JP2004221823A - 無線通信システムにおける移動局一斉指令応答返送方式 - Google Patents
無線通信システムにおける移動局一斉指令応答返送方式 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】複数の移動局に一斉指令を発令した場合に、指定されたスロット番号及び開局移動局数分の周期により応答信号を返送することで、一斉指令の情報を送信するまでの時間及び指令後の確認情報の収集の時間を大幅に短縮することを目的とする。
【解決手段】本発明は、上記目的を達成するため、親局制御装置に移動局開局情報管理部を設け、開局している移動局にのみ応答スロットを割り当て、開局している局数分の周期で繰り返し応答させることにより、開局していない移動局からの応答信号を待つことなく、開局している移動局のみで応答スロット及び応答周期を割り当て、応答時間を短縮することができるようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、上記目的を達成するため、親局制御装置に移動局開局情報管理部を設け、開局している移動局にのみ応答スロットを割り当て、開局している局数分の周期で繰り返し応答させることにより、開局していない移動局からの応答信号を待つことなく、開局している移動局のみで応答スロット及び応答周期を割り当て、応答時間を短縮することができるようにする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム等における移動局一斉指令応答返送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は無線通信システム系統図を示す。9は一斉指令台、10は親局制御装置、11は親局無線機、12は空中線、13は移動局である。
【0003】
図4は、親局制御装置と複数の移動局とで構成する従来の無線通信システムにおける移動局応答信号返送に関するシーケンス図を示す。14は一斉指令起動信号、15は応答信号である。
【0004】
一斉指令台9の操作により、一斉指令起動信号14が親局制御装置10から移動局13に向けて送信される。親局制御装置10からの一斉指令起動信号14が着信すると、移動局13は予め定められたスロット番号と周期により、繰り返し応答信号15を返送する。
【0005】
仮に、図4のように移動局が9局有る場合、一斉指令対象移動局が3局であっても9局であっても、移動局の応答周期は変わらず一定で約1秒×9局で9秒である。
【0006】
一斉指令台9では親局制御装置10経由移動局13からの応答信号15の状況を確認し、一斉指令の情報を送信することとなる。
【0007】
情報送信後の受信確認においても、移動局13は予め定められたスロット番号と周期により繰り返し返送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、移動局が開局しているか否かに関わらず固定のスロットで応答信号を返送する。移動局が100局有る場合、各移動局から1回の応答信号を受信するのに1秒×100局で約100秒を要していた。
【0009】
本発明では、移動局からの応答収集時間を短縮することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、親局制御装置に移動局開局情報管理部を設け、開局している移動局にのみ応答スロットを割り当て、開局している局数分の周期で繰り返し応答させるようにする。
【0011】
その結果、開局していない移動局からの応答信号を待つことなく、開局している移動局のみに応答スロット及び応答周期を割り当てられるため、応答時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1、図2により説明する。図1において、1は一斉指令台、2は親局制御装置、3は移動局開局情報管理部、4は親局無線機、5は空中線、6は移動局である。図2において、7は一斉指令起動信号、8は応答信号である。
【0013】
まず、移動局6が電源投入により開局すると、親局制御装置2は当該系統にて開局した移動局6を、移動局開局管理部3にて移動局6の子局番号を管理する。
【0014】
一斉指令台1から移動局6に対して一斉指令を発令すると、親局制御装置2は、移動局開局管理部3と連携して移動局6に対し一斉指令起動信号7を送信する。一斉指令信号7には、開局している移動局6の局数に応じて、各移動局のスロット番号と応答周期の情報を付加する。
【0015】
移動局6において、一斉指令起動信号7を受信すると当該信号内の自局のスロット番号と応答周期に応じて応答を返送する。
【0016】
仮に、図2のように移動局容量が9局で、一斉指令対象移動局が3局の場合、1秒×3局=約3秒で一斉対象各移動局からの応答信号を受信できる。
【0017】
親局制御装置2は、移動局6からの応答情報を一斉指令台に送信し表示する。扱者は応答状況により一斉指令の情報送信を開始する。
【0018】
情報送信後、移動局6からの確認情報を送信する際も同様の方法で返送する。
【0019】
【発明の効果】
本発明により、複数の移動局に一斉指令を発令した場合に、指定されたスロット番号及び開局移動局数分の周期により応答信号を返送することで、一斉指令の情報を送信するまでの時間及び指令後の確認情報の収集の時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線通信システムの系統図。
【図2】本発明の一実施例である無線通信システムでの一斉指令を示すシーケンス図。
【図3】従来の一例である無線通信システムの系統図。
【図4】従来の一例である無線通信システムでの一斉指令を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1:一斉指令台、2:親局制御装置、3:移動局開局情報管理部、4:親局無線機、5:空中線、6:移動局、7:一斉指令起動信号、8:応答信号、9:一斉指令台、10:親局制御装置、11:親局無線機、12:空中線、13:移動局、14:一斉指令起動信号、15:応答信号。
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム等における移動局一斉指令応答返送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は無線通信システム系統図を示す。9は一斉指令台、10は親局制御装置、11は親局無線機、12は空中線、13は移動局である。
【0003】
図4は、親局制御装置と複数の移動局とで構成する従来の無線通信システムにおける移動局応答信号返送に関するシーケンス図を示す。14は一斉指令起動信号、15は応答信号である。
【0004】
