JP2004220550A - 営業活動支援システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の業種を有機的に結び付け、営業活動を効率的且つインタラクティブに行うことを可能とする新たなサービスを実現する。
【解決手段】営業活動支援システムは、サーバSVを設けて当該システムを実現するサービスの運営及び管理を行う運営管理会社MGと、携帯端末を所持するシステム利用者からなるシステム利用者群と、携帯端末を所持する各システム利用者の顧客からなる顧客群と、当該システムを実現するサービスに参加する参加会社からなる参加会社群とからなる。サーバSVは、システム利用者から携帯端末を介して提供される当該システム利用者及び顧客に関する情報をデータベースとして格納するとともに、参加会社に関する情報をデータベースとして格納し、当該顧客及び当該システム利用者と当該参加会社との間で行われる商材群及び/又はサービス群に関する取引の仲介を行う。
【選択図】 図18

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、営業活動を支援する営業活動支援システム及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ等の各種情報処理装置や携帯電話端末を利用した様々なネットワーク環境が普及している。このようなネットワークシステムを利用したサービスとしては、サーバファームと称される所定のデータセンタによってアプリケーションを一括して稼働し、ネットワークを介して当該アプリケーションの機能を配信する事業であるいわゆるASP(Application Service Provider)サービスが知られている。
【0003】
ASPサービスは、例えば、営業の提案事業といった営業活動の支援に適用するもの、財務情報や人事情報の提供といった基幹業務に適用するもの、電子商取引に適用するもの、倉庫管理といった特定の業種のサポートに適用するもの、といったように、様々な業種・業務のそれぞれに対応するサービスが提案されている。
【0004】
また、ASPサービスは、インターネットに接続可能な携帯電話端末の普及にともない、当該携帯電話端末から利用されるものも提案されている。このような携帯電話端末を利用したASPサービスに関連する技術としては、例えば、特許文献1乃至特許文献11等が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−290923号公報
【特許文献2】
特開2001−356764号公報
【特許文献3】
特開2002−27427号公報
【特許文献4】
特開2002−63479号公報
【特許文献5】
特開2002−73447号公報
【特許文献6】
特開2002−132679号公報
【特許文献7】
特開2002−140245号公報
【特許文献8】
特開2002−140531号公報
【特許文献9】
特開2002−163299号公報
【特許文献10】
特開2002−183612号公報
【特許文献11】
特開2002−189799号公報
【0006】
また、携帯電話端末を利用したASPサービスとして実際に事業化している例としては、NECソフト株式会社が提供している携帯電話情報配信ASPサービスがある(非特許文献1参照。)。
【0007】
【非特許文献1】
NECソフト株式会社、”CueBit.Net”、[online]、[平成14年11月12日検索]、インターネット<URL: http://www.asp.necsoft.com/cuebit/>
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話端末を利用したASPサービスをはじめとする各種サービスとしては、上述したように、様々な技術が提案されているが、取り扱う場所や時間等の制約が少ないといった携帯電話端末の有する即時性に関する利点を積極的に利用し、営業活動を行う個人や法人とその顧客との間での効率的且つインタラクティブな営業活動を支援するものは未だ存在していない。すなわち、携帯電話端末は、営業活動を行う者にとって極めて強力なツールとされているが、このような携帯電話端末を利用する実態に即した営業活動を支援するシステムは未だ提案されていない。
【0009】
また、近年では、携帯電話端末以外にも、例えばいわゆる簡易型携帯電話システム(Personal Handyphone System;PHS)や携帯情報端末機(Personal Digital Assistants;PDA)といった、携帯可能な情報処理端末が普及しており、さらに、ノートブック型のパーソナルコンピュータをはじめとして処理能力が高い各種情報処理端末も手軽に携帯することが可能となっている。しかしながら、このような利便があるにもかかわらず、営業活動を行う個人や法人とその顧客との間での効率的且つインタラクティブな営業活動を支援するシステムは未だ提案されていない。
【0010】
このように、従来の営業活動を支援するサービスにおいては、営業活動を行う個人や法人とその顧客との間での効率的且つインタラクティブな営業活動を支援することができず、結果として、顧客に対してきめ細かいサービスを効率的に提供可能とするものではなかった。
【0011】
さらに、ASPサービスをはじめとする営業活動を支援する従来のシステムは、1つの業種について適用するものであり、複数の業種を有機的に結び付けることによって複数の業種間での営業活動を支援するようなプラットフォームは存在していないのが実情である。
【0012】
このように、従来の営業活動を支援するシステムにおいては、複数の業種を有機的に結び付けるものではなく、顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供するものではなく、また、営業活動を行う個人や法人とその顧客との間での効率的且つインタラクティブな営業活動を支援することができず、結果として、顧客に対してきめ細かいサービスを効率的に提供可能とするものではなかった。
【0013】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、特に営業活動を効率的且つインタラクティブに行うことを可能とし、顧客に対するきめ細かいサービスを効率的に提供して他者との差別化を図ることができる新たなサービスを実現する営業活動支援システム、及び当該営業活動支援システムを実現するサーバとして設けられる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明にかかる営業活動支援システムは、所定のサービスを提供することによって当該サービスを利用するシステム利用者の営業活動を支援する営業活動支援システムであって、上記サービスに参加して商材群及び/又はサービス群を提供する参加会社に設けられる端末装置と、上記システム利用者が所持するものであり、上記システム利用者が、上記商材群及び/又は上記サービス群の情報を掲載する携帯可能な情報処理端末用のホームページを作成するシステム利用者用携帯端末と、上記システム利用者から上記ホームページのアドレスを告知された当該システム利用者の営業先としての顧客が所持する顧客用携帯端末と、所定のネットワークを介して接続された上記システム利用者用携帯端末から送信された上記ホームページをデータベースとして格納し、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの上記ホームページの閲覧要求アクセスに応じて、上記ホームページを読み出す情報処理装置とを備え、上記情報処理装置は、上記システム利用者から上記システム利用者用携帯端末を介して提供される当該システム利用者及び上記顧客に関する情報をデータベースとして格納するとともに、上記参加会社に関する情報をデータベースとして格納し、当該顧客及び当該システム利用者からの情報と当該参加会社からの情報とに基づいて、当該顧客及び当該システム利用者と当該参加会社との間で行われる上記商材群及び/又は上記サービス群に関する取引の仲介を行うことを特徴としている。
【0015】
このような本発明にかかる営業活動支援システムは、システム利用者が、自己のホームページをシステム利用者用携帯電話端末を介して作成し、作成したホームページを情報処理装置にアップロードしておくことにより、システム利用者が顧客に対する営業時に、システム利用者用携帯電話端末を介して自己のホームページにアクセスし、システム利用者用携帯電話端末の表示画面に表示されたホームページの情報を用いて、参加会社から提供されて自己が取り扱う商材群及び/又はサービス群の説明を行うことができる。これにより、本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、参加会社として複数の業種を有機的に結び付け、顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供することができる。
【0016】
具体的には、上記参加会社が所定の物件を買い取りたい場合には、上記端末装置は、上記情報処理装置にアクセスすることによって買い取り希望依頼を出し、上記情報処理装置は、上記買い取り希望依頼の内容を示す情報からなる買い取り希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、上記システム利用者用携帯端末は、上記参加会社の希望に合致する物件を所有している顧客がある場合には、上記情報処理装置にアクセスすることによってその旨を報知し、上記情報処理装置は、買い取り希望依頼に合致する物件がある旨を、上記端末装置を介して上記参加会社に対して報知し、当該参加会社が当該物件の買い取りを希望した場合には、当該物件の買い取り手続きを代行することになる。
【0017】
また、上記顧客が所定の物件を売却したい場合には、上記システム利用者用端末は、上記情報処理装置にアクセスすることによって売却希望依頼を出し、上記情報処理装置は、上記売却希望依頼の内容を示す情報からなる売却希望依頼情報を、上記端末装置に対して報知し、上記端末装置は、買い取りを希望する場合には、上記情報処理装置にアクセスすることによって買い取り希望依頼を出し、上記情報処理装置は、上記買い取り希望依頼の内容を示す情報からなる買い取り希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、当該物件の買い取り手続きを代行することになる。
【0018】
さらに、上記参加会社が、自己が取り扱う商材及び/又はサービスを販売したい場合には、上記端末装置は、上記情報処理装置にアクセスすることによって販売希望依頼を出し、上記情報処理装置は、上記販売希望依頼の内容を示す情報からなる販売希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、上記システム利用者用端末は、上記情報処理装置にアクセスすることによって上記商材及び/又はサービスの購入を希望する顧客の購入希望依頼を出すことになる。
【0019】
また、このような本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの計算要求アクセスに応じて、所定のアプリケーションを実行して指示された各種計算シミュレーションを行い、得られた計算シミュレーション結果を、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信し、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末は、それぞれ、上記情報処理装置から送信された計算シミュレーション結果を表示画面に表示する。したがって、本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、システム利用者が、参加会社から提供されて自己が取り扱う商材群及び/又はサービス群の説明を極めて円滑に行うことが可能となる。
【0020】
さらに、このような本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、顧客の要望に応じて、各種計算シミュレーションを、システム利用者用携帯電話端末を介して情報処理装置に行わせ、その結果をシステム利用者用携帯電話端末の表示画面にリアルタイムに表示させることにより、システム利用者が顧客の目前で必要なデータを容易に作成することができる。
【0021】
さらにまた、このような本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、システム利用者がホームページのアドレスを顧客に対して告知しておくことにより、顧客が、所望の時間、場所において、顧客用携帯電話端末を介して任意に当該ホームページにアクセスし、バックエンドのデータベースで気になった各種商材及び/又はサービスについての計算シミュレーションを容易に行うことができる。
【0022】
ここで、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記情報処理装置は、上記アプリケーションで用いる計算式及び/又は計算値を含むデータとして用意された各種計算シミュレーションに必要なデータを用いて上記計算シミュレーションを行うようにしてもよく、また、上記システム利用者用携帯電話端末又は上記顧客用携帯電話端末から送信された各種計算シミュレーションに必要な計算式及び/又は計算値を含むデータを用いて上記計算シミュレーションを行うようにしてもよい。
【0023】
なお、上記情報処理装置が行う計算シミュレーションとしては、各種商材・サービス購入の際のローン金利計算、保険プランの計算、リース計算、及び/又は査定が挙げられる。
【0024】
また、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記ホームページは、複数の階層に階層化されたページ番号が各ページに固有に割り当てられた構造を呈するものである。
【0025】
