JP2004220079A - ソフトウェア管理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数箇所に配信するソフトウェアを指定した日時に確実に稼働させることのできるソフトウェア管理方法および装置並びにプログラムを提供する。
【解決手段】組込検知部111がアプリケーションソフトウェアのインストールを検知するとともに、当該アプリケーションソフトウェアに対応して設定された日時情報を取得し、この日時情報を情報管理部112で管理する。そして、日時取得部113が取得した現在日時と情報管理部112が管理する日時情報に基づいて、起動制御部114が、該当するアプリケーションソフトウェアの起動を指示するためのメニューを表示または非表示とする制御を行う。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ソフトウェア管理方法および装置並びにプログラムに関し、特に、コンピュータにインストールされているアプリケーションソフトウェアの利用の可否を制御し、管理するソフトウェア管理方法および装置並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの高性能化、低価格化に伴って、様々な場面でPC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータが利用されたり、専用のコンピュータが各種装置に組み込まれて利用されるようになってきている。同時に、コンピュータを接続するネットワーク技術も向上してきており、これにより、ソフトウェア等の配信がネットワークを利用して行われるようになっている。
【0003】
コンピュータの利用形態としては、様々なものがあるが、商業的にコンピュータを利用する場合には、同一のアプリケーションソフトウェアが稼働するコンピュータを複数利用することが多い。そして、これらのコンピュータは、同一箇所に設置されるよりも複数箇所に設置されることが多い。
【0004】
このような形態で利用されるコンピュータでは、新たなアプリケーションソフトウェアやバージョンアップされたアプリケーションソフトウェアを同時に利用開始できるようにすることが望まれる。例えば、チェーン展開されたコンビニエンスストアでサービスを提供するコンピュータでは、サービスの開始日時に併せて該当するアプリケーションソフトウェアを利用可能にすることが望まれる。また、チェーン展開されたスーパーマーケット等では、価格の改変に併せてレジスタに組み込まれたコンピュータで利用するアプリケーションソフトウェアの更新が望まれ、チェーン展開された飲食店等では、特定の日時にメニューの改変が行われるため、その日時でのアプリケーションソフトウェアの更新が望まれることとなる。
【0005】
このような要望に対応する技術としては、ホストコンピュータとネットワークを介して接続された端末装置で実行されるソフトウェアで、指定された日時に起動され、指定された手順によってソフトウェアの更新を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−146831号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、指定された日時にソフトウェアの配信を行う場合、その配信時にネットワーク等にトラブルが発生している等の理由で、配信が失敗する可能性がある。ソフトウェアの配信が失敗した場合、それが一部であっても均一なサービスを提供することが不可能となり、好ましくない状況が生じることとなる。
【0008】
また、指定された日時にソフトウェアの配信が行われた場合であっても、何らかの理由で、更新の失敗やバージョンの相違があると、これらを修復するのに時間を要し、結果としてサービスの提供等が遅延する可能性がある。
【0009】
そこで、この発明は、複数箇所に配信するソフトウェアを指定した日時に確実に稼働させることのできるソフトウェア管理方法および装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、コンピュータが実行するソフトウェアを管理するソフトウェア管理方法において、前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報に基づいて、該ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とする。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記日時情報は、対応するソフトウェアが前記コンピュータに組み込まれた際に設定されることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示するとともに、前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段を表示若しくは非表示とすることで、該ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とする。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする。
【0014】
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記日時情報で特定された日時前に、該日時情報および該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報を予め指定された通知先に通知することを特徴とする。
【0015】
