JP2004221828A - ディジタルカメラ及びディジタルカメラの表示制御方法 - Google Patents

ディジタルカメラ及びディジタルカメラの表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被写体を記録する前に再生時のレイアウトを選択したときに再生時のレイアウトに応じた適切なフレーミングが可能なディジタルカメラを提供する。
【解決手段】選択されたレイアウトについて、変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを判別する判別手段と、静止画記録指示を入力可能な状態において、判別された再生の向きに応じた構え方を示すオブジェクト22とディジタル動画像26とをディスプレイに合成表示する。静止画記録指示が入力されたとき、ディジタル静止画像を選択されたレイアウトに関連付けて不揮発性メモリに格納する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルカメラには、例えば合成画像の素材としてのデータを記録するという用途がある。合成画像は、写真付挨拶状、枠付き写真シールなどを印刷するために広く用いられている。
特許文献1には、予め不揮発性メモリ等に格納された合成用の静止画像(既定画像)と被写体を表す画像(被写体画像)とを撮影モードにおいてシャッタスイッチが押されるまで合成表示するディジタルカメラが開示されている。既定画像と被写体画像を撮影モードにおいて合成表示することにより、既定画像の絵柄に応じた適切なフレーミングが可能になる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−45352号公報(段落0030、図7c)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に既定画像の天地はそれが表す絵柄によって決まっている。また一般に、既定画像と被写体画像とをどのように合成するかを定義した情報は、既定画像とともに予め不揮発性メモリ等に記録されている。したがって既定画像を選択して被写体を記録する場合、予め不揮発性メモリ等に記録された情報に基づいて既定画像と被写体画像とを合成したときに既定画像の表す絵柄の天地と被写体画像の天地とが一致するようにカメラを構えてフレーミングしなければならない。しかし、撮影モードにおいて表示される既定画像自体から既定画像の天地を判別できない場合、ユーザは縦横いずれの向きでカメラを構えてフレーミングすれば既定画像の表す絵柄の天地と被写体画像の天地とが再生時に一致するのかを撮影時に判別できない。
【0005】
本発明は、被写体を記録する前に再生時のレイアウトを選択したときに再生時のレイアウトに応じた適切なフレーミングが可能なディジタルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るディジタルカメラは、被写体の光学像を結像させる光学系と、結像された被写体の光学像をディジタル画像に変換する変換手段と、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生時のレイアウトを選択するための選択手段と、ディスプレイと、選択されたレイアウトについて、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを判別する判別手段と、静止画記録指示を入力可能な状態において、判別された再生の向きに応じた構え方を示すオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示する表示制御手段と、静止画記録指示が入力されたとき、前記変換手段に出力させたディジタル静止画像を選択されたレイアウトに関連付けて不揮発性メモリに格納する画像記録手段と、を備えることを特徴とする。本明細書において画像の再生の向きとは、その画像に表されている対象物(被写体)の天地がその画像を観賞する者が認識する天地と一致する画像の向きである。例えば長方形の画像に富士山が表されている場合、富士山の頂上が鑑賞者にとって上、麓が鑑賞者にとって下になる画像の向きが縦長であれば、その画像の「再生の向き」は頂上が上になる縦長の向きである。
【0007】
本発明に係るディジタルカメラによると、ディジタル画像の再生時のレイアウトが選択されると、選択されたレイアウトについて、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きが判別される。さらに、静止画記録指示を入力可能な状態において、判別された再生の向きに応じた構え方を示すオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とがディスプレイに合成表示される。このため、本発明に係るディジタルカメラによると、被写体を記録する前に再生時のレイアウトを選択したときに再生時のレイアウトに応じた適切なフレーミングが可能である。
