JP2004216354A - 生ごみ処理機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスポーザーを使用して水と共に生ごみを破砕する生ごみ処理機において、破砕に使用した破砕水を浄化して下水道に放流出来る生ごみ処理機を提供する。
【解決手段】破砕した生ごみを水と固液分離せずに、破砕水と生ごみを一緒に処理槽に貯留し、酵素と微生物を使用して分解浄化を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】破砕した生ごみを水と固液分離せずに、破砕水と生ごみを一緒に処理槽に貯留し、酵素と微生物を使用して分解浄化を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、流し台シンクにディスポーザーを使用して生ごみを破砕し、シンク下に設置した処理槽にて破砕した生ごみを分解し、さらに破砕水を下水道水質基準まで浄化する生ごみ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シンクにディスポーザーを使用して生ごみを破砕し分解する生ごみ処理機は数種発売されているが、ほとんどが破砕した生ごみ固形分と破砕に使用した破砕水を分離し、固形分のみを処理槽にて分解するものである。しかし、分離した破砕水はそのまま排水管に放流している。この分離した破砕水は破砕した生ごみの大半が含有されており、BOD等が非常に高く下水道水質基準から見ても本来は放流出来るものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、破砕した生ごみと破砕水を分離せず一緒に分解浄化し、下水道水質基準に見合う生ごみ処理機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来のディスポーザー型生ごみ処理機は処理機の内部に微生物担体を使用し、微生物に適した湿度と温度を設定し、投入した生ごみを担体と一緒に攪拌しながら分解を行う方式が大半である。そのため生ごみの破砕に使用した破砕水はどうしても分離して放流しなければならない。本発明では破砕に使用した破砕水を浄化するため、破砕した生ごみ固形分と一緒に一つの槽内で酵素と微生物を用いて、エアーポンプにて内部に送気しながら溶存酸素を高め、分解と浄化を同時に行うものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に図を参照しながら本発明の詳細を説明する。
図1は本発明の生ごみ処理機のフロー図である。
【0006】
ディスポーザー9で水と共に破砕された生ごみ破砕水は電動三方弁10を通って処理槽1に入る。破砕が終わりディスポーザーが停止するとヒーター8が通電し、同時に循環用ポンプ2が起動する。内部の温度が設定した酵素の活性温度に達すると、定量ポンプ6が始動し薬液タンクより酵素と微生物が投入される。
さらにエアーポンプ3が始動し逆止弁4を経由してエアーが送気される。エアーはポンプの水流により攪拌混合され内部に微細気泡が発生する。このため内部は溶存酸素が高まり微生物が活性化するため、酵素の分解と相乗して微生物の分解浄化作用が促進される。
【0007】
分解浄化された生ごみ処理水は電動弁11を通って排水管13へ排水される。電動三方弁10はディスポーザーを使用するときだけ処理槽側へ切り替わり、通常は排水管側13へ連通している。
一般家庭の一日の生ごみ発生量は統計によると約1kg前後となっている。ディスポーザーによって生ごみを破砕する場合、生ごみ量の8倍から10倍の水を使用する。よって本発明の処理槽の容積は最大でも20lあればよい。
尚、処理槽の形は円筒型でも角型でもよい。本発明の装置は容積を最大に取るため、角型を使用している。
【0008】
本発明の装置によると生ごみの分解が溶存酸素の高い水の中で行われるため、分解時の臭いの発生も非常に少なく、送気したエアーの開放もそのままシンク下に開放できる。よって従来のシンク設置型の生ごみ処理機の様に分解時に発生するガスを排水管に流すことが無いため、共同住宅のような場所でも安全に使用できる。
【0009】
【発明の効果】
上述のように、本発明の生ごみ処理機を使用すれば、一般家庭で毎日発生する生ごみをシンクですぐに処理できるため、非常に衛生的であり、かつ、利便性が高い。さらに従来のシンク設置型生ごみ処理機のような固液分離装置や攪拌装置が無いため、非常に安価に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理機のフロー図である。
【符号の説明】
1 分解処理槽
2 循環用ポンプ
3 エアーポンプ
4 逆止弁
5 薬液タンク
6 定量ポンプ
7 エアー抜き
8 サーモスタット付加温ヒーター
9 ディスポーザー
10 電動三方弁
11 排水電動弁
12 オーバーフロー管
13 排水管
14 シンク
【発明が属する技術分野】
本発明は、流し台シンクにディスポーザーを使用して生ごみを破砕し、シンク下に設置した処理槽にて破砕した生ごみを分解し、さらに破砕水を下水道水質基準まで浄化する生ごみ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シンクにディスポーザーを使用して生ごみを破砕し分解する生ごみ処理機は数種発売されているが、ほとんどが破砕した生ごみ固形分と破砕に使用した破砕水を分離し、固形分のみを処理槽にて分解するものである。しかし、分離した破砕水はそのまま排水管に放流している。この分離した破砕水は破砕した生ごみの大半が含有されており、BOD等が非常に高く下水道水質基準から見ても本来は放流出来るものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、破砕した生ごみと破砕水を分離せず一緒に分解浄化し、下水道水質基準に見合う生ごみ処理機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来のディスポーザー型生ごみ処理機は処理機の内部に微生物担体を使用し、微生物に適した湿度と温度を設定し、投入した生ごみを担体と一緒に攪拌しながら分解を行う方式が大半である。そのため生ごみの破砕に使用した破砕水はどうしても分離して放流しなければならない。本発明では破砕に使用した破砕水を浄化するため、破砕した生ごみ固形分と一緒に一つの槽内で酵素と微生物を用いて、エアーポンプにて内部に送気しながら溶存酸素を高め、分解と浄化を同時に行うものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に図を参照しながら本発明の詳細を説明する。