したがって、本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、階層化されたページ番号を有して構造が固定されたホームページが用意されていることにより、システム利用者が、システム利用者用携帯電話端末の表示画面という限られたスペースの中でホームページを作成していても、直感的且つ容易に作業を行うことができる。
【0026】
さらに、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者用携帯電話端末は、上記ホームページの設定に必要なデータを上記情報処理装置に対して送信し、上記情報処理装置は、上記システム利用者携帯電話端末からの上記ホームページの設定要求アクセスに応じて、上記システム利用者携帯電話端末から送信された上記設定に必要なデータに基づいて指示された設定を行い、その反映結果を、データベースとして格納するとともに、上記システム利用者携帯電話端末に対して送信することもできる。
【0027】
このホームページの設定内容としては、上記システム利用者が取り扱う商材及び/又はサービスについての計算シミュレーションで用いる計算式及び/又は計算値の入力、画像データを含む商材及び/又はサービスの詳細データの入力、上記システム利用者用携帯端末を用いて顧客を個別に管理するための個別顧客管理、上記顧客用携帯端末のメールアドレスの登録及びメール内容を含むメール配信設定、所定のイベントに応じて上記顧客に対して付与され又は上記顧客が購入するポイントの付加及びポイントの管理、及び/又は、上記ポイントに応じた上記顧客に対する特典としてのプレゼント交換のための管理が挙げられる。
【0028】
さらにまた、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者は、上記顧客に対する営業活動に見合ったインセンティブとして現金、又は上記参加会社が提供する商材及び/又はサービスを購入可能なポイントが供与され、上記情報処理装置は、上記システム利用者に対して供与されたポイントの管理を行う。また、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者は、供与されたポイントを上記顧客に対して供与可能であり、上記情報処理装置は、上記顧客に対して供与されたポイントの管理を行う。
【0029】
本発明にかかる営業活動支援システムにおいては、このような仕組みを設けることにより、システム利用者の営業活動を促進させるとともに、顧客の購入意欲をも増大させることができ、円滑な商材及び/又はサービスの流通を実現させることができる。
【0030】
なお、インセンティブの決定は、上記情報処理装置によって行うことができる。具体的には、上記情報処理装置は、上記商材及び/又は上記サービスの価格情報をデータベースに登録しておき、これに対応するインセンティブとしての値を登録しておくことによって反映される所定の計算式に基づいて、供与すべき上記インセンティブを決定することができる。
【0031】
さらに、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者用携帯電話端末は、上記ホームページを更新するための更新用のデータを上記情報処理装置に対して送信し、上記情報処理装置は、上記システム利用者携帯電話端末からの上記ホームページの更新要求アクセスに応じて、上記システム利用者携帯電話端末から送信された上記更新用のデータを用いて上記ホームページの更新を行い、その反映結果を、新たにデータベースとして格納するとともに、上記システム利用者携帯電話端末に対して送信することもできる。
【0032】
さらにまた、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者用携帯電話端末又は上記顧客用携帯電話端末は、それぞれ、上記顧客による商材及び/又はサービス購入を行う場合には、決済に必要な情報からなるデータを上記情報処理装置に対して送信し、上記情報処理装置は、上記システム利用者携帯電話端末又は上記顧客用携帯電話端末からの決済要求アクセスに応じて、決済処理を行い、その結果を、上記システム利用者用携帯電話端末又は上記顧客用携帯電話端末に対して送信することもできる。
【0033】
また、本発明にかかる営業活動支援システムを具現化するにあたっては、いわゆるASPサービスを用いることができる。すなわち、本発明にかかる営業活動支援システムにおいて、上記システム利用者は、ASPサービスを利用契約したものであり、上記情報処理装置は、上記ASPサービスを提供するデータセンタに設けられるものとすることができる。
【0034】
また、上述した目的を達成する本発明にかかる情報処理装置は、所定のサービスを利用するシステム利用者の営業活動を支援する情報処理装置であって、所定のネットワークを介して接続された上記システム利用者が所持するシステム利用者用携帯端末によって作成された携帯可能な情報処理端末用のホームページであり、上記システム利用者が、上記サービスに参加した参加会社から提供される商材群及び/又はサービス群の情報を掲載するホームページを受信する受信手段と、上記システム利用者用携帯端末から送信された上記ホームページをデータベースとして格納する記憶手段と、上記システム利用者用携帯端末、又は上記システム利用者から上記ホームページのアドレスを告知された当該システム利用者の営業先としての顧客が所持する顧客用携帯端末からの計算要求アクセスに応じて、所定のアプリケーションを実行して指示された各種計算シミュレーションを行う計算手段と、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの上記ホームページの閲覧要求アクセスに応じて、上記記憶手段から読み出した上記ホームページを上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信するとともに、上記計算手段によって得られた計算シミュレーション結果を、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信する送信手段とを備え、上記記憶手段には、上記システム利用者から提供される当該システム利用者及び上記顧客に関する情報と、上記参加会社に関する情報とが格納され、当該顧客及び当該システム利用者からの情報と当該参加会社からの情報とに基づいて、当該顧客及び当該システム利用者と当該参加会社との間で行われる上記商材群及び/又は上記サービス群に関する取引の仲介を行うことを特徴としている。
【0035】
このような本発明にかかる情報処理装置は、システム利用者にホームページを作成する環境を与え、作成されたホームページを随時読み出し可能に格納しておくことにより、システム利用者が顧客に対する営業時に、システム利用者用携帯電話端末を介して自己のホームページにアクセスし、システム利用者用携帯電話端末の表示画面に表示されたホームページの情報を用いて、参加会社から提供されて自己が取り扱う商材やサービスの説明を行うという営業活動を実現することができる。
【0036】
これにより、本発明にかかる情報処理装置は、参加会社として複数の業種を有機的に結び付け、顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供することを実現することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0038】
この実施の形態は、個人や法人の営業活動を支援する営業活動支援システムである。この営業活動支援システムは、インターネットに接続可能な携帯電話端末等の各種情報処理端末を利用するものであり、これら携帯可能な各種情報処理端末の利点を最大限に利用し、営業活動を効率的且つインタラクティブに行うことを可能とし、顧客に対してきめ細かいサービスを効率的に提供するものである。
【0039】
特に、この営業活動支援システムは、個人や法人、特に営業活動を行う者(以下、システム利用者という。)が、後述する参加会社から提供されて自己が取り扱う商材群やサービス群等の情報を掲載するホームページを、自己が所持する端末を介して作成することを可能とするサービスを提供するものである。そして、営業活動支援システムは、作成したホームページを介して営業活動を行うことにより、商材やサービスのプロモートを多様に行うことができ、円滑な営業活動の実現を支援することができるものである。
【0040】
これにより、この営業活動支援システムは、参加会社として複数の業種を有機的に結び付け、顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供することを実現することができるものである。
【0041】
なお、以下では、この営業活動支援システムを適用した具体例として、いわゆるASP(Application Service Provider)サービス、特にはウェブを利用したASPサービスであるWASP(Web Application Service Provider)サービスを提供することによって営業活動を支援するシステムに適用した場合について説明するものとする。また、以下では、システム利用者が所持する利用者用端末や顧客が所持する顧客用端末の具体例として、携帯電話端末を適用するものとして説明する。
【0042】
[ASPサービスの概略内容]
まず、営業活動支援システムの説明に先だって、当該営業活動支援システムによって提供するASPサービスの概略内容について説明する。
【0043】
このASPサービスは、インターネット等の所定のネットワークを介して、任意のキャリアの携帯電話端末向けに情報を配信することができるものである。特に、このASPサービスは、携帯電話端末用のウェブコンテンツを容易に提供することに主眼をおいたものであり、従来のシステムにみられるようなコンテンツの制限を極力除去し、各種モジュールを提供することにより、いわゆるB2B(Business to Business)やB2C(Business to Consumer)等にも対応可能とし、ユーザに見せるだけのコンテンツから相互にやり取りを行うことができるコンテンツを提供することができるものである。
【0044】
具体的には、ASPサービスは、ホームページを容易に作成して公開することを可能とし、当該ホームページの更新等もリアルタイムで可能とするものである。
【0045】
また、このASPサービスは、会員登録された顧客の管理機能を有し、顧客のデータを一元管理することができるものである。このとき、このASPサービスにおいては、顧客毎にグループ分けして管理を行うことができ、任意の顧客に対して任意の時間にメール配信を行うことができる。
【0046】
このようなASPサービスにおいては、当該ASPサービスを実現するためのアプリケーションが、少なくとも、上位アドミニストレータ、アドミニストレータ、及びマネージャといった3部以上のグループ構成とされ、各種権限が規定される。すなわち、ASPサービスにおいては、当該ASPサービスの利用契約を行ったシステム利用者を管理するために、各システム利用者にそれぞれグループを作成することができ、各グループに対して管理できる権限を与えることができる。
【0047】
上位アドミニストレータは、例えばASPサービスを提供するサーバファームとしてのデータセンタに設けられるサーバが該当し、ASPサービスを契約した様々なシステム利用者に関するデータを一元管理し、初期設定や顧客管理といった重要な対象にアクセス可能とされるものである。また、アドミニストレータは、例えばシステム利用者を統括する本部等に設けられる管理用端末が該当し、例えば、統括するシステム利用者全てについてのホームページや全ての顧客に対して配信するメールの作成、全ての顧客管理、ポイントの管理等を行う権限を、上位アドミニストレータから委譲されたものであり、この権限に基づいて、これら各種処理を行うことができるものである。さらに、マネージャは、例えば個々のシステム利用者が所持する携帯電話端末が該当し、自己の範囲内で、ホームページや全ての顧客に対して配信するメールの作成、顧客管理、ポイントの付与及び管理等を行う権限を、上位アドミニストレータから委譲されたものであり、この権限に基づいて、これら各種処理を行うことができるものである。
【0048】
なお、管理用端末が設けられる本部とは、例えば、システム利用者が個人である場合には、当該個人を統括する組織を意味し、また、システム利用者が法人である場合には、チェーン展開されている複数の店舗等を統括する組織を意味するが、これら個人や法人等のシステム利用者と一体に設けられるものであってもよく、これにともない、管理用端末と携帯電話端末とは、利用者用端末として物理的に同一の装置として構成することもできる。すなわち、ASPサービスにおいては、アドミニストレータとマネージャとの機能が論理的に分離されていればよい。また、ASPサービスにおいては、マネージャ以下の階層を設け、別途権限を委譲するようにしてもよい。
【0049】
このように、ASPサービスにおいては、各システム利用者にそれぞれグループを作成することができ、各グループに対して管理できる権限を与えることができる。ASPサービスにおいては、権限を定義するためにテーブルがデータベースに格納される。このテーブルは、全ての階層において同じ構造を有するものであり、内部のグループ番号によって識別可能とされる。これにより、ASPサービスにおいては、再回帰的にシステム利用者の設定を行うことができ、理論的には無制限の階層を作成することができる。
【0050】
ASPサービスにおいては、システム利用者が当該ASPサービスを利用する場合には、例えば図1に示すように、ステップS1において、システム利用者が利用者用端末としての携帯電話端末を介して自己に与えられた固有のログインIDを用いてシステムにログインし、ステップS2において、ログインしたシステム利用者の認証をシステムによって行う。そして、ASPサービスにおいては、正当なシステム利用者でないものと判定された場合には、アクセス不可である旨を表示して一連の処理を終了する一方で、正当なシステム利用者であるものと判定された場合には、ステップS3において、データベースにアクセスしてテーブルに基づいて権限を取得し、ステップS4において、取得した権限に基づいた表示を行うことになる。
