JP2004222096A - 無線通信端末及びデータ処理方法 - Google Patents

無線通信端末及びデータ処理方法 Download PDF

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Shigenobu Matsuda
茂信 松田
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Abstract

【課題】新たな処理部の追加が必要になった場合でも、柔軟に拡張することができる携帯電話端末装置を実現する。
【解決手段】回線インタフェース部2と多重分離部4とをCPUバス3を介して接続し、CPU11による制御によりCPUバス3を介して回線インタフェース部と多重分離部4との間で多重データをパラレル伝送することにより、新たな処理部を追加する場合にもそれぞれの処理部間の接続関係を変更することなく新たな処理部を追加できるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像・音声・その他のデータを相手端末との間でやり取りすることが可能な携帯電話端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話端末装置は、ネットワークとの無線接続処理を行うベースバンド処理部と、ベースバンド処理部との間で画像、音声、その他の多重化されたデータをやり取りする回線インタフェース部と、回線インタフェース部より送られてくる多重化された画像・音声・その他のデータを分離、あるいは自分の端末内で符号化された画像・音声・その他のデータを多重化して回線インタフェース部に出力する多重分離部と、相手端末より送られてきた符号化された画像データを復号、あるいは逆に自分の端末にて取りこんだ画像データを相手端末に送る為に符号化する画像符号化復号部と、相手端末より送られてきた符号化された音声データを復号、あるいは逆に自分の端末にて取りこんだ音声データを相手端末に送る為に符号化する音声符号化復号部と、本携帯電話端末装置全体の制御を行うCPUと、CPUの命令及びデータを記憶するためのメモリと、SDカードやメモリスティック等のメモリーカードに対してデータの書込みや読出しを行う外部入出力インタフェース部と、画像符号化復号部に符号化するための画像データを出力する画像入力手段と、画像符号化復号部より出力される復号された画像データを表示するための画像表示手段と、音声符号化復号部に符号化するための音声データを入力する音声入力手段と、音声符号化復号部より出力される復号された音声データを出力するための音声出力手段と、回線インタフェース部、多重分離部、画像符号化復号部、音声符号化復号部、CPU、および外部入出力インタフェース部間の接続を切替える事が可能な入出力切替え部とから構成される。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−049574号公報(図13)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話端末装置において、各処理部は入出力切替え部に接続されており、入出力切替え部にて動作モードに合わせて接続先を切替える構成になっている。そのため、処理部が1つ追加されるごとに入出力切替え部のポートも1つ増やす必要があり、拡張性に乏しいと言える。
また、一般的に各処理部に入出力されるデータのフォーマットは異なる。例えば、回線インタフェース部に入出力されるデータはシリアルデータである場合が多く、CPUや外部入出力インタフェース部の扱うデータはパラレルデータである。従来例ではこれらデータフォーマットの相違に対する記述がなく、単に入出力切替え部で切替える構成となっているが、単純に切替えるだけではデータの送受信を行うことは困難である。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、処理部の拡張にも柔軟に対応し、データのフォーマットも統一させることにより全ての処理部間でデータの入出力が可能な携帯電話端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る無線通信端末は、
CPU(Central Processing Unit)と、所定のデータ処理を行う複数のデータ処理部とを有し、
CPUによる制御により複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における携帯電話端末装置(無線通信端末)の機能ブロック図を示すものである。
図1において、ベースバンド処理部1は、ネットワーク(無線通信回線)との無線接続処理を行う。
回線インタフェース部2は、ベースバンド処理部1に接続し、ベースバンド処理部1を介してネットワークとの間で多重データの送受信を行う。回線インタフェース部2はCPUバス3を介して多重分離部4に接続される。