また、請求項6の発明は、コンピュータが実行するソフトウェアを管理するソフトウェア管理装置において、前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報を管理する日時情報管理手段と、現在の日時と前記日時情報管理手段が管理している日時情報とに基づいて、該日時情報に対応するソフトウェアの起動の可否を制御する起動制御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記コンピュータへのソフトウェアの組み込みを検知する組込検知手段をさらに具備し、前記日時情報管理手段は、前記組込検知手段がソフトウェアの組み込みを検知した際に、該ソフトウェアに対応する日時情報を設定して管理することを特徴とする。
【0017】
また、請求項8の発明は、請求項6または7の発明において、前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示する表示制御手段をさらに具備し、前記起動制御手段は、前記表示制御手段が表示する起動指示受付手段を表示若しくは非表示とすることで、前記ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とする。
【0018】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記起動制御手段は、前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする。
【0019】
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記日時情報と、該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報とを予め指定された通知先に通知する情報通知手段をさらに具備することを特徴とする。
【0020】
また、請求項11の発明は、コンピュータが実行するソフトウェアの管理を該コンピュータに実行させるソフトウェア管理プログラムにおいて、前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報を管理する日時情報管理処理と、現在日時を取得する日時取得処理と、前記日時情報と現在日時とに基づいて、該日時情報に対応するソフトウェアの起動の可否を制御する起動制御処理とを実行させることを特徴とする。
【0021】
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記日時情報は、対応するソフトウェアが前記コンピュータに組み込まれた際に設定されることを特徴とする。
【0022】
また、請求項13の発明は、請求項11または12の発明において、前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示する表示処理をさらに実行させ、前記起動制御処理は、前記表示処理が実行する起動指示受付手段を表示若しくは非表示とさせることで、前記ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とする。
【0023】
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記起動制御処理は、前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする。
【0024】
また、請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記日時情報で特定された日時前に、該日時情報および該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報を予め指定された通知先に通知する通知処理をさらに実行させることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るソフトウェア管理方法および装置並びにプログラムの一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
この発明は、複数のコンピュータで、あるアプリケーションソフトウェアを指定した日時から利用を開始することが望まれる様々なシステムに適用可能であるもので、上述の従来の技術の欄で説明したように、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、飲食店等で利用されるコンピュータが適用範囲に含まれるものである。そこで、以下では、この発明をコンビニエンスストア等でサービスを提供するコンピュータに適用する場合を例として説明を行う。
【0027】
図1は、この発明を適用するシステムの構成例を示した図である。同図に示すように、この発明を適用するシステムは、管理センタ1と複数の店舗2(2−1〜2−6)およびこれらの間で通信を行うための通信衛星3、インターネット4、専用線5(5−1、5−2)、公衆回線6により構成される。なお、ここでは、管理センタ1と店舗2の間で通信を行う手段として通信衛星3、インターネット4、専用線5、公衆回線6を示しているが、通信を行う手段としては、複数のものを利用する必要はなく、両者の間で少なくとも1つの通信経路があればよく、その種類もどのようなものであってもよい。
【0028】
管理センタ1は、店舗2のそれぞれへアプリケーションソフトウェアを配信するとともに、店舗2のそれぞれからアプリケーションソフトウェアに関する情報を収集して管理する。店舗2は、それぞれコンピュータが配されており、管理センタ1から配信されたアプリケーションソフトウェアを利用したサービスの提供等を行う。なお、図1に示した構成では、管理センタ1から各店舗2へのアプリケーションソフトウェアの配信は、通信衛星3を利用して行い、各店舗2から管理センタ1へのアプリケーションソフトウェアに関する情報等の提供は、インターネット4、専用線5、公衆回線6等を利用して行われる。
