JP2004218824A - 断熱構造体 - Google Patents

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清一 丸元
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Abstract

【課題】屋根裏断熱構造に適用する断熱構造体であって、効果の高い簡易な屋根断熱工法で、安価に迅速に施工でき、遮熱性能が長期維持できる断熱構造体の提供。
【解決手段】少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート1a,1b、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として2層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材30を着脱可能に介在させて各シート間に空隙Sを形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、該複数層シートの周辺の一部を閉じた構成。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽により加熱された家屋外殻からの熱が、直接もしくは内装材を介して室内へ伝達することを抑制する構造に関するもので、特に、既築の構造物への適用も可能な、主に放射伝熱による室内への入熱の低減をなす断熱構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、省エネルギーの観点から住宅の断熱化が重要となってきている。断熱対象となる部位は、屋根、壁、床などが考えられるが、特に夏季の日中の屋根断熱が室内温度の低減には有効であり、以下、理解を容易にするために、家屋外殻からの入熱の内、大半を占める屋根からの断熱に的を絞って説明する。
【0003】
従来、断熱材に工夫を凝らすことで断熱性能を上げることが盛んに開発されてきた。
古くから用いられている方法として、天井板の上にグラスウールなどで形成された断熱材を敷設する方法がよく用いられている(先行技術1)。
【0004】
また、屋根断熱を目的として、セメント系板材に断熱材と反射材を積層して断熱性に優れた屋根材とした技術がある(特許文献1参照)。
【0005】
さらに、壁や屋根パネル裏面に断熱材を貼り、前記断熱材を覆うシートを内面に隙間を持たせて設けて鉛直方向に繋がる空間を作り、外部からの断熱と空気温度差による前記空間でのトンネル効果気流による冷却を狙った技術が提案されている(特許文献2参照)。
【0006】
また、壁から屋根に連なる高気密のアルミニュウム被覆断熱ボードを外壁および屋根との間に通気層を形成するように設けて、家屋の外郭を二重壁構造とする高気密高断熱家屋の提案がされている(特許文献3参照)。
【0007】
又、アルミ箔やアルミ蒸着を積層したシートを複数層重ね、起立片でシート間に空間通気層を作り、断熱を行うようにした技術が知られている(特許文献4参照)。
【0008】
【特許文献1】
特許第3030429号公報
【特許文献2】
特開平9−158353号公報
【特許文献3】
登録実用新案第3009512号公報
【特許文献4】
特許第3227140号公報
【0009】
先行技術1は非常によく用いられているが、微細ファイバーを用いるため、どうしても肌を刺すチカチカ感や繊維の飛散の惧れがあり、また、輻射熱に対しては遮熱性が十分ではない。
【0010】
また、前記特許文献記載の先行技術は、いずれも、まず固体の伝導熱抵抗を増すことを主体に、厚みのある断熱性の高いボード状断熱材を主材として単品面材を構成し、この単品面材を連ねたり、重ねたりして全面としての断熱層を形成するもので、部材の柔軟性がないので、敷設に際し単品面材の寸法がぴったり合う必要があり、施工に時間を要し、特に既築家屋に後施工として適用することは難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、既存の屋根断熱技術は、伝導による入熱抵抗を上げることに主体をおいているので、断熱材板厚が厚くて施工の簡便性に乏しく、部材は所要寸法精度の高いものを必要とし、また、断熱材と直接接触する構成としているため、十分な熱遮断が達成できていないなどの問題点があった。
【0012】
つまり、特許文献1記載の先行技術にあっては、セメント系板材に熱伝導係数の高い金属反射板を接触積層して屋根材としているために、多量の熱量が接触熱伝導で貫通し、また、既築家屋では屋根材全てを取り替える必要があり、柔軟な適用が困難である等の問題点がある。
【0013】
また、特許文献2記載の先行技術にあっては、自然通気による抜熱を行う構造としているため、入熱量の大半を占める放射熱対策がなされておらず、また、本技術においても既築家屋では屋根材そのものを取り替える必要が生じるので、部材の所要寸法精度は高いものが必要であり、柔軟な適用が困難である。