多重分離部4は、回線インタフェース部2より画像データ、音声データ等が多重された多重データを入力し、多重データの分離を行うとともに、回線インタフェース部2からネットワークに対して多重データを送信する場合には、画像データ、音声データの多重化を行う。多重分離部4には画像の符号化・復号処理を行う画像符号化復号部5と音声の符号化・復号処理を行う音声符号化復号部6が接続されている。
画像符号化復号部5には符号化するための画像データの入力を行う画像入力手段7(例えば、カメラ)と相手端末から送られてくる画像を出力するための画像出力手段8(例えば、LCD)が接続されており、音声符号化復号部6には符号化するための音声データを入力する音声入力手段9(例えば、マイク)と相手端末から送られてくる音声を出力するための音声出力手段10(例えば、スピーカ)が接続される。
その他、CPUバス3には携帯電話端末装置全体の制御を行うCPU11と、プログラムやデータを格納するためのメモリ12が接続される。
なお、本実施の形態では、回線インタフェース部2と多重分離部4がデータ処理部の例に相当する。
【0008】
次に動作について説明する。
相手端末に対して回線を接続してテレビ電話を行う場合、CPU11はベースバンド処理部1に対して回線接続指示を出す。
ベースバンド処理部1ではCPU11から回線接続指示とともに通知される相手端末の電話番号情報に基づきネットワークに対し回線接続手順を実行する。相手端末との間で回線が接続されるとベースバンド処理部1より回線インタフェース部2に受信データが出力されてくる。
回線インタフェース部2では画像・音声・その他の多重データをCPUバス3に出力するためにデータフォーマット変換を行う。つまり、ベースバンド処理部1から出力された多重データはシリアル伝送用のデータフォーマットであるため、パラレル伝送用のデータフォーマットに変換する。そして、データフォーマット変換された多重データはCPU11による制御により回線インタフェース部2からCPUバスを介して多重分離部4にパラレル伝送される。
多重分離部4では受信した多重データより画像/音声/その他のデータを分離し、画像データは画像符号化復号部5へ、音声データは音声符号化復号部6へ、その他のデータはCPU11へ出力する。
画像符号化復号部5では受信した符号化画像データの復号処理を行い、復号した画像を画像出力手段8へ出力することで、相手端末から送られてきた画像を携帯電話端末装置に表示することが出来る。
音声符号化復号部6では受信した符号化音声データの復号処理を行い、復号した音声を音声出力手段10へ出力することで、相手端末から送られてきた音声を携帯電話端末装置に出力することが出来る。
【0009】
このように、本実施の形態では、CPUバスを介して回線インタフェース部2と多重分離部4とを接続し、回線インタフェース部2により多重データが受信された場合に、CPU11による制御によりCPUバス3を介して回線インタフェース部2から多重分離部4に対して多重データをパラレル伝送させ、また、回線インタフェース部2からネットワークに対して多重データを送信する場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して多重分離部4から回線インタフェース部2に対して多重データをパラレル伝送させている
【0010】
本実施の形態では、各処理部間(回線インタフェース部、多重分離部間)をCPUバスで接続するため、回線クロックを用いたデータの同期確保が困難である。そのため、回線インタフェース、多重分離部のそれぞれのCPUバスインタフェースにバッファを設け、バッファにある程度データが溜まったら読出しが可能となる構成とする。その際、バッファからの読出しタイミングとして、回線クロックから生成した割込み信号を用いることで回線クロックとデータの同期性を保持する構成としている。従来の回線インタフェース部、多重分離部間のデータ送受信タイミングを図7に示し、本実施の形態における回線インタフェース部、多重分離部間のデータ送受信タイミングを図8に示す。
図において、UD01、UD02等はユーザデータであり、16ビット単位となっている。A15、A14等はユーザデータ(例えばUD01)を構成するデータであり、1ビット単位となっている。また、CLKは、回線クロックを、CPUCLKはCPUクロックを示している。
図7及び図8によれば、CPUクロック(CPUCLK)は回線クロック(CLK)とは同期していないが、回線クロックに同期した10ms周期の割込みを使用して回線インタフェース部のバッファ又は多重分離部のバッファの読出し・書込みを行うことで、10ms単位でのデータの同期性を確保することができる。
【0011】
上記のように回線インタフェース部2と多重分離部4との間でデータのパラレル伝送を行うため、データ転送速度を向上させることができ、また回線インタフェース部と多重分離部とがCPUバス3を介して接続されているため、回線系のインタフェース部が追加になった場合でも、容易に接続することが可能である。
従来例では入出力切替え部を経由して接続されているため、回線インタフェース部が追加されると入出力切り替え部のポート数も追加する必要があったが、本実施の形態によれば、このような作業が不要となる。
【0012】
実施の形態2.