【0008】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記判別手段は、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを定義している情報によって判別することを特徴とする。本発明に係るディジタルカメラでは、再生の向きを定義している情報によって再生の向きを判別するため、自由に定義された再生の向きを正確に検出することができる。
【0009】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記判別手段は、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生時の配置領域を定義している座標によって判別することを特徴とする。
本発明に係るディジタルカメラでは、再生時の配置領域を定義している座標によって再生の向きを判別するため、予め再生の向きが直接的に定義されていない場合であっても、再生の向きを判別することができる。
【0010】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上になる方向を示す図形であることを特徴とする。本発明に係るディジタルカメラでは、オブジェクトによって示された方向が上向きになるように構えることにより、再生時のレイアウトに応じて正しくフレーミングすることができるため、撮影が容易である。
【0011】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上縁部になる画面縁部に表示される帯状の図形である。本発明に係るディジタルカメラでは、ユーザは被写体のディジタル動画像を注視していても正しく構えた状態で上になる方向を示すオブジェクトを容易に認識できるため、撮影が容易である。
【0012】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上になる方向を示す矢印であることを特徴とする。本発明に係るディジタルカメラでは、任意の角度で自由に定義された再生の向きに応じた正しい構え方を示すことができる。
【0013】
さらに本発明に係るディジタルカメラでは、前記光学系を収容している筐体の姿勢を検出するための姿勢検出手段と、検出された筐体の姿勢と判別された再生の向きとに応じて警告を発する警告手段と、をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係るディジタルカメラでは、ユーザは構え方が正しくない場合に警告を受けるので、撮影が容易である。
【0014】
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また本発明は装置の発明としてだけでなく、プログラムの発明としても、そのプログラムを記録した記録媒体の発明としても、方法の発明としても特定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、複数の実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第一実施例)
図2は、本発明の第一実施例によるディジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図3(A)、図3(B)は、それぞれディジタルカメラ1の外観を示す背面図、正面図である。
【0016】
光学系30は、筐体64に収容されたレンズ68、絞り等で構成されている。
光学系30はイメージセンサ32の受光面に被写体の光学像を結像させる。
変換手段としてのイメージセンサ32は、2次元空間に離散的に配置された光電変換素子とCCD(Charge Coupled Device)等の電荷転送素子とを備えたエリアイメージセンサである。イメージセンサ32は、センサコントローラ40によって制御される。イメージセンサ32は、光電変換して得られる電荷を光電変換素子毎に一定時間蓄積し、光電変換素子毎の受光量に応じた電気信号を出力する。受光面にC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタ、又はR(Red)、G(Green)及びB(Blue)の原色フィルタを設けることによりカラー画像を形成することが可能になる。
【0017】
変換手段としてのA/D変換部(ADC)34は、イメージセンサ32から出力されるアナログ信号を量子化しディジタル信号に変換する。具体的には例えば、ADC34は、アナログ信号に含まれる雑音の低減処理、ゲインの調整によるアナログ信号のレベル調整処理、量子化処理等を行う。
変換手段としての画像形成部36は、ADC34から出力されたディジタル信号に対し、画像形成処理、ホワイトバランス補正、γ補正、色空間変換等を施し、各画素についてR、G、Bの階調値や、Y、Cb、Crの階調値などを表す画像データを出力する。尚、ここでいう画像形成処理とは、一色分の濃度情報からなる画素を近傍画素の異なる色の濃度情報で補間することにより画素毎にRGB又はYCbCrの3つの階調値を持つディジタル画像データを出力する処理である。
【0018】
