JP2004221084A - 二重ゲート構造を有する電界放出素子及びその製造方法 - Google Patents

二重ゲート構造を有する電界放出素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二重ゲート構造を有する電界放出素子とその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板110と、前記基板の上に形成されるカソード層120と、前記カソード層120の上に形成されており、前記カソード層120の一部を露出させるキャビティ170を有するゲート絶縁層130と、前記キャビティ170の底部において露出する前記カソード層120の上に備えられる電界放出源190と、前記ゲート絶縁層内部130に設けられた第1ゲート層140と、前記ゲート絶縁層130の上に形成されており、前記キャビティ170に対応する部分に第2ゲートホール160aが形成された第2ゲート層160とを備え、前記第1ゲート層140には、前記キャビティ170の直径よりも大きな直径を有する第1ゲートホール140aが設けられている電界放出素子とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、二重ゲート構造を有する電界放出素子及びその製造方法に係り、より詳細には、電界放出源エミッタと二重ゲート間の短絡を防止することができる構造を有する電界放出素子(Field Emission Display:FED)及びその製造方法に関する。
従来の情報伝達媒体の重要部分である表示装置には、パソコンのモニターやテレビ受像機などがある。このような表示装置は高速熱電子放出を利用する陰極線管(Cathode Ray Tube:CRT)と、最近、急速に発展している平板表示装置(Flat Panel Display)とに大別される。平板表示装置としては、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)、プラズマ表示装置(Plasma Display Panel:PDP)、電界放出素子(Field Emission Display:FED)などがある。
電界放出素子は、カソード層の上に一定間隔で配列された電界放出源にゲートから強い電界を印加することによって電界放出源から電子を放出させ、この電子をアノード層の蛍光物質に衝突させて発光させる表示装置である。
このような電界放出素子の電界放出源として、従来にはモリブデン(Mo)のような金属よりなるマイクロチップが多用されたが、近年はCNT(Carbon Nano Tube:CNT)が主に使われている。炭素ナノチューブを使用する電界放出素子は広視野角、高解像度、低電力及び温度安定性などにおいて長所を有するので、自動車航法装置(カーナビゲーションシステム)、ハンディカメラのような電子的な映像装置のビューファインダーなどの多様な分野に利用可能性がある。特に、パソコン、PDA端末機、医療機器、HDTVなどで代替ディスプレー装置として利用できる。
図1と図2には従来の電界放出素子の2つの構造が示されている。まず、図1に示すように、従来の電界放出素子は、基板10と、基板10上に順次積層されたカソード層11、第1絶縁層12、第1ゲート層13、第2絶縁層14及び第2ゲート層15を備える。
第1及び第2絶縁層12、14には所定の直径を有するキャビティ(窪み)17が形成されており、第1ゲート層13と、第2ゲート層と15には、このキャビティ17に対応させて、第1ゲートホール13aと第2ゲートホール15aとがそれぞれ形成されている。
そして、キャビティ17内に露出するカソード層11の上には電界放出源19が備えられている。
ここで、基板10としては、ガラス基板が主に使われ、カソード層11は透明な導電性物質であるITO(Indium Tin Oxide)より構成される。そして、電界放出源19は前述したようにCNTまたは金属チップより構成される。
そして、図2に示された従来の電界放出素子は、基板20と、基板20上に順次積層されたカソード層21、第1絶縁層22、第1ゲート層23、第2絶縁層24及び第2ゲート層25を備えて構成される。そして、第1絶縁層22と第1ゲート層23とには同じ直径を有する第1キャビティ(窪み)27と第1ゲートホール23aとがそれぞれ形成され、第2絶縁層24と第2ゲート層25とには第1キャビティ27の直径より大きい直径を有する第2キャビティ(窪み)28と第2ゲートホール25aとがそれぞれ形成される。電界放出源29としてCNTまたは金属チップが第1キャビティ27内部に備えられる。