また、図2はこの発明の実施の形態2における携帯電話端末装置の機能ブロック図を示すものである。
図2において図1と同様の機能を実現する処理部は同一の符号を付けている。新たに追加したのは、地上波ディジタル放送を受信するための無線処理を行うDTVチューナ部13と、前記DTVチューナ部13を介して映像、音声、その他のデータの多重データ(放送波データ)を受信し、受信した多重データをCPUバス3に出力するDTVインタフェース部(放送波インタフェース部)14である。
本実施の形態では、回線インタフェース部2、DTVインタフェース部14と多重分離部4がデータ処理部の例に相当する。
【0013】
次に動作について説明する。
地上波ディジタル放送を受信する場合、CPU11はDTVチューナ部13に対し受信開始指示と選局情報を通知する。DTVチューナ部13は選局に成功するとMPEG2トランスポートストリーム形式に多重化された映像、音声、その他のデータをDTVインタフェース部14に出力する。
DTVインタフェース部14ではMPEG2トランスポートストリーム形式のデータをCPUバスインタフェース形式のデータに変換する。変換されたデータはCPU11による制御によりDTVインタフェース部14からCPUバスを介して多重分離部4にパラレル伝送され、多重分離部4にて映像、音声、その他のデータに分離されたのち、復号されて映像、音声として出力される。
なお、テレビ電話として機能する場合の動作は実施の形態1と同様である。
また、DTVインタフェース部、多重分離部間のデータ送受信タイミングは、実施の形態1で示した図8と同様である。
【0014】
このように、本実施の形態では、CPUバスを介してDTVインタフェース部14と多重分離部4とを接続し、DTVインタフェース部14により放送波データが受信された場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して放送波データをDTVインタフェース部から多重分離部に対してパラレル伝送させている。
【0015】
以上のようにテレビ電話、DTV受信と2種類の動作モードをサポートする場合においてもCPUバス3より右側の構成を変更する必要がなく、容易に機能を拡張することが可能である。
【0016】
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3における携帯電話端末装置の機能ブロック図を示すものである。
図3において図2と同様の機能を実現する処理部は同一の符号を付けている。新たに追加したのは、各種データを書込み/読出しするためのメモリーカード(外部装置、外部記憶装置)15と、メモリーカード15のデータ形式をCPUバスのデータ形式に変換する外部入出力インタフェース部16である。
本実施の形態では、回線インタフェース部2、DTVインタフェース部14、多重分離部4、外部入出力インタフェース部16がデータ処理部の例に相当する。
【0017】
次に動作について説明する。
テレビ電話や地上波ディジタル放送受信時の動作は実施の形態1および実施の形態2と同様のため、説明は省略する。
メモリーカード15には携帯電話端末装置のアドレス帳、メール、撮影した画像データ、録音した音声データ等のユーザデータを保存することが可能である。またテレビ電話の留守録としても使用することが可能である。
テレビ電話時、回線インタフェース部2から出力される相手端末から送られてくる画像、音声の多重データはCPU11によってCPUバス3を介して多重分離部4に入力されるが、同時に、回線インタフェース部2からCPUバス3を介して外部入出力インタフェース部16にパラレル伝送し、外部入出力インタフェース部16を経由してメモリーカード15に書き込んでおく。テレビ電話終了後、メモリーカード15に書き込んでおいたデータを読み出す場合は、外部入出力インタフェース部16を通じCPUバスを介してメモリーカード15からCPU11が読出し、CPUバスを介して多重分離部4に入力し、画像符号化復号部5および音声符号化復号部6で画像、音声を復号することにより、後で確認することが可能となる。
【0018】
このように、本実施の形態では、CPUバスを介して回線インタフェース部2と外部入出力インタフェース部16とを接続し、回線インタフェース部によりユーザデータ(例えば、多重データ)が受信された場合に、CPU11による制御によりCPUバス3を介して回線インタフェース部から外部入出力インタフェース部に対してユーザデータをパラレル伝送させ、また、CPUバスを介して外部入出力インタフェース部16と多重分離部4とを接続し、外部入出力インタフェース部16により多重データがメモリーカード(外部記憶装置)から読み出された場合に、CPU11による制御によりCPUバス3を介して外部入出力インタフェース部16から多重分離部4に対して多重データをパラレル伝送させている。
【0019】
このように、CPUバス3経由でデータの入出力を行うことにより、1つの回線系処理部からのデータを2つ以上の処理部に同時に分配することが可能である。
【0020】
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4における携帯電話端末装置の機能ブロック図を示すものである。
図4において図3と同様の機能を実現する処理部は同一の符号を付けている。