画像記録手段としての圧縮・伸張部38は、ディジタル画像データを圧縮又は伸張する。具体的には、ディジタル画像データの系列変換及びエントロピー符号化を行うことによりディジタル画像データを圧縮し、それらの逆変換を施すことによりディジタル画像データを伸張する。具体的には例えば離散コサイン変換、ウェーブレット変換、ランレングス符号化、ハフマン符号化等を用いてディジタル画像データを圧縮する。圧縮・伸張部38で圧縮されたディジタル画像データはメモリコントローラ50によって不揮発性メモリとしてのリムーバブルメモリ56に格納される。
【0019】
選択手段としての操作部44は、ダイヤルスイッチ60、押しボタンスイッチ14、16、20、十字キー18、シャッタスイッチ62等を備える。ダイヤルスイッチ60は回転角度に応じて撮影モード、再生モード等のモードを設定するためのダイヤルスイッチである。押しボタンスイッチ20は、LCD(Liquid Crystal Display)54にメニューを呼び出すためのスイッチである。押しボタンスイッチ14、16、十字キー18は、LCD54に表示されるメニューを操作するためのスイッチである。シャッタスイッチ62は、静止画像記録指示を入力するためのスイッチである。撮影モードでは、シャッタスイッチ62を押すことにより静止画記録指示を入力することができる。
【0020】
ディスプレイとしてのLCD54は、撮影モードで電子ビューファインダとして機能する。ディスプレイコントローラ52は、LCD54の一画面分のディジタル画像データを格納するためのフレームバッファと、フレームバッファに格納されたディジタル画像データに基づいてLCD54を駆動するための表示回路とを備える。撮影モードでは、被写体を表すディジタル動画像、被写体を表すディジタル静止画像に合成される画像の全体又は一部を表すディジタル静止画像、これら2つの画像を合成するためのαチャンネル、メニューを構成するオブジェクト、及び構え方を示すオブジェクト等がフレームバッファに格納される。表示回路はフレームバッファに格納されたこれらのオブジェクトをLCD54に合成表示する。
【0021】
CPU42は、ROM46に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、ディジタルカメラ1の全体を制御する。ワークメモリ48は、プログラムやデータを一時的に記憶するためのメモリである。ROM46に格納されるプログラムや各種のデータは、所定のサーバからネットワークを介してダウンロードしてROM46に格納してもよいし、リムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から入力してROM46に格納してもよい。
【0022】
図4は、リムーバブルメモリ56に格納されるファイルのディレクトリを示す模式図である。被写体を表すディジタル静止画像(被写体画像)と、被写体画像の再生時のレイアウトを定義する情報(レイアウト定義ファイル)とは、別々のファイルとして格納される。また、それらのファイルを関連付ける情報を記述したファイル(関連付けファイル)がさらに別のファイルとして格納される。尚、被写体画像とレイアウト定義ファイルとは、例えばそれらを関連付ける情報を被写体画像のファイル内部に格納して互いに関連付けてもよいし、また例えばそれらのファイル名を一部重複させて互いに関連付けてもよいし、また例えば同一のフォルダに格納することによって互いに関連付けてもよい。また、レイアウト定義ファイルは予めROM46に格納されていてもよいし、予めリムーバブルメモリ56に格納されていてもよい。
【0023】
拡張子が「.usd」のファイルはレイアウト定義ファイルであって、用紙サイズ毎に保存されている。レイアウト定義ファイルについては後に詳述する。拡張子が「.usm」のファイルはインデックスファイルである。インデックスファイルには、用紙サイズが互いに異なり互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイルのインデックス情報が記述されている。具体的には例えば、インデックスファイルには、互いに相似の関係にあるレイアウト定義ファイルの数や、互いに相似の関係にあるレイアウト定義ファイルのファイル名等が記述されている。拡張子が「.eff」のファイルはレイアウト定義ファイルに基づいて被写体画像と合成されるディジタル静止画像(既定画像)である。拡張子が「.usf」のファイルは再生装置用サムネイルである。再生装置用サムネイルは、レイアウト定義ファイルで定義しているレイアウトをプリンタやパーソナルコンピュータなどの再生装置で表示するためのサムネイル画像ファイルである。拡張子が「.ctf」のファイルはカメラ用サムネイルである。カメラ用サムネイルは、レイアウト定義ファイルで定義しているレイアウトをディジタルカメラ1のLCD54に画像として表示するためのサムネイル画像ファイルである。カメラ用サムネイルについては後に詳述する。既定画像、再生装置用サムネイル、カメラ用サムネイルは、再生装置用サムネイル及びカメラ用サムネイルによって表示されるレイアウトを定義したレイアウト定義ファイルのパスが記述されたインデックスファイルのファイル名と同名のフォルダに格納されている。すなわち、カメラ用サムネイルとインデックスファイルとはカメラ用サムネイルが格納されているフォルダの名前によって互いに関連付けられている。