図1と図2に示す二重ゲート構造を有する電界放出素子は、第2ゲート層15、25に印加される電圧を調節することによって電界放出源19、29から放出される電子ビームの拡散を防止することができる。これにより、電子ビームがアノード層の所望の位置にさらに小さなビームスポットで集束されるので、さらに鮮明な画質を得ることができる。また、前述した電界放出素子においては、アノード層との間に電気的アークが発生した場合、アノード層にさらに近い第2ゲート層15、25を通じて放電することができる。したがって、電気的アークが電子ビーム放出機能を果たす電界放出源19、29とカソード層11、21及び第1ゲート層13、23に直接影響を与えることがない。
特に、図1に示す構造を有する電界放出素子は、狭くて深いキャビティ17とゲートホール13a、15aを有することによって、電界放出源19から放出される電子ビームの集束特性を高めることができ、図2に示す構造を有する電界放出素子は、広い第2キャビティ28と第2ゲートホール25aとを有することによって、その製造がさらに容易になる。
ところが、図1と図2とに示された従来の電界放出素子においては、第1ゲート層13、23と電界放出源19、29間、そして第1ゲート層13、23と第2ゲート層15、25との間で電気的短絡が頻繁に発生する。
これは、比較的高い電圧が印加される第1ゲート層13、23が絶縁層12、14、22、24の外部に露出されており、また第1ゲート層13、23と電界放出源19、29との間や、第2ゲート15、25層との間の間隔が狭いためである。
このような現象が発生すると、スクリーン上でライン切れが生じるといった欠陥が発生すると共に、また、短絡により発生した過電流によって電界放出素子と駆動回路とが損傷し、これらの寿命が短くなるという問題があった。
図3は、図1に示す構造を有する従来の電界放出素子における電子ビーム放出に対するシミュレーション結果を示す図面である。このシミュレーションは、第1ゲート層13に30Vの電圧を印加し、第2ゲート層15に10Vの電圧を印加した状態で行われた。この図3において、電場の強度の強い部分であるほど、赤色で表示される。
図3を見ると、従来の電界放出素子の場合、第1ゲート層13が絶縁層12、14の外部に露出されており、第1ゲート層13の露出された部位に非常に強い電場が集中することが分かる。
このような場合には、電界放出源19と第1ゲート層13間に電気的短絡現象が発生しやすいという問題点がある。そして、電界放出源19から放出された電子が第1ゲート層13の露出された部位に非常に強く衝突してその部位が損傷され、これにより電界放出素子の安定性が低下する。
本発明は前述のような従来技術の問題点を解決するために創出されたものであって、特に、電界放出源と二重ゲート相互間の電気的短絡現象が防止できる構造を有する電界放出素子を提供することを目的とする。
また、本発明は前述した構造を有する電界放出素子の製造方法を提供するところに他の目的がある。
本発明は、基板と、前記基板の上に形成されるカソード層と、カソード層の上に形成されており、前記カソード層の一部を露出させるキャビティを有するゲート絶縁層と、前記キャビティの底部において露出する前記カソード層の上に備えられる電界放出源と、前記ゲート絶縁層内部に設けられた第1ゲート層と、前記ゲート絶縁層上に形成されており、前記キャビティに対応する部分に第2ゲートホールが形成された第2ゲート層とを備え、前記第1ゲート層には、前記キャビティの直径よりも大きな直径を有する第1ゲートホールが設けられている電界放出素子に関するものある。
ここで、前記ゲート絶縁層は、第1絶縁層と第2絶縁層とより構成されており、前記第1ゲート層は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に設けられていることが好ましい。
そして、前記第2ゲートホールの直径は、前記キャビティの直径よりも大きく、前記第1ゲートホールの直径と略同一であることがさらに望ましい。
一方、前記電界放出源は、導電性金属物質からなる金属チップで構成され、より好ましくは、カーボンナノチューブ(CNT)を使用してなるものであることが良い。
また、本発明に係る電界放出素子の製造方法は、透明な基板の上に透明なカソード層を形成するa段階と、前記透明なカソード層の上に、第1絶縁層を形成するb段階と、前記第1絶縁層の上に、第1ゲートホールを有する第1ゲート層を形成するc段階と、前記第1ゲート層と前記ゲートホールの内側で露出する前記第1絶縁層との上に、第2絶縁層を形成するd段階と、前記第2絶縁層の上に、前記第1ゲートホールより小さい直径の第2ゲートホールを有する第2ゲート層を形成するe段階と、前記第2ゲートホールの内側で露出する前記第2絶縁層と、前記第1絶縁層の前記第2ゲートホールの下側に位置する部分とをエッチングして、前記カソード層の一部を露出させるキャビティを形成するf段階と、前記第2ゲート層を所定形状でパターニングするg段階と、前記キャビティの底に露出された前記カソード層上に電界放出源を形成するh段階とを備える電界放出素子の製造方法である。
