JP2004220588A - 工程管理システム,工程管理プログラム及び工程管理方法 - Google Patents

工程管理システム,工程管理プログラム及び工程管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ある工程で製造された製品が複数の工程で使用される工程モデルにおいて、上流で製造された部品を使用した製品を下流で追跡できる工程管理システムを提供する。
【解決手段】工程管理データベースは、上流の工程で製造された部品を用いて製品を製造する工程経路において、製品を収容して移動する管理単位としての箱毎に、その箱を搬出した製品工程名,収容された製造時間,搬入した部品工程名,その箱から製品が取り出された使用時間を含むレコードを格納している。DB検索プログラム35は、不良が発見された工程名及び時間,並びに不良を生じた工程名が特定されると、その部品工程名とその使用時間を有するレコードを検出させ、以後、検出済みのレコード中の製品工程名と同じ部品工程名を有し、且つ製造時間が重なる使用時間を有するレコードを検出する処理を、不良を生じた工程名と同じ製品工程名を有するレコードが検出されるまで続けさせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、時系列順に連続して実行される複数の工程からなる工程経路上において製品を追跡するための工程管理システムに、関する。
一般に、各種生産設備によって製造される製品は、複数の部品により構成されている。これら各部品は、遡れば、他の生産設備において、製品として製造されたものである。ここで、部品を入荷して製品を製造する機能的単位を、工程と呼ぶならば、これら各工程が所定の順序で実行されることにより、はじめて最終的な製品が得られるわけである。
従って、万一ある工程において製造された製品の中に、異常が発生していたことが発見された場合、当該工程に異常発生の原因がある場合もあるし、当該工程に部品を供給した上流側の各工程のいずれかが、異常の発生に関係している場合もある。
いま、仮に、ある工程において製造された製品の中に、異常が発生していたことが発見され、さらに、その工程よりも上流側のある工程において製造されてその後の工程において使用された部品が、この異常の源となった欠陥部品であると確認されたとする。このような場合、各工程の各段階に、当該欠陥部品と同時に製造された為にそれ自体も欠陥部品である蓋然性の高い部品又はその部品を用いて製造された製品が、存在する可能性がある。従って、作業者は、製品の製造を中断し、欠陥部品が製造された工程よりも下流の全工程において、欠陥部品である慨然性の高い全部品及びその部品を用いて製造された全製品を、除去したり、検査し直さなければならない。
このような工程間での部品(製品)の追跡を容易にするための工程管理システムを、本出願人は、先に出願した特願平11−233188号及び特願平11−233187号において提案している(特許文献1,2参照)。
特開2001−56706号 特開2001−56707号
上記出願に記載した実施形態では、複数の部品製造工程(従工程)において夫々製造した複数の部品を一つの組立工程(主工程)に集約して一つの製品に組み上げるといういわゆる魚の骨状の工程モデルが、想定されている。即ち、材料から部品を成型するか部品を外部業者から搬入するための最上流の工程から、最終的な製品を出荷するための最下流の工程に至るまで、複数の工程が一つの工程に集約(合流)することはあっても、一つの工程が複数の工程に分岐することがない工程モデルが、想定されている。
そのため、上記出願に記載した実施形態では、予め各工程間の連続関係がマップ等によって定義されていれば、各工程において製造された製品が次にどの工程へ送られて部品として使用されるのかを、容易に知ることができる。
しかしながら、実際の製造現場においては、ある工程で製造された同種の製品が別々の下流の工程(同種の部品を用いて同種の製品を製造する複数の工程,若しくは、同種の部品を用いて別種の製品を製造する複数の工程)へ送られて、夫々使用される場合がある。そのような場合にも対応するには、上記出願に記載された実施形態に、更に、一工夫加えることが必要である。
そのため、本発明は、ある工程にて製造された製品が複数の工程に送られて夫々部品として使用される工程モデルにおいても、上流の工程において製造された部品を使用した製品を下流の工程において追跡することができる工程管理システムの提供を、課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下のような構成を採用した。即ち、本発明の工程管理システム,工程管理プログラム及び工程管理方法では、部品を使用して製品を製造して下流の工程へ搬出する工程,及び、上流の工程から搬入した製品を部品として使用して製品を製造する工程を含む複数の工程からなる工程経路上において製品を追跡するために、各工程間において移動される製品が収容された箱を管理単位として、各管理単位毎に、その製品が収容された箱を搬出した搬出工程を示す第1工程名,当該搬出工程において当該箱に含まれる全製品が製造された時間帯を示す第1時間,その製品が収容された箱を搬入した搬入工程を示す第2工程名,当該搬入工程において当該箱に含まれる全製品が部品として使用された時間帯を示す第2時間を記録したレコードに基づいて管理している。そして、ある工程における異常を生じた製品を含む箱の製造に関するレコードである異常発生箱レコードに基づいて、当該異常発生箱レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該異常発生箱レコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出し、以後、検出済みの各レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該検出済みのレコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出する製品追跡処理を、新たなレコードが検出できなくなるまで繰り返し実行する。
このように構成されることにより、本発明の工程管理システム,工程管理プログラム及び工程管理方法によると、各管理単位毎のレコードに、搬出工程(製品工程)を示す第1工程名と搬入工程(部品工程)を示す第2工程名とが記録されているので、工程経路の全体を示すマップが別途用意されていなくても、複数工程から搬出された製品が同一工程に部品として搬入される工程の集約や、単一の工程から搬出された製品が複数の工程に部品として搬入される工程の分岐がある網状の工程経路に沿って、異常発生箱レコードによって管理されている異常発生箱中の全製品について、その移動経路及びその所在を追跡することができる。
