JP2004215923A - 遊技機 - Google Patents

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Kazuaki Abe
一哲 安部
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Abstract

【課題】遊技情報を特に遊技者に対して容易に報知することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段14、15と、前記集音手段からの集音信号を解析する音解析手段58と、前記音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段13、27とを有する。前記音解析手段は、前記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えている。したがって、遊技者を含む周辺で発生する音に応じた適切な遊技情報を報知することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者による操作により遊技が可能な遊技機に関し、特に遊技者を含む周辺で発生する音に応じた適切な遊技情報を報知する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチスロ遊技機、1〜3種パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機等の弾球遊技機、ビデオスロットゲームマシン、スロットマシン等の遊技機においては、遊技サポート情報、遊技履歴情報、入賞情報、入賞確率設定情報、エラー管理情報等の遊技情報を遊技者や遊技場員に対して報知している。パチスロ遊技機に備えられた画像表示部に表示される遊技に関連する複数種類の遊技情報を切り替えるための遊技情報切替スイッチを設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなパチスロ遊技機によれば、現在の遊技状況に応じて必要な遊技情報を切り替えて表示することができるので、遊技者や遊技場員に対して遊技情報を確実かつ効果的に報知することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−58023号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のパチスロ遊技機では、遊技情報を遊技者に対し報知させるには遊技者自身が遊技情報切替スイッチを操作する必要があるため、回転リールの操作に対して集中しているときは遊技情報切替スイッチを誤操作するおそれがあり、逆に遊技情報切替スイッチの操作に対して集中しているときは回転リールの操作を十分に楽しむことができないおそれがある。また、回転リールが回転中以外の状態であっても、遊技情報切替スイッチの操作を煩わしく感じてしまう場合もある。なお、他の種類の遊技機においても、上述した従来のパチスロ遊技機が有する課題と同様の課題を有している。
【0005】
そこで、本発明の目的は、遊技者を含む周辺で発生する音に応じた適切な遊技情報を報知することができる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、遊技者による操作により遊技が可能な遊技機であって、前記遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、前記集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、前記音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを有し、前記音解析手段は、前記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えたことを特徴としている。
【0007】
前記遊技者による操作が可能に設けられた操作手段を備え、当該操作手段から前記遊技情報報知手段に対して特定の遊技情報を報知するように指令することが可能なことを特徴としている。前記音解析手段は、前記遊技者の発生する音から特定の特徴を抽出する特定特徴抽出手段を有し、抽出した特徴に対応した前記制御指令信号を出力することを特徴としている。前記集音手段は、複数備えられており、前記音解析手段は、各集音手段からの集音信号により音源位置を特定するようにしたことを特徴としている。前記集音手段は、単一指向性を有し、前記音解析手段は、当該集音手段からの集音信号により音源位置を特定するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明の遊技機の実施形態について説明する。
【0009】
本発明の実施形態に係る遊技機は、遊技者による操作により遊技が可能な遊技機であって、以下に説明する構成要素を備えている。すなわち、遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、この集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、この音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを備えており、この遊技情報報知手段は上記集音手段が集音した音に基づいて遊技情報を報知することができる場合がある。
【0010】
単一指向性を有する上記集音手段を遊技機に複数設け、上記音解析手段は、当該集音手段からの集音信号により音源位置を特定することができる場合がある。また、上記集音手段からの集音信号を校正する校正手段を備えており、当該集音手段の集音誤差を補正することができる場合がある。
【0011】
上記音解析手段は、上記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ(例えば、暗騒音等)成分を除去するノイズ除去手段を有しており、上記集音手段が集音した音のうち特定の音に対応した遊技情報のみを遊技情報報知手段は報知することができる場合がある。そして、上記音解析手段は、ノイズ(例えば、暗騒音等)パターンを生成するノイズパターン生成手段、もしくは、予め作成されたノイズパターンをテーブルとして記憶するノイズパターン記憶手段を備えており、上記集音手段が集音した音のうち特定の音以外の音の誤認を防止することができる場合がある。また、上記音解析手段は、上記遊技者等の発生する音から特定の特徴を抽出する特定特徴抽出手段を有しており、抽出した特徴に対応した上記制御指令信号を出力することができる場合がある。
【0012】
また、上記音解析手段は、音源を識別するための音源識別手段を備えており、音源が遊技者か遊技者以外かを識別することができる場合がある。さらに、この音源識別手段は、遊技者による操作が可能に設けられた遊技者識別用操作手段を備えており、当該遊技者識別用操作手段の操作中に上記集音手段によって集音された集音信号を遊技者が発生する音に基づく集音信号と判定することができる場合がある。
【0013】