【0024】
拡張子が「.jpg」のファイルは被写体画像である。拡張子が「.ust」のファイルは、上述した関連付けファイルである。関連付けファイルにはインデックスファイルのパスが記述され、インデックスファイルに記述されたレイアウト定義ファイルと関連付けようとする被写体画像のファイル名と同一のファイル名を付ける。すなわち、被写体画像と関連付けファイルとはそれらのファイル名によって互いに関連付けられる。関連付けファイルとインデックスファイルとは、関連付けファイルに記述されたパスによって関連付けられる。インデックスファイルとレイアウト定義ファイルとは、レイアウト定義ファイルに記述されたインデックスファイルのパスによって関連付けられる。これら複数のファイルによる関連づけによって、用紙サイズが異なり互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイルが1つの被写体画像に関連付けられる。
【0025】
図5はレイアウト定義ファイル70の内容を示す模式図である。図6(A)は、レイアウト定義ファイル70を用いて再生される画像を説明するための模式図である。図6(B)はレイアウト定義ファイル70を用いて印刷したはがき74を示す平面図である。レイアウト定義ファイル70には、被写体画像のレイアウトがスクリプトによって定義されている。スクリプトは、被写体画像を印刷用紙に配置するための位置情報、被写体画像を回転して印刷用紙に配置するための情報、被写体画像を拡大又は縮小するための情報等をプリンタ等で一義的に解釈可能に定義する。具体的には例えば、印刷サイズ(例えば「はがき」)、印刷用紙の向きを規定する情報(例えば「縦長」)、被写体画像を配置する枠(被写体画像枠)を規定する情報(例えば枠の左上座標「(x1,y1)」と枠の右下座標「(x2,y2)」)、その枠に被写体画像を配置するときの回転を規定する情報(例えば「反時計回りに90度回転」)、被写体画像に合成する画像(既定画像)を特定するための情報(例えば既定画像のパスとしての「birthday.eff」)、既定画像を配置する枠を規定する情報(例えば枠の左上座標「(x1,y1)」と枠の右下座標「(x2,y2)」)等がスクリプトによって定義される。また、レイアウト定義ファイル70にはαチャンネル72を格納してもよい。αチャンネルとは、2つの画像を重畳合成するときにどちらの画像の画素を合成画像に反映させるかを画素毎に定義した情報である。
【0026】
図7はカメラ用サムネイル78の内容を示す模式図である。カメラ用サムネイル78には、レイアウト定義ファイル70に定義されたレイアウトの全体を示すディジタル静止画像(全体サムネイル)17と、既定画像のうち被写体画像の上に重畳合成される部分を表すディジタル静止画像(部分サムネイル)24とが格納されている。また、カメラ用サムネイル78には、全体サムネイル17と被写体画像とを合成表示するためのαチャンネル76と、部分サムネイル24と被写体画像とを合成表示するためのαチャンネル77とが格納されている。全体サムネイル17、部分サムネイル24、αチャンネル76、77は、JPEG等のデータ形式で圧縮されていることが好ましい。さらにカメラ用サムネイル78には、付属情報として、全体サムネイル17の向きを規定する情報(例えば「縦長」)、被写体画像を配置する枠を規定する情報(例えば枠の右上座標「(x1,y1)」と枠の左下座標「(x2,y2)」)、被写体画像を配置する枠の向きを規定する情報(例えば「縦長」)等が付属情報として格納されている。尚、被写体画像枠の向きは、全体サムネイル17を横長に表示したときに被写体画像を縦長に配置するのであれば「縦長」と定義し、全体サムネイルを横長に表示したときに被写体画像を横長に配置するのであれば「横長」と定義するものとして例示している。ただし、全体サムネイル及び被写体画像枠の向きは、表示時に一義的にそれぞれの向きを特定できる定義であれば、どのように定義してもよく、例えば被写体画像が横長に配置して観賞されるべきものである場合に被写体画像枠を「横長」と定義し、被写体画像が縦長にして配置して観賞されるべきものである場合に被写体画像枠を「縦長」と定義してもよいし、任意の回転角度によって向きを定義してもよい。尚、図中に破線で示した人影は被写体画像枠に配置される被写体画像の正しい向きを示している。
【0027】
図8は、本発明の第一実施例によるディジタルカメラの撮影モードにおいてLCD54を制御する処理の流れを示すフローチャートである。図9、図10及び図1はLCD54の画面の遷移を示す模式図である。図8に示す処理は、撮影モードで押しボタンスイッチ20及び押しボタンスイッチ16が続けて押されると開始され、CPU42がROM46に格納された所定のプログラムを実行することにより進行する。すなわち、CPU42はROM46に格納された所定のプログラムを実行することにより選択手段、判別手段、表示制御手段、画像記録手段、記録手段として機能する。