以上のように構成された本発明の工程管理システムによれば、ある工程にて製造された製品が複数の工程に送られて夫々部品として使用される工程モデルにおいても、上流の工程において製造された部品を使用した製品を下流の工程において追跡することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態ついて説明する。本実施形態による工程管理システムは、例えば、複数の工程からなる生産現場全体を管理するためのものである。まず、この「工程」について説明する。ここでの工程とは、生産における所定の処理単位であり、受け入れた部品を使用して製品を製造する機能を有する。即ち、工程とは、工場等の生産施設内における所定の領域に設置された工作機械等の各種生産設備,及びこれら各種生産設備を利用して生産活動を行う作業者により実現される機能的単位のことである。なお、本実施形態において、各「工程」は、その作業の内容に着目した分類方法に従うと、搬入した一つ又は複数の部品を使用して製品を製造する「製造工程(部品を使用して製品を製造して下流の工程へ搬出する工程,及び、上流の工程から搬入した製品を部品として使用して製品を製造する工程に相当)」と、搬入した不良品を手直しして使用可能な状態に再生する「手直工程(何れかの製造工程において不良品とされた部品としての製品を入荷して再生した後に元の製造工程に向けて搬出する工程に相当)」とに、分類される。何れの種類の工程においても、自己の工程に搬入する物品を「部品」と称し、自己の工程から搬出する物品を「製品」と称するものとする。
また、これらの各工程は、所定の順序で接続されている。そして、各工程では、前工程から搬出された部品を搬入し、その部品を用いて製品を製造又は再生し、得られた製品を次工程へ搬出する。このようにして製品(部品)の移動がなされる二つの工程同士の相対的な関係においては、製品を搬出する工程が「製品工程(搬出工程)」と称され、その製品が部品として搬入される工程が「部品工程(搬入工程)」と称される。従って、ある工程は、その内部での作業内容からみて「製品工程」又は「部品工程」と称される他、そこから搬出される製品を部品として搬入する下流側の工程からは「製品工程」と称され、そこに搬入する部品を製品として搬出する上流側の工程からは「部品工程」と称される。
各工程間における製品(部品)の移動は、図4に示すような一個乃至多数個の製品(部品)を収容可能な箱4に収容して、この箱4ごと移転することによって行われる。即ち、部品/製品は、箱単位(同時に箱4に収容される部品/製品の個数)で製造工程において製造又は再生され、箱単位で製造工程から搬出され、箱単位で部品工程に搬入され、箱単位で部品工程において使用される。このような箱4は、製造工程同士の間においては、製品工程を基準とすると「製品箱」と称され、部品工程を基準とすると「部品箱」と称される。また、製品工程としての製造工程と部品工程としての手直工程との間においては「不良品箱」と称され、製品工程としての手直工程と部品工程としての製造工程との間においては「製品箱/部品箱」と称される。
なお、各箱(製品箱/部品箱/不良品箱)4は、特定の工程間(製品工程と部品工程との対)に対応して、1個ないし複数個づつ用意されている。そのため、各箱4には、その箱4が部品箱として用いられる部品工程名に対応したバーコード41が、貼り付けられている。また、各箱には、一意の識別番号である箱番号に対応したバーコード42が貼り付けられている。
図5は、以上のようにして互いに連続する多数の工程から構成される製造現場における各工程間の工程経路(箱の移動の流れ)の簡単な例を示したブロック図である。この図5において、矢印は各工程間における箱4の移動を示し、特に、実線矢印は、製品工程としての製造工程から部品工程としての製造工程への製品箱/部品箱4の移動を示し、破線矢印は、製品工程としての製造工程から部品工程としての手直工程への不良品箱4の移動,及び、製品工程としての手直工程から部品工程としての製造工程への製品箱/部品箱4の移動を示す。図5に示されるように、個々の製造工程A,B,C,Dに対応して、その製造工程において製造された製品が不良品であるとして返品されてきたときにそれを手直しすることによって再生するための手直工程A’,B’,C’,D’が、準備されている(図5において、製造工程E,F及びGに夫々対応する手直工程の図示は、省略されている)。即ち、各製造工程から搬出された部品が、その製造工程に対する部品工程から不良品として不良品箱4に入れられて返品されてきた時に、その不良品箱4に収容された不良品は、その製造工程に対応する手直工程に部品として搬入される。そして、その手直工程は、搬入した部品としての不良品を手直しすることによって、製品として再生し、製品箱4に入れた状態で、自己に対応した製造工程に対する部品工程へ向けて搬出する。すると、その部品工程では、製品工程としての手直工程から搬入された部品は、製品工程としての製造工程から搬入された部品と同様に、使用される。
図5に示された生産現場において、製造工程のみに着目すると、製造工程Aから搬出された製品,製造工程Bから搬出された製品及び製造工程Cから搬出された製品が、製造工程Dに部品として搬入されて、これら部品に基づいて製造工程Dにおいて製品が製造される。このようにして製造工程Dにおいて製造された製品は、製造工程E,製造工程F及び製造工程Gに、夫々部品として搬入される。製造工程E,製造工程F及び製造工程Gは、製造工程Dから搬出された同種の製品を部品として、互いに同種の製品を製造し得るし、互いに別種の製品を製造し得る。
上述したように、部品/製品は、各箱(製品箱,部品箱,不良品箱)4に一緒に収容された箱単位で、製品工程において製造され、製品工程から搬出され、製品工程から部品工程へ移動され、部品工程へ搬入される。このように、箱4は、特定の工程間(製品工程と部品工程との対)を移動させる製品群/部品群の最小単位として用いられる。従って、その管理も、各箱4の単位でなされることになる。図6は、後述するDB登録プログラム(図7,図8)によって記憶装置としてのサーバ1のハードディスク13内に構築された工程管理データベースを示すテーブルである。この図6から明らかなように、この工程管理データベースは、各箱4毎に、その箱4の箱番号,その箱4の属性,その箱4に収容される製品を製造する製品工程の名称(搬出工程を示す第1工程名に相当する製品工程名),その箱に収容された製品のうちの最初のものが実際に製造され始めた時刻(製造開始時刻),その箱に収容された製品のうちの最後のものが実際に製造完了した時刻(製造終了時刻),その箱に収容される製品を部品として搬入する部品工程の名称(搬入工程を示す第2工程名に相当する部品工程名),その箱4に収容された部品が部品工程において使用され始めた時刻(使用開始時刻),及び、その箱4に収容された部品が部品工程において全部使用され尽くした時刻(使用終了時刻)を記録したレコードを登録することによって、構成されている。なお、箱4の属性としては、その箱4が製品工程としての製造工程から部品工程としての製造工程へ移転される場合には、通常の製品を収容することを示す“G”が設定され、その箱4が製品工程としての製造工程から部品工程としての手直工程へ移転される場合には、不良品を収容することを示す“F”が設定され、製品工程としての手直工程から部品工程としての製造工程へ移転される場合には、再生された製品を収容することを示す“FG”が設定される。各時刻の値であるTn(nは整数)は、nが時系列順を示す時刻情報である。