また、上記遊技情報報知手段は、遊技者に対し音の発生を促す報知を行う音発生促進報知手段を備えており、遊技者とのコミュニケーションを高めることができる場合がある。また、上記遊技者による操作が可能に設けられた操作手段を備えており、当該操作手段から上記遊技情報報知手段に対して特定の遊技情報を報知するように指令することができる場合がある。
【0014】
また、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示された場合に、遊技者に有価価値を付与する有価価値付与手段を備えており、この遊技結果表示手段が上記遊技情報報知手段を兼用している。また、上記遊技者による操作により遊技開始を指令する遊技開始指令手段を備えており、上記操作手段または上記遊技者識別用操作手段がこの遊技開始指令手段として機能する。
【0015】
次に、上述した本発明に係る遊技機の実施例について説明する。
【0016】
遊技機とは、例えば、パチスロ遊技機、パチンコ機(第1種、第2種、第3種)、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、ビデオスロットゲームマシン、ビデオポーカゲームマシン、スロットマシン等、複数の遊技情報を報知可能な機能を有していればどのような遊技機であっても良い。
【0017】
そして、遊技情報とは、遊技機に関連する情報のことであり、例えば、当核遊技機における特別遊技の回数等に関する過去の履歴情報、遊技方法の説明等に関する遊技ガイド情報、リール配列等に関する遊技サポート情報、当該遊技機の型式名等に関する遊技機情報、当該遊技機のデモンストレーション情報、遊技メダル不足等のエラーに関するエラー情報、エラー管理情報、入賞情報、入賞確率設定情報等をいうが、これらに限られるものではなく、遊技機に関連する情報であればどのような情報であっても良い。
【0018】
集音手段とは、例えば、マイクロフォン等、音を集めたり拾う機能を有しているものをいう。校正手段とは、例えば、店員や営業員等が操作可能なマイクに付属した内部ボタンやダイヤル等、通常、集音誤差が多い集音手段と音解析手段とのレベルを合わせるための信号補正設定機能を有しているものをいう。
【0019】
音解析手段とは、例えば、アンプリファイア、(バイパス)フィルタ、制御手段等により構成されたものをいう。そして、ノイズ除去手段として、例えば、(バイパス)フィルタが利用される。ここで、音パターンは、周波数成分、オクターブ成分、音圧レベル等をいい、ノイズパターンとは、例えば、遊技場におけるバックグラウンドミュージック、空調音、喧騒等、所定期間に多く含まれる周波数成分、オクターブ成分、音圧レベル等、所定期間周期で発生する多く含まれる周波数成分、オクターブ成分等をいう。ノイズパターンの例は、図4(B)を参照。この例では、遊技状態毎に平均的なノイズパターンをテーブルとして記憶している。このようにすると、より正確に集音信号が示す音情報に含まれるノイズを除去することが可能になる場合がある。
【0020】
これにより、音解析手段は、集音手段からの集音信号から第1音パターンを生成し、この第1音パターンからノイズパターンを除去した第2音パターンをさらに生成し、この第2音パターンを解析した結果に基づいて制御指令信号を出力することができる場合がある。したがって、より正確に遊技者が発生する音により遊技機を制御することが可能である場合があり、音の誤認を防止することができる場合があり、遊技者等のストレスを解消することができる場合がある。
【0021】
そして、特定特徴抽出手段とは、集音信号から上記ノイズパターンを除去して得た遊技者等の発生する音から特定の特徴、例えば、言語、方言、性別、年齢等を抽出する機能を有しているものをいう。具体的には、遊技者等の発する言語が日本語のときは日本語で報知させ、遊技者等の発する言語が英語のときは英語で報知させ、遊技者等の発する言語に方言が含まれるときはその方言を含む言語で報知させるように機能する。また、遊技者等が男性のときは男性のキャラクタを遊技結果表示手段の所定の表示箇所に画像表示させて対応させ、遊技者等が女性のときは女性のキャラクタを遊技結果表示手段の所定の表示箇所に画像表示させて対応させるように機能する。遊技者等に親しみを持った演出表示が可能となる場合がある。
【0022】
また、音解析手段は、例えば、遊技機の両側に遊技者の方に向けて配置された2つの集音手段のうち、両方の集音手段が音を捉えたときは遊技者と識別し、一方の集音手段でしか捉えられなかったときは遊技者以外と識別する音源識別手段からの識別結果が遊技者である場合、キャラクタを遊技結果表示手段の所定の表示箇所に画像表示させ、そのキャラクタが音源位置方向に居る遊技者に向いて会話したり、台詞の吹き出しが表示されて対応したりすることが可能である場合がある。
【0023】
遊技情報報知手段とは、例えば、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリクス表示器、ランプ、LED、蛍光灯、EL(エレクトロルミネッセンス)表示器、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶表示器、液晶プロジェクタ、回転リール、回転ディスク表示器、可動物、スピーカ等、どのような報知装置であっても良い。
【0024】
有価価値付与手段により付与される有価価値とは、所定の役入賞に基づく賞媒体(コイン、メダル、遊技球等)の払出し、所定の役入賞に基づく遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書込み、リプレイゲームの発生、得点の加算、所定の役入賞に基づく遊技者に有利な有利状態の発生等であり、パチスロ遊技機等における所定の役は、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を1遊技単位の間だけ高確率とするシングルボーナス(SB)、当選役決定手段が小役を当選役と決定する確率を複数の遊技単位の間だけ高確率とするレギュラーボーナス(RB)、当選役決定手段がレギュラーボーナス(RB)を当選役と決定する確率を所定の複数の遊技単位の間だけ高確率とするビッグボーナス(BB)、当選役決定手段が決定した当選役に関する情報を遊技者による可変表示停止指令手段の操作より以前に報知する当選役ナビゲート機能、停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による可変表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能、遊技者による可変表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動またはほぼ最小変動で図柄を停止させる所謂チャレンジタイム(CT)(例えば、特開平1−238888号公報参照)、遊技媒体の投入無しで1遊技単位の遊技を開始できるリプレイ、1または複数の遊技単位に亘って、当選役決定手段がリプレイを当選役と決定する確率を高確率とするリプレイ高確率状態等であり、当選役ナビゲート機能、押順ナビゲート機能、チャレンジタイム(CT)等を複数の遊技単位に亘って継続させるようにしても良い。当選役決定手段で所定の役または特定の役が当選役と決定され、かつ未だ入賞していない複数個の当選役に対応する入賞態様を表示しやすい状態である当選役放出状態、当選役決定手段が所定の(または特定の)役を当選役と決定する確率を1または複数遊技単位の間だけ高確率とする集中状態等である。または、それらの複合や、上記「複数の遊技単位」の期間の長さが遊技者に有利なように長くするか否か等である。