【0028】
ステップS100では、現在選択されているレイアウトに対応する全体サムネイル17を図9の画面3のように表示する。いずれか1つのインデックスファイルを選択することにより、用紙サイズを特定せずにレイアウトを選択することができる。具体的には、カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前とインデックスファイルとは共通の名前(例えば「daen_0」)が付けられているため、カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前又はカメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前を選択することによって、互いに相似の関係にある複数のレイアウト定義ファイル及びカメラ用サムネイルの両方を選択することができる。
カメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前又はカメラ用サムネイルが格納されたフォルダの名前に基づいて、選択されているレイアウトに対応する全体サムネイル17を検索し、ディスプレイコントローラ52のフレームバッファに全体サムネイル17を格納してLCD54に表示する。
【0029】
ステップS105では、十字キー18が押されたか否かを判別することより、次のレイアウトが選択されたか否かを判別する。十字キー18が押された場合は次のレイアウトを選択した後に(ステップS110)ステップS100に戻り、押されていない場合はステップS115に進む。図1の画面6は、次のレイアウトを選択した後にステップS100で表示される画面の一例である。
【0030】
ステップS115では、押しボタンスイッチ16が押されたか否かを判別することにより、現在選択中のレイアウトが確定したか否かを判別する。押しボタンスイッチ16が押された場合はステップS125に進み、押されていない場合は所定時間待った後に(ステップS120)、ステップS105に戻る。
【0031】
ステップS125では、現在選択されているレイアウトに対応するカメラ用サムネイルの付属情報を解析し、本サムネイルの向きと被写体画像枠の向きとを判別し、判別結果に応じて上方向を示す帯22(図1の画面7、画面8、図10の画面4、画面5参照)の表示位置を特定する。上方向を示す帯22は、正しく構えた状態で上になる方向を示すオブジェクトである。帯22の表示位置はシャッタスイッチ62が上になるように筐体64が保持された状態を基準にして特定する。帯22は、シャッタスイッチ62が上になるように筐体64が保持された状態では画面の上側縁部または左側縁部に表示される。ユーザは上方向を示す帯22が画面の上になるように筐体64を保持する構えをとることで正しくフレーミングすることができる。画面の縁部に表示される帯22は、被写体の動画像を注視していても画面上の何処に表示されているかを容易に識別することができる。
【0032】
尚、正しく構えた状態で上になる方向を示すオブジェクトは、正しく構えた状態で上になる方向を示す矢印でもよい。矢印は画面上の任意の方向を示すことができるため、レイアウト定義ファイルで傾いた被写体画像枠が定義されている場合にも正しい構えをユーザに示すことができる。また、選択中のレイアウトに応じた正しい構え方をユーザに示すオブジェクトは、文字(例えば「横長にフレーミングしてください」)であってもよいし、構えを模した絵柄でもよい。
【0033】
図11は、被写体画像の再生の向きが縦長であるか横長であるかを判別することによって、上方向を示す帯22の表示位置を特定するアルゴリズムを示す表である。再生の向きが縦長であるか横長であるかは、カメラ用サムネイルの付属情報に記述された全体サムネイルの向き及び被写体画像枠の向きによって判別することができる。例えば、全体サムネイルが縦長で被写体画像枠が横長の場合、被写体画像の再生の向きは縦長であるため、正しい構え方は縦長に被写体をフレーミングする構え方である。すなわちこの場合、縦長に被写体をフレーミングすることによりレイアウト定義ファイルが想定している天地と被写体画像の天地が一致する。したがって、全体サムネイルが縦長で被写体画像枠が横長の場合、正しく構えるとLCD54の左側の縁部が上になり右側の縁部が下になるため、上方向を示す帯22の表示位置をLCD54の左側の縁部とする。要するにステップS125では、再生の向きが縦長であるか横長であるかを判別することによって、縦長にフレーミングすべきか横長にフレーミングすべきかを特定する。尚、レイアウト定義ファイルが想定している天地とは、具体的には例えば既定画像の絵柄や文字によって決まる。上方向を示す帯22の表示位置を、カメラ用サムネイルの付属情報に記述された全体サムネイルの向き及び被写体画像枠の向きを判別することによって特定するため、レイアウト定義ファイルに定義された再生の向きを正確に検出することができる。
【0034】
