JP2004218904A - Burner for gas range - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To increase ignition performance and misfire detection performance by increasing the positioning accuracies of an ignition electrode and a thermocouple without obstructing maintainability in a burner for a gas range. <P>SOLUTION: A stop plate 6 having the ignition electrode E and the thermocouple TC is screwed to the mounting surface 124 of a stop plate mounting part 123 installed on a venturi 1 to which a burner body 2 is screwed. The burner body loading surface 122 of the venturi 1 on which the burner body 2 is placed are formed flush with the mounting surface 124 by simultaneous flat surface machining. Machining error between the burner body loading surface 122 and the mounting surface 124 is eliminated, and accordingly the positioning accuracies between the ignition electrode E and thermocouple TC and the burner head 3 are remarkably increased. Also, an insulating part 51 is formed between the burner body loading surface 122 and the mounting surface 124. As a result, boiled liquid dripping on the stop plate 6 can be prevented from entering into the burner body loading surface 122 and such a defect that the burner body 2 becomes difficult to be removed from the venturi 1 can be prevented. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスコンロに用いられるこんろ用バーナであって、バーナのメンテナンス性に支障を来たすことなく、これに具備する点火電極やサーモカップルの位置決め精度を向上させて良好な点火性能および正しい失火検知性能を発揮させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガスコンロに用いられるこんろ用バーナとしては、図6に示すものがある。図6に示した従来のこんろ用バーナは、ガスと一次空気とを混合するベンチュリ601のバーナボディ載置面6122上にバーナボディ602が載せられてビスb1でビス止めされ、このバーナボディ602の上部に外炎式の炎口641を形成するバーナヘッド603が組み付けられている。そして、点火電極EおよびサーモカップルTCを取付けたL形の止め板606が、バーナボディ載置面6122よりも低い位置でベンチュリ601の側部に突設された止め板取付部6123の取付面6124上にビスbでビス止めして固定されている。これら点火電極EおよびサーモカップルTCは、バーナボディ602に設けた孔623(場合によっては切欠き)からバーナヘッド603の下面に臨ませ、点火電極Eはバーナヘッド603の下面に設けたターゲットTGとの間の放電ギャップ(間隙)が設定され、また、サーモカップルTCは失火検知する炎口643との間の距離が設定される。なお、上記バーナボディ載置面6122と上記取付面6124とは、それぞれ切削加工等によって平面に仕上げられる。
【0003】
このように、従来のこんろ用バーナは、バーナボディ602や点火電極EおよびサーモカップルTCの止め板606がベンチュリ601にビス止めして直接固定されるので、点火電極EおよびサーモカップルTCとバーナヘッド603との間の位置決めが簡単に行える。しかも、点火電極Eとバーナヘッド603の下面に設けたターゲットTGとの間の放電ギャップやサーモカップルTCと炎口643との間の距離が規定範囲内に設定されることとなる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−22973号公報
【特許文献2】
実開昭59−23558号公報(第3図、第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記こんろ用バーナでは、ベンチュリ601において、上記バーナボディ載置面6122と上記取付面6124とが別々に平面加工されるため、上記バーナボディ載置面6122と上記取付面6124との間には加工誤差が生じてしまう。そのため、止め板606に点火電極EやサーモカップルTCを精度よく取付けても、点火電極EとターゲットTGとの間の放電ギャップ、あるいはサーモカップルTCと炎口643との間の距離にバラツキが生じるといった問題があった。
【0006】
すなわち、点火電極EとターゲットTGとの間の放電ギャップが規定範囲内に収まっていない場合は、点火ミスが生じて良好な点火性能が得られないこととなる。また、サーモカップルTCと炎口643との間の距離が規定範囲内に収まっていない場合は、炎の検知不良が生じて正しい失火検知性能が得られないこととなる。
【0007】
なお、上記こんろ用バーナでは、点火電極EとサーモカップルTCとが1つの止め板606に取付けられたものを示したが、点火電極EとサーモカップルTCとがそれぞれ別々の止め板に取付けられる場合もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、点火電極およびサーモカップルとバーナヘッドとの間の位置決め精度が向上される構造のこんろ用バーナを実現するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1に係る発明のこんろ用バーナは、
燃料ガスと一次空気との混合ガスを放出させる頭部の上面をバーナボディ載置面とするベンチュリと、
上記ベンチュリのバーナボディ載置面上に載せて固定され、上面をバーナヘッド載置面とする環状部を有するバーナボディと、
下面において炎口を形成するための多数の歯を周設すると共に点火電極との間で火花放電を起こさせるターゲットおよびサーモカップルに当てる炎の炎口を形成するための歯を突設し、上記バーナボディのバーナヘッド載置面上に載せられるバーナヘッドとを備え、
上記点火電極および上記サーモカップルと上記バーナヘッドとが位置決めされるように、上記点火電極または上記サーモカップルを取付けた止め板が上記ベンチュリに設ける止め板取付部の取付面上に固定され、且つ上記バーナボディ載置面と上記止め板取付部の取付面とが同時の平面加工により面一に形成されていることを特徴とする。
【0009】