【0051】
このようなASPサービスにおいては、テーブルを用いて権限を定義することにより、各グループの権限を容易に変更することが可能であり、グループの拡張も容易に行うことができる。また、ASPサービスにおいては、テーブルを用いて権限を定義することにより、各システム利用者に対して異なる権限を割り振ることができ、多様な管理を行うことを可能としている。さらに、ASPサービスにおいては、上位のシステム利用者が下位のシステム利用者の権限を設定することができ、個別の設定を行った場合であっても、各グループでは図1に示した手続きを経ることにより、任意数の階層を作成することが可能となる。
【0052】
また、ASPサービスにおいては、上述したように、システム利用者が提供する商材やサービスに対して会員登録された顧客の管理を行うこともできる。従来の多くのシステムにおいては、一会員に対して1つのログインIDを割り振るのが通常であるが、これに対して、ASPサービスにおいては、一会員に対して複数のログインIDを割り振ることができ、各会員がシステム利用者の情報を複数保持することができる。ASPサービスにおいては、このような構造を定義するために、各会員毎に1:Nのテーブルを用意することにより、一元化した顧客管理を行うことができる上、会員の情報を軸としたN:Nの管理にも対応することができる。これにより、ASPサービスにおいては、複数のシステム利用者に対してそれぞれに対応して異なる会員情報とログインID、複数のシステム利用者に対して同一の会員情報と同一のログインID、又は複数のシステム利用者に対して同一の会員情報と異なるログインID、といった多彩な管理を行うことができる。また、ASPサービスにおいては、例えば図2に示すように、会員をグループに分類することができ、このグループ単位でのサービス提供を行うことができる。ASPサービスにおいては、基本情報についてはグループ情報及び会員番号のいずれからでも逆引きが可能とされ、下位のシステム利用者群には直接基本情報にアクセスさせずに、グループ情報又は会員番号を介してアクセスさせることにより、多彩な管理を行うことができる。
【0053】
さらに、ASPサービスにおいては、上述したように、ホームページを容易に作成して公開することができる。ホームページを作成する手法としては、コンテンツを作成する度に、HTML(HyperText Markup Language)形式のページを作成するのが通常であるが、この場合、ページが増加するのにともない、各ページの管理が困難となる。また、携帯電話端末用のウェブコンテンツは、キャリアによって仕様が異なる場合があり、各キャリアに対応してウェブコンテンツを作成するのは、労力及び管理の観点から効率がよくない。そこで、ASPサービスにおいては、システム利用者が、利用者用端末としての携帯電話端末を介してシステムにログインして表示されるウェブページを介して、表示させたい文字等の情報を入力指定するだけで、各キャリアに対応したウェブコンテンツを作成することを可能とした。また、従来の多くのシステムにおいては、作成できるページ数やリンクの階層に制限があるが、ASPサービスにおいては、ホームページとして表示する対象や表示形態、リンク等の情報が記述された自己回帰式のテーブルを作成し、このテーブルを介してこれらの情報を一元的に管理することにより、従来の制限を撤廃することを可能とし、表示速度の向上を図り、任意のページから他のページへのリンク等も自由に行うことを可能とした。
【0054】
具体的には、ASPサービスにおいては、例えば図3に示すように、ステップS11において、システム利用者が利用者用端末としての携帯電話端末を介して自己に与えられた固有のログインIDを用いてシステムにログインし、所定のブラウザを表示画面に表示し、ステップS12において、ウェブを介して取り込むことができるコンテンツとしてのオプションモジュールを用いるか否かを判定する。ここで、ASPサービスにおいては、オプションモジュールを用いる場合には、ステップS13において、オプションモジュールをデータベースから取得したり作成したオプションモジュールをデータベースに書き込み、ステップS14において、オプションモジュールに基づいたホームページ用の画面作成を行い、ステップS15において、作成した画面の表示を行う。一方、ASPサービスにおいては、オプションモジュールを用いない場合には、ステップS16において、ホームページを作成するために読み込んだデータを処理し、データベースから同一テーブルを読み込み、ステップS17において、このテーブルに基づいたホームページ用の画面作成を行い、ステップS15において、作成した画面の表示を行うことになる。
【0055】
さらにまた、ASPサービスにおいては、上述したように、コンテンツをモジュール形式で実装する。具体的には、ASPサービスにおいては、例えば図4に示すように、ステップS21において、システム利用者が利用者用端末としての携帯電話端末を介して自己に与えられた固有のログインIDを用いてシステムにログインし、所定のブラウザを表示画面に表示し、ステップS22において、受信データを解析し、モジュールを分類する。そして、ASPサービスにおいては、ステップS23において、モジュールに基づいたホームページ用の画面作成を行い、ステップS24において、作成した画面の表示を行う。これにより、ASPサービスにおいては、多彩な情報の表示・運用を行うことができ、基本となる文字情報の表示の他、各キャリアに対応した画像の表示、自由なリンク、会員のログイン、登録、商材等の購入、プレゼントの応募、といった各種機能を実現することができる。そして、ASPサービスにおいては、コンテンツモジュールとして、いわゆるJava(登録商標)等を利用したアプリケーションを自由に追加し、データベースに登録するのみで機能を自由に拡張することができる。
【0056】
また、ASPサービスにおいては、システム利用者が提供する商材やサービスを会員たる顧客がどのように利用したかを統計的に分析して表示することができる。特に、ASPサービスにおいては、登録数、訪問回数、利用金額等の情報を分析するとともに、システム利用者に固有にカスタマイズした情報についても分析可能とするために、利用分析用のモジュールの作成とデータベースへの登録のみで自由に拡張することができる。具体的には、ASPサービスにおいては、例えば図5に示すように、ステップS31において、システム利用者が利用者用端末としての携帯電話端末を介して自己に与えられた固有のログインIDを用いてシステムにログインし、所定のブラウザを表示画面に表示し、ステップS32において、受信データを解析し、モジュールを分類する。そして、ASPサービスにおいては、ステップS33において、分類されたモジュールやデータベースに基づいて所定のモジュール処理を行い、ステップS34において、作成した画面の表示を行うことになる。
【0057】
さらに、ASPサービスにおいては、顧客が取得するポイントの取り扱いについても従来とは異なる概念を提供することができる。従来の多くのシステムにおいては、一会員に対して1種類のポイントのみを扱えるようにしたものが多いが、ASPサービスにおいては、上述したように、一会員に対して複数のログインIDを割り振ることができることから、各ログインID毎にポイントを付与するようにする。また、ASPサービスにおいては、会員自体にもポイントを付与し、ログインID及び会員自体の双方に対する処理を同時に行うことができ、設定によっていずれのケースであっても運用することを可能とした。ASPサービスにおいては、データベース上に、購入するグループ情報や商材の情報等を自由に登録することができ、また、「会員がいつどこで何を購入したか」といった情報も、利用者用端末としての携帯電話端末を介して管理を行うこともでき、いわゆるPOS(Point Of Sales)等のシステムとの連動を図ることもできる。ASPサービスにおいては、これらポイントの関係を扱うテーブルを複数に細分化して設けることにより、取得したポイントのみならず、使用量や距離といった他のデータへの拡張も容易に行うことができる。また、ASPサービスにおいては、任意のログインID同士でポイントをマージ(関連付け)することができ、他業種間でのポイントのマージを容易に行うことができる。
【0058】
以上のように、ASPサービスにおいては、これら各種機能を実現するアプリケーションを実装することによって構築され、携帯電話端末用のウェブコンテンツを容易に提供し、様々な利便を提供することができる。
【0059】
営業活動支援システムは、このようなASPサービスを用いて構成される。以下では、このような営業活動支援システムの具体的内容について説明する。
【0060】
[営業活動支援システムの基本的な構成]
まず、後述するサーバの機能を明確化するために、参加会社を介さない営業活動支援システムの基本的な構成について説明する。
【0061】
営業活動支援システムは、例えば図6に示すように、少なくとも、ASPサービスを提供するサーバファームとしてのデータセンタに設けられる情報処理装置であるサーバ10と、システム利用者USが所持するシステム利用者用携帯端末である携帯電話端末20と、顧客CLが所持する顧客用携帯端末である携帯電話端末30とを備え、これらサーバ10及び携帯電話端末20,30が、インターネットを含む所定のネットワークNTを介して接続されて構成される他、必要に応じて、ネットワークNTに接続された外部のサーバ40,50といった1又は複数のサーバが設けられて構成される。
【0062】
なお、以下では、説明の便宜上、顧客CLが1人であるものとして説明するが、1人のシステム利用者USに対する顧客は複数人であってもよいことはいうまでもない。また、システム利用者についても、個人や法人の別なく実際には複数いるものであるが、以下では、説明の便宜上、ASPサービスを契約した1人のシステム利用者USについて説明するものとする。
【0063】
まず、サーバ10について説明する。
【0064】
サーバ10は、ASPサービスを提供するデータセンタに設けられる情報処理装置であって、上述した上位アドミニストレータに相当するものである。サーバ10は、ASPサービスを実現するためのアプリケーションを格納しており、図示しないCPU(Central Processing Unit)等の制御のもとに、当該アプリケーションを実行し、システム利用者USが所持する携帯電話端末20や顧客CLが所持する携帯電話端末30を管理する。より具体的には、サーバ10は、ASPサービスを契約したシステム利用者USについての初期設定や顧客管理といった重要な対象にアクセス可能とされ、システム利用者USに関するデータを一元管理する。
【0065】
より具体的には、サーバ10は、例えば図7に示すように、各部を制御する制御部11と、ネットワークNTを介して外部とデータの送受信を行う送信手段及び受信手段である送受信部12と、各種計算シミュレーションを行う計算手段である計算部13と、システム利用者USのホームページの更新や各種設定を行う設定部14と、商材やサービスの購入時の決済処理を行う決済部15と、ホームページデータやその他各種データを格納する記憶手段であるデータベース部16とを有する。これら各部のうち、少なくとも制御部11、計算部13、設定部14、及び決済部15は、CPUの機能として構成される。
【0066】
制御部11は、所定のバスを介して各部と接続され、各部を統括的に制御する。
【0067】
送受信部12は、ネットワークNTを介して外部とデータの送受信を行うものである。具体的には、送受信部12は、携帯電話端末20からアップロードされたホームページデータを受信すると、制御部11の制御のもとに、受信したホームページデータをデータベース部16に供給して格納させる。また、送受信部12は、携帯電話端末20,30からのホームページ閲覧の要求アクセスに応じて、制御部11の制御のもとに、データベース部16に格納された該当するホームページデータを読み出し、携帯電話端末20,30に対して送信する。さらに、送受信部12は、携帯電話端末20,30からの後述する各種計算シミュレーション、ホームページの更新や各種設定、又は商材・サービス購入時の決済処理等の要求アクセスに応じて、これら携帯電話端末20,30から送信されたデータを受信し、制御部11の制御のもとに、受信したデータを計算部13、設定部14、又は決済部15に供給するとともに、計算部13による計算シミュレーション結果、設定部14によるホームページの更新や設定が反映された結果、又は決済部15による決済処理の結果といった情報を、制御部11の制御のもとに、携帯電話端末20,30に対して送信する。さらにまた、送受信部12は、顧客CLが所持する携帯電話端末30との間でメールの送受信を行う。また、送受信部12は、携帯電話端末20,30からの要求アクセスに応じて、制御部11の制御のもとに、ネットワークNTを介して接続された外部のサーバ40,50との間でデータの送受信を行い、これらサーバ40,50から受信したデータを、制御部11の制御のもとに、携帯電話端末20,30に対して送信することもできる。このサーバ40,50に格納しておくデータとしては、例えば、商材やサービスの詳細が掲載されたカタログ情報やその他営業に必要な情報等が挙げられる。
【0068】
計算部13は、例えば、各種商材・サービス購入の際のローン金利計算、保険プランの計算、リース計算、査定といった各種計算シミュレーションを行うものである。計算部13は、携帯電話端末20,30から各種計算要求アクセスがあると、制御部11の制御のもとに、所定のアプリケーションを実行して指示された計算処理を行い、得られた計算シミュレーション結果を、送受信部12に供給する。このとき、計算部13は、各種計算シミュレーションのためにアプリケーションで用いる計算式及び/又は計算値を含むデータを予めプログラム内に組み込んで用意しておいてもよく、また、携帯電話端末20,30から送信された各種計算シミュレーションに必要な計算式及び/又は計算値を含むデータを用いて計算処理を行うようにしてもよい。