図8に示すステップS130では、現在選択されているレイアウトに対応する部分サムネイル24と被写体動画像26とメニュー21、27と上方向を示す帯22とを図10の画面4や図1の画面7のように合成表示する。具体的には次のように処理する。メニュー21、27と上方向を示す帯22とはROM46から読み込んで最前面のレイヤに表示する。このとき上方向を示す帯22は、ステップS125で特定した表示位置に表示する。画像形成部36から所定の時間間隔で出力される被写体画像から構成される被写体動画像26は最背面のレイヤに表示する。現在選択されているレイアウトに対応する部分サムネイルは、それら2つのレイヤの中間に表示する。
【0035】
ステップS135では、押しボタンスイッチ20が押されたか否かを判別することにより、メニューを非表示にするか否かを判別する。押しボタンスイッチ20が押された場合はステップ145に進み、押されていない場合は所定時間待った後にステップS135を繰り返す。
【0036】
ステップS145では、最前面のレイヤに表示されたメニュー21、27を非表示にし、撮影可能な状態にする。その結果、現在選択されているレイアウトに対応する部分サムネイル24と被写体動画像26と上方向を示す帯22とが図10の画面5や図1の画面8のように合成表示される。
この状態でシャッタスイッチ62が押されれば画像形成部36から出力され圧縮・伸張部38で圧縮された被写体画像がメモリコントローラ50によってリムーバブルメモリ56に格納される。また、現在選択されているレイアウトに対応するインデックスファイルのパス名を記述した関連付けファイルが被写体画像と同一のフォルダに格納される。この結果、現在選択されているレイアウトに関連付けて被写体画像がリムーバブルメモリ56に格納される。
【0037】
本発明の第一実施例のディジタルカメラによると、被写体を記録する前に再生時のレイアウトを選択すると、再生時のレイアウトに応じて上方向を示す帯22がLCD54に表示されるため、レイアウトに応じた適切なフレーミングが可能である。
【0038】
(第二実施例)
図12は本発明の第二実施例によるディジタルカメラを示すブロック図である。第一実施例と実質的に同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
姿勢検出手段としての姿勢センサ43は、レンズ68の光軸を回転中心軸として筐体64を回転させたときの筐体64の回転角度を検出するセンサである。この回転角度を検出することによって横長にフレーミングされているか、縦長にフレーミングされているかを判別することができる。
【0039】
図13は本発明の第二実施例によるディジタルカメラの撮影モードにおいてLCD54を制御する処理の流れを示すフローチャートである。ステップS100からステップS145までの処理は、第一実施例と実質的に同一であるため説明を省略する。
【0040】
ステップS150では、ステップS125で特定した上方向を示す帯22の表示位置と姿勢センサ43の出力信号とに基づいて、ユーザが正しく構えているか否かを判別する。具体的には例えば、姿勢センサ43の出力信号によって横長にフレーミングされているか縦長にフレーミングされているかを判別し、帯22が画面の上縁部に表示され、かつ横長にフレーミングされている場合と、帯22が画面の右縁部に表示され、かつ縦長にフレーミングされている場合とは、正しく構えていると判別する。正しく構えている場合、所定時間待った後に(ステップS160)ステップS150に戻る処理をシャッタスイッチ62が押されるまで繰り返す。正しく構えていない場合、ステップS155に進む。
【0041】
ステップS155では、画面全体の輝度を周期的に変動させたり、特定のメッセージを表示したり(例えば「構えが正しくありません。帯が上になるように構えてください。」)、警告音を発生させたりすることにより、ユーザに構えが正しくないことを警告する。
本発明の第二実施例によると、ユーザは構え方が正しくない場合に表示や音による警告を受けるので、撮影が容易である。
【0042】
尚、第一実施例及び第二実施例では、レイアウト定義ファイルが定義するレイアウトは印刷時のレイアウトであるもとのして説明したが、レイアウト定義ファイルは表示時のレイアウトを定義するものであってもよい。
また第一実施例及び第二実施例では、再生の向きを定義している情報としての全体サムネイルの向き及び被写体画像枠の向きによって被写体画像の再生の向きを判別しているが、再生時の配置領域を規定する被写体画像枠の座標から当該枠の縦横の長さを計算し、当該枠の縦横の長さによって被写体画像の再生の向きを判別してもよい。この場合、付属情報として再生の向きを定義する必要がなくなる。また、被写体画像枠の座標は、レイアウト定義ファイルに記述されたスクリプトを参照してもよいし、カメラ用サムネイルに記述された付属情報を参照してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【図2】第一実施例のディジタルカメラを示すブロック図である。
【図3】(A)はディジタルカメラの背面図である。(B)はディジタルカメラの正面図である。
【図4】ファイルのディレクトリを示す模式図である。