【0025】
パチンコ等における所定の役は、遊技盤面に設けられた遊技媒体の入球を著しく容易にする大入賞手段を複数回開放または拡大する大当り、遊技盤面に設けられた大入賞手段を1回開放または拡大する小当り・中当り、遊技盤面に設けられた遊技媒体の入球を容易にする可変入賞手段を1回または複数回開放または拡大する当り、大入賞手段を開放または拡大させるか否かの抽選確率を高確率とする抽選高確率状態、等である。有利状態は、複数回の遊技単位の間継続する遊技者に有利な状態であれば良く、パチスロでは、ビッグボーナス(BB)、シングルボーナス(SB)、当選役ナビゲート機能、押順ナビゲート機能、チャレンジタイム(CT)、リプレイ高確率状態、当選役放出状態、集中状態等であり、パチンコでは、大当り、抽選高確率状態等である。有利状態をボーナスと呼ぶ場合がある。1回の遊技単位は、遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで、等であり、複数回の遊技単位は、その1回の遊技単位が複数回行われること等である。また、入賞とは、所定の役に対応する所定の態様が遊技結果として遊技結果表示手段に表示されることをいう。
【0026】
操作手段、遊技者識別用操作手段とは、例えば、パチスロ遊技機におけるスタートスイッチ、スタートレバー、スピンボタン、ベットスイッチ、遊技媒体の投入等のことをいう。また、パチンコ機における遊技盤の遊技領域に遊技球を発射する遊技球発射手段を操作するための遊技球発射操作手段等である。また、パチスロ遊技機、パチンコ機等を含む遊技機において、上記以外のレバー、ボタン、スイッチ等、遊技中に遊技者が操作が可能であれば何でも良い。パチスロ遊技機、ビデオスロット、ビデオポーカ等の遊技開始指令手段とは、スタートレバー、スタートスイッチ、スタートボタン、スピンボタン、ベットスイッチ、ベットボタン等であり、パチンコ機等の遊技開始指令手段とは、遊技盤面に設けられた所定の図柄始動口を適用しても良い。遊技球が通過、入賞または入球することで、所定の図柄の変動を開始する入賞口、ゲートまたは入球口であれば何でも良い。遊技者のニーズに合わせた操作が可能で、音の誤認による遊技者等のストレスを回避することができる場合がある。
【0027】
遊技結果表示手段とは、上記遊技情報報知手段として例示した報知装置と同様の機能を有する報知装置から構成されていれば良く、この遊技結果表示手段に表示される遊技結果とは、例えば、特定文字の表示(「大当たり」等)、特定図柄の表示(「3」、「7」等)、特定図柄の組み合わせの表示(「777」、「776」等)、遊技開始指令手段の操作に応じて表示されるものであり、静止画像、動画像、あるいはこれらの組合せとして表示される。弾球遊技機の場合の遊技結果は、遊技盤に設けられた所定の入賞口に遊技球またはコインなどの遊技媒体が入球または通過した場合に表示されるものも含める。具体的には特別図柄表示装置、普通図柄表示手段、特別図柄表示手段、確率変動判定図柄表示手段、所定の領域へ遊技球を誘導するか否かを判定する図柄表示手段等、遊技状態を報知する図柄表示手段や演出図柄表示手段等でも良い。遊技結果表示手段が上記遊技情報報知手段を兼ねるように構成されていても良い。そのようにするとコスト的に有利な場合や、遊技者が様々な方向に視線を向けて遊技内容・遊技結果・遊技情報等を確認する必要も無くなる場合があり、非常に好適な場合がある。
【0028】
また、上記各手段の動作は、所定の抽選結果に基づいて行われるように構成することができる場合がある。さらに、前記各手段の動作状態は、店員の操作、遊技者の操作、及び営業員の操作等に基づいて設定できるように構成しても良い場合がある。
【0029】
また、現在主流のパチンコ機を補足的に説明すると、現在主流のパチンコ機は発射装置(図示せず)により遊技球を発射して遊技を行うための遊技盤を備えている。この遊技盤には、ガイドレールで囲まれた略円形の遊技部を備えており、遊技部内には、複数の障害釘や風車等の障害部材を配設するとともに、複数の特別図柄を変動表示するための特別図柄表示装置として機能する画像表示装置と、赤及び緑の2個の普通図柄表示LEDを内蔵する普通図柄表示装置と、複数の入賞口と、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技部内から排出するためのアウトロとを備えている。
【0030】
また、遊技球の入賞を条件として画像表示装置における図柄の変動表示を開始させるための特別図柄始動口(特別図柄始動ゲート)と、遊技球の通過を条件として、普通図柄表示装置の変動表示を開始させるための普通図柄始動口(普通図柄始動ゲート)とを備えている。また、特別図柄表示装置における図柄の停止表示態様が所定の賞態様を構成した場合に、所定時問及び所定回数だけ遊技球を受け入れ易い状態(例えば、大当たり状態、中当たり状態、小当たり状態等)に切り換えられる大入賞口を備えている。
【0031】
また、普通図柄表示装置に所定の表示結果が表示されると、特別図柄始動口を開放または拡大させる(例えば、当たり状態等)。なお、上記特別図柄が特定図柄(確率変動図柄)である場合には、当該特別遊技(例えば、大当り状態、中当り状態、小当り状態等)が終了した後の遊技において、特別遊技(例えば、大当り状態、中当り状態、小当り状態等)となる確率が高くなる、いわゆる確率変動遊技が行なわれる。この特定図柄(確率変動図柄)としては、例えば、「0」〜「11」の数字により表現される「大当たり」図柄のうちの奇数の図柄が特定図柄(確率変動図柄)となる。
【0032】
次に、上述した本発明に係る遊技機の具体例について説明する。
【0033】
図1は、本発明に係る遊技機の一例であるパチスロ遊技機を示す斜視図である。このパチスロ遊技機1は、前面に開閉可能な前面扉2を有する筐体3を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より上部に、表示窓4を設け、表示窓4には、筐体3の内部に配置した遊技結果を表示する3個のリール5a〜5cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4の周辺には、各表示窓4を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6a〜6eが施されている。この入賞ライン表示6a〜6eは、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本からなっている。また、各入賞ライン表示6a〜6eの左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜7eが設けられている。
【0034】