この図6における各レコード同士を比較すれば理解されるように、ある製造工程に搬入された部品箱4に関するレコード中の使用時間(使用開始時刻から使用終了時刻までの時間,即ち、部品箱4に含まれる全製品が部品として使用された時間帯を示す第2時間)は、その部品箱4に収容された部品に基づいて製造された製品を収容する製品箱4に関するレコード中の製造時間(製造開始時刻から製造終了時刻までの時間,即ち、製品箱4に含まれる全製品が製造された時間帯を示す第1時間)とは、必ずしても一致していない。これは、その製造工程に搬入した部品箱4に収容されている多数の部品中の一部のみを使用して製品を製造しただけで、その製造工程から搬出されるべき製品箱4が一杯になってしまう場合(その場合には、部品箱4に関するレコード中の使用時間に製品箱4に関するレコード中の製造時間が含まれることになる)や、逆に、その製造工程に搬入した部品箱4に収容されている部品の全てを使用して製品を製造しても、その製造工程から搬出されるべき製品箱4が未だ一杯にならない場合(その場合には、部品箱4に関するレコード中の使用時間が製品箱4に関するレコード中の製造時間に含まれることになる)があるからである。
なお、複数のレコード中の製品工程名及び部品工程名が互い同じであっても、製造時間(製造開始時刻,製造終了時刻)及び使用時間(使用開始時刻,使用終了時刻)が異なっていれば、それらレコードに夫々対応して複数の箱4に収容された製品/部品は、互いに異なる。そのため、工程管理データベースには、製品工程名及び部品工程名を共通にする複数のレコードが格納され得る。
(システム構成)
次に、本実施形態による工程管理システムの構成を、説明する。図1に示すように、本実施形態による工程管理システムは、サーバ1,ネットワークNを介してこのサーバ1に夫々接続された複数のパーソナルコンピュータ(以下PCと略記)2,及び各PC2に夫々接続された複数の端末3(3A〜3F〜)から、構成されている。なお、各端末3A,3B,3C,3D,3E,3Fは、夫々、各製造工程(製造工程A,製造工程B,製造工程C,製造工程D,製造工程E,製造工程F)に対応付けられており、それらの各工程の設備に近接して設置されている。なお、図1には図示を所略したが、図5に示す各手直工程(手直工程A,手直工程B,手直工程C,手直工程D…)にも、夫々に対応付けられた端末3が、それらの手直工程の設備に近接して配置されるとともに何れかのPC2に接続された状態で、用意されている。
各端末3は、本実施形態による工程管理に利用するのに適したハードウェア構成にセットアップされたコンピュータである。図2は、各端末3の構成を示すブロック図である。この図2に示されるように、各端末3は、コンピュータ本体31と、このコンピュータ本体31に接続された表示入力装置32及びバーコードリーダ33から、構成されている。さらに、コンピュータ本体31は、バスBを介して相互に接続されたCPU311,ROM(Read Only Memory)312,RAM(Random Access Memory)313,通信制御回路314,入力制御回路315及び表示制御回路316から、構成されている。また、表示入力装置32は、タッチパネル321とLCD(Liquid Crystal Display)322とから、構成されている。但し、各端末3は、ディスプレイ装置,キーボード又はポインティングデバイス及びバーコードリーダを備えていさえすれば、一般的なパーソナルコンピュータであっても良い。
CPU311は、端末3全体を制御して各種処理を実行する中央処理装置である。このCPU311は、時計Mを内蔵しており、この時計Mから現在時刻(年,月,日,時,分,秒)を取得することができる。ROM312は、CPU311によって読み出されて実行される各種プログラム及びデータを格納している。このROM312に格納されている各種プログラムには、端末3を構成する各ハードウェアを制御するとともに通信機能を実現するためのOS(Operating System)及び各種ドライバの他、PC2を中継してサーバ1に対して上記工程管理データベース(図6)の更新を要求するDB(Data Base)登録プログラム(図7及び図8)や、上記工程管理データベース(図6)を検索させて製品の追跡を行わせるDB検索プログラム(図9乃至図12)が、含まれている。また、ROM312に格納されているデータには、その端末3に対応した工程の工程名(A〜G,A’〜D’)が、含まれている。RAM313は、CPU311が各プログラムによる処理を実行するに際して、作業領域が展開される主記憶装置である。図2においては、上述したDB登録プログラム34及びDB検索プログラム35がRAM313に展開された状態が、示されている。
表示制御回路316は、CPU311から指示された画面を表示させるための画像データを生成して、その画像データに基づいた画像をLCD322に表示させるインタフェースである。
タッチパネル321は、LCD322の画面上に配置されるとともに、コンピュータ本体31の入力制御回路315に接続され、オペレータによる押圧位置に応じた信号を入力制御回路315に入力する。バーコードリーダ33も、この入力制御回路315に接続され、バーコードを読み取る事によって得られたイメージ信号を入力制御回路315に入力する。入力制御回路315は、これらの信号を二値化してCPU311に通知するインタフェースである。なお、CPU311は、タッチパネル321用ドライバ(図示略)に従って、LCD322上に表示中の画面におけるタッチパネル321押下位置に対応するアイテム(ボタン)を特定し、そのボタンが押下されたとの解釈を行う。また、CPU311は、バーコードリーダ33用ドライバ(図示略)に従って、イメージ信号を復調して本来の情報(数字列)に変換する。
通信制御回路314は、ネットワークNとのインタフェースである。
一方、サーバ1は、そのハードウェア構成を示すブロック図である図3に示すように、バスBを介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)11,RAM(Random Access Memory)12,HDD(Hard Disk Drive)13,通信制御回路14,表示制御回路15及び入力制御回路16から、構成されている。さらに、サーバ1は、表示制御回路15に接続されたCRT(Cathod Ray Tube)17,及び入力制御回路16に接続されたキーボード18を、備えている。
これらのうち、通信制御回路14は、ネットワークNとのインタフェースである。HDD13は、各種プログラム及びデータを格納する外部記憶装置(記憶装置)である。CPU11は、このHDD13に格納された各プログラムを読み出して、そのプログラムに従って動作することによって各種処理を実行する中央処理装置(処理装置)である。RAM12は、CPU11が各処理を実行するに際して作業領域が展開される主記憶装置である。表示制御回路15は、CPU11からの制御に従って、画像データを生成して、この画像データに基づいた画像をCRT17に表示させるインタフェースである。入力制御回路16は、キーボード18に対するオペレータによる入力操作をコード信号に変換して、CPU11に通知するインタフェースである。
HDD13に格納されているデータには、図6に示す工程管理データベースが含まれている。また、HDD13に格納されてCPU11によって実行される各種プログラムには、サーバ1全体のハードウェアを制御するための基本ソフトであるOS21のほか、DB登録プログラム34及びDB検索プログラム35を実行している各端末3からの要求に応じて工程管理データベースにアクセス(検索,更新)するデータベースサーバプログラムが、含まれている。
(アプリケーション)