このものでは、上記バーナボディ載置面と止め板の上記取付面とが同時の平面加工により面一に形成されているので、ベンチュリにおけるバーナボディ載置面と止め板の取付面との間には加工誤差が生じることはない。従って、バーナボディ載置面と止め板の取付面との間に加工誤差が生じない分、止め板がベンチュリにおける取付面に固定されることによって、点火電極とバーナヘッドのターゲットとの間の放電ギャップやサーモカップルと炎口との間の距離が規定範囲内に確実に収まるように設定することができる。
【0010】
(2)請求項2に係る発明のこんろ用バーナは、上記こんろ用バーナ(請求項1)において、上記バーナボディ載置面と上記取付面との間に縁切り部が設けられていることを特徴とする。
このものでは、上記作用に加えて、点火電極またはサーモカップルを臨ませたバーナボディの孔あるいは切欠きから止め板上に煮こぼれが滴下してきても、この煮こぼれが上記縁切り部によってバーナボディ載置面に侵入するのを阻止することができる。従って、バーナボディとベンチュリとの当接面間に煮こぼれが侵入しこびり付いて固着し、バーナボディがベンチュリから外れ難くなる不具合を防止することができる。
【0011】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に係る発明のこんろ用バーナによれば、バーナボディ載置面と止め板の取付面との間に加工誤差が生じない分、止め板がベンチュリの取付面に固定されることによって、点火電極とバーナヘッドのターゲットとの間の放電ギャップやサーモカップルと炎口との間の距離が規定範囲内に確実に収まるように設定することができ、その結果、良好な点火性能、正しい失火検知性能を発揮することができる効果がある。
【0012】
また、請求項2に係る発明のこんろ用バーナによれば、上記効果に加えて、バーナボディとベンチュリとの当接面間に煮こぼれがこびり付いてバーナボディがベンチュリから外れ難くなる不具合を防止することができ、その結果、バーナを分解清掃する等のメンテナンスに支障を来たすことがなく、良好に分解組立て作業を行うことができる効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるこんろ用バーナの分解斜視図を示し、図2は、このこんろ用バーナの断面図を示す。なお、図2の断面図は、ベンチュリ横設部11の長手方向における縦断面と、ベンチュリ頭部12の取付部123からの縦断面とを合成した図である。
【0014】
<全体構成>
図1、図2に示すように、このこんろ用バーナは、ベンチュリ1と、バーナボディ2と、バーナヘッド3と、点火電極Eと、サーモカップルTCとを備えている。このこんろ用バーナは、図示しないガスコンロに設置されるものであるが、そのベンチュリ1がコンロ本体内に配置されて天板の開口からベンチュリ1のバーナボディ載置面122を臨ませ、このバーナボディ載置面122上にバーナボディ2がビス止めされ、そして、このバーナボディ2上に炎口41(42,43)を形成させるバーナヘッド3が載せられるようにしている。なお、点火電極EとサーモカップルTCとは、止め板6を介してベンチュリ1にビス止めされてそれぞれの先端部をバーナボディ2に設けた孔(貫通孔23、窓孔24)からバーナヘッド3の下面に臨ませるようにしている。以下、各部の構成を説明する。
【0015】
<ベンチュリ>
上記ベンチュリ1は、全体が金属の鋳物で製作されて内部が空洞になっており、燃料ガスと一次空気とを混合するものであって、横方向に長く延びる横設部11と、この横設部11と連設し上方に向けられた頭部12とを有する。横設部11の尾端部13には、燃料ガスの供給ノズルが差し込まれると共に一次空気の導入孔が設けられている(図示せず)。頭部12には、大きな開口121を有し、この開口121から燃料ガスと一次空気との混合ガスが放出される。この頭部12の上面は、切削加工等により平坦に加工されてバーナボディ2を取付けるためのバーナボディ載置面122を形成している。このバーナボディ載置面122上には、バーナボディ2をビスb1でビス止めするビス孔h1が2箇所設けられている。また、頭部12の側部には、点火電極EおよびサーモカップルTCの止め板6をビスbでビス止めするための止め板取付部123が2つ突設されている。これら止め板取付部123の上面は、切削加工等により平坦に加工されて止め板6の取付面124を形成している。これら取付面124には、止め板6をビス止めするためのビス孔hが設けられている。そして、この取付面124は、上記バーナボディ載置面122と同時の平面加工により面一に構成されている。
【0016】
このベンチュリ1は、鋳造後、頭部12の上面と止め板取付部123の上面とを同時に切削加工等で平坦面に加工することによって頭部12上面のバーナボディ載置面122と止め板取付部123上面の取付面124とを面一に仕上げることができる。これにより、バーナボディ載置面122と止め板6の取付面124との間には加工誤差が生じることがなくなる。尚、バーナボディ載置面122と取付面124との同時の平面加工は、切削加工に限らず、例えば、研削加工や研磨加工であってもよい。
また、ベンチュリ頭部12と各止め板取付部123との間の連設部分5のそれぞれには、上部において上方と左右の横方向とが開放される縁切り部51が設けられている。すなわち、上記バーナボディ載置面122と上記取付面124との間に縁切り部51が設けられる。これにより、例え、止め板6上に煮こぼれが滴下してきた場合でも、この煮こぼれがバーナボディ載置面122側に移動しようとすると上記縁切り部51に垂れ込むこととなり、煮こぼれがバーナボディ載置面122に侵入するのを防止することができる。
なお、上記縁切り部51は、例えば、ベンチュリ1の鋳造の際に形成するようにしてもよいし、また、このベンチュリ1の鋳造時には形成せずにバーナボディ載置面122および止め板6の取付面124の平面加工仕上げを施した後に連設部分5の上部を切除して形成するようにしてもよい。
【0017】
<バーナボディ>
上記バーナボディ2は、真鍮等の金属やセラミック等で製作されて上記バーナヘッド3と組合されて炎口41(42,43)を形成するものであって、上面を内向きにやや傾斜させるバーナヘッド載置面211とした環状部21と、この環状部21の側部から外方へ広がった円盤状のスカート部22とを有する。また、このバーナボディ2には、点火電極Eを臨ませる略矩形の貫通孔23と、サーモカップルTCを臨ませる円形の窓孔24とが形成されている。また、図2を参照して、環状部21の底部212は、ベンチュリ1からの混合ガスを導入させるガス入口25が形成されると共にその中央部にバーナヘッド3の支持および案内を行うガイド棒26が立設されている。
そして、ビス貫通孔h2を設けた上記環状部底部212の外周縁をベンチュリ1の上記バーナボディ載置面122上に載せると共にビスb1でビス止めすることでバーナボディ2がベンチュリ1に固定されるようにしている。このバーナボディ2が、図示しないガスコンロの天板から臨むベンチュリ1に固定されると、上記スカート部22は、ガスコンロの天板の開口を覆って煮こぼれ等が天板の開口からコンロ本体内部に侵入するのを防いでいる。
【0018】
<バーナヘッド>
上記バーナヘッド3は、真鍮等の金属やセラミック等で製作されて上記バーナボディ2上に載置されてバーナボディ2の上記環状部21の上部開口27を塞いで外周縁に外炎式の炎口41を形成するものである。このバーナヘッド3は、全体が傘型形状を有し、その下面においては、各種の炎口41,42,43を形成するための多数の歯31,32,33が所定間隔を空けて周設されると共に中心に上記バーナボディ2のガイド棒26が嵌め込まれる円筒状の嵌合部34が突設されている。
【0019】