【0069】
設定部14は、データベース部16に格納されているシステム利用者USのホームページの更新や各種設定を行うものである。設定部14は、携帯電話端末20からホームページの更新要求アクセスがあると、例えば所定のパスワードを用いてシステム利用者USが正当な者であるか否かの認証を行い、正当な者であるものと判定した場合には、制御部11の制御のもとに、携帯電話端末20から送信されて送受信部12を介して供給された更新用のホームページの画像データ等を用いて、ホームページの更新を行い、その反映結果を、データベース部16に供給して新たに格納させるとともに、携帯電話端末20に対して送信するために送受信部12に供給する。また、設定部14は、携帯電話端末20からホームページの設定要求アクセスがあると、システム利用者USの認証を行った後、制御部11の制御のもとに、携帯電話端末20から送信されて送受信部12を介して供給された各種設定に必要なデータに基づいて、指示された設定を行い、その反映結果を、データベース部16に供給して格納させるとともに、携帯電話端末20に対して送信するために送受信部12に供給する。
【0070】
なお、このホームページの設定内容としては、システム利用者USが取り扱う商材やサービスについての計算シミュレーションで用いる計算式及び/又は計算値の入力、画像データを含む商材やサービスの詳細データの入力、例えば顧客CLが見込み客であるのか、他の商材・サービスや代理店からの変更によって発生した顧客であるのかといった携帯電話端末20を用いて顧客を個別に管理するための個別顧客管理、顧客CLが所持する携帯電話端末30のメールアドレスの登録やメール内容を含むメール配信設定、例えば見積もりの依頼があった場合やアンケートに対する回答があった場合、さらには商材・サービス売買が成立した場合といった所定のイベントに応じて顧客CLに対して付与され又は当該顧客CLが直接購入するポイントの付加や管理、このポイントに応じた顧客CLに対する特典としてのプレゼント交換のための管理等が挙げられる。この設定部14によって設定された内容は、上述したように、データベース部16に格納される。
【0071】
決済部15は、顧客CLによる商材やサービスの購入時の決済処理を行うものである。決済部15は、商材やサービスの購入について顧客CLの同意を得たシステム利用者USが所持する携帯電話端末20、又は顧客CLが所持する携帯電話端末30から商材やサービスの購入要求アクセスがあると、制御部11の制御のもとに、例えばクレジットカード番号といった携帯電話端末20,30から送信されて送受信部12を介して供給された決済に必要な情報からなるデータを用いて、決済処理を行い、その結果を、携帯電話端末20,30に対して送信するために送受信部12に供給する。また、決済部15は、決済が完了すると、購入された商材・サービスの金額等に応じたポイント設定のために、制御部11の制御のもとに、決済が完了した旨や金額等の必要な情報を、設定部14に供給する。
【0072】
データベース部16は、例えば、ハードディスクや、これらのハードディスクを複数台用いていわゆるRAID(Redundant Arrays of Independent (Inexpensive) Disks)構成とした装置といった所定の記憶装置である。データベース部16は、携帯電話端末20によって作成されてアップロードされたホームページデータが送受信部12を介して供給されると、このホームページデータを格納したり、会員登録された顧客CLの情報を格納したりする。
【0073】
ここで、ホームページデータの構造について説明する。
【0074】
ホームページデータは、図8に示すように、複数の階層に階層化されたページ番号が各ページに固有に割り当てられた構造を呈するものが、ASPサービスの一環としてシステムによって用意される。なお、同図においては、3つの階層からなる複数のページが用意されている様子を示している。
【0075】
具体的には、ホームページデータにおいては、第1階層に相当するページであるトップページに[1]というページ番号が割り当てられる。そして、ホームページデータにおいては、このトップページ[1]に10個のメニューを設置することができ、各メニュー毎に1ページずつ割り当てられることにより、第2階層に相当する複数のページからなるページ群として、10ページからなるページ群が設けられる。また、ホームページデータにおいては、これら第2階層に相当するページ群を構成する10枚の各ページに、それぞれ、[1−1],[1−2],[1−3],[1−4],[1−5],[1−6],[1−7],[1−8],[1−9],[1−0]というページ番号が割り当てられる。そして、ホームページデータにおいては、これらの各ページ[1−1],[1−2],[1−3],[1−4],[1−5],[1−6],[1−7],[1−8],[1−9],[1−0]のそれぞれに10個のメニューを設置することができ、各メニュー毎に1ページずつ割り当てられることにより、第3階層に相当する複数のページからなるページ群として、[1−1−1],[1−1−2],・・・,[1−1−R],[1−2−1],[1−2−2],・・・,[1−2−R],・・・というページ番号が割り当てられた100ページからなるページ群が設けられる。
【0076】
このようなホームページデータは、第2階層までは携帯電話端末20,30の表示画面上で所定のプルダウンメニューを介して移動することができるように構成される。さらに、このホームページデータにおいては、第3階層における最後のメニューが「戻る」に固定されている。さらにまた、このホームページデータにおいては、ASPサービスユニットを組み込むために特定のページ番号が予約されている。
【0077】
すなわち、営業活動支援システムにおいては、ページ構造が3つの階層からなる場合には、111ページからなるホームページデータが用意される。データベース部16は、このような階層構造を有するホームページデータを格納する。
【0078】
また、データベース部16は、例えば、上述したように、システム利用者USが取り扱う商材やサービスについての計算シミュレーションで用いる計算式及び/又は計算値の入力、画像データを含む商材やサービスの詳細データの入力、顧客CLの属性といったシステム利用者USが所持する携帯電話端末20を用いて顧客を個別に管理するための個別顧客管理、顧客CLが所持する携帯電話端末30のメールアドレスの登録やメール内容を含むメール配信設定、例えば見積もりの依頼があった場合やアンケートに対する回答があった場合、さらには商材・サービス売買が成立した場合といった所定のイベントに応じて顧客CLに対して付与されたり顧客CLが実際に購入したりすることよるポイント付加や管理、このポイントに応じた顧客CLに対する特典としてのプレゼント交換のための管理といった設定部14による各種設定内容やその他各種データを格納する。
【0079】
このデータベース部16に格納されたホームページデータを含む各種データは、制御部11制御のもとに読み出され、必要な各部に供給される。
【0080】
このような各部を有するサーバ10は、システム利用者USに対してホームページ作成の他、複雑な各種計算シミュレーションといったオプション機能を含むASPサービスを提供する。
【0081】
つぎに、携帯電話端末20について説明する。
【0082】
携帯電話端末20は、サーバ10によって提供されるASPサービスについて、所定の月額料金を支払うことによって利用契約したシステム利用者USが所持するものであって、インターネットに接続可能ないわゆるブラウザフォンとして構成される。この携帯電話端末20は、上述したアドミニストレータやマネージャに相当するものであり、上位アドミニストレータであるサーバ10から委譲された権限に基づいて、図示しないCPU等の制御のもとに、システム利用者USについてのホームページや全ての顧客を対象として配信するメールの作成、全ての顧客の管理、ポイントの管理等を行う。
【0083】
具体的には、システム利用者USは、この携帯電話端末20を介して、図8に示した階層構造を有するホームページデータに対して、自己が取り扱う商材群・サービス群等の画像データや文字データ等を記述していくことにより、自己が取り扱う商材群・サービス群等の情報を掲載する携帯電話端末用のホームページを作成する。ここで、携帯電話端末20は、CCD(Charge Coupled Devices)撮像素子といったカメラ機能を有するものが望ましく、システム利用者USが取り扱う商材群自体やサービス群を説明する情報等をこのカメラ機能を用いて撮像し、得られた画像データ等をホームページに掲載することができる。また、携帯電話端末20は、テンプレートとしてシステムによって用意された画像データ等をシステム利用者USが任意に選択することによってもホームページを作成することもできる。システム利用者USは、図8に示したように、階層化されたページ番号を有して構造が固定されたホームページデータがシステムによって用意されていることにより、携帯電話端末20の表示画面という限られたスペースの中でホームページを作成していても、直感的且つ容易に作業を行うことができる。携帯電話端末20は、作成したホームページデータをネットワークNTを介してサーバ10に対して送信し、データベース部16にアップロードする。なお、このホームページの作成についての具体的な手順については、さらに後述するものとする。
【0084】
また、携帯電話端末20は、自己の顧客の属性等を記述した顧客に関する情報をネットワークNTを介してサーバ10に対して送信し、データベース部16に閲覧可能に登録することにより、顧客を個別に管理することができる。さらに、携帯電話端末20は、ホームページを閲覧するための要求を行うと、サーバ10から該当するホームページデータにアクセスし、表示画面に表示する。さらにまた、携帯電話端末20は、必要なデータを入力して各種計算シミュレーションの要求を行うと、サーバ10から送信された計算シミュレーション結果を表示画面に表示する。また、携帯電話端末20は、新たに撮像した画像データ等をサーバ10に対して送信し、ホームページの更新を行ったり、ホームページの各種設定を行ったりすることもできる。さらに、携帯電話端末20は、営業時に、顧客CLが商材やサービスの購入を行う場合には、顧客CLの同意を得た上で、当該顧客CLによる商材・サービス購入の意思表示とその決済処理の要求とを行うこともできる。さらにまた、携帯電話端末20は、表示画面に表示されたホームページにサーバ40,50に対してアクセスするためのリンクを埋め込んでおくことにより、このリンクを介してサーバ40,50に格納されているカタログ情報等の各種情報にサーバ10を介してアクセスし、表示画面に表示することもできる。
【0085】
つぎに、携帯電話端末30について説明する。
【0086】
携帯電話端末30は、システム利用者USの営業先としての顧客CLが所持するものであり、携帯電話端末20と同様に、インターネットに接続可能なブラウザフォンである。
【0087】
システム利用者USは、例えば図9に示すように、自己の名刺NC等にホームページのアドレスを記載しておき、営業時に顧客CLに当該名刺NC等を配布することによって当該顧客CLに対してアドレスを告知する。これにより、顧客CLは、システム利用者USのホームページのアドレスを把握する。この上で、携帯電話端末30は、顧客CLが、当該アドレスに基づいて所望の時間、場所においてシステム利用者USのホームページを閲覧するための要求を行うと、サーバ10から該当するホームページデータにアクセスし、表示画面に表示する。また、携帯電話端末30は、必要なデータを入力して各種計算シミュレーションの要求を行うと、サーバ10から送信された計算シミュレーション結果を表示画面に表示する。さらに、携帯電話端末30は、表示画面に表示されたホームページから、サーバ40,50に格納されているカタログ情報等の各種情報にサーバ10を介してアクセスし、表示画面に表示することもできる。さらにまた、携帯電話端末30は、顧客CLがこのような動作を通じて商材やサービスの購入を行う場合には、商材・サービス購入の意思表示とその決済処理の要求とを行うこともできる。また、携帯電話端末30は、システム利用者USによる設定に応じて、商材やサービスのプロモート等を目的としてシステム利用者USの差出名とされるメールをサーバ10から受信し、このメールに対して見積もり要求等の返信を行うこともできる。さらに、携帯電話端末30は、表示画面に表示されたホームページからサーバ10にアクセスし、顧客CLが現在保有しているポイント残高を表示画面に表示することもできる。
【0088】
このようなサーバ10、携帯電話端末20,30から構成される営業活動支援システムは、ASPサービスを利用するシステム利用者USが、自己が取り扱う商材群やサービス群等の情報を掲載する携帯電話端末用のホームページを、所持する携帯電話端末20を介して作成し、作成したホームページをデータセンタにおけるサーバ10にアップロードしておくことにより、システム利用者USが顧客CLに対する営業時に、所持する携帯電話端末20を介して自己のホームページにアクセスし、携帯電話端末20の表示画面に表示されたホームページの情報を用いて、自己が取り扱う商材群・サービス群の説明を行うことができる。また、営業活動支援システムは、顧客CLの要望に応じて、例えば、各種商材・サービス購入の際のローン金利計算、保険プランの計算、リース計算、査定といった各種計算シミュレーションや、商材・サービスの購入や決済等の処理を、携帯電話端末20を介してサーバ10に行わせ、その結果を携帯電話端末20の表示画面にリアルタイムに表示させたり、メールとして送信したりすることにより、システム利用者USは、顧客CLの目前で必要なデータを作成することができ、複雑な各種計算シミュレーションを極めて手軽に行うことができる。
【0089】