なお、1つの表示窓4内に3個のリール5a〜5cを配置しているが、各リール5a〜5cに対応してそれぞれ表示窓4を設けても良い。また、有効となる入賞ラインを5本としているが、有効となる入賞ラインは、7本、9本等の任意の数であっても良い。また、入賞ライン表示6a〜6eの右端側には、再遊技の入賞時に点灯する再遊技表示ランプ8、前回のリール回転が開始してから次回のリール回転の開始を許可するまでの待機時間を表示するための遊技停止表示ランプ9、入賞が発生した旨を表示するための入賞表示ランプ10、スタートスイッチ22が有効化されている旨を表示するための遊技開始表示ランプ11、遊技メダルの投入が許可されている旨を表示するための遊技メダル投入ランプ12が設けられている。
【0035】
上記した表示窓4a〜4cの下方の前面扉2の前面には、そのほぼ中央に、遊技情報を表示し、さらにビッグボーナス入賞を示す「ビッグボーナス」等の特定の文字情報、ビッグボーナスが入賞する以前にビッグボーナスが複数の役から1または複数の所定の役を当選役として決定する当選役決定手段が特定の役を当選役として決定したことを示す「ビッグボーナス確定」等の特定の文字情報、当選役決定手段が特定の役を当選役として決定したことを事前に示す特定のキャラクタ(演出動作)表示等の告知演出表示等の遊技結果を表示する画像表示部13が設けられている。この画像表示部13は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ、CRTディスプレイ、ドットマトリクス表示器等からなり、各遊技情報を画像情報として表示することができる場合がある。なお、リール5a〜5cと画像表示部13を別個の装置として構成したが、所定の表示装置(例えば、17インチ程度のCRTディスプレイ等)を用いて両者を同一の表示装置内に表示するようにしても良い。その場合、リール5a〜5cとして、CRT上に擬似的なリールを表示することにより対応することができる場合がある。
【0036】
また、画像表示部13の右側には、遊技に供する遊技メダルを1数ずつ投入するためのメダル投入口16と、遊技に供する遊技メダルを複数枚同時に投入するための一括メダル投入口17が設けられており、画像表示部13の左側には、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するための第1ベットスイッチ18と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを2枚投入するための第2ベットスイッチ19と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数(本実施形態では3枚)まで投入するためのマックスベットスイッチ20が設けられている。
【0037】
また、画像表示部13の上部両側には、遊技者を含む周辺の音を集音することができる所定個数(1または複数。例えば、2つ)のマイクロフォン14、15が配設されている。これらマイクロフォン14、15からの出力を校正する店員や営業員等が操作できるように設けられた図示しないマイクロフォン校正操作部(例えば、筐体の内部に設けられたボタン、前面扉2を解錠し、開放しなければ操作が不可能な位置に設けられたボタン、ダイアル等)が備えられている。なお、音源位置をさらに高精度に特定するために、マイクロフォンを3つ以上配設しても良い。ここでマイクロフォンは、単一指向性を有していると、音源位置の特定に好適な場合がある。
【0038】
なお、図示しないが、パチスロ遊技機1にカードユニットを付帯して設け、プリペイドカード等の有価媒体を挿入して遊技メダルの貸出操作を行うことで、パチスロ遊技機1内に遊技メダルを投入するのと同様にしてクレジット部にクレジット可能なカード式パチスロ遊技機としても良い。また、パチスロ遊技機1にカードユニットを付帯して設けることにより、遊技メダルの貸出操作によって、パチスロ遊技機本体のホッパを作動させて、所定枚数の遊技メダルをメダル受皿24に貸し出すようにしたカード式パチスロ遊技機としても良い。
【0039】
上記した画像表示部13等の下方に位置する前面扉2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ21と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ22と、各リール5a〜5cに個別に対応して各リール5a〜5cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ23a〜23cが設けられている。
【0040】
また、前面扉2の下部には、賞媒体として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿24が設けられており、メダル受皿24に臨むようにして、メダル払出口25が設けられている。また、メダル受皿24の上方に位置する前面扉2の前面には、左右一対の透音孔26、26が設けられており、筐体3の内部には各透音孔26、26に臨むようにしてそれぞれスピーカ27、27が設けられている。
【0041】
また、筐体3の正面上部には、入賞に対して支払われる配当遊技メダルの枚数を表示した配当表示部28が設けられており、配当表示部28の上方には、複数の装飾ランプ(図示せず)を配置した装飾部29が設けられている。この装飾部29は、左右方向に複数の区画(例えば、8個の区画)に区切られており、各区画内にそれぞれ装飾ランプを配設してあり、遊技状態に合わせて、例えば、特定の役が入賞したこと、当選役決定手段が特定の役を当選役として決定したことを入賞する以前に遊技結果として、または所定の演出効果を狙ってこれらの装飾ランプを点灯したり点滅させることにより、遊技の楽しさを高めることができる場合があるようになっている。
【0042】
また、一括メダル投入口17の右側に位置する前面扉2には、前面扉2の開閉を行うとともに、打ち止め処理後に遊技を再開させるためのドアキー30が設けられている。このドアキー30は、筐体3内に設けられた打ち止め解除スイッチ31(図2参照)に連動しており、鍵を差し込んで右に回すことにより前面扉2を開くことができる場合があり、鍵を差し込んで左に回すことにより打ち止め解除スイッチ31をオンとして打ち止めを解除することができる場合がある。
【0043】
上記した筐体3の内部には、表示窓4に外周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜5cを回転可能に配置し、メダル払出口19に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ32(図2参照)が配置されている。また、筐体3の内部には、パチスロ遊技機1を電気的に制御するための制御装置33(図2参照)が設けられている。
【0044】
上記した各リール5a〜5cの外周表面には、複数種類の図柄が所定間隔で表示された透光性を有するリールテープが貼り付けられている。図柄の種類は、例えば、「7」、「BAR」、「スイカ」、「チェリー」、「プラム」等であり、各リール5a〜5c毎にそれぞれ所定個数(例えば、21個)の図柄が表示されている。なお、図柄の種類及び各リール5a〜5cに表示する図柄の個数は、適宜変更して実施することができる場合がある。例えば、図柄の種類は、上述したものの他に「ベル」、「オレンジ」、「人物」、「動物」、「魚」、「JAC」等を使用することができる場合があり、さらに各図柄毎に複数種類の彩色を施して図柄を区別するようにしても良い。