次に、上述した各端末3のROM312に格納された各プログラム(DB登録プログラム34,DB検索プログラム35)に従ってCPU311が実行する処理の内容を、説明する。
<DB登録プログラム34>
先ず最初に、各工程において製造又は再生された製品を箱4単位で管理するために、その工程に対応付けられた端末3のCPU311によって実行されるDB登録プログラム34に従った処理を、図7及び図8を参照して説明する。なお、このDB登録プログラム34は、端末3のタッチパネル321に所定の起動コマンドが入力されることをトリガとして、起動される。
起動後最初のS001では、DB登録プログラム34は、図13に示す入力画面を、LCD322上に表示させる。図13に示すように、この入力画面には、「搬入」ボタン41,「製造開始」ボタン42,「製造終了」ボタン43,「部品終了」ボタン44及び「終了」ボタン45を、含んでいる。
次のS002では、DB登録プログラム34は、入力画面上の何れかのボタン41〜45が押下(何れかのボタン41〜45に重なる位置においてタッチパネル321が押圧)されるのを待つ。そして、DB登録プログラム34は、「搬入」ボタン41が押下された場合にはプロセスをS003へ進め、「製造開始」ボタン42が押下された場合にはプロセスをS006へ進め、「製造終了」ボタン43が押下された場合にはプロセスをS014へ進め、「部品終了」ボタン44が押下された場合にはプロセスをS017へ進める。
その端末3に対応した工程に部品を収容した箱(部品箱又は不良品箱)4が搬入した時に「搬入」ボタン41が押下されることによって実行されるS003では、DB登録プログラム34は、その箱4の箱番号をバーコードリーダ33によってバーコード42から読み取らせる指示を、LCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードのイメージ信号に基づいて復調される箱番号を、受け付ける。
次のS004では、DB登録プログラム34は、S003にて取得した箱番号に基づいて工程管理データベースを検索し、その箱番号を含むレコードを特定する。なお、この箱番号に対応した部品箱4に収容された部品は、当該工程では未だ使用されていないので、S004にて特定されたレコードでは、「使用開始時刻」及び「使用終了時刻」が空欄になっている。
次のS005では、DB登録プログラム34は、S004にて特定したレコードの「使用開始時刻」に現在時刻を設定する。S005を完了すると、DB登録プログラム34は、プロセスをS001に戻す。
一方、その端末3に対応した工程に搬入済みの箱(部品箱又は不良品箱)4に収容されている部品を使用することによって新たな製品の製造を開始する時(当該工程が製造工程である場合),或いは、その端末3に対応した工程に搬入済みの箱4に収容されている部品を使用することによって製品の再生を開始する時(当該工程が手直工程である場合)に「製造開始」ボタン42が押下されることによって実行されるS006では、DB登録プログラム34は、その箱4の箱番号をバーコードリーダ33によってバーコード42から読み取らせる指示を、端末3のLCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードのイメージ信号に基づいて復調される箱番号を、受け付ける。
次のS007では、DB登録プログラム34は、S006にて取得した箱番号に基づいて工程管理データベースを検索し、その箱番号を含むレコードを特定する。
次のS008では、DB登録プログラム34は、S007にて特定したレコードの「使用終了時刻」に時刻情報が設定されているか否かを、チェックする。そして、「使用終了時刻」に時刻情報が設定されている場合には、DB登録プログラム34は、その部品は使用済みであって存在しない旨のエラー表示をLCD322上に表示させた後に、プロセスをS001に戻す。これに対して、「使用終了時刻」に時刻情報が設定されていなければ、DB登録プログラム34は、プロセスをS010へ進める。
S010では、DB登録プログラム34は、当該工程と当該工程にて製造又は再生しようとする製品を送るべき次の工程(部品工程)とに対応して予め用意されている空箱4を一つ選択してその箱番号をバーコードリーダ33によってバーコード42から読み取らせる指示を、LCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードのイメージ信号に基づいて復調される箱番号を、受け付ける。
次のS011では、DB登録プログラム34は、S010にて選択した箱4に貼り付けられている部品工程のバーコード41からその部品工程名をバーコードリーダ33によって読み取らせる指示を、LCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードの復調情報(即ち、部品工程名)を、受け付ける。
次のS012では、DB登録プログラム34は、工程管理データベースに新規のレコードを追加する。この新規レコードの「箱番号」にはS010にて読み取られた箱番号が設定され、「製品工程名」にはその端末3が設置されている工程名が設定され、「部品工程名」にはS011にて読み取られた部品工程名が設定され、「製造開始時刻」には現在時刻が設定される。S012を完了すると、DB登録プログラム34は、プロセスをS001へ戻す。
一方、S006乃至S012のプロセスに対応して開始された製品の製造又は再生が完了した時に「製造終了」ボタン43が押下されることによって実行されるS014では、DB登録プログラム34は、その製品が収容された箱(製品箱)4の箱番号をバーコードリーダ33によってバーコード42から読み取らせる指示を、端末3のLCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードのイメージ信号に基づいて復調される箱番号を、受け付ける。
次のS015では、DB登録プログラム34は、S014にて取得した箱番号に基づいて工程管理データベースを検索し、その箱番号を含むレコードを特定する。なお、S015にて特定されたレコードは、S012にて生成された直後のものであるので、「製造終了時刻」,「使用開始時刻」及び「使用終了時刻」が空欄になっている。
次のS016では、DB登録プログラム34は、S015にて特定したレコードの「製造終了時刻」に現在時刻を設定する。S016を完了すると、DB登録プログラム34は、プロセスをS001に戻す。
以上に説明したS006乃至S012のプロセス(製品製造又は再生の開始時のプロセス)及びS014乃至S016のプロセス(製品製造又は再生の終了時のプロセス)は、その端末3が設置されている工程に搬入された箱(部品箱又は不良品箱)4に収容された部品群から一つの製品箱に収容可能な数以上の製品が製造又は再生される場合や、その端末3が設置されている工程に搬入された箱(部品箱又は不良品箱)4に収容された部品群から複数の部品工程向けの製品が製造される場合には、個々の製品箱に対応して、複数回繰り返し実行される。
一方、その端末3に対応した工程に搬入された箱(部品箱又は不良品箱)4に収容されていた全部品を使用し尽くした場合に「部品終了」ボタン44が押下されることによって実行されるS017では、DB登録プログラム34は、その製品が収容された箱(製品箱)4の箱番号をバーコードリーダ33によってバーコード42から読み取らせる指示を、端末3のLCD322上に表示させる。そして、DB登録プログラム34は、その後にバーコードリーダ33から送られてくるバーコードのイメージ信号に基づいて復調される箱番号を、受け付ける。