【0014】
さらに、特許文献3記載の先行技術にあっては、気密性を目的としたアルミニュウム被覆断熱ボードであり、アルミニュウム被覆を硬質ウレタンフォーム室内面側に接触させて貼っているために、外部からの放射入熱と接触伝熱の入熱は殆んど遮断できず、また、特に部材の所要寸法精度は高いものが必要で、可撓性が乏しく、施工に技術と時間を要し、また、既築家屋や工場や倉庫建物への適用はできない等の問題点がある。
【0015】
又、特許文献4記載の先行技術にあっては、起立片の折り目のみ(左右で逆折り)が必要で、かつ、表裏シートと同時位置決めをしないから接着が必要になり、生産性が悪いし、熱溶着法の適用が困難であり、高価になる。
さらに、板状には吊るせるが、自由に折り畳めないため、既設家屋では天井裏へ点検口から持ち込むことができず、天井施工ができない。
【0016】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、主として屋根裏断熱構造に適用する断熱構造体であって、効果の高い簡易な屋根断熱工法で、安価に迅速に施工でき、遮熱性能が長期維持できる断熱構造体を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の断熱構造体(請求項1)は、
少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として2層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、該複数層シートの周辺の一部を閉じた構成とした。
ここで、複数層とは、2層以上であればよく、多層を含む。
【0018】
又、本発明の断熱構造体(請求項2)は、
少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として3層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、複数層シートを構成する上層シートと内層シートと下層シート同士を同一箇所で接合した構成とした。
【0019】
又、本発明の断熱構造体(請求項3)は、
少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として2層の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、複数層シートを構成する上層シートと下層シートを接合ライン方向にずらして、その端縁をシート内外位置にずらすように、上層シートと下層シート同士を接合した構成とした。
【0020】
又、本発明の断熱構造体(請求項4)は、
少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として3層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止させ、かつ複数層シートの上層シートと下層シートを接合ライン方向にずらして、その端縁をシート内外位置にずらすと共に、その内方位置にずれた端縁に内層シートの端縁を一致又は内方にずらすようにして、上層シートと内層シートと下層シート同士を同一箇所で接合した構成とした。
【0021】
又、本発明の断熱構造体(請求項5)は、前記請求項1〜4のいずれかに記載の断熱構造体において、シート間に空隙を作る手段として設けた支持材が、骨組み体の組み立て構造で形成されている態様とした。
ここで、組み立て構造で形成された骨組み体とは、遮熱マットとは別体であって、複数の骨組材を組み合わせたり、開閉したりして組み立てるものをいう。
【0022】
又、本発明の断熱構造体(請求項5)は、前記請求項1〜4のいずれかに記載の断熱構造体において、複数層の各シート間に空隙を作る手段として設けた支持材が、骨組み体を一体に枠組みした支持枠で形成されている態様とした。
【0023】
又、本発明の断熱構造体(請求項7)は、
上板材と下板材の間に空隙が形成された箱体又は筒体に形成され、少なくとも前記下板材の内面が、低放射率面に形成されている構成とした。
【0024】
本発明者らの調査・研究の結果では、瓦等の不透明屋根材を介しても屋根材から室内に流入する太陽入熱は放射入熱が圧倒的に大きく、例えば、1時間当り10回の強制屋根裏換気を行っても、空気層流動による伝熱量と放射伝熱量の比は、夏期の正午では約1対4である。
このことから、放射率の低いシートを屋根材下面に非接触で挿入することで放射伝熱量を少なくし、支持部以外は接触熱伝導がなく、入熱の大半の遮断を可能にしたものである。
【0025】
特に、夏場の室温上昇対策では屋根からの入熱抑制、それも放射熱の抑制が最も有効であるが、安価に放射熱を防ぐ断熱構造が実現できていなかった。
本発明は、屋根直下での低放射率マットを座布団を敷く要領で天井裏に敷設し、安価に、かつ、家屋の夏場の室温上昇対策が実施可能である。また、軽くて柔軟性のあるマット状であり、既存の家屋に後施工することも容易である。