ここで、前記第1絶縁層と第2絶縁層とは、ペースト状の絶縁物質をスクリーン印刷技術を利用して塗布した後に、これを塑性化することによって形成される、若しくは、化学気相蒸着法によって形成されることが好ましい。
また、前記c段階は、前記第1絶縁層の上に、導電性金属物質を蒸着して蒸着膜を形成する段階と、パターニング処理により、前記キャビティの直径よりも大きい直径を有する第1ゲートホールを前記蒸着膜に形成する段階とを含むことが好ましい。
そして、前記e段階は、前記第2絶縁層の上に、導電性金属物質を蒸着して蒸着膜を形成する段階と、前記蒸着膜に、前記キャビティと同じ直径の第2ゲートホールを形成する段階とを含むことが好ましい。
さらに、前記f段階は、前記第2ゲート層をエッチングマスクとして利用して、前記第2絶縁層と、前記第1絶縁層の前記第2ゲートホールの下側に位置する部分とをエッチングすることによって、前記第2ゲートホールと実質的に同じ直径を有する前記キャビティを形成することが好ましい。
そして、前記g段階では、前記第2ゲートホールを、前記キャビティの直径よりも大きい直径に拡大することが好ましい。
¥ そして、前記h段階は、前記基板の全面にフォトレジストを塗布した後、これをパターニングして前記キャビティの底面に、前記カソード層の一部を露出させる段階と、前記フォトレジストが塗布された前記基板の全面に、感光性を有するカーボンナノチューブ(CNT)ペーストを塗布する段階と、前記基板の後面側から紫外線を照射して、前記カーボンナノチューブ(CNT)ペーストを選択的に露光する段階と、現像剤を使用して、前記フォトレジストと共に、前記カーボンナノチューブ(CNT)ペーストのうち、露光されていない部分を除去する段階と、残存するカーボンナノチューブ(CNT)ペーストを塑性化して、電界放出源であるカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階とを含むことが好ましい。
本発明に係る電界放出素子の構成によれば、第1ゲート層が絶縁層内部に配置され、キャビティの内周面に露出していないので、第1ゲート層と第2ゲート層との間、そして第1ゲート層と電界放出源との間で、電気的短絡現象が発生することを防止することができる。
したがって、短絡に起因する電界放出素子の欠陥が抑えられるので、電界放出素子の寿命を長くすることができる。
そして、本発明の製造方法によれば、前述した電界放出素子を厚膜工程または薄膜工程によって、その用途に適した状態で製造することができる。
以下、添付された図面を参照しながら本発明による二重ゲート構造を有する電界放出素子の望ましい実施例を詳細に説明する。
図4は、本発明の望ましい実施例による電界放出素子の構造を示す断面図であって、図5は、図4に示された電界放出素子の断面を撮影したSEM写真である。
図4と図5とを共に参照して、本発明に係る電界放出素子は、基板110と、基板110上に積層されたカソード層120、このカソード層の上に設けられたゲート絶縁層130と、ゲート絶縁層130の内部に備えられた第1ゲート層140と、ゲート絶縁層130上に形成された第2ゲート層160を備えて構成される。
基板110としては、ガラス基板が主に用いられ、カソード層120としては、透明な導電性物質であるITO(インジウム−錫酸化物)を用いることができる。
そして、ゲート絶縁層130には、所定直径のキャビティ170が設けられており、その内部において、カソード層120の一部を露出させている。そして、このキャビティ170内の底部において露出するカソード層120上面には、電界放出源190が備えられる。
電界放出源190としては、モリブデン(Mo)のような金属より構成されるマイクロチップ用いることができるが、本実施の形態の電界放出素子の場合、広視野角、高解像度、低電力及び温度安定性などにおいて様々な長所を有するカーボンナノチューブ(CNT)を使用することが望ましい。
図4に示すように、第1ゲート層140は、ゲート絶縁層130の内部に設けられている。具体的には、第1ゲート層140は、ゲート絶縁層130は上側と下側の2つの層(第1絶縁層と、第2絶縁層)の間に挟まれた状態で配置されている。
すなわち、第1ゲート層140には、前述のキャビティ170の直径よりも大きい直径を有する第1ゲートホール140aが形成されており、この第1ゲートホール140aの内側には、キャビティ170の同じ直径の穴を形成されるように、ゲート絶縁層130を構成する物質が介在させられている。
よって、第1ゲート層140はキャビティ170の内周面(内側)に露出していない状態で、ゲート絶縁層130内に収容されている。
このように、本発明に係る電界放出素子において、第1ゲート層140は、これを取り囲むゲート絶縁層130によって、第2ゲート層160や電界放出源190と短絡されるので、確実に絶縁することができる。したがって、従来の電界放出素子において見られた、第1ゲート層140と第2ゲート層160との間、そして第1ゲート層140と電界放出源190と間に発生する可能性がある電気的短絡現象を未然に防止できるので、電気的短絡に起因する電界放出素子の欠陥が抑制されると共に、電界放出素子の寿命を長くすることができる。