【0045】
また、各リール5a〜5cの内部には、表示窓4を通して視認される図柄をリール5a〜5cの内面側から透過照明するためのバックランプ34(図2参照)が、それぞれ縦並びに3個ずつ設けられている。このバックランプ34を点灯することにより、各リール5a〜5cを内面から照明して、有効となる入賞ライン上に停止表示される図柄を強調表示することができる場合がある。
【0046】
上記したパチスロ遊技機1で遊技を行うには、先ず、実際にメダル投入口16に遊技メダルを投入するか、いずれかのベットスイッチ18、19、20を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜7eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0047】
次に、遊技者がスタートスイッチ22を操作すると各リール5a〜5cが一斉に回転を開始し、リール5a〜5cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4内を上下に移動表示される。そして、リール5a〜5cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ23a〜23cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ23a〜23cを操作すると、対応するリール5a〜5cの回転がそれぞれ停止する。
【0048】
ここで、有効となった入賞ライン上に遊技結果として停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。なお、入賞態様を構成するか否かは、制御装置33において当選役決定手段が抽選を行い、抽選結果が入賞態様の構成を許可したか否かによって決まる。すなわち、抽選結果がいずれかの入賞態様の構成を許可した場合には、当該入賞態様となるようにリール5a〜5cが停止制御される。一方、抽選結果がいずれの入賞態様の構成をも許可していない場合には、入賞態様とならないようにリール5a〜5cが停止制御される。
【0049】
予め定めた入賞態様には、一般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様がある。さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナス・ゲームの入賞態様とレギュラーボーナス・ゲームの入賞態様とがある。また、他の入賞態様として、チャレンジタイムの遊技を開始させるための入賞態様がある。
【0050】
一般的な入賞態様は、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等であり、所定枚数、例えば、2枚〜10枚の遊技メダルが払い出される。この例では、停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となった場合に10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等に2枚の遊技メダルが払い出される。さらにこの他にも、再遊技の入賞態様が設定されており、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「プラム」「プラム」「プラム」となった場合に、直前の遊技と同様の条件により再遊技を行うことができる場合がある。
【0051】
上記したビッグボーナス・ゲームの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「7」「7」「7」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば、15枚の遊技メダルが払い出された後、さらに、一般遊技と比較して多くのメダルを獲得でき遊技者にとって有利なビッグボーナス・ゲームを行うことができる場合がある。
【0052】
このビッグボーナス・ゲームでは、一般遊技とほぼ同様の遊技を最大30回まで行うことができる場合があり、このビッグボーナス・ゲームにおける一般遊技中に、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが「スイカ」「スイカ」「スイカ」となると、10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示されると、2枚の遊技メダルが払い出され、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが特定入賞態様である「プラム」「プラム」「プラム」となると、5枚の遊技メダルが払い出されるとともに最大3回のJACゲームを行うことができる場合がある。
【0053】
なお、ビッグボーナス・ゲームにおける一般遊技は、再遊技の入賞態様がないことと、特別遊技の開始条件となる特別入賞態様に代えてJACゲームに移行するための特定入賞態様があることを除いては、入賞態様を構成する停止図柄の組み合わせや、入賞態様を構成した場合に払い出される遊技メダル数等において、ビッグボーナス・ゲーム中以外に行われる一般遊技とほぼ同様の条件で遊技が行われる。
【0054】
JACゲームでは、所定枚数、例えば、1枚の遊技メダルを投入してスタートスイッチ22を操作し、リール5a〜5cの回転を開始させた後、各ストップスイッチ23a〜23cを操作して各リール5a〜5cの回転を停止させる。そして、停止図柄の組み合わせが所定の組み合わせ、例えば、「プラム」「プラム」「プラム」となった場合に、所定枚数、例えば、15枚の遊技メダルが払い出される。
【0055】
このJACゲームでは、最大ゲーム回数と最大入賞回数が制限されており、例えば、上記したゲームが、最大ゲーム回数である12回行われるか、または、上記した入賞が、最大入賞回数である8回に達するとJACゲームが終了する。また、上述したビッグボーナス・ゲームの他に、いわゆるレギュラーボーナス・ゲームと称される特別遊技の入賞態様がある。
【0056】
レギュラーボーナス・ゲームの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「BAR」「BAR」「BAR」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば、15枚のメダルが払い出された後、さらに、レギュラーボーナス・ゲームを行うことができる場合がある。このレギュラーボーナス・ゲームは、上述したビッグボーナス・ゲームと比較して獲得できる利益が少なくなっており、例えば、上述したJACゲームを最大1回行うことができる場合があるようになっている。
【0057】