上記各種の炎口41,42,43とは、この実施の形態のものでは、バーナとして本来の機能を果す加熱用炎口41の他に、点火用炎口42と、失火検出用炎口43とを示している。すなわち、図1を参照して、加熱用炎口41を形成するためにバーナヘッド3下面の外周縁に同一円周上に周設された歯31よりも、中心寄りに並設された歯32,33によってそれぞれ点火用炎口42と失火検出用炎口43とが形成されるようにしている。なお、これら中心寄りに設けた歯32,33は、両側の境界突片35によって外周縁の歯31と仕切られている。また、加熱用炎口41には、大炎口と小炎口とがあり、上記歯31によりこれら大炎口と小炎口とが形成される。
また、点火用炎口42を形成する歯32の半径方向外側位置には、点火電極Eと対向させるターゲットTGが形成されている。このターゲットTGと点火電極Eとの間で点火時の火花放電が起こされる。
また、点火用炎口42と失火検出用炎口43とを形成する歯32,33の形成範囲における外周縁には、バーナヘッド3上に垂れた煮こぼれ等が伝ってくるのを防ぐための遮断突片36が周方向に延設されている。
【0020】
そして、上記構成のバーナヘッド3を上記バーナボディ2に位置決め状態に載置させると、バーナボディ2の上記環状部21における上部開口27を塞ぐと共に上記の多数の歯31,32,33によってバーナボディ2のバーナヘッド載置面211との間で炎口41,42,43を形成し、ベンチュリ1からの混合ガスがバーナボディ2のガス入口25を介して炎口41,42,43から外向きに噴出されるようになる。
このとき、点火電極EとターゲットTGとの間の火花放電により点火用炎口42から噴出される混合ガスに点火されると、点火用炎口42に形成される炎が隣の失火検出用炎口43や外周縁の加熱用炎口41から噴出される混合ガスに火移り点火されるようになる。
なお、バーナヘッド3をバーナボディ2に組付けるときに、バーナヘッド3のバーナボディ2に対する位置決めを正確に行わせるためには、バーナヘッド3の下面とバーナボディ2の環状部21との所定個所に互いに嵌合する凹凸部を設けたり、あるいはバーナボディ2のガイド棒26形状とバーナヘッド3の嵌合部34の穴形状とを同形に偏心させる等の手段を講じるようにしてもよい(図示せず)。
【0021】
<点火電極>
上記点火電極Eは、棒状の碍子部70と、この碍子部70に軸装される電極部71とを有し、止め板6に金具(図示せず)によって精度よく位置決めされて固定されている。そして、この点火電極Eが取付けられた止め板6をベンチュリ1の取付部123にビスbでビス止めして固定される。従って、このベンチュリ1に上記バーナボディ2および上記バーナヘッド3が組付けられると、先端の電極部71がバーナボディ2の貫通孔23から上方を臨んでバーナヘッド3のターゲットTGと対向するように配設される。
このとき、点火電極Eとバーナヘッド3のターゲットTGとの間で確実に火花放電されるように、点火電極Eとバーナヘッド3の下面に設けたターゲットTGとの間の放電ギャップ(間隙)が規定範囲内に設定される。この放電ギャップは、例えば、3.5mmのプラスマイナス0.5mmの範囲内に設定される。従って、この点火電極Eによって、点火ミスが生じてバーナが点火しない(あるいは点火し難い)といった不具合が防止され、良好な点火性能を発揮させることができる。
この点火電極Eは、点火時に、図示しない圧電気発生装置からリード線を介して高電圧が供給され、電極部71とターゲットTGとの間で火花放電が起こされ、これにより、上記点火用炎口42から噴出される混合ガスが点火されることとなる。
【0022】
<サーモカップル>
上記サーモカップルTCは、棒状の本体部80と、この本体部80に軸装されるセンサ部81とを有し、上記点火電極Eを取付けたものと同じ止め板6に金具(図示せず)によって精度よく位置決めされて固定されている。そして、このサーモカップルTCが取付けられた止め板6をベンチュリ1の取付部123にビスbでビス止めして固定される。従って、このベンチュリ1に上記バーナボディ2および上記バーナヘッド3が組付けられると、先端のセンサ部81がバーナボディ2の窓孔24から上方に突出して失火検出用炎口43と対向するように配設される。
このとき、サーモカップルTCのセンサ部81が失火検出用炎口43から形成される炎に確実に当たって失火検出されるように、サーモカップルTCと失火検出用炎口43との間の距離が規定範囲内に設定される。この距離は、例えば、4.0mmのプラスマイナス0.5mmの範囲内に設定される。従って、このサーモカップルTCによって炎の検知ミスが生じて図示しない安全装置(元ガス遮断用の電磁弁等)によって燃料ガスの供給を遮断してしまうといった不具合が防止され、正しい失火検知性能を発揮させることができる。
すなわち、上記センサ部81は、異種金属を接合した熱電対であって、炎の熱を受熱して熱起電力を発生させることにより失火したのか否かを検知し、この熱起電力がリード線を介して安全装置に入力されるようにしている。そして、失火検出用炎口43から炎が形成されていると、センサ部81により発生した熱起電力が安全装置に入力されて燃料ガスの供給を続行させるが、失火検出用炎口43から炎が消えると(例えば、煮こぼれ等で失火する。)、センサ部81により熱起電力が発生されなくなって安全装置が閉じられて燃料ガスの供給を遮断させることとなる。
【0023】
<バーナの組付け>
以上の構成のこんろ用バーナは、例えば、次のようにして組付けられる。図示しないガスコンロのコンロ本体にベンチュリ1を底板にビス止めして固定させ、このベンチュリ1に対して側部に突設された止め板取付部123の取付面124上に予め点火電極EおよびサーモカップルTCを取付けたL形の止め板6をビスbでビス止めして固定させる。次いで、ガスコンロの天板の開口から臨んだベンチュリ頭部12上面のバーナボディ載置面122上にバーナボディ2を載せてビスb1でビス止めし、その後、このバーナボディ環状部21上面のバーナヘッド載置面211上に外炎式の炎口41,42,43を形成するバーナヘッド3を所定位置にして組付けると、このこんろ用バーナの組付けが完了する。
【0024】
<作用効果>
以上の実施の形態によるこんろ用バーナによれば、バーナボディ2や点火電極EおよびサーモカップルTCの止め板6がベンチュリ1にビス止めして直接固定されるので、点火電極EおよびサーモカップルTCとバーナヘッド3との間の位置決めが簡単に行える。
また、ベンチュリ1におけるバーナボディ載置面122と止め板取付部123の取付面124とが同時の平面加工によって面一に形成されているので、バーナボディ載置面122と止め板6の取付面124との間には加工誤差が生じることはない。これにより、バーナボディ載置面122と止め板6の取付面124との間に加工誤差が生じない分、止め板6がベンチュリ1の取付面124にビス止めして固定されることによって、この止め板6に取付けた点火電極EおよびサーモカップルTCとバーナヘッド3との間の位置決め精度が格段に向上される。
従って、点火電極Eとバーナヘッド3のターゲットTGとの間の放電ギャップや、サーモカップルTCと失火検出用炎口43との間の距離が規定範囲内に収まるように確実に設定することができる。その結果、良好な点火性能、正しい失火検知性能を発揮することができる。
【0025】
さらに、ベンチュリ1におけるバーナボディ載置面122と止め板6の取付面124との間には縁切り部51が設けられているので、バーナボディ2の貫通孔23や窓孔24から止め板6上に煮こぼれが滴下してきても、この煮こぼれが上記縁切り部51に垂れ込んでバーナボディ載置面122に侵入するのを確実に防ぐことができる。
従って、バーナボディ2とベンチュリ1との間の当接面間に煮こぼれが侵入しこびり付いて固着し、バーナボディ2がベンチュリ1から外れ難くなる不具合を防止することができる。その結果、分解清掃する等のメンテナンスに支障を来たすことがなく、良好に分解組立て作業を行うことができる。
【0026】
<その他>
なお、本発明は、上記実施の形態のものに限定されず、例えば、以下の変更が可能である。