第2ゲート層160はゲート絶縁層130の上に形成されており、当該第2ゲート層160のキャビティ170に対応する位置には、第2ゲートホール160aが形成されている。
第2ゲートホール160aの直径は、キャビティ170の直径と同じでもよいが、キャビティ170の直径よりも大きいことが望ましい。特に、第2ゲートホール160aの直径は第1ゲートホール140aの直径と実質的に同じであることがさらに望ましい。
ここで、第2ゲートホール160aの直径が、キャビティ170の直径と同じ直径、若しくは第1ゲートホール140aの直径より小さい場合、第2ゲート層160は、第1ゲート層140よりもキャビティ170の近くに位置することになる。
この場合には、第2ゲート層160に生じる電子ビームのフォーカシング(集束)性能が向上するが、その一方で、第1ゲート層140による電子ビーム放出に対する制御が困難になり、電界放出源190からの電子ビーム放出性能が低下するという短所がある。
逆に、第2ゲートホール160aの直径が第1ゲートホール140aの直径より大きい場合、第1ゲート層140による電子ビーム放出に対する制御はより効果的に行われるが、第2ゲート層160による電子ビームのフォーカシング(集束)性能は低下してしまう。
したがって、電子ビーム放出性能と電子ビームのフォーカシング性能とのバランスを取ることができるので、第2ゲートホール160aの直径と第1ゲートホール140aの直径とを同一にすることが最も望ましい。
図6は、図4に示された本発明に係る電界放出素子における電子ビーム放出に対するシミュレーション結果を示す図面である。このシミュレーションは、図3の場合と同じ条件で行ったものである。すなわち、第1ゲート層140に30Vの電圧を印加し、第2ゲート層160に10Vの電圧を印加した状態で行われた。この図6において、電場の強度が強い部分であるほど、赤色で表示される。
図6から明らかなように、本発明に係る電界放出素子では、第1ゲート層140が絶縁層140によって取り囲まれてキャビティ170の内部に露出されていないので、第1ゲート層140のキャビティ170側に形成される電場の強度が図3の場合よりも弱くなっていることが分かる。
さらに、第1ゲート層140は、絶縁層130によって、電界放出源190から放出される電子から保護されるので、第1ゲート層140と電界放出源190との間に生じる電気的短絡現象が防止できると共に、電界放出素子の安定性を向上させることが可能となる。
以下において、図7Aないし図7Hを参照して本発明に係る電界放出素子の望ましい製造方法を段階的に説明する。
まず、本発明に係る電界放出素子の製造方法を概括して説明すれば、電界放出素子は厚膜工程または薄膜工程によって製造することができる。
厚膜工程は、ペースト状の絶縁物質をスクリーン印刷技術を利用して塗布することにより、後述する第1絶縁層と第2絶縁層とを肉厚に形成する工程をいう。
そして、薄膜工程は、シリコン酸化物のような絶縁物質を、化学気相蒸着法(Chemical Vapor Deposition:CVD)を利用して蒸着することにより、第1絶縁層と第2絶縁層とを薄厚で形成する工程をいう。
厚膜工程は、大面積の表示装置を容易に製造でき、量産性の確保及びコスト削減といった長所があるが、微細な電界放出素子を高集積度で製造することが難しいという短所がある。
一方、薄膜工程は、この厚膜工程の長所と短所に対して反対の長所と短所とを有している。
図7Aは、基板110上にカソード層120を形成した状態を示した図面である。ここで、基板110の後面側からの露光(これについては後述する)を行うために、透明なガラス基板が、基板110として使用されている。
同様の理由により、カソード層120は、導電性のある透明な物質であるITO(インジウム−錫酸化物)より構成されている。
本実施の形態の場合、ITOを、ガラス基板120上に所定の厚さ、例えば800Å〜2,000Åの厚さで蒸着した後、これを所定形状、例えば、ストライプ状にパターニングする。
ここで、カソード層120のパターニングは、フォトレジストの塗布、露光、現像によるエッチングマスクの形成、そしてこのエッチングマスクを利用したカソード層120のエッチングといって工程を含んで構成される従来公知の物質層のパターニング方法に従って行われる。
次に、図7Bに示されたように、カソード層120の全表面に第1絶縁層131を所定の厚さで形成する。
第1絶縁層131を厚膜工程によって形成する場合には、ペースト状の絶縁物質をスクリーン印刷技術を利用して所定の厚さで塗布した後に、約550(C以上の温度で処理して、絶縁物質を流動化(塑性化)させて約10(m〜12(m程度の厚さの第1絶縁層131を形成する。この流動化(塑性化)させる温度は、絶縁物質の種類によって異なるものである。