この他に、チャレンジタイムと称される遊技態様がある。チャレンジタイムとは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、赤色の「7」「7」「7」となってビッグボーナス・ゲームが行われた後、このビッグボーナス・ゲームが終了したことを開始条件として行われるゲームである。このチャレンジタイムの遊技では、抽選結果がリプレイ及びビッグボーナス・ゲームの入賞を許可した場合以外には、リール5a〜5cの乱数抽選に基づいた停止制御を行わない。したがって、チャレンジタイムの遊技中には、いわゆる目押し技術を駆使しなければリプレイ及びビッグボーナス・ゲーム以外の入賞態様を構成させることが困難となる。このため、遊技に熟練した遊技者にとっては遊技の楽しさを最大限に引き出すことができる場合がある。
【0058】
このチャレンジタイムの遊技では、遊技メダルの最大純増枚数と、最大遊技回数と、終了となる抽選結果が設定されており、いずれかの終了条件を満足するとチャレンジタイムの遊技が終了する。すなわち、例えば、獲得した遊技メダルの枚数から遊技に供した遊技メダルの枚数を差し引いた純増枚数が200枚を超えるか、遊技回数が99回を超えるか、ビッグボーナス・ゲームに当選するとチャレンジタイムの遊技が終了する。
【0059】
図2は、図1に示すパチスロ遊技機1における筐体3内に設けられた制御装置33とその周辺部を示すブロック図である。この制御装置33は、上述した一連の遊技動作を制御する装置であり、CPU35、ROM36、RAM37、CP∪35の動作クロック信号を生成するためのクロック回路38、ビッグボーナス・ゲームの発生確率を殻定するための確率設定部39を備えている。
【0060】
上記ROM36には、パチスロ遊技機1の遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための入賞確率テーブル等のデータが記憶されており、シーケンスプログラムに基づいてCPU35等が動作することによりパチスロ遊技機1における遊技が制御される。さらに、例えば、遊技場におけるバックグラウンドミュージック、空調音、喧騒等のノイズパターンのデータが記憶されている。
【0061】
上記クロック回路38は、所定周波数の基準クロックを発生するためのクロックパルス発生器40と、基準クロック信号を分周することによりCPU35の動作クロック信号を生成するための分周器41を備えている。上記確率設定部39は、CP∪35の制御に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器42と、乱数発生器42で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出してCPU35へ送信するための乱数サンプリング回路43を備えている。また、この確率設定部39には、ビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定するための確率設定スイッチ44が接続されている。
【0062】
上記CPU35に備えられた複数の1/Oポートには、メダル投入口16、17から投入された遊技メダルを検出するためのメダルセンサ45、第1ベットスイッチ18、第2ベットスイッチ19、マックスベットスイッチ20、C/Pスイッチ21、スタートスイッチ22、打ち止め処理を行うか否かを切り替えるための打ち止め設定スイッチ46、打ち止めを解除するための打ち止め解除スイッチ31、モータ駆動回路47、リール位置検出回路48、リール停止信号回路49、ホッパ駆動回路50、払出完了信号回路51、画像表示駆動回路52、スピーカ駆動回路53、ランプ駆動回路54、音解析回路58が接続されている。
【0063】
以下、上記各回路について詳しく説明する。上記モータ駆動回路47には、リール5a〜5cを回転駆動するためのステッピングモータ55a〜55cが接続されており、モータ駆動回路47は、CPU35の制御に基づいて各ステッピングモータ55a〜55cへ駆動パルスを供給あるいは供給停止することにより、各リール5a〜5cの回転を開始させたり停止させたりする。
【0064】
上記リール位置検出回路48には、リール5a〜5cの回転位置を検出するための光学センサ等からなる位置検出センサ(図示せず)が設けられており、この位置検出センサで検出されたリール5a〜5cの位置検出信号がCP∪35へ送信される。上記リール停止信号回路49には、ストップスイッチ23a〜23cが接続されており、リール停止信号回路49は、遊技者によりストップスイッチ23a〜23cが操作されると、これを検知してストップスイッチ検出信号がCPU35へ送信される。上記ホッパ駆動回路50には、遊技メダルを貯留するためのホッパ32が接続されている。
【0065】
上記払出完了信号回路51には、メダル貯留部56及びメダル検出部57が接続されている。メダル貯留部56は、メダル投入口16や一括メダル投入口17から投入された遊技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで遊技メダルを貯留記憶することができる場合がある。この最大許容貯留数は、例えば、50枚となっており、50枚までの遊技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた遊技メダルは、実際にホッパ32からメダル受皿24に払い出される。また、実際に払い出される遊技メダルは、メダル検出部57により、ホッパ32からメダル受皿24に払い出される際に計数される。そして、入賞時の遊技メダルの払出動作において、メダル貯留部56に加算記憶される加算値、あるいはメダル検出部57における計数値が所定の払出枚数に達すると、払出完了信号回路51からCP∪35に対し払出完了信号が送信される。
【0066】
上記画像表示駆動回路52には、画像表示部13が接続されており、画像表示駆動回路52は、CPU35の制御に基づいて画像表示部13における画像表示を行う。上記スピーカ駆動回路53には、効果音等を発生するためのスピーカ27が接続されており、上記ランプ駆動回路54には、表示窓4を通して視認される図柄をリール5a〜5cの内面側から透過照明するためのバックランプ34が接続されている。
【0067】
上記音解析回路58には、マイクロフォン14、15が接続されており、音解析回路58は、マイクロフォン14、15からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去して、遊技者等の発生する音から特定の特徴を抽出し、音源が遊技者か遊技者以外かを識別し、制御指令信号を出力する。そして、CPU35の制御に基づいて特定の遊技情報を画像表示駆動回路52及びスピーカ駆動回路53を介して画像表示部13及びスピーカ27から報知させる。
【0068】
また、入賞態様や特別入賞態様の発生も、制御装置33により制御されている。すなわち、遊技場と遊技者の利益の公平を図るとともに、遊技の楽しさを増加させるために、ストップスイッチ23a〜23cの操作のみに基づいてリール5a〜5cを停止させず、予め制御装置33において特別遊技の発生を許可するか否かの抽選を行い、抽選結果が特別遊技の発生を許可した場合にのみ、停止図柄の組み合わせが特別入賞態様となるように各リール5a〜5cの停止制御を行っている。
【0069】