【0029】
次に、店舗2におけるシステムの構成について説明する。図2は、店舗2のシステム構成例を示した図である。同図に示すように、店舗2のシステムは、店舗コンピュータ21と制御コンピュータ22(22−1、22−2)、複合機23(23−1、23−2)、コインキット24(24−1、24−2)、アンテナ25、ハブ26、ルータ27を具備して構成される。
【0030】
店舗コンピュータ1は、管理センタ1から配信されたアプリケーションソフトウェアを受信し、保存および管理を行うとともに、当該アプリケーションソフトウェアを制御コンピュータ22−1、制御コンピュータ22−2にインストールする。このため、店舗コンピュータ1では、インストーラーとなるソフトウェアが動作する。
【0031】
制御コンピュータ22(22−1、22−2)は、各種のアプリケーションソフトウェアを動作させるとともに、各アプリケーションを選択的に起動、実行させるためのメニューを表示する等の管理ソフトウェアが動作している。また、制御コンピュータ22では、複合機23の制御を行い、アプリケーションソフトウェアの動作と関連して複合機23を制御することもある。
【0032】
複合機23(23−1、23−2)は、コピー、プリンタ、スキャナ等の各機能を実行する。コインキット24(24−1、24−2)は、アプリケーションソフトウェアや複合機23の利用に課金する場合に、その料金を徴収する。
【0033】
アンテナ25は、管理センタ1から通信衛星3を介して配信されるアプリケーションソフトウェア等の受信を行う。ハブ26は、リピータとして動作するネットワーク機器であり、店舗コンピュータ21と制御コンピュータ22−1、制御コンピュータ22−2をネットワーク接続する。ルータ27は、ブリッジとして動作するネットワーク機器で、店舗コンピュータ21等を含む店舗2内のネットワークを管理センタ1とインターネット4、専用線5、公衆回線6等を介して接続する。なお、当然のことながら、ハブ26やルータ27等は、ネットワークの構成により、異なる機器を利用する場合がある。
【0034】
この構成において、あるアプリケーションソフトウェアを指定日時に動作させようとする場合、その指定日時以前に管理センタ1が当該アプリケーションソフトウェアを配信する。当該アプリケーションソフトウェアの配信を受けた店舗コンピュータ21は、直ちに当該アプリケーションソフトウェアを制御コンピュータ22にインストールする。ただし、制御コンピュータ22が利用中である等の理由で直ちにインストールを行うことができなければ、インストールが可能となり次第、速やかにインストールを行う。制御コンピュータ22では、当該アプリケーションソフトウェアがインストールされた場合であっても、対応する指定日時までは、管理ソフトウェアによるメニュー表示を行わず、指定日時に達した時点で当該アプリケーションソフトウェアのメニュー表示を行う。また、制御コンピュータ22は、自身にインストールされているアプリケーションソフトウェアに関する情報を管理センタ1に通知する。
【0035】
次に、制御コンピュータ22の詳細について説明する。図3は、制御コンピュータ22の機能的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御コンピュータ22は、起動管理部101と通信処理部102、計時部103、表示制御部104、入力受付部105、処理実行部106を具備して構成される。
【0036】
起動管理部101は、各種アプリケーションソフトウェアの起動を管理するもので、管理ソフトウェアにより実現される機能である。
【0037】
通信処理部102、計時部103、表示制御部104、入力受付部105、処理実行部106は、制御コンピュータ22のハードウェアやオペレーティングシステム、ドライバソフトウェア等により実現される機能であり、これらは、他のアプリケーションソフトウェアからも利用されるものである。通信処理部102は、ネットワークを介した通信を処理し、計時部103は、日時を計時する。表示制御部104は、図示しないディスプレイ等への表示を制御し、入力受付部105は、タッチパネルやポインティングデバイス等の入力デバイスからの入力を受け付ける。処理実行部106は、各種のアプリケーションソフトウェアを実行するもので、起動管理部101も処理実行部106が管理ソフトウェアを実行することで実現されるものである。
【0038】
ここで、起動管理部101について説明する。起動管理部101は、組込検知部111と情報管理部112、日時取得部113、起動制御部114、通知処理部115、起動指示部116の各機能部を有している。
【0039】
組込検知部111は、処理実行部106がアプリケーションソフトウェアのインストールを実行したことを検知し、当該アプリケーションソフトウェアの名称やバージョン等のアプリケーション情報と、当該アプリケーションソフトウェアの実行を開始する指定日時等の日時情報を取得する。この日時情報は、店舗コンピュータ21が管理センタ1から配信を受け、対応するアプリケーションソフトウェアのインストールの際に店舗コンピュータ21が通知するものである。
【0040】
情報管理部112は、組込検知部112が取得したアプリケーション情報や日時情報を管理する。日時取得部113は、計時部103が計時する日時を取得する。起動制御部114は、制御コンピュータ22にインストールされているアプリケーションソフトウェアの起動指示を受け付けるためのメニューを生成し、表示制御部104を介して図示しないディスプレイ等に表示させるが、このメニューの作成に際し、情報管理部112が管理している日時情報と日時取得部113が取得した日時に基づいて、メニューに表示すべきアプリケーションソフトウェアを決定する。
【0041】