【図5】レイアウト定義ファイルの内容を示す模式図である。
【図6】(A)はレイアウト定義ファイルを用いて再生される画像を説明するための模式図である。(B)は(B)はレイアウト定義ファイルを用いて印刷したはがきを示す平面図である。
【図7】カメラ用サムネイルの内容を示す模式図である。
【図8】LCDを制御する処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【図10】LCDの画面の遷移を示す模式図である。
【図11】帯の表示位置を特定するアルゴリズムを示す表である。
【図12】第二実施例のディジタルカメラを示すブロック図である。
【図13】LCDを制御する処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタルカメラ、22 上方向を示す帯、26 被写体動画像(変換手段に出力させるディジタル動画像)、30 光学系、32 イメージセンサ(変換手段)、36 画像形成部(変換手段)、42 CPU(判別手段、表示制御手段、画像記録手段、記録手段)、43 姿勢センサ(姿勢検出手段)、44 操作部(選択手段)、56 リムーバブルメモリ(不揮発性メモリ)、64 筐体、70 レイアウト定義ファイル

Claims (8)

  1. 被写体の光学像を結像させる光学系と、
    結像された被写体の光学像をディジタル画像に変換する変換手段と、
    前記変換手段が出力するディジタル画像の再生時のレイアウトを選択するための選択手段と、
    ディスプレイと、
    選択されたレイアウトについて、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを判別する判別手段と、
    静止画記録指示を入力可能な状態において、判別された再生の向きに応じた構え方を示すオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示する表示制御手段と、
    静止画記録指示が入力されたとき、前記変換手段に出力させたディジタル静止画像を選択されたレイアウトに関連付けて不揮発性メモリに格納する画像記録手段と、を備えることを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 前記判別手段は、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを定義している情報によって判別することを特徴とする請求項1に記載のディジタルカメラ。
  3. 前記判別手段は、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生時の配置領域を定義している座標によって判別することを特徴とする請求項1に記載のディジタルカメラ。
  4. 前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上になる方向を示す図形であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のディジタルカメラ。
  5. 前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上縁部になる画面縁部に表示される帯状の図形であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディジタルカメラ。
  6. 前記オブジェクトは、正しく構えた状態で上になる方向を示す矢印であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディジタルカメラ。
  7. 前記光学系を収容している筐体の姿勢を検出するための姿勢検出手段と、
    検出された筐体の姿勢と判別された再生の向きとに応じて警告を発する警告手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のディジタルカメラ。
  8. 被写体の光学像を結像させる光学系と、結像された被写体の光学像をディジタル画像に変換する変換手段と、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生時のレイアウトを選択するための選択手段と、ディスプレイとを備えるディジタルカメラの表示制御方法であって、
    選択されたレイアウトについて、前記変換手段が出力するディジタル画像の再生の向きを判別する判別段階と、
    静止画記録指示を入力可能な状態において、判別された再生の向きに応じた構え方を示すオブジェクトと前記変換手段に出力させるディジタル動画像とを前記ディスプレイに合成表示する表示制御段階と、
    静止画記録指示が入力されたとき、前記変換手段に出力させたディジタル静止画像を選択されたレイアウトに関連付けて不揮発性メモリに格納する記録段階と、を含むことを特徴とするディジタルカメラの表示制御方法。
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