一方、第1絶縁層131を薄膜工程によって形成する場合には、シリコン酸化膜のような絶縁膜を、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD)法を利用して、約1(m〜1.5(m程度の厚さで蒸着することによって第1絶縁層131を形成する。
次いで、第1絶縁層131上に第1ゲート層140を形成する。第1ゲート層140は、クロム(Cr)のような導電性金属を、スパッタリングによって約2,500Å〜3,000Å程度の厚さで蒸着した後、これを所定形状にパターニングすることによって形成される。
この際、第1ゲート層140に、所定の直径を有する第1ゲートホール140aを形成する。
第1ゲートホール140aは、後述するキャビティ(図7Dの170)よりも大きい直径を有するように、キャビティ170が形成される位置に対応させて形成される。
ここで、第1ゲートホール140aの直径は、第1絶縁層131が厚膜工程によって形成された場合には、約30(m〜40(m程度に設定することができ、第1絶縁層131が薄膜工程によって形成された場合には約5(m〜10(m程度に設定することができる。
このような第1ゲート層140のパターニングは、前述の物質層のパターニング方法を利用して行われる。
図7Cは、第1絶縁層131と第1ゲート層140の上に第2絶縁層132と第2ゲート層160とを順次積層した状態を示す図面である。
第2絶縁層132は、第1絶縁層131の形成方法と同じ方法で形成することができる。但し、第2絶縁層132が厚膜工程によって形成される場合には、約30(m〜40(m程度の厚さを有するように形成され、第2絶縁層132が薄膜工程によって形成される場合には約1(m〜1.5(m程度の厚さを有するように形成される。
次いで、第2絶縁層132上に第2ゲート層160を形成する。具体的には、第2絶縁層132上に、クロム(Cr)のような導電性金属をスパッタリングによって約2,500Å〜3,000Å程度の厚さで蒸着して第2ゲート層160を形成する。
次に、第2ゲート層160のパターニングにより、後述するキャビティ(図7Dの170)キャビティ170と同じ直径を有するように、キャビティ170が形成される位置に対応させて、第2ゲートホール160aが形成される。
例えば、第2ゲートホール160aの直径は、第1及び第2絶縁層131、132が厚膜工程によって形成された場合には約25(m〜30(m程度であり、第1及び第2絶縁層131、132が薄膜工程によって形成された場合には約3(m〜5(m程度である。このような第2ゲート層160のパターニングも前述した物質層のパターニング方法によって行われる。
次に、図7Dに示されたように、第2ゲート層160の第2ゲートホール160a内に露出する第2絶縁層132とその下側に位置する第1絶縁層131とを、カソード層120が露出するまで、ドライエッチング又はウェットエッチング法により、エッチングしてキャビティ170を形成する。
この時、第2ゲート層160はエッチングマスクとして利用されるので、前記キャビティ170は、第2ゲートホール160aと同じ直径を有するように設定されている。したがって、キャビティ170より大きい直径の第1ゲートホール140aを有する第1ゲート層140は、エッチングにより形成されるキャビティ170の内周面に露出することがない。すなわち、第1絶縁層131と第2絶縁層132とにより、第1ゲート層140は、キャビティ170内に露出することなく、完全に遮断された状態で設けられることになる。
次に、図7Eに示されたように、第2ゲート層160を所定の電極パターンでパターニングする。この際、第2ゲートホール160aの直径を、キャビティ170の直径より大きく、望ましくは、第1ゲートホール140aの直径と同一になるように広げることも可能である。
次の段階は、図7Fないし図7Hに示されたように、キャビティ170内部に電界放出源190としてカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階である。
まず、図7Fに示すように、図7Eの結果物の全表面にフォトレジストPRを塗布した後、パターニングによりキャビティ170の底面に位置するフォトレジストPRを除去し、カソード層120の一部をキャビティ170の底面に露出させる。
次いで、図7Gに示すように、感光性を有するカーボンナノチューブ(CNT)ペースト191、すなわちペースト状のカーボンナノチューブ(CNT)をスクリーン印刷技術を利用して、図7Fに示す結果物の全面に塗布する。そして、基板110の後面側から紫外線UVを照射して、CNTペースト191を選択的に露光する。この時、CNTペースト中のフォトレジストPRのパターンに応じて露出された部位のみ露光されて硬化される。そして、露光量を制御すれば、CNTペースト191の露光深さが調節できる。