さらに、この営業活動支援システムは、システム利用者USが自己の名刺NC等にホームページのアドレスを記載しておき、営業時に顧客CLに当該名刺NC等を配布したりすることによって当該顧客CLに対してアドレスを告知することにより、顧客CLが、所望の時間、場所において、所持する携帯電話端末30を介して任意に当該ホームページにアクセスし、バックエンドのデータベースで気になった各種商材・サービスについての計算シミュレーションや、商材・サービスの購入や決済等の処理を容易に行うことができ、また、これらの結果に基づいて、顧客CLがシステム利用者USに対して商材・サービスの資料請求や見積もり等を要求することもできる。
【0090】
このように、営業活動支援システムは、携帯電話端末の利点を最大限に利用したASPサービスにより、システム利用者USと顧客CLとの間で効率的且つインタラクティブな営業活動を円滑に行うことを実現し、営業活動においてライバル他者との差別化を図ることができる。
【0091】
[ホームページの作成手順の具体例]
つぎに、上述した携帯電話端末20によるホームページの作成についての具体例について説明する。
【0092】
システム利用者USは、当該営業活動支援システムの利用契約を行って会員となると、上述したように、自己が所持する携帯電話端末20を介して、自己が取り扱う商材群・サービス群等の情報を掲載する携帯電話端末用のホームページを作成することができる。
【0093】
この場合、システム利用者USは、携帯電話端末20を介して当該営業活動支援システムが提供するホームページにアクセスすることにより、例えば図10(A)に示すようなページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。システム利用者USは、携帯電話端末20を操作してこのページにおける「会員メニュー」を選択することにより、例えば同図(B)に示すようなログインページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させた状態で、自己に固有のIDやパスワードを入力することにより、サーバ10にログインする。
【0094】
これにより、携帯電話端末20の表示画面には、例えば同図(C)に示すような会員専用のトップページが表示される。さらに、システム利用者USは、携帯電話端末20を操作してトップページにおける「メニュー作成」を選択することにより、例えば同図(D)に示すようなメニューページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0095】
この状態で、システム利用者USは、まず、自己のホームページを構成するトップページを作成する。具体的には、システム利用者USは、携帯電話端末20を操作してメニューページにおける「トップページ作成」を選択することにより、例えば同図(E)に示すようなトップページ作成ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0096】
このトップページ作成ページは、作成しようとするトップページのタイトル及び本文を入力する入力ボックスや、ページの色及び文字の色を選択するコンボボックス等から構成される。システム利用者USは、このトップページ作成ページを介して所定事項の入力及び選択を行うことにより、例えば同図(F)に示すようなトップページを作成することができる。なお、この作成したトップページは、先に図8に示したページ番号[1]が割り当てられたページとなる。
【0097】
また、システム利用者USは、自己のホームページに任意の画像データを掲載することができる。ここでは、予めサーバ10に対して送信した画像データをホームページに掲載する場合について説明する。
【0098】
この場合、システム利用者USは、例えば図11(A)に示すようなメニューページを携帯電話端末20の表示画面に表示させた状態で、当該携帯電話端末20を操作して当該メニューページにおける「画像(写真)送信」を選択することにより、例えば同図(B)に示すような画像送信用ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0099】
続いて、システム利用者USは、携帯電話端末20を操作して画像送信用ページにおける「メールボックス起動」を選択することにより、メールアプリケーションを起動し、例えば同図(C)に示すように、サーバ10のメールアドレスが宛先として指定されたメール画面を当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0100】
そして、システム利用者USは、メールに添付したい画像データを選択するために、例えば同図(D)に示すようなデータフォルダを選択するための画面を携帯電話端末20の表示画面に表示させ、所望の画像データを選択することにより、当該画像データをメールに添付し、このメールを送信する。この送信された画像データは、サーバ10におけるデータベース部16に登録される。これにより、システム利用者USは、この画像データをホームページに掲載することが可能とされる。
【0101】
システム利用者USは、このようにして準備した画像データをホームページに掲載する際には、例えば図12(A)に示すようなメニューページを携帯電話端末20の表示画面に表示させた状態で、当該携帯電話端末20を操作して当該メニューページにおける「画像(写真)を使う」を選択することにより、例えば同図(B)に示すような画像設定用ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0102】
この画像設定用ページは、画像データを掲載するホームページのページ番号を選択又は入力するコンボボックスや入力ボックス等から構成される。システム利用者USは、この画像設定用ページを介してページ番号の選択又は入力を行うことによって画像データを掲載するページ番号を決定すると、例えば同図(C)に示すように、決定したページ内での画像データの掲載位置を選択するための掲載位置選択用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0103】
システム利用者USは、この掲載位置選択用ページを介して画像データの掲載位置を選択すると、当該掲載位置選択用ページにおける「登録画像の選択」を選択することにより、例えば同図(D)に示すような登録画像選択用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0104】
この登録画像選択用ページは、サーバ10におけるデータベース部16に登録された画像データの一覧から任意の画像データを選択可能に構成される。システム利用者USは、この登録画像選択用ページを介して掲載する所望の画像データを選択し、例えば同図(E)に示すような選択した画像データのプレビュー画面を確認した上で実行ボタン(OKボタン)を選択する。これにより、携帯電話端末20の表示画面には、例えば同図(F)に示すような画像データの設定が完了した旨を示すダイアログページが表示される。
【0105】
このように、システム利用者USは、自己のホームページに任意の画像データを掲載することができる。例えば、システム利用者USは、先に図10(F)に示したトップページに画像データを掲載するように操作した場合には、例えば図12(G)に示すような画像データが掲載されたトップページを作成することができる。
【0106】
さらに、システム利用者USは、先に図8に示したような階層構造を有するホームページデータを有効に利用し、複数のページからなるホームページを作成するために、任意のページにメニューを作成することができる。
【0107】
まず、システム利用者USは、例えば図13(A)に示すようなメニューページを携帯電話端末20の表示画面に表示させた状態で、当該携帯電話端末20を操作して当該メニューページにおける「メニュー設定」を選択することにより、例えば同図(B)に示すようなメニュー設定用ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0108】
このメニュー設定用ページは、メニューを作成するホームページのページ番号を選択又は入力するコンボボックスや入力ボックス等から構成される。システム利用者USは、このメニュー設定用ページを介してページ番号の選択又は入力を行うことによってメニューを作成するページ番号を決定すると、例えば同図(C)に示すように、メニューとして記載する文字列を入力する入力ボックスから構成されるメニュー入力用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0109】
このメニュー入力用ページは、メニューを作成するページから展開することができるページの数だけの入力ボックスから構成される。例えば、トップページにメニューを作成する場合には、携帯電話端末20の表示画面には、先に図8に示したように、[1−1],[1−2],[1−3],[1−4],[1−5],[1−6],[1−7],[1−8],[1−9],[1−0]というページ番号が割り当てられたトップページの下の階層に相当するページ群を構成する10枚の各ページに対応する入力ボックスから構成されるメニュー入力用ページが表示される。
【0110】
システム利用者USは、このメニュー入力用ページを介してメニューとして記載する文字列を入力し、実行ボタン(OKボタン)を選択する。これにより、携帯電話端末20の表示画面には、例えば図13(D)に示すようなメニューの設定が完了した旨を示すダイアログページが表示される。
【0111】
そして、システム利用者USは、例えば先に図12(G)に示したトップページにメニューを作成するように操作した場合には、例えば図13(E)に示すようなメニューが記載されたプレビュー画面を携帯電話端末20の表示画面に表示させることができる。ただし、この図13(E)に示す状態では、メニューとして記載する文字列が列挙しているだけである。そこで、システム利用者USは、実際にメニューに対応した下階層のページを作成し、リンクを張る作業を行う。
【0112】
すなわち、システム利用者USは、図13(E)に示したプレビュー画面を確認した上で画面を1つ戻す操作を行い、例えば図14(A)に示すダイアログページを携帯電話端末20の表示画面に表示させ、さらに、画面を1つ戻す操作を行い、例えば同図(B)に示すメニュー入力用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0113】
この状態で、システム利用者USは、メニューに対応した各ページを作成する。具体的には、システム利用者USは、携帯電話端末20を操作してメニュー入力用ページにおける各ページ番号を選択することにより、例えば同図(C)に示すような選択したページの編集ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0114】
この編集ページは、先に図10(E)に示したトップページ作成ページと同様の構成からなる。システム利用者USは、この編集ページを介して所定事項の入力及び選択を行い、実行ボタン(OKボタン)を選択する。これにより、携帯電話端末20の表示画面には、例えば図14(D)に示すような当該ページの作成が完了した旨を示すダイアログページが表示される。
【0115】
そして、システム利用者USは、例えば同図(E)に示すようなメニューにリンクが張られたプレビュー画面を携帯電話端末20の表示画面に表示させることができ、このプレビュー画面におけるリンクを選択することにより、例えば同図(F)に示すようなメニューに対応したページのプレビュー画面を当該携帯電話端末20の表示画面に表示させることができる。
【0116】
なお、システム利用者USは、新たに作成したページの下階層のページについても、同様の手順を経ることによって作成することができる。
【0117】
このように、システム利用者USは、任意のページにメニューを作成し、複数のページからなるホームページを作成することができる。例えば、システム利用者USは、図15(A)に示すようなトップページの下階層のページとして、同図(B)に示すようなページを作成し、さらに、このページの下階層のページとして、同図(C)に示すようなページを作成することができる。
【0118】
さらにまた、システム利用者USは、上述した各種商材・サービス購入の際のローン金利計算、保険プランの計算、リース計算、査定といった各種計算シミュレーションを行う際に用いる支援ツールを取り付けたページを作成することもできる。
【0119】
この場合、システム利用者USは、例えば図16(A)に示すようなメニューページを携帯電話端末20の表示画面に表示させた状態で、当該携帯電話端末20を操作して当該メニューページにおける「さらに便利な機能」を選択することにより、例えば同図(B)に示すような付加機能設定用ページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させる。
【0120】
この付加機能設定用ページは、支援ツールをはじめとする付加機能を取り付けるホームページのページ番号を選択又は入力するコンボボックスや入力ボックスの他、付加機能を選択するコンボボックス等から構成される。システム利用者USは、この付加機能設定用ページを介してページ番号の選択又は入力を行うとともに、取り付ける付加機能の選択を行うことにより、例えば同図(C)乃至同図(E)に示すような各種付加機能に応じた設定用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。なお、これら同図(C)乃至同図(E)は、それぞれ、ローン計算機能、査定機能、保険見積もり機能についての設定用ページの例を示している。そして、システム利用者USは、この設定用ページにおける実行ボタン(OKボタン)を選択することにより、選択したページに付加機能を取り付けるための設定を行うことができる。なお、これら付加機能は、サーバ10によって予め用意されているものである。
【0121】