(1)上記縁切り部51を設けた連設部分5の上部形状は、略平坦に形成されているが、図3(a)に示すように、連設部分5aの横方向に左右のいずれか一方に傾斜面52を形成するようにしたり、図3(b)に示すように、連設部分5bの横方向に左右の両方に傾斜面53を形成するようにしてもよく、また、図3(c)に示すように、連設部分5cの上部に円弧面54を形成するようにしてもよい。この場合、連設部分5a,5b,5cの頂部がバーナボディ載置面122および取付面124の高さと略同一高さに設定されていてもよい(図示せず)。また、図4(a)に示す連設部分5dや図4(b)に示す連設部分5eのように、ベンチュリ頭部12の側部に対する止め板取付部123の突出方向となる前後方向に傾斜面55(図4(a))あるいは傾斜面56(図4(b))を形成するようにしてもよい。
このように上記連設部分5a〜eの上部形状を傾斜面や円弧面に形成することで、縁切り部51に垂れ込んできた煮こぼれを留めることなく確実に落下させることができる。すなわち、この縁切り部51に煮こぼれが留まってこびり付き、ひいては縁切り部51が消失してしまうようなことを防止することができる。
【0027】
(2)また、上記縁切り部51は、基本的には連設部分5の上方部分を切り欠くことによって構成しているが、図5に示すように、バーナボディ載置面122および止め板取付部123の取付面124よりも高く突出させた立壁部51aによって縁切り部51を構成してもよい。この立壁部51aによる縁切り部51によっても、止め板6上に滴下した煮こぼれがバーナボディ載置面122側に移動するのを阻止し、煮こぼれがバーナボディ載置面122に侵入するのを防止することができる。
なお、このような立壁部51aによる縁切り部51は、バーナボディ載置面122および止め板6の取付面124の平面加工仕上げを施した後に連設部分5fの上部に上記立壁部51aとなる突片を、嵌め込み、ねじ込み、溶接等して形成するようにしてもよいし、また、ベンチュリ1の鋳造の際に形成するようにしてもよいし、さらに、バーナボディ載置面122および止め板6の取付面124の平面加工仕上げの際に連設部分5f上部を加工せずにそのまま残して立壁部51aを形成するようにしてもよい。
【0028】
(3)また、上記点火電極Eと上記サーモカップルTCとを同一の止め板6に取付けるようにするが、点火電極EとサーモカップルTCとがそれぞれ別々の止め板に取付けられてそれぞれ別々にベンチュリ1にビス止めされるようにしてもよい。
【0029】
(4)また、上記バーナヘッド3においては、外周縁の加熱用炎口41とは別に中心寄りの歯33によって失火検出用炎口43を形成するようにしているが、外周縁の多数の歯31による加熱用炎口41の一部が失火検出用炎口を兼ねさせるようにし別途に失火検出用炎口43を形成しないようにしてもよい。この場合、サーモカップルTCの配置は、失火検出用炎口を兼ねさせた一部の加熱用炎口41と規定範囲内の距離で対向させることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるこんろ用バーナの構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態によるこんろ用バーナの構成を示す断面図である。
【図3】縁切り部を設けた連設部分の形状の他の例を示す模式図である。
【図4】縁切り部を設けた連設部分の形状のさらに他の例を示す模式図である。
【図5】縁切り部を立壁部によって構成した例を示す一部断面図である。
【図6】従来のこんろ用バーナの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベンチュリ
2 バーナボディ
3 バーナヘッド
5 連設部分
6 止め板
11 横設部
12 頭部
21 環状部
31,32,33 歯
41 加熱用炎口
42 点火用炎口
43 失火検出用炎口
51 縁切り部
122 バーナボディ載置面
123 止め板取付部
124 取付面
211 バーナヘッド載置面
E 点火電極
TC サーモカップル
TG ターゲット
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stove burner used for a gas stove, which improves the positioning accuracy of an ignition electrode and a thermocouple provided therein without hindering the maintainability of the burner, thereby achieving good ignition performance and correct misfire. It relates to a device that exhibits detection performance.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, there is a burner for a stove used in a gas stove as shown in FIG. In the conventional burner for a stove shown in FIG. 6, a burner body 602 is mounted on a burner body mounting surface 6122 of a venturi 601 for mixing gas and primary air, and the burner body 602 is screwed with a screw b1. A burner head 603 that forms an external flame type flame outlet 641 is mounted on the upper part of the burner head 603. Then, an L-shaped stop plate 606 to which the ignition electrode E and the thermocouple TC are mounted is attached to a mounting surface 6124 of a stop plate mounting portion 6123 protruding from a side of the venturi 601 at a position lower than the burner body mounting surface 6122. It is fixed with screws b on top. The ignition electrode E and the thermocouple TC are made to face the lower surface of the burner head 603 through a hole 623 (notch in some cases) provided in the burner body 602, and the ignition electrode E is connected to a target TG provided on the lower surface of the burner head 603. Are set, and the distance between the thermocouple TC and the flame port 643 for detecting misfire is set. The burner body mounting surface 6122 and the mounting surface 6124 are each finished to a flat surface by cutting or the like.