図1は本発明の生ごみ処理機のフロー図である。
【0006】
ディスポーザー9で水と共に破砕された生ごみ破砕水は電動三方弁10を通って処理槽1に入る。破砕が終わりディスポーザーが停止するとヒーター8が通電し、同時に循環用ポンプ2が起動する。内部の温度が設定した酵素の活性温度に達すると、定量ポンプ6が始動し薬液タンクより酵素と微生物が投入される。
さらにエアーポンプ3が始動し逆止弁4を経由してエアーが送気される。エアーはポンプの水流により攪拌混合され内部に微細気泡が発生する。このため内部は溶存酸素が高まり微生物が活性化するため、酵素の分解と相乗して微生物の分解浄化作用が促進される。
【0007】
分解浄化された生ごみ処理水は電動弁11を通って排水管13へ排水される。電動三方弁10はディスポーザーを使用するときだけ処理槽側へ切り替わり、通常は排水管側13へ連通している。
一般家庭の一日の生ごみ発生量は統計によると約1kg前後となっている。ディスポーザーによって生ごみを破砕する場合、生ごみ量の8倍から10倍の水を使用する。よって本発明の処理槽の容積は最大でも20lあればよい。
尚、処理槽の形は円筒型でも角型でもよい。本発明の装置は容積を最大に取るため、角型を使用している。
【0008】
本発明の装置によると生ごみの分解が溶存酸素の高い水の中で行われるため、分解時の臭いの発生も非常に少なく、送気したエアーの開放もそのままシンク下に開放できる。よって従来のシンク設置型の生ごみ処理機の様に分解時に発生するガスを排水管に流すことが無いため、共同住宅のような場所でも安全に使用できる。
【0009】
【発明の効果】
上述のように、本発明の生ごみ処理機を使用すれば、一般家庭で毎日発生する生ごみをシンクですぐに処理できるため、非常に衛生的であり、かつ、利便性が高い。さらに従来のシンク設置型生ごみ処理機のような固液分離装置や攪拌装置が無いため、非常に安価に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理機のフロー図である。
【符号の説明】
1 分解処理槽
2 循環用ポンプ
3 エアーポンプ
4 逆止弁
5 薬液タンク
6 定量ポンプ
7 エアー抜き
8 サーモスタット付加温ヒーター
9 ディスポーザー
10 電動三方弁
11 排水電動弁
12 オーバーフロー管
13 排水管
14 シンク
Claims (1)
- 破砕機にて水と共に破砕した生ごみを処理槽内に貯留し、処理槽の下部から上部へとポンプで循環させながら循環パイプの中途にエアーを供給して処理槽内に微細気泡を発生させ、処理槽の内部又は外壁に設けたヒーターで酵素と微生物の活性温度まで昇温し、酵素と微生物を投入して生ごみを分解すると同時に生ごみ破砕水を浄化する事を特徴とする生ごみ処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041907A JP2004216354A (ja) | 2003-01-15 | 2003-01-15 | 生ごみ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041907A JP2004216354A (ja) | 2003-01-15 | 2003-01-15 | 生ごみ処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004216354A true JP2004216354A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32905331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003041907A Pending JP2004216354A (ja) | 2003-01-15 | 2003-01-15 | 生ごみ処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004216354A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007175302A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kao Corp | 使い捨ておむつ |
CN105935686A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-09-14 | 青岛理工大学 | 一种可以稳定化含Cu土壤的填埋方法 |
CN105945059A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-09-21 | 青岛理工大学 | 一种可以稳定化含Zn土壤的填埋方法 |
-
2003
- 2003-01-15 JP JP2003041907A patent/JP2004216354A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007175302A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kao Corp | 使い捨ておむつ |
JP4509024B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-07-21 | 花王株式会社 | 使い捨ておむつ |
CN105935686A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-09-14 | 青岛理工大学 | 一种可以稳定化含Cu土壤的填埋方法 |
CN105945059A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-09-21 | 青岛理工大学 | 一种可以稳定化含Zn土壤的填埋方法 |
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