CPUバスは読出し用データバス(読出し用CPUバス)17と書込み用データバス(書込み用CPUバス)18を独立に設ける。CPU11からの書込み用データバス18と、アドレス及びその他制御信号19は全ての処理部に並列に接続する。読出し用データバス17には、各処理部からの読出し用データバス17a〜17eをセレクタ20で選択した信号が接続される。アドレスデコーダ21はCPU11から出力されるアドレス信号を基に、CPU11がどの処理部のデータを読み出そうとしているかを判定し、セレクタ20に対してセレクト信号を出力する。
【0021】
次に動作について説明する。
テレビ電話や地上波ディジタル放送の受信、およびメモリーカードへの書込み/読出し時の各部の動作は、実施の形態1〜3と同様のため省略する。
図4の構成ではCPU11の読出し用データバス17と書込み用データバス18が独立しているため、それぞれのバスにおける信号の向きは常に片方向である。実施の形態1〜3のCPUバス3は信号の向きは双方向を想定していた。各処理部とCPU11の間でやり取りするデータ量がそれ程多くない場合には、CPUバスの動作クロックが高くなくともデータの転送が可能であるため、双方向データバスでも実現可能であるが、各処理部との間でやり取りするデータ量が多くなると双方向バスの場合、信号の向きを切替える時間が発生し、動作クロックを上げられなくなる。
【0022】
このように、本実施の形態では、データ書込み用の書込み用CPUバスとデータ読出し用の読出し用CPUバスとを設け、書込み用CPUバス及び読出し用CPUバスを介して複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせている。
【0023】
以上より、本実施の形態では、読出し用データバスと書込み用データバスを分離することにより信号の向きを切替える時間を無くすことができ、双方向バスに比べてCPUバスの動作クロックを上げる事が出来る。これにより各処理部とやり取りするデータ量が増えても対応することが可能となる。
【0024】
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5における携帯電話端末装置の機能ブロック図を示すものである。
図5において図4と同様の機能を実現する処理部は同一の符号を付けている。
本実施の形態では、DMA(Direct Memory Acess)コントローラ24を設け、DMAコントローラ24の制御により各処理部での処理を管理する。
CPU11の書込み用データバス18aとDMAコントローラ24の書込み用データバス18bはセレクタ22に接続され、セレクタ22で選択された書込み用データバス18が各処理部に接続される。同様にCPU11のアドレス及びその他制御信号19aとDMAコントローラ24のアドレス及びその他制御信号19bがセレクタ23に接続され、セレクタ23で選択されたアドレス及びその他制御信号19が各処理部に接続される。
読出し用データバスのセレクタ20と、書込み用データバスのセレクタ22と、アドレス及びその他制御信号用セレクタ23はバスの競合制御を行うバスアービター25により制御される。
【0025】
このように、本実施の形態では、DMAコントローラによる制御により複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせている。
【0026】
このような構成にすることにより、各処理部間の単純なデータ転送処理はDMAコントローラ24にて実行し、データの加工を必要とする処理のみCPU11が実行することで、CPU11の処理負荷を軽減することが可能となる。
【0027】
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6における携帯電話端末装置の機能ブロック図を示すものである。
図6において図5と同様の機能を実現する処理部は同一の符号を付けている。
実施の形態5では読出し用データバスのセレクタ20はCPU11とDMAコントローラ24で共有していたが、図6ではCPU用セレクタ20aとDMAコントローラ用セレクタ20bと、それぞれ独立に持つ。
また、書込み用データバスのセレクタ22とアドレス及びその他制御信号用セレクタ23もそれぞれ1つずつ実装していたが、図6では各処理部ごとに1つずつ独立に持つ。
【0028】
このように、本実施の形態では、CPUバスから独立したDMAコントローラ用バスを介して複数のデータ処理部を接続し、DMAコントローラによる制御によりDMAコントローラ用バスを介して複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせている。
【0029】
以上のような構成にすることで、CPUのデータバス、アドレスバスとDMAコントローラのデータバス、アドレスバスが完全に分離される。そのため、CPU11とDMAコントローラ24が同時に別々の処理部にアクセスする事が可能となり、バスの競合が発生しにくくなるため、より高速でのデータ処理が可能となる。
【0030】
ここで、実施の形態1〜6に示した携帯電話端末装置の特徴を以下にて再言する。
実施の形態1に記載の携帯電話端末装置は、ネットワークに接続し、そのネットワークを経由して接続された相手端末との間で画像、音声、その他のデータをやり取りすることが可能な携帯電話端末装置であって、