次のS018では、DB登録プログラム34は、S017にて取得した箱番号に基づいて工程管理データベースを検索し、その箱番号を含むレコードを特定する。なお、S018にて特定されたレコードは、S005のプロセスが実行された状態のものであるので、「使用終了時刻」が空欄になっている。
次のS019では、DB登録プログラム34は、S018にて特定したレコードの「使用終了時刻」に現在時刻を設定する。S019を完了すると、DB登録プログラム34は、プロセスをS001に戻す。
以上に説明したS001乃至S019の処理を実行した後で、入力画面上の「終了」ボタン45が押下されると、DB登録プログラム34は、全プロセスを終了する。
<DB検索プログラム>
次に、DB検索プログラム35を、図9のフローチャートを参照して説明する。このDB検索プログラム35は、ある製造工程において手直不可能な深刻な異常(即ち、製造工程そのものに問題があるために歩留まりが通常値以下となるような確率で発生していると思われる部品の異常)が発見された場合に、その異常の原因を生じた工程において当該異常の生じた欠陥部品と同じ箱4で製造された他の部品を使用してその後の工程において製造され且つ現存している製品を追跡するために、実行される。なお、このDB検索プログラム35は、端末3のタッチパネル321に所定の起動コマンドが入力されることをトリガとして、起動される。
起動後最初のS101では、DB検索プログラム35は、出所探索処理を実行する。図10は、S101にて実行される出所探索処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS111では、DB検索プログラム35は、異常が発見された製造工程(異常発見工程)の名称,異常が発見された時刻及びその異常の原因を生じた製造工程(異常発生工程)の名称を夫々入力するための画面をLCD322上に表示させ、この画面中の各欄にタッチパネル321を介して入力された異常発見工程名,異常発見時刻及び異常発生工程名を、夫々、変数X,Y,Zに設定する。
次のS112では、DB検索プログラム35は、「部品工程名」に『X』が設定されている全レコードを、工程管理データベースから検索する。
次のS113では、DB検索プログラム35は、S112にて検索できた全レコードのうち、使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)にYを内包する全レコードを、候補レコードとする。
次に、DB検索プログラム35は、異常発生工程まで遡るために、S114乃至S1201の処理ループを実行する。この処理ループに入って最初のS114では、DB検索プログラム35は、現在未処理のまま残っている候補レコード群(S113にて選択された候補レコード及び後述するS119にて追加された候補レコード)のなかから、処理対象レコードを一つ取り出す。
次のS115では、DB検索プログラム35は、処理対象レコード(S114にて候補レコード中から取り出された処理対象レコード又はS119にて選択された処理対象レコード)中の「製品工程名」が『Z』であるか否かをチェックする。そして、「製品工程名」が『Z』でなければ、DB検索プログラム35は、処理をS116へ進める。
S116では、DB検索プログラム35は、処理対象レコード中の製品工程名と同じ部品工程名を有する全レコードを、工程管理データベースから検索する。
次のS117では、DB検索プログラム35は、S116での検索の結果として該当するレコードがあったか否かをチェックする。そして、該当するレコードがなかった場合には、DB検索プログラム35は、処理対象レコードは何れか一つの最上流の製造工程ではあるが異常とは関係がないと判断して、処理をS114へ戻し、候補レコード群の中から次の処理対象レコードを取り出して、当該次の処理対象レコードに対する処理を実行する。これに対して、該当するレコードがあったとS117にて判定した場合には、DB検索プログラム35は、処理をS118へ進める。
S118では、DB検索プログラム35は、S116での検索の結果として見つけられた全レコードのうちから、処理対象レコード中の製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)にその使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)が重なる全レコードを特定する。
次のS119では、DB検索プログラム35は、S118にて特定した全レコードのうちの何れか一つを新たな処理対象レコードとして選択し、その他のレコードを候補レコードに追加する。S119を完了すると、DB検索プログラム35は、処理をS115へ戻し、新たな処理対象レコードに対する処理を実行する。
以上説明したS114乃至S119のサブループを繰り返した結果として、その「製品工程名」が『Z』に合致するレコードを発見した場合には、DB検索プログラム35は、S115からS120へ処理を進める。S120では、DB検索プログラム35は、その時点における処理対象レコードを、異常発生箱レコード(即ち、異常の原因を生じた工程において異常を生じた欠陥部品と一緒に製造された異常発生箱の製品についてのレコード)として決定する。
次のS1201では、DB検索プログラム35は、候補レコードが残っているか否かをチェックする。そして、未だ候補レコードが残っている場合には、処理をS114へ戻して、候補レコード群の中から次の処理対象レコードを取り出して、当該次の処理対象レコードに対する処理を実行する。
これに対して、候補レコードが残っていない場合には、DB検索プログラム35は、この出所探索処理サブルーチンを終了し、処理対象レコード及び候補レコードを一旦クリアした後に、図9のメインルーチンに戻る。
図9のメインルーチンでは、DB検索プログラム35は、S101の次にS102を実行する。S102では、DB検索プログラム35は、S120にて決定された異常発生箱レコード毎に、製品追跡処理を実行する。図11は、S102にて実行される製品追跡処理サブルーチンを示すフローチャートである。この製品追跡処理サブルーチンに入って最初のS121では、DB検索プログラム35は、処理対象の異常発生箱レコード中の部品工程名を有する全レコードを、工程管理データベースから検索する。
次のS122では、DB検索プログラム35は、S122にて検索した全レコードのうちから、異常発生箱レコード中の使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)にその製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)が重なる全レコードを、候補レコードとする。
次に、DB検索プログラム35は、異常の原因を生じた工程において製造された製品が移転され得る全ての工程経路上において、異常発生箱に含まれる製品を部品として使用して製造された製品を追跡するために、S123乃至S125の処理ループを実行する。この処理ループに入って最初のS123では、DB検索プログラム35は、S122にて選択した候補レコード群のなかから、現在未処理のまま残っている何れかの候補レコードを、処理対象レコードとして特定する。