通知処理部115は、情報管理部112が管理しているアプリケーション情報や日時情報を管理センタ1に通知する。この通知は、アプリケーションソフトウェアのインストール後に行うか定期的に行う。また、管理センタ1からの要求に応じて通知を行うようにしてもよい。起動指示部116は、起動制御部114が生成して表示したメニューに対して入力受付部105が受け付けた起動指示に基づいて、該当するアプリケーションソフトウェアの起動を処理実行部106に指示する。
【0042】
続いて、起動管理部101(管理ソフトウェア)の動作の流れを説明する。図4は、アプリケーションソフトウェアがインストールされた際の起動管理部101(管理ソフトウェア)の動作の流れを示すフローチャートであり、図5は、メニュー表示を変更する際の起動管理部101(管理ソフトウェア)の動作の流れを示すフローチャートである。
【0043】
起動管理部101は、動作を開始すると、組込検知部111がアプリケーションソフトウェアのインストールを検知するのを待ち(ステップ201でNO)、組込検知部111がアプリケーションソフトウェアのインストールを検知すると(ステップ201でYES)、組込検知部111がアプリケーション情報を取得して、これを情報管理部112に管理させ(ステップ202)、当該アプリケーションソフトウェアに対応する日時情報を取得して、これを情報管理部112に管理させる(ステップ203)。そして、情報管理部112にアプリケーション情報と日時情報が渡されると、通知処理部115が、アプリケーション情報と日時情報を管理センタ1に通知し(ステップ204)、次のアプリケーションソフトウェアのインストールが検知されるのを待つ。
【0044】
なお、ステップ204におけるアプリケーション情報と日時情報の通知は、必ずしもこのタイミングで行う必要はなく、定期的若しくは管理センタ1からの要求に基づいて行うようにしてもよい。また、ステップ201におけるアプリケーションソフトウェアのインストールの検知待ちに際して、図4ではループ処理を行っているが、必ずしもループ処理を行う必要はなく、制御コンピュータ22のオペレーティングシステムの仕様等によっては、アプリケーションソフトウェアのインストールをイベントとしてオペレーティングシステムに検知させるようにしてもよい。
【0045】
一方、メニュー表示の変更に際しては、起動管理部101は、動作を開始すると、日時取得部113が計時部103から現在の日時を取得し、取得した日時を起動制御部114に渡す(ステップ211)。続いて、起動制御部114は、情報管理部112が管理している日時情報を確認する(ステップ212)。確認の結果、現在日時にメニュー表示を開始する設定となっているアプリケーションソフトウェアが存在しなければ(ステップ213でNO)、ステップ211に戻る。また、現在日時にメニュー表示を開始する設定となっているアプリケーションソフトウェアが存在する場合には(ステップ213でYES)、起動制御部114は、メニューを表示するための表示情報を変更し(ステップ214)、表示制御部104にディスプレイ等に表示する画面表示を更新させ(ステップ215)、ステップ211に戻る。
【0046】
なお、図4に示した処理と図5に示した処理とは、並行して処理される。
【0047】
次に、情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を具体的な例に沿って説明する。図6乃至9は、情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を示した図である。
【0048】
まず、2003年1月9日現在、制御コンピュータ22に、名称が「アプリケーション1」のアプリケーションソフトウェアがインストールされており、当該アプリケーションソフトウェアが2002年1月1日から利用が開始されているとすると、この時点では、情報管理部112は、図6(a)に示すように、名称が「アプリケーション1」、そのバージョンが1.00であるアプリケーション情報とともに、2002年1月1日から表示(利用)を開始すべきことを示す日時情報「20020101000000」を管理している。また、当該アプリケーションソフトウェアの現在の表示状態を示す情報として「ON」が管理されている。このとき、起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示は、図6(b)に示すように、名称が「アプリケーション1」のアプリケーションソフトウェアの起動のみを指示できる状態となっている。
【0049】
次に、2003年1月20日に、2003年2月3日から利用を開始すべき、名称が「アプリケーション2」と「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアがそれぞれインストールされたとする。ただし、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアは、インストールに失敗したものとする。この状態では、情報管理部112は、図7(a)に示すように、先にインストール済である名称が「アプリケーション1」であるアプリケーションソフトウェアに関するアプリケーション情報と日時情報に加え、名称が「アプリケーション2」で、そのバージョンが1.00であるアプリケーション情報とともに、2003年2月3日から表示(利用)を開始すべきことを示す日時情報「20030203000000」を管理するとともに、名称が「アプリケーション3」のアプリケーション情報と日時情報を管理することとなるが、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアは、インストールに失敗しているため、アプリケーション情報、日時情報ともに不完全な状態となる。また、名称が「アプリケーション2」と「アプリケーション3」のそれぞれのアプリケーションソフトウェアの現在の表示状態を示す情報として「OFF」が管理されている。このとき、起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示は、図7(b)に示すように、名称が「アプリケーション1」のアプリケーションソフトウェアの起動のみを指示できる状態となっている。