[0003]
As described above, the burner body 602, the ignition electrode E, and the stopper plate 606 of the thermocouple TC are screwed to the venturi 601 and directly fixed to the burner body. Positioning with the head 603 can be easily performed. In addition, the discharge gap between the ignition electrode E and the target TG provided on the lower surface of the burner head 603 and the distance between the thermocouple TC and the flame port 643 are set within the specified ranges.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-22973 [Patent Document 2]
JP-A-59-23558 (FIGS. 3 and 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the burner for the stove, since the burner body mounting surface 6122 and the mounting surface 6124 are separately formed into a flat surface in the venturi 601, there is a gap between the burner body mounting surface 6122 and the mounting surface 6124. Causes a processing error. Therefore, even if the ignition electrode E and the thermocouple TC are accurately attached to the stop plate 606, the discharge gap between the ignition electrode E and the target TG or the distance between the thermocouple TC and the flame outlet 643 varies. There was a problem.
[0006]
That is, when the discharge gap between the ignition electrode E and the target TG is not within the specified range, an ignition error occurs and good ignition performance cannot be obtained. If the distance between the thermocouple TC and the flame outlet 643 is not within the specified range, flame detection failure occurs and correct misfire detection performance cannot be obtained.
[0007]
In the above-described burner for the stove, the ignition electrode E and the thermocouple TC are shown as being mounted on one stop plate 606. However, the ignition electrode E and the thermocouple TC are respectively mounted on separate stop plates. In some cases.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and realizes a burner for a stove having a structure in which positioning accuracy between the ignition electrode and the thermocouple and the burner head is improved.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
(1) The stove burner of the invention according to claim 1 is
A venturi having an upper surface of a head for discharging a mixed gas of fuel gas and primary air with a burner body mounting surface,
A burner body fixed on the burner body mounting surface of the venturi and having an annular portion having an upper surface as a burner head mounting surface;
On the lower surface, a number of teeth for forming a flame outlet are provided around, and teeth for forming a flame outlet for a flame applied to a target and a thermocouple that cause a spark discharge between the ignition electrode and the ignition electrode are provided. A burner head mounted on the burner head mounting surface of the burner body,
A stop plate on which the ignition electrode or the thermocouple is mounted is fixed on a mounting surface of a stop plate mounting portion provided on the venturi so that the ignition electrode and the thermocouple and the burner head are positioned, and The burner body mounting surface and the mounting surface of the stop plate mounting portion are formed to be flush with each other by simultaneous planar processing.
[0009]
In this device, since the burner body mounting surface and the mounting surface of the stopper plate are formed to be flush with each other by simultaneous flattening, the burner body mounting surface and the mounting surface of the stopper plate in the venturi are located between the burner body mounting surface and the mounting surface of the stopper plate. No processing error occurs. Therefore, since there is no machining error between the mounting surface of the burner body and the mounting surface of the stop plate, the discharge plate between the ignition electrode and the target of the burner head is fixed by fixing the stop plate to the mounting surface of the venturi. The gap or the distance between the thermocouple and the flame outlet can be set so as to be surely within the specified range.
[0010]
(2) A burner for a stove of the invention according to a second aspect of the present invention is the burner for the stove (claim 1), wherein an edge cut portion is provided between the burner body mounting surface and the mounting surface. It is characterized.
In this device, in addition to the above-mentioned operation, even if boiling drops dripping onto the stopper plate from a hole or a notch of the burner body facing the ignition electrode or the thermocouple, the boiling drops are placed on the burner body by the marginal portion. It can be prevented from entering the placing surface. Therefore, it is possible to prevent a problem that the boil-in spills into and adheres to the contact surface between the burner body and the venturi, and the burner body hardly comes off the venturi.
[0011]
【The invention's effect】
As described above, according to the stove burner according to the first aspect of the present invention, since the machining error does not occur between the burner body mounting surface and the mounting surface of the stop plate, the stop plate is attached to the mounting surface of the venturi. By being fixed, the discharge gap between the ignition electrode and the target of the burner head or the distance between the thermocouple and the flame outlet can be set to be surely within the specified range, and as a result, the good There is an effect that a proper ignition performance and a correct misfire detection performance can be exhibited.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the above-mentioned effects, in addition to the above-described effects, it is possible to prevent a problem that the burner body hardly comes off from the venturi due to the sticking of the boiler between the contact surfaces of the burner body and the venturi. As a result, there is an effect that the disassembling and assembling work can be performed satisfactorily without hindering maintenance such as disassembling and cleaning the burner.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is an exploded perspective view of a stove burner according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the stove burner. The cross-sectional view of FIG. 2 is a view in which a vertical cross section in the longitudinal direction of the Venturi horizontal portion 11 and a vertical cross section from the mounting portion 123 of the Venturi head 12 are combined.