そして、システム利用者USは、付加機能を取り付けるメニューを選択する。例えば、先に図15(A)に示したトップページにおける「愛車査定しよう」のメニューに査定機能を取り付ける場合には、システム利用者USは、例えば図17(A)に示すような付加機能設定用ページを介して「トップページ」及び「査定」を選択し、さらに、同図(B)に示すメニュー入力用ページを携帯電話端末20の表示画面に表示させる。そして、システム利用者USは、査定機能を取り付けるページを示すページ番号[1−3]を選択する。これにより、携帯電話端末20の表示画面には、例えば同図(C)に示すような付加機能の設定が完了した旨を示すダイアログページが表示される。
【0122】
このように、システム利用者USは、各種支援ツールを取り付けたページを作成することができる。例えば、システム利用者USは、同図(D)に示すようなトップページにおける「愛車査定しよう」を選択した場合には、携帯電話端末20を介してサーバ10にアクセスし、同図(E)に示すような当該サーバ10によって予め用意されている自動車査定用のページを当該携帯電話端末20の表示画面に表示させることが可能となる。システム利用者USは、このような自動車査定用のページを介して所定事項の入力及び選択を行うことにより、サーバ10による査定用の計算シミュレーション結果を取得し、携帯電話端末20の表示画面に表示させることができる。
【0123】
以上のように、システム利用者USは、自己が所持する携帯電話端末20を介して、自己が取り扱う商材群・サービス群等の情報を掲載する多様性に富んだ携帯電話端末用のホームページを極めて容易に作成することができる。
【0124】
[参加会社を介した営業活動支援システムの構成]
さて、以下では、以上のような営業活動支援システムを応用し、本発明の主眼、すなわち、複数の業種を有機的に結び付けることによって顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供可能とする新たなシステムについて説明する。特に、ここでは、具体例として、いわゆるカーライフ全般をサポートするシステムについて説明する。
【0125】
この営業活動支援システムは、例えば図18に示すように、上述したサーバ10に対応するサーバSVを設けて当該営業活動支援システムを実現するサービスの運営及び管理を行う運営管理会社MGと、上述したシステム利用者USに対応するシステム利用者からなるシステム利用者群と、このシステム利用者群を構成する各システム利用者の顧客からなる顧客群と、当該営業活動支援システムを実現するサービスに参加する参加会社からなる参加会社群とからなる。
【0126】
運営管理会社MGは、各種商材・サービス情報や個人情報といった上述したデータベース部16に対応する各種データベースDBを備えるサーバSVを設け、当該営業活動支援システムを運用及び管理する。運営管理会社MGは、システム利用者群を構成する各システム利用者から携帯電話端末を介して提供される当該システム利用者及び顧客群を構成する各顧客に関する情報をデータベースDBに格納するとともに、参加会社群を構成する各参加会社に関する情報をデータベースDBに格納し、これら顧客及びシステム利用者からの情報と参加会社からの情報とに基づいて、サーバSVを介して顧客及びシステム利用者と参加会社との取引の仲介を行う。
【0127】
システム利用者群は、当該営業活動支援システムのシステム利用者として契約した法人USCに属する法人システム利用者USC,USC,USC,・・・や、当該営業活動支援システムのシステム利用者として個人的に契約したその他の個人システム利用者USP,USP,・・・から構成される。これら各システム利用者は、上述した携帯電話機20といった各種端末を所持しており、上述したように、例えば、自動車保険の見積もり、自動車査定、その他各種商品の売買といったカーライフ全般に関する各種商材・サービス情報を自己の顧客に対して提供して営業活動を行うとともに、当該顧客が所望する情報といった各種個人情報を運営管理会社MGに設けられるデータベースDBに登録する。これにより、各システム利用者は、参加会社からもたらされる情報を顧客とともに共有し、利用することが可能となる。
【0128】
顧客群は、システム利用者群を構成する各システム利用者に対応する複数の顧客から構成される。同図においては、法人USCの顧客として、顧客CL,CLが存在し、個人システム利用者USPの顧客として、顧客CLが存在し、個人システム利用者USPの顧客として、顧客CLが存在している様子を示している。各顧客は、上述したように、システム利用者のメール会員となることにより、当該システム利用者から各種商材・サービス情報を受け取るとともに、自己が興味を有する各種個人情報を当該システム利用者に提示する。これにより、各顧客は、自己が興味を有する各種情報を当該システム利用者と共有することが可能となる。
【0129】
参加会社群は、例えば、タイヤ店、ドライブルート途中にある提携飲食店、ガソリンスタンド、自動車販売ディーラ、自動車保険会社といった、当該営業活動支援システムを実現するサービスに参加してカーライフ全般に関する商材群やサービス群を提供する複数の参加会社PC,PC,PC,PC,・・・から構成される。各参加会社は、特に図示しないが、例えばパーソナルコンピュータからなる店頭端末等の任意の端末装置を設けており、この端末装置を介して運営管理会社MGに設けられるサーバSVの機能を利用し、データベースDBに自己が取り扱う商材・サービス情報を登録することにより、各システム利用者に対して当該商材・サービス情報を提示する。これにより、各参加会社は、本来であれば自己の顧客ではない顧客群に属する各顧客を、自己の顧客と同様に扱うことが可能となる。また、各参加会社は、例えば顧客PCCL,PCCLといった既存の自己の顧客に対してCRM(Customer Relationship Management)を行うことも可能となる。
【0130】
さて、このような営業活動支援システムにおけるマネーフロー及びポイントフローについて説明する。
【0131】
営業活動支援システムにおけるマネーフローは、図19に示すようになる。
【0132】
まず、システム利用者群を構成する各システム利用者は、運営管理会社MGに対して当該営業活動支援システムを利用するためのシステム利用料を支払う。また、参加会社群を構成する各参加会社も、運営管理会社MGに対して当該営業活動支援システムを利用するためのシステム利用料(参加料)を支払う。これにより、各システム利用者は、当該営業活動支援システムを利用することが可能となり、各参加会社は、自己が取り扱う商材・サービスを提供することが可能となる。そして、各システム利用者は、各参加会社から提供された商材・サービスを、顧客群を構成する自己の顧客に対して販売したりすることが可能となる。これに対して、顧客群を構成する各顧客は、各システム利用者を介して商材・サービスに対する対価を支払うことが可能となる。なお、決済処理は、上述したように、サーバSVの機能を利用して行うことができる。これにより、運営管理会社MGは、各システム利用者から回収した代金を、各参加会社に支払うことになる。
【0133】
また、各顧客は、自己が所有する自動車を売りたい場合には、各システム利用者を介して売ることができ、その売却代金を当該システム利用者を介して受け取ることができる。これに対して、各システム利用者は、顧客の自動車を運営管理会社MGに対して販売することができる。また、各システム利用者は、運営管理会社MGを介して自動車を含む各種売買を行った場合には、当該運営管理会社MGから現金や、各参加会社が提供する商材・サービスを購入可能なポイント等の所定のインセンティブを受け取ることができる。
【0134】
さらに、運営管理会社MGは、これら各種売買業務を行う際に、商材・サービスの流れを円滑とするために、サーバSVを介して各種情報が適正であるか否かのチェック等を行い、商材・サービスの流通管理、代金の支払い、回収を行うことになる。
【0135】
つぎに、営業活動支援システムにおけるポイントフローについて説明する。営業活動支援システムにおいては、上述したように、所定のイベントに応じて付与されたり直接購入したりすることによって各顧客に対してポイントが付与され、また、取引の成立に応じて各システム利用者に対してもポイントが付与される。このようなポイントフローは、図20に示すようになる。
【0136】
まず、運営管理会社MGは、各参加会社が提示する商材・サービスに対して、自らの権限でポイントを設定し、データベースDBに登録する。また、運営管理会社MGは、各参加会社が提示する商材・サービスに対して、各参加会社との協議の上ポイントを設定することもでき、この場合、各参加会社が自己の端末装置を介して設定したポイントをデータベースDBに登録する。
【0137】
各システム利用者は、上述したように、自己の顧客との取引の成立といった営業活動に見合ったインセンティブをポイントとして運営管理会社MGから供与され、このポイントを蓄積することができる。また、各システム利用者は、ポイント購入時のオーソリティや商材・サービスの購入代金の徴収及び支払いを行うクレジット会社等の運営管理会社MGが提携する所定の提携金融機関FDを介してポイント自体を購入することもできる。各システム利用者は、蓄積したポイントを自己が使用することができ、また、自己の顧客に対してプレゼントとして供与することもできる。さらに、各システム利用者は、蓄積したポイントを使用して、各参加会社から提供される各種商材・サービスを購入することができ、また、購入した商材・サービスを自己の顧客に対してプレゼントするようなこともできる。
【0138】
また、各顧客は、自己のシステム利用者のメール会員サービスに対して、各参加会社からの情報サービスを利用した場合には、運営管理会社MGから当該システム利用者を介してポイントが供与される。各顧客は、取得したポイントを使用して、各参加会社の商材・サービスを直接購入することが可能となる。例えば、顧客CLは、取得したポイントを使用して、参加会社PCの商材・サービスを購入することができ、参加会社PCにとっては、恰も既存の自己の顧客PCCLと同様に扱うことが可能となる。
【0139】
さらに、各参加会社は、運営管理会社MGが提供するこのようなポイントサービスを利用することが可能とされ、自店舗で既存の顧客に対するポイントCRMシステムを構築して運用することができ。また、各参加会社は、上述したように、既存の自己の顧客ではない顧客群を構成する顧客を、ポイントを介した新規会員顧客として囲い込むことが可能となる。
【0140】
なお、これらシステム利用者及び顧客のポイントの管理は、システム利用者及び顧客毎のポイント情報を運営管理会社MGがサーバSVを介してデータベースDBに格納することによって行われる。また、現金やポイントをはじめとする供与すべきインセンティブの決定は、サーバSVによって行うことができ、例えば、運営管理会社MG又は参加会社が、データベースDBに対して、各種商材・サービス等の情報及びその価格情報を登録しておき、これに対応するインセンティブとしての値(パーセンテージ、価格、利率、ポイント数等)を登録しておくことによって反映される所定の計算式や、その組み合わせによる所定の計算式に基づいて決定することができる。
【0141】
このような営業活動支援システムにおける一連のサービスは、上述したように、各システム利用者が所持する携帯電話端末20のブラウザ機能及びメール機能を用いて行われる。
【0142】
営業活動支援システムにおいては、各顧客が、自己が所持する携帯電話端末30を介して、自己のシステム利用者から告知されたホームページのアドレスに対してアクセスすることにより、システム利用者に対するメール会員としての登録を行う。これにより、各顧客は、システム利用者を介して運営管理会社MGが運営する当該営業活動支援システムのサービスに加入することができる。
【0143】
また、各システム利用者は、上述したように、自己が所持する携帯電話端末20を介して、メール配信、ホームページの作成、及び顧客の個人認証といった各種機能を実現し、例えば、保険の見積もり、自動車査定、及びドライブルート途中にある提携飲食店といったカーライフ全般に関する情報を、自己の顧客に対して提供することができる。
【0144】
そして、運営管理会社MGは、各顧客、各システム利用者、及び各参加会社からの各種情報を一元的に管理し、商材・サービス情報のダイジェストを定期的又は不定期的に各システム利用者及び各参加会社に配信する。また、運営管理会社MGは、各顧客、各システム利用者、及び各参加会社が所望する商材・サービス情報を取得した場合に、当該各顧客、各システム利用者、及び各参加会社に報知するアラート機能等も提供することができる。
【0145】
さて、以下では、このような営業活動支援システムを用いた取引の具体例について説明する。
【0146】
まず、参加会社が自動車を買い取りたい場合について説明する。
【0147】
まず、営業活動支援システムにおいては、図21に示すように、自動車を買い取りたい参加会社が、サーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して買い取り希望依頼を出す。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、参加会社から書き込まれた希望買い取り車種や希望買い取り価格等の買い取り希望依頼の内容を示す情報からなる買い取り希望依頼情報をチェックする。そして、運営管理会社MGは、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、当該買い取り希望依頼情報を、サーバSVを介して各システム利用者に対してメール配信することによって報知する。
【0148】
続いて、営業活動支援システムにおいては、各システム利用者が顧客群の中に参加会社の希望に合致する物件を所有している顧客がある場合には、自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対してその旨を報知する。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、システム利用者から書き込まれた物件合致情報をチェックする。そして、運営管理会社MGは、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、買い取り希望依頼に合致する物件がある旨を、サーバSVから参加会社の端末装置を介して当該参加会社に対して報知する。