次のS124では、DB検索プログラム35は、DB検索プログラム35自身に含まれるプログラムモジュールに従って追跡サブルーチンを起動し、S123にて特定した処理対象レコードに対する処理を命じる。図12は、この追跡サブルーチンを示すフローチャートである。この追跡サブルーチンは、同じプログラムモジュールに基づいて同時に複数起動され得る。即ち、この追跡サブルーチンの中に、追跡サブルーチンを更にもう一つ起動して処理を命じるプロセス(S137)が、含まれているのである。
起動された個々の追跡サブルーチンにおいて、DB検索プログラム35は、図12に示すように、最初のS131において、この追跡サブルーチンを起動したプロセス(図11の製品追跡処理におけるS124,又は、他の追跡サブルーチンにおけるS137)から渡された処理対象レコードが使用時間(「使用開始時刻」及び「使用終了時刻」)を有するか否かをチェックする。そして、処理対象レコードが使用時間(「使用開始時刻」及び「使用終了時刻」)を有していない場合には、DB検索プログラム35は、S132において、処理対象レコード中の「箱番号」が示す製品(即ち、異常発生箱に含まれる製品を部品として使用して製造された製品)が、その「製造工程名」が示す工程に現存する旨を、端末3のLCD322上に表示させる。S132の完了後、DB検索プログラム35は、この追跡サブルーチンを終了して、この追跡サブルーチンを起動したプロセスに対して、処理が完了した旨を引数として戻す。
これに対して、処理対象レコードが使用時間(「使用開始時刻」及び「使用終了時刻」)を有しているとS131にて判定した場合には、DB検索プログラム35は、処理をS133へ進める。S133では、DB検索プログラム35は、処理対象レコード中の「部品工程名」と同じ工程名が「製造工程名」に設定されている全レコードを、工程管理データベースから検索する。
次のS134では、DB検索プログラム35は、S133にて検索された全レコードのうち、処理対象レコード中の使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)にその製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)が重なる全レコードを、当該追跡サブルーチンにおける候補レコードとして抽出する。図6から理解されるように、ここでは、複数のレコードが抽出される可能性がある。そこで、DB検索プログラム35は、各製品毎に追跡を行うために、S135乃至S137の処理ループを実行する。
この処理ループに入って最初のS135では、DB検索プログラム35は、S134にて抽出した候補レコードに、S137を未実行であるものが残っているか否かを、チェックする。そして、未実行の候補レコードが残っている場合には、DB検索プログラム35は、S136において、S135にて抽出した候補レコードの中から、S137を未実行であるものを、一つ、新たな処理対象レコードとして特定する。次のS137では、DB検索プログラム35は、もう一つの追跡サブルーチンを別に起動し、S136にて特定した処理対象レコードに基づいた処理を命じる。S137にて起動した追跡サブルーチンから処理終了の旨が引数として戻されると、DB検索プログラム35は、プロセスをS135へ戻す。
S135乃至S137の処理ループを繰り返すことによって、S134にて抽出した全ての候補レコードに基づいたS137の実行を完了すると、DB検索プログラム35は、S135からこの処理ループを抜けて、当該追跡サブルーチンを終了して、この追跡サブルーチンを起動したプロセスに対して、処理が完了した旨を引数として戻す。
以上の追跡サブルーチンがS124において階層的に実行(即ち、S122にて選択した全候補レコードに対して実行)されることによって、網状の工程経路に沿って分岐しつつ移転する全製品(即ち、異常発生箱に含まれる製品を部品として使用して製造された全製品)が追跡されて、夫々の所在が突き止められる。
DB検索プログラム35は、最終的に、S124にて起動した追跡サブルーチンから処理終了の旨が引数として戻されると、S125から処理ループを抜けて、図11の製品追跡処理を終了し、処理を図9のメインルーチンに戻した後に、全処理を終了する。
(動作例)
いま、図5に示す製造現場において、各工程に設置された端末3のオペレータが必要な入力を夫々行うことによってDB登録プログラム34が夫々実行され、その結果、工程管理データベース内には、図6に示す通りにレコードが蓄積されたとする。
そして、工程GにおいてT10に使用された部品に手直し不可能な深刻な異常が発生していると発見され、その異常の態様からして、その異常が工程Aにて製造された部品に起因していると認定されたとする。この場合、その異常が発生している部品に含まれる工程Aにて製造された欠陥部品と同じ箱4で製造された他の部品を使用してその後の工程において製造され且つ現存している製品を追跡して、回収する必要がある。そこで、作業者は、端末3においてDB検索プログラム35を起動して、異常発見工程名=G,異常発見時刻=T10,及び、異常発生工程名=Aを、入力する(S111)。すると、DB検索プログラム35は、「部品工程名」=Gを有するレコードを工程管理データベースから検索する(S112)。この場合、記録番号=14のレコードを含むレコード群が検索され、その中から、T10を含む使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)を有するレコード,即ち、記録番号=14のレコードが、候補レコードとて選択される(S113)。この時点では、候補レコードは、記録番号=14のレコードのみであるので、この候補レコードが、処理対象レコードとして特定される(S114)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=14のレコード中の製品工程名が『D』である為に(S115)、『D』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、記録番号=1〜7,10,11,13のレコードを含むレコード群が検索され(S116,S117)、その中から、処理対象レコード(記録番号=14のレコード)中の製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)と重なる使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)を有するレコードが、候補レコードとして選択される(S118)。この場合、記録番号=7,11,13のレコードが特定され、その中から、最初に、記録番号=13のレコードが新たな処理対象レコードとして特定され、記録番号=7,11のレコードが候補レコードに追加される(S119)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=13のレコード中の製品工程名が『A’』である為に(S115)、『A’』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、記録番号=8のレコードを含むレコード群が検索され(S116,S117)、その中から、処理対象レコード(記録番号=13のレコード)中の製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)と重なる使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)を有するレコードが、候補レコードとして選択される(S118)。