例えば、抽選結果が特別遊技の発生を許可している場合には、ストップスイッチ23a〜23cの操作タイミングが、特別入賞態様となる図柄が停止表示されるタイミングから若干ずれている場合であっても、いわゆる「引き込み」と称されるリール5a〜5cの回転制御を行うことにより、停止図柄の組み合わせが特別入賞態様となるように各リール5a〜5cを停止させている。一方、抽選結果が特別遊技の発生を許可していない場合には、特別入賞態様となる図柄が停止表示されるタイミングでストップスイッチ23a〜23cが操作された場合であっても、いわゆる「すべり」と称されるリール5a〜5cの回転制御を行うことにより、停止図柄の組み合わせが特別入賞態様とならないように各リール5a〜5cを停止させている。また、一般の入賞態様について同様の制御を行うこともできる場合がある。
【0070】
図3は、図1に示すパチスロ遊技機1における遊技情報の報知手順の一例を示すフローチャートである。マイクロフォン14、15は、例えば、図4(A)に示すような、遊技者を含む周辺で発生する音を集音したら(ステップS1)、その集音信号を音解析回路58に入力する。音解析回路58は、図4(A)に示す矢印部分の個所の集音信号を、所定の形式(例えば、PCM形式等)に変換して第1音パターンとして音解析回路58のRAMに記憶する(ステップS2)。この第1音パターンには、遊技者の声または店員等の遊技者以外の音が含まれている。
【0071】
そして、音解析回路58は、例えば、図4(B)に示すような、予め音解析回路58のROMに記憶されている遊技状態等に応じたノイズパターンを選択して読み出し(ステップS3)、第1音パターンからそのノイズパターン(例えば、遊技状態が「遊技中以外」であるノイズパターン番号「1」)を除去して、例えば、図4(C)に示すような音を示す第2音パターンを生成し、所定の形式(例えば、PCM形式等)に変換して音解析回路58のRAMに記憶する(ステップS4)。このノイズパターンは、例えば、複数の遊技場におけるバックグラウンドミュージック、空調音、喧騒等をサンプリングして平均化することにより作成することができる場合がある。そして、この第2音パターンは、遊技場におけるバックグラウンドミュージック、空調音、喧騒等が除かれた音となる。
【0072】
音解析回路58は、生成した第2音パターンから特定の特徴を抽出する(ステップS5)。この第2音パターンが、例えば、図5(A)に示す「リーチ目って、どんなん」という遊技者の声を示す音パターンである場合、その特徴は、日本語及び大阪弁であることを抽出する。そして、音解析回路58は、抽出した特徴や音源位置等から音源が遊技者であるか否かを識別する(ステップS6)。
【0073】
この場合、音解析回路58は、音源が遊技者であると認識するので、遊技者であることや抽出した特徴や音源位置等に基づいて制御指令信号をCPU35に出力する。CPU35は、入力した制御指令信号にしたがって画像表示駆動回路52及びスピーカ駆動回路53等を介して画像表示部13及びスピーカ27等を駆動し、遊技者に対応した遊技情報を報知させる(ステップS7)。この遊技情報は、例えば、図5(B)に示す日本語及び大阪弁を話すキャラクタとその「こんなん」という言葉が入った吹き出しと具体的なリーチ目でなり、画像表示部13に表示されるとともにスピーカからも日本語及び大阪弁で「リーチ目はこんなん」と遊技情報が音で発せられる。
【0074】
一方、音解析回路58は、音源が遊技者以外であると認識したときは、遊技者以外であることや抽出した特徴や音源位置等に基づいて制御指令信号をCPU35に出力する。CPU35は、入力した制御指令信号にしたがって画像表示駆動回路52及びスピーカ駆動回路53等を介して画像表示部13及びスピーカ27等を駆動し、遊技者以外に対応した遊技情報を報知させる(ステップS8)。
【0075】
本発明の変更形態としては、所定の表示装置は、前述の遊技情報報知手段として例示した報知装置等と同様の機能を有する報知装置等から構成されていれば何でも良い。音解析手段は、CPU35、ROM36等に記憶されたプログラム、RAM37等によって実現されていても良い。ノイズ除去手段は、集音手段からの集音信号に含まれる所定の音情報を除去するものであれば何でも良く、例えば、集音信号の音圧レベル情報を一律的に下げるようなものも含んでも良い。
【0076】
音発生促進報知手段が、特定特徴抽出手段によって抽出された特徴に対応した音の発生を促す報知を行うようにしても良い。例えば、集音信号から特定特徴抽出手段によって「日本語」という特徴を抽出した場合は、それ以降に音発生促進報知手段は「日本語」で音の発生を促す報知を行うようにしても良い。そうすることで、遊技者に親しみを持たせることが可能な場合があり、また、コミュニケーションも促進され、報知内容が理解できずに遊技者、店員等がゲーム性の把握ミス、遊技状態の把握ミス、操作ミス等の不愉快な感覚や、イライラ感を与えたりといった不具合が発生しにくくなる場合がある。
【0077】
レギュラーボーナスを当選役とするか否かを決定する主制御手段を設けた基板とは別体の基板だけに、音解析回路58等を設けても良い。そうすることで、重要な制御を行う主制御手段を設けた基板の制御負荷を低減させることが可能になり、非常に好適な場合がある。ここで、別体の基板は、主制御基板からの制御信号に基づいて動画像を表示する画像表示装置を制御する画像制御基板であっても良いし、主制御基板からの制御信号に基づいて音を発生する音発生手段を制御する音制御基板であっても良いし、主制御基板からの制御信号に基づいて1または複数のランプ(LED等も含む)の点灯、点滅、消灯等を制御するランプ制御手段を設けたランプ制御基板等、何でも良い。主制御基板以外の複数の基板に、音解析回路58等を設けても同等の効果を期待できる場合がある。
【0078】
レギュラーボーナスを当選役とするか否かを決定する主制御手段を設けた基板だけに、音解析回路58等を設けても良い。そうすることで、主に高度な演出制御を行っている演出制御手段を設けた、主制御基板以外の演出制御基板の制御負荷を低減させることが可能になり、非常に好適な場合がある。演出制御手段は、上記の画像制御基板で、ランプ制御基板、音制御基板等であっても良い。集音手段14、15は、マイクロフォンを例示したが、音を集音できれば、それに限らず何でも良い。音解析手段からの制御指令信号に基づいて、所定の遊技結果を表示するようにしても良い。例えば、遊技者の「リール停止」という声によって、遊技結果表示手段であるリールが停止するように構成しても良い。このようにすると、非常に新規性のある遊技が可能になり、遊技の幅が非常に広がる場合がある。
【0079】
なお、本発明は、遊技者による操作により遊技が可能な遊技機であって、
前記遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、
前記集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、
前記音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを有し、
前記音解析手段は、前記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えているので、