【0149】
そして、営業活動支援システムにおいては、参加会社が当該物件の買い取りを希望した場合には、運営管理会社MGが当該参加会社からの意向を受け、サーバSVを介してシステム利用者に対してその旨を報知する。システム利用者は、顧客に対してその旨を報知した後、その結果を自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して報知する。そして、運営管理会社MGは、参加会社と顧客との条件が合致した場合には、買い取り手続きを代行する。
【0150】
このように、営業活動支援システムにおいては、運営管理会社MGを中心として、各顧客、各システム利用者、及び各参加会社が協調し、このような手続きを経ることにより、参加会社からの買い取り希望取引を実現することができる。
【0151】
つぎに、顧客が自動車を売却したい場合について説明する。
【0152】
この場合、営業活動支援システムにおいては、図22に示すように、自動車を売却したい顧客が、その旨を自己のシステム利用者に対して依頼するのに応じて、当該システム利用者が自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して売却希望依頼を出す。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、システム利用者から書き込まれた希望売却車種や希望下取り価格等の売却希望依頼の内容を示す情報からなる売却希望依頼情報をチェックする。そして、運営管理会社MGは、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、当該売却希望依頼情報を、サーバSVを介して各参加会社に対してメール配信することによって報知する。
【0153】
続いて、営業活動支援システムにおいては、各参加会社のうち買い取りを希望する参加会社が、サーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して買い取り希望依頼を出す。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、参加会社から書き込まれた買い取り希望依頼情報をチェックし、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、買い取り希望の依頼がある旨を、サーバSVを介してシステム利用者又は顧客に対して報知する。
【0154】
そして、営業活動支援システムにおいては、顧客の要求に折り合いがついた場合には、システム利用者が、自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによってその旨を運営管理会社MGに対して報知する。さらに、運営管理会社MGは、参加会社の要求に折り合いがついた場合には、買い取り手続きを代行する。
【0155】
このように、営業活動支援システムにおいては、運営管理会社MGを中心として、各顧客、各システム利用者、及び各参加会社が協調し、このような手続きを経ることにより、顧客からの売却希望取引を実現することができる。
【0156】
最後に、参加会社が自己が取り扱う商材・サービスを販売したい場合について説明する。
【0157】
この場合、営業活動支援システムにおいては、図23に示すように、商材・サービスを販売したい参加会社が、サーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して販売希望依頼を出す。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、参加会社から書き込まれた希望販売商材・サービス内容や希望販売価格等の販売希望依頼の内容を示す情報からなる販売希望依頼情報をチェックする。そして、運営管理会社MGは、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、当該販売希望依頼情報を、サーバSVを介して各システム利用者に対してメール配信することによって報知する。
【0158】
また、営業活動支援システムにおいては、各顧客のうち購入を希望する顧客が自己のシステム利用者にその旨を依頼するのに応じて、当該システム利用者が、自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して購入希望依頼を出す。運営管理会社MGは、サーバSVを介してデータベースDBを参照することにより、システム利用者から書き込まれた購入希望依頼情報をチェックする。そして、運営管理会社MGは、当該書き込みが適正なものであると判断した場合には、購入希望依頼がある旨を、サーバSVを介して参加会社に対して報知する。
【0159】
そして、営業活動支援システムにおいては、参加会社が当該商材・サービスの販売を希望した場合には、運営管理会社MGが当該参加会社からの意向を受け、サーバSVを介してシステム利用者に対してその旨を報知する。システム利用者は、顧客に対してその旨を報知した後、その結果を自己が所持する携帯電話端末を介してサーバSVにアクセスすることによって運営管理会社MGに対して報知する。そして、営業活動支援システムにおいては、参加会社と顧客との取引が成立した場合には、参加会社、運営管理会社MG、及びシステム利用者を介して、当該商材・サービスを顧客に対して送付する。
【0160】
このように、営業活動支援システムにおいては、運営管理会社MGを中心として、各顧客、各システム利用者、及び各参加会社が協調し、このような手続きを経ることにより、参加会社からの販売希望取引を実現することができる。
【0161】
以上説明したように、本発明の実施の形態として示す営業活動支援システムは、顧客、システム利用者、運営管理会社、参加企業、及び参加企業の顧客の間での循環型のビジネスフローを構築することにより、複数の業種を有機的に結び付けることができ、複数の業種間での営業活動を支援するような全く新たなプラットフォームを提供するものであり、顧客CLに対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供することができ、システム利用者USと顧客CLとの間で効率的且つインタラクティブな営業活動を円滑に行うことを実現することができる。したがって、この営業活動支援システムは、顧客CLに対するきめ細かいサービスを効率的に提供して他者との差別化を図ることができ、営業活動においてライバル他者との差別化を図ることができる。
【0162】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、携帯電話端末を利用して構成されるものとして説明したが、本発明は、例えばいわゆる簡易型携帯電話システム(Personal Handyphone System;PHS)や携帯情報端末機(Personal Digital Assistants;PDA)といった、携帯可能な情報処理端末を利用してもよく、また、ノートブック型のパーソナルコンピュータをはじめとする携帯可能な各種情報処理端末を利用してもよい。
【0163】
また、上述した実施の形態では、主にカーライフ全般をサポートする営業活動支援システムについて説明したが、本発明は、所定の商材及び/又はサービスを提供する際の営業活動を支援するものあればいかなるものであっても適用することができる。
【0164】
さらに、ホームページの作成手順としては、先に図10乃至図17に示したような手順に限らず、例えば、サーバ10によって既に用意されてあるホームページのひな形に所定事項を入力及び選択することによって作成するといったように、任意の手順を採用することができる。
【0165】
さらにまた、上述した実施の形態では、営業活動を支援するシステムとして説明したが、本発明は、例えば友人との間で情報交換を行うようなシステムにも適用することもできる。
【0166】
また、上述した実施の形態では、ASPサービスを用いてシステムを構成するものとして説明したが、本発明は、ASPサービスを用いないシステムであっても適用することができるのは勿論である。
【0167】
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
【0168】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、参加会社として複数の業種を有機的に結び付け、複数の業種間での営業活動を支援するような全く新たなプラットフォームを提供することができ、顧客に対して複数の業種にまたがった多様なサービスを提供することができる。また、本発明によれば、システム利用者が、自己のホームページをシステム利用者用携帯電話端末を介して作成し、作成したホームページを情報処理装置にアップロードしておくことにより、システム利用者が顧客に対する営業時に、システム利用者用携帯電話端末を介して自己のホームページにアクセスし、システム利用者用携帯電話端末の表示画面に表示されたホームページの情報を用いて、自己が取り扱う商材群及び/又はサービス群の説明を行うことができる。
【0169】
このように、本発明は、携帯可能な情報処理端末の利点を最大限に利用し、システム利用者と顧客との間で効率的且つインタラクティブな営業活動を円滑に行うことを実現し、営業活動においてライバル他者との差別化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す営業活動支援システムを実現するためのASPサービスにおいて、システム利用者が当該ASPサービスを利用する場合の手続きを説明するフローチャートである。
【図2】ASPサービスのシステム利用者の会員たる顧客を管理する様子を説明する概念図である。
【図3】ASPサービスにおいて、携帯電話端末用のホームページを作成する際の一連の処理を説明するフローチャートである。
【図4】ASPサービスにおいて、モジュール形式のコンテンツを利用する際の一連の処理を説明するフローチャートである。
【図5】ASPサービスにおいて、顧客による商材やサービスの利用状況を分析する際の一連の処理を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態として示す営業活動支援システムの構成を説明する図である。
【図7】同営業活動支援システムが備えるサーバの構成を説明するブロック図である。
【図8】同営業活動支援システムが備えるシステム利用者用の携帯電話端末によって作成されるホームページデータの構造を説明する図である。
【図9】システム利用者が顧客に対して配布する名刺の内容例を説明する図である。
【図10】システム利用者が携帯電話端末用のホームページを作成する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、当該営業活動支援システムが提供するホームページにアクセスした際に利用者用の携帯電話端末の表示画面に表示されるページの具体例を示し、(B)は、ログインページの具体例を示し、(C)は、会員専用のトップページの具体例を示し、(D)は、メニューページの具体例を示し、(E)は、トップページ作成ページの具体例を示し、(F)は、作成したトップページのプレビュー画面の具体例を示す図である。
【図11】システム利用者が任意の画像データを掲載した携帯電話端末用のホームページを作成する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、メニューページの具体例を示し、(B)は、画像送信用ページの具体例を示し、(C)は、メールアプリケーションの起動画面の具体例を示し、(D)は、データフォルダを選択するための画面の具体例を示す図である。
【図12】システム利用者が準備した画像データをホームページに掲載する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、メニューページの具体例を示し、(B)は、画像設定用ページの具体例を示し、(C)は、掲載位置選択用ページの具体例を示し、(D)は、登録画像選択用ページの具体例を示し、(E)は、選択した画像データのプレビュー画面の具体例を示し、(F)は、画像データの設定が完了した旨を示すダイアログページの具体例を示し、(G)は、画像データが掲載されたトップページのプレビュー画面の具体例を示す図である。
【図13】システム利用者が任意のページにメニューを作成する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、メニューページの具体例を示し、(B)は、メニュー設定用ページの具体例を示し、(C)は、メニュー入力用ページの具体例を示し、(D)は、メニューの設定が完了した旨を示すダイアログページの具体例を示し、(E)は、メニューが記載されたプレビュー画面の具体例を示す図である。
【図14】システム利用者が実際にメニューに対応した下階層のページを作成し、リンクを張る作業を行う際の手順を説明する具体例であって、(A)は、メニューの設定が完了した旨を示すダイアログページの具体例を示し、(B)は、メニュー入力用ページの具体例を示し、(C)は、編集ページの具体例を示し、(D)は、当該ページの作成が完了した旨を示すダイアログページの具体例を示し、(E)は、メニューにリンクが張られたプレビュー画面の具体例を示し、(F)は、メニューに対応したページのプレビュー画面の具体例を示す図である。
【図15】複数のページからなるホームページの具体例であって、(A)は、トップページの具体例を示し、(B)は、トップページの下階層のページの具体例を示し、(C)は、(B)に示すページの下階層のページの具体例を示す図である。