【0050】
この図7(a)に示したアプリケーション情報と日時情報が管理センタ1に通知されると、管理センタ1では、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアのインストールに失敗していることを確認できる。このため、管理センタ1は、再度、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアを配信する。その結果、2003年1月21日には、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアのインストールに成功した状態となり、情報管理部112には、図8(a)に示すように、名称が「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアのアプリケーション情報として、バージョンが1.00である旨が加えられるとともに、2003年2月3日から表示(利用)を開始すべきことを示す日時情報「20030203000000」が加えられる。このとき、起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示は、図8(b)に示すように、名称が「アプリケーション1」のアプリケーションソフトウェアの起動のみを指示できる状態となっている。
【0051】
その後、2003年2月3日となると、名称が「アプリケーション2」と「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアの表示(利用)が開始される日時となるため、図9(a)に示すように、情報管理部112が管理する名称が「アプリケーション2」と「アプリケーション3」のそれぞれのアプリケーションソフトウェアの現在の表示状態を示す情報が「ON」に変更される。このとき、起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示は、図9(b)に示すように、名称が「アプリケーション1」、「アプリケーション2」、「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアのそれぞれの起動を指示できる状態となる。
【0052】
さて、これまでは、アプリケーションソフトウェアのメニュー表示の開始についてのみ説明したが、この発明においては、メニュー表示の終了についても同様の処理により制御することができる。この場合には、情報管理部112が管理する日時情報は、図10に示すように、表示開始日時と表示終了日時を含むこととなる。図10に示した例の場合、名称が「アプリケーション1」のアプリケーションソフトウェアは、2002年1月1日から2003年3月31までの間、メニュー表示されて利用可能な状態となる。また、名称が「アプリケーション2」と「アプリケーション3」のアプリケーションソフトウェアのそれぞれは、2003年2月3日から無期限でメニュー表示されて利用可能な状態となる。
【0053】
また、この他にも、毎日8時から20時の間のみメニュー表示を行っったり、曜日を限定してメニュー表示を行うことで、該当するアプリケーションソフトウェアの利用日時を制御することも可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、インストールされたアプリケーションソフトウェアに対応して設定された日時情報に基づいて、当該アプリケーションソフトウェアの起動を指示するためのメニュー等を表示または非表示とする制御を行うように構成したので、複数のコンピュータで同一のアプリケーションソフトウェアを同一日時に利用開始させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用するシステムの構成例を示した図である。
【図2】店舗2のシステム構成例を示した図である。
【図3】制御コンピュータ22の機能的な構成を示すブロック図である。
【図4】アプリケーションソフトウェアがインストールされた際の起動管理部101(管理ソフトウェア)の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】メニュー表示を変更する際の起動管理部101(管理ソフトウェア)の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を示した図(1)である。
【図7】情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を示した図(2)である。
【図8】情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を示した図(3)である。
【図9】情報管理部112が管理している情報と起動制御部114が生成した表示情報に基づくメニュー表示との関係を示した図(4)である。
【図10】情報管理部112が管理している情報の例を示した図である。
【符号の説明】
1 管理センタ
2−1〜2−6 店舗
3 通信衛星
4 インターネット
5−1、5−2 専用線
6 公衆回線
21 店舗コンピュータ
22、22−1、22−2 制御コンピュータ
23−1、23−2 複合機
24−1、24−2 コインキット
25 アンテナ
26 ハブ
27 ルータ
101 起動管理部
102 通信処理部
103 計時部
104 表示制御部
105 入力受付部