ネットワークとの無線接続処理を行うベースバンド処理部と、前記ベースバンド処理部との間で画像、音声、その他の多重化されたデータをやり取りする回線インタフェース部と、CPUバスを経由して前記回線インタフェース部との間で多重化されたデータから画像、音声、その他のデータを分離、または逆に画像、音声、その他のデータを多重して回線インタフェース部に出力する多重分離部と、前記多重分離部にて分離した画像データを復号し表示する、また逆に入力された画像データを符号化し前記多重分離部に出力する画像符号化復号部と、前記多重分離部にて分離した音声データを復号し出力する、また逆に入力された音声データを符号化し前記多重分離部に出力する音声符号化復号部と、前記画像符号化復号部に対して符号化するための画像データを入力する画像入力手段と、前記画像符号化復号部から出力される復号された画像データを表示する画像表示手段と、前記音声符号化復号に符号化するための音声データを入力する音声入力手段と、前記音声符号復号部から出力される復号された音声データを外部に出力する音声出力手段と、装置全体の制御や前記回線インタフェース部と前記多重分離部との間のデータの入出力処理を行うCPUを備えたことを特徴とする。
【0031】
実施の形態2に記載の携帯電話端末装置は、地上波ディジタル放送を受信するための無線処理を行うDTVチューナ部と、前記DTVチューナ部から出力される多重化された画像、音声、その他のデータをCPUバスに出力するDTVインタフェース部を備えたことを特徴とする。
【0032】
実施の形態3に記載の携帯電話端末装置は、外部に接続されたSDカードやメモリースティックなどのメモリーカードに対して画像、音声、その他のデータ等の書込みや読出し処理を行う外部入出力インタフェース部を備えたことを特徴とする。
【0033】
実施の形態4に記載の携帯電話端末装置は、CPUバスの書込み側と読出し側のバスを独立に設けることで、書込み時と読出し時のバスの信号向きの変化を削減し、高速クロックでのデータ転送を可能とする。
【0034】
実施の形態5に記載の携帯電話端末装置は、回線インタフェース部と多重分離部間でのデータのやり取りを行うDMA処理部と備えたことを特徴とする。
【0035】
実施の形態6に記載の携帯電話端末装置は、CPUのバスとDMACのバスを独立に設けることで、CPUとDMACが同時にそれぞれ別の処理部に対しアクセス出来るようにしたことを特徴とする。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のデータ処理部の間で処理対象のデータパラレル伝送させるため、データ転送速度を向上させることができ、また複数のデータ処理部の間をCPUバスを介して接続する場合には、新たなインタフェース部が追加になった場合でも、容易に接続することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態2による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態3による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態4による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態5による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態6による携帯電話端末装置の機能ブロック図である。
【図7】従来の回線インタフェース部、多重分離部間のデータ送受信タイミングを示す図である。
【図8】実施の形態に係る回線インタフェース部、多重分離部間のデータ受信タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 ベースバンド処理部、2 回線インタフェース部、3 CPUバス、4 多重分離部、5 画像符号化復号部、6 音声符号化復号部、7 画像入力手段、8 画像出力手段、9 音声入力手段、10 音声出力手段、11 CPU、12 メモリ、13 DTVチューナ部、14 DTVインタフェース部、15メモリーカード、16 外部入出力インタフェース部、17 読出し用データバス、18 書込み用データバス、19 アドレス信号及びその他制御信号20読出し用データバスセレクタ、21 アドレスデコーダ、22 書込み用データバスセレクタ、23 アドレス及びその他制御信号用セレクタ、24 DMAコントローラ、25 バスアービター、26 DMAコントローラ読出し用データバス。

Claims (12)

  1. CPU(Central Processing Unit)と、所定のデータ処理を行う複数のデータ処理部とを有し、
    CPUによる制御により複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記無線通信端末は、
    CPUバスを介して複数のデータ処理部を接続し、CPUによる制御によりCPUバスを介して複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記無線通信端末は、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、少なくとも画像データと音声データとが多重された多重データを無線通信回線との間で送受信する回線インタフェース部と、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、多重データを分離するとともに少なくとも画像データと音声データとを多重して多重データとする多重分離部とを有し、
    CPUバスを介して前記回線インタフェース部と前記多重分離部とを接続し、
    前記回線インタフェース部により多重データが受信された場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して前記回線インタフェース部から前記多重分離部に対して多重データをパラレル伝送させ、