遊技者周辺の音に応じた遊技情報が任意の方法(例えば、音、動画像、静止画像、光等)で報知されるので、従来のように遊技機に設けられた機械的な操作手段のみにより遊技情報を確認する場合に較べ、気楽に遊技情報の確認ができる場合がある。また、ノイズ除去手段を備えているので、様々な音から遊技情報を報知させるのに必要な音を入力として抽出することが可能になり、遊技情報の報知に必要な音以外の音のために遊技情報の報知がされない、または、適切でない遊技情報が報知されるといった不具合が発生しにくくなり、遊技情報の報知を確認する遊技者、店員等に不愉快な感覚や、イライラ感を与えたり、遊技情報の把握が遅れるといったことを防ぐことができる場合があり、非常に好適な場合がある。
【0080】
また、前記遊技者による操作が可能に設けられた操作手段を備え、当該操作手段から前記遊技情報報知手段に対して特定の遊技情報を報知するように指令するようにしているので、
遊技者による操作が可能な任意の操作部が操作されたことによっても、遊技情報が報知されるので、集音手段、音解析手段が故障した場合等であっても、遊技情報の確認が可能な場合があり、非常に好適な場合がある。また、音により遊技情報の報知を行わず、上記操作部の操作によって遊技情報を確認したい遊技者にも対応でき、複数の遊技者等のニーズに合った遊技機にできる場合がある。
【0081】
また、前記音解析手段は、前記遊技者の発生する音から特定の特徴を抽出する特定特徴抽出手段を有し、抽出した特徴に対応した前記制御指令信号を出力するようにしているので、
日本語または特定の外国語(例えば、英語、フランス語等)しか明確に理解できない遊技者、店員等に正確に遊技情報を伝えることができ、遊技者、店員等にゲーム性の把握ミス、遊技状態の把握ミス、操作ミス等の不愉快な感覚や、イライラ感を与えたり、遊技情報の把握が遅れるといったことを防ぐことができる場合があり、非常に好適な場合がある。
【0082】
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、
集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、
音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを有し、
音解析手段は、集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えている点に特徴があるが、集音手段、音解析手段、遊技情報報知手段等の各手段の具体的構成等は、適宜設計変更可能である。
【0083】
なお、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
【0084】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、遊技者による操作により遊技が可能な遊技機であって、前記遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、前記集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、前記音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを有し、前記音解析手段は、前記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えているので、遊技者を含む周辺で発生する音に応じた適切な遊技情報を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一例であるパチスロ遊技機を示す斜視図である。
【図2】図1に示すパチスロ遊技機における筐体内に設けられた制御装置とその周辺部を示すブロック図である。
【図3】図1に示すパチスロ遊技機における遊技情報の報知手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図3の遊技情報の報知手順を説明するための第1の図である。
【図5】図3の遊技情報の報知手順を説明するための第2の図である。
【符号の説明】
1 パチスロ遊技機
2 前面扉
3 筐体
4 表示窓
5a、5b、5c リール
6a、6b、6c、6d、6e 入賞ライン表示
7a、7b、7c、7d、7e 有効ライン表示ランプ
8 再遊技表示ランプ
9 遊技停止表示ランプ
10 入賞表示ランプ
11 遊技開始表示ランプ
12 遊技メダル投入ランプ
13 画像表示部
14、15 マイクロフォン
16 メダル投入口
17 一括メダル投入口
18 第1ベットスイッチ
19 第2ベットスイッチ
20 マックスベットスイッチ
21 C/Pスイッチ
22 スタートスイッチ
23a、23b、23c ストップスイッチ
24 メダル受皿
25 メダル払出口
26 透音孔
27 スピーカ
28 配当表示部
29 装飾部
30 ドアキー
31 打ち止め解除スイッチ
32 ホッパ
33 制御装置
34 バックランプ
35 CPU
36 ROM
37 RAM
38 クロック回路
39 確立設定部
40 クロックパルス発生器
41 分周器
42 乱数発生器
43 乱数サンプリング回路
44 確率設定スイッチ
45 メダルセンサ
46 打ち止め設定スイッチ
47 モータ駆動回路
48 リール位置検出回路
49 リール停止信号回路
50 ホッパ駆動回路
51 払出完了信号回路
52 画像表示駆動回路
53 スピーカ駆動回路
54 ランプ駆動回路
55a、55b、55c ステッピングモータ
56 メダル貯留部
57 メダル検出部
58 音解析回路

Claims (5)

  1. 遊技者による操作により遊技が可能な遊技機であって、
    前記遊技者を含む周辺で発生する音を集音する集音手段と、
    前記集音手段からの集音信号を解析する音解析手段と、
    前記音解析手段からの制御指令信号に基づいて特定の遊技情報を報知する遊技情報報知手段とを有し、
    前記音解析手段は、前記集音手段からの集音信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技者による操作が可能に設けられた操作手段を備え、当該操作手段から前記遊技情報報知手段に対して特定の遊技情報を報知するように指令することが可能なことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記音解析手段は、前記遊技者の発生する音から特定の特徴を抽出する特定特徴抽出手段を有し、抽出した特徴に対応した前記制御指令信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記集音手段は、複数備えられており、前記音解析手段は、各集音手段からの集音信号により音源位置を特定するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記集音手段は、単一指向性を有し、前記音解析手段は、当該集音手段からの集音信号により音源位置を特定するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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