次に、図7Hに示すように、アセトンなどの現像剤を使用してフォトレジストPRを除去すると、フォトレジストPRと露光されていないCNTペースト191とが共に除去される。その結果、CNTペーストのうちの露光された部分のみが残り、CNTエミッタ190を形成する。
次いで、所定温度、例えば、約460℃程度、の温度で流動化(塑性化)処理を行うことにより、CNTエミッタ190は、流動化(塑性化)と同時に収縮して、所望の高さを有するようになる。この流動化(塑性化)させる温度は、CNTペーストの種類や、これを構成する成分によって異なるものである。
本実施の形態の場合、第1及び第2絶縁層131、132が厚膜工程によって形成された場合には、CNTエミッタ190の高さは、約2(m〜4(m程度であり、第1及び第2絶縁層131、132が薄膜工程によって形成された場合には、CNTエミッタ190の高さは、約0.5(m〜1(m程度である。
これより、図7Hに示すような、二重ゲート構造を有し、第1ゲート層140が絶縁層131、132内部に形成された本発明に係る電界放出素子が完成することになる。
本発明は開示された実施例を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者であれば、これより多様な変形及び均等な他の実施例が可能である。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲によって定められねばならない。
本発明は、その内部での電気的短絡現象が防止されて寿命が向上した二重ゲート構造を有する電界放出素子と、厚膜工程及び薄膜工程による電界放出素子の製造に適用することができる。
従来の電界放出素子の一例を示す断面図である。 従来の電界放出素子の他の例を示す断面図である。 図1に示された構造を有する従来の電界放出素子における電子ビームの放出に対するシミュレーション結果を示す図である。 本発明の望ましい実施例による電界放出素子の構造を示す断面図である。 図4に示された電界放出素子の断面を撮ったSEM写真である。 図4に示された本発明による電界放出素子における電子ビーム放出に対するシミュレーション結果を示す図である。 図7Aは、基板110上にカソード層120を形成した状態を示した図面である。 図7Bは、カソード層120上に、第1絶縁層131と第1ゲート層140とを形成した状態を示す図である。 図7Cは、第1絶縁層131と第1ゲート層140上に第2絶縁層132と第2ゲート層160とを順次積層した状態を示す図面である。 図7Dは、キャビティ170が形成された状態を示す図面である。 図7Eは、第2ゲート層の一部が除去された状態を示す図面である 図7F、キャビティの内部に、電界放出源190としてカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階を説明する説明図である。 図7G、キャビティの内部に、電界放出源190としてカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階を説明する説明図である。 図7H、キャビティの内部に、電界放出源190としてカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階を説明する説明図である。
符号の説明
110 基板
120 カソード層
130 ゲート絶縁層
140 第1ゲート層
140a 第1ゲートホール
160 第2ゲート層
160a 第2ゲートホール
170 キャビティ
190 電界放出源

Claims (16)

  1. 基板と、
    前記基板の上に形成されるカソード層と、
    前記カソード層の上に形成されており、前記カソード層の一部を露出させるキャビティを有するゲート絶縁層と、
    前記キャビティの底部において露出する前記カソード層の上に備えられる電界放出源と、
    前記ゲート絶縁層内部に設けられた第1ゲート層と、
    前記ゲート絶縁層上に形成されており、前記キャビティに対応する部分に第2ゲートホールが形成された第2ゲート層とを備え、
    前記第1ゲート層には、前記キャビティの直径よりも大きな直径を有する第1ゲートホールが設けられていることを特徴とする電界放出素子。
  2. 前記ゲート絶縁層は、第1絶縁層と第2絶縁層とより構成されており、前記第1ゲート層は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電界放出素子。
  3. 前記第2ゲートホールの直径は、前記キャビティの直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電界放出素子。