[0014]
<Overall configuration>
As shown in FIGS. 1 and 2, the burner for a stove includes a venturi 1, a burner body 2, a burner head 3, an ignition electrode E, and a thermocouple TC. The burner for the stove is installed on a gas stove (not shown). The venturi 1 is disposed in the stove body, and the burner body mounting surface 122 of the venturi 1 faces the opening of the top plate. The burner body 2 is screwed onto the body mounting surface 122, and the burner head 3 for forming the flame outlet 41 (42, 43) is mounted on the burner body 2. The ignition electrode E and the thermocouple TC are screwed to the venturi 1 through the stopper plate 6 and the respective ends thereof are formed through holes (through holes 23 and window holes 24) provided in the burner body 2 through the burner head 3. So that it faces the lower surface. Hereinafter, the configuration of each unit will be described.
[0015]
<Venturi>
The venturi 1 is entirely made of a metal casting and has a hollow interior. The venturi 1 mixes fuel gas and primary air, and has a laterally extending portion 11 extending long in the lateral direction. It has a head 11 connected to the part 11 and directed upward. A fuel gas supply nozzle is inserted into the tail end portion 13 of the horizontal portion 11, and a primary air introduction hole is provided (not shown). The head 12 has a large opening 121 from which a mixed gas of fuel gas and primary air is discharged. The upper surface of the head 12 is flattened by cutting or the like to form a burner body mounting surface 122 for mounting the burner body 2. On this burner body mounting surface 122, two screw holes h1 for fixing the burner body 2 with screws b1 are provided. Further, two stop plate mounting portions 123 for screwing the stop plate 6 of the ignition electrode E and the thermocouple TC with screws b are provided on the side of the head 12. The upper surfaces of the retaining plate mounting portions 123 are flattened by cutting or the like to form the mounting surface 124 of the retaining plate 6. Screw holes h for screwing the stopper plate 6 are provided in these mounting surfaces 124. The mounting surface 124 is formed flush with the burner body mounting surface 122 at the same time.
[0016]
After the casting, the upper surface of the head 12 and the upper surface of the stopper plate mounting portion 123 are simultaneously processed into a flat surface by cutting or the like after casting, so that the burner body mounting surface 122 on the upper surface of the head 12 and the stopper plate mounting surface The mounting surface 124 on the upper surface of the portion 123 can be finished flush. Thus, no processing error occurs between the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 of the stopper plate 6. The plane processing of the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 at the same time is not limited to cutting, but may be, for example, grinding or polishing.
Further, each of the continuous portions 5 between the venturi head 12 and each of the retaining plate mounting portions 123 is provided with an edge cut portion 51 whose upper portion is opened upward and left and right in the lateral direction. That is, the rim 51 is provided between the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124. Thus, even if the spills drop onto the stopper plate 6, if the spills attempt to move to the burner body mounting surface 122 side, the spills will fall into the marginal cutout 51, and the spills will occur. It is possible to prevent entry into the mounting surface 122.
The edge cutting portion 51 may be formed, for example, at the time of casting the venturi 1, or may not be formed at the time of casting the venturi 1, and may be attached to the burner body mounting surface 122 and the stopper plate 6. The surface 124 may be formed by cutting off the upper portion of the continuous portion 5 after the surface 124 is subjected to the planar processing finish.
[0017]
<Burner body>
The burner body 2 is made of a metal such as brass, ceramics, or the like, and is combined with the burner head 3 to form a flame port 41 (42, 43). The burner body 2 has an upper surface slightly inclined inward. An annular portion 21 serving as a head mounting surface 211 and a disk-shaped skirt portion 22 extending outward from a side portion of the annular portion 21 are provided. The burner body 2 has a substantially rectangular through hole 23 facing the ignition electrode E and a circular window hole 24 facing the thermocouple TC. Referring to FIG. 2, a bottom portion 212 of annular portion 21 has a gas inlet 25 for introducing a mixed gas from venturi 1 and a guide rod 26 for supporting and guiding burner head 3 at the center thereof. Is erected.
Then, the burner body 2 is fixed to the venturi 1 by placing the outer peripheral edge of the annular portion bottom portion 212 provided with the screw through hole h2 on the burner body mounting surface 122 of the venturi 1 and screwing it with the screw b1. Like that. When the burner body 2 is fixed to the venturi 1 facing the top of the gas stove (not shown), the skirt portion 22 covers the opening of the top of the gas stove and spills into the stove body from the opening of the top. Prevents intrusion.
[0018]
<Burner head>
The burner head 3 is made of a metal such as brass or ceramics, is mounted on the burner body 2, closes an upper opening 27 of the annular portion 21 of the burner body 2, and has an outer flame type flame on its outer peripheral edge. The mouth 41 is formed. The burner head 3 has an umbrella shape as a whole, and a plurality of teeth 31, 32, 33 for forming various flame openings 41, 42, 43 are provided on a lower surface thereof at predetermined intervals. At the center, a cylindrical fitting portion 34 into which the guide bar 26 of the burner body 2 is fitted protrudes.
[0019]
In the present embodiment, the various flame ports 41, 42, and 43 are, in addition to the heating flame port 41 functioning as a burner, an ignition flame port 42 and a misfire detection flame port 43. Are shown. That is, referring to FIG. 1, teeth 32 arranged closer to the center than teeth 31 provided on the same circumference on the outer peripheral edge of the lower surface of burner head 3 to form heating flame port 41. , 33 form an ignition flame 42 and a misfire detection flame 43, respectively. The teeth 32 and 33 provided near the center are separated from the teeth 31 on the outer peripheral edge by boundary projecting pieces 35 on both sides. The heating flame 41 has a large flame opening and a small flame opening. The teeth 31 form the large flame opening and the small flame opening.
A target TG that faces the ignition electrode E is formed at a position radially outside the teeth 32 that form the ignition flame port 42. Spark discharge at the time of ignition occurs between the target TG and the ignition electrode E.
In addition, the outer peripheral edge in the formation range of the teeth 32 and 33 forming the ignition flame 42 and the misfire detection flame 43 is for preventing the spilling or the like hanging on the burner head 3 from being transmitted. The blocking projection 36 extends in the circumferential direction.
[0020]
When the burner head 3 having the above configuration is mounted on the burner body 2 in a positioning state, the upper opening 27 in the annular portion 21 of the burner body 2 is closed, and the burner body 3 is formed by the large number of teeth 31, 32, 33. Flames 41, 42, 43 are formed between the burner head 2 and the burner head mounting surface 211, and the mixed gas from the venturi 1 is directed outward from the flames 41, 42, 43 via the gas inlet 25 of the burner body 2. Will be spouted out.