【図16】システム利用者が各種計算シミュレーションを行う際に用いる支援ツールを取り付けたページを作成する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、メニューページの具体例を示し、(B)は、付加機能設定用ページの具体例を示し、(C)は、ローン計算機能の設定用ページの具体例を示し、(D)は、査定機能の設定用ページの具体例を示し、(E)は、保険見積もり機能の設定用ページの具体例を示す図である。
【図17】システム利用者が各種計算シミュレーションを行う際に用いる支援ツールを取り付けたページを作成する際の手順を説明する具体例であって、(A)は、付加機能設定用ページの具体例を示し、(B)は、メニュー入力用ページの具体例を示し、(C)は、付加機能の設定が完了した旨を示すダイアログページの具体例を示し、(D)は、トップページにおける所定のリンクを選択した様子を示し、(E)は、自動車査定用のページの具体例を示す図である。
【図18】図6に示す営業活動支援システムの応用例としてのカーライフ全般をサポートする営業活動支援システムの構成を説明する図である。
【図19】図18に示す営業活動支援システムにおけるマネーフローを説明する図である。
【図20】図18に示す営業活動支援システムにおけるポイントフローを説明する図である。
【図21】図18に示す営業活動支援システムを用いた取引の具体例を説明する図であって、参加会社が自動車を買い取りたい場合について説明する図である。
【図22】図18に示す営業活動支援システムを用いた取引の具体例を説明する図であって、顧客が自動車を売却したい場合について説明する図である。
【図23】図18に示す営業活動支援システムを用いた取引の具体例を説明する図であって、参加会社が自己が取り扱う商材・サービスを販売したい場合について説明する図である。
【符号の説明】
10,40,50,SV サーバ、 11 制御部、 12 送受信部、 13 計算部、 14 設定部、 15 決済部、 16 データベース部、 20,30 携帯電話端末、 CL,PCCL 顧客、 DB データベース、 MG 運営管理会社、 NC 名刺、 NT ネットワーク、 PC 参加会社、 US,USC,USP システム利用者

Claims (18)

  1. 所定のサービスを提供することによって当該サービスを利用するシステム利用者の営業活動を支援する営業活動支援システムであって、
    上記サービスに参加して商材群及び/又はサービス群を提供する参加会社に設けられる端末装置と、
    上記システム利用者が所持するものであり、上記システム利用者が、上記商材群及び/又は上記サービス群の情報を掲載する携帯可能な情報処理端末用のホームページを作成するシステム利用者用携帯端末と、
    上記システム利用者から上記ホームページのアドレスを告知された当該システム利用者の営業先としての顧客が所持する顧客用携帯端末と、
    所定のネットワークを介して接続された上記システム利用者用携帯端末から送信された上記ホームページをデータベースとして格納し、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの上記ホームページの閲覧要求アクセスに応じて、上記ホームページを読み出す情報処理装置とを備え、
    上記情報処理装置は、上記システム利用者から上記システム利用者用携帯端末を介して提供される当該システム利用者及び上記顧客に関する情報をデータベースとして格納するとともに、上記参加会社に関する情報をデータベースとして格納し、当該顧客及び当該システム利用者からの情報と当該参加会社からの情報とに基づいて、当該顧客及び当該システム利用者と当該参加会社との間で行われる上記商材群及び/又は上記サービス群に関する取引の仲介を行うこと
    を特徴とする営業活動支援システム。
  2. 上記参加会社が所定の物件を買い取りたい場合には、上記端末装置は、上記情報処理装置にアクセスすることによって買い取り希望依頼を出し、
    上記情報処理装置は、上記買い取り希望依頼の内容を示す情報からなる買い取り希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、
    上記システム利用者用携帯端末は、上記参加会社の希望に合致する物件を所有している顧客がある場合には、上記情報処理装置にアクセスすることによってその旨を報知し、
    上記情報処理装置は、買い取り希望依頼に合致する物件がある旨を、上記端末装置を介して上記参加会社に対して報知し、当該参加会社が当該物件の買い取りを希望した場合には、当該物件の買い取り手続きを代行すること
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  3. 上記顧客が所定の物件を売却したい場合には、上記システム利用者用端末は、上記情報処理装置にアクセスすることによって売却希望依頼を出し、
    上記情報処理装置は、上記売却希望依頼の内容を示す情報からなる売却希望依頼情報を、上記端末装置に対して報知し、
    上記端末装置は、買い取りを希望する場合には、上記情報処理装置にアクセスすることによって買い取り希望依頼を出し、
    上記情報処理装置は、上記買い取り希望依頼の内容を示す情報からなる買い取り希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、当該物件の買い取り手続きを代行すること
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  4. 上記参加会社が、自己が取り扱う商材及び/又はサービスを販売したい場合には、上記端末装置は、上記情報処理装置にアクセスすることによって販売希望依頼を出し、
    上記情報処理装置は、上記販売希望依頼の内容を示す情報からなる販売希望依頼情報を、上記システム利用者用端末を介して上記システム利用者に対して報知し、
    上記システム利用者用端末は、上記情報処理装置にアクセスすることによって上記商材及び/又はサービスの購入を希望する顧客の購入希望依頼を出すこと
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  5. 上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの計算要求アクセスに応じて、所定のアプリケーションを実行して指示された各種計算シミュレーションを行い、得られた計算シミュレーション結果を、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信し、
    上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末は、それぞれ、上記情報処理装置から送信された計算シミュレーション結果を表示画面に表示すること
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  6. 上記情報処理装置は、上記アプリケーションで用いる計算式及び/又は計算値を含むデータとして用意された各種計算シミュレーションに必要なデータを用いて上記計算シミュレーションを行うこと
    を特徴とする請求項5記載の営業活動支援システム。
  7. 上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末から送信された各種計算シミュレーションに必要な計算式及び/又は計算値を含むデータを用いて上記計算シミュレーションを行うこと
    を特徴とする請求項5記載の営業活動支援システム。
  8. 上記情報処理装置は、上記計算シミュレーションとして、各種商材及び/又はサービス購入の際のローン金利計算、保険プランの計算、リース計算、及び/又は査定を行うこと
    を特徴とする請求項5記載の営業活動支援システム。
  9. 上記ホームページは、複数の階層に階層化されたページ番号が各ページに固有に割り当てられた構造を呈するものであること
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  10. 上記システム利用者用携帯端末は、上記ホームページの設定に必要なデータを上記情報処理装置に対して送信し、
    上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末からの上記ホームページの設定要求アクセスに応じて、上記システム利用者用携帯端末から送信された上記設定に必要なデータに基づいて指示された設定を行い、その反映結果を、データベースとして格納するとともに、上記システム利用者用携帯端末に対して送信すること
    を特徴とする請求項1記載の営業活動支援システム。
  11. 上記ホームページの設定内容は、上記システム利用者が取り扱う商材及び/又はサービスについての計算シミュレーションで用いる計算式及び/又は計算値の入力、画像データを含む商材及び/又はサービスの詳細データの入力、上記システム利用者用携帯端末を用いて顧客を個別に管理するための個別顧客管理、上記顧客用携帯端末のメールアドレスの登録及びメール内容を含むメール配信設定、所定のイベントに応じて上記顧客に対して付与され又は上記顧客が購入するポイントの付加及びポイントの管理、及び/又は、上記ポイントに応じた上記顧客に対する特典としてのプレゼント交換のための管理であること
    を特徴とする請求項10記載の営業活動支援システム。
  12. 上記システム利用者は、上記顧客に対する営業活動に見合ったインセンティブとして現金、又は上記参加会社が提供する商材及び/又はサービスを購入可能なポイントが供与され、
    上記情報処理装置は、上記システム利用者に対して供与されたポイントの管理を行うこと
    を特徴とする請求項11記載の営業活動支援システム。
  13. 上記システム利用者は、供与されたポイントを上記顧客に対して供与可能であり、
    上記情報処理装置は、上記顧客に対して供与されたポイントの管理を行うこと
    を特徴とする請求項12記載の営業活動支援システム。
  14. 上記情報処理装置は、上記商材及び/又は上記サービスの価格情報をデータベースに登録しておき、これに対応するインセンティブとしての値を登録しておくことによって反映される所定の計算式に基づいて、供与すべき上記インセンティブを決定すること
    を特徴とする請求項12記載の営業活動支援システム。
  15. 上記システム利用者用携帯端末は、上記ホームページを更新するための更新用のデータを上記情報処理装置に対して送信し、
    上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末からの上記ホームページの更新要求アクセスに応じて、上記システム利用者用携帯端末から送信された上記更新用のデータを用いて上記ホームページの更新を行い、その反映結果を、新たにデータベースとして格納するとともに、上記システム利用者用携帯端末に対して送信すること
    を特徴とする請求項1、請求項5又は請求項10記載の営業活動支援システム。
  16. 上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末は、それぞれ、上記顧客による商材及び/又はサービス購入を行う場合には、決済に必要な情報からなるデータを上記情報処理装置に対して送信し、
    上記情報処理装置は、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの決済要求アクセスに応じて、決済処理を行い、その結果を、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信すること
    を特徴とする請求項1、請求項5、請求項10又は請求項15記載の営業活動支援システム。
  17. 上記システム利用者は、ASPサービスを利用契約したものであり、
    上記情報処理装置は、上記ASPサービスを提供するデータセンタに設けられること
    を特徴とする請求項1乃至請求項16のうちいずれか1項記載の営業活動支援システム。
  18. 所定のサービスを利用するシステム利用者の営業活動を支援する情報処理装置であって、
    所定のネットワークを介して接続された上記システム利用者が所持するシステム利用者用携帯端末によって作成された携帯可能な情報処理端末用のホームページであり、上記システム利用者が、上記サービスに参加した参加会社から提供される商材群及び/又はサービス群の情報を掲載するホームページを受信する受信手段と、
    上記システム利用者用携帯端末から送信された上記ホームページをデータベースとして格納する記憶手段と、
    上記システム利用者用携帯端末、又は上記システム利用者から上記ホームページのアドレスを告知された当該システム利用者の営業先としての顧客が所持する顧客用携帯端末からの計算要求アクセスに応じて、所定のアプリケーションを実行して指示された各種計算シミュレーションを行う計算手段と、
    上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末からの上記ホームページの閲覧要求アクセスに応じて、上記記憶手段から読み出した上記ホームページを上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信するとともに、上記計算手段によって得られた計算シミュレーション結果を、上記システム利用者用携帯端末又は上記顧客用携帯端末に対して送信する送信手段とを備え、
    上記記憶手段には、上記システム利用者から提供される当該システム利用者及び上記顧客に関する情報と、上記参加会社に関する情報とが格納され、
    当該顧客及び当該システム利用者からの情報と当該参加会社からの情報とに基づいて、当該顧客及び当該システム利用者と当該参加会社との間で行われる上記商材群及び/又は上記サービス群に関する取引の仲介を行うこと
    を特徴とする情報処理装置。
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