この場合、記録番号=8のレコードが特定され、当該記録番号=8のレコードが新たな処理対象レコードとして特定される(S119)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=8のレコード中の製品工程名が『D』である為に(S115)、『D』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、記録番号=1〜7,10,11,13のレコードを含むレコード群が検索され(S116,S117)、その中から、処理対象レコード(記録番号=8のレコード)中の製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)と重なる使用時間(「使用開始時刻」〜「使用終了時刻」)を有するレコードが、候補レコードとして選択される(S118)。この場合、記録番号=1〜3のレコードが特定され、その中から、最初に、記録番号=3のレコードが新たな処理対象レコードとして特定され、記録番号=1,2のレコードが候補レコードに追加される(S119)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=3のレコード中の製品工程名が『C』である為に(S115)、『C』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、該当するレコードはないので(S116,S117)、候補レコード(記録番号=1,2,7,11)の中から、記録番号=2のレコードが次の処理対象レコードが特定される(S114)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=2のレコード中の製品工程名が『B』である為に(S115)、『B』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、該当するレコードはないので(S116,S117)、候補レコード(記録番号=1,7,11)の中から、記録番号=1のレコードが次の処理対象レコードが特定される(S114)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=1のレコード中の製品工程名が『A』である為に(S115)、この記録番号=1のレコードを、1つ目の異常発生箱レコードとして決定する(S120)。
次に、DB検索プログラム35は、残っている候補レコード(記録番号=7,11)の中から記録番号=7のレコードを次の処理対象レコードとして特定する(S114)。この場合、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=7のレコード中の製品工程名が『B』である為に(S115)、『B』を部品工程名とするレコードを検索する(S116)。この場合、該当するレコードはないので(S116,S117)、最後に候補レコードとして残った記録番号=11のレコードが、次の処理対象レコードとして特定される(S114)。
次に、DB検索プログラム35は、処理対象レコードである記録番号=11のレコード中の製品工程名が『A』である為に(S115)、この記録番号=11のレコードを、二つ目の異常発生箱レコードとして決定する(S120)。
続いて、DB検索プログラム35は、各異常発生箱レコード毎に、製品追跡処理を実行する(S102)。ここでは、記録番号=1の異常発生箱レコードについてのみ、説明を行う。
製品追跡処理において、DB検索プログラム35は、最初に、記録番号=1のレコード中の部品工程名である『D』を製品工程名として有する全レコードを、工程管理データベースから検索する(S121)。この場合、製品番号=8,9,12,14を含むレコード群が検索され、その中から、記録番号=1のレコード中の使用時間と重なる製造時間を有する全レコードが候補レコードとして選択される(S122)。この場合、記録番号=8,9のレコードが候補レコードとして選択され、その中から、先ず、記録番号=8のレコードが処理対象レコードとして特定される(S123)。
次に、DB検索プログラム35は、追跡サブルーチン(第1追跡サブルーチン)を起動する(S124)。この場合、処理対象レコードである記録番号=8のレコードが使用時間を有しているために、その「部品工程名」と同じ工程名=A’が「製品工程名」に設定されているレコードを、工程管理データベースから検索する(S133)。この場合、記録番号=13のレコードを含むレコード群が検索され、その中から、記録番号=8のレコード中の使用時間=T6〜T7と重なる製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)を有するレコードが抽出される(S134)。この場合、記録番号=13のレコードが、抽出される。そして、抽出された記録番号=13が新たな処理対象レコードとして特定されて(S135)、その処理対象レコードについて、追跡サブルーチン(第2追跡サブルーチン)が起動される。
第2追跡サブルーチンにおいては、処理対象レコードである記録番号=13のレコードが使用時間を有しているために、その「部品工程名」と同じ工程名=Dが「製品工程名」に設定されているレコードを、工程管理データベースから検索する(S133)。この場合、記録番号=8,9,12,14のレコードを含むレコード群が検索され、その中から、記録番号=13のレコード中の使用時間=T8〜T9と重なる製造時間(「製造開始時刻」〜「製造終了時刻」)を有するレコードが抽出される(S134)。この場合、記録番号=14のレコードが、抽出される。そして、抽出された記録番号=14が新たな処理対象レコードとして特定されて(S135)、その処理対象レコードについて、追跡サブルーチン(第3追跡サブルーチン)が起動される。
第3追跡サブルーチンにおいては、処理対象レコードである記録番号=14のレコードが使用時間を有しているために、その「部品工程名」と同じ工程名=Gが「製品工程名」に設定されているレコードを、工程管理データベースから検索する(S133)。このようにして、製造工程G以降の工程が追跡されて行く。
このようにして製造工程G以降における追跡が完了すると、第3追跡サブルーチン,第2追跡サブルーチン及び第1追跡サブルーチンが次々に終了し、処理が図11におけるS123に戻り、記録番号=9のレコードが処理対象レコードとして特定される。
次に、DB検索プログラム35は、追跡サブルーチン(第1追跡サブルーチン)を起動する(S124)。この場合、処理対象レコードである記録番号=9のレコードが使用時間を有しているために、その「部品工程名」と同じ工程名=Eが「製品工程名」に設定されているレコードを、工程管理データベースから検索する(S133)。このようにして、製造工程E以降の工程が追跡されて行く。