【0026】
屋根裏断熱工事は狭いうえに障害物が多くあり、時としては高所作業となるので、施工する素材が軽く、寸法許容精度が大きいもの、折り畳んだり皺を生じさせて施工できるなど施工自由度が高く、狭い空間への搬入と広い面積への取り付けが容易で、低い寸法精度で施工しても遮熱性能が低下しないものであることが、非常に重要で、さらに気中の埃が多い環境での長期遮熱性能維持も重要であり、本発明はこれを可能にしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
マット状に成型することが可能な本発明の断熱構造体(以下遮熱マットと称する)は、天井材上に該遮熱マットを並べて敷設するので、入熱側固体である屋根材と遮熱マット間に空気層が介在して接触伝熱は生じず、また、表面の放射率が低く、かつ、シート同士にも間隙を持たせた複数層のシートとなっているので、遮熱マットの下層面を形成する低放射率シートの反射効果も有効に生きて、高い遮熱性能を発揮する。
特に、遮熱マットの下層シート内表面は、上層シートおよび端部の一部が閉じられて、周囲の塵埃から保護されているので、その表面に塵埃が蓄積することがなく、長期に渡り低放射率性能を維持でき、この面の性能が高ければ、遮熱マット一貫熱抵抗も高い断熱性能を維持できる。
【0028】
つまり、低放射率のシート挿入は複数層になるほどその効果は高くなり、さらに、シート間の端部を袋状に閉じ、シート間に埃が入らないようにすれば、2層目以降のシート表面は埃堆積による経時劣化が殆ど生じず、シート全体の高い遮熱性能が維持できる。
【0029】
屋根材と遮熱マット、および、遮熱マットを構成する低放射率シート同士の直接接触を避けるのは、低放射率材の殆んどは金属系の材料であり、金属系材は熱伝導率が高いので、接触すると接触伝熱で多くの熱量がシートを貫通するためである。なお、天井材と遮熱マットの下層シートは接触するが、遮熱マットが軽量化されているので、接触面圧が低く、接触熱伝導は小さく抑えられる。
もちろん、遮熱マットの上面だけでなく、スペーサーなどで遮熱マットを下面も空隙を持つ状態で敷設すればより好ましい。
【0030】
以上の構成で、要は低放射率シート同士の接触熱伝導を少なくする構成とすることが重要で、シート間に空気層があれば非常に高い伝導熱抵抗を持つが、遮熱マットの低放射率シートとの実接触量が少ないファイバーウールなどの断熱素材を遮熱マットの上下シート間に入れるのも有効である。
【0031】
低放射率シートの表面部材は、放射熱遮断の効果が期待できるものであればなんでも良く、アルミニュウム、銅などの金属系のフィルムや、これらの片を混入した塗装面や蒸着面でも良いが、光沢を持たせた面とすることが最も好ましい。また、放射率は好ましくは0.5以下、さらには0.3以下で小さいほど好ましく、さらに、前記シートの屋根に対応する側の面の放射率が、該シートの裏面より低い放射率とすることが最も好ましい。
さらに、前記低放射率シートを一層でなく、多層に該シート間同士に空隙を設けて遮熱マットを形成するほど断熱効果は高くなり、かつ、多層にしたシートの少なくとも片側端部を閉じて、シート間への空気の流入を無くせば、気中の埃の内部堆積、つまり、その層の放射率低下が防止でき、埃の多い環境においてもシート全体の遮熱性能として、ほぼ初期性能の維持が可能となる。
【0032】
【実施例】
以下説明を容易にするために、図を用いて実施例を示す。
図1は遮熱マット(断熱構造体)の施工例を示す概略図、図2は低放射率シートの断面図、図3は遮熱マットの斜視図、図4は複数層シートの各シート間に空隙を作る手段として設けた支持材を示す斜視図、図5は遮熱マットを連結した状態の断面図である。
【0033】
遮熱マット1は、図1に示すように、これを建物の天井板90の上面に敷き詰める状態で、屋根材91との間に空隙92を設けるように敷設している。なお、遮熱マット1を屋根裏面の垂木に取り付けて、屋根裏面と平行に敷設することもできる。
【0034】
遮熱マット1は、低放射率の上層シート1aと下層シート1b同士を熱溶着により接合して、外皮としてのシートの周辺の一部を閉じることによって複数層(2層)の筒状に形成され、図3に示すように、一側上縁及び他側下縁に形成した張出片10,10において接合14されている。このような張出片10,10を形成すると、遮熱マット1,1を連結状態に敷設する際に、図5に示すように、隣り合う遮熱マット1,1同士の継ぎ目を張出片10,10で覆うことができ、隙間なく遮熱マット1を敷設することができ、これにより、遮熱マット1による天井板90上面や屋根裏面の被覆率を向上させて遮熱性を向上できるし、又、張出片10の張出寸法によって遮熱マット1の配設位置に自由度が得られ、施工性を向上させることができる。
なお、遮熱マット1の正面及び背面の開口部からの埃流入防止のため、この開口部を縫合する、つまり四周を縫合して内部に隙間Sのある袋状とすることが最も好ましい。このほか、開口部を上層シート1aから垂らしたスカート片11によって覆うようにしてもよい。