106 処理実行部
111 組込検知部
112 情報管理部
113 日時取得部
114 起動制御部
115 通知処理部
116 起動指示部

Claims (15)

  1. コンピュータが実行するソフトウェアを管理するソフトウェア管理方法において、
    前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報に基づいて、該ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とするソフトウェア管理方法。
  2. 前記日時情報は、
    対応するソフトウェアが前記コンピュータに組み込まれた際に設定されることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア管理方法。
  3. 前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示するとともに、
    前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段を表示若しくは非表示とすることで、該ソフトウェアの起動の可否を制御することを特徴とする請求項1または2記載のソフトウェア管理方法。
  4. 前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする請求項3記載のソフトウェア管理方法。
  5. 前記日時情報で特定された日時前に、該日時情報および該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報を予め指定された通知先に通知することを特徴とする請求項4記載のソフトウェア管理方法。
  6. コンピュータが実行するソフトウェアを管理するソフトウェア管理装置において、
    前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報を管理する日時情報管理手段と、
    現在の日時と前記日時情報管理手段が管理している日時情報とに基づいて、該日時情報に対応するソフトウェアの起動の可否を制御する起動制御手段と
    を具備することを特徴とするソフトウェア管理装置。
  7. 前記コンピュータへのソフトウェアの組み込みを検知する組込検知手段をさらに具備し、
    前記日時情報管理手段は、
    前記組込検知手段がソフトウェアの組み込みを検知した際に、該ソフトウェアに対応する日時情報を設定して管理する
    ことを特徴とする請求項6記載のソフトウェア管理装置。
  8. 前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示する表示制御手段をさらに具備し、
    前記起動制御手段は、
    前記表示制御手段が表示する起動指示受付手段を表示若しくは非表示とすることで、前記ソフトウェアの起動の可否を制御する
    ことを特徴とする請求項6または7記載のソフトウェア管理装置。
  9. 前記起動制御手段は、
    前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする請求項8記載のソフトウェア管理装置。
  10. 前記日時情報と、該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報とを予め指定された通知先に通知する情報通知手段をさらに具備することを特徴とする請求項9記載のソフトウェア管理装置。
  11. コンピュータが実行するソフトウェアの管理を該コンピュータに実行させるソフトウェア管理プログラムにおいて、
    前記コンピュータに組み込まれているソフトウェアに対応して設定された日時情報を管理する日時情報管理処理と、
    現在日時を取得する日時取得処理と、
    前記日時情報と現在日時とに基づいて、該日時情報に対応するソフトウェアの起動の可否を制御する起動制御処理と
    を実行させることを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
  12. 前記日時情報は、
    対応するソフトウェアが前記コンピュータに組み込まれた際に設定されることを特徴とする請求項11記載のソフトウェア管理プログラム。
  13. 前記コンピュータに組み込まれている各ソフトウェアのそれぞれに対応し、各ソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段をそれぞれ表示する表示処理をさらに実行させ、
    前記起動制御処理は、
    前記表示処理が実行する起動指示受付手段を表示若しくは非表示とさせることで、前記ソフトウェアの起動の可否を制御する
    ことを特徴とする請求項11または12記載のソフトウェア管理プログラム。
  14. 前記起動制御処理は、
    前記日時情報に対応するソフトウェアの起動指示を受け付ける起動指示受付手段の表示を該日時情報で特定された日時に開始することを特徴とする請求項13記載のソフトウェア管理プログラム。
  15. 前記日時情報で特定された日時前に、該日時情報および該日時情報に対応するソフトウェアを特定する特定情報を予め指定された通知先に通知する通知処理をさらに実行させることを特徴とする請求項14記載のソフトウェア管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006171918A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> クライアントへのデータ送信および更新データの実行制御方法

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