本発明の工程管理システムの実施の形態であるネットワークシステムの構成を示すブロック図 各端末の構成を示すブロック図 サーバの構成を示すブロック図 箱の外観を示す斜視図 製造現場における工程間での箱の移動を示すブロック図 工程管理データベースのデータ構造を示す表 DB登録プログラムによる処理を示すフローチャート DB登録プログラムによる処理を示すフローチャート DB検索プログラムによる処理を示すフローチャート 図9のS101にて実行される出所探索処理サブルーチンを示すフローチャート 図9のS102にて実行される製品追跡処理サブルーチンを示すフローチャート 図11のS124又は図12のS137にて実行される追跡サブルーチンを示すフローチャート 入力画面を示す図
符号の説明
1 サーバ
3 端末
13 HDD
34 DB登録プログラム
35 DB検索プログラム
31 コンピュータ本体
32 表示入力装置
33 バーコードリーダ
311 CPU
312 ROM
321 タッチパネル
322 LCD

Claims (8)

  1. 部品を使用して製品を製造して下流の工程へ搬出する工程,及び、上流の工程から搬入した製品を部品として使用して製品を製造する工程を含む複数の工程からなる工程経路上において、製品を追跡するための工程管理システムであって、
    各工程間において移動される製品が収容された箱を管理単位として、各管理単位毎に、その製品が収容された箱を搬出した搬出工程を示す第1工程名,当該搬出工程において当該箱に含まれる全製品が製造された時間帯を示す第1時間,その製品が収容された箱を搬入した搬入工程を示す第2工程名,当該搬入工程において当該箱に含まれる全製品が部品として使用された時間帯を示す第2時間を記録したレコードを格納している記憶装置と、
    プログラムに従って動作することにより、ある工程における異常を生じた製品を含む箱の製造に関するレコードである異常発生箱レコードに基づいて、当該異常発生箱レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該異常発生箱レコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出し、以後、検出済みの各レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該検出済みのレコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出する製品追跡処理を、新たなレコードが検出できなくなるまで繰り返し実行する処理装置とを備える
    ことを特徴とする工程管理システム。
  2. 前記第1時間及び第2時間は、夫々、その開始時刻及び終了時刻から、構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  3. 前記処理装置は、複数のレコードを同時に検出できた場合には、検出できた各レコードに基づいて、夫々、前記製品追跡処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  4. 前記処理装置は、個々の回における製品追跡処理によって新たなレコードが検出できなくなる毎に、その回の製品追跡処理において用いられた検出済みのレコードに記録された情報を出力する
    ことを特徴とする請求項3記載の工程管理システム。
  5. 前記製品追跡処理によって新たな処理対象レコードが特定できない場合には、その回の製品追跡処理において用いられた検出済みのレコードに第2工程名又は第2時間が記録されていない場合が含まれる
    ことを特徴とする請求項4記載の工程管理システム。
  6. 前記処理装置は、搬入した製品に異常が発見された異常発見工程の工程名,異常が発見された時刻,及び異常の原因を生じた異常発生工程の工程名を特定する情報に基づいて、その異常発見工程の工程名と一致する第2工程名及びその時刻を含む第2時間を記録したレコードを前記記憶装置から検出し、以後、検出済みのレコード中に記録された第1工程名と同じ第2工程名及び当該検出済みのレコード中に記録された第1時間と重なる第2時間を記録したレコードを検出する出所探索処理を繰り返し実行することにより、異常を生じた工程の工程名と同じ第1工程名を有する前記異常発生箱レコードを前記記憶装置から検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  7. 部品を使用して製品を製造して下流の工程へ搬出する工程,及び、上流の工程から搬入した製品を部品として使用して製品を製造する工程を含む複数の工程からなる工程経路上において、製品を追跡するための工程管理プログラムであって、
    各工程間において移動される製品が収容された箱を管理単位として、各管理単位毎に、その製品が収容された箱を搬出した搬出工程を示す第1工程名,当該搬出工程において当該箱に含まれる全製品が製造された時間帯を示す第1時間,その製品が収容された箱を搬入した搬入工程を示す第2工程名,当該搬入工程において当該箱に含まれる全製品が部品として使用された時間帯を示す第2時間を記録したレコードを格納している記憶装置に接続されるコンピュータに対して、
    ある工程における異常を生じた製品を含む箱の製造に関するレコードである異常発生箱レコードに基づいて、当該異常発生箱レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該異常発生箱レコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出させ、
    以後、検出済みの各レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該検出済みのレコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出する製品追跡処理を、新たなレコードが検出できなくなるまで繰り返し実行させる
    ことを特徴とする工程管理プログラム。
  8. 部品を使用して製品を製造して下流の工程へ搬出する工程,及び、上流の工程から搬入した製品を部品として使用して製品を製造する工程を含む複数の工程からなる工程経路上において、製品を追跡するための工程管理方法であって、
    各工程間において移動される製品が収容された箱を管理単位として、各管理単位毎に、その製品が収容された箱を搬出した搬出工程を示す第1工程名,当該搬出工程において当該箱に含まれる全製品が製造された時間帯を示す第1時間,その製品が収容された箱を搬入した搬入工程を示す第2工程名,当該搬入工程において当該箱に含まれる全製品が部品として使用された時間帯を示す第2時間を記録したレコードを、記憶装置に格納しておき、
    ある工程における異常を生じた製品を含む箱の製造に関するレコードである異常発生箱レコードに基づいて、当該異常発生箱レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該異常発生箱レコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出し、
    以後、検出済みの各レコード中に記録された第2工程名と同じ第1工程名及び当該検出済みのレコード中に記録された第2時間と重なる第1時間を記録した全レコードを前記記憶装置から検出する製品追跡処理を、新たなレコードが検出できなくなるまで繰り返し実行する
    ことを特徴とする工程管理方法。
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