【0035】
下層シート1bは、図2で示すように、ガラス繊維で織られた丈夫な基布(母材)12に、上面にアルミ箔13を貼付して、表面放射率が0.2、裏面放射率が0.9程度のシートとなっている。
上記のように、遮熱マット1を複数層(2層)の袋状に形成したので、埃を堆積することのない下層シート1bの低放射効果を長期に渡り持続させ、遮熱マット1全体の効果としても殆ど初期の遮熱性能を維持できる。
なお、低放射面上への埃の堆積防止が重要なので、遮熱マット1の下層シート1bは、袋空間となる空隙Sの内側、つまり、内面側(上面)を低放射率面とする。
また、太陽熱の入熱側の放射率を低くすることが肝要なので、上層シート1aも低放射率シートとし、放射率が0.9に近い基布12の繊維剥出面でなく、アルミ箔13が貼付された面を屋根面方向、つまり、上面にして敷設することが好ましい。
又、遮熱マット1の上面側に低摩擦材のコーティング、および/または、低摩擦化処理を施し、また、清掃容易化手段を設けることも有効である。
遮熱マット1は規格品寸法として、取り扱い容易で、軽量なものをなるべく隙間なく敷きつめる方が好ましいが、規格品寸法に限定されるものではない。
【0036】
図3及び図4で示す支持材30は、上層シート1aと下層シート1bの間に着脱可能に挿入させて、この支持材30で各シート1a,1bを支持させることにより、該上層シート1aと下層シート1bの間に空隙Sを形成させるもので、骨組み体の組み立て構造で形成されている。
この支持材30は、中央部分に切欠部30aを形成した2枚の骨組板材30bを、前記切欠部30aで交叉させるように組み合わせて、平面十字状に組み立てるようになっている。
【0037】
以下、支持材の他の実施例を図6〜図11により説明する。なお、以下の各支持材は、シート間に着脱可能に介在させるように形成されている。
図6で示す支持材31は、4枚の骨組板材31aを、両端部分に形成した切欠部で交叉させるように組み合わせて、平面井桁状に組み立てるようにした組み立て構造で形成されている。
【0038】
図7で示す支持材41は、対向2枚の板材41aと、対向2枚の弾性板41bとによる4枚の骨組板材で平面井桁状に組み立てるようにした組み立て構造で形成されている。この場合の組み立て構造は、板材41aの上縁及び下縁に形成した切欠部41cに、弾性板41bの端部に突設した上下の突起41dを係止させるようになっている。
従って、前記弾性板41bを図7で示すように撓ませた状態で、遮熱マット1の空隙に差し込めば、この弾性板41bが復元することによる反発力で遮熱マット1のシートを緊張状態に張らせることができ、シートの弛みを防止できる。
【0039】
図8で示す支持材32は、針金等の線材の両端部にL字状の脚部32aを下向きに屈曲させた2本の骨組線材32bを、一方の骨組線材32bの中央部に形成した環状部32cに他方の骨組線材32bを挿通して開閉可能に交叉させることで、平面十字状に組み立てるようにした組み立て構造で形成されている。なお、32dはストッパで、骨組線材32bを十字状の組み立て状態に保持させるためのものである。
【0040】
図9で示す支持材33は、プレスによりねじり成型した平板の両端部に脚部33aを下向きに屈曲させた2本の骨組板材33bを、中央部で軸着して開閉可能に交叉させることで、平面十字状に組み立てるようにした組み立て構造で形成されている。なお、骨組板材33bの脚部33a下端は、屋根材との接触面積を少なくさせるために、円弧状に折り返し屈曲させている。
【0041】
図10で示す支持材34は、2本の骨組棒材34aを、中央部で軸着して開閉可能に交叉させることで、側面X字状に組み立てるようにした組み立て構造で形成されている。なお、34bはストッパ、両骨組棒材34aをX字状の組み立て状態に保持させるためのものである。
【0042】
図11で示す支持材40は、骨組み体を一体に枠組みした支持枠40aで形成した場合の例で、骨組み体としての板材40bを方形の支持枠に一体に枠組みしたものである。
そして、この支持枠40aを予め用意しておき、これを上層シート1aと下層シート1bの間に着脱可能に入れるようにしている。
なお、枠形状としては、方形以外に、円形、井桁形、はしご形状等にすることができるし、骨組み体についても、プラスチック板、板紙等の板材に限らず、針金等の線材や棒材を用いて、立体的な枠(例えば、籠体)に形成してもよい。
【0043】
なお、上層シート1aと下層シート1bの間の空隙Sへの埃の進入と堆積を防止するため、シート同士を閉じる方法として、前記図10の両端の右端のように、上層シート1aと下層シート1bの端部を接合するようにしており、このシート同士を接合する方法は、これらに限定されるものではない。また、埃進入防止が目的なので、密閉度の高い接合は不要である。
【0044】
遮熱マット内の空間を生じせしめる支持材を着脱可能とする効果は、分解して輸送と保管ができるし、場所をとらず、また施工のための持ち込みが容易にできるからである。遮熱マットの中は空気なので、常に膨らましておく必要はなく、施工現場でマット内の空間を、容易に形成できるようにすることの効果は大きい。