    前記回線インタフェース部から前記無線通信回線に対して多重データを送信する場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して前記多重分離部から前記回線インタフェース部に対して多重データをパラレル伝送させることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記回線インタフェース部は、
    前記無線通信回線よりシリアル伝送された多重データをパラレル伝送用にデータ変換して前記多重分離部に対してパラレル伝送し、前記多重分離部よりパラレル伝送された多重データをシリアル伝送用にデータ変換して前記無線通信回線に対してシリアル伝送することを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 前記回線インタフェース部及び前記多重分離部は、それぞれ多重データを蓄積するバッファを有し、無線通信回線の回線クロックに基づく割込み信号を用いて前記回線インタフェース部のバッファ及び前記多重分離部のバッファのいずれかに対してデータの読出し及びデータの書込みのいずれかを行うことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  6. 前記無線通信端末は、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、少なくとも画像データと音声データとが多重された放送波データを受信する放送波インタフェース部と、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、放送波データを分離すると分離部とを有し、
    CPUバスを介して前記放送波インタフェース部と前記分離部とを接続し、
    前記放送波インタフェース部により放送波データが受信された場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して放送波データを前記放送波インタフェース部から前記分離部に対してパラレル伝送させることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  7. 前記無線通信端末は、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、ユーザデータを無線通信回線との間で送受信する回線インタフェース部と、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、外部装置との間でユーザデータを入出力する外部入出力インタフェース部とを有し、
    CPUバスを介して前記回線インタフェース部と前記外部入出力インタフェース部とを接続し、
    前記回線インタフェース部によりユーザデータが受信された場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して前記回線インタフェース部から前記外部入出力インタフェース部に対してユーザデータをパラレル伝送させることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  8. 前記無線通信端末は、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、少なくとも画像データと音声データとが多重された多重データを外部記憶装置との間で入出力する外部入出力インタフェース部と、
    複数のデータ処理部のうちの一つとして、多重データを分離すると分離部とを有し、
    CPUバスを介して前記外部入出力インタフェース部と前記分離部とを接続し、
    前記外部入出力インタフェース部により多重データが前記外部記憶装置から読み出された場合に、CPUによる制御によりCPUバスを介して前記外部入出力インタフェース部から前記分離部に対して多重データをパラレル伝送させることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  9. 前記無線通信端末は、
    複数のデータ処理部へのデータ書込み用の書込み用CPUバスと複数のデータ処理部からのデータ読出し用の読出し用CPUバスとを有し、書込み用CPUバス及び読出し用CPUバスを介して複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  10. 前記無線通信端末は、更に、DMA(Direct Memory Acess)コントローラを有し、
    DMAコントローラによる制御により複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  11. 前記無線通信端末は、
    CPUバスから独立したDMAコントローラ用バスを介して複数のデータ処理部を接続し、DMAコントローラによる制御によりDMAコントローラ用バスを介して複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とする請求項10に記載の無線通信端末。
  12. CPU(Central Processing Unit)と、所定のデータ処理を行う複数のデータ処理部とを有する無線通信端末におけるデータ処理方法であって、
    CPUによる制御により複数のデータ処理部の間で処理対象のデータをパラレル伝送させて複数のデータ処理部の間で処理対象のデータに対するデータ処理を行わせることを特徴とするデータ処理方法。
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