一斉指令台9の操作により、一斉指令起動信号14が親局制御装置10から移動局13に向けて送信される。親局制御装置10からの一斉指令起動信号14が着信すると、移動局13は予め定められたスロット番号と周期により、繰り返し応答信号15を返送する。
【0005】
仮に、図4のように移動局が9局有る場合、一斉指令対象移動局が3局であっても9局であっても、移動局の応答周期は変わらず一定で約1秒×9局で9秒である。
【0006】
一斉指令台9では親局制御装置10経由移動局13からの応答信号15の状況を確認し、一斉指令の情報を送信することとなる。
【0007】
情報送信後の受信確認においても、移動局13は予め定められたスロット番号と周期により繰り返し返送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、移動局が開局しているか否かに関わらず固定のスロットで応答信号を返送する。移動局が100局有る場合、各移動局から1回の応答信号を受信するのに1秒×100局で約100秒を要していた。
【0009】
本発明では、移動局からの応答収集時間を短縮することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、親局制御装置に移動局開局情報管理部を設け、開局している移動局にのみ応答スロットを割り当て、開局している局数分の周期で繰り返し応答させるようにする。
【0011】
その結果、開局していない移動局からの応答信号を待つことなく、開局している移動局のみに応答スロット及び応答周期を割り当てられるため、応答時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1、図2により説明する。図1において、1は一斉指令台、2は親局制御装置、3は移動局開局情報管理部、4は親局無線機、5は空中線、6は移動局である。図2において、7は一斉指令起動信号、8は応答信号である。
【0013】
まず、移動局6が電源投入により開局すると、親局制御装置2は当該系統にて開局した移動局6を、移動局開局管理部3にて移動局6の子局番号を管理する。
【0014】
一斉指令台1から移動局6に対して一斉指令を発令すると、親局制御装置2は、移動局開局管理部3と連携して移動局6に対し一斉指令起動信号7を送信する。一斉指令信号7には、開局している移動局6の局数に応じて、各移動局のスロット番号と応答周期の情報を付加する。
【0015】
移動局6において、一斉指令起動信号7を受信すると当該信号内の自局のスロット番号と応答周期に応じて応答を返送する。
【0016】
仮に、図2のように移動局容量が9局で、一斉指令対象移動局が3局の場合、1秒×3局=約3秒で一斉対象各移動局からの応答信号を受信できる。
【0017】
親局制御装置2は、移動局6からの応答情報を一斉指令台に送信し表示する。扱者は応答状況により一斉指令の情報送信を開始する。
【0018】
情報送信後、移動局6からの確認情報を送信する際も同様の方法で返送する。
【0019】
【発明の効果】
本発明により、複数の移動局に一斉指令を発令した場合に、指定されたスロット番号及び開局移動局数分の周期により応答信号を返送することで、一斉指令の情報を送信するまでの時間及び指令後の確認情報の収集の時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線通信システムの系統図。
【図2】本発明の一実施例である無線通信システムでの一斉指令を示すシーケンス図。
【図3】従来の一例である無線通信システムの系統図。
【図4】従来の一例である無線通信システムでの一斉指令を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1:一斉指令台、2:親局制御装置、3:移動局開局情報管理部、4:親局無線機、5:空中線、6:移動局、7:一斉指令起動信号、8:応答信号、9:一斉指令台、10:親局制御装置、11:親局無線機、12:空中線、13:移動局、14:一斉指令起動信号、15:応答信号。
Claims (1)
- 親局と複数の移動局が、マルチチャネルアクセス方式で接続された無線通信システムにおいて、移動局一斉指令時に複数の移動局からの応答時間を短縮するために、親局制御装置に移動局開局情報管理部を設け、開局している移動局数に応じて応答返送周期及び各移動局の応答スロットを割り当てたことを特徴とする移動局一斉指令応答返送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005411A JP2004221823A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 無線通信システムにおける移動局一斉指令応答返送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005411A JP2004221823A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 無線通信システムにおける移動局一斉指令応答返送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004221823A true JP2004221823A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32896071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003005411A Pending JP2004221823A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 無線通信システムにおける移動局一斉指令応答返送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004221823A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014022780A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | 列車無線システムおよび車上装置 |
-
2003
- 2003-01-14 JP JP2003005411A patent/JP2004221823A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014022780A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | 列車無線システムおよび車上装置 |
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