又、支持材を組み立て構造とすることにより、分解して輸送と保管ができるようになる。
なお、支持材を介在させると、この支持材で熱伝導が生じるが、それがシート全体に占める面積率は大きくなく、断熱性能の部分低下によるシート全体の熱遮断性能の低下は大きな問題とならない。
【0045】
次に、図12は本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
この遮熱マット1は、上層シート1a、2枚の内層シート1c,1c、下層シート1bで4層に形成したもので、前記各層のシート間に棒状の支持材43を着脱可能に挿入することでシート間に空隙Sを形成させて、シート同士の面接触を防止させている。
この場合、上層シート1a、内層シート1c,1c、下層シート1bは、それぞれ一側上縁及び他側下縁に張出片10,10が形成され、この張出片10,10において同一箇所で接合14されている。
このように形成すると、遮熱マット1が3層以上の多層であっても、支持材43を挿入しない状態ではフラットに折り畳むことができ、保管や運搬に便利になる。
【0046】
次に、図13は本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
この遮熱マット1は、上層シート1a、内層シート1c、下層シート1bで3層に形成したもので、前記各シート間に棒状の支持材43を着脱可能に挿入することでシート間に空隙Sを形成させて、シート同士の面接触を防止させている。
【0047】
次に、図14は本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
この遮熱マット1は、上層シート1aと下層シート1bで2層に形成し、この上層シートと下層シートを接合ライン方向(矢印A方向)にオフセット量T分ずらして、その端縁1a−1,1b−1をシート内外位置にずらすように、上層シート1aと下層シート1bを同一箇所で接合14している。
このように、端縁1a−1,1b−1をシート内外位置にずらすと、遮熱マット1を矢印A方向に継ぎ足していく際に、隣り合う遮熱マット1,1上層シート1aと下層シート1bを重ね合わせて、継ぎ目を覆うことができ、隙間なく遮熱マット1を敷設することができる。
【0048】
又、図15は本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。この遮熱マット1は、上層シート1a、内層シート1c、下層シート1bで3層に形成し、上層シート1aと下層シート1bを接合ライン方向(矢印A方向)にオフセット量T分ずらして、その端縁1a−1,1b−1をシート内外位置にずらすと共に、その内方位置にずれた上層シート1aの端縁1a−1に内層シート1cの端縁1c−1を一致又は内方にずらすようにして、上層シート1aと内層シート1cと下層シート1b同士を同一箇所で接合14している。これにより、遮熱マット1を矢印A方向に継ぎ足していく際に、内層シート1cの端部が邪魔にならない。
【0049】
又、図16は本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。この遮熱マット1は、前記図15と同様に、内方位置にずれた上層シート1aの端縁1a−1に内層シート1cの端縁1c−1を一致又は内方にずらすようにして、上層シート1aと内層シート1cと下層シート1b同士を同一箇所で接合14したものであるが、この場合、内層シート1cの端部に切り込み15,15を形成して、端縁1c−1からスカート片16を垂らすようにして、遮熱マット1を矢印A方向に継ぎ足していく際に、内層シート1cの端部が邪魔にならないようにしている。
【0050】
次に、図17に本実施例での遮熱効果を示す。
瓦屋根の一般家屋で、夏期の正午における遮熱効果を示したもので、室内換気量は10回、室内を25℃で空調している時の遮熱データである。
瓦と野地板および9mmの石膏ボード天井のみでは、室内の天井面温度が39℃であったものが、新品の遮熱マット(放射率が上層シート面も下層シート面も0.15)を敷設すると(図17の一番右データ)、室内の天井温度が29℃まで低下した(遮熱マット敷設で10℃の低減効果)。
埃が上面に堆積した遮熱マットでも、これを敷設すると(図17の右から2番目のデータ)、室内の天井温度が30℃まで低下した(埃あり遮熱マット敷設で9℃の低減効果)。
なお、図17の左から2番目に50mm厚みの断熱ファイバー敷設での断熱効果を示すが、埃あり遮熱シートにおいても、これ以上の断熱効果があることを示している。
【0051】
このように、挿入シートの少なくとも1つの層が長期に渡って低放射率であることが重要で、シートの厚みは殆んど遮熱効果に影響を及ぼさず、遮熱マットを構成する少なくとも1つのシート上面側の埃堆積を防止して、低放射率を維持できれば、長期に安定して室内への入熱を大きく低減できる。
【0052】