  4. 前記第2ゲートホールの直径は、前記第1ゲートホールの直径と略同一であることを特徴とする請求項3に記載の電界放出素子。
  5. 前記電界放出源は、カーボンナノチューブ(CNT)であることを特徴とする請求項1に記載の電界放出素子。
  6. 透明な基板の上に透明なカソード層を形成するa段階と、
    前記透明なカソード層の上に、第1絶縁層を形成するb段階と、
    前記第1絶縁層の上に、第1ゲートホールを有する第1ゲート層を形成するc段階と、
    前記第1ゲート層と前記ゲートホールの内側で露出する前記第1絶縁層との上に、第2絶縁層を形成するd段階と、
    前記第2絶縁層の上に、前記第1ゲートホールより小さい直径の第2ゲートホールを有する第2ゲート層を形成するe段階と、
    前記第2ゲートホールの内側で露出する前記第2絶縁層と、前記第1絶縁層の前記第2ゲートホールの下側に位置する部分とをエッチングして、前記カソード層の一部を露出させるキャビティを形成するf段階と、
    前記第2ゲート層を所定形状でパターニングするg段階と、
    前記キャビティの底に露出された前記カソード層上に電界放出源を形成するh段階と
    を備えることを特徴とする電界放出素子の製造方法。
  7. 前記a段階は、前記透明な基板の上に、ITO物質層を形成した後、これをストライプ状でパターニングすることによって前記カソード層を形成することを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  8. 前記第1絶縁層と第2絶縁層とは、ペースト状の絶縁物質をスクリーン印刷技術を利用して塗布した後に、これを塑性化することによって形成されることを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  9. 前記第1絶縁層と第2絶縁層とは、化学気相蒸着法によって形成されることを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  10. 前記c段階は、
    前記第1絶縁層の上に、導電性金属物質を蒸着して蒸着膜を形成する段階と、
    パターニング処理により、前記キャビティの直径よりも大きい直径を有する第1ゲートホールを前記蒸着膜に形成する段階とを含むことを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  11. 前記e段階は、
    前記第2絶縁層の上に、導電性金属物質を蒸着して蒸着膜を形成する段階と、
    前記蒸着膜に、前記キャビティと同じ直径の第2ゲートホールを形成する段階とを含むことを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  12. 前記導電性金属物質の蒸着は、スパッタリングによって行われることを特徴とする請求項10または11に記載の電界放出素子の製造方法。
  13. 前記f段階は、前記第2ゲート層をエッチングマスクとして利用して、前記第2絶縁層と、前記第1絶縁層の前記第2ゲートホールの下側に位置する部分とをエッチングすることによって、前記第2ゲートホールと実質的に同じ直径を有する前記キャビティを形成することを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  14. 前記g段階では、前記第2ゲートホールを、前記キャビティの直径よりも大きい直径に拡大することを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
  15. 前記第2ゲートホールの直径は、前記第1ゲートホールの直径と実質的に同一になるように拡大されることを特徴とする請求項14に記載の電界放出素子の製造方法。
  16. 前記h段階は、
    前記基板の全面にフォトレジストを塗布した後、これをパターニングして前記キャビティの底面に、前記カソード層の一部を露出させる段階と、
    前記フォトレジストが塗布された前記基板の全面に、感光性を有するカーボンナノチューブ(CNT)ペーストを塗布する段階と、
    前記基板の後面側から紫外線を照射して、前記カーボンナノチューブ(CNT)ペーストを選択的に露光する段階と、
    現像剤を使用して、前記フォトレジストと共に、前記カーボンナノチューブ(CNT)ペーストのうち、露光されていない部分を除去する段階と、
    残存するカーボンナノチューブ(CNT)ペーストを塑性化して、電界放出源であるカーボンナノチューブ(CNT)エミッタを形成する段階と
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の電界放出素子の製造方法。
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