At this time, if the mixed gas ejected from the ignition flame 42 is ignited by the spark discharge between the ignition electrode E and the target TG, the flame formed in the ignition flame 42 is adjacent to the misfire detection flame. The mixed gas ejected from the port 43 and the heating flame port 41 on the outer peripheral edge is ignited by fire.
In order to accurately position the burner head 3 with respect to the burner body 2 when assembling the burner head 3 to the burner body 2, a predetermined position between the lower surface of the burner head 3 and the annular portion 21 of the burner body 2 is required. May be provided, or a means may be provided such that the shape of the guide rod 26 of the burner body 2 and the shape of the hole of the fitting portion 34 of the burner head 3 are eccentric to each other (FIG. Not shown).
[0021]
<Ignition electrode>
The ignition electrode E has a rod-shaped insulator portion 70 and an electrode portion 71 mounted on the insulator portion 70, and is accurately positioned and fixed to the stopper plate 6 by a metal fitting (not shown). . Then, the stopper plate 6 to which the ignition electrode E is attached is fixed to the attachment portion 123 of the venturi 1 by screwing with a screw b. Therefore, when the burner body 2 and the burner head 3 are assembled to the venturi 1, the electrode 71 at the tip faces upward from the through hole 23 of the burner body 2 and faces the target TG of the burner head 3. Will be arranged.
At this time, a discharge gap (gap) between the ignition electrode E and the target TG provided on the lower surface of the burner head 3 is set so that a spark discharge is reliably generated between the ignition electrode E and the target TG of the burner head 3. It is set within the specified range. The discharge gap is set, for example, within a range of 3.5 mm plus or minus 0.5 mm. Accordingly, the ignition electrode E can prevent a problem that an ignition error occurs and the burner does not ignite (or is difficult to ignite), so that good ignition performance can be exhibited.
When the ignition electrode E is ignited, a high voltage is supplied from a piezoelectric generator (not shown) via a lead wire to generate spark discharge between the electrode portion 71 and the target TG. The mixed gas ejected from the port 42 will be ignited.
[0022]
<Thermocouple>
The thermocouple TC has a rod-shaped main body part 80 and a sensor part 81 mounted on the main body part 80, and a metal fitting (not shown) is mounted on the same stopper plate 6 on which the ignition electrode E is mounted. Is accurately positioned and fixed. Then, the stopper plate 6 to which the thermocouple TC is attached is fixed to the attachment portion 123 of the venturi 1 with screws b. Therefore, when the burner body 2 and the burner head 3 are assembled to the venturi 1, the sensor portion 81 at the tip projects upward from the window hole 24 of the burner body 2 so as to face the misfire detecting flame opening 43. Will be arranged.
At this time, the distance between the thermocouple TC and the misfire detection flame port 43 is set within a specified range so that the sensor section 81 of the thermocouple TC reliably hits the flame formed from the misfire detection flame port 43 and detects misfire. Is set within. This distance is set within a range of, for example, 4.0 mm plus or minus 0.5 mm. Therefore, it is possible to prevent a malfunction such as a failure in detecting a flame caused by the thermocouple TC and shutting off the supply of the fuel gas by a safety device (an electromagnetic valve for shutting off the original gas or the like), which is not shown, thereby exhibiting a correct misfire detection performance. Can be done.
That is, the sensor section 81 is a thermocouple in which dissimilar metals are joined, detects whether or not a misfire has occurred by receiving heat of a flame and generating a thermoelectromotive force, and this thermoelectromotive force is used as a lead wire. Through the safety device. If a flame is formed from the misfire detection flame 43, the thermoelectromotive force generated by the sensor unit 81 is input to the safety device to continue the supply of the fuel gas. Disappears (for example, misfire due to boiling over etc.), the sensor section 81 stops generating thermoelectromotive force, the safety device is closed, and the supply of fuel gas is shut off.
[0023]
<Installation of burner>
The stove burner having the above configuration is assembled, for example, as follows. The venturi 1 is fixed to the stove body of the gas stove (not shown) by screwing it to the bottom plate, and the ignition electrode E and the thermocouple are previously mounted on the mounting surface 124 of the stop plate mounting portion 123 projecting from the side of the venturi 1. The L-shaped stopper plate 6 to which the TC is attached is fixed with screws b. Next, the burner body 2 is mounted on the burner body mounting surface 122 on the upper surface of the venturi head 12 facing the opening of the top plate of the gas stove, and screwed with a screw b1, and thereafter, the burner head on the upper surface of the burner body annular portion 21 When the burner head 3 which forms the flame outlets 41, 42, 43 of the external flame type on the mounting surface 211 is mounted at a predetermined position, the assembling of the stove burner is completed.
[0024]
<Effects>
According to the stove burner according to the above embodiment, since the burner body 2, the ignition electrode E and the stop plate 6 of the thermocouple TC are screwed to the venturi 1 and directly fixed, the ignition electrode E and the thermocouple TC are fixed. And the burner head 3 can be easily positioned.
Further, since the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 of the stopper plate mounting portion 123 in the venturi 1 are formed to be flush with each other by the same plane processing, the mounting surface of the burner body mounting surface 122 and the stopper plate 6 is provided. There is no machining error between them. As a result, since there is no processing error between the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 of the stopper plate 6, the stopper plate 6 is fixed to the mounting surface 124 of the venturi 1 by screws. The positioning accuracy between the ignition electrode E and the thermocouple TC attached to the stop plate 6 and the burner head 3 is remarkably improved.
Therefore, the discharge gap between the ignition electrode E and the target TG of the burner head 3 and the distance between the thermocouple TC and the misfire detection flame opening 43 can be reliably set so as to be within the specified ranges. . As a result, good ignition performance and correct misfire detection performance can be exhibited.
[0025]
Further, since the edge cut portion 51 is provided between the burner body mounting surface 122 of the venturi 1 and the mounting surface 124 of the stopper plate 6, the through-hole 23 and the window hole 24 of the burner body 2 allow the upper surface of the stopper plate 6. Even if boiled spills are dripped into the burner body mounting surface 122, the boiled spill can be reliably prevented from dripping into the rim 51.
Accordingly, it is possible to prevent a problem that the boil-in spills in between the contact surfaces between the burner body 2 and the venturi 1, sticks and adheres, and the burner body 2 is hardly detached from the venturi 1. As a result, maintenance and maintenance such as disassembly and cleaning are not hindered, and the disassembly and assembly work can be performed well.
[0026]
<Others>
Note that the present invention is not limited to the above embodiment, and for example, the following modifications are possible.
(1) The upper portion of the continuous portion 5 provided with the edge cut portion 51 is formed substantially flat, but as shown in FIG. An inclined surface 52 may be formed on one side, or an inclined surface 53 may be formed on both the left and right sides in the lateral direction of the continuous portion 5b, as shown in FIG. 3B. As shown in (c), an arc surface 54 may be formed on the upper part of the continuous portion 5c. In this case, the tops of the continuous portions 5a, 5b, 5c may be set at substantially the same height as the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 (not shown). Also, like the connecting portion 5d shown in FIG. 4 (a) and the connecting portion 5e shown in FIG. 4 (b), in the front-rear direction in which the stopper plate attaching portion 123 projects from the side of the Venturi head 12. The inclined surface 55 (FIG. 4A) or the inclined surface 56 (FIG. 4B) may be formed.
By forming the upper portions of the continuous portions 5a to 5e as inclined surfaces or arcuate surfaces in this manner, it is possible to reliably drop the spillage that has fallen into the edge cutting portion 51 without stopping. That is, it is possible to prevent the spilled portion from sticking to the edging portion 51 and sticking, and the edging portion 51 to disappear.
[0027]
(2) Although the edge cutout 51 is basically formed by cutting out the upper part of the continuous portion 5, as shown in FIG. 5, the burner body mounting surface 122 and the stopper plate attaching portion are provided. The rim portion 51 may be configured by the upright wall portion 51a protruding higher than the mounting surface 124 of the portion 123. The cut-out portion 51 formed by the standing wall portion 51a also prevents the spills dropped on the stopper plate 6 from moving toward the burner body mounting surface 122, and prevents the spills from entering the burner body mounting surface 122. Can be prevented.
The edge cut portion 51 formed by the upright wall portion 51a is formed on the burner body mounting surface 122 and the mounting surface 124 of the stopper plate 6 after the surface processing finish, and is formed on the continuous portion 5f as the upright wall portion 51a. The piece may be formed by fitting, screwing, welding, or the like, or may be formed at the time of casting of the venturi 1, and further, the burner body mounting surface 122 and the stopper plate 6. When the flat surface processing of the mounting surface 124 is finished, the upper wall portion 51a may be formed without processing the upper part of the continuous portion 5f.
[0028]
(3) The ignition electrode E and the thermocouple TC are mounted on the same stopper plate 6, but the ignition electrode E and the thermocouple TC are mounted on different stopper plates, respectively, and the venturis are separately provided. 1 may be screwed.
[0029]
(4) In the burner head 3, the misfire detection flame port 43 is formed by the teeth 33 near the center separately from the heating flame port 41 on the outer peripheral edge. A part of the flame 41 for heating by the heater 31 may also serve as a flame for detecting misfire, and the flame for detecting misfire 43 may not be formed separately. In this case, the thermocouple TC is arranged so as to face a part of the heating flame 41 serving also as the misfire detection flame at a distance within a specified range.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a configuration of a stove burner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a configuration of a stove burner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram showing another example of the shape of a continuous portion provided with a rim.
FIG. 4 is a schematic view showing still another example of the shape of a continuous portion provided with a rim.
FIG. 5 is a partial cross-sectional view showing an example in which a rim portion is constituted by an upright wall portion.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a configuration of a conventional stove burner.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Venturi 2 Burner body 3 Burner head 5 Continuous part 6 Stop plate 11 Horizontal part 12 Head 21 Annular part 31, 32, 33 Teeth 41 Flame for heating 42 Flame for ignition 43 Flame for misfire detection 51 Edge cut 122 Burner body mounting surface 123 Stopper plate mounting portion 124 Mounting surface 211 Burner head mounting surface E Ignition electrode TC Thermocouple TG Target

Claims (2)

燃料ガスと一次空気との混合ガスを放出させる頭部の上面をバーナボディ載置面とするベンチュリと、
上記ベンチュリのバーナボディ載置面上に載せて固定され、上面をバーナヘッド載置面とする環状部を有するバーナボディと、
下面において炎口を形成するための多数の歯を周設すると共に点火電極との間で火花放電を起こさせるターゲットおよびサーモカップルに当てる炎の炎口を形成するための歯を突設し、上記バーナボディのバーナヘッド載置面上に載せられるバーナヘッドとを備え、
上記点火電極および上記サーモカップルと上記バーナヘッドとが位置決めされるように、上記点火電極または上記サーモカップルを取付けた止め板が上記ベンチュリに設ける止め板取付部の取付面上に固定され、且つ上記バーナボディ載置面と上記止め板取付部の取付面とが同時の平面加工により面一に形成されていることを特徴とするこんろ用バーナ。
A venturi having a burner body mounting surface on the top of the head for discharging a mixed gas of fuel gas and primary air,
A burner body having an annular portion fixed on the burner body mounting surface of the venturi and having an upper surface as a burner head mounting surface;
On the lower surface, a number of teeth for forming a flame outlet are provided around, and teeth for forming a flame outlet for a target and a thermocouple that cause a spark discharge between the ignition electrode and the ignition electrode are protruded, and A burner head mounted on the burner head mounting surface of the burner body,
A stop plate to which the ignition electrode or the thermocouple is mounted is fixed on a mounting surface of a stop plate mounting portion provided on the Venturi so that the ignition electrode and the thermocouple and the burner head are positioned, and A burner for a hob, wherein the burner body mounting surface and the mounting surface of the retaining plate mounting portion are formed to be flush with each other by simultaneous planar processing.
請求項1に記載のこんろ用バーナにおいて、
上記バーナボディ載置面と上記取付面との間に縁切り部が設けられていることを特徴とするこんろ用バーナ。
The stove burner according to claim 1,
A burner for a hob, wherein an edge cut portion is provided between the burner body mounting surface and the mounting surface.
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