遮熱マットを構成する低放射率シート間の隙間を作る構造は、本事例での説明以外の方法でも可能であり、本実施例に限定されるものではない。
【0053】
また、遮熱マットを構成する低放射率シート母材は特に材質の制限はないが、合成樹脂や紙を用いることができる。ただ、条件によっては100℃近くまで温度が上がるので、この場合は耐熱性に配慮した材質の選定が必要である。シートの低放射率化はアルミペイント塗布による方法が最も簡単であるが、より低放射率化を狙って、アルミの箔を表層に貼っても良いし、亜鉛や銅、チタンなどいろいろな金属によっても用途に応じた低放射率化が可能である。
【0054】
次に、図18は本発明の断熱構造体の他例である遮熱箱体を示す断面図である。
この遮熱箱体5は、下板材50の周囲を立壁51で囲んだ箱本体5aと、上板材52の周囲を垂壁53で囲んだ蓋体5bで形成され、この蓋体5bを箱本体5aに被せることで、上板材52と下板材50の間に空隙54を形成させるようになっている。
そして、前記箱本体5aの下板材50の内面(上面)が低放射率面に形成されている。
この遮熱箱体5は、例えば、図1の施工例と同様に、これを建物の天井板の上面(又は屋根裏面)に敷き詰める状態で、屋根材との間に空隙を設けるように敷設して使用するものである。
従って、内部に空隙54を形成したので、下板材50の内面に形成した低放射率面による反射効果を有効に生して、高い遮熱性能を発揮することができるし、箱体であるため、内部が周囲の塵埃から保護され、低放射率面の表面に塵埃が堆積することがなく、長期に渡り低放射率性能を維持できる。
なお、この例では、蓋体5bを箱本体5aに被せる、いわゆる弁当箱構造の遮熱箱体を示したが、下板材と上板材の全周囲を周壁で完全に閉鎖して、内部に空隙を形成した密閉箱に形成してもよい。
又、箱本体5aの立壁51或いは蓋体5bの垂壁53のいずれかを省いたような箱体に形成してもよい。
【0055】
又、図19は本発明の断熱構造体の他例である遮熱筒体を示す断面図である。この遮熱筒体6は、下板材60と下板材61の両側面を壁体62で塞いだ横向きの扁平筒体6aに形成されたもので、上板材61と下板材60の間に空隙63が形成されると共に、下板材60の内面(上面が)が低放射率面に形成されている。
【0056】
なお、本発明の断熱構造体は、一般家屋の屋根裏断熱への適用に限られるものではない。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、軽量小型化できる本発明の断熱構造体を用いれば、障害物が多くあり、時としては高所作業となる屋根裏断熱工事の安全性や作業性が向上し、折りたたんで施工搬入できるので、施工自由度が高く、狭い空間への搬入と広い面積への容易な取り付けが可能で、迅速で効果の高い断熱が実施できる。
特に、夏場の室温上昇対策が安価に、かつ、容易に実施可能で、塵埃の多い環境で使用し、気中の埃が時の経過と共に遮熱マット上に堆積し、マット表面の放射率を低下させても、遮熱マットの下層シートには埃堆積が生じないので、全体としての初期遮熱性能を維持でき、劣化も少なく、また、既存の家屋に断熱後施工することも容易になる等の利点もある。
【0058】
このように、本発明によれば、特に冷房負荷の低減に非常に有効な夏季の日中の断熱が、簡易、かつ安全で安価に達成でき、また、地球環境を守るために重要テーマとなっている住宅の高断熱化による省エネルギーに大きく貢献できるものである。
【0059】
特に、本発明では、複数層シートは、シート同士を接合するだけであるため、接合が容易であり、簡単かつ安価に製作することができる。さらに、シートを合成樹脂で形成すると、シート同士を熱溶着によって接合することができ、製作が容易である。
又、シート間に支持材を着脱可能に介在させたので、支持材を取り外せば運搬時や屋根裏に持ち込む際にコンパクトに折り畳むことができるし、支持材をシート間に挿入して取り付けるだけでシート間に空隙を形成させることができ、遮熱効果を向上させながらせ施工性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮熱マット(断熱構造体)の施工例を示す概略図である。
【図2】低放射率シートの断面図である。
【図3】遮熱マットの斜視図である。
【図4】複数層シートの各シート間に空隙を作る手段として設けた支持材を示す斜視図である。
【図5】遮熱マットを連結した状態の断面図である。
【図6】支持材の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】支持材の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】支持材の他の実施例を示す斜視図である。
【図9】支持材の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】支持材の他の実施例を示す正面図である。
【図11】支持材の他の実施例を示す斜視図である。
