成箇所は、前記温風吐出口22と最大長離間する箇所とし、温風吐出口22の対向位置に配置させて内フタ16に設ける。この場合、排気口18は図示の例では2か所形成した。
【0016】
そして、該排気口18の上方位置でトップパネル9に排出口19を設ける。
【0017】
吸気温度センサ20を前記フィルター10と送風ファン12との間に設け、排気温度センサ21を水槽2の上部に取り付けられる水槽カバー2aの下面に取り付ける。
【0018】
かかる洗濯乾燥機において、洗濯行程の次に行う乾燥行程では、例えば、ヒータ13に通電して温められた温風を送風ファン12で温風吐出口22から水槽2および洗濯兼脱水槽4内に吹き出し、衣類に当てて乾燥させる槽回転乾燥を行う。
【0019】
温風吐出口22から供給された温風は、前記のように衣類に接触して熱交換された後、内フタ16に形成してある排気口18から上昇して外箱1に形成してある排出口19を通って機外に排出される。この場合、温風吐出口22と排気口18とは最大限離間されているから、温風吐出口22から排気口18へと流れる間に洗濯兼脱水槽4内の衣類と十分に接触し、熱交換される。
【0020】
前記実施形態では排気口18の形成箇所を内フタ16としたか、これに限定されるものではなく、他の実施形態として水槽カバー2aに形成してもよい。
【0021】
そして、いずれの実施形態でも排気口18にリントフィルター17を設けておき、衣類から出るリントをここで捕集し、室内にリントが飛散することを防止すれば、衛生的な使用ができる。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の洗濯乾燥機の排気口構造は、外箱と、この外箱内に配設する水槽と、該水槽内に回転自在に配設され多数の脱水孔を穿設した洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の上面側から該洗濯兼脱水槽内に乾燥行程時に温風を供給する温風供給手段とを具備する洗濯乾燥機において、洗濯兼脱水槽への温風吐出口と洗濯兼脱水槽からの排気口とを水槽の周縁部において対向位置に配置した。
【0023】
これにより、温風吐出口と排気口とが最大長離間するから、温風吐出口から吐出されてから排気口に流れ出るまでの間に洗濯物と十分に接触して熱交換され、乾燥効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯乾燥機の排気口構造の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の排気口構造が実施される洗濯乾燥機の全体説明図である。
【符号の説明】
1…外箱 2…水槽 2a…水槽カバー
3…回転翼 4…洗濯兼脱水槽 5…脱水孔
6…バランサ 7…モータ 8…フタ
9…トップパネル 10…フィルター 11…吸気口
12…送風ファン 13…ヒータ 14…乾燥ユニット
15…ミストノズル 16…内フタ 17…フィルター
18…排気口 19…排出口 20…吸気温度センサ
21…排気温度センサ 22…温風吐出口
Claims (4)
- 外箱と、この外箱内に配設する水槽と、該水槽内に回転自在に配設され多数の脱水孔を穿設した洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の上面側から該洗濯兼脱水槽内に乾燥行程時に温風を供給する温風供給手段とを具備する洗濯乾燥機において、洗濯兼脱水槽への温風吐出口と洗濯兼脱水槽からの排気口とを水槽の周縁部において対向位置に配置したことを特徴とする洗濯乾燥機の排気口構造。
- 外箱の上部開口を覆うトップパネルの後面側下方に温風供給手段である乾燥ユニットを配設して、前記温風吐出口を水槽の後面側に設け、排気口を水槽の上部を覆う内フタに設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機の排気口構造。
- 外箱の上部開口を覆うトップパネルの後面側下方に温風供給手段である乾燥ユニットを配設して、前記温風吐出口を水槽の後面側に設け、排気口を水槽カバーに設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機の排気口構造。
- 前記排気口はリントフィルターを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の洗濯乾燥機の排気口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003010571A JP2004222758A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 洗濯乾燥機の排気口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003010571A JP2004222758A (ja) | 2003-01-20 | 2003-01-20 | 洗濯乾燥機の排気口構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004222758A true JP2004222758A (ja) | 2004-08-12 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107447432A (zh) * | 2016-05-30 | 2017-12-08 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
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2003
- 2003-01-20 JP JP2003010571A patent/JP2004222758A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107447432A (zh) * | 2016-05-30 | 2017-12-08 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
CN107447432B (zh) * | 2016-05-30 | 2020-09-29 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
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