【図12】本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
【図13】本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
【図14】本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
【図15】本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
【図16】本発明の遮熱マット(断熱構造体)の他例を示す斜視図である。
【図17】遮熱マットの遮熱効果を示す図である。
【図18】本発明の断熱構造体の他例である遮熱箱体を示す斜視図である。
【図19】本発明の断熱構造体の他例である遮熱筒体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遮熱マット(断熱構造体)
1a 上層シート
1a−1 端縁
1b 下層シート
1b−1 端縁
1c 内層シート
1c−1 端縁
1d 内層シート
10 張出片
11 スカート片
12 基布
13 アルミ箔
14 接合部
15 切り込み
16 スカート片
30 支持材
30a 切欠部
30b 骨組板材
31 支持材
31a 骨組板材
32a 脚部
32c 環状部
32b 骨組線材
33 支持材
33a 脚部
33b 骨組板材
34 支持材
34a 骨組棒材
40 支持材
40a 支持枠
40b 板材
41 支持材
41a 板材
41b 弾性板
41c 切欠部
41d 突起
43 支持材
5 遮熱箱体(断熱構造体)
5a 箱本体
5b 蓋体
50 下板材
51 立壁
52 上板材
53 垂壁
54 空隙
6 遮熱筒体(断熱構造体)
6a 扁平筒体
60 下板材
61 下板材
62 壁体
63 空隙
90 天井板
91 屋根材
92 空隙
S 隙間
T オフセット量

Claims (7)

  1. 少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として2層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、該複数層シートの周辺の一部を閉じたことを特徴とする断熱構造体。
  2. 少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として3層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、複数層シートを構成する上層シートと内層シートと下層シート同士を同一箇所で接合したことを特徴とする断熱構造体。
  3. 少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として2層の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止すると共に、複数層シートを構成する上層シートと下層シートを接合ライン方向にずらして、その端縁をシート内外位置にずらすように、上層シートと下層シート同士を接合したことを特徴とする断熱構造体。
  4. 少なくとも片面を低放射率素材で構成した柔軟性のあるシート、または少なくとも片面を低放射率加工した柔軟性のあるシート同士を接合して低放射率面を一面以上内面配置として3層以上の複数層シートを形成し、かつ前記各シート間に支持材を着脱可能に介在させて各シート間に空隙を形成させることでシート同士の面接触を防止させ、かつ複数層シートの上層シートと下層シートを接合ライン方向にずらして、その端縁をシート内外位置にずらすと共に、その内方位置にずれた端縁に内層シートの端縁を一致又は内方にずらすようにして、上層シートと内層シートと下層シート同士を同一箇所で接合したことを特徴とする断熱構造体。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の断熱構造体において、シート間に空隙を作る手段として設けた支持材が、骨組み体の組み立て構造で形成されている断熱構造体。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の断熱構造体において、複数層の各シート間に空隙を作る手段として設けた支持材が、骨組み体を一体に枠組みした支持枠で形成されている断熱構造体。
  7. 上板材と下板材の間に空隙が形成された箱体又は筒体に形成され、少なくとも前記下板材の内面が、低放射率面に形成されていることを特徴とした断熱構造体。
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KR101971571B1 (ko) * 2018-04-10 2019-04-23 주식회사 강산엔텍 하수, 폐수 및 정수장 저장시설용 조